JPH08214234A - テレビジョンセットのスピーカシステム - Google Patents

テレビジョンセットのスピーカシステム

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JPH08214234A
JPH08214234A JP7018179A JP1817995A JPH08214234A JP H08214234 A JPH08214234 A JP H08214234A JP 7018179 A JP7018179 A JP 7018179A JP 1817995 A JP1817995 A JP 1817995A JP H08214234 A JPH08214234 A JP H08214234A
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斎 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステレオセパレーションに優れ、立体感のあ
る音を再生することができるテレビジョンセットのスピ
ーカシステムを提供すること。 【構成】 フロントスピーカ14,15から正面方向の
音Aに加えて、側面スピーカ20,21の各スピーカに
ついて、スピーカ振動板の片面部の前方に相対して音B
をテレビジョンセット11の正面方向に放射するための
略半円錐形状の反射部材24,25を備える一方、反射
部材24,25が相対していないスピーカ振動板のもう
一方の片面部からの放射音Cをそのままテレビジョンセ
ット11の側面に放射する構成としたので、左側のスピ
ーカ14と20に同一の左信号を入れ、右側のスピーカ
15と21に同一の右信号を入れた場合、左,右につ
き、同一信号を3つの音放射部から放射することにな
り、左右の音のセパレーション性能の向上と共に、音に
奥行感、広がり感、立体感を生じさせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョンセットのス
ピーカシステムに係り、特にステレオセパレーションに
優れ立体感のある音を再生することを目的としたテレビ
ジョンセットのスピーカシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョンセットの音声方式の
殆どはステレオ方式であり、左右のセパレーションの良
い音質を楽しむことができるようになっている。
【0003】しかしながら、一般に、テレビジョンセッ
トにおけるスピーカの配置場所は、ブラウン管の設置ス
ペースに多くのスペースを取られるため、スピーカの配
置される場所はブラウン管画面の両サイド或いは上部又
は下部の両サイドに配置されることが多い。
【0004】そのため、テレビジョンセットの横幅寸法
の短いことと、上述したスピーカの設置スペースの関係
で、左右のスピーカ間の距離がとれず、左右のステレオ
セパレーション(左右の分離特性)が著しく悪化し、左
右の移動感、広がり感、左右セパレーション性能がステ
レオ音響システムなどと比較しても悪い状態であった。
【0005】また、左右のセパレーション性能を改善す
るため、従来、図8の如く、テレビジョンセット1のキ
ャビネット2の左右両側面部にそれぞれ、左右のスピー
カ3,4を配置する形態のテレビジョンセットもあっ
た。図8で、(a) は斜視図、(b) はその正面図であり、
左右のスピーカ3,4の前方には音放射用のネット部が
配設されている。
【0006】図8のテレビジョンセットでは、左右の広
がり感は改善されるが、テレビジョンセットの正面で音
を聞いた場合は、直接音が聞こえないため、不明瞭な音
質になっていた。また、正面から左右どちらか片方に寄
った場所で音を聞いた場合は、左側で聞いた人は左側の
音しか聞こえず、また右側で聞いた人は右側の音しか聞
こえないため、左右の音声信号が異なるステレオ音声の
再生音として聞こえない等の問題があった。
【0007】しかしながら、テレビジョンセットの大型
化、横長ワイド化が進むに従い、これらの問題を改善す
べく、種々の改善方式が具体化、商品化されてきてい
る。
【0008】図9に、他の従来例のテレビジョンセット
のスピーカシステムを示す。本システムは、本出願人が
平成5年3月29日に特許出願した特願平5−7016
9号明細書に記載されている。
【0009】図9において、テレビジョンセット1の正
面方向に音を放射するためのフロント用スピーカユニッ
ト5,6を正面左右に配設すると共に、テレビジョンセ
ット1の上面部左右にテレビジョンセットの斜め前方に
音を放射するための方向性反射部材7a,8aを有した
反射型方向性強調スピーカ7,8を配設しており、フロ
ント用スピーカユニット5,6が設置されているだけの
ものに比較して、立体的な音場再生が可能となり、音
質、性能は大幅に向上する。
【0010】しかしながら、図9のシステムの場合、テ
レビジョンセット1の斜め前方に音を放射するために、
上面部左右に配置された反射型方向性強調スピーカ7,
8の音放射用開口部を、キャビネット2のフロントキャ
ビネット上端部より上に位置するよう設計する必要があ
って意匠が制限されたり、テレビジョンセットの上面部
にVTRなどの商品を設置しにくくなったりするという
ことがあった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来のシ
ステムでは、聞く位置によってステレオ音声が再生音と
して聞き取りにくかったり、或いは音質,性能とも優れ
たシステムであるが、外観上好ましいとは言えないとい
う問題があった。
【0012】そこで、本発明は上記の問題に鑑み、ステ
レオセパレーションに優れ、立体感のある音を再生する
ことができるテレビジョンセットのスピーカシステムを
提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
るテレビジョンセットのスピーカシステムは、テレビジ
ョンセットの内部に配設される第1のスピーカと、この
第1のスピーカの振動板の前面部に放音した音を前記テ
レビジョンセットの正面方向に導いて放射する音響導波
管と、前記テレビジョンセットの側面でかつ音放射位置
が前記第1のスピーカの音放射位置に対して前後及び上
下に異なった位置に配設され、前記側面の前面に音を放
射拡散するための略円錐形状を有した反射部材を備え、
前記テレビジョンセットの前方に音を放射する第2のス
ピーカとを具備したことを特徴とする。
【0014】請求項2記載の発明によるテレビジョンセ
ットのスピーカシステムは、テレビジョンセットの前面
に設けられ、正面方向に音を放射する第1のスピーカ
と、前記テレビジョンセットの側面でかつ音放射位置が
前記第1のスピーカの音放射位置に対して前後及び上下
に異なった位置に設けられ、前記側面の前面に音を放射
拡散するための略円錐形状を有した反射部材を備え、前
記テレビジョンセットの前方に音を放射する第2のスピ
ーカとを具備したことを特徴とする。
【0015】請求項3記載の発明によるテレビジョンセ
ットのスピーカシステムは、テレビジョンセットの内部
に配設される第1のスピーカと、この第1のスピーカの
振動板の前面部に放音した音を前記テレビジョンセット
の正面方向に導いて放射する音響導波管と、前記テレビ
ジョンセットの側面に設けられ、振動板の片面部の前方
に相対して音を前記テレビジョンセットの前方に放射す
るための反射部材を備える一方、前記反射部材が相対し
ていない振動板の片面部からの放射音をそのまま前記テ
レビジョンセット側面に放射する第2のスピーカとを具
備したことを特徴とする。
【0016】請求項4記載の発明によるテレビジョンセ
ットのスピーカシステムは、テレビジョンセットの前面
に設けられ、正面方向に音を放射する第1のスピーカ
と、前記テレビジョンセットの側面に設けられ、振動板
の片面部の前方に相対して音を前記テレビジョンセット
の前方に放射するための反射部材を備える一方、前記反
射部材が相対していない振動板の片面部からの放射音を
そのまま前記テレビジョンセット側面に放射する第2の
スピーカとを具備したことを特徴とする。
【0017】請求項5記載の発明によるテレビジョンセ
ットのスピーカシステムは、テレビジョンセットの内部
に配設される第1のスピーカと、この第1のスピーカの
振動板の前面部に放音した音を前記テレビジョンセット
の正面方向に導いて放射する音響導波管と、前記テレビ
ジョンセットの側面でかつ音放射位置が前記第1のスピ
ーカの音放射位置に対して前後及び上下に異なった位置
に設けられ、振動板の片面部の前方に相対して音を前記
テレビジョンセットの前方に放射するための反射部材を
備える一方、前記反射部材が相対していない振動板の片
面部からの放射音をそのまま前記テレビジョンセット側
面に放射する第2のスピーカとを具備したことを特徴と
する。
【0018】請求項6記載の発明によるテレビジョンセ
ットのスピーカシステムは、テレビジョンセットの前面
に設けられ、正面方向に音を放射する第1のスピーカ
と、前記テレビジョンセットの側面でかつ音放射位置が
前記第1のスピーカの音放射位置に対して前後及び上下
に異なった位置に設けられ、振動板の片面部の前方に相
対して音を前記テレビジョンセットの前方に放射するた
めの反射部材を備える一方、前記反射部材が相対してい
ない振動板の片面部からの放射音をそのまま前記テレビ
ジョンセット側面に放射する第2のスピーカとを具備し
たことを特徴とする。
【0019】請求項7記載の発明によるテレビジョンセ
ットのスピーカシステムは、テレビジョンセットの内部
に配設される第1の左用スピーカと、テレビジョンセッ
トの内部に配設される第2の右用スピーカと、前記第1
の左用スピーカの振動板の前面部に放音した音を前記テ
レビジョンセットの正面方向に導いて放射する第1の音
響導波管と、前記第2の右用スピーカの振動板の前面部
に放音した音を前記テレビジョンセットの正面方向に導
いて放射する第2の音響導波管と、前記テレビジョンセ
ットの左側面でかつ音放射位置が前記第1の左用スピー
カの音放射位置に対して前後及び上下に異なった位置に
配設され、前記左側面の前面に音を放射拡散するための
略円錐形状を有した反射部材を備え、前記テレビジョン
セットの前方に音を放射する第3の左用スピーカと、前
記テレビジョンセットの右側面でかつ音放射位置が前記
第2の右用スピーカの音放射位置に対して前後及び上下
に異なった位置に配設され、前記右側面の前面に音を放
射拡散するための略円錐形状を有した反射部材を備え、
前記テレビジョンセットの前方に音を放射する第4の右
用スピーカとを具備したことを特徴とする。
【0020】請求項8記載の発明によるテレビジョンセ
ットのスピーカシステムは、テレビジョンセットの前面
に設けられ、正面方向に音を放射する第1の左用スピー
カと、テレビジョンセットの前面に設けられ、正面方向
に音を放射する第2の右用スピーカと、前記テレビジョ
ンセットの左側面でかつ音放射位置が前記第1の左用ス
ピーカの音放射位置に対して前後及び上下に異なった位
置に設けられ、前記左側面の前面に音を放射拡散するた
めの略円錐形状を有した反射部材を備え、前記テレビジ
ョンセットの前方に音を放射する第3の左用スピーカ
と、前記テレビジョンセットの右側面でかつ音放射位置
が前記第2の右用スピーカの音放射位置に対して前後及
び上下に異なった位置に設けられ、前記右側面の前面に
音を放射拡散するための略円錐形状を有した反射部材を
備え、前記テレビジョンセットの前方に音を放射する第
4の右用スピーカとを具備したことを特徴とする。
【0021】請求項9記載の発明によるテレビジョンセ
ットのスピーカシステムは、テレビジョンセットの内部
に配設される第1の左用スピーカと、テレビジョンセッ
トの内部に配設される第2の右用スピーカと、前記第1
の左用スピーカの振動板の前面部に放音した音を前記テ
レビジョンセットの正面方向に導いて放射する第1の音
響導波管と、前記第2の右用スピーカの振動板の前面部
に放音した音を前記テレビジョンセットの正面方向に導
いて放射する第2の音響導波管と、前記テレビジョンセ
ットの左側面に設けられ、振動板の片面部の前方に相対
して音を前記テレビジョンセットの前方に放射するため
の反射部材を備える一方、前記反射部材が相対していな
い振動板の片面部からの放射音をそのまま前記テレビジ
ョンセット左側面に放射する第3の左用スピーカと、前
記テレビジョンセットの右側面に設けられ、振動板の片
面部の前方に相対して音を前記テレビジョンセットの前
方に放射するための反射部材を備える一方、前記反射部
材が相対していない振動板の片面部からの放射音をその
まま前記テレビジョンセット右側面に放射する第4の右
用スピーカとを具備したことを特徴とする。
【0022】請求項10記載の発明によるテレビジョン
セットのスピーカシステムは、テレビジョンセットの前
面に設けられ、正面方向に音を放射する第1の左用スピ
ーカと、テレビジョンセットの前面に設けられ、正面方
向に音を放射する第2の右用スピーカと、前記テレビジ
ョンセットの左側面に設けられ、振動板の片面部の前方
に相対して音を前記テレビジョンセットの前方に放射す
るための反射部材を備える一方、前記反射部材が相対し
ていない振動板の片面部からの放射音をそのまま前記テ
レビジョンセット左側面に放射する第3の左用スピーカ
と前記テレビジョンセットの右側面に設けられ、振動板
の片面部の前方に相対して音を前記テレビジョンセット
の前方に放射するための反射部材を備える一方、前記反
射部材が相対していない振動板の片面部からの放射音を
そのまま前記テレビジョンセット右側面に放射する第4
の右用スピーカとを具備したことを特徴とする。
【0023】請求項11記載の発明によるテレビジョン
セットのスピーカシステムは、テレビジョンセットの内
部に配設される第1の左用スピーカと、テレビジョンセ
ットの内部に配設される第2の右用スピーカと、前記第
1の左用スピーカの振動板の前面部に放音した音を前記
テレビジョンセットの正面方向に導いて放射する第1の
音響導波管と、前記第2の右用スピーカの振動板の前面
部に放音した音を前記テレビジョンセットの正面方向に
導いて放射する第2の音響導波管と、前記テレビジョン
セットの左側面でかつ音放射位置が前記第1の左用スピ
ーカの音放射位置に対して前後及び上下に異なった位置
に設けられ、振動板の片面部の前方に相対して音を前記
テレビジョンセットの前方に放射するための反射部材を
備える一方、前記反射部材が相対していない振動板の片
面部からの放射音をそのまま前記テレビジョンセット左
側面に放射する第3の左用スピーカと、前記テレビジョ
ンセットの右側面でかつ音放射位置が前記第2の右用ス
ピーカの音放射位置に対して前後及び上下に異なった位
置に設けられ、振動板の片面部の前方に相対して音を前
記テレビジョンセットの前方に放射するための反射部材
を備える一方、前記反射部材が相対していない振動板の
片面部からの放射音をそのまま前記テレビジョンセット
右側面に放射する第4の右用スピーカとを具備したこと
を特徴とする。
【0024】請求項12記載の発明によるテレビジョン
セットのスピーカシステムは、テレビジョンセットの前
面に設けられ、正面方向に音を放射する第1の左用スピ
ーカと、テレビジョンセットの前面に設けられ、正面方
向に音を放射する第2の右用スピーカと、前記テレビジ
ョンセットの左側面でかつ音放射位置が前記第1の左用
スピーカの音放射位置に対して前後及び上下に異なった
位置に設けられ、振動板の片面部の前方に相対して音を
前記テレビジョンセットの前方に放射するための反射部
材を備える一方、前記反射部材が相対していない振動板
の片面部からの放射音をそのまま前記テレビジョンセッ
ト左側面に放射する第3の左用スピーカと、前記テレビ
ジョンセットの右側面でかつ音放射位置が前記第2の右
用スピーカの音放射位置に対して前後及び上下に異なっ
た位置に設けられ、振動板の片面部の前方に相対して音
を前記テレビジョンセットの前方に放射するための反射
部材を備える一方、前記反射部材が相対していない振動
板の片面部からの放射音をそのまま前記テレビジョンセ
ット右側面に放射する第4の右用スピーカとを具備した
ことを特徴とする。
【0025】
【作用】請求項1,2記載の発明によれば、正面方向に
音を放射するのに使用する第1のスピーカと、その音放
射方向に対して直交する側面方向に音を放射する第2の
スピーカを設け、かつ第2のスピーカを第1のスピーカ
の音放射位置に対して前後及び上下に異なった位置に配
設したので、例えば第1のスピーカと第2のスピーカに
同じ音声信号を入力してテレビジョンセットの正面側で
視聴した場合、互いに時間差のある2つの音声がユーザ
ーの耳に入り、奥行感のあるテレビジョン音声を聴くこ
とができる。
【0026】請求項3,4記載の発明によれば、正面方
向に音を放射するのに使用する第1のスピーカと、その
音放射方向に対して直交する側面方向に音を放射する第
2のスピーカを設け、この第2のスピーカの振動板の片
面部に相対して反射部材を設けて音を正面方向に放射
し、第2のスピーカの振動板のもう一方の片面部からの
音はそのまま側面方向に放射するので、第1のスピーカ
と第2のスピーカに同じ音声信号を入力してテレビジョ
ンセットの正面側で視聴した場合、互いに時間差のある
3つの音声がユーザーの耳に入り、広がり感のあるテレ
ビジョン音声を聴くことができる。
【0027】請求項5,6記載の発明によれば、正面方
向に音を放射するのに使用する第1のスピーカと、その
音放射方向に対して直交する側面方向に音を放射する第
2のスピーカを設け、かつ第2のスピーカを第1のスピ
ーカの音放射位置に対して前後及び上下に異なった位置
に配設し、さらにこの第2のスピーカの振動板の片面部
に相対して反射部材を設けて音を正面方向に放射し、第
2のスピーカの振動板のもう一方の片面部からの音はそ
のまま側面方向に放射するので、例えば第1のスピーカ
と第2のスピーカに同じ音声信号を入力してテレビジョ
ンセットの正面側で視聴した場合、互いに時間差のある
3つの音声がユーザーの耳に入り、奥行感のほかに広が
り感のあるテレビジョン音声を聴くことができる。
【0028】請求項7,8記載の発明によれば、正面方
向に音を放射するのに使用する左用,右用の第1,第2
のスピーカと、その音放射方向に対して直交する2つの
側面方向に音を放射する左用,右用の第3,第4のスピ
ーカを設け、かつ第3,第4のスピーカを第1,第2の
スピーカの音放射位置に対して前後及び上下に異なった
位置に配設したので、例えば第1のスピーカと第3のス
ピーカに同じ左音声信号を入力し、第2のスピーカと第
4のスピーカに同じ右音声信号を入力してテレビジョン
セットの正面側で視聴した場合、左,右の各チャンネル
について、セパレーション性能に優れた、互いに時間差
のある2つの音声がユーザーの耳に入り、立体的でかつ
奥行感のあるテレビジョン音声を聴くことができる。
【0029】請求項9,10記載の発明によれば、正面
方向に音を放射するのに使用する左用,右用の第1,第
2のスピーカと、その音放射方向に対して直交する側面
方向に音を放射する左用,右用の第3,第4のスピーカ
を設け、この第3,第4のスピーカの振動板の片面部に
相対して反射部材を設けて音を正面方向に放射し、第
3,第4のスピーカの振動板のもう一方の片面部からの
音はそのまま側面方向に放射するので、例えば第1のス
ピーカと第3のスピーカに同じ左音声信号を入力し、第
2のスピーカと第4のスピーカに同じ右音声信号を入力
してテレビジョンセットの正面側で視聴した場合、左,
右の各チャンネルについて、セパレーション性能に優れ
た、互いに時間差のある3つの音声がユーザーの耳に入
り、広がり感のあるテレビジョン音声を聴くことができ
る。
【0030】請求項11,12記載の発明によれば、正
面方向に音を放射するのに使用する第1,第2のスピー
カと、その音放射方向に対して直交する側面方向に音を
放射する第3,第4のスピーカを設け、かつ第3,第4
のスピーカを第1,第2のスピーカの音放射位置に対し
て前後及び上下に異なった位置に配設し、さらにこの第
3,第4のスピーカの振動板の片面部に相対して反射部
材を設けて音を正面方向に放射し、第3,第4のスピー
カの振動板のもう一方の片面部からの音はそのまま側面
方向に放射するので、例えば第1のスピーカと第3のス
ピーカに同じ左音声信号を入力し、第2のスピーカと第
4のスピーカに同じ右音声信号を入力してテレビジョン
セットの正面側で視聴した場合、左,右の各チャンネル
について、セパレーション性能に優れた、互いに時間差
のある3つの音声がユーザーの耳に入り、奥行感のほか
に広がり感のあるテレビジョン音声を聴くことができ
る。
【0031】なお、請求項1,3,5記載の発明では、
第1のスピーカに音響導波管を設けた場合であるが、こ
れはテレビジョンセット内部に第1のスピーカを配設す
るためのスペースが少ない場合や、テレビジョンセット
の外観をコンパクトに設計する場合に有用である。同様
に、請求項7,9,11記載の発明では、第1,第2の
スピーカにそれぞれ音響導波管を設けているが、これは
テレビジョンセット内部に第1,第2のスピーカを配設
するためのスペースが少ない場合や、テレビジョンセッ
トの外観をコンパクトに設計する場合に有用となる。
【0032】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例のテレビジョンセットのスピーカ
システムを示す斜視図で、図2は図1のスピーカシステ
ムをモデル化した構成を示す斜視図である。ただし、図
2において、外部キャビネット22とスピーカ20との
配置関係は、分かり易くするため、スピーカ20を外部
キャビネット22に対して引き離した状態にしている。
【0033】図1において、符号11はテレビジョンセ
ットであり、テレビジョンセットのキャビネット12の
内部には表示体を構成するブラウン管13が配設されて
おり、その両側の左右位置にそれぞれ左,右用フロント
スピーカ14,15が配設されている。左,右用フロン
トスピーカ14,15の前面部にはそれぞれ音響導波管
16,17が取り付けられ、左,右の音響導波管16,
17の各音放射口16a,17aはキャビネット12の
フロントパネル(前面枠)に配置されている。音放射口
16a,17aはそれぞれ、フロントパネルの左右の位
置に設けた音放射用孔に連結した構成となっている。従
って、左,右の音響導波管16,17によって、左,右
用フロントスピーカ14,15の各振動板からの左,右
の音を前方に導き、音放射口16a,17aを経てテレ
ビジョンセット11の正面方向へ放射するようになって
いる。
【0034】なお、左,右用フロントスピーカ14,1
5の各後部には、各スピーカの振動板の後部から発音さ
れた音がキャビネット12の後部12Aから外部へ発音
され、その音がテレビジョンセット正面に発音された音
と混合してユーザーに不明瞭な音を与えないようにする
ために、スピーカ振動板の後部から放出する音を遮蔽す
る後部キャビネット18,19が取り付けられている。
【0035】さらに、本実施例では、テレビジョンセッ
ト11 のキャビネット12の後部12Aの左右の各側面
に、それぞれの側面に振動板面を向けた状態で左右用の
側面スピーカ20,21(図2参照)が配設されてい
る。左,右の側面スピーカ20,21の各振動板の半面
に当たる部分(以下、振動板の片面部という)の前方に
相対して略半円錐形状の反射部材24,25が配設さ
れ、更にその反射部材24,25を内面に保持するため
の外部キャビネット22,23が、キャビネット12の
後部12Aの左右の外側面に取り付けられている。外部
キャビネット22,23は、略箱状に構成され、テレビ
ジョンセット11の正面方向に音を放射させるための音
放射口22a,23aを備え、かつ各側面スピーカ2
0,21の各振動板の片面部の前方に相対して音を前記
テレビジョンセット11の前方に放射するための前述し
た反射部材24,25を備える一方、前記反射部材2
4,25が相対していない各振動板のもう一方の片面部
からの放射音をそのまま前記テレビジョンセット11の
左,右側面の外方向に放射するための放射孔22b,2
3bを備えている。
【0036】前記左右の側面スピーカ20,21は、図
2に示すようにテレビジョンセットの両側面に配置され
るが、それらの各音放射位置(即ち、振動板前方の位
置)が前記左右のフロントスピーカ14,15の各音放
射位置(即ち、振動板前方の位置)に対して、テレビジ
ョンセット正面から見て、前後及び上下に異なった位置
に配設されている。
【0037】以上のように構成されたスピーカシステム
では、例えば、左チャンネルの音声信号は左用のフロン
トスピーカ14と左用の側面スピーカ20に同時に供給
されるように、フロントスピーカ14と側面スピーカ2
0とは電気的に並列に接続され、右チャンネルの音声信
号は右用のフロントスピーカ14と右用の側面スピーカ
21に同時に供給されるように、フロントスピーカ14
と側面スピーカ21とは電気的に並列に接続される。
【0038】従って、左右のフロントスピーカ14,1
5のほかに左右の側面スピーカ20,21を設けたので
左右の音放射部を見かけ上横に広げることになるため、
左右のセパレーション性能に優れた効果を発揮すること
ができる。さらに、左用フロントスピーカ14と左用側
面スピーカ20との配置位置関係、及び右用フロントス
ピーカ15と右用側面スピーカ21との配置位置関係
が、テレビジョンセット11の正面から見て前後及び上
下に異なっているので、ユーザーがテレビジョンセット
11の正面側で音を聞いた場合に、左用フロントスピー
カ14からの左チャンネル音声と左用側面スピーカ20
からの左チャンネル音声とでは、同じ左音が異なった位
置から発せられて耳に入り、同様に右用フロントスピー
カ15からの右チャンネル音声と右用側面スピーカ21
からの右チャンネル音声とでは、同じ右音が異なった位
置から発せられて耳に入る。このため、左右の各々につ
き、同じ音に時間的なずれが生じたものが同時に耳に入
ることになり、音に奥行感、移動感を生じさせることが
可能となる。このように、本実施例のテレビジョンセッ
トでは、前後のスピーカ(フロントスピーカ及び側面ス
ピーカ)から発せられる同じ音について時間差(即ち、
位相差)を生じ、これはユーザーの耳に音の厚みとなっ
て聞こえ、音に奥行感、前後方向の移動感を生じさせる
効果がある。
【0039】さらに、本実施例では、フロントスピーカ
14,15からの音Aに加えて、側面スピーカ20,2
1の各スピーカについて、スピーカ振動板の片面部の前
方に相対して音Bをテレビジョンセット11の前方に放
射するための略半円錐形状の反射部材24,25を備え
る一方、反射部材24,25が相対していないスピーカ
振動板のもう一方の片面部からの放射音Cを音放射用孔
22b,23bを通してそのままテレビジョンセット側
面外部に放射するので、左,右につき、同一信号を3つ
の音放射部から放射することになり、左右の音のセパレ
ーション性能を向上できると共に、音に奥行感、移動感
のほかに広がり感を生じさせることができる。なお、テ
レビジョンセット11の両側面から出る放射音Cは室内
の壁面に当たって反射しユーザーの耳に広がり感と共に
立体感を生じさせる。
【0040】図3(a) に、外部キャビネット22の構成
例を示す。なお、もう一方の外部キャビネット23につ
いても同様の形状である。図3(a) に示す外部キャビネ
ット22は、その外観形状が音放射口22aの部分の面
積が大きく、それと反対面の音遮蔽部22cの面積は小
さく形成されており、また側面スピーカ20(図2参
照)の振動板の片面部が対峙する予定の外部キャビネッ
ト内面位置には、図3(b) に示すような略半円錐形状の
反射部材24を固着手段(接着材又は係止用ねじなど)
によって固着するようにしてあり、側面スピーカ20
(図2参照)の振動板のもう一方の片面部が対峙する予
定の外部キャビネット内面位置には、多数の音放射孔2
2bが外部に貫通するように開けられている。なお、図
3(a) の外部キャビネット22を合成樹脂などでモール
ド成形する際には、略半円錐形状の反射部材24を外部
キャビネット22と同時にモールド成形により一体形成
できることは勿論である。
【0041】図4は本発明の他の実施例のテレビジョン
セットのスピーカシステムを示す斜視図で、図5は図4
のスピーカシステムをモデル化した構成を示す斜視図で
ある。ただし、図5においても、外部キャビネット31
とスピーカ20との配置関係は、スピーカ20を外部キ
ャビネット31に対して引き離した状態に示している。
【0042】図4及び図5において、図1と異なる点
は、外部キャビネット31,32には音放射用孔が形成
されておらず、また外部キャビネット31,32の各内
面にはそれぞれに対応した側面スピーカ20,21の各
振動板の全体に対峙するように、略円錐形状の反射部材
33,34が設けられていることである。
【0043】図4において、キャビネット12の内部に
はブラウン管13が配設されており、その両側の左右位
置にそれぞれ音響導波管16,17を備えた左,右用フ
ロントスピーカ14,15(図5参照)が配設されてい
る。左,右の各音響導波管16,17の音放射口16
a,17aは、キャビネット12のフロントパネル(前
面枠)に配置されている。前記の音放射口16a,17
aはそれぞれ、フロントパネルの左右の位置に設けた音
放射用孔に連結している。なお、左,右用フロントスピ
ーカ14,15の各後部には、後部キャビネット18,
19(図5参照)が取り付けられている。
【0044】さらに、本実施例では、テレビジョンセッ
ト11 のキャビネット12の後部12Aの左右の各側面
に、それぞれの側面に振動板面を向けた状態で左右用の
側面スピーカ20,21(図5参照)が配設されてい
る。左,右の側面スピーカ20,21の各振動板の前方
に相対して略円錐形状の反射部材33,34が配設さ
れ、更にその反射部材33,34を内面に保持するため
の外部キャビネット31,32が、キャビネット12の
後部12Aの左右の外面に取り付けられている。外部キ
ャビネット31,32は、略箱状に構成され、テレビジ
ョンセット11の正面方向に音を放射させるための音放
射口31a,32aを備えている。
【0045】図6に、図4のx−x線縦断面図を示す。
側面スピーカ21は後部キャビネット12Aに設けた開
口部分に取り付けられ、この側面スピーカ21の振動板
に対面した位置に反射部材34が来るように、外部キャ
ビネット32を後部キャビネット12A上に固着してい
る。
【0046】前記左右の側面スピーカ20,21は、図
5に示すようにテレビジョンセットのキャビネット12
の両側面に配置されるが、それらの各音放射位置(即
ち、振動板前方の位置)が前記左右のフロントスピーカ
14,15の各音放射位置(即ち、振動板前方の位置)
に対して、テレビジョンセット正面から見て、前後及び
上下の方向に異なった位置に配設されている。
【0047】以上のように構成されたスピーカシステム
では、例えば、左チャンネルの音声信号は左用のフロン
トスピーカ14と左用の側面スピーカ20に同時に供給
されるように電気配線され、右チャンネルの音声信号は
右用のフロントスピーカ14と右用の側面スピーカ21
に同時に供給されるように電気配線される。従って、左
右のフロントスピーカ14,15のほかに左右の側面ス
ピーカ20,21が設けられているので、左右音のセパ
レーション性能に優れた効果を発揮することができる。
また、左用フロントスピーカ14と左用側面スピーカ2
0との配置位置関係、及び右用フロントスピーカ15と
右用側面スピーカ21との配置位置関係が、テレビジョ
ンセット11の正面から見て前後方向及び上下方向に異
なっているので、ユーザーがテレビジョンセット11の
正面側で音を聞いた場合に、左用フロントスピーカ14
からの左チャンネル音声と左用側面スピーカ20からの
左チャンネル音声とでは、同じ左音が異なった位置から
発せられて耳に入り、同様に右用フロントスピーカ15
からの右チャンネル音声と右用側面スピーカ21からの
右チャンネル音声とでは、同じ右音が異なった位置から
発せられて耳に入る。このため、左右の各々につき、同
じ音に時間的なずれが生じたものが同時に耳に入ること
になり、音に奥行感、移動感を生じさせることが可能と
なる。このように、本実施例のテレビジョンセットで
は、前後のスピーカ(フロントスピーカ及び側面スピー
カ)から発せられる同じ音について時間差(即ち、位相
差)を生じ、これはユーザーの耳に音の厚みとなって聞
こえ、音に奥行感、前後方向の移動感を生じさせる効果
がある。
【0048】本実施例では、フロントスピーカ14,1
5からの音Aに加えて、フロントスピーカ14,15と
は前後方向(及び上下方向)に異なった位置にある側面
スピーカ20,21からの音Bが重畳されて聞こえるこ
とになる。ただし、本実施例では、図1及び図2の実施
例とは異なり、側面スピーカ20,21からテレビジョ
ンセット11の左右の各側面方向に放射される音はな
く、その分、各反射部材34,35にてテレビジョンセ
ット11の正面方向に放射される音圧レベルが大きくな
る。従ってフロントスピーカ14,15からの正面方向
の音声に対して、側面スピーカ20,21からの同一信
号による時間的にずれた音声が加算され、しかも図1及
び図2の実施例の場合に比べ大きい音圧レベルで加算さ
れ、前後方向の奥行感が強調された音を出力することが
できる。
【0049】図7は本発明のもう1つの他の実施例のテ
レビジョンセットのスピーカシステムを示す斜視図であ
る。
【0050】図7の実施例において、図4及び図5の実
施例とは異なる点は、フロントスピーカ14,15の振
動板前面に音響導波管16,17を取り付けることな
く、フロントスピーカ14,15の振動板の面をテレビ
ジョンセット11のフロントパネルに開けた開口部分に
直接に取り付ける構成としたものである。なお、この場
合、フロントスピーカ14,15の後部キャビネット1
8,19は取り付けてあってもよいが、本例では後部キ
ャビネット18,19を外したものを示してある。その
他の構成は、図4及び図5の実施例と同様である。
【0051】図7の実施例によれば、図4及び図5の実
施例と比べて、フロントスピーカ14,15の振動板前
面に音響導波管がないので、これらフロントスピーカ1
4,15によるテレビジョンセット正面方向の音圧レベ
ルを上げることができる。また、図1及び図2の実施例
に比べると、フロントスピーカ14,15によるテレビ
ジョンセット正面方向の音圧レベルを上げることができ
る一方、側面スピーカ20,21からの音を略円錐形状
の反射部材34,35によって反射させることによって
テレビジョンセット正面方向の音圧レベルを上げること
ができると共に、他の実施例同様、音の厚み、奥行感を
改善することができる。
【0052】尚、以上述べた実施例では、左側のフロン
トスピーカ14と側面スピーカ20とは並列に接続され
両スピーカ14,20に同じ左用アンプからの左チャン
ネル信号が供給され、右側のフロントスピーカ15と側
面スピーカ21とは並列に接続され両スピーカ15,2
1に同じ右用アンプからの右チャンネル信号が供給され
る場合について説明したが、フロントスピーカ14と側
面スピーカ20の各スピーカを別々のアンプで駆動し、
フロントスピーカ15と側面スピーカ21の各スピーカ
を別々のアンプで駆動するようにし、しかも各アンプの
出力を調整できるように構成しても良いことは勿論であ
る。このようにすると、各スピーカの音圧レベルを個々
に変えて視聴することができる。
【0053】また、図1,図2の実施例では、側面スピ
ーカ20,21の前方に配した反射部材により音がテレ
ビジョンセット正面方向に放射するように説明したが、
外部キャビネット22,23の音放射口22a,23a
の方向を変えるか、或いは反射部材24,25の向きや
形状を変えることにより、音放射方向を正面方向とは異
なる方向例えば斜め前方(斜め外方)とするようにして
もよい。このように音の放射方向を一部変えることによ
り、ユーザーの耳に入る複数の音声の音圧レベルのバラ
ンスを変えた音声を視聴することができる。また、図
4,図7の実施例における、外部キャビネット31,3
2についても同様である。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ステ
レオセパレーションに優れ、奥行感、広がり感、及び移
動感のある立体的な音を再生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のテレビジョンセットのスピ
ーカシステムを示す斜視図。
【図2】図1のスピーカシステムの構成をモデル化して
示す斜視図。
【図3】内面に反射部材が取り付けられる外部キャビネ
ットの構成例を示す斜視図。
【図4】本発明の他の実施例のテレビジョンセットのス
ピーカシステムを示す斜視図。
【図5】図4のスピーカシステムの構成をモデル化して
示す斜視図。
【図6】図4のx−x線縦断面図。
【図7】本発明のもう1つの他の実施例のテレビジョン
セットのスピーカシステムを示す斜視図。
【図8】従来のテレビジョンセットのスピーカシステム
を示す斜視図。
【図9】他の従来例のテレビジョンセットのスピーカシ
ステムを示す斜視図。
【符号の説明】
11…テレビジョンセット 12…キャビネット 13…ブラウン管 14,15…フロントスピーカ 16,17…音響導波管 16a,17a…音放射口 20,21…側面スピーカ 22,23…外部キャビネット 22a,23a…音放射口 22b,23b…音放射用孔 24,25…略半円錐形状の反射部材 31,32…外部キャビネット 31a,32a…音放射口 33,34…略円錐形状の反射部材

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョンセットの内部に配設される第
    1のスピーカと、 この第1のスピーカの振動板の前面部に放音した音を前
    記テレビジョンセットの正面方向に導いて放射する音響
    導波管と、 前記テレビジョンセットの側面でかつ音放射位置が前記
    第1のスピーカの音放射位置に対して前後及び上下に異
    なった位置に配設され、前記側面の前面に音を放射拡散
    するための略円錐形状を有した反射部材を備え、前記テ
    レビジョンセットの前方に音を放射する第2のスピーカ
    とを具備したことを特徴とするテレビジョンセットのス
    ピーカシステム。
  2. 【請求項2】テレビジョンセットの前面に設けられ、正
    面方向に音を放射する第1のスピーカと、 前記テレビジョンセットの側面でかつ音放射位置が前記
    第1のスピーカの音放射位置に対して前後及び上下に異
    なった位置に設けられ、前記側面の前面に音を放射拡散
    するための略円錐形状を有した反射部材を備え、前記テ
    レビジョンセットの前方に音を放射する第2のスピーカ
    とを具備したことを特徴とするテレビジョンセットのス
    ピーカシステム。
  3. 【請求項3】テレビジョンセットの内部に配設される第
    1のスピーカと、 この第1のスピーカの振動板の前面部に放音した音を前
    記テレビジョンセットの正面方向に導いて放射する音響
    導波管と、 前記テレビジョンセットの側面に設けられ、振動板の片
    面部の前方に相対して音を前記テレビジョンセットの前
    方に放射するための反射部材を備える一方、前記反射部
    材が相対していない振動板の片面部からの放射音をその
    まま前記テレビジョンセット側面に放射する第2のスピ
    ーカとを具備したことを特徴とするテレビジョンセット
    のスピーカシステム。
  4. 【請求項4】テレビジョンセットの前面に設けられ、正
    面方向に音を放射する第1のスピーカと、 前記テレビジョンセットの側面に設けられ、振動板の片
    面部の前方に相対して音を前記テレビジョンセットの前
    方に放射するための反射部材を備える一方、前記反射部
    材が相対していない振動板の片面部からの放射音をその
    まま前記テレビジョンセット側面に放射する第2のスピ
    ーカとを具備したことを特徴とするテレビジョンセット
    のスピーカシステム。
  5. 【請求項5】テレビジョンセットの内部に配設される第
    1のスピーカと、 この第1のスピーカの振動板の前面部に放音した音を前
    記テレビジョンセットの正面方向に導いて放射する音響
    導波管と、 前記テレビジョンセットの側面でかつ音放射位置が前記
    第1のスピーカの音放射位置に対して前後及び上下に異
    なった位置に設けられ、振動板の片面部の前方に相対し
    て音を前記テレビジョンセットの前方に放射するための
    反射部材を備える一方、前記反射部材が相対していない
    振動板の片面部からの放射音をそのまま前記テレビジョ
    ンセット側面に放射する第2のスピーカとを具備したこ
    とを特徴とするテレビジョンセットのスピーカシステ
    ム。
  6. 【請求項6】テレビジョンセットの前面に設けられ、正
    面方向に音を放射する第1のスピーカと、 前記テレビジョンセットの側面でかつ音放射位置が前記
    第1のスピーカの音放射位置に対して前後及び上下に異
    なった位置に設けられ、振動板の片面部の前方に相対し
    て音を前記テレビジョンセットの前方に放射するための
    反射部材を備える一方、前記反射部材が相対していない
    振動板の片面部からの放射音をそのまま前記テレビジョ
    ンセット側面に放射する第2のスピーカとを具備したこ
    とを特徴とするテレビジョンセットのスピーカシステ
    ム。
  7. 【請求項7】テレビジョンセットの内部に配設される第
    1の左用スピーカと、 テレビジョンセットの内部に配設される第2の右用スピ
    ーカと、 前記第1の左用スピーカの振動板の前面部に放音した音
    を前記テレビジョンセットの正面方向に導いて放射する
    第1の音響導波管と、 前記第2の右用スピーカの振動板の前面部に放音した音
    を前記テレビジョンセットの正面方向に導いて放射する
    第2の音響導波管と、 前記テレビジョンセットの左側面でかつ音放射位置が前
    記第1の左用スピーカの音放射位置に対して前後及び上
    下に異なった位置に配設され、前記左側面の前面に音を
    放射拡散するための略円錐形状を有した反射部材を備
    え、前記テレビジョンセットの前方に音を放射する第3
    の左用スピーカと、 前記テレビジョンセットの右側面でかつ音放射位置が前
    記第2の右用スピーカの音放射位置に対して前後及び上
    下に異なった位置に配設され、前記右側面の前面に音を
    放射拡散するための略円錐形状を有した反射部材を備
    え、前記テレビジョンセットの前方に音を放射する第4
    の右用スピーカとを具備したことを特徴とするテレビジ
    ョンセットのスピーカシステム。
  8. 【請求項8】テレビジョンセットの前面に設けられ、正
    面方向に音を放射する第1の左用スピーカと、 テレビジョンセットの前面に設けられ、正面方向に音を
    放射する第2の右用スピーカと、 前記テレビジョンセットの左側面でかつ音放射位置が前
    記第1の左用スピーカの音放射位置に対して前後及び上
    下に異なった位置に設けられ、前記左側面の前面に音を
    放射拡散するための略円錐形状を有した反射部材を備
    え、前記テレビジョンセットの前方に音を放射する第3
    の左用スピーカと、 前記テレビジョンセットの右側面でかつ音放射位置が前
    記第2の右用スピーカの音放射位置に対して前後及び上
    下に異なった位置に設けられ、前記右側面の前面に音を
    放射拡散するための略円錐形状を有した反射部材を備
    え、前記テレビジョンセットの前方に音を放射する第4
    の右用スピーカとを具備したことを特徴とするテレビジ
    ョンセットのスピーカシステム。
  9. 【請求項9】テレビジョンセットの内部に配設される第
    1の左用スピーカと、 テレビジョンセットの内部に配設される第2の右用スピ
    ーカと、 前記第1の左用スピーカの振動板の前面部に放音した音
    を前記テレビジョンセットの正面方向に導いて放射する
    第1の音響導波管と、 前記第2の右用スピーカの振動板の前面部に放音した音
    を前記テレビジョンセットの正面方向に導いて放射する
    第2の音響導波管と、 前記テレビジョンセットの左側面に設けられ、振動板の
    片面部の前方に相対して音を前記テレビジョンセットの
    前方に放射するための反射部材を備える一方、前記反射
    部材が相対していない振動板の片面部からの放射音をそ
    のまま前記テレビジョンセット左側面に放射する第3の
    左用スピーカと、 前記テレビジョンセットの右側面に設けられ、振動板の
    片面部の前方に相対して音を前記テレビジョンセットの
    前方に放射するための反射部材を備える一方、前記反射
    部材が相対していない振動板の片面部からの放射音をそ
    のまま前記テレビジョンセット右側面に放射する第4の
    右用スピーカとを具備したことを特徴とするテレビジョ
    ンセットのスピーカシステム。
  10. 【請求項10】テレビジョンセットの前面に設けられ、
    正面方向に音を放射する第1の左用スピーカと、 テレビジョンセットの前面に設けられ、正面方向に音を
    放射する第2の右用スピーカと、 前記テレビジョンセットの左側面に設けられ、振動板の
    片面部の前方に相対して音を前記テレビジョンセットの
    前方に放射するための反射部材を備える一方、前記反射
    部材が相対していない振動板の片面部からの放射音をそ
    のまま前記テレビジョンセット左側面に放射する第3の
    左用スピーカと前記テレビジョンセットの右側面に設け
    られ、振動板の片面部の前方に相対して音を前記テレビ
    ジョンセットの前方に放射するための反射部材を備える
    一方、前記反射部材が相対していない振動板の片面部か
    らの放射音をそのまま前記テレビジョンセット右側面に
    放射する第4の右用スピーカとを具備したことを特徴と
    するテレビジョンセットのスピーカシステム。
  11. 【請求項11】テレビジョンセットの内部に配設される
    第1の左用スピーカと、 テレビジョンセットの内部に配設される第2の右用スピ
    ーカと、 前記第1の左用スピーカの振動板の前面部に放音した音
    を前記テレビジョンセットの正面方向に導いて放射する
    第1の音響導波管と、 前記第2の右用スピーカの振動板の前面部に放音した音
    を前記テレビジョンセットの正面方向に導いて放射する
    第2の音響導波管と、 前記テレビジョンセットの左側面でかつ音放射位置が前
    記第1の左用スピーカの音放射位置に対して前後及び上
    下に異なった位置に設けられ、振動板の片面部の前方に
    相対して音を前記テレビジョンセットの前方に放射する
    ための反射部材を備える一方、前記反射部材が相対して
    いない振動板の片面部からの放射音をそのまま前記テレ
    ビジョンセット左側面に放射する第3の左用スピーカ
    と、 前記テレビジョンセットの右側面でかつ音放射位置が前
    記第2の右用スピーカの音放射位置に対して前後及び上
    下に異なった位置に設けられ、振動板の片面部の前方に
    相対して音を前記テレビジョンセットの前方に放射する
    ための反射部材を備える一方、前記反射部材が相対して
    いない振動板の片面部からの放射音をそのまま前記テレ
    ビジョンセット右側面に放射する第4の右用スピーカと
    を具備したことを特徴とするテレビジョンセットのスピ
    ーカシステム。
  12. 【請求項12】テレビジョンセットの前面に設けられ、
    正面方向に音を放射する第1の左用スピーカと、 テレビジョンセットの前面に設けられ、正面方向に音を
    放射する第2の右用スピーカと、 前記テレビジョンセットの左側面でかつ音放射位置が前
    記第1の左用スピーカの音放射位置に対して前後及び上
    下に異なった位置に設けられ、振動板の片面部の前方に
    相対して音を前記テレビジョンセットの前方に放射する
    ための反射部材を備える一方、前記反射部材が相対して
    いない振動板の片面部からの放射音をそのまま前記テレ
    ビジョンセット左側面に放射する第3の左用スピーカ
    と、 前記テレビジョンセットの右側面でかつ音放射位置が前
    記第2の右用スピーカの音放射位置に対して前後及び上
    下に異なった位置に設けられ、振動板の片面部の前方に
    相対して音を前記テレビジョンセットの前方に放射する
    ための反射部材を備える一方、前記反射部材が相対して
    いない振動板の片面部からの放射音をそのまま前記テレ
    ビジョンセット右側面に放射する第4の右用スピーカと
    を具備したことを特徴とするテレビジョンセットのスピ
    ーカシステム。
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