JPH09325421A - スクリーン装置 - Google Patents
スクリーン装置Info
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- JPH09325421A JPH09325421A JP13995796A JP13995796A JPH09325421A JP H09325421 A JPH09325421 A JP H09325421A JP 13995796 A JP13995796 A JP 13995796A JP 13995796 A JP13995796 A JP 13995796A JP H09325421 A JPH09325421 A JP H09325421A
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- JP
- Japan
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- screen
- outer frame
- speaker
- sound
- speakers
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- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】映像光を反射しない位置のスクリーン又は外枠
の全部又は一部を音の透過性のよい開孔又は部材で形成
し、その後側にスピーカを取り付けて音響特性、スペー
ス効率、美観の全てを兼ね備えたスクリーンを提供す
る。 【解決手段】映像光を反射しない位置のスクリーン又は
外枠の全部又は一部を音の透過性の良い開孔又は部材、
例えば多数の小径の貫通孔で形成し、その後側にスピー
カを取り付けた構造にする。
の全部又は一部を音の透過性のよい開孔又は部材で形成
し、その後側にスピーカを取り付けて音響特性、スペー
ス効率、美観の全てを兼ね備えたスクリーンを提供す
る。 【解決手段】映像光を反射しない位置のスクリーン又は
外枠の全部又は一部を音の透過性の良い開孔又は部材、
例えば多数の小径の貫通孔で形成し、その後側にスピー
カを取り付けた構造にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロジェクタ等に
使用されるスクリーン、即ち、投射される映像光を投射
するスクリーンに関するものであり、特にスクリーンを
支持する外枠を含むスクリーンの外周の映像を写さない
部分を利用して音を再生するようにしたスクリーン装置
に関する。
使用されるスクリーン、即ち、投射される映像光を投射
するスクリーンに関するものであり、特にスクリーンを
支持する外枠を含むスクリーンの外周の映像を写さない
部分を利用して音を再生するようにしたスクリーン装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、一般家庭において、プロジェクタ
により大型のスクリーン全面にテレビジョン映像や映画
を写し出すと共にスピーカからの豊富な音量の音声を出
力して映画館や劇場の雰囲気を楽しむ、所謂ホームシア
タが普及する傾向が急激に増大している。
により大型のスクリーン全面にテレビジョン映像や映画
を写し出すと共にスピーカからの豊富な音量の音声を出
力して映画館や劇場の雰囲気を楽しむ、所謂ホームシア
タが普及する傾向が急激に増大している。
【0003】しかし、一般家庭にホームシアタを設置す
る場合、映像の画質及び音声の音質が重要であることは
勿論であるが、ホームシアタに占有することができる空
間には限りがあるから、可能な限りスペース効率が良
く、かつ、全体としての美観を保つものでなければなら
ない。
る場合、映像の画質及び音声の音質が重要であることは
勿論であるが、ホームシアタに占有することができる空
間には限りがあるから、可能な限りスペース効率が良
く、かつ、全体としての美観を保つものでなければなら
ない。
【0004】従来のホームシアタの作成においては、ス
ピーカはスクリーンの後方や横又は下方に設置する場合
が多かった。しかし、一般にスクリーンの材質は音の透
過性が悪いため、スピーカをスクリーンの後方に設置す
ると、スクリーンの前方にいる視聴者に音が届きにくく
音響特性が良くない。
ピーカはスクリーンの後方や横又は下方に設置する場合
が多かった。しかし、一般にスクリーンの材質は音の透
過性が悪いため、スピーカをスクリーンの後方に設置す
ると、スクリーンの前方にいる視聴者に音が届きにくく
音響特性が良くない。
【0005】また、スピーカをスクリーンの横又は下に
設置すると、スクリーンのためのスペース効率が悪く、
また、ホームシアタの美観を損ない好ましくない。
設置すると、スクリーンのためのスペース効率が悪く、
また、ホームシアタの美観を損ない好ましくない。
【0006】そのため、スピーカをスクリーンの後方に
設置した場合、映像光を反射するスクリーンの全面に微
細な孔を設けてスピーカの音がスクリーンを通して前方
の視聴者に届き易くしたスクリーン装置が存在する。
設置した場合、映像光を反射するスクリーンの全面に微
細な孔を設けてスピーカの音がスクリーンを通して前方
の視聴者に届き易くしたスクリーン装置が存在する。
【0007】また、特開平4−186240号公報「ス
クリーン」に開示されているように、スクリーンのフレ
ーム(外枠)をパイプで形成し、このパイプの中にスピ
ーカを内蔵したスクリーン装置も存在する。
クリーン」に開示されているように、スクリーンのフレ
ーム(外枠)をパイプで形成し、このパイプの中にスピ
ーカを内蔵したスクリーン装置も存在する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスクリーン装置のように、映像を照射するスクリー
ン全面に微細な孔を設けた構造では、音の透過性が良く
なる反面、乱反射により映像が暗くなるという問題点を
有する。
来のスクリーン装置のように、映像を照射するスクリー
ン全面に微細な孔を設けた構造では、音の透過性が良く
なる反面、乱反射により映像が暗くなるという問題点を
有する。
【0009】また、スクリーンのフレーム内にスピーカ
を内蔵する方法では、フレームが大型になると共にスピ
ーカの取り付けのための構造が複雑となり、高コストと
なるという問題点を有する。従って、音響再生を劣化さ
せることなく、且つ構造的に複雑にならないで、スピー
カを取り付ける取付構造を備えたスクリーン装置に課題
を有する。
を内蔵する方法では、フレームが大型になると共にスピ
ーカの取り付けのための構造が複雑となり、高コストと
なるという問題点を有する。従って、音響再生を劣化さ
せることなく、且つ構造的に複雑にならないで、スピー
カを取り付ける取付構造を備えたスクリーン装置に課題
を有する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るスクリーン装置は、投射した映像光を
反射するスクリーンと、このスクリーンの外周を支持す
る外枠と、スクリーン又は外枠の適宜位置に設けたスピ
ーカとからなるスピーカ装置であって、外枠を含むスク
リーンの外周部分であって、映像光を反射しない部分、
好ましくは外枠の一部に開孔部を設け、この開孔部の後
側にスピーカを設置したことである。
に、本発明に係るスクリーン装置は、投射した映像光を
反射するスクリーンと、このスクリーンの外周を支持す
る外枠と、スクリーン又は外枠の適宜位置に設けたスピ
ーカとからなるスピーカ装置であって、外枠を含むスク
リーンの外周部分であって、映像光を反射しない部分、
好ましくは外枠の一部に開孔部を設け、この開孔部の後
側にスピーカを設置したことである。
【0011】又、映像光を反射しない部分、好ましくは
外枠の一部又は全部は、音の透過性が良い部材で形成
し、この音の透過性の良い部材の後方適宜位置にスピー
カを取り付けたことである。
外枠の一部又は全部は、音の透過性が良い部材で形成
し、この音の透過性の良い部材の後方適宜位置にスピー
カを取り付けたことである。
【0012】このような構成にしたスクリーン装置は、
スピーカの取り付け位置を正確に設定する必要がなく、
又、開孔部又は透過部材を介してスピーカから出力され
た音はスクリーン近傍の前方の視聴者に良く伝わり、音
と映像との一体感を得ることができ、且つ映像光を反射
する部分のスクリーンそのものには何も影響されないの
で映像の画質を損なうことがない。
スピーカの取り付け位置を正確に設定する必要がなく、
又、開孔部又は透過部材を介してスピーカから出力され
た音はスクリーン近傍の前方の視聴者に良く伝わり、音
と映像との一体感を得ることができ、且つ映像光を反射
する部分のスクリーンそのものには何も影響されないの
で映像の画質を損なうことがない。
【0013】しかも、スクリーンの上下左右にスピーカ
を設置するスペースを取る必要がないから、狭い場所で
も大きなスクリーンを設置することができると共に、ス
ピーカは前方から見えないから美観を損なうこともな
い。
を設置するスペースを取る必要がないから、狭い場所で
も大きなスクリーンを設置することができると共に、ス
ピーカは前方から見えないから美観を損なうこともな
い。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係るスピーカを取り付け
たスクリーン装置の望ましい第1及び第2の実施形態に
ついて、一般家庭におけるオーバーヘッドプロジェクタ
を用いたホームシアタに使用されるスクリーンについて
図を参照にして説明する。
たスクリーン装置の望ましい第1及び第2の実施形態に
ついて、一般家庭におけるオーバーヘッドプロジェクタ
を用いたホームシアタに使用されるスクリーンについて
図を参照にして説明する。
【0015】第1の実施形態のスクリーン装置は、図1
に示すように、横長の矩形状のスクリーン1と、スクリ
ーン1の外周を囲んで支持する外枠2と、映像光を反射
しない部分である外枠2の一部に設けられた、所定の大
きさの貫通した開孔部3、4、5と、この開孔部3、
4、5のそれぞれの後側に設けたスピーカ6、7、8と
から構成されている。
に示すように、横長の矩形状のスクリーン1と、スクリ
ーン1の外周を囲んで支持する外枠2と、映像光を反射
しない部分である外枠2の一部に設けられた、所定の大
きさの貫通した開孔部3、4、5と、この開孔部3、
4、5のそれぞれの後側に設けたスピーカ6、7、8と
から構成されている。
【0016】スクリーン1は、白い合成樹脂シートから
なり、オーバーヘッドプロジェクタから投射される映像
光を効率よくムラ無く反射するように外枠2に皺のよら
ないように張られている。
なり、オーバーヘッドプロジェクタから投射される映像
光を効率よくムラ無く反射するように外枠2に皺のよら
ないように張られている。
【0017】外枠2は、木材、合成樹脂、金属等の適当
な材料からなる上下左右の各辺用の真っ直ぐな細長い4
個の板を組み立てた矩形状の枠であり、表面は黒色の塗
装が施されている。上記スクリーン1は、外枠2に適当
な取り付け具で取り付けられている。
な材料からなる上下左右の各辺用の真っ直ぐな細長い4
個の板を組み立てた矩形状の枠であり、表面は黒色の塗
装が施されている。上記スクリーン1は、外枠2に適当
な取り付け具で取り付けられている。
【0018】開孔部3、4、5は、図1及び図2に示す
ように、外枠2の左、右、下の各板のそれぞれの中央部
に適当な面積の矩形状領域であり、表裏に貫通した貫通
孔にした構造となっている。この開孔3、4、5の形状
は矩形状でなくとも、例えばスピーカに合わせた円形状
でもよく、形状に限定されない。又、開孔部3〜5を設
けた位置は、外枠2に限定されず、映像光を反射しない
部分であればスクリーン1上であってもよく、スクリー
ンと外枠との両者に渡った位置であってもよい。
ように、外枠2の左、右、下の各板のそれぞれの中央部
に適当な面積の矩形状領域であり、表裏に貫通した貫通
孔にした構造となっている。この開孔3、4、5の形状
は矩形状でなくとも、例えばスピーカに合わせた円形状
でもよく、形状に限定されない。又、開孔部3〜5を設
けた位置は、外枠2に限定されず、映像光を反射しない
部分であればスクリーン1上であってもよく、スクリー
ンと外枠との両者に渡った位置であってもよい。
【0019】この開孔部3、4の後方左右には、図1及
び図2に示すように、音量の大きい左右音声をそれぞれ
出力する左スピーカ6と右スピーカ7とをそれぞれ取り
付け、開孔部5の後方下部には、補助スピーカ8を取り
付けた構造となっている。
び図2に示すように、音量の大きい左右音声をそれぞれ
出力する左スピーカ6と右スピーカ7とをそれぞれ取り
付け、開孔部5の後方下部には、補助スピーカ8を取り
付けた構造となっている。
【0020】この開孔部3〜5の後側のスピーカ6〜8
の取り付けは、スピーカ6〜8からの音が開孔部3〜5
内を通過してスクリーン1の表方向に導くようにして取
り付ければよく、裏側であるので取付外観は考慮しなく
てよく、又、開孔部3〜5との位置決め等の寸法精度は
緩やかである。
の取り付けは、スピーカ6〜8からの音が開孔部3〜5
内を通過してスクリーン1の表方向に導くようにして取
り付ければよく、裏側であるので取付外観は考慮しなく
てよく、又、開孔部3〜5との位置決め等の寸法精度は
緩やかである。
【0021】このような構造からなるスクリーン装置
は、外枠に開孔部3〜5を介してスピーカ6〜8から発
生する音を減衰しないでスクリーン1の近傍位置前方方
向に導いて音響効果の良い再生をすることができ、音と
映像との一体感を得ることができる。
は、外枠に開孔部3〜5を介してスピーカ6〜8から発
生する音を減衰しないでスクリーン1の近傍位置前方方
向に導いて音響効果の良い再生をすることができ、音と
映像との一体感を得ることができる。
【0022】次に本発明に係る第2の実施形態のスクリ
ーン装置について説明する。第2の実施形態のスクリー
ン装置は、上記第1の実施形態と構成を同じくした構造
となっている。即ち、図3及び図4に示すように、スク
リーン装置は、横長の矩形状のスクリーン1と、スクリ
ーン1の外周を囲んで支持する外枠2と、映像光を反射
しない部分である外枠2の一部又は全部に、音の透過性
が良い部材で形成した通音部9、10、11と、この通
音部9、10、11のそれぞれの後側に設けたスピーカ
6、7、8とから構成されている。ここで、スクリーン
1、外枠2、スピーカ6〜8については上記第1の実施
形態と同様であるので、その説明は省略する。
ーン装置について説明する。第2の実施形態のスクリー
ン装置は、上記第1の実施形態と構成を同じくした構造
となっている。即ち、図3及び図4に示すように、スク
リーン装置は、横長の矩形状のスクリーン1と、スクリ
ーン1の外周を囲んで支持する外枠2と、映像光を反射
しない部分である外枠2の一部又は全部に、音の透過性
が良い部材で形成した通音部9、10、11と、この通
音部9、10、11のそれぞれの後側に設けたスピーカ
6、7、8とから構成されている。ここで、スクリーン
1、外枠2、スピーカ6〜8については上記第1の実施
形態と同様であるので、その説明は省略する。
【0023】通音部9、10、11は、図3及び図4に
示すように、外枠2の左、右、下の各板のそれぞれの中
央部に適当な面積の矩形状領域にして表裏に貫通し、そ
の領域は音の透過性を良くする部材で形成された構造と
なっている。実施例においては、この領域に音の透過性
が良い部材、即ち、多数の小径の貫通孔12を設けた構
造となっている。
示すように、外枠2の左、右、下の各板のそれぞれの中
央部に適当な面積の矩形状領域にして表裏に貫通し、そ
の領域は音の透過性を良くする部材で形成された構造と
なっている。実施例においては、この領域に音の透過性
が良い部材、即ち、多数の小径の貫通孔12を設けた構
造となっている。
【0024】この通音部9〜11の形状は、矩形状でな
くとも、例えばスピーカに合わせた円形状でもよく形状
に限定されない。又、外枠2全体を音の透過性の良い部
材で形成して適宜位置にスピーカ6〜8を装着するよう
にしてもよい。更に、通音部9〜11は、外枠2に限定
されず、映像光を反射しない部分であればスクリーン1
上であってもよく、スクリーン1と外枠2との両者に渡
った位置であってもよいことは第1の実施形態と同様で
ある。この場合には、スクリーン1の映像光を反射しな
い部分は音の透過性を良くする構造にする必要がある。
くとも、例えばスピーカに合わせた円形状でもよく形状
に限定されない。又、外枠2全体を音の透過性の良い部
材で形成して適宜位置にスピーカ6〜8を装着するよう
にしてもよい。更に、通音部9〜11は、外枠2に限定
されず、映像光を反射しない部分であればスクリーン1
上であってもよく、スクリーン1と外枠2との両者に渡
った位置であってもよいことは第1の実施形態と同様で
ある。この場合には、スクリーン1の映像光を反射しな
い部分は音の透過性を良くする構造にする必要がある。
【0025】この通音部9〜11の後方左右には、図3
及び図4に示すように、音量の大きい左右音声を出力す
る左スピーカ6と右スピーカ7とをそれぞれ取り付け、
通音部5の後方下部には、補助スピーカ8を取り付けた
構造となっている。
及び図4に示すように、音量の大きい左右音声を出力す
る左スピーカ6と右スピーカ7とをそれぞれ取り付け、
通音部5の後方下部には、補助スピーカ8を取り付けた
構造となっている。
【0026】この通音部9〜11の後側のスピーカ6〜
8の取り付けは、スピーカ6〜8からの音が通音部9〜
11を介してスクリーン1の表方向に導くようにして取
り付ければよく、裏側であるので取付外観は考慮しなく
よく、又、通音部9〜11との位置決め等の位置関係を
考慮しなくてすむ。
8の取り付けは、スピーカ6〜8からの音が通音部9〜
11を介してスクリーン1の表方向に導くようにして取
り付ければよく、裏側であるので取付外観は考慮しなく
よく、又、通音部9〜11との位置決め等の位置関係を
考慮しなくてすむ。
【0027】このような構造からなるスクリーン装置
は、上記第1の実施形態と同様に、外枠2に通音部9〜
11の小径の貫通孔12を介してスピーカ6〜8から発
生する音を減衰しないでスクリーン1の前方方向に導い
て音響効果の良い再生を行なうことができ、音と映像と
の一体感を得ることができる。
は、上記第1の実施形態と同様に、外枠2に通音部9〜
11の小径の貫通孔12を介してスピーカ6〜8から発
生する音を減衰しないでスクリーン1の前方方向に導い
て音響効果の良い再生を行なうことができ、音と映像と
の一体感を得ることができる。
【0028】次に、上記第2の実施形態における通音部
9〜11の変形例について図を参照にして説明する。こ
の通音部9〜11は、図5〜図8に示すように、外枠2
に設けた通音部の位置及び広さを変えた種々の変形例で
あり、それぞれの変形例の動作及び音響効果は図3及び
図4で示した実施形態と同様である。尚、この変形例
は、上記第1の実施形態の開孔部3〜5(図1及び図2
参照)と同じ構造であり、外枠2の一部分に設けた通音
部9〜11の変形例であれば、そのまま開孔部3〜5に
適応できる。
9〜11の変形例について図を参照にして説明する。こ
の通音部9〜11は、図5〜図8に示すように、外枠2
に設けた通音部の位置及び広さを変えた種々の変形例で
あり、それぞれの変形例の動作及び音響効果は図3及び
図4で示した実施形態と同様である。尚、この変形例
は、上記第1の実施形態の開孔部3〜5(図1及び図2
参照)と同じ構造であり、外枠2の一部分に設けた通音
部9〜11の変形例であれば、そのまま開孔部3〜5に
適応できる。
【0029】第1の変形例のスクリーン装置は、図5に
示すように、スクリーン1の下部側に設けた通音部11
(図3及び図3参照)の代わりに開孔部5aを外枠2の
上部中央に設け、この開孔部5aの後方にスピーカ8を
設置した構造となっている。このような構造としたこと
により、スクリーン装置の配置場所によっては下部側が
塞がれた状態になってもスクリーン1の上部から音を発
生させて、下部側からの音の発生と同じ効果を得ること
ができる。
示すように、スクリーン1の下部側に設けた通音部11
(図3及び図3参照)の代わりに開孔部5aを外枠2の
上部中央に設け、この開孔部5aの後方にスピーカ8を
設置した構造となっている。このような構造としたこと
により、スクリーン装置の配置場所によっては下部側が
塞がれた状態になってもスクリーン1の上部から音を発
生させて、下部側からの音の発生と同じ効果を得ること
ができる。
【0030】第2の変形例のスクリーン装置は、図6に
示すように、外枠2の左右の辺2a、2bの全面に多数
の小径の貫通孔12を設けて通音部9A、10Aとし、
各通音部9A、10Aの中央位置後方にスピーカ6、7
をそれぞれ設置した構造となっている。このような構造
としたことにより、スピーカ6、7の配置位置が外枠2
の左右の辺2a、2b全面で自由に設定変更することが
できるようになる。
示すように、外枠2の左右の辺2a、2bの全面に多数
の小径の貫通孔12を設けて通音部9A、10Aとし、
各通音部9A、10Aの中央位置後方にスピーカ6、7
をそれぞれ設置した構造となっている。このような構造
としたことにより、スピーカ6、7の配置位置が外枠2
の左右の辺2a、2b全面で自由に設定変更することが
できるようになる。
【0031】第3の変形例のスクリーン装置は、図7に
示すように、外枠2の上辺2c全面に多数の小径の貫通
孔12を設けた通音部13とし、この通音部13の後方
に左右のスピーカ6A、7Aを設置した構造となってい
る。このような構造としたことにより、スピーカ6A、
7Aの配置場所がスクリーン1の上部の何れの位置でも
よく、適宜スクリーン1を使用する環境等の条件に合わ
せて設定変更することができる。
示すように、外枠2の上辺2c全面に多数の小径の貫通
孔12を設けた通音部13とし、この通音部13の後方
に左右のスピーカ6A、7Aを設置した構造となってい
る。このような構造としたことにより、スピーカ6A、
7Aの配置場所がスクリーン1の上部の何れの位置でも
よく、適宜スクリーン1を使用する環境等の条件に合わ
せて設定変更することができる。
【0032】第4の変形例のスクリーン装置は、図8に
示すように、外枠2の下辺2d全面に多数の小径の貫通
孔12を設けた通音部14とし、この通音部14の後方
に左右のスピーカ15、16を設置した構造となってい
る。このような構造としたことによりスクリーン1の下
部側辺2d全面において、スピーカ15、16の配置位
置を自由に設定変更することができる。
示すように、外枠2の下辺2d全面に多数の小径の貫通
孔12を設けた通音部14とし、この通音部14の後方
に左右のスピーカ15、16を設置した構造となってい
る。このような構造としたことによりスクリーン1の下
部側辺2d全面において、スピーカ15、16の配置位
置を自由に設定変更することができる。
【0033】尚、上記説明した第1及び第2の実施形態
及び第1〜第4の変形例に限定されることなく、要は映
像光を反射しない位置に開孔部又は音の透過性が良い部
材をスクリーンの外周又は外枠に設け、その後側にスピ
ーカを取り付ける構造であればよい。
及び第1〜第4の変形例に限定されることなく、要は映
像光を反射しない位置に開孔部又は音の透過性が良い部
材をスクリーンの外周又は外枠に設け、その後側にスピ
ーカを取り付ける構造であればよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るスク
リーン装置は、映像光を反射しない部分に開孔部又は音
の透過性を良くした部材を設け、その後方にスピーカを
設置するようにしたので、スピーカの取付位置の寸法精
度を緩やかにして取り付けることができ、且つスクリー
ンの近傍位置前方の視聴者の見えない位置から音質のよ
い音が視聴者に良く伝わる優れた音響特性を得ることが
できる。又、スクリーン近傍位置からの音の発生は、音
と映像の一体感を得ることができる。更に、効率的なス
ペース利用による小型化と、美観の向上を図ることがで
きる。
リーン装置は、映像光を反射しない部分に開孔部又は音
の透過性を良くした部材を設け、その後方にスピーカを
設置するようにしたので、スピーカの取付位置の寸法精
度を緩やかにして取り付けることができ、且つスクリー
ンの近傍位置前方の視聴者の見えない位置から音質のよ
い音が視聴者に良く伝わる優れた音響特性を得ることが
できる。又、スクリーン近傍位置からの音の発生は、音
と映像の一体感を得ることができる。更に、効率的なス
ペース利用による小型化と、美観の向上を図ることがで
きる。
【図1】本発明に係る第1の実施形態のスピーカを取り
付けたスクリーン装置の略示的な平面図である。
付けたスクリーン装置の略示的な平面図である。
【図2】同図1のAーA線の断面図である。
【図3】同第2の実施形態のスピーカを取り付けたスク
リーン装置の略示的な平面図である。
リーン装置の略示的な平面図である。
【図4】同図3のBーB線の断面図である。
【図5】同第2の実施形態の第1の変形例を示した略示
的な平面図である。
的な平面図である。
【図6】同第2の実施形態の第2の変形例を示した略示
的な平面図である。
的な平面図である。
【図7】同第2の実施形態の第3の変形例を示した略示
的な平面図である。
的な平面図である。
【図8】同第2の実施形態の第4の変形例を示した略示
的な平面図である。
的な平面図である。
1:スクリーン、2:外枠、2a、2b、2c、2d:
辺、3〜5:開孔部、6〜8:スピーカ、9〜11:通
音部、12:小径の貫通孔、9A、10A、13、1
4:通音部。
辺、3〜5:開孔部、6〜8:スピーカ、9〜11:通
音部、12:小径の貫通孔、9A、10A、13、1
4:通音部。
Claims (4)
- 【請求項1】投射した映像光を反射するスクリーンと、
該スクリーンの外周を支持する外枠と、前記スクリーン
又は外枠の適宜位置に設けたスピーカとからなるスピー
カ装置であって、前記外枠を含む前記スクリーンの外周
部分であって、前記映像光を反射しない部分の一部に所
定大きさの開孔部を設け、該開孔部の後側に前記スピー
カを設置したことを特徴とするスクリーン装置。 - 【請求項2】前記開孔部は、前記外枠に設けたことを特
徴とする請求項1に記載のスクリーン装置。 - 【請求項3】投射した映像光を反射するスクリーンと、
該スクリーンの外周を支持する外枠と、前記スクリーン
又は外枠の適宜位置に設けたスピーカとからなるスピー
カ装置であって、前記外枠を含む前記スクリーンの外周
部分であって、前記映像光を反射しない部分の一部又は
全部を音の透過性が良い部材で形成し、該音の透過性が
良い部材の後側に前記スピーカを設置したことを特徴と
するスクリーン装置。 - 【請求項4】前記音の透過性が良い部材は、前記外枠の
前後方向に貫通する多数の小径の貫通孔からなることを
特徴とする請求項3に記載のスクリーン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13995796A JPH09325421A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | スクリーン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13995796A JPH09325421A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | スクリーン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09325421A true JPH09325421A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15257615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13995796A Pending JPH09325421A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | スクリーン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09325421A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6527237B2 (en) | 2001-07-02 | 2003-03-04 | Harman International Industries Incorporated | Crossbar bracket assembly for speakers and monitors |
WO2003077026A1 (fr) * | 2002-03-08 | 2003-09-18 | Yupo Corporation | Ecran |
-
1996
- 1996-06-03 JP JP13995796A patent/JPH09325421A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6527237B2 (en) | 2001-07-02 | 2003-03-04 | Harman International Industries Incorporated | Crossbar bracket assembly for speakers and monitors |
WO2003077026A1 (fr) * | 2002-03-08 | 2003-09-18 | Yupo Corporation | Ecran |
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