JPH08213769A - 筐体の扉開閉構造 - Google Patents

筐体の扉開閉構造

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Publication number
JPH08213769A
JPH08213769A JP2052795A JP2052795A JPH08213769A JP H08213769 A JPH08213769 A JP H08213769A JP 2052795 A JP2052795 A JP 2052795A JP 2052795 A JP2052795 A JP 2052795A JP H08213769 A JPH08213769 A JP H08213769A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
case
main body
shaft
cord
Prior art date
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Pending
Application number
JP2052795A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Obata
克也 小幡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH08213769A publication Critical patent/JPH08213769A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続コードを蝶番の内部に通すことにより、
扉を開閉しても接続コードを弛ませない扉開閉構造を提
供する。 【構成】 一端にコネクタ12aを設けた接続コード1
2の他端を蝶番1の第1のケース2の接続コード用通路
2bから孔2aに挿入し、コネクタ12aをコネクタ用
溝2cに装着し固定する。次に、シャフト4の一端4b
を第1のケース2の孔2aに挿入すると共に接続コード
12をシャフト4の中空部分に通し、シャフト4の他端
4cを第2のケース3の孔3aに挿入すると共に接続コ
ード12をコネクタ用溝3cから引き出す。そして、接
続コード12の他端にコネクタ12bを接続し、コネク
タ12bを第2のケース3のコネクタ用溝3cに装着し
固定する。この後、第1のケース2は扉6に固定され、
第2のケース3は本体7に固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筐体の扉開閉構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、本体に開閉自在に取り付けた扉
及び本体内に、電子部品を有する装置を夫々組み込み、
これらの電子部品を接続コードを用いて電気的に接続し
た筐体において、接続コードは扉と本体との間に掛け渡
されており、従って、扉の開閉の際又は本体内の装置を
取り出す際に邪魔にならないよう、例えば樹脂等の柔ら
かい材質で形成したプレート状のコードガイドで扉と本
体との境界部分に位置する接続コードを筐体の内壁に押
し付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の接続コードは、
扉を本体に対し大きく開いた状態(全開の状態)にして
も突っ張らないように、コードの長さ及びコードガイド
の取付け状態が決定されている。従って、筐体内の装置
が取り出せる程度に扉を本体に対し開いた(半開きにし
た)際及び閉じた際、コードガイドに押し付けられた部
分の接続コード及びコードガイドは、接続コードが弛む
ことにより膨らむ。それ故、扉を半開きの状態にして本
体内の装置を取り出そうとすると、膨らんだ部分の接続
コード及びコードガイドと装置とが干渉して接続コード
及びコードガイドが擦れる、或いは装置が引っ掛かりコ
ードガイドが破れ接続コードが断線する可能性がある。
また、コードガイド側付近の本体内壁と本体内の装置と
の間に間隙が設けられている場合では、扉を閉める際に
膨らんだ部分の接続コード及びコードガイドがその間隙
に挟み込まれて扉が閉まらなくなる、或いは強制的に扉
を閉めることによりコードガイドが破れ接続コードが断
線してしまう可能性がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、扉を本体に開閉自在に取り付ける蝶番
は、蝶番の回動支点となり接続コードが両端から引き出
されて貫通するシャフトと、シャフトの一端部が回動自
在に取り付けられて扉に取り付けられ、その内部を通る
接続コードが扉に組み込まれた電子部品を有する装置と
接続される第1のケースと、シャフトの他端部が回動自
在に取り付けられて本体に取り付けられ、その内部を通
る接続コードが本体に組み込まれた電子部品を有する装
置と接続される第2のケースとから成るものである。
【0005】
【作用】扉を開いていくと、蝶番のシャフトを回動支点
として第1のケースが扉と共に回動する。この時、接続
コードはシャフトを回動支点としてケースと共に回動
し、従ってシャフト内で捩れる。また扉を閉じていく
と、シャフトを回動支点として第1のケースが扉と共に
回動する。この時、接続コードは第1のケースと共に回
動し捩じれた状態から元に戻る。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に
説明する。本実施例では、筐体として銀行等の金融機関
で使用される入出金自動取引機を例にとり説明する。図
1は本発明に係る実施例の蝶番の構造説明図であり、図
2は実施例の筐体の扉を開けた状態を示す図である。な
お、各図面に共通する要素には同一の符号を付す。
【0007】図1に示す蝶番1は、第1のケース2、第
2のケース3、及び第1のケースと第2のケースとに両
端4b、4cを回動自在に挿入され蝶番1の回動支点と
なる中空のシャフト4を有し、両端にコネクタ12a、
12bが設けられた接続コード12が組み込まれてい
る。シャフト4の外周にはつば4aが形成され、シャフ
ト4を挿入した両ケース2、3がこのつば4aに夫々当
接する。蝶番1の第1のケース2は筐体5の扉6のネジ
孔6aから挿入される図示せぬネジにより固定され、第
2のケース3は筐体5の本体7のネジ孔7aから挿入さ
れる図示せぬネジにより固定される。両ケース2、3が
筐体5に固定されると、接続コード12のコネクタ12
a、12bは扉6及び本体7に夫々形成されたコネクタ
用孔6b、7bから筐体5の内側に夫々露出する。
【0008】筐体5は図2に示すように扉6の内側にオ
ペレータ用の操作盤6aが組み込まれ、この操作盤6a
は扉6側のコネクタ12aに接続される。本体7内には
カードリードプリンタ装置8、通帳記帳装置9、入出金
装置10、及び主制御装置11等、複数の装置が組み込
まれ、本体7側のコネクタ12bに接続される。
【0009】ここで蝶番1の内部構造、及び蝶番1の組
立てを図3を加えて説明する。図3は、実施例の第2の
ケースに組み込まれた接続コードの状態説明図である。
【0010】先ず内部構造から説明する。蝶番1の第1
のケース2にはシャフト4の一端が挿入される円筒状の
孔2a、孔2aと接続される接続コード用通路2b、及
びコネクタ用溝2cが形成されている。また同様に、第
2のケース3にはシャフト4の他端が挿入される円筒状
の孔3a、孔3aと接続される接続コード用通路3b、
及びコネクタ用溝3cが形成されている。コネクタ用溝
3cの奥行Aはコネクタ12bの厚みBよりも広くなっ
ている。
【0011】次に蝶番1の組立てを説明する。先ず接続
コード12の一端にコネクタ12aを設け、接続コード
12の他端を第1のケース2の接続コード用通路2bか
ら孔2aに挿入する。この時、コネクタ12aをコネク
タ用溝2cに装着し、ネジ13にて第1のケース2に固
定する。次に、シャフト4の一端4bを第1のケース2
の孔2aに挿入すると共に接続コード12をシャフト4
の中空部分に通し、他端4cから引き出す。この状態で
シャフト4の他端4cを第2のケース3の孔3aに挿入
すると共に、接続コード12を接続コード用通路3bを
通してコネクタ用溝3cから引き出す。そして、接続コ
ード12の他端にコネクタ12bを接続する。次にコネ
クタ12bを第2のケース3のコネクタ用溝3cに装着
するが、この時余ったコードは、厚みBよりも奥行Aの
方が広いので、コネクタ用溝3cの奥に例えば図3に示
すように収納してからコネクタ12bをネジ13にて固
定する。
【0012】以上により接続コード12は蝶番1の内部
に組み込まれ、また接続コード12の両ケース2、3か
ら露出した部分は、コネクタ12a、12bが両ケース
2、3に固定されることにより接続コード用通路3bに
押し付けられ、従って両ケース2、3から外れない。こ
の後、第1のケース2に形成したネジ孔2dに扉6のネ
ジ孔6aから挿入されたネジが挿入され、第1のケース
2は扉6に固定される。また、第2のケース3に形成し
たネジ孔3dに本体7のネジ孔6aから挿入されたネジ
が挿入され、第2のケース3は本体7に固定される。こ
の状態で扉6の表側から接続コード12は蝶番1に隠さ
れて見えなくなっている。
【0013】そして、コネクタ12aは操作盤6aに接
続され、コネクタ12bは本体7内の装置に接続され
る。ところで、筐体5には図示せぬ別の蝶番が1個以上
取り付けられ、蝶番1と共に扉6を本体7に対し回動自
在に保持している。
【0014】次に、本実施例の扉6の開閉動作に伴う接
続コードの動作を図4を加えて説明する。図4は実施例
の扉の開閉状態説明図であり、図4の(a)、(b)、
(c)は夫々、扉6を閉じた状態、扉6を本体7に対し
半開きにした状態、扉6を本体に対し全開にした状態を
示す。なお本実施例では、扉6を半開きにした状態で蝶
番1を筐体5に固定することにより、扉6を半開きにし
た状態において接続コード12はシャフト4内で捩れの
ない状態にしているが、扉6を全開にした状態で蝶番1
を筐体5に固定してもよい。この場合扉6を全開にした
状態において接続コード12はシャフト4内で捩れのな
い状態になる。
【0015】図4(b)の半開きの状態より図4(a)
の閉じた状態まで扉6を矢印C方向へ回動すると、接続
コード12もシャフト4の内部で矢印C方向へ回動し捩
れるが、接続コード12の回動支点が扉6の回動支点と
同じであるので接続コード12は突っ張らない。また、
図4(b)の状態より図4(c)の全開の状態まで扉6
を矢印D方向へ回動すると、接続コード12もシャフト
4の内部で矢印D方向へ回動し捩れるが、接続コード1
2の回動支点が扉6の回動支点と同じであるので接続コ
ード12は突っ張らない。
【0016】本実施例では、蝶番1を筐体5に固定する
際、扉6を半開きの状態で取り付け接続コード12をシ
ャフト4内で捩れのない状態にしているので、半開きの
状態から扉6を閉じる或いは扉6を全開にしても、接続
コード12の捩れは最小限で済む。
【0017】本実施例では、接続コード12は蝶番1の
内部に組み込まれているので、図4(b)の半開きの状
態で、例えば装置8を本体7外へ引き出しても接続コー
ド12が装置8に引っ掛かってしまうということはな
い。また、接続コード12が蝶番1の内部に組み込まれ
ているので、蝶番1を接続コード組込み型の一体のユニ
ットとして扱うことができ、従って、蝶番により扉が本
体に対し開閉自在に取り付けられた筐体であって、電子
部品を有する装置が扉及び本体内に組み込まれ、これら
電子部品を有する装置が夫々接続コードにより接続され
る筐体であれば、筐体5の大きさに関係なく本実施例の
蝶番1は適用できる。また、両ケース2、3はネジにて
筐体5に固定されているので、蝶番1は筐体5に対し自
在に着脱することができる。
【0018】本実施例のシャフト4のつば4aを摩擦係
数の小さい材質のもので形成すれば、第1のケース2の
回動はより円滑に行われる。また、蝶番1の材質は1種
類だけに限らず、扉6の重さ等に応じて強度のある材質
を用いることができる。
【0019】また、本実施例では接続コード12の両端
はシャフト4の外周面からではなく、両端4b、4cか
ら夫々引き出されているので、扉6を矢印C、D方向に
回動した際に、接続コード12がシャフト4に巻き付い
て断線してしまうということはない。
【0020】本実施例では蝶番1を筐体5の外側から取
り付けているが、筐体5の内側に取り付けてもよい。こ
の場合、扉6及び本体7にコネクタ用孔6b、7bを形
成する必要はない。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
扉を本体に開閉自在に取り付ける蝶番を、蝶番の回動支
点となり接続コードが両端から引き出されて貫通するシ
ャフトと、シャフトの一端部が回動自在に取り付けられ
て扉に取り付けられ、その内部を通る接続コードが扉に
組み込まれた電子部品を有する装置と接続される第1の
ケースと、シャフトの他端部が回動自在に取り付けられ
て本体に取り付けられ、その内部を通る接続コードが本
体に組み込まれた電子部品を有する装置と接続される第
2のケースとから構成することにより、扉の開き具合に
応じて接続コードの長さを決定する必要がない。また扉
の開閉の際、接続コードはシャフト内で捩れるのみであ
り、従って、膨らんだ(弛んだ)接続コードが電子部品
の組み込まれた装置と干渉する、或いは扉を閉める際に
本体内壁と本体内の装置との間の間隙に膨らんだ接続コ
ードが挟み込まれてしまうということも起こらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の蝶番の構造説明図であ
る。
【図2】実施例の筐体の扉を開けた状態を示す図であ
る。
【図3】実施例の接続コードの状態説明図である。
【図4】実施例の扉の開閉状態説明図である。
【符号の説明】
1 蝶番 2 第1のケース 2b、3b 接続コード用通路 2c、3c コネクタ用溝 3 第2のケース 4 シャフト 4b 一端 4c 他端 5 筐体 6 扉 7 本体 12a、12b コネクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蝶番により本体に扉を開閉自在に取り付
    けると共に、本体及び扉に電子部品を有する装置を夫々
    組み込み、これらの装置を接続コードにより互いに接続
    した筐体の扉開閉構造において、 前記蝶番は、 蝶番の回動支点となり接続コードが両端から引き出され
    て貫通するシャフトと、 シャフトの一端部が回動自在に取り付けられて扉に取り
    付けられ、その内部を通る接続コードが扉に組み込まれ
    た装置と接続される第1のケースと、 シャフトの他端部が回動自在に取り付けられて本体に取
    り付けられ、その内部を通る接続コードが本体に組み込
    まれた装置と接続される第2のケースとから成ることを
    特徴とする筐体の扉開閉構造。
  2. 【請求項2】 前記扉及び本体内に組み込んだ装置に接
    続されるコネクタを前記接続コードの両端に夫々設け、
    これらコネクタが固定される取付け溝を前記第1のケー
    ス及び第2のケースに夫々形成する請求項1記載の筐体
    の扉開閉構造。
  3. 【請求項3】 前記シャフトの両端から引き出された接
    続コードを前記取付け溝まで案内する接続コードの通路
    を前記第1のケース及び第2のケースに夫々形成する請
    求項2記載の筐体の扉開閉構造。
JP2052795A 1995-02-08 1995-02-08 筐体の扉開閉構造 Pending JPH08213769A (ja)

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JP2052795A JPH08213769A (ja) 1995-02-08 1995-02-08 筐体の扉開閉構造

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JP2052795A JPH08213769A (ja) 1995-02-08 1995-02-08 筐体の扉開閉構造

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JPH08213769A true JPH08213769A (ja) 1996-08-20

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ID=12029635

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JP2052795A Pending JPH08213769A (ja) 1995-02-08 1995-02-08 筐体の扉開閉構造

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JP (1) JPH08213769A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI753669B (zh) * 2020-11-24 2022-01-21 英業達股份有限公司 可降低結構厚度並且具有旋轉功能的蓋板機構
CN114521084A (zh) * 2020-11-19 2022-05-20 英业达科技有限公司 可降低结构厚度并且具有旋转功能的盖板机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114521084A (zh) * 2020-11-19 2022-05-20 英业达科技有限公司 可降低结构厚度并且具有旋转功能的盖板机构
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