JPH08137577A - 小型電子機器 - Google Patents
小型電子機器Info
- Publication number
- JPH08137577A JPH08137577A JP6271325A JP27132594A JPH08137577A JP H08137577 A JPH08137577 A JP H08137577A JP 6271325 A JP6271325 A JP 6271325A JP 27132594 A JP27132594 A JP 27132594A JP H08137577 A JPH08137577 A JP H08137577A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- hinge
- display
- fpc
- main body
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 軸芯ピンにFPCケーブルをロール状に巻き
付けることにより、ケーブルの断線を防止する。 【構成】 表示部1を開閉すると本体部と表示部を接続
してあるFPC5に回転動作が加わる。そこで、FPC
5をロール状にしてその中心に軸芯ピン4を使用する。
軸芯ピン4を表示キャビ6に固定し、ヨジレ及びコスレ
を防ぐことができる。又、FPC5をロール状に巻きセ
ットに取り付けるためには、ロール状になる部分を斜め
にする。これにより、ケーブルに屈曲のストレスが加わ
らなくなり、ケーブルの断線が防止できる。
付けることにより、ケーブルの断線を防止する。 【構成】 表示部1を開閉すると本体部と表示部を接続
してあるFPC5に回転動作が加わる。そこで、FPC
5をロール状にしてその中心に軸芯ピン4を使用する。
軸芯ピン4を表示キャビ6に固定し、ヨジレ及びコスレ
を防ぐことができる。又、FPC5をロール状に巻きセ
ットに取り付けるためには、ロール状になる部分を斜め
にする。これにより、ケーブルに屈曲のストレスが加わ
らなくなり、ケーブルの断線が防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型電子機器に関し、
より詳細には、電子機器(電子手帳、携帯情報機器、パ
ソコン等)の入力部(キーボード部)と表示ユニットが
分かれたもので、チルトヒンジなどで任意の角度に変え
られる構成になったもので、入力部と表示ユニットとの
信号線ケーブル(FPC)の線処理方法(ケーブル断線
防止構造)と、線処理方法に使用する部品の2次的効果
で不要輻射対策を行う小型電子機器に関する。
より詳細には、電子機器(電子手帳、携帯情報機器、パ
ソコン等)の入力部(キーボード部)と表示ユニットが
分かれたもので、チルトヒンジなどで任意の角度に変え
られる構成になったもので、入力部と表示ユニットとの
信号線ケーブル(FPC)の線処理方法(ケーブル断線
防止構造)と、線処理方法に使用する部品の2次的効果
で不要輻射対策を行う小型電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】図8〜図11は、従来の小型電子機器の
構成図で、図8は全体斜視図、図9は図8におけるLC
D(液晶ディスプレイ)ユニットとPETケーブルの状
態図、図10はPETケーブルを表示キャビネに取り付
けた状態図、図11は図10の断面図で、図中、21は
表示部、22は本体部、23はケーブル、24は表示キ
ャビ、25は表示キャビ孔、26はLCDユニットであ
る。
構成図で、図8は全体斜視図、図9は図8におけるLC
D(液晶ディスプレイ)ユニットとPETケーブルの状
態図、図10はPETケーブルを表示キャビネに取り付
けた状態図、図11は図10の断面図で、図中、21は
表示部、22は本体部、23はケーブル、24は表示キ
ャビ、25は表示キャビ孔、26はLCDユニットであ
る。
【0003】図8に示す電子機器の表示部21と本体部
22を接続するケーブル23は、PET製ケーブル(カ
ーボン印刷)でL形にして、図10の表示キャビ24の
接続用孔25を通していた。しかし、電子機器において
は、接続用孔をセット制約上、大きくすることが出来な
いため、多数信号線の場合、ケーブルを2枚以上にして
いたので、コストがかかり、作業性が悪かった。しかも
ケーブルに屈曲のストレスが加わっていたため、ケーブ
ル断線の危険性があった。
22を接続するケーブル23は、PET製ケーブル(カ
ーボン印刷)でL形にして、図10の表示キャビ24の
接続用孔25を通していた。しかし、電子機器において
は、接続用孔をセット制約上、大きくすることが出来な
いため、多数信号線の場合、ケーブルを2枚以上にして
いたので、コストがかかり、作業性が悪かった。しかも
ケーブルに屈曲のストレスが加わっていたため、ケーブ
ル断線の危険性があった。
【0004】図12〜図14は、従来のヒンジユニット
の構成図で、図12はヒンジユニットを表示キャビに取
り付ける状態図、図13はヒンジユニットの構成斜視
図、図14はヒンジユニットの構成断面図で、図中、2
7はヒンジシャフト、28はヒンジバネ、29はヒンジ
ユニットベース、30はヒンジユニットロータで、その
他、図19と同じ作用をする部分は同一の符号を付して
ある。
の構成図で、図12はヒンジユニットを表示キャビに取
り付ける状態図、図13はヒンジユニットの構成斜視
図、図14はヒンジユニットの構成断面図で、図中、2
7はヒンジシャフト、28はヒンジバネ、29はヒンジ
ユニットベース、30はヒンジユニットロータで、その
他、図19と同じ作用をする部分は同一の符号を付して
ある。
【0005】図12のように、ヒンジユニット25を表
示キャビ24に取り付け、ヒンジユニット25のロータ
30の突起部が表示キャビ24に固定されてフリースト
ップヒンジとなっていた。そこで、ヒンジユニット25
は、図13の構成になっていたるため、シャフトにより
本体側と表示側を電気的導通を取るにはヒンジシャフト
27がプラスチック製のロータ30とベース29で覆わ
れていたため、電気的導通を取ることが出来なかった。
示キャビ24に取り付け、ヒンジユニット25のロータ
30の突起部が表示キャビ24に固定されてフリースト
ップヒンジとなっていた。そこで、ヒンジユニット25
は、図13の構成になっていたるため、シャフトにより
本体側と表示側を電気的導通を取るにはヒンジシャフト
27がプラスチック製のロータ30とベース29で覆わ
れていたため、電気的導通を取ることが出来なかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
小型電子機器においては、表示を開閉させる機器の接続
ケーブルには、PET材質にカーボン印刷したケーブル
を使用し、表示部の開閉による屈曲を繰り返し行って
も、PET材質が柔らかいため、断線にはいたらない
が、PET製ケーブルではカーボン印刷のため、信号線
ピッチが通常MIN約0.25ピッチしか出来ず、電子
手帳等の多極数の信号線が必要なものでは、ケーブル巾
が大きくなり、キャビネットのヒンジ部を通すために
は、ケーブルを2枚以上に分けなければならなくなり、
コストアップとなっていた。
小型電子機器においては、表示を開閉させる機器の接続
ケーブルには、PET材質にカーボン印刷したケーブル
を使用し、表示部の開閉による屈曲を繰り返し行って
も、PET材質が柔らかいため、断線にはいたらない
が、PET製ケーブルではカーボン印刷のため、信号線
ピッチが通常MIN約0.25ピッチしか出来ず、電子
手帳等の多極数の信号線が必要なものでは、ケーブル巾
が大きくなり、キャビネットのヒンジ部を通すために
は、ケーブルを2枚以上に分けなければならなくなり、
コストアップとなっていた。
【0007】そこで、FPCを使用すれば信号線ピッチ
がMIN約0.1ピッチで出来、ケーブル巾を小さくす
ることが出来るが、FPCケーブルは材質が硬いため屈
曲性が問題となる。また、前述したように、シャフトに
より本体側と表示側を電気的導通を取るには、ヒンジシ
ャフトがプラスチック製のロータとベースで覆われてい
たため、電気的導通を取ることが出来なかった。
がMIN約0.1ピッチで出来、ケーブル巾を小さくす
ることが出来るが、FPCケーブルは材質が硬いため屈
曲性が問題となる。また、前述したように、シャフトに
より本体側と表示側を電気的導通を取るには、ヒンジシ
ャフトがプラスチック製のロータとベースで覆われてい
たため、電気的導通を取ることが出来なかった。
【0008】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、軸芯ピンにFPCケーブルをロール状に巻き
付けることにより、ケーブルの断線防止とすること、ま
た、本体側と表ヘ側とを導通させること、さらに、導通
用アース線を不要とし、部品点数の削減を図り、コスト
を抑えるようにした小型電子機器を提供することを目的
としている。
たもので、軸芯ピンにFPCケーブルをロール状に巻き
付けることにより、ケーブルの断線防止とすること、ま
た、本体側と表ヘ側とを導通させること、さらに、導通
用アース線を不要とし、部品点数の削減を図り、コスト
を抑えるようにした小型電子機器を提供することを目的
としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)基板を有する本体部と、該本体部
にヒンジにより開閉可能に取り付けられた基板を有する
蓋部と、フレキシブルなケーブルにより前記本体部の基
板並びに前記蓋部の基板が電気的に接続されている小型
電子機器において、前記ケーブルは前記ヒンジ部分にて
ロールさせ、ロールの中心部に軸となる軸芯ピンを有す
ること、更には、(2)内部にメッキを施した前記本体
部並びに前記蓋部と、ヒンジ軸を含むヒンジ部分ユニッ
トを導電物質にて構成し、該ユニットを前記メッキ部分
に導通させることを特徴としたものである。
決するために、(1)基板を有する本体部と、該本体部
にヒンジにより開閉可能に取り付けられた基板を有する
蓋部と、フレキシブルなケーブルにより前記本体部の基
板並びに前記蓋部の基板が電気的に接続されている小型
電子機器において、前記ケーブルは前記ヒンジ部分にて
ロールさせ、ロールの中心部に軸となる軸芯ピンを有す
ること、更には、(2)内部にメッキを施した前記本体
部並びに前記蓋部と、ヒンジ軸を含むヒンジ部分ユニッ
トを導電物質にて構成し、該ユニットを前記メッキ部分
に導通させることを特徴としたものである。
【0010】
【作用】前記構成を有する本発明の小型電子機器は、
(1)FPCをロール状に巻くことにより、セット開閉
時に、従来のようにケーブルに屈曲の力が加わることが
なくケーブルのロール状部がしぼり、ゆるめの繰り返し
だけとなり、そのロール状の中心に軸芯ピンがあること
により、しぼり、ゆるめの繰り返し時におこるヨジレ、
コスレを防ぐことが出来る。 (2)表示キャビと本体キャビにプラスチックメッキを
施し、表示キャビ側はシャフトとバネがたえずキャビに
接触し、本体側もキャビに固定アングルを介して接触す
ることとなり、本体側と表示側が接続されたこととな
る。そこで、表示キャビを開閉することにより、表示キ
ャビ側に収納されたヒンジユニットのバネがシャフト状
を回転することとなり、フリーストップヒンジとなる。
(1)FPCをロール状に巻くことにより、セット開閉
時に、従来のようにケーブルに屈曲の力が加わることが
なくケーブルのロール状部がしぼり、ゆるめの繰り返し
だけとなり、そのロール状の中心に軸芯ピンがあること
により、しぼり、ゆるめの繰り返し時におこるヨジレ、
コスレを防ぐことが出来る。 (2)表示キャビと本体キャビにプラスチックメッキを
施し、表示キャビ側はシャフトとバネがたえずキャビに
接触し、本体側もキャビに固定アングルを介して接触す
ることとなり、本体側と表示側が接続されたこととな
る。そこで、表示キャビを開閉することにより、表示キ
ャビ側に収納されたヒンジユニットのバネがシャフト状
を回転することとなり、フリーストップヒンジとなる。
【0011】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図1(a),(b)〜図4は、本発明による小型
電子機器の一実施例を説明するための構成図で、図中、
1は表示側、2は本体側、3はLCDユニット、4は軸
芯ピン、5はFPC(フレキシブルプリント基板)、6
は表示側表示キャビである。
する。図1(a),(b)〜図4は、本発明による小型
電子機器の一実施例を説明するための構成図で、図中、
1は表示側、2は本体側、3はLCDユニット、4は軸
芯ピン、5はFPC(フレキシブルプリント基板)、6
は表示側表示キャビである。
【0012】表示部1を開閉すると本体部と表示部を接
続してあるFPC5に回転動作が加わる。そこで、FP
C5をロール状にしてその中心に軸芯ピン4を使用す
る。該軸芯ピン4を表示キャビ6に固定し、ヨジレ及び
コスレを防ぐことができる。又、FPC5をロール状に
巻きセットに取り付けるためには、ロール状になる部分
を斜めにする。
続してあるFPC5に回転動作が加わる。そこで、FP
C5をロール状にしてその中心に軸芯ピン4を使用す
る。該軸芯ピン4を表示キャビ6に固定し、ヨジレ及び
コスレを防ぐことができる。又、FPC5をロール状に
巻きセットに取り付けるためには、ロール状になる部分
を斜めにする。
【0013】すなわち、従来は図8のような構成になっ
た機器において、表示部21を開閉するセットのケーブ
ル23には、PET製ケーブルかFPCを図9のように
L形形状にしていたが、ケーブル自体に屈曲のストレス
がかかって信号線の断線につながっていたが、本発明
は、図1(b)のように、FPC5を軸芯ピン4にロー
ル状に巻き付けることにより、ケーブルに屈曲のストレ
スが加わらなくなり、ケーブルの断線防止となる。
た機器において、表示部21を開閉するセットのケーブ
ル23には、PET製ケーブルかFPCを図9のように
L形形状にしていたが、ケーブル自体に屈曲のストレス
がかかって信号線の断線につながっていたが、本発明
は、図1(b)のように、FPC5を軸芯ピン4にロー
ル状に巻き付けることにより、ケーブルに屈曲のストレ
スが加わらなくなり、ケーブルの断線防止となる。
【0014】図5〜図7は、本発明による小型電子機器
の他の実施例を説明するための構成図で、図5は、FP
Cを取り付ける前の状態図、図6は軸芯のかわりにヒン
ジユニットを取り付け、FPCケーブルをロール状に巻
いた状態図、図7はヒンジユニットの斜視図である。図
中、12はヒンジユニット(金属)、13はヒンジユニ
ットシャフト、14はヒンジユニットバネ、14aは先
端部、15は固定ネジ、16はヒンジアングル、17は
本体側キャビで、その他、図2と同じ作用をする部分は
同一の符号を付してある。
の他の実施例を説明するための構成図で、図5は、FP
Cを取り付ける前の状態図、図6は軸芯のかわりにヒン
ジユニットを取り付け、FPCケーブルをロール状に巻
いた状態図、図7はヒンジユニットの斜視図である。図
中、12はヒンジユニット(金属)、13はヒンジユニ
ットシャフト、14はヒンジユニットバネ、14aは先
端部、15は固定ネジ、16はヒンジアングル、17は
本体側キャビで、その他、図2と同じ作用をする部分は
同一の符号を付してある。
【0015】軸芯ピン4のかわりに、図5のようにヒン
ジユニット12を取り付ける。ヒンジユニット12は、
図6のようにシャフト13とバネ14とからなり、シャ
フト部に実施例1と同じ作用するようにFPC5を巻き
つける。又、ヒンジユニットのバネ14の先端部14a
は、図7のように表示キャビ6にひっかけた状態にな
り、表示ユニット1を開閉させると、本体側キャビ17
に固定ネジ15で固定されたヒンジアングル16により
固定(主にシャフトの回転止め)されたシャフト13を
バネ14が回転することによりフリーストップヒンジと
なる。
ジユニット12を取り付ける。ヒンジユニット12は、
図6のようにシャフト13とバネ14とからなり、シャ
フト部に実施例1と同じ作用するようにFPC5を巻き
つける。又、ヒンジユニットのバネ14の先端部14a
は、図7のように表示キャビ6にひっかけた状態にな
り、表示ユニット1を開閉させると、本体側キャビ17
に固定ネジ15で固定されたヒンジアングル16により
固定(主にシャフトの回転止め)されたシャフト13を
バネ14が回転することによりフリーストップヒンジと
なる。
【0016】従来は、ヒンジユニットがプラスチックに
覆われていたため、本体部と表示部を不要輻射のため
に、接続するには別部品のアースケーブルが必要となっ
ていた。そこで、ヒンジユニット12をシャフト13と
バネ14だけにして、図5のようにバネ側は表示側キャ
ビ6にシャフトとバネのフック収納部を設けて固定し、
本体側はシャフトをDカット形状にして、アングルによ
り固定するが、シャフトに孔を明け、直接キャビ固定す
ることにより、キャビネットをメッキすれば、本体部と
表示部が接続された状態になる。さらに、表示キャビ6
と本体側キャビ17にプラスチックメッキを施せば、シ
ャプト13を介して、本体側と表示側が電気的導通が取
れ、電子機器で問題となる不要輻射対策となる。
覆われていたため、本体部と表示部を不要輻射のため
に、接続するには別部品のアースケーブルが必要となっ
ていた。そこで、ヒンジユニット12をシャフト13と
バネ14だけにして、図5のようにバネ側は表示側キャ
ビ6にシャフトとバネのフック収納部を設けて固定し、
本体側はシャフトをDカット形状にして、アングルによ
り固定するが、シャフトに孔を明け、直接キャビ固定す
ることにより、キャビネットをメッキすれば、本体部と
表示部が接続された状態になる。さらに、表示キャビ6
と本体側キャビ17にプラスチックメッキを施せば、シ
ャプト13を介して、本体側と表示側が電気的導通が取
れ、電子機器で問題となる不要輻射対策となる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:本体側と表示側を接続
するケーブルをFPCにし、軸芯ピンを使ってロール状
に巻くことにより、セット開閉時、屈曲の繰り返しによ
る断線及びコストを防ぐことが出来、又、軸芯ピンにF
PCケーブルを巻きつけて有る事により、セット組立
時、表示ユニットを本体ユニットに組み付ける時、FP
Cの収まりがよい為、作業性がよい。 (2)請求項2に対応する効果:ヒンジユニットを金属
性部品のみで構成し、本体側と表示側キャビにプラスチ
ックメッキすることにより、本体側と表示側が電気的導
通が取れることにより、本体と表示間の信号に発生する
不要輻射をおさえることが出来る。又、ヒンジユニット
はヒンジシャフトとバネだけになり、従来技術で使用さ
れていたロータ及びベースが不要となり、部品コストが
下がる。
によると、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:本体側と表示側を接続
するケーブルをFPCにし、軸芯ピンを使ってロール状
に巻くことにより、セット開閉時、屈曲の繰り返しによ
る断線及びコストを防ぐことが出来、又、軸芯ピンにF
PCケーブルを巻きつけて有る事により、セット組立
時、表示ユニットを本体ユニットに組み付ける時、FP
Cの収まりがよい為、作業性がよい。 (2)請求項2に対応する効果:ヒンジユニットを金属
性部品のみで構成し、本体側と表示側キャビにプラスチ
ックメッキすることにより、本体側と表示側が電気的導
通が取れることにより、本体と表示間の信号に発生する
不要輻射をおさえることが出来る。又、ヒンジユニット
はヒンジシャフトとバネだけになり、従来技術で使用さ
れていたロータ及びベースが不要となり、部品コストが
下がる。
【図1】本発明による小型電子機器の一実施例を説明す
るための構成図である。
るための構成図である。
【図2】図1における本体側と表示側接続部FPC、軸
芯ピンの取り付け状態の断面図である。
芯ピンの取り付け状態の断面図である。
【図3】図2におけるFPCを軸芯ピンなしに取り付け
た時におこるFPCのヨジレ状態を示す図である。
た時におこるFPCのヨジレ状態を示す図である。
【図4】本発明におけるFPCを取り付ける前の状態を
示す図である。
示す図である。
【図5】本発明による小型電子機器の他の実施例を説明
するための構成図である。
するための構成図である。
【図6】図5におけるヒンジユニットの斜視図である。
【図7】図5におけるヒンジユニットを表示キャビへ取
り付けた状態を示す図である。
り付けた状態を示す図である。
【図8】従来の小型電子機器の構成図である。
【図9】図8におけるPETケーブルの状態を示す図で
ある。
ある。
【図10】図9のPETケーブルを表示キャビに取り付
けた状態を示す図である。
けた状態を示す図である。
【図11】図10の取り付け状態に本体側に組み合わせ
た断面図である。
た断面図である。
【図12】従来のヒンジユニットを表示キャビに取り付
けた状態を示す図である。
けた状態を示す図である。
【図13】従来のヒンジユニットの構成斜視図である。
【図14】従来のヒンジユニットの構成断面図である。
1…表示側、2…本体側、3…LCDユニット、4…軸
芯ピン、5…FPC、6…表示側表示キャビ、12…ヒ
ンジユニット(金属)、13…ヒンジユニットシャフ
ト、14…ヒンジユニットバネ、14a…先端部、15
…固定ネジ、16…ヒンジアングル、17…本体側キャ
ビ。
芯ピン、5…FPC、6…表示側表示キャビ、12…ヒ
ンジユニット(金属)、13…ヒンジユニットシャフ
ト、14…ヒンジユニットバネ、14a…先端部、15
…固定ネジ、16…ヒンジアングル、17…本体側キャ
ビ。
Claims (2)
- 【請求項1】 基板を有する本体部と、該本体部にヒン
ジにより開閉可能に取り付けられた基板を有する蓋部
と、フレキシブルなケーブルにより前記本体部の基板並
びに前記蓋部の基板が電気的に接続されている小型電子
機器において、前記ケーブルは前記ヒンジ部分にてロー
ルさせ、ロールの中心部に軸となる軸芯ピンを有するこ
とを特徴とした小型電子機器。 - 【請求項2】 内部にメッキを施した前記本体部並びに
前記蓋部と、ヒンジ軸を含むヒンジ部分ユニットを導電
物質にて構成し、該ユニットを前記メッキ部分に導通さ
せることを特徴とした請求項1記載の小型電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6271325A JPH08137577A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 小型電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6271325A JPH08137577A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 小型電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08137577A true JPH08137577A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17498483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6271325A Pending JPH08137577A (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 小型電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08137577A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100421370B1 (ko) * | 2001-11-16 | 2004-03-06 | 엘지전자 주식회사 | 전자기기의 에프피씨 연결 구조 및 전자기기용 에프피씨 |
KR20040076481A (ko) * | 2003-02-25 | 2004-09-01 | 김시환 | 휴대용 표시장치 |
US7101205B2 (en) | 2004-10-01 | 2006-09-05 | Fujitsu Limited | Electronic apparatus |
CN111427424A (zh) * | 2020-05-15 | 2020-07-17 | 合肥联宝信息技术有限公司 | 一种可穿线的轴铰链结构及电子设备 |
JP2020135744A (ja) * | 2019-02-25 | 2020-08-31 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 電子機器 |
-
1994
- 1994-11-04 JP JP6271325A patent/JPH08137577A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100421370B1 (ko) * | 2001-11-16 | 2004-03-06 | 엘지전자 주식회사 | 전자기기의 에프피씨 연결 구조 및 전자기기용 에프피씨 |
KR20040076481A (ko) * | 2003-02-25 | 2004-09-01 | 김시환 | 휴대용 표시장치 |
US7101205B2 (en) | 2004-10-01 | 2006-09-05 | Fujitsu Limited | Electronic apparatus |
JP2020135744A (ja) * | 2019-02-25 | 2020-08-31 | レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド | 電子機器 |
CN111427424A (zh) * | 2020-05-15 | 2020-07-17 | 合肥联宝信息技术有限公司 | 一种可穿线的轴铰链结构及电子设备 |
CN111427424B (zh) * | 2020-05-15 | 2021-06-25 | 合肥联宝信息技术有限公司 | 一种可穿线的轴铰链结构及电子设备 |
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