JP2747016B2 - 携帯用電子機器 - Google Patents

携帯用電子機器

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JP2747016B2
JP2747016B2 JP1132720A JP13272089A JP2747016B2 JP 2747016 B2 JP2747016 B2 JP 2747016B2 JP 1132720 A JP1132720 A JP 1132720A JP 13272089 A JP13272089 A JP 13272089A JP 2747016 B2 JP2747016 B2 JP 2747016B2
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JP
Japan
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shaft
display
locking means
main body
stopper
Prior art date
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JP1132720A
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JPH02311918A (ja
Inventor
充治 瀬戸口
正実 本田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、本体に開閉自在に取り付けられたディスプ
レイと本体とを導電性を有するように接続する係合部を
具備した携帯用パーソナルコンピュータや携帯用ワード
プロセッサ等の携帯用電子機器に関する。
(従来の技術) 従来、携帯用パーソナルコンピュータや携帯用ワード
プロセッサ等の携帯用電子機器は、本体と、本体の上面
前方に設けられたキーボードと、本体に設けられた上面
カバー部にキーボードの上面を覆うように開閉自在に取
り付けられたディスプレイとから構成されている。ディ
スプレイは、上面カバー部との係合部に回動自在に設け
られている。上面カバー部とディスプレイとの係合部に
は、軸体と、この軸体の外周に設けられた弾性体と、弾
性体を掛止する掛止手段と、軸体の抜けを防止するスト
ッパとが設けられている。軸体は、一端を上面カバー部
内に設けられた掛止手段に回動自在に軸支され、他端を
ディスプレイ内に回動せぬように軸止されている。弾性
体は、巻き方向をディスプレイを開く方向に合せて軸体
の外周に設けられ、一端を掛止手段に掛止されている。
軸体には、掛止手段からの抜けを防止する止め輪等のス
トッパが設けられている。上面カバー部とディプレイと
は、軸体と、この軸体の外周に設けられている掛止手段
とを介して導電性を有するように接続されている。弾性
体は、ディスプレイを開くと軸体の回動に伴って巻き方
向に捩られて系が収縮する。これによって、弾性体の軸
体の外周を締め付ける力が強くなりディスプレイを任意
の開き角度に固定することができる。
(発明が解決しようとする課題) 従来の携帯用電子機器に於いては、本体とディスプレ
イとは係合部により回動自在に導電性を有するように接
続されている。
しかし、ディスプレイの回動時や携帯用電子機器の動
作時等の振動により、掛止手段とストッパとの間、軸体
と軸体を軸支する掛止手段との間に微小な隙間が生じ
る。この隙間により軸体と掛止手段との電気的な接続が
絶たれて携帯用電子機器のシールド効果が損なわれ、電
波障害等による誤動作が発生する。又、掛止手段とスト
ッパとの隙間は、ディスプレイの回動時の騒音の原因に
もなっていた。更に、上述した誤動作と騒音の発生の原
因となる隙間をなくすべく、軸体と掛止手段等の個々の
部品の寸法を1〜100mm単位で管理するという手段があ
るが、部品のコストが高くなるという欠点があった。
本発明は、上記のような欠点を解決するもので、本体
とディスプレイとの係合部が、ディスプレイの回動等に
よることなく常に導電性を有するように接続される携帯
用電子機器を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の携帯用電子機器は、キーボードと、上面カバ
ー部とを有する本体と、上記キーボードを覆う閉成位置
と上記キーボードを露出する開成位置との間で回動自在
に上記本体の上記上面カバー部に取り付けられるディス
プレイと、上記上面カバー部内部と上記ディスプレイ内
部とに亘って配設された軸体と、上記軸体の一端を上記
本体内て回動自在に係止する係止手段と、上記本体内に
おいて、上記軸体の略中央部に設けられた弾性体係止部
と、上記軸体の外周に設けられるとともに、上記ディス
プレイが閉成位置から開成位置へ回動する方向に巻き付
けられ、一端が上記係止手段に係止され、他端が上記弾
性体係止部に係止された弾性体と、上記軸体の他端を上
記ディスプレイ内部に固定する固定ブラケットと、上記
本体内において、上記軸体の一端に上記係止手段と間隙
を有して設けられ、上記係止手段からの上記軸体の抜け
を防止するストッパと、上記軸体の一端において、上記
ストッパに隣接するとともに、上記係止手段と間隙を有
して設けられる平座金と、上記軸体の一端において、上
記平座金と上記係止手段との間に設けられ、上記ストッ
パと上記座金とを密着させるとともに、上記係止手段と
上記平座金とを導電性を有して接続する波座金と、を有
することを特徴とする。
(作用) 密着手段によって掛止手段とストッパとが密着される
ので軸体と前記掛止手段とが導電性を有するように接続
されている。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示す携帯用パーソナル
コンピュータの斜視図である。携帯用コンピュータは、
本体11と、この本体の上面前方11aに設けられたキーボ
ード12と、本体11に設けられた上面カバー部13にキーボ
ード12の上面を覆うように開閉自在に取り付けられたデ
ィスプレイ14とから構成されている。ディスプレイ14
は、係合部15,15を介して上面カバー部13に回動自在に
取り付けられている。
第2図は、第1図に於いて矢印A方向からの一部を切
り欠いて上面カバー部とディスプレイとの係合部を示し
た斜視図である。係合部は、軸体16と、この軸体16の外
周に設けられた弾性体17と、弾性体17を掛止する掛止手
段19と、軸体16の抜けを防止する止め輪等のストッパ20
とから構成されている。
第3図は、第2図に於ける係合部の側面図である。軸
体16は、一端16aを上面カバー部13内に設けられた掛止
手段19に回動自在に軸支され、他端16bをディスプレイ1
4内に設けられた固定ブラケット18に回動せぬように軸
止されている。弾性体17は、巻き方向をディスプレイ14
を開く方向に合わせて軸体16の外周に設けられており、
両端を掛止手段19と弾性体掛止部16cに掛止されてい
る。固定ブラケット18は、軸体16の他端16bにネジ22に
より固定されており、ディスプレイ14の筐体14aにネジ2
3により固定され軸体16を回動せぬように軸止するもの
である。掛止手段19は、ネジ24により上面カバー部13の
筐体13aに固定されており、弾性体17の一端を掛止する
と共に、軸体16の一端16aを回動自在に軸止するもので
ある。止め輪等のストッパ20は、掛止手段19からの軸体
16の抜けを防止するものである。平座金21は、掛止手段
19とストッパ20との隙間を防止するものである。密着手
段25は、掛止手段19と平座金21との隙間より厚く形成さ
れた波座金で、掛止手段19と平座金21との間に圧縮され
て設けられている。弾性体17は、ディスプレイ14を開く
と軸体16の回動に伴って巻き方向に捩られて径が収縮す
る。これによって、弾性体17の軸体16の外周を締付ける
力が強くなり、ディスプレイ14を任意の開き角度に固定
することができる。
次に本発明の作用について説明する。
掛止手段19と平座金21とは、圧縮されて設けられてい
る密着手段25によって、隙間なく導電性を有するように
接続される。これによって、本体11とディスプレイ14と
が導電性を有して接続されることになるので、携帯用電
子機器には常にシールド効果が作用し電波障害が生ずる
ことがない。又、掛止手段19と平座金21との隙間がなく
なることによって、ディスプレイ14の回動時の騒音が防
止されディスプレイ14の開閉をスムーズに行うことがで
きる。
[考案の効果] 以上のように本発明によると、密着手段によって本体
とディスプレイとが隙間なく導電性を有するように接続
されるので、常にシールド効果が作用する。又、ディス
プレイと本体との係合部の隙間がなくなるので、ディス
プレイモニタの回動時の騒音の発生がなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の携帯用パーソナルコンピ
ュータの斜視図、第2図は、第1図に於いて矢印A方向
からの一部を切り欠いて上面カバー部とディスプレイモ
ニタとの係合部を示した斜視図、第3図は、第2図に於
ける係合部の側面図である。 11…本体、12…キーボード、13…上面カバー部、14…デ
ィスプレイモニタ、15…係合部、16…軸体、17…弾性
体、19…掛止手段、20…ストッパ、25…密着手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キーボードと、上面カバー部とを有する本
    体と、 上記キーボードを覆う閉成位置と上記キーボードを露出
    する開成位置との間で回動自在に上記本体の上記上面カ
    バー部に取り付けられるディスプレイと、 上記上面カバー部内部と上記ディスプレイ内部とに亘っ
    て配設された軸体と、 上記軸体の一端を上記本体内て回動自在に係止する係止
    手段と、 上記本体内において、上記軸体の略中央部に設けられた
    弾性体係止部と、 上記軸体の外周に設けられるとともに、上記ディスプレ
    イが閉成位置から開成位置へ回動する方向に巻き付けら
    れ、一端が上記係止手段に係止され、他端が上記弾性体
    係止部に係止された弾性体と、 上記軸体の他端を上記ディスプレイ内部に固定する固定
    ブラケットと、 上記本体内において、上記軸体の一端に上記係止手段と
    間隙を有して設けられ、上記係止手段からの上記軸体の
    抜けを防止するストッパと、 上記軸体の一端において、上記ストッパに隣接するとと
    もに、上記係止手段と間隙を有して設けられる平座金
    と、 上記軸体の一端において、上記平座金と上記係止手段と
    の間に設けられ、上記ストッパと上記座金とを密着させ
    るとともに、上記係止手段と上記平座金とを導電性を有
    して接続する波座金と、 を有することを特徴とする携帯用電子機器。
JP1132720A 1989-05-29 1989-05-29 携帯用電子機器 Expired - Lifetime JP2747016B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1132720A JP2747016B2 (ja) 1989-05-29 1989-05-29 携帯用電子機器

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JP1132720A JP2747016B2 (ja) 1989-05-29 1989-05-29 携帯用電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02311918A JPH02311918A (ja) 1990-12-27
JP2747016B2 true JP2747016B2 (ja) 1998-05-06

Family

ID=15088003

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JP1132720A Expired - Lifetime JP2747016B2 (ja) 1989-05-29 1989-05-29 携帯用電子機器

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2810960B2 (ja) * 1988-10-08 1998-10-15 加藤電機株式会社 開閉体の開閉用ヒンジ

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JPH02311918A (ja) 1990-12-27

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