JP6273913B2 - 扉取付け装置および自動取引装置 - Google Patents
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Description
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、蝶番から装置内に水が侵入してしまうことを抑制することを目的とする。
図1および図2において、扉取付け装置10は、現金自動預払機や自動券売機等の自動取引装置に備えられるものであり、装置本体1と、装置本体1の開口部を開閉する扉2と、扉2を回転可能に支持する蝶番3とにより構成されている。
装置本体1は、自動取引装置の筐体であり、内部にカードリーダ部、現金入出金部等の各ユニットを収容するものである。この装置本体1は、内部に収容されたユニットを引き出すことができるように開口部が形成されている。
蝶番3は、第1の蝶番片としての蝶番片3aと、第2の蝶番片としての蝶番片3bと、蝶番片3a、3bを回転可能に支持する軸3cとからなり、蝶番片3aが装置本体1、また蝶番片3bが扉2にネジ等で固定され、装置本体1に扉2を開閉可能に支持するものである。
蝶番片3aは装置本体1の内部から扉2側に延びる第1の支持部材11の折曲した先端部に固定され、また蝶番片3bは扉2の内側に固定されている。したがって、蝶番3は、装置本体1と、閉塞した扉2との内側に配置されている。
このように、本実施例では、扉2は、装置本体1の開口部を閉塞する状態で装置本体1との隙間を塞ぐ防水部材5が設けられた当接部4を有している。
なお、扉2の当接部4は蝶番3の軸3cの軸方向に延びるように形成され、蝶番3の軸方向において装置本体1と扉2とを防水部材5を介して密着させるようにしている。
図1に示すように、扉2が閉じられた状態では、扉2の当接部4に取り付けられた防水部材5が装置本体1の当接部1aに当接し、扉2は蝶番3の軸方向において隙間なく装置本体1と密着する。
また、図2に示すように、扉2が開けられた状態では、扉2の当接部4に取り付けられた防水部材5が装置本体1の当接部1aから離間し、扉2は蝶番3を中心に回動する。
本実施例では、扉2は、装置本体1の開口部を閉塞する状態では、防水部材5が装置本体1と当接して装置本体1との隙間を塞ぎ、また装置本体1の開口部を開放する状態では、当接部4および防水部材5が扉2の回転とともに装置本体1から離間する。
以上説明したように、第1の実施例では、扉が装置本体に対して閉じられた状態において、扉の当接部に取り付けられた防水部材を装置本体の当接部に当接させ、扉を蝶番の軸方向において隙間なく装置本体と密着させるようにしたことにより、蝶番から装置本体の内部に水が侵入することを抑制することができるという効果が得られる。
図3において、扉取付け装置10は、現金自動預払機や自動券売機等の自動取引装置に備えられるものであり、装置本体1と、装置本体1の開口部を開閉する扉2と、扉2を回転可能に支持する蝶番31とにより構成されている。
蝶番31は、第1の蝶番片としての蝶番片31aと、第2の蝶番片としての蝶番片31bと、蝶番片31a、31bを回転可能に支持する軸31cとからなり、蝶番片31aが装置本体1、また蝶番片31bが扉2にネジ等で固定され、装置本体1に扉2を開閉可能に支持するものである。
装置本体1および扉2の内側であり、蝶番31の内側には遮蔽部材としての防水フィルム6の両端部が、第1の支持部11aの先端部および第2の支持部21aの先端部に固定されている。
なお、防水フィルム6は、蝶番31の軸31cの軸方向に延びるように形成され、蝶番31の軸方向において装置本体1および扉2の外側と内側とを遮蔽するようにしている。
また、防水フィルム6と、第1の支持部11aおよび第2の支持部21aとの間、また装置本体1および扉2と、第1の支持部11aおよび第2の支持部21aとの間には、パッキン等の防水部材が取り付けられている。
なお、本実施例では、遮蔽部材として防水フィルムを使用したが、発泡不連続ゴムを使用しても良い。
以上説明したように、第2の実施例では、装置本体、扉、および蝶番の内側に防水フィルムを設け、扉が装置本体に対して閉じられた状態の蝶番の軸方向において装置本体および扉の外側と内側とを遮蔽するようにしたことにより、蝶番から装置本体の内部に水が侵入することを抑制することができるという効果が得られる。
図4および図5において、扉取付け装置10は、現金自動預払機や自動券売機等の自動取引装置に備えられるものであり、装置本体1と、装置本体1の開口部を開閉する扉2と、扉2を回転可能に支持する蝶番32とにより構成されている。
蝶番片32bには、装置本体1に接近する曲げ部材である当接部材41が取り付けられており、その当接部材41の装置本体1側にはパッキン等の遮蔽部材としての防水部材51aが取り付けられている。一方、装置本体1の蝶番片32aには、当接部1bが設けられており、扉2を閉塞させた状態では、扉2の当接部材41が遮蔽部材としての防水部材51bを介して当接部1bに当接するようになっている。
また、蝶番片32aと当接部材41とは、防水部材51aを介して密着させるようにしている。
図4に示すように、扉2が閉じられた状態では、扉2の当接部材41に取り付けられた防水部材51aが装置本体1の当接部1bに当接し、扉2は蝶番32の軸方向において隙間なく装置本体1と密着する。
また、図5に示すように、扉2が開けられた状態では、扉2の当接部材41に取り付けられた防水部材51aが装置本体1の当接部1bから離間し、扉2は蝶番3を中心に回動する。
以上説明したように、第3の実施例では、扉が装置本体に対して閉じられた状態において、扉の当接部に取り付けられた防水部材を装置本体の当接部に当接させ、扉を蝶番の軸方向において隙間なく装置本体と密着させるようにしたことにより、蝶番から装置本体の内部に水が侵入することを抑制することができるという効果が得られる。
図6において、扉取付け装置10は、現金自動預払機や自動券売機等の自動取引装置に備えられるものであり、装置本体1と、装置本体1の開口部を開閉する扉2と、扉2を回転可能に支持する蝶番33とにより構成されている。
蝶番片33aは装置本体1の外側から内側に向けて略コ字状に形成された支持部材としての第1の支持部11aの先端部に固定され、また蝶番片33bは扉2の外側から内側に向けて略コ字状に形成された支持部材としての第2の支持部21aの先端部に固定されている。
防水膜7は、扉2が閉塞した状態では弛みを持つように、蝶番33を含め第1の支持部11aおよび第2の支持部21aを覆うように取り付けられているため、扉2は図中矢印Aが示す開閉方向に回動可能になっている。
なお、防水膜7は、蝶番33の軸33cの軸方向に延びるように形成され、蝶番33の軸方向において装置本体1および扉2の外側と内側とを遮蔽するようにしている。
以上説明したように、第4の実施例では、装置本体、扉、および蝶番の内側に防水膜を設け、扉が装置本体に対して閉じられた状態の蝶番の軸方向において装置本体および扉の外側と内側とを遮蔽するようにしたことにより、蝶番の摺動隙間から装置本体の内部に水が侵入することを抑制することができるという効果が得られる。
2 扉
3、31、32、33 蝶番
3a、3b、31a、31b、32a、32b、33a、33b 蝶番片
3c、31c、32c、33c 軸
4、1a、1b 当接部
5、51a、51b 防水部材
6 防水フィルム
7 防水膜
10 扉取付け装置
11、11a 第1の支持部
21a 第2の支持部
41 当接部材
Claims (4)
- 装置本体と、
前記装置本体の開口部を開閉する扉と、
前記扉を回転可能に支持する蝶番とを備え、
前記扉は、前記開口部を閉塞する状態で前記装置本体との隙間を塞ぐ遮蔽部材が設けられた当接部材を有し、
前記蝶番は、前記扉の内側に設けられ、
前記扉が前記開口部を閉塞する状態において、前記扉に設けられた当接部材が、前記蝶番が前記装置本体および前記扉の内側になる位置で、前記遮蔽部材を介して前記装置本体に当接することを特徴とする扉取付け装置。 - 請求項1に記載の扉取付け装置において、
前記扉は、
前記開口部を閉塞する状態では、前記遮蔽部材が前記装置本体と当接して前記装置本体との隙間を塞ぎ、
前記開口部を開放する状態では、前記当接部材および前記遮蔽部材が前記扉の回転とともに前記装置本体から離間することを特徴とする扉取付け装置。 - 請求項1または請求項2に記載の扉取付け装置において、
前記当接部材は、前記装置本体側の前記扉の端部に設けられた曲げ部材であり、前記装置本体の端部の当接部と前記遮蔽部材を介して当接することを特徴とする扉取付け装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の扉取付け装置を備えたことを特徴とする自動取引装置。
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JP2014044234A JP6273913B2 (ja) | 2014-03-06 | 2014-03-06 | 扉取付け装置および自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014044234A JP6273913B2 (ja) | 2014-03-06 | 2014-03-06 | 扉取付け装置および自動取引装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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