JPH08213487A - 半導体メモリセル及びその作製方法 - Google Patents

半導体メモリセル及びその作製方法

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JPH08213487A
JPH08213487A JP7091589A JP9158995A JPH08213487A JP H08213487 A JPH08213487 A JP H08213487A JP 7091589 A JP7091589 A JP 7091589A JP 9158995 A JP9158995 A JP 9158995A JP H08213487 A JPH08213487 A JP H08213487A
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JP
Japan
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semiconductor substrate
memory cell
thin film
ferroelectric thin
insulating layer
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JP7091589A
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Akihiko Ochiai
昭彦 落合
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体基板の上に形成される各種の構成要素の
厚さを薄くでき、ワード線分割あるいはビット線分割の
自由度が高い半導体メモリセル及びその作製方法を提供
する。 【構成】第1の半導体基板及び第2の基板40が張り合
わされ、第1の半導体基板側に形成された半導体メモリ
セルにおいて、(イ)第1の半導体基板10Aと第2の
基板40の間には、第2の基板40側から、プレート線
22、強誘電体薄膜21、及びコンタクトプラグ13が
形成されており、(ロ)第1の半導体基板10Aの表面
側には、一方がコンタクトプラグ13に電気的に接続さ
れ、そして、他方がビット線55に電気的に接続された
ソース・ドレイン領域52,53が形成されており、
(ハ)第1の半導体基板10Aの上方にはワード線を兼
ねたゲート電極部51が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、強誘電体薄膜を用いた
半導体メモリセル及びその作製方法、更に詳しくは、強
誘電体薄膜を用いた不揮発性メモリセル(所謂FERA
M)若しくはDRAMから成る半導体メモリセル及びそ
れらの作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、成膜技術の進歩に伴い強誘電体薄
膜を用いた不揮発性メモリセルの応用研究が盛んに進め
られている。この不揮発性メモリセルは、強誘電体薄膜
の高速分極反転とその残留分極を利用する、高速書き換
えが可能な不揮発性メモリセルである。現在研究されて
いる強誘電体薄膜不揮発性メモリセルは、強誘電体キャ
パシタの蓄積電荷量の変化を検出する方式と、強誘電体
の自発分極による半導体の抵抗変化を検出する方式の2
つに分類することができる。本発明の半導体メモリセル
は前者に属する。
【0003】強誘電体キャパシタの蓄積電荷量の変化を
検出する方式の不揮発性メモリセルとして、例えば、強
誘電体キャパシタに選択トランジスタを付加した1キャ
パシタ+1トランジスタ構造を有する不揮発性メモリセ
ルを挙げることができる。強誘電体キャパシタは、例え
ば、下部電極と上部電極、及びそれらの間に挟まれた強
誘電体薄膜から構成されている。このタイプの不揮発性
メモリセルにおけるデータの書き込みや読み出しは、図
14に示す強誘電体のP−Eヒステリシスループを応用
して行われる。強誘電体薄膜に外部電界を加えた後、外
部電界を除いたとき、強誘電体薄膜は自発分極を示す。
そして、強誘電体薄膜の残留分極は、プラス方向の外部
電界が印加されたとき+Pr、マイナス方向の外部電界
が印加されたとき−Prとなる。ここで、残留分極が+
rの状態(図14の「D」参照)の場合を”0”と
し、残留分極が−Prの状態(図14の「A」参照)の
場合を”1”とする。
【0004】”1”あるいは”0”の状態を判別するた
めに、強誘電体薄膜に例えばプラス方向の外部電界を印
加する。これによって、強誘電体薄膜の分極は図14の
「C」の状態となる。このとき、データが”0”であれ
ば、強誘電体薄膜の分極状態は、「D」から「C」の状
態に変化する。一方、データが”1”であれば、強誘電
体薄膜の分極状態は、「A」から「B」を経由して
「C」の状態に変化する。データが”0”の場合には、
強誘電体薄膜の分極反転は生じない。一方、データが”
1”の場合には、強誘電体薄膜に分極反転が生じる。そ
の結果、強誘電体キャパシタの蓄積電荷量に差が生じ
る。選択されたメモリセルの選択トランジスタをオンに
することで、この蓄積電荷を信号電流として検出する。
データの読み出し後、外部電界を0にすると、データ
が”0”のときでも”1”のときでも、強誘電体薄膜の
分極状態は図14の「D」の状態となってしまう。それ
故、データが”1”の場合、マイナス方向の外部電界を
印加して、「D」、[E」という経路で「A」の状態と
し、データ”1”を書き込む。
【0005】このような不揮発性メモリセルは、例えば
米国特許第5,229,309号の明細書や、文献「強
誘電体メモリーセルの動作原理と応用面から見た要求性
能」、田中 寿実夫 著、東京工業大学 学内共同シン
ポジウム「高誘電体・強誘電体薄膜のデバイス応用」1
994年1月27日、第70〜79頁(以下、単に文献
と呼ぶ)から公知である。
【0006】米国特許第5,229,309号の明細書
に開示された不揮発性メモリセルにおいては、半導体基
板に形成されたソース領域103の上に絶縁層111が
形成され、この絶縁層111に形成された開口部内及び
絶縁層111上にポリシリコン層106が形成されてい
る。そして、このポリシリコン層106上に、PtやP
dから成る下部電極107、強誘電体薄膜108、Al
から成る上部電極109が形成されている。
【0007】一方、上記の文献の第79頁の図11
(a)には、MOS型トランジスタの一方のソース・ド
レインとコンタクトプラグを介して下部電極が接続さ
れ、この下部電極の上に強誘電体薄膜が形成され、更に
この強誘電体薄膜の上にプレート線が形成された構造の
不揮発性メモリセルが掲載されている。尚、参考のた
め、文献の第79頁の図11(a)に掲載された不揮発
性メモリセルを本明細書に添付した図15に掲げる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の文献に開示され
た不揮発性メモリセルにおいては、プレート線と、ワー
ド線及びビット線との間に厚い層間絶縁層を形成しなけ
ればならないという問題がある。層間絶縁層が厚くなる
と、選択トランジスタのソース・ドレイン領域と下部電
極とを電気的に接続するためのコンタクトプラグのアス
ペクト比が大きくなるという問題を有する。
【0009】また、米国特許第5,229,309号の
明細書や上記の文献に開示された不揮発性メモリセルに
おいては、メモリセルの上方に上部電極やプレート線が
形成されており、複数のメモリセルをブロック化したと
き、メモリチップ全体の配線構造や回路構成が複雑にな
り、ワード線分割あるいはビット線分割がプロセス上困
難になるという問題がある。更には、プレート線に関連
するデコーダ周りの配線構造や回路構成が複雑になり、
メモリチップのアーキテクチャー自由度が低くなるとい
う問題も有する。更には、これらの問題に起因してメモ
リチップのサイズを小さくできないという問題もある。
【0010】従って、本発明の目的は、半導体基板の上
に形成される各種の構成要素の厚さを薄くでき、ワード
線分割あるいはビット線分割の自由度が高い半導体メモ
リセル及びその作製方法を提供することにある。更に、
本発明の目的は、プレート線に関連するデコーダ周りの
配線構造や回路構成を簡素化し得る半導体メモリセル及
びその作製方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の半導体メモリセルは、例えば図1の(A)
に模式的な一部断面図を示すように、第1の半導体基板
及び第2の基板40が張り合わされ、第1の半導体基板
側に形成された半導体メモリセルであって、プレート線
22、強誘電体薄膜21、コンタクトプラグ13、ソー
ス・ドレイン領域52,53及びゲート電極部51から
成る選択トランジスタ、並びにビット線55から構成さ
れている。そして、(イ)第1の半導体基板10(図1
の(A)においては第1の半導体基板の部分10A)と
第2の基板40の間には、第2の基板40側から、プレ
ート線22、及びプレート線の上に形成された強誘電体
薄膜21が設けられており、更に、強誘電体薄膜21の
上にコンタクトプラグ13が形成されており、(ロ)第
1の半導体基板10の表面側(図1の(A)においては
第1の半導体基板の部分10A)には、一方がコンタク
トプラグ13に電気的に接続され、そして、他方が第1
の半導体基板の上方に形成されたビット線55に電気的
に接続されたソース・ドレイン領域52,53が形成さ
れており、(ハ)第1の半導体基板10(図1の(A)
においては第1の半導体基板の部分10A)の上方には
ワード線を兼ねたゲート電極部51が形成されているこ
とを特徴とする。
【0012】本発明の半導体メモリセルにおいては、強
誘電体薄膜21とコンタクトプラグ13との間に電極層
20が形成されており、コンタクトプラグ13が電極層
20と電気的に接続されている態様を含めることができ
る。電極層20は、例えばPt、Pd、RuO2、Ir
2、Pt/Tiの積層構造、Pt/Taの積層構造、
Pt/Ti/Taの積層構造、La0.5Sr0.5CoO3
(LSCO)、Pt/LSCOの積層構造、YBa2
37から構成することが好ましいが、これらに限定さ
れるものではない。
【0013】あるいは又、図1の(B)に模式的な一部
断面図を示すように、プレート線22が、第1の半導体
基板に形成されたデコーダを構成するトランジスタ素子
の一方のソース・ドレイン領域52Aに電気的に接続さ
れている態様を含めることができる。
【0014】本発明の半導体メモリセルにおいては、強
誘電体薄膜21は、PbTiO3、PZT系化合物、又
は層状構造を有するBi系化合物から成ることが好まし
い。PZT系化合物として、ペロブスカイト型構造を有
するPbZrO3とPbTiO3の固溶体であるチタン酸
ジルコン酸鉛(PZT)、PZTにLaを添加した金属
酸化物であるPLZT、あるいはPZTにNbを添加し
た金属酸化物であるPNZTを挙げることができる。ま
た、層状構造を有するBi系化合物として、ペロブスカ
イト型構造を有する、SrBi2Ta29、SrBi2
29、BaBi2Ta29、SrBi4Ti415、B
4Ti312、SrBi2TaXNb2-X9、PbBi2
Ta29等を例示することができる。
【0015】プレート線22は、例えばPt、Pd、R
uO2、IrO2、Pt/Tiの積層構造、Pt/Taの
積層構造、Pt/Ti/Taの積層構造、La0.5Sr
0.5CoO3(LSCO)、Pt/LSCOの積層構造、
YBa2Cu37から構成することが好ましいが、これ
らの材料に限定さるものではない。尚、第1の半導体基
板と第2の基板の張り合わせ温度に耐え得る材料を用い
ることが好ましい。プレート線22は、強誘電体薄膜2
1により構成されるキャパシタの第2の電極層を兼ねて
いてもよいし、プレート線とは別に第2の電極層を、プ
レート線22と強誘電体薄膜21との間に設けてもよ
い。強誘電体薄膜21の形成後の半導体メモリセルの製
造工程において強誘電体薄膜21が悪影響を受けないと
いう観点からは、図12及び図13に示すように、プレ
ート線(あるいは第2の電極層)が強誘電体薄膜21を
被覆している態様を含めることができる。
【0016】コンタクトプラグ13は、絶縁層12に形
成された開口部内に、例えば、タングステン、Ti、P
t、Pd、Cu等の高融点金属から成る金属配線材料や
不純物をドーピングしたポリシリコンが埋め込まれた構
造を有することが好ましい。図1に示すように、コンタ
クトプラグ13の頂面は絶縁層12の表面と略同じ平面
に存在していてもよいし、図13に示すように、コンタ
クトプラグ13の頂部が絶縁層12の表面(第2の絶縁
層30側)に延在していてもよい。
【0017】本発明の半導体メモリセルの形態として、
不揮発性メモリセル(所謂FERAM)若しくはDRA
Mを挙げることができる。
【0018】上記の目的を達成するための本発明の半導
体メモリセルの作製方法は、例えば、図4〜図7に示す
ように、(イ)凹部11Aが形成された第1の半導体基
板10の上に絶縁層12を形成した後、該絶縁層12に
開口部を設け、次いで、該開口部に金属配線材料を埋め
込み、コンタクトプラグ13を形成する工程と、(ロ)
該絶縁層12上及び該コンタクトプラグ13上に強誘電
体薄膜21を形成する工程と、(ハ)該強誘電体薄膜2
1上を含む絶縁層12上にプレート線22を形成する工
程と、(ニ)全面に第2の絶縁層30を形成する工程
と、(ホ)該第2の絶縁層30を介して第1の半導体基
板10と第2の基板40を張り合わせる工程と、(ヘ)
第1の半導体基板10の裏面から第1の半導体基板10
を研磨し、前記凹部11の底部を露出させる工程と、
(ト)露出した第1の半導体基板10の上方に、ワード
線を兼ねたゲート電極部51を形成する工程と、(チ)
露出した第1の半導体基板10に、一方がコンタクトプ
ラグ13と電気的に接続されたソース・ドレイン領域5
2を形成する工程と、(リ)露出した第1の半導体基板
10の上方に、他方のソース・ドレイン領域53に電気
的に接続されたビット線55を形成する工程、から成る
ことを特徴とする。
【0019】本発明の半導体メモリセルの作製方法にお
いては、工程(イ)と工程(ロ)の間に、絶縁層12上
及びコンタクトプラグ13に電極層20を形成する工程
を含むことができ、この場合には、工程(ロ)におい
て、この電極層20上に強誘電体薄膜21を形成する。
【0020】また、プレート線22が、第1の半導体基
板10に形成されたデコーダを構成するトランジスタ素
子の一方のソース・ドレイン領域52Aに電気的に接続
されている態様を含めることができる。プレート線22
は、例えばPt、Pd、RuO2、IrO2、Pt/Ti
の積層構造、Pt/Taの積層構造、Pt/Ti/Ta
の積層構造、La0.5Sr0.5CoO3(LSCO)、P
t/LSCOの積層構造、YBa2Cu37から構成さ
れ、これらの材料を例えばスパッタ法やパルスレーザア
ブレーション法にて強誘電体薄膜を含む絶縁層上に成膜
した後、イオンミーリング法やRIE法にて所望の形状
にパターニングすることで形成することができる。尚、
プレート線22を構成する材料はこれらの材料から構成
することが好ましいが、これらの材料に限定さるもので
はない。尚、第1の半導体基板と第2の基板の張り合わ
せ温度に耐え得る材料を用いることが好ましい。プレー
ト線22は、強誘電体薄膜21により構成されるキャパ
シタの第2の電極層を兼ねていてもよいし、プレート線
とは別に第2の電極層を、プレート線22と強誘電体薄
膜21との間に設けてもよい。強誘電体薄膜21の形成
後の半導体メモリセルの製造工程において強誘電体薄膜
21が悪影響を受けないという観点からは、プレート線
(あるいは第2の電極層)が強誘電体薄膜21を被覆し
ている態様を含めることができる。
【0021】尚、PZT系化合物、又は層状構造を有す
るBi系化合物から成る強誘電体薄膜を、MOCVD
法、ゾル・ゲル法、パルスレーザ堆積法又はスパッタ法
にて形成することが好ましい。
【0022】本発明の半導体メモリセルの作製方法にお
いては、絶縁層に開口部を形成し、この開口部を金属配
線材料やポリシリコン(不純物をドーピングしたポリシ
リコン)で埋め込むことによって、コンタクトプラグを
形成することが好ましい。具体的には、タングステンか
ら成る金属配線材料をCVD法で開口部内を含む絶縁層
上に堆積させ、絶縁層上の金属配線材料をエッチング法
にて除去する所謂ブランケットタングステンCVD法を
挙げることができるが、金属配線材料としてTiやP
t、Pd、Cu等の高融点金属を用いることもできる。
尚、絶縁層12上に金属配線材料やポリシリコンの一部
を残しておいてもよい。
【0023】
【作用】本発明の半導体メモリセル及びその作製方法に
おいては、第1の半導体基板と第2の基板の間に、プレ
ート線及び強誘電体薄膜が設けられており、更に、強誘
電体薄膜の上にコンタクトプラグが形成されており、こ
のコンタクトプラグは選択トランジスタの一方のソース
・ドレイン領域に電気的に接続されている。このよう
に、本発明の半導体メモリセルは基板張り合わせSOI
構造を有し、選択トランジスタの下方にプレート線が埋
め込まれた状態で形成されているので、複数のメモリセ
ルをブロック化したとき、メモリチップ全体の配線構造
や回路構成、特にプレート線の引き回しが簡素になり、
ワード線分割がプロセス上容易になる。
【0024】プレート線を、第1の半導体基板に形成さ
れたデコーダを構成するトランジスタ素子のソース・ド
レイン領域に電気的に接続すれば、プレート線に関連す
るデコーダ周りの配線構造や回路構成が簡素になる。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して、実施例に基づき本発
明を説明する。
【0026】(実施例1)実施例1の半導体メモリセル
の構造を、図1の(A)の模式的な一部断面図に示す。
また、実施例1の半導体メモリセルの各領域を仮想平面
に投影したときの投影平面図を図2に模式的に示す。図
2において、1組の選択トランジスタを点線で囲んで示
した。また、点線で囲まれていない領域は、素子分離領
域11に相当する。尚、図2のA−Bで示す部分を結ん
で切断したときの一部断面図が図1の(A)に相当す
る。本発明の半導体メモリセルは、基本的には、基板張
り合わせSOI構造を有する。更に、図3に、実施例1
の半導体メモリセルの等価回路を示す。図3中、W
1,WL2,・・・はワード線を意味する。また、BL
1,BL2,・・・はビット線を意味し、PL1,PL2
・・・はプレート線を意味する。
【0027】実施例1の半導体メモリセルは、第1の半
導体基板及び第2の基板40が張り合わされ、第1の半
導体基板側に形成されている。そして、プレート線2
2、強誘電体薄膜21、コンタクトプラグ13、選択ト
ランジスタ、並びにビット線55から構成されている。
選択トランジスタは、ソース・ドレイン領域52,53
及びゲート電極部51から成る。実施例1においては、
強誘電体薄膜21とコンタクトプラグ13との間に電極
層20が形成されている。また、強誘電体薄膜21は、
PZT系化合物、具体的にはPZTから成る。更には、
プレート線22は、第1の半導体基板に形成されたデコ
ーダを構成するトランジスタ素子の一方のソース・ドレ
イン領域52Aに電気的に接続されている。プレート線
22とゲート電極部51とは略平行に形成されている。
そして、半導体メモリセルの動作時、プレート線22と
ゲート電極部51には同期した信号が印加される。
【0028】第1の半導体基板及び第2の基板40はシ
リコン半導体基板から成る。そして、第1の半導体基板
と第2の基板40の間には、第2の基板40側から、P
t(白金)から成るプレート線22、及びプレート線2
2の上に形成されたPZTから成る強誘電体薄膜21が
設けられている。Ptから成る強誘電体薄膜21の上に
は、Pt(白金)から成る電極層20が形成されてい
る。更に、電極層20の上にはコンタクトプラグ13が
形成されている。実施例1においては、タングステンか
ら成る金属配線材料や不純物をドーピングしたポリシリ
コンを開口部内に埋め込むことで、コンタクトプラグ1
3が形成されている。実施例1においては、電極層2
0、強誘電体薄膜21、及び強誘電体薄膜21を被覆す
るプレート線22の部分によって、強誘電体薄膜キャパ
シタが構成されている。
【0029】第1の半導体基板の表面側には、一方がコ
ンタクトプラグ13に電気的に接続され、そして、他方
が第1の半導体基板の上方に形成されたビット線55に
電気的に接続されたソース・ドレイン領域52,53が
形成されている。また、第1の半導体基板の上方にはワ
ード線を兼ねたゲート電極部51が形成されている。
【0030】尚、図中、参照番号10A,10Bは第1
の半導体基板の部分を示し、11は素子分離領域、12
は絶縁層、30は第2の絶縁層、31はポリシリコン
層、50はゲート酸化膜、54は層間絶縁層、56はビ
ットコンタクト部を示す。ビットコンタクト部56を介
して、ビット線55は他方のソース・ドレイン領域53
に電気的に接続されている。
【0031】デコーダを構成するトランジスタ素子の構
成を模式的な一部断面図である図1の(B)に示す。こ
のトランジスタ素子は、ゲート電極部51A、ソース・
ドレイン領域52A,53Aから構成されている。プレ
ート線22は一方のソース・ドレイン領域52Aにコン
タクトプラグ13Aを介して電気的に接続されている。
尚、図中、参照番号11Cは素子分離領域、57は配線
である。
【0032】以下、図1に示した実施例1の半導体メモ
リセルの作製方法を、図4〜図7の半導体基板等の模式
的な一部断面図を参照して説明する。基本的には、本発
明の半導体メモリセルの作製方法は、基板張り合わせS
OI技術を応用している。
【0033】[工程−100]先ず、凹部11Aが形成
された第1のシリコン半導体基板10の上に絶縁層12
を形成した後、絶縁層12に開口部を設け、コンタクト
プラグ13を形成する(図4の(A)参照)。凹部11
Aに埋め込まれた絶縁層12は、素子分離領域として機
能し、且つ、後の工程で第1の半導体基板10を研磨す
るときの研磨ストッパとしても機能する。
【0034】凹部11Aの形成は、従来のフォトリソグ
ラフィ技術及びドライエッチング技術を用いて行うこと
ができる。絶縁層12は、例えばSiO2や、SiO2
Si34積層構造から成り、例えば公知のCVD法にて
形成することができる。絶縁層12の形成後、絶縁層1
2の表面を、例えば化学的機械的研磨法(CMP法)や
エッチバック法にて平滑化処理することが望ましい。
【0035】コンタクトプラグ13は、絶縁層12にフ
ォトリソグラフィ技術及びドライエッチング技術によっ
て開口部を形成し、次いで、開口部にドーピングされた
ポリシリコン又は金属配線材料を埋め込むことで形成す
ることができる。開口部の底部の第1の半導体基板10
には、後の工程で選択トランジスタのソース・ドレイン
領域が形成される。実施例1においては、所謂ブランケ
ットタングステンCVD法にてコンタクトプラグ13の
形成を行う。そのために、Ti層及びTiN層を順に例
えばマグネトロンスパッタ法にて開口部内を含む絶縁層
12の上に成膜する。Ti層及びTiN層の成膜条件を
以下に例示する。尚、Ti層及びTiN層を形成する理
由は、オーミックな低コンタクト抵抗を得ること、ブラ
ンケットタングステンCVD法における第1の半導体基
板10の損傷発生の防止、タングステンの密着性向上の
ためである。 Ti層(厚さ:20nm) プロセスガス:Ar=35sccm 圧力 :0.52Pa RFパワー :2kW 基板の加熱 :無し TiN層(厚さ:100nm) プロセスガス:N2/Ar=100/35sccm 圧力 :1.0Pa RFパワー :6kW 基板の加熱 :無し
【0036】次に、TiN層の上にタングステン層を、
以下に例示する条件のCVD法にて堆積させる。 使用ガス:WF6/H2/Ar=40/400/2250
sccm 圧力 :10.7kPa 成膜温度:450゜C
【0037】その後、絶縁層12上のタングステン層及
びTiN層、Ti層をエッチングして除去する。エッチ
ングの条件を、例えば以下のとおりとすることができ
る。 第1段階のエッチング:タングステン層のエッチング 使用ガス :SF6/Ar/He=110:90:5scc
m 圧力 :46Pa RFパワー:275W 第2段階のエッチング:TiN層/Ti層のエッチング 使用ガス :Ar/Cl2=75/:5sccm 圧力 :6.5Pa RFパワー:250W
【0038】こうして、図4の(A)に示す構造を得る
ことができる。実施例1においては、コンタクトプラグ
13の頂面と絶縁層12の表面は略同一平面に位置す
る。コンタクトプラグ13の頂面は絶縁層12の表面か
ら多少は突出していても凹んでいてもよい。尚、図にお
いては、TiN層及びTi層の図示は省略した。
【0039】[工程−110]次に、絶縁層12上に強
誘電体薄膜を形成するが、実施例1においては、その前
に、コンタクトプラグ13に電気的に接続された電極層
20を絶縁層12上に形成する。電極層20はPtから
成り、例えばRFマグネトロンスパッタ法にて成膜する
ことができる。Ptから成る電極層20の厚さを0.2
μmとした。RFマグネトロンスパッタ条件を以下に例
示する。 アノード電圧:2.6kV 入力電力 :1.1〜1.6W/cm2 プロセスガス:Ar/O2=90/10 圧力 :0.7Pa 成膜温度 :600〜750゜C 堆積速度 :5〜10mm/分
【0040】次いで、電極層20上に強誘電体薄膜21
を形成する。実施例1においては強誘電体薄膜21はP
ZTから成り、マグネトロンスパッタ法にて成膜する。
成膜条件を以下に例示する。尚、Ptから成る電極層2
0の上に形成されたPZTは多結晶となるが、その特性
は実用上問題ない。尚、ターゲットをPLZTに交換す
れば、PLZTから成る強誘電体薄膜21を形成するこ
とができる。 ターゲット :PZT プロセスガス :Ar/O2=90体積%/10体
積% 圧力 :4Pa パワー :50W 成膜温度 :500゜C 強誘電体薄膜の厚さ:0.3μm
【0041】その後、例えばRIE法で強誘電体薄膜2
1をパターニングし、次いで、例えばイオンミリング技
術で電極層20をパターニングする。あるいは又、強誘
電体薄膜21と電極層20を同時にスパッタエッチング
法にて所望の形状にパターニングする。こうして、図4
の(B)に示す構造を得ることができる。尚、電極層2
0(及び強誘電体薄膜21)の平面形状及びコンタクト
プラグ13との配置関係を、図2に示した。
【0042】[工程−120]次いで、強誘電体薄膜2
1上を含む絶縁層12上にプレート線22を形成する
(図4の(C)参照)。尚、プレート線22は、図1の
(A)の紙面垂直方向に延びている。更には、図2の上
下方向に略垂直に延びているが、図2においてプレート
線22の図示は省略した。実施例1においては、プレー
ト線22は、Pt(白金)から成る。プレート線22
は、[工程−110]におけるスパッタ法によるPtの
成膜条件と同様の成膜条件、並びにイオンミリング技術
を用いてパターニングを行うことで形成することができ
る。
【0043】[工程−130]次いで、全面に第2の絶
縁層30を形成する。即ち、例えばSiO2から成る第
2の絶縁層30を全面にCVD法にて形成する。その
後、例えば、化学的機械的研磨法(CMP法)にて第2
の絶縁層30の頂面を化学的及び機械的に研磨し、第2
の絶縁層30を平坦化することが望ましい。あるいは
又、エッチバック法にて、第2の絶縁層30の平坦化処
理を行ってもよい。その後、第2の絶縁層30の上にポ
リシリコン層31を、例えばCVD法で堆積させる(図
5の(A)参照)。尚、ポリシリコン層は、次の工程で
基板を張り合わせるときの接着層としての機能を有す
る。
【0044】[工程−140]次に、第2の絶縁層30
を介して第1の半導体基板10と第2の基板40を張り
合わせる。即ち、例えばシリコン基板から成る第2の基
板40と、ポリシリコン層31とを圧着して、例えば8
50〜900゜Cに加熱する。この加熱処理によって、
第1の半導体基板10と第2の基板40は強固に張り合
わされる(図5の(B)参照)。
【0045】[工程−150]次に、第1の半導体基板
の裏面から第1の半導体基板10を研磨し、凹部11A
の底部を露出させる。凹部11A内に形成されている絶
縁層12が研磨ストッパとなり、凹部11Aの底部が露
出した時点で、第1の半導体基板の残りの部分10Aの
研磨はそれ以上進行しない。この状態で、第1の半導体
基板10の研磨を中止する。こうして、図6の(A)に
示す構造を得ることができる。第1の半導体基板の部分
10Aは、コンタクトプラグ13を介して電極層20に
接続されている。第1の半導体基板の部分10Aには、
選択トランジスタ用のソース・ドレイン領域が後の工程
で形成される。また、凹部11A内に残存した絶縁層1
2から素子分離領域11が構成される。
【0046】[工程−160]その後、露出した第1の
半導体基板(より具体的には、第1の半導体基板の部分
10Aである。以下、単に第1の半導体基板10Aと表
現する)の上方に、ワード線を兼ねたゲート電極部を形
成する。即ち、第1の半導体基板10Aの表面を酸化し
てゲート酸化膜50を形成する。そして、ポリシリコン
層を例えばCVD法にて全面に堆積させた後、フォトリ
ソグラフィ技術及びエッチング技術によってポリシリコ
ン層をパターニングし、ポリシリコンから成る選択トラ
ンジスタのゲート電極部51を形成する。こうして、図
6の(B)に示す構造を得ることができる。尚、このゲ
ート電極部51はワード線を兼ねている。ゲート電極部
51は、ポリサイド構造から構成してもよいし、金属シ
リサイドから構成してもよい。
【0047】[工程−170]次に、露出した第1の半
導体基板10Aに、一方がコンタクトプラグ13と電気
的に接続されたソース・ドレイン領域(ドレイン領域)
52を形成する。即ち、露出した第1の半導体基板10
Aに対して不純物イオンのイオン注入を行った後、注入
された不純物の活性化処理を行い、選択トランジスタの
ソース・ドレイン領域52,53及びチャネル領域を形
成する(図7の(A)参照)。このソース・ドレイン領
域52,53の形成は周知の方法で行うことができる。
【0048】[工程−180]その後、露出した第1の
半導体基板10Aの上方に、他方のソース・ドレイン領
域53(ソース領域)に電気的に接続されたビット線5
5を形成する。そのために、先ず、CVD法にて全面に
例えばSiO2から成る層間絶縁層54を堆積させ、次
いで、フォトリソグラフィ技術及びエッチング技術を用
いて、他方のソース・ドレイン領域53の上方の層間絶
縁層54に開口部を形成する(図7の(B)参照)。そ
の後、例えばアルミニウム系合金から成る金属配線材料
層を、例えば高温アルミニウムスパッタ法にて、開口部
内を含む層間絶縁層54上に堆積させる。次いで、フォ
トリソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて、アル
ミニウム系合金から成る金属配線材料層をパターニング
して、ビット線55を形成する。こうして。図1の
(A)に示した構造を有する半導体メモリセルを作製す
ることができる。尚、ビット線55は、図2の左右方向
に水平に延びているが、図2においてはビット線55を
部分的にのみ図示した。
【0049】高温アルミニウムスパッタ法においては、
各開口部内を含む層間絶縁層54上に、Ti層及びTi
N層を例えばスパッタ法にて成膜した後、TiN層上に
アルミニウム系合金(例えばAl−1%Si)から成る
金属配線材料層をスパッタ法にて形成する。Ti層、T
iN層及びアルミニウム系合金から成る金属配線材料層
の成膜条件を以下に例示する。尚、Ti層及びTiN層
を形成する理由は、オーミックな低コンタクト抵抗を得
ること、アルミニウム系合金から成る金属配線材料層に
よる第1の半導体基板10Aの損傷発生の防止、アルミ
ニウム系合金の濡れ性改善のためである。 Ti層(厚さ:20nm) プロセスガス:Ar=35sccm 圧力 :0.52Pa RFパワー :2kW 基板の加熱 :無し TiN層(厚さ:100nm) プロセスガス:N2/Ar=100/35sccm 圧力 :1.0Pa RFパワー :6kW 基板の加熱 :無し アルミニウム系合金層から成る配線層 プロセスガス:Ar=100sccm 圧力 :0.26Pa RFパワー :15kW 基体温度 :475゜C
【0050】尚、アルミニウム系合金から成る金属配線
材料層の成膜は所謂高温アルミニウムスパッタ法にて行
ったが、このような成膜方法に限定されるものではな
く、所謂高温リフロー法や高圧リフロー法にて行うこと
もできる。高温リフロー法においては、以下に例示する
条件でアルミニウム系合金から成る金属配線材料層を層
間絶縁層54上に堆積させる。 プロセスガス : Ar=100sccm DCパワー : 20kW スパッタ圧力 : 0.4Pa 基体加熱温度 : 150゜C
【0051】その後、第2の基板40を約500゜Cに
加熱する。これによって、層間絶縁層54上に堆積した
アルミニウム系合金から成る金属配線材料層は流動状態
となり、開口部の内に流入し、開口部はアルミニウム系
合金で確実に埋め込まれ、ビットコンタクト部56が形
成される。一方、層間絶縁層54の上にはアルミニウム
系合金から成る金属配線材料層が形成される。尚、ここ
では、ビットコンタクト部56は、ワード線を兼ねたゲ
ート電極51と自己整合的に形成されている。加熱条件
を、例えば以下のとおりとすることができる。 加熱方式 : 基板裏面ガス加熱 加熱温度 : 500゜C 加熱時間 : 2分 プロセスガス : Ar=100sccm プロセスガス圧力: 1.1×103Pa
【0052】ここで、基板裏面ガス加熱方式とは、第2
の基板40の裏面に配置したヒーターブロックを所定の
温度(加熱温度)に加熱し、ヒーターブロックと第2の
基板40の裏面の間にプロセスガスを導入することによ
って第2の基板40を含む全体を加熱する方式である。
加熱方式としては、この方式以外にもランプ加熱方式等
を用いることができる。
【0053】こうして、層間絶縁層54に形成された開
口部にアルミニウム系合金が埋め込まれ、ビットコンタ
クト部56が形成される(図1の(A)及び図2参
照)。尚、図においては、TiN層及びTi層の図示は
省略した。その後、層間絶縁層54の上の金属配線材料
層、TiN層、Ti層を選択的に除去してパターニング
し、ビット線55を形成する。尚、ビット線55を構成
する材料は、アルミニウム系合金に限定されず、適宜周
知の配線材料(例えば、ポリシリコンや銅、あるいはタ
ングステン等の高融点金属材料とアルミニウム系合金の
積層構造等)を用いることができる。
【0054】以上の工程においては、専ら半導体メモリ
セルを作製したが、これらの工程においてデコーダを構
成するトランジスタ素子を同時に作製することができ
る。以下、デコーダを構成するトランジスタ素子の作製
工程を説明する。尚、各工程に付す工程番号は200番
台とし、半導体メモリセルを作製する工程における工程
番号と同時に同様の方法で実行される工程には、工程番
号の内、十の位及び一の位の数字に同じ数字を用いた。
また、工程番号がスキップしている場合には、その工程
はデコーダを構成するトランジスタ素子の作製工程にお
いて不要であり、かかる工程を実行しないことを意味す
る。
【0055】[工程−200]先ず、凹部11Bが形成
された第1のシリコン半導体基板10の上に絶縁層12
を形成した後、絶縁層12に開口部を設ける。凹部11
Bに埋め込まれた絶縁層12は、素子分離領域として機
能し、且つ、後の工程で第1の半導体基板10を研磨す
るときの研磨ストッパとしても機能する。次に、絶縁層
12にフォトリソグラフィ技術及びドライエッチング技
術によって開口部を形成し、次いで、開口部に金属配線
材料を埋め込んでコンタクトプラグ13Aを形成する。
開口部の底部の第1の半導体基板10には、後の工程で
デコーダを構成するトランジスタ素子のソース・ドレイ
ン領域が形成される。この工程は、[工程−100]と
同時に行うことができる。こうして、図8の(A)に示
す構造を得ることができる。
【0056】[工程−220]次いで、[工程−12
0]にてプレート線22を形成する際、かかるプレート
線22を、[工程−200]で形成したコンタクトプラ
グ13Aの上まで延在させる(図8の(B)参照)。
尚、デコーダを構成するトランジスタ素子には強誘電体
薄膜から構成されたキャパシタを作製する必要はないの
で、[工程−110]は不要である。
【0057】[工程−230]次いで、[工程−13
0]にて全面に第2の絶縁層30を形成する際、デコー
ダを構成するトランジスタ素子を作製すべき領域にも第
2の絶縁層30を形成し、更にその上にポリシリコン層
31を形成する(図8の(C)参照)。
【0058】[工程−240]その後、第2の絶縁層3
0を介して第1の半導体基板10と第2の基板40を張
り合わせる(図9の(A)参照)。
【0059】[工程−250]次に、[工程−150]
と同時に、第1の半導体基板の裏面から第1の半導体基
板10を研磨し、凹部11Bの底部を露出させる(図9
の(B)参照)。第1の半導体基板の部分10Bは、コ
ンタクトプラグ13Aを介してプレート線22に接続さ
れている。第1の半導体基板の部分10Bには、デコー
ダのトランジスタ素子用のソース・ドレイン領域が後の
工程で形成される。また、凹部11B内に残存した絶縁
層12から素子分離領域11Cが構成される。
【0060】[工程−260]その後、露出した第1の
半導体基板(より具体的には、第1の半導体基板の部分
10Bである。以下、単に第1の半導体基板10Bと表
現する)の上方に、ゲート電極部51Aを形成する。こ
の工程は、[工程−160]と同時に、同様の方法で実
行することができる。こうして、図10の(A)に示す
構造を得ることができる。尚、ゲート電極部51Aは、
ポリサイド構造から構成してもよいし、金属シリサイド
から構成してもよい。
【0061】[工程−270]次に、露出した第1の半
導体基板10Bに、一方がコンタクトプラグ13Aと電
気的に接続されたソース・ドレイン領域(ドレイン領
域)52Aを形成する。この工程は[工程−170]と
同時に、同様の方法で実行することができる。こうし
て、図10の(B)に示す構造を得ることができる。
【0062】[工程−280]その後、露出した第1の
半導体基板10Bの上方に、他方のソース・ドレイン領
域53A(ソース領域)に電気的に接続された配線57
を形成する。この工程は[工程−180]と同時に、同
様の方法で実行することができる。こうして、図1の
(B)に示す構造を有するデコーダのトランジスタ素子
を作製することができる。
【0063】(実施例2)実施例1においては、強誘電
体薄膜21とコンタクトプラグ13との間に電極層20
を形成した。これに対して、実施例2においては、図1
1に模式的な一部断面図を示すように、電極層20の形
成を省略し、強誘電体薄膜21上にコンタクトプラグ1
3を形成した。実施例2においては、電極層に相当する
コンタクトプラグ13、強誘電体薄膜21及びプレート
線22によって強誘電体薄膜キャパシタが構成されてい
る。
【0064】実施例1の[工程−110]において、強
誘電体薄膜21と電極層20を同時にパターニングする
際、途中でパターニング条件を変更する必要があり、強
誘電体薄膜21及び電極層20の加工形状の再現性等が
乏しくなる場合がある。また、最適パターニング条件の
選択や制御が困難となる場合がある。実施例2において
は、コンタクトプラグ13が電極層に相当する。従っ
て、コンタクトプラグ13上を含む絶縁層12上に強誘
電体薄膜21を成膜した後、この強誘電体薄膜21を所
望の形状にパターニングするとき、電極層のパターニン
グは不要である。それ故、電極層に相当するコンタクト
プラグ13及び強誘電体薄膜21の形成・加工条件等の
最適化を図ることが容易となる。また、電極層としてコ
ンタクトプラグを利用するので、半導体メモリセルの製
造工程の削減を図ることができる。
【0065】実施例2の半導体メモリセルの作製方法
は、電極層20の形成工程、電極層20のパターニング
工程が無いことを除き、実施例1で説明した半導体メモ
リセルの作製方法と同様とすることができるので、詳細
な説明は省略する。尚、絶縁層12の上に形成された強
誘電体薄膜21はアモルファスであるが、その特性は実
用上問題ない。
【0066】(実施例3)実施例3は実施例2で説明し
た半導体メモリセルの変形である。実施例3が実施例2
と相違する点は、図12に示すように、プレート線22
が強誘電体薄膜21を被覆している点にある。即ち、強
誘電体薄膜21に露出した部分は存在しない。その他の
構造は、実施例2の半導体メモリセルと同様とすること
ができ、その作製方法も実施例2と同様とすることがで
きる。尚、実施例1においても、プレート線22が強誘
電体薄膜21を被覆している構造とすることができる。
【0067】実施例1あるいは実施例2においては、プ
レート線22の形成が完了した時点で、強誘電体薄膜2
1の側面が露出した状態となっている。そのため、次の
工程でプレート線22上に第2の絶縁層30を形成する
際、水素や水分の悪影響を受け、強誘電体薄膜21の残
留分極±Prが低下する虞がある。然るに、プレート線
22で強誘電体薄膜21を被覆することによって、強誘
電体薄膜21の残留分極±Prが低下するといった、後
の工程において強誘電体薄膜21が受ける悪影響を抑制
することができる。
【0068】(実施例4)実施例4は実施例3で説明し
た半導体メモリセルの変形である。実施例4が実施例3
と相違する点は、コンタクトプラグ13の頂部130
が、第2の絶縁層30側の絶縁層12の上に延在してい
る点にある(図13参照)。その他の構成は実施例3と
同様であり、詳細な説明は省略する。実施例4の半導体
メモリセルの作製においては、実施例1の[工程−10
0]において、開口部の近傍の絶縁層12上にポリシリ
コン層あるいはタングステン層等が残るように、フォト
リソグラフィ技術を用いてポリシリコン層あるいはタン
グステン層及びTiN層/Ti層のエッチングを行えば
よい。
【0069】以上、本発明を好ましい実施例に基づき説
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
【0070】実施例においては、マグネトロンスパッタ
法にてPZTから成る強誘電体薄膜を形成したが、その
代わりに、PZTやPLZTをパルスレーザアブレーシ
ョン法にて形成することもできる。この場合の成膜条件
を以下に例示する。 ターゲット:PZT又はPLZT 使用レーザ:KrFエキシマレーザ(波長248nm、
パルス幅25n秒、3Hz) 出力エネルギー:400mJ(1.1J/cm2) 成膜温度 :550〜600゜C 酸素濃度 :40〜120Pa
【0071】あるいは又、SrBi2Ta29から成る
強誘電体薄膜をパルスレーザアブレーション法にて形成
することもできる。この場合の成膜条件を以下に例示す
る。 ターゲット:SrBi2Ta29 使用レーザ:KrFエキシマレーザ(波長248nm、
パルス幅25n秒、5Hz) 成膜温度 :500゜C 酸素濃度 :3Pa 尚、SrBi2Ta29の成膜後、800゜C×1時
間、酸素雰囲気中でポストベーキングを行う。
【0072】あるいは又、MOCVD法によって、Bi
系層状構造ペロブスカイト型の強誘電体材料から成る強
誘電体薄膜を成膜することもできる。例えばSrBi2
Ta29)の成膜条件を以下に例示する。 ソース材料:Sr(C111922 Bi(C653 Ta(OC255 成膜温度 :650〜750゜C 成膜圧力 :27〜400Pa 酸素濃度 :50%
【0073】Ptから成る電極層やプレート線をパルス
レーザ堆積法によって成膜することも可能である。パル
スレーザ堆積法によるPtの成膜条件を、以下に例示す
る。 パルスレーザ堆積法による成膜条件 ターゲット:Pt 使用レーザ:KrFエキシマレーザ(波長248nm、
パルス幅25n秒、5Hz、1.1J/cm2) 成膜温度 :500〜600゜C
【0074】実施例1においては電極層20やプレート
線22をPtから構成したが、その代わりに、例えばL
SCOから構成することもできる。この場合のパルスレ
ーザアブレーション法による成膜条件を以下に例示す
る。 ターゲット:LSCO 使用レーザ:KrFエキシマレーザ(波長248nm、
パルス幅25n秒、3Hz) 出力エネルギー:400mJ(1.1J/cm2) 成膜温度 :550〜600゜C 酸素濃度 :40〜120Pa
【0075】各種の絶縁層として、SiO2やBPSG
の代わりに、LTO(Low Temperature Oxide、低温C
VD−SiO2)、PSG、BSG、AsSG、PbS
G、SbSG、NSG、SOG、SiONあるいはSi
34等の公知の絶縁材料、あるいはこれらの絶縁材料を
積層したものを用いることができる。
【0076】アルミニウム系合金として、例えば、純ア
ルミニウム、Al−Si、Al−Cu、Al−Si−C
u、Al−Ge、Al−Si−Ge等の種々のアルミニ
ウム合金を挙げることができる。あるいは又、アルミニ
ウム系合金の代わりに、ポリシリコン、チタン、チタン
合金、銅、銅合金、タングステン、タングステン合金を
用いてビット線55や配線57を形成することもでき
る。実施例においては、コンタクトプラグ13の下地を
Ti/TiNの2層構成としたが、Ti、あるいはTi
Nの1層構成とすることもできる。また、コンタクトプ
ラグ13は、TiW、TiNW、WSi2、MoSi2
から構成することもできる。
【0077】本発明の半導体メモリセルから、強誘電体
薄膜を用いた不揮発性メモリセル(は所謂FERAM)
のみならず、DRAMを構成することもできる。この場
合には、強誘電体薄膜の分極のみを利用する。即ち、外
部電極による最大(飽和)分極Pmaxと外部電極が0の
場合の残留分極Prとの差(Pmax−Pr)が、電源電圧
に対して一定の比例関係を有する特性を利用する。強誘
電体薄膜の分極状態は、常に飽和分極(Pmax)と残留
分極(Pr)の間にあり、反転しない。データはリフレ
ッシュによって保持される。
【0078】
【発明の効果】本発明の半導体メモリセル及びその作製
方法においては、所謂基板張り合わせSOI構造を有す
るので、従来のFERAMと比較して、強誘電体キャパ
シタを形成することによって半導体メモリセルが厚くな
ることを抑制することができる。また、選択トランジス
タの下方にプレート線が形成されているので、複数のメ
モリセルをブロック化したとき、メモリチップ全体の配
線構造や回路構成、特にプレート線の引き回しが簡素に
なり、ワード線分割がプロセス上容易になる。また、S
OI構造を有するので、拡散容量が小さくなり、半導体
メモリセルの動作速度が早くなる。
【0079】プレート線を、第1の半導体基板に形成さ
れたデコーダを構成するトランジスタ素子の一方のソー
ス・ドレイン領域に電気的に接続すれば、プレート線に
関連するデコーダ周りの配線構造や回路構成が簡素にな
り、メモリチップのアーキテクチャー自由度が高くな
る。更には、メモリチップのサイズを小さくすることが
できる。
【0080】強誘電体薄膜の上にコンタクトプラグを形
成すれば、強誘電体薄膜と電極層を同時にパターニング
する必要がなくなり、強誘電体薄膜の加工形状の再現性
等が向上する。また、最適パターニング条件の選択や制
御が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の半導体メモリセルの構造を示す模式
的な一部断面図及びデコーダを構成するトランジスタ素
子の構造を示す模式的な一部断面図である。
【図2】実施例1の半導体メモリセルの各領域を仮想平
面に投影したときの模式的な投影平面図である。
【図3】実施例1の半導体メモリセルの等価回路であ
る。
【図4】実施例1の半導体メモリセルの作製方法を説明
するための半導体基板等の模式的な一部断面図である。
【図5】図4に引き続き、実施例1の半導体メモリセル
の作製方法を説明するための半導体基板等の模式的な一
部断面図である。
【図6】図5に引き続き、実施例1の半導体メモリセル
の作製方法を説明するための半導体基板等の模式的な一
部断面図である。
【図7】図6に引き続き、実施例1の半導体メモリセル
の作製方法を説明するための半導体基板等の模式的な一
部断面図である。
【図8】実施例1のデコーダを構成するトランジスタ素
子の作製方法を説明するための半導体基板等の模式的な
一部断面図である。
【図9】図8に引き続き、実施例1のデコーダを構成す
るトランジスタ素子の作製方法を説明するための半導体
基板等の模式的な一部断面図である。
【図10】図9に引き続き、実施例1のデコーダを構成
するトランジスタ素子の作製方法を説明するための半導
体基板等の模式的な一部断面図である。
【図11】実施例2の半導体メモリセルの構造を示す模
式的な一部断面図である。
【図12】実施例3の半導体メモリセルの構造を示す模
式的な一部断面図である。
【図13】実施例4の半導体メモリセルの構造を示す模
式的な一部断面図である。
【図14】強誘電体のP−Eヒステリシスループ図であ
る。
【図15】従来の技術におけるFERAMの模式的な一
部断面図である。
【符号の説明】
10 第1の半導体基板 11,11A 素子分離領域 12 絶縁層 13 コンタクトプラグ 20 電極層 21 強誘電体薄膜 22 プレート線 30 第2の絶縁層 31 ポリシリコン層 40 第2の基板 50 ゲート酸化膜 51 ゲート電極部 52,53 ソース・ドレイン領域 54 層間絶縁層 55 ビット線 56 ビットコンタクト部 51A デコーダを構成するトランジスタ素子のゲート
電極部 52A,53A デコーダを構成するトランジスタ素子
のソース・ドレイン領域 57 配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/768 27/108 21/8242 7735−4M H01L 27/10 651 7735−4M 661

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の半導体基板及び第2の基板が張り合
    わされ、第1の半導体基板側に形成された半導体メモリ
    セルであって、プレート線、強誘電体薄膜、コンタクト
    プラグ、ソース・ドレイン領域及びゲート電極部から成
    る選択トランジスタ、並びにビット線から構成されてお
    り、 (イ)第1の半導体基板と第2の基板の間には、第2の
    基板側から、プレート線、及び該プレート線の上に形成
    された強誘電体薄膜が設けられており、更に、該強誘電
    体薄膜の上にコンタクトプラグが形成されており、 (ロ)第1の半導体基板の表面側には、一方が該コンタ
    クトプラグに電気的に接続され、そして、他方が第1の
    半導体基板の上方に形成されたビット線に電気的に接続
    されたソース・ドレイン領域が形成されており、 (ハ)第1の半導体基板の上方にはワード線を兼ねたゲ
    ート電極部が形成されていることを特徴とする半導体メ
    モリセル。
  2. 【請求項2】強誘電体薄膜とコンタクトプラグとの間に
    電極層が形成されており、コンタクトプラグは該電極層
    と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に
    記載の半導体メモリセル。
  3. 【請求項3】プレート線は、第1の半導体基板に形成さ
    れたデコーダを構成するトランジスタ素子の一方のソー
    ス・ドレイン領域に電気的に接続されていることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の半導体メモリセ
    ル。
  4. 【請求項4】強誘電体薄膜は、PZT系化合物、又は層
    状構造を有するBi系化合物から成ることを特徴とする
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の半導体メ
    モリセル。
  5. 【請求項5】(イ)凹部が形成された第1の半導体基板
    の上に絶縁層を形成した後、該絶縁層に開口部を設け、
    次いで、該開口部に金属配線材料を埋め込み、コンタク
    トプラグを形成する工程と、 (ロ)該絶縁層上及び該コンタクトプラグ上に強誘電体
    薄膜を形成する工程と、 (ハ)該強誘電体薄膜上を含む絶縁層上にプレート線を
    形成する工程と、 (ニ)全面に第2の絶縁層を形成する工程と、 (ホ)該第2の絶縁層を介して第1の半導体基板と第2
    の基板を張り合わせる工程と、 (ヘ)第1の半導体基板の裏面から第1の半導体基板を
    研磨し、前記凹部の底部を露出させる工程と、 (ト)露出した第1の半導体基板の上方に、ワード線を
    兼ねたゲート電極部を形成する工程と、 (チ)露出した第1の半導体基板に、一方がコンタクト
    プラグと電気的に接続されたソース・ドレイン領域を形
    成する工程と、 (リ)露出した第1の半導体基板の上方に、他方のソー
    ス・ドレイン領域に電気的に接続されたビット線を形成
    する工程、から成ることを特徴とする半導体メモリセル
    の作製方法。
  6. 【請求項6】工程(イ)と工程(ロ)の間に、絶縁層上
    及びコンタクトプラグ上に電極層を形成する工程を含
    み、工程(ロ)において該電極層上に強誘電体薄膜を形
    成することを特徴とする請求項5に記載の半導体メモリ
    セルの作製方法。
  7. 【請求項7】プレート線は、第1の半導体基板に形成さ
    れたデコーダを構成するトランジスタ素子の一方のソー
    ス・ドレイン領域に電気的に接続されていることを特徴
    とする請求項5又は請求項6に記載の半導体メモリセル
    の作製方法。
  8. 【請求項8】PZT系化合物、又は層状構造を有するB
    i系化合物から成る強誘電体薄膜を、MOCVD法、パ
    ルスレーザ堆積法又はスパッタ法にて形成することを特
    徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載の
    半導体メモリセルの作製方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6151243A (en) * 1998-10-28 2000-11-21 Hyundai Electronics Industries Co., Ltd. Ferroelectric memory device having folded bit line architecture
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