JP2004031553A - 半導体素子及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】水素による強誘電体特性の劣化を抑制可能とする半導体素子を提供する。
【解決手段】強誘電体膜に対する水素の侵入を防止する水素侵入防止膜400を上部電極28上方に設けると共に、水素侵入防止膜が、上部電極が並設されている所定方向(ここでは、図中X方向)と直交する方向(ここでは、図中Y方向)に有する幅を、上部電極28が当該直交する方向に有する最大幅の1倍以上となるように設けることとし、更に、この水素侵入防止膜を、周辺回路60において上部電極が並設される所定方向と同方向に延在されるメインWLドライバ60bとサブWLドライバ60aとを接続するメインWLとして用いる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体素子及びその製造方法に関し、特に、不揮発性強誘電体メモリを具える半導体素子及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、種々の半導体メモリの高集積化が求められるなか、不揮発性メモリである強誘電体メモリは、低電圧、低消費電力及び高速動作等が可能なメモリとして実用化されつつある。
【0003】
強誘電体メモリはトランジスタ及び強誘電体キャパシタによる強誘電体メモリセル構造を有し、電荷を蓄積記憶するキャパシタに用いる強誘電体膜自体の自発分極による電界の反転とその保持機能とを利用したメモリである。
【0004】
例えば、1つの強誘電体メモリセルを、2つのトランジスタと2つの強誘電体キャパシタとで構成する2T2C(2Transistor&2Capacitor)型メモリセルがある。2T2C型メモリセルは、データの書き換え回数に伴い減少するキャパシタの分極量へのファティーグ(Fatigue)耐性に優れており安定動作が可能であるが、1メモリセル当たりの占有面積が大きく高集積化には不向きである。
【0005】
そこで、1つの強誘電体メモリセルを、1つのトランジスタと1つの強誘電体キャパシタとで構成する1T1C(1Transistor&1Capacitor)型メモリセルによる高集積化のための研究が行われているが、現状では安定動作を確保するための課題も多い。
【0006】
その一方で、近年、このように優れた特性を有する強誘電体メモリを、汎用メモリとしてだけでなくシステムLSIに搭載して、強誘電体メモリ混載LSIとする研究が進められている。この強誘電体メモリ混載LSIは、例えば、ICカード用のチップのようにチップサイズが小さく且つ低消費電力が要求されるものへの適用が期待されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、上述したような強誘電体メモリ混載LSIを構築する場合、通常、強誘電体膜がSBT(SrBiTa)やPZT(PbZrTi1−x)等の金属酸化膜であることに起因して、以下に説明する特有の課題が生じる。
【0008】
例えば、通常の半導体デバイスの製造工程には、層間絶縁膜、パッシベーション膜及びモールド等の形成工程が含まれるが、これら各工程は水素(H)ガス等による還元性雰囲気下において行われる。
【0009】
その結果、強誘電体膜が還元性雰囲気下に晒されることにより強誘電体膜中の酸素が還元されるため、強誘電体膜の特性(以下、単に強誘電体特性という。)の劣化が生じる。
【0010】
具体的には、例えば、還元性雰囲気下で行われるパッシベーション膜形成工程では、水素プラズマの発生により強誘電体膜中に多量の水素が拡散されるため、強誘電体特性の著しい劣化が引き起こされる。
【0011】
そこで、劣化した強誘電体特性の回復のために熱処理を行うことが可能であるが、配線材料が耐熱性の低い材料である場合にはこうした熱処理は不向きである。
【0012】
そこで、強誘電体キャパシタ表面を被覆膜で覆い強誘電体膜を保護することにより、強誘電体特性の劣化を回避する方法が提案されている。しかし、被覆膜を形成する工程の追加により製造コストが増大する上に、階段状に形成された強誘電体キャパシタ表面に対して段差被覆性に優れた被覆膜を形成することは困難である。
【0013】
従って、従来は、強誘電体メモリが形成される同一基板上に、例えば、ロジック部等の他の半導体デバイスを搭載して強誘電体メモリ混載LSIを構築するのは困難とされていた。
【0014】
よって、これまで、上述した種々の問題点を技術的に解決する手法の出現が望まれていた。
【0015】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明の半導体素子は、下記のような構成上の特徴を有する。
【0016】
すなわち、半導体基板に、第1主電極、第2主電極及び制御電極を具えるトランジスタと、下部電極、強誘電体膜及び上部電極を順次具えるキャパシタとを有する半導体素子において、上部電極を挟んで半導体基板と反対側に絶縁膜を介して水素侵入防止膜が設けられている。
【0017】
このように、強誘電体膜に対する水素の侵入(或いは拡散)を抑制する水素侵入防止膜が設けられているので、強誘電体膜が水素に晒されるのを抑制できる。
【0018】
その結果、例えば、還元性雰囲気下での処理を伴う強誘電体メモリ混載LSIの製造工程時に、強誘電体膜に水素が侵入して強誘電体特性が劣化するのを抑制できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態につき説明する。尚、各図は、この発明が理解できる程度に各構成成分の形状、大きさ及び配置関係を概略的に示してあるに過ぎず、従って、この発明を図示例に限定するものではない。また、平面図と称するなかには、上に重なった部材や構造により視界から隠れた線を図示していないものもある。また、図を分かり易くするために、断面を示すハッチング(斜線)は、一部分を除き省略してある。尚、以下の説明は、単なる好適例に過ぎず、また、例示した数値的条件は何らこれに限定されない。また、各図において同様の構成成分については同一の番号を付して示し、その重複する説明を省略することもある。
【0020】
<第1の実施の形態>
図1は、この実施の形態の半導体素子100の主要部を示す概略断面図であると共に、図2に示すこの実施の形態の半導体素子100の概略平面図のうち、強誘電体メモリ部500が有する任意の強誘電体メモリセル(以下、メモリセルと称する。)300を、実線部分I−I’線に沿って切断して得られる切り口(断面)を図中矢印方向から見た図である。
【0021】
図1の説明に先立ち、先ず、図2を参照してこの実施の形態の半導体素子100について説明する。
【0022】
図2に示すように、この実施の形態の半導体素子100は、強誘電体メモリ部500と、強誘電体メモリ部500が形成される同一半導体基板上に、強誘電体メモリ部500を駆動する周辺回路部60と、周辺回路60に対するスイッチング回路として機能するロジック(論理)回路を有するロジック部600とを具えている。
【0023】
具体的には、強誘電体メモリ部500は、複数のメモリセル300を具えており(ここでは、1つのメモリセルのみが図示されている。)、各メモリセル300はトランジスタ21及び強誘電体キャパシタ(ここでは、上部電極28のみが図示されている。)を具えている。トランジスタ21は、アクティブ領域55内に、ゲート電極20を挟むような位置にソース領域16及びドレイン領域18を具えている。また、ドレイン領域18はビット線50に接続されており、ゲート電極20はサブワードライン(サブWL(Word Line))52(説明後述)に接続されている。ビット線50の各々はセンスアンプ(SA)に接続されている。
【0024】
また、周辺回路60として、例えば、ワード線ドライバ、プレート線ドライバ、ロウデコーダやカラムデコーダ等が挙げられるが、ここでは周辺回路部60として、第1ワードライン(Word Line)ドライバ601が図示されている。第1WLドライバ601は、各メモリセル300からサブWL52を介してデータの読出し及び書込みを制御するサブワードラインドライバ(サブWLドライバ)60aと、サブWLドライバ60aをメインWL(この実施の形態では、水素侵入防止膜400によって形成されている。(説明後述))を介して選択制御するメインWLドライバ60bとによって構成される。
【0025】
また、この周辺回路60に接続されるロジック部は、第2WLドライバ600を具えている。
【0026】
ここで、サブWLドライバ60aは隣合う強誘電体メモリ部500毎に設けられており、サブWL52によってゲート電極20に接続されている。一方、強誘電体メモリ部500を挟むように離間され設けられた各サブWLドライバ60aは、メモリセル上方を横断してに延在するメインWL(水素侵入防止膜400)によってメインWLドライバ60bと接続されている。尚、図中、第1コンタクト15aはメインWL(水素侵入防止膜400)との接続部を示し、第2コンタクト15bはサブWL52との接続部を示している。
【0027】
続いて、この実施の形態の半導体素子100につき図1を参照して説明する。尚、図中、強誘電体メモリ部500とロジック部600とを便宜上並設させて図示してあるがこれらの配置関係はこれに限定されない。
【0028】
強誘電体メモリ部500側には、トランジスタ21及びキャパシタ30が設けられている。トランジスタ21は、半導体基板12上であって、当該半導体基板12に形成されたソース領域(ソース電極(第1主電極))16及びドレイン領域(ドレイン電極(第2主電極))18を跨る位置にゲート電極(制御電極)20を具えている。キャパシタ30は、トランジスタ21を覆う絶縁膜22上に、半導体基板12側から、下部電極24、強誘電体膜26及び上部電極28を順次具えている。そして、キャパシタ30の表面を覆う絶縁膜32は上部電極28の一部を露出させるように設けられている。上部電極28とソース領域16とは、絶縁膜22に設けられたコンタクトホール23を埋め込むようにして設けられた配線層34によって電気的に接続されている。また、ドレイン領域18とビット線(図2参照)とは、配線層34によって電気的に接続されている。更に、半導体基板12上全面を覆うように絶縁膜38が形成されておりその表面は平坦である。尚、トランジスタ21は、MOS FETであり、nチャネル又はpチャネルMOS FETのどちらかを任意好適に選択できるものとする。
【0029】
その後、従来は、強誘電体メモリ混載LSIを構築するに当たり上述した構成に対してパッシベーション膜を設けている。
【0030】
しかし、既に説明したように、強誘電体膜26はパッシベーション膜形成時の還元性雰囲気下に晒されることにより還元され、強誘電体特性の劣化を引き起こす。
【0031】
そこで、この実施の形態では、図1に示すように、絶縁膜38上に水素侵入防止膜400が設けられていることを特徴とする。
【0032】
更に、この実施の形態では、図2に示すように、水素侵入防止膜400が、上部電極28が並設されている所定方向(ここでは、図中X方向)と直交する方向(ここでは、図中Y方向)に有する幅を、上部電極28の当該直交する方向に有する最大幅の1倍以上となるように設けているだけでなく、この水素侵入防止膜400を上部電極28が並設される所定方向(ここでは、図中X方向)と同方向に延在される第1配線層と兼用されていることを特徴とする。
【0033】
この発明に係る発明者は、水素侵入防止膜400の強誘電体膜に対する水素侵入(拡散)の抑制効果について鋭意研究を行った結果、水素侵入防止膜400がY方向(図2参照)に有する幅を上部電極28が同方向に有する最大幅の少なくとも1倍以上となるように設けることにより、強誘電体メモリの動作余裕(動作マージン)を満たすキャパシタの特性値が確保されることを確認した。
【0034】
より詳細には、一般的に、強誘電体メモリの動作マージンを満たすキャパシタの特性値は10μC/cmが下限値であるとされている。
【0035】
そこで、上部電極28幅に対する水素侵入防止膜400の幅(ともに図2中Y方向)を1.0倍、すなわち、上部電極28上方に当該上部電極28と同じ幅の水素侵入防止膜400を設けた場合には、キャパシタ特性値は10μC/cmであった。また、上部電極28幅に対する水素侵入防止膜400の幅を0.8倍とした場合には、キャパシタ特性値は7〜9μC/cmであった。また、上部電極28幅に対する水素侵入防止膜400の幅を1.4倍とした場合には、キャパシタ特性値は12〜14μC/cmであった。
【0036】
こうして、この発明に係る発明者は、キャパシタの特性値の下限値(10μC/cm)以上を満足させるには、水素侵入防止膜の幅を上部電極28が有する最大幅の少なくとも1倍以上とするのが好適であることを見出した。
【0037】
また、この実施の形態では、パターニングされた水素侵入防止膜400と兼用される第1配線層として、上部電極28が並設される所定方向と同方向に延在されるメインWLを選定する。更に、メインWLは、強誘電体メモリ部500に近設されるメインWLドライバ60bに接続され且つ複数のサブWLドライバ60aに接続される多用な配線であるため、水素侵入防止膜400と兼用とすることにより省スペース化を顕著に図ることができる。
【0038】
そして、図1に示すように、この実施の形態では、上述した配置条件を満足する水素侵入防止膜400として、水素吸蔵金属膜である、チタン(Ti)膜、パラジウム(Pd)膜及びジルコニウム(Zr)膜のうちの少なくとも1つを具えている。
【0039】
そこで、この実施の形態では、水素侵入防止膜400が、水素吸蔵金属膜であるチタン(Ti)膜41上に窒化チタン(TiN)膜42及びアルミニウム(Al)膜43を順次具えた構成である。尚、ここでの水素吸蔵金属膜とは、容易に水素と反応して金属結晶の格子間に多量の水素を吸蔵する特性を有する金属膜のことである。
【0040】
続いて、図4に、この実施の形態における水素侵入防止膜400で覆われたキャパシタ30の、パッシベーション膜形成後のヒステリシス(強誘電体キャパシタ)特性(実線A)を示す。図中、横軸はキャパシタに印加される電圧(V)を示し、縦軸は単位面積当たりの分極量(C/cm)を示している。また、比較として、水素侵入防止膜で覆われていないキャパシタのパッシベーション膜形成後のヒステリシス形状(破線B)を示す。
【0041】
ヒステリシス特性の比較から明らかなように、実線Aは破線Bに比べて良好な矩形性を有しており、水素拡散防止膜400によってパッシベーション膜形成時における強誘電体特性の劣化が抑制されることがわかる。
【0042】
上述した説明から明らかなように、この実施の形態では、水素侵入防止膜400によって強誘電体膜への水素の侵入(拡散)が抑制されて強誘電体特性の劣化が低減される上に、パターニングされた水素侵入防止膜400をメインWLとして用いることができるので高集積化に適した半導体素子を得ることができる。
【0043】
続いて、図3を参照して、この半導体素子100の製造方法につき以下説明する。
【0044】
先ず、強誘電体メモリ部500が具えるトランジスタ及びキャパシタ形成する工程として、半導体基板12上に、第1主電極16、第2主電極18及び制御電極20を具えるトランジスタ21と、下部電極24、強誘電体膜26及び上部電極28を順次具えるキャパシタ30とを形成する。
【0045】
この実施の形態では、強誘電体メモリ部500を形成する際に、半導体基板12上の強誘電体メモリ部500の領域外にロジック部600を同時形成して強誘電体メモリ混載LSIを構築するものとする。尚、図中、強誘電体メモリ部500及びロジック部600が便宜的に並設して図示してあるが、これらの配置関係をこれに限定するものではない。また、ロジック部600として、ここでは、第2WLドライバ600の構成要素であるMOS FETを一例として図示してあるが、これに限定されるものではない。
【0046】
具体的には、強誘電体メモリ部500側の半導体基板12上に、従来公知の方法によって、第1主電極(ソース領域)16、第2主電極(ドレイン領域)18及び制御電極(ゲート電極)20を設けてトランジスタ21を形成する。また、ロジック部600側の半導体基板12上に、従来公知の方法によって、ソース領域16’、ドレイン領域18’及びゲート電極20’を設けてトランジスタ21’を形成する。また、素子分離膜14は隣合う素子同士を絶縁分離している。
【0047】
続いて、従来公知の方法によって、トランジスタ(21,21’)上に絶縁膜22として酸化シリコン(SiO)膜を1200nmの膜厚に形成した後、この絶縁膜22上に、白金(Pt)からなる膜厚150nmの下部電極24、SrBiTaからなる膜厚180nmの強誘電体膜26及び白金からなる膜厚200nmの上部電極28を順次設けてキャパシタ30を形成する。尚、強誘電体膜は、SrBiTa膜の他に、例えば、PbZrTiO膜、BaSr1−xTiO膜、PbGe11膜及びBiTi12膜等とすることができる。その後、半導体基板12上に、シリコン酸化膜(SiO)からなる絶縁膜32を膜厚300nmで形成する。
【0048】
続いて、従来公知の方法によって、強誘電体メモリ部500側に、上部電極28とソース領域16とを、又、ドレイン領域18と不図示のビット線(図2参照)とをコンタクトホール23に埋め込まれた配線層34(膜厚150nmのTiN膜及び膜厚500nmのAl膜)を介して電気的に接続させる。また、ロジック部(第2WLドライバ)600側に、ソース領域16’及びドレイン領域18’の各々をコンタクトホール23’に埋め込まれた配線層34’を介して電気的に接続させる。
【0049】
続いて、半導体基板12を覆うように、その表面が平坦化されたシリコン酸化膜からなる絶縁膜38を膜厚1700nmで形成する。
【0050】
次に、この実施の形態では、金属膜形成工程として、強誘電体メモリ部500に上部電極28を挟んで半導体基板12と反対側に絶縁膜38を介して水素侵入防止膜400としての金属膜を形成すると共に、ロジック部(第2WLドライバ)600に第2配線層として当該金属膜を同時形成する。
【0051】
すなわち、この実施の形態では、強誘電体メモリ部500の水素侵入防止膜400が、ロジック部600側の第2配線層と同時に形成可能であることを特徴とする。
【0052】
よって、強誘電体メモリ部500における水素侵入防止膜400を形成するための新たな工程を追加する必要がなく、経済的な半導体プロセスを実現できる。
【0053】
そこで、この実施の形態では、強誘電体メモリ部500側の絶縁膜38上に、水素侵入防止膜400である金属膜として、水素吸蔵金属膜である膜厚30nmのチタン(Ti)膜41上に窒化チタン(TiN)膜42を膜厚100nm及びアルミニウム(Al)膜43を膜厚700nmとなるように順次形成するのと同時に、ロジック部600側の絶縁膜38上に、配線層34’とタングステン(W)ビア37を介して接続させる第2配線層として金属膜(水素侵入防止膜400)を形成する(図3(A))。尚、この実施の形態におけるチタン膜41の膜厚は、強誘電体膜26に対する水素侵入を抑制可能であり且つ成膜時間を考慮することにより決定され、ここでは30nmから150nmの範囲内で形成すれば良い。
【0054】
続いて、強誘電体メモリ部500側の水素侵入防止膜400を、上述したような領域、すなわち、上部電極28がY方向に有する最大幅の少なくとも1倍以上となる領域に残存させるように、Cl及びBCl等のエッチングガスよるパターニングを行う。
【0055】
より詳細には、例えば、X方向(図2参照)に帯状に形成される上部電極28がY方向(図2参照)に有する最大幅を2000nmとした場合には、下部電極24に接続されたプレート線がY方向に有する幅を、当該上部電極28とのショートへの配慮から両側方に400nmずつマージンを設けて2800nmとする。
【0056】
よって、この実施の形態では、水素侵入防止膜400がY方向に有する幅は、下部電極24に接続されたプレート線(不図示)がY方向に有する幅と実質同程度に設ける構成であることから2800nmとなる。
【0057】
その結果、水素侵入防止膜400幅は上部電極28幅に対して、2800/2000=1.4倍となっている。尚、水素侵入防止膜400幅は、既に説明したように少なくとも上部電極幅の1倍以上であれば良い。
【0058】
しかし、強誘電体膜への水素の侵入防止効果及び高集積化のための省スペース化の観点から、水素侵入防止膜400幅を上部電極幅の1.4倍程度とするのが好適である。また、水素侵入防止膜400がY方向に有する最大幅は、隣合う水素侵入防止膜同士によるショートを配慮して、上部電極幅の2.4倍程度とするのが好適である。
【0059】
その後、半導体基板12全体を覆うように、シリコン窒化膜(SiN)からなるパッシベーション膜39を膜厚850nmで形成する(図3(B))。このとき、強誘電体膜26は水素侵入防止膜400によって水素に晒されるのを抑制している。その後、第1の実施の形態と同様に保護膜39を形成する。
【0060】
上述した説明から明らかなように、この実施の形態では、強誘電体メモリ部500における水素侵入防止膜400の形成工程を、ロジック部600における第2配線層の形成工程と兼用することにより、新たな工程を追加する必要がなく経済的である。
【0061】
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態によれば、水素侵入防止膜400が、チタン膜、窒化チタン膜、アルミニウム膜、チタン膜及び窒化チタン膜を順次具えた構成である点が、第1の実施の形態と主に相違している。すなわち、この実施の形態の水素侵入防止膜400は、第1の実施の形態よりも多くの水素吸蔵金属膜を具えて構成されている。尚、この実施の形態における水素侵入防止膜400は、同種の水素吸蔵金属膜を複数具えた構成に限られず、異種の水素吸蔵金属膜を複数具えた構成であっても良いが、同種の水素吸蔵金属膜を形成することにより水素侵入防止膜400の形成及び膜材の管理が簡便となり好適である。
【0062】
そして、この実施の形態の形態では、先ず、第1の実施の形態と同様にしてトランジスタ及びキャパシタ形成工程を行った後、金属膜形成工程において、強誘電体メモリ部500側の絶縁膜38上に、水素侵入防止膜400である金属膜を、チタン膜を膜厚30nm、窒化チタン膜を膜厚100nm、アルミニウム膜を膜厚700nm、チタン膜を膜厚50nm及び窒化チタン膜を膜厚100nmとなるように順次形成して設けるのと同時に、ロジック部600側の絶縁膜上に、第2配線層として金属膜(=水素侵入防止膜400)を形成する。尚、アルミニウム膜上のチタン膜の膜厚は、強誘電体特性の劣化を防止する観点から30nm以上とするのが望ましい。
【0063】
上述した説明から明らかように、この実施の形態の水素侵入防止膜は、第1の実施の形態に比べより多くの水素吸蔵金属を具えて構成されている。よって、強誘電体膜26に対する水素侵入(拡散)を第1の実施の形態に比べてより顕著に抑制することができる。
【0064】
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態によれば、水素水素侵入防止膜400として、金属酸化物膜である酸化アルミニウム(Al)膜、酸化タンタル(Ta)膜及び酸化チタン(TiO)膜のうちの少なくとも1つを具えた構成である点が、第1の実施の形態と主に相違している。金属酸化物膜は、当該金属酸化物中への水素の侵入(拡散)を防止する耐水素バリア膜として機能する上に、高密度で安定な膜質であるため後工程で変質する恐れがない。尚、ここでの耐水素バリア膜とは、膜自身が水素と反応することにより還元され、酸素を放出する特性を有する膜のことである。
【0065】
そこで、この実施の形態では、水素侵入防止膜が、チタン膜、窒化チタン膜、アルミニウム膜及び酸化アルミニウム膜を順次具えた構成である。
【0066】
そして、この実施の形態では、先ず、第1の実施の形態と同様にしてトランジスタ及びキャパシタ形成工程を行った後、金属膜形成工程において、強誘電体メモリ部500側の絶縁膜38上に、水素侵入防止膜である金属膜を、チタン膜を膜厚30nm、窒化チタン膜を膜厚100nm、アルミニウム膜を膜厚700nm及び酸化アルミニウム膜を膜厚50nmとなるように設けるのと同時に、ロジック部600側の絶縁膜上に、第2配線層として金属膜(=水素侵入防止膜400)を形成する。尚、酸化アルミニウム膜の膜厚は、強誘電体特性の劣化を防止する観点から50nm以上とするのが望ましい。
【0067】
上述した説明から明らかなように、この実施の形態の水素侵入防止膜は、水素吸蔵金属膜に加え、更に、耐水素バリア膜である金属酸化物膜として酸化アルミニウム膜を具えて構成されている。よって、強誘電体膜に対する水素侵入(拡散)を第1の実施の形態に比べてより顕著に抑制することができる。
【0068】
以上、この発明の実施の形態における条件等は、上述の組合せのみに限定されない。よって、任意好適な段階において好適な条件を組み合わせることで、この発明を適用させることができる。
【0069】
例えば、上述した実施の形態で用いられる水素吸蔵金属は、例えば、同様の機能を有する水素吸蔵合金等であってもこの発明を適宜適用することができる。
【0070】
【発明の効果】
上述した説明から明らかなように、この発明によれば、強誘電体膜に対する水素侵入(拡散)を抑制する機能を果たす水素侵入防止膜を設けたことにより、強誘電体膜が水素に晒されるのを抑制できる。
【0071】
その結果、この水素侵入防止膜により、例えば、強誘電体メモリ混載LSIを構築する際の還元性雰囲気下での処理を伴う製造工程時に、強誘電体膜に水素が侵入して強誘電体特性が劣化するのを抑制でき、よって、高信頼性な強誘電体メモリを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の半導体素子の主要部の概略断面図である。
【図2】この発明の半導体素子の概略平面図である。
【図3】この発明の半導体素子の製造工程図である。
【図4】この発明の半導体素子の説明に供する図である。
【符号の説明】
12:半導体基板
14:素子分離膜
15a:第1コンタクト
15b:第2コンタクト
16,16’:ソース領域
18,18’:ドレイン領域
20,20’:ゲート電極
21,21’:トランジスタ
22,32,38:絶縁膜
23,23’:コンタクトホール
24:下部電極
26:強誘電体膜
28:上部電極
30:強誘電体キャパシタ
34,34’:配線層
37:ビア
39:パッシベーション膜
41:チタン膜
42:窒化チタン膜
43:アルミニウム膜
50:ビット線
52:サブワードライン
55:アクティブ領域
60:周辺回路
60a:サブワードラインドライバ
60b:メインワードラインドライバ
100:半導体素子
300:強誘電体メモリセル
400:水素侵入防止膜
500:強誘電体メモリ部
600:第2ワードラインドライバ(ロジック部)
601:第1ワードラインドライバ

Claims (19)

  1. 半導体基板上に、第1主電極、第2主電極及び制御電極を具えるトランジスタと、下部電極、強誘電体膜及び上部電極を順次具えるキャパシタとを有する半導体素子において、
    前記上部電極を挟んで前記半導体基板と反対側には、絶縁膜を介して水素侵入防止膜が設けられていることを特徴とする半導体素子。
  2. 請求項1に記載の半導体素子において、前記上部電極は所定方向に複数並設されていると共に、前記水素侵入防止膜が前記所定方向と直交する方向に有する幅は、前記上部電極が前記直交する方向に有する最大幅の1倍以上であることを特徴とする半導体素子。
  3. 請求項1または2に記載の半導体素子において、前記水素侵入防止膜は、前記上部電極が並設される前記所定方向と同方向に延在される第1配線層とされることを特徴とする半導体素子。
  4. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の半導体素子において、前記水素侵入防止膜は水素吸蔵金属膜を含むことを特徴とする半導体素子。
  5. 請求項4に記載の半導体素子において、前記水素吸蔵金属膜は、チタン膜、パラジウム膜及びジルコニウム膜のうちの少なくとも1つであることを特徴とする半導体素子。
  6. 請求項4または5に記載の半導体素子において、前記水素吸蔵金属膜の膜厚は50nm以上であることを特徴とする半導体素子。
  7. 請求項1ないし3のいずれか一項に記載の半導体素子において、前記水素侵入防止膜は金属酸化物膜を含むことを特徴とする半導体素子。
  8. 請求項7に記載の半導体素子において、前記金属酸化物膜は、酸化アルミニウム膜、酸化タンタル膜及び酸化チタン膜のうちの少なくとも1つであることを特徴とする半導体素子。
  9. 請求項7または8に記載の半導体素子において、前記金属酸化物膜の膜厚は50nm以上であることを特徴とする半導体素子。
  10. 半導体基板上に、第1主電極、第2主電極及び制御電極を具えるトランジスタと、下部電極、強誘電体膜及び上部電極を順次具えるキャパシタとを有する半導体素子において、
    前記上部電極を挟んで前記半導体基板と反対側には、絶縁膜を介してチタン膜、パラジウム膜及びジルコニウム膜のうちの少なくとも1つを有する金属膜が設けられていることを特徴とする半導体素子。
  11. 請求項10に記載の半導体素子において、前記上部電極は所定方向に複数並設されていると共に、前記金属膜が前記所定方向と直交する方向に有する幅は、前記上部電極が前記直交する方向に有する最大幅の1倍以上であることを特徴とする半導体素子。
  12. 請求項10または11に記載の半導体素子において、前記金属膜は、前記上部電極が並設される前記所定方向と同方向に延在される第1配線層とされることを特徴とする半導体素子。
  13. 請求項10ないし12のいずれか一項に記載の半導体素子において、前記金属膜の膜厚は50nm以上であることを特徴とする半導体素子。
  14. 半導体基板上に、第1主電極、第2主電極及び制御電極を具えるトランジスタと、下部電極、強誘電体膜及び上部電極を順次具えるキャパシタとを有する半導体素子において、
    前記上部電極を挟んで前記半導体素子と反対側には、絶縁膜を介して金属酸化物膜が設けられていることを特徴とする半導体素子。
  15. 請求項14に記載の半導体素子において、前記上部電極は所定方向に複数並設されていると共に、前記金属酸化膜が前記所定方向と直交する方向に有する幅は、前記上部電極の前記直交する方向に有する最大幅の1倍以上であることを特徴とする半導体素子。
  16. 請求項14または15に記載の半導体素子において、前記金属酸化膜は、前記上部電極が並設される前記所定方向と同方向に延在される第1配線層とされることを特徴とする半導体素子。
  17. 請求項14ないし16のいずれか一項に記載の半導体素子において、前記金属酸化物膜は、酸化アルミニウム膜、酸化タンタル膜及び酸化チタン膜のうちの少なくとも1つであることを特徴とする半導体素子。
  18. 請求項14ないし17のいずれか一項に記載の半導体素子において、前記金属酸化物膜の膜厚は50nm以上であることを特徴とする半導体素子。
  19. 半導体基板上に、第1主電極、第2主電極及び制御電極を具えるトランジスタと、下部電極、強誘電体膜及び上部電極を順次具えるキャパシタとを形成するトランジスタ及びキャパシタ形成工程と、
    前記上部電極を挟んで前記半導体基板と反対側に絶縁膜を介して水素侵入防止膜として金属膜を形成すると共に、前記半導体基板上の前記トランジスタ及びキャパシタが形成される領域外の集積回路の第2配線層として前記金属膜を同時形成する金属膜形成工程
    とを含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
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