JPH10256508A - 半導体メモリ及びその作製方法 - Google Patents

半導体メモリ及びその作製方法

Info

Publication number
JPH10256508A
JPH10256508A JP9205799A JP20579997A JPH10256508A JP H10256508 A JPH10256508 A JP H10256508A JP 9205799 A JP9205799 A JP 9205799A JP 20579997 A JP20579997 A JP 20579997A JP H10256508 A JPH10256508 A JP H10256508A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor memory
capacitor
mos transistor
transistor element
thin film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9205799A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Ochiai
昭彦 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP9205799A priority Critical patent/JPH10256508A/ja
Publication of JPH10256508A publication Critical patent/JPH10256508A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】プレーナ−スタック型キャパシタ構造を有し、
しかも強誘電体薄膜の面積を増加させることができ、蓄
積電荷量の増加を図り得る半導体メモリを提供する。 【解決手段】半導体メモリは、第1の半導体メモリセル
と、該第1の半導体メモリセルに隣接した第2の半導体
メモリセルとから構成され、第1及び第2の半導体メモ
リセルは、MOS型トランジスタ素子と、層間絶縁層2
0,25上に設けられ、MOS型トランジスタ素子のソ
ース・ドレイン領域の一方15A,15Bと接続された
下部電極22A,22B、強誘電体薄膜から成るキャパ
シタ絶縁膜23A,23B、及び上部電極24A,24
Bから成る平板状のキャパシタ部から構成され、第1の
キャパシタ部の周辺部の一部と第2のキャパシタ部の周
辺部の一部とは、垂直方向に層間絶縁層25を介して重
なり合っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強誘電体薄膜を用
いた半導体メモリ及びその作製方法、更に詳しくは、強
誘電体薄膜を用いた不揮発性メモリ(所謂FERAM)
若しくはDRAMから成る半導体メモリ及びその作製方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、成膜技術の進歩に伴い強誘電体薄
膜を用いた不揮発性メモリの応用研究が盛んに進められ
ている。この不揮発性メモリは、強誘電体薄膜の高速分
極反転とその残留分極を利用する、高速書き換えが可能
な不揮発性メモリである。現在研究されている強誘電体
薄膜を備えた不揮発性メモリは、強誘電体キャパシタの
蓄積電荷量の変化を検出する方式と、強誘電体の自発分
極による半導体の抵抗変化を検出する方式の2つに分類
することができる。本発明における半導体メモリは前者
に属する。
【0003】強誘電体キャパシタの蓄積電荷量の変化を
検出する方式の不揮発性半導体メモリセルは、基本的に
は、キャパシタ構造と選択トランジスタとから構成され
ている。キャパシタ構造は、例えば、下部電極と上部電
極、及びそれらの間に挟まれた強誘電体薄膜から成るキ
ャパシタ絶縁膜から構成されている。このタイプの不揮
発性メモリセルにおけるデータの書き込みや読み出し
は、図8に示す強誘電体のP−Eヒステリシスループを
応用して行われる。強誘電体薄膜に外部電界を加えた
後、外部電界を除いたとき、強誘電体薄膜は自発分極を
示す。そして、強誘電体薄膜の残留分極は、プラス方向
の外部電界が印加されたとき+Pr、マイナス方向の外
部電界が印加されたとき−Prとなる。ここで、残留分
極が+Prの状態(図8の「D」参照)の場合を「0」
とし、残留分極が−Prの状態(図8の「A」参照)の
場合を「1」とする。
【0004】「1」あるいは「0」の状態を判別するた
めに、強誘電体薄膜に例えばプラス方向の外部電界を印
加する。これによって、強誘電体薄膜の分極は図8の
「C」の状態となる。このとき、データが「0」であれ
ば、強誘電体薄膜の分極状態は、「D」から「C」の状
態に変化する。一方、データが「1」であれば、強誘電
体薄膜の分極状態は、「A」から「B」を経由して
「C」の状態に変化する。データが「0」の場合には、
強誘電体薄膜の分極反転は生じない。一方、データが
「1」の場合には、強誘電体薄膜に分極反転が生じる。
その結果、キャパシタ構造の蓄積電荷量(分極状態)の
差異に対応して、移動電荷量に差が生じる。選択された
メモリセルの選択トランジスタをオンにすることで、こ
の蓄積電荷をビット線電位として検出する。データの読
み出し後、外部電界を0にすると、データが「0」のと
きでも「1」のときでも、強誘電体薄膜の分極状態は図
8の「D」の状態となってしまう。それ故、データが
「1」の場合、マイナス方向の外部電界を印加して、
「D」、[E」という経路で「A」の状態とし、データ
「1」を書き込む。
【0005】不揮発性半導体メモリは、図9の(A)に
模式的な配置図を示し、図9の(B)に模式的な一部断
面図を示すように、所謂プレーナ−スタック型と呼ばれ
るキャパシタ構造を有することが、半導体メモリの製造
プロセス面、強誘電体薄膜の有効面積の拡大といった観
点からは望ましい。尚、図9の(B)は、図9の(A)
の線B−Bに沿った一部断面図である。かかる構造の半
導体メモリにおいては、最小エッチング加工寸法(線
幅)をFとし、例えば1つの半導体メモリセルの大きさ
を4.8F×2.4F(=12F2)としたとき、平面
形状が長方形の強誘電体薄膜の大きさを3.8F×1.
4Fとすればよい。また、隣接する半導体メモリセルの
間の間隔を1Fとすればよい。
【0006】しかしながら、1ギガビットレベルの不揮
発性半導体メモリを作製しようとした場合、強誘電体薄
膜の面積を増加させ、残留分極電荷を大きくするために
は、DRAMで採用されているような、所謂ペデステル
型キャパシタ構造を採用しなければならないと云われて
いる。尚、不揮発性半導体メモリに使用される強誘電体
薄膜に類似した高誘電体薄膜(例えばSrTiO3)を
使用したペデステル型キャパシタ構造を有するDRAM
が、例えば、文献 "A Gbit-scale DRAM stacked capaci
tor technology with ECR MOCVD SrTiO3 and RIE patte
rned RuO2/TiNstorage nodes", P-Y Lesaicherre, et a
l., IEDM 94-841, 34.1.1 から公知である。模式的な一
部断面図を図10に示すこの文献に開示されたDRAM
セルにおいては、RuO2から成る下部電極は、RIE
法にてパターニングされた柱状の形状を有する。下部電
極を柱状とすることによって、下部電極を被覆する高誘
電体薄膜の面積を増加させることが可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】強誘電体薄膜を用いた
半導体メモリを作製する場合には、強誘電体薄膜の厚さ
を厚くする必要がある。1ギガビットレベルのDRAM
における高誘電体薄膜の膜厚は50nm以下でよいが、
不揮発性半導体メモリセルにおいては強誘電体薄膜の膜
厚は120nm程度若しくはそれ以上の膜厚が必要とさ
れる。ペデステル型キャパシタ構造を有する半導体メモ
リの模式的な配置図を図11に示す。また、模式的な一
部断面図を図12に示す。尚、図12の(A)及び
(B)のそれぞれは、図11の線A−A及びB−Bに沿
った一部断面図である。このペデステル型キャパシタ構
造の半導体メモリにおいては、図12の(B)に示すよ
うに、図11の線B−Bに沿って隣接する下部電極の間
に強誘電体薄膜及び上部電極を埋め込むことが困難とな
る。それ故、図11の線B−Bに沿ったキャパシタ構造
の大きさ(長さ)を0.4F程度増加させる必要があ
る。また、図12の(A)に示すように、図11の線A
−Aに沿って隣接する上部電極や強誘電体薄膜の加工に
伴うマージンを確保することが困難となるため、図11
の線A−Aに沿ったキャパシタ構造の大きさ(長さ)を
0.8F程度増加させる必要がある。デザインルールを
0.18μm(=F)、1つの半導体メモリセルの大き
さを1.0μm×0.50μm(=15.7F2)と
し、ペデステル型キャパシタ構造の高さを0.56μ
m、強誘電体薄膜の膜厚を120nm、2Pr=16μ
C/cm2とした場合、キャパシタ構造の大きさは約
0.34μm2となる。そして、プレーナ−スタック型
キャパシタ構造の半導体メモリセルと比較して、ペデス
テル型キャパシタ構造の半導体メモリセルにおいては、
メモリセルの面積が、(2.4+0.4)×(4.8+
0.8)=15.7F2となり、従来の半導体メモリセ
ルの大きさ12F2(=4.8F×2.4F)と比較し
て、面積が約36%も増加する。即ち、プレーナ−スタ
ック型キャパシタ構造の半導体メモリに対するペデステ
ル型キャパシタ構造の半導体メモリの優位性が損なわれ
る。
【0008】また、高誘電体薄膜を用いたDRAMにお
いては、蓄積電荷と印加電圧とは線形の関係にある。一
方、強誘電体薄膜を用いた半導体メモリセルにおいて
は、図8に示すように、蓄積電荷と印加電圧とは非線形
の関係にあり、ヒステリシス特性を有する。そして、強
誘電体薄膜の特性は下部電極の表面状態に敏感である。
上記の文献に示された技術を強誘電体薄膜を用いた半導
体メモリに適用した場合、即ち、RIE法にてパターニ
ングされた柱状の形状を有する下部電極上に強誘電体薄
膜を成膜した場合、かかる下部電極の表面は、通常、損
傷を受け、荒れており、表面モホロジーが悪い。その結
果、強誘電体薄膜の特性に低下が生じる虞がある。更に
は、柱状の下部電極のコーナー部で電界集中が生じ、下
部電極の平面部分における強誘電体薄膜の特性とコーナ
ー部における強誘電体薄膜の特性に差異が生じる虞があ
る。以上の理由から、1ギガビットレベルの半導体メモ
リにおいても、可能ならば、ペデステル型キャパシタ構
造よりもプレーナ−スタック型キャパシタ構造を有する
半導体メモリを採用することが望ましい。
【0009】従って、本発明の目的は、プレーナ−スタ
ック型キャパシタ構造を有し、しかも強誘電体薄膜の面
積を増加させることができ、蓄積電荷量の増加を図り得
る半導体メモリ及びその作製方法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の半導体メモリは、第1の半導体メモリセル
と、該第1の半導体メモリセルに隣接した第2の半導体
メモリセルとから構成された半導体メモリであって、第
1の半導体メモリセルは、(イ)第1のMOS型トラン
ジスタ素子と、(ロ)層間絶縁層上に設けられ、該第1
のMOS型トランジスタ素子のソース・ドレイン領域の
一方と接続された下部電極、強誘電体薄膜から成るキャ
パシタ絶縁膜、及び上部電極から成る平板状の第1のキ
ャパシタ部、から成り、第2の半導体メモリセルは、
(ハ)第1のMOS型トランジスタ素子と隣接して設け
られた第2のMOS型トランジスタ素子と、(ニ)層間
絶縁層上に設けられ、該第2のMOS型トランジスタ素
子のソース・ドレイン領域の一方と接続された下部電
極、強誘電体薄膜から成るキャパシタ絶縁膜、及び上部
電極から成る平板状の第2のキャパシタ部、から成り、
第1のキャパシタ部の周辺部の一部と第2のキャパシタ
部の周辺部の一部とは、垂直方向に層間絶縁層を介して
重なり合っていることを特徴とする。
【0011】本発明の半導体メモリにおいては、複数の
第1の半導体メモリセルと、複数の第2の半導体メモリ
セルから構成され、第1のMOS型トランジスタ素子の
ゲート部は、隣接する第1のMOS型トランジスタ素子
のゲート部と共通であり、第2のMOS型トランジスタ
素子のゲート部は、隣接する第2のMOS型トランジス
タ素子のゲート部と共通であり、複数の第1の半導体メ
モリセルの上部電極に共通に接続された第1のプレート
線、及び、複数の第2の半導体メモリセルの上部電極に
共通に接続された第2のプレート線を更に備えているこ
とが好ましい。尚、この場合には、上部電極には、例え
ば(Vcc−Vss)/2(V)の一定の電圧を印加すれば
よい。一方、共通のプレート線を設けない場合には、上
部電極には、例えばVss(V)若しくはVcc(V)を印
加すればよい。
【0012】上記の目的を達成するための本発明の半導
体メモリの作製方法は、(A)第1のMOS型トランジ
スタ素子、及び該第1のMOS型トランジスタ素子に隣
接した第2のMOS型トランジスタ素子を形成する工程
と、(B)層間絶縁層上に設けられ、該第1のMOS型
トランジスタ素子のソース・ドレイン領域の一方と接続
された下部電極、強誘電体薄膜から成るキャパシタ絶縁
膜、及び上部電極から成る平板状の第1のキャパシタ部
を形成する工程と、(C)層間絶縁層上に設けられ、該
第2のMOS型トランジスタ素子のソース・ドレイン領
域の一方と接続された下部電極、強誘電体薄膜から成る
キャパシタ絶縁膜、及び上部電極から成る平板状の第2
のキャパシタ部を形成する工程、から成り、第1のキャ
パシタ部の周辺部の一部と第2のキャパシタ部の周辺部
の一部とは、垂直方向に層間絶縁層を介して重なり合っ
ていることを特徴とする。
【0013】本発明の半導体メモリの作製方法において
は、複数の第1の半導体メモリセルと、複数の第2の半
導体メモリセルから構成され、第1のMOS型トランジ
スタ素子のゲート部は、隣接する第1のMOS型トラン
ジスタ素子のゲート部と共通であり、第2のMOS型ト
ランジスタ素子のゲート部は、隣接する第2のMOS型
トランジスタ素子のゲート部と共通であり、複数の第1
の半導体メモリセルの上部電極に共通に接続された第1
のプレート線、及び、複数の第2の半導体メモリセルの
上部電極に共通に接続された第2のプレート線を形成す
る工程を更に含むことが好ましい。
【0014】尚、第1のキャパシタ部あるいは第2のキ
ャパシタ部を形成するための、下部電極層、強誘電体薄
膜及び上部電極層の成膜及びパターニングの順を以下に
示すが、これらの順序の全てが、本発明の半導体メモリ
の作製方法に包含される。 (A)下部電極層、強誘電体薄膜及び上部電極層の順次
成膜、並びに、上部電極層、強誘電体薄膜及び下部電極
層の一括パターニング (B)下部電極層の成膜及びパターニング、強誘電体薄
膜及び上部電極層の順次成膜、並びに上部電極層及び強
誘電体薄膜の一括パターニング (C)下部電極層の成膜及びパターニング、強誘電体薄
膜の成膜及びパターニング、並びに、上部電極層の成膜
及びパターニング
【0015】尚、上述の(B)及び(C)の形態におい
ては、上部電極層と強誘電体薄膜を、1つの上部電極と
キャパシタ絶縁膜が1つの下部電極上に形成されるよう
にパターニングしてもよいし、複数の下部電極を被覆す
るようにパターニングしてもよい。前者のパターニング
の場合、上部電極には、例えばVss(V)若しくはVcc
(V)が印加される。一方、後者のパターニングの場
合、上部電極には、例えば(Vcc−Vss)/2(V)の
一定の電圧が印加される。
【0016】強誘電体薄膜は、例えば、溶液化学成長法
(ゾル−ゲル法やMOD法)、化学的気相成長法(有機
金属化学的気相成長法を含む)、又は物理的気相成長法
(レーザアブレーション法を含む蒸着法やスパッタ法)
にて成膜することができる。強誘電体薄膜のパターニン
グは、例えばRIE法にて行うことができる。
【0017】強誘電体薄膜として、Bi系層状構造ペロ
ブスカイト型の強誘電体薄膜を挙げることができる。B
i系層状構造ペロブスカイト型の強誘電体材料は、所謂
不定比化合物に属し、金属元素、アニオン(O等)元素
の両サイトにおける組成ずれに対する寛容性がある。ま
た、化学量論的組成からやや外れたところで最適な電気
的特性を示すことも珍しくない。Bi系層状構造ペロブ
スカイト型の強誘電体材料は、例えば、一般式(Bi2
22+(Am-1m3m+12-で表すことができる。こ
こで、「A」は、Bi、Pb、Ba、Sr、Ca、N
a、K、Cd等の金属から構成された群から選択された
1種類の金属を表し、「B」は、Ti、Nb、Ta、
W、Mo、Fe、Co、Crから成る群から選択された
1種類、若しくは複数種の任意の比率による組み合わせ
を表す。また、mは1以上の整数である。
【0018】あるいは又、Bi系層状構造ペロブスカイ
ト型の強誘電体薄膜は、 BiX(Sr,Ca,Ba)Y(TaZ,Nb1-Z2d (1) (但し、1.7≦X≦2.5、0.6≦Y≦1.2、0
≦Z≦1.0、8.0≦d≦10.0)で表される結晶
相を主たる結晶相として含んでいることが好ましい。
尚、「(Sr,Ca,Ba)」は、Sr、Ca及びBa
から構成された群から選択された1種類の元素を意味す
る。あるいは又、強誘電体薄膜は、 BiXSrYTa2d (2) (但し、1.7≦X≦2.5、0.6≦Y≦1.2、
8.0≦d≦10.0)で表される結晶相を主たる結晶
相として含んでいることが好ましい。これらの場合、式
(1)若しくは式(2)で表される結晶相を主たる結晶
相として85%以上含んでいることが一層好ましい。
尚、式(1)若しくは式(2)で表される結晶相を主た
る結晶相として含む強誘電体薄膜には、Biの酸化物、
TaやNbの酸化物、Bi、TaやNbの複合酸化物が
若干含まれている場合もあり得る。ここで、式(1)で
表される強誘電体薄膜の組成を化学量論的組成で表せ
ば、例えば、Bi2SrTa29、Bi2SrNb29
Bi2BaTa29、Bi2SrTaNbO9等を挙げる
ことができる。あるいは又、本発明における強誘電体薄
膜として、Bi4SrTi415、Bi4Ti312、Bi
2PbTa29等を例示することもできるが、これらの
場合においても、各金属元素の比率は、結晶構造が変化
しない程度に変化させ得る。
【0019】あるいは又、強誘電体薄膜を構成する材料
として、PbTiO3、ペロブスカイト型構造を有する
PbZrO3とPbTiO3の固溶体であるチタン酸ジル
コン酸鉛[PZT,Pb(Zr1-y,Tiy)O3(但
し、0<y<1)]、PZTにLaを添加した金属酸化
物であるPLZT、あるいはPZTにNbを添加した金
属酸化物であるPNZTといったPZT系化合物を挙げ
ることができる。
【0020】本発明の半導体メモリあるいはその作製方
法においては、下部電極及び/又は上部電極を構成する
材料として、例えば、酸化ルテニウム(RuOX)、酸
化イリジウム(IrOX)、Ru、RuX/Ruの積層構
造、Ir、IrOX/Irの積層構造、Pt、Pd、P
t/Tiの積層構造、Pt/Taの積層構造、Pt/T
i/Taの積層構造、La0.5Sr0.5CoO3(LSC
O)、Pt/LSCOの積層構造、YBa2Cu37
ら作製することができるが、中でも、酸化ルテニウム
(RuOX)、酸化イリジウム(IrOX)であることが
好ましい。尚、積層構造においては、「/」の前に記載
された材料が強誘電体薄膜側を構成し、「/」の後ろに
記載された材料が層間絶縁層側若しくはプレート線側を
構成する。下部電極及び/又は上部電極の成膜は、スパ
ッタ法やパルスレーザアブレーション法にて行うことが
できる。また、下部電極及び/又は上部電極のパターニ
ングは、例えばイオンミーリング法やRIE法にて行う
ことができる。尚、上部電極はプレート線を兼ねていて
もよいし、上部電極とは別にプレート線を設けてもよ
い。
【0021】下部電極と層間絶縁層との間に、例えば、
Ti、TiN、TiN/Ti、TaNから成るバリアメ
タル層が形成されていてもよい。バリアメタル層は、例
えばスパッタ法にて形成することができ、下部電極の層
間絶縁層への密着性向上、下部電極の結晶性向上、下部
電極を構成する材料の層間絶縁層への拡散防止、層間絶
縁層を構成する材料の下部電極への拡散防止を目的とし
て成膜する。
【0022】層間絶縁層を構成する材料として、SiO
2、BPSG、PSG、BSG、AsSG、PbSG、
SbSG、NSG、SOG、LTO(Low Temperature
Oxide、低温CVD−SiO2)、SiN、SiON等の
公知の材料、あるいはこれらの材料を積層したものを例
示することができる。
【0023】本発明のキャパシタ構造を有する半導体メ
モリの形態として、不揮発性メモリ(所謂FERAM)
若しくはDRAMを挙げることができる。
【0024】本発明においては、第1のキャパシタ部の
周辺部の一部と第2のキャパシタ部の周辺部の一部と
は、垂直方向に層間絶縁層を介して重なり合っているの
で、半導体メモリのユニットセルの面積を増加させるこ
となく、第1のキャパシタ部及び第2のキャパシタ部の
面積を増加させることができる結果、キャパシタ部の蓄
積電荷量の増加を図ることができる。しかも、第1のキ
ャパシタ部及び第2のキャパシタ部は平板状であるが故
に、即ち、プレーナ−スタック型構造を有するが故に、
強誘電体薄膜に電界集中が生じ難い。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、発明の実
施の形態(以下、実施の形態と略称する)に基づき本発
明を説明する。
【0026】(実施の形態1)実施の形態1の半導体メ
モリの模式的な一部断面図を、図1に示す。この半導体
メモリは、第1の半導体メモリセルと第2の半導体メモ
リセルとから構成されている。尚、第1の半導体メモリ
セルを構成する要素には参照番号の末尾に「A」を付
し、第2の半導体メモリセルを構成する要素には参照番
号の末尾に「B」を付した。第1の半導体メモリセル
は、第1のMOS型トランジスタ素子と、層間絶縁層
(第1の層間絶縁層20)上に設けられた平板状の第1
のキャパシタ部から構成されている。また、第2の半導
体メモリセルは、第1のMOS型トランジスタ素子と隣
接して設けられた第2のMOS型トランジスタ素子と、
層間絶縁層(第1の層間絶縁層20及び第2の層間絶縁
層25)上に設けられた平板状の第2のキャパシタ部か
ら構成されている。
【0027】第1のキャパシタ部は、第1のMOS型ト
ランジスタ素子のソース・ドレイン領域の一方15Aと
接続された下部電極22A、強誘電体薄膜から成るキャ
パシタ絶縁膜23A、及び上部電極24Aから構成され
ている。また、第2のキャパシタ部は、第2のMOS型
トランジスタ素子のソース・ドレイン領域の一方15B
と接続された下部電極22B、強誘電体薄膜から成るキ
ャパシタ絶縁膜23B、及び上部電極24Bから構成さ
れている。そして、第1のキャパシタ部の周辺部の一部
と第2のキャパシタ部の周辺部の一部とは、垂直方向に
層間絶縁層(第2の層間絶縁層25)を介して重なり合
っている。
【0028】実施の形態1においては、1つのキャパシ
タ絶縁膜23A,23B及び上部電極24A,24B
は、1つの下部電極22A,22B上に形成された構造
である。また、半導体メモリは、複数の第1の半導体メ
モリセルと、複数の第2の半導体メモリセルから構成さ
れている。これらの複数の半導体メモリセルは、図1の
紙面垂直方向に並んでいる。そして第1のMOS型トラ
ンジスタ素子のゲート部13Aは、隣接する第1のMO
S型トランジスタ素子のゲート部と共通であり、第2の
MOS型トランジスタ素子のゲート部13Bは、隣接す
る第2のMOS型トランジスタ素子のゲート部と共通で
ある。実施の形態1の半導体メモリにおいては、複数の
第1の半導体メモリセルの上部電極24Aに共通に接続
された第1のプレート線27A、及び、複数の第2の半
導体メモリセルの上部電極24Bに共通に接続された第
2のプレート線27Bを更に備えている。尚、各ゲート
部13A,13B及びプレート線27A,27Bも、図
1の紙面垂直方向に延びている。上部電極24A,24
Bには、プレート線27A,27Bを介して、例えば
(Vcc−Vss)/2(V)の一定の電圧が印加される。
実施の形態1の半導体メモリの等価回路図を図7に示
す。
【0029】実施の形態1においては、下部電極22
A,22B及び上部電極24A,24Bを酸化ルテニウ
ム(RuO2)から構成した。また、強誘電体薄膜とし
て、式(2)で表されるBi系層状構造ペロブスカイト
型の強誘電体材料を用いた。また、下部電極22Aと第
1の層間絶縁層20との間、並びに、下部電極22Bと
第2の層間絶縁層25との間には、TiN層(上層)/
Ti層(下層)から成るバリアメタル層21A,21B
が形成されている。図では、これらのバリアメタル層2
1A,21Bを1層で表した。
【0030】第1の層間絶縁層20の下方の半導体基板
10に形成された第1及び第2のMOS型トランジスタ
素子は、選択トランジスタに相当する。これらのMOS
型トランジスタは、半導体基板10に形成された素子分
離領域11の間に形成されており、半導体基板10の表
面に形成されたゲート酸化膜12、ゲート部13A,1
3B、ソース・ドレイン領域から構成されている。第1
のMOS型トランジスタを構成するソース・ドレイン領
域の一方15Aは、第1の層間絶縁層20に設けられた
接続孔(コンタクトホール)19A及びバリアメタル層
21Aを介して、第1のキャパシタ部の下部電極22A
に接続されている。一方、第2のMOS型トランジスタ
を構成するソース・ドレイン領域の一方15Bは、第1
の層間絶縁層20及び第2の層間絶縁層25に設けられ
た接続孔(コンタクトホール)19B及びバリアメタル
層21Bを介して、第2のキャパシタ部の下部電極22
Bに接続されている。第1及び第2のMOS型トランジ
スタを構成するソース・ドレイン領域の他方15C(か
かるソース・ドレイン領域の他方は共通である)は、ビ
ット線17に接続されている。ビット線17には、例え
ばVcc(V)若しくはVssが印加される。尚、ビット線
17は、図1の左右方向に、接続孔19A,19Bと接
触することなく延びているが、この状態のビット線の図
示は省略した。ゲート部13A,13Bはワード線を兼
ねている。プレート線27A,27Bに、例えば(Vcc
−Vss)/2(V)の一定の電圧を印加し、且つ、ビッ
ト線17にVcc(V)あるいはVss(V)を印加するこ
とによって、強誘電体薄膜から成るキャパシタ絶縁膜2
3A,23Bに「0」又は「1」の情報を書き込むこと
ができる。
【0031】以下、図2〜図5の半導体基板等の模式的
な一部断面図を参照して、本発明の半導体メモリの作製
方法を説明する。
【0032】[工程−100]先ず、選択トランジスタ
である第1及び第2のMOS型トランジスタを半導体基
板10に形成する。そのために、例えばLOCOS構造
を有する素子分離領域11を公知の方法に基づき形成す
る。尚、素子分離領域は、トレンチ構造を有していても
よい。その後、半導体基板10の表面を例えばパイロジ
ェニック法により酸化し、ゲート酸化膜12を形成す
る。次いで、不純物がドーピングされた多結晶シリコン
層をCVD法にて全面に成膜し、更にオフセット酸化膜
であるSiO2層を成膜した後、SiO2層及び多結晶シ
リコン層をパターニングし、ゲート部13A,13Bを
形成する。このゲート部13A,13Bはワード線を兼
ねている。次に、半導体基板10にイオン注入を行い、
LDD構造を形成する。その後、全面にCVD法にてS
iO2層を成膜した後、このSiO2層をエッチバックす
ることによって、ゲート部13の側面にゲートサイドウ
オール14を形成する。次いで、半導体基板10にイオ
ン注入を施した後、イオン注入された不純物の活性化ア
ニール処理を行うことによって、ソース・ドレイン領域
15A,15B,15Cを形成する。その後、SiO2
から成る下層絶縁層をCVD法にて形成した後、ソース
・ドレイン領域の他方15Cの上方の下層絶縁層に開口
部16をRIE法にて形成する。そして、かかる開口部
16内を含む下層絶縁層上に不純物がドーピングされた
多結晶シリコン層をCVD法にて成膜する。次に、下層
絶縁層上の多結晶シリコン層をパターニングすることに
よって、ビット線17を形成する。その後、BPSGか
ら成る上層絶縁層を以下に例示するCVD法にて全面に
形成する。尚、BPSGから成る上層絶縁層の成膜後、
窒素ガス雰囲気中で例えば900゜C×20分間、上層
絶縁層をリフローさせることが好ましい。更には、必要
に応じて、例えば化学的機械的研磨法(CMP法)にて
上層絶縁層の頂面を化学的及び機械的に研磨し、上層絶
縁層を平坦化することが望ましい。尚、下層絶縁層と上
層絶縁層を纏めて、以下、単に第1の層間絶縁層20と
呼ぶ。 使用ガス:SiH4/PH3/B26 成膜温度:400゜C 反応圧力:常圧
【0033】[工程−110]次に、第1のMOS型ト
ランジスタを構成する一方のソース・ドレイン領域15
Aの上方の第1の層間絶縁層20に開口部18AをRI
E法にて形成した後、かかる開口部18A内を、不純物
がドーピングされた多結晶シリコンで埋め込み、接続孔
(コンタクトプラグ)19Aを完成させる。具体的に
は、CVD法にて開口部18A内を含む第1の層間絶縁
層20上に不純物がドーピングされた多結晶シリコン層
を成膜した後、かかる多結晶シリコン層をエッチバック
することによって、開口部18Aを多結晶シリコンで埋
め込む。こうして、図2に模式的な一部断面図を示す構
造を得ることができる。尚、図においては、下層絶縁層
と上層絶縁層を纏めて、第1の層間絶縁層20で表し
た。また、ビット線17は下層絶縁層上を、図の左右方
向に接続孔19Aと接触しないように延びているが、か
かるビット線の図示は省略した。
【0034】[工程−120A]次に、第1の層間絶縁
層20上に第1のキャパシタ部を設ける。そのために、
先ず、以下の表1に示した条件にてTiN層/Ti層か
ら成るバリアメタル層21Aを成膜する。Ti層が下層
であり、TiN層が上層である。次いで、ターゲットと
してRu(ルテニウム)を用い、プロセスガスとしてO
2/Arを用いたDCスパッタ法にて、バリアメタル層
21A上にRuO2から成る下部電極層を成膜する。
【0035】
【表1】Ti層(厚さ:20nm)のスパッタ条件 プロセスガス:Ar=35sccm 圧力 :0.52Pa RFパワー :2kW 基板の加熱 :無し TiN層(厚さ:100nm)のスパッタ条件 プロセスガス:N2/Ar=100/35sccm 圧力 :1.0Pa RFパワー :6kW 基板の加熱 :無し
【0036】[工程−120B]その後、MOCVD法
によって、Bi系層状構造ペロブスカイト型の強誘電体
材料から成る強誘電体薄膜を全面に成膜する。例えば、
式(2)のBiXSrYTa2dで表される強誘電体薄膜
の成膜条件を以下の表2に例示する。
【0037】
【表2】
【0038】あるいは又、式(2)のBiXSrYTa2
dで表される強誘電体薄膜をパルスレーザアブレーシ
ョン法、ゾル−ゲル法、あるいはRFスパッタ法にて全
面に形成することもできる。この場合の成膜条件を以下
に例示する。尚、式(2)のBiXSrYTa2dで表さ
れる強誘電体薄膜の成膜後、800゜C×1時間、酸素
雰囲気中でポストベーキングを行うことが好ましい。
【0039】
【表3】パルスレーザアブレーション法による成膜 ターゲット:BiXSrYTa2d 使用レーザ:KrFエキシマレーザ(波長248nm、
パルス幅25n秒、5Hz) 成膜温度 :500゜C 酸素濃度 :3Pa
【0040】
【表4】ゾル−ゲル法による成膜 原料:Bi(CH3(CH23CH(C25)COO)3 [ビスマス・2エチルヘキサン酸,Bi(OOc)3] Sr(CH3(CH23CH(C25)COO)2 [ビスマス・2エチルヘキサン酸,Sr(OOc)2] Ta(OEt)5 [タンタル・エトキシド] スピンコート条件:3000rpm×20秒 乾燥:250゜C×7分 焼成:400〜800゜C×1時間(必要に応じてRT
A処理を加える)
【0041】
【表5】RFスパッタ法による成膜 ターゲット:Bi2SrTa29セラミックターゲット RFパワー:1.2W〜2.0W/ターゲット1cm2 雰囲気圧力:0.2〜1.3Pa 成膜温度 :室温〜600゜C プロセスガス:Ar/O2の流量比=2/1〜9/1
【0042】[工程−120C]次いで、強誘電体薄膜
上に、[工程−120A]と同様に、RuO2から成る
上部電極層を成膜した後、上部電極層、強誘電体薄膜、
下部電極層及びバリアメタル層21Aを、例えばRIE
法にてパターニングする。これによって、RuO2から
成る下部電極22A、この下部電極22A上に形成され
た強誘電体薄膜から成るキャパシタ絶縁膜23A、及び
RuO2から成る上部電極24Aから構成された平板状
の第1のキャパシタ部を第1の層間絶縁層20上に形成
することができる。こうして、図3に模式的な一部断面
図を示す構造を得ることができる。尚、成膜したままの
表面状態の下部電極上に強誘電体薄膜を成膜することが
できる結果、強誘電体薄膜のP−Eヒステリシスループ
特性の劣化を防止することができる。
【0043】[工程−130]その後、例えばBPSG
から成る第2の層間絶縁層25をCVD法にて全面に形
成する。そして、窒素ガス雰囲気中で例えば900゜C
×20分間、第2の層間絶縁層25をリフローさせるこ
とが好ましい。更には、必要に応じて、例えば化学的機
械的研磨法(CMP法)にて第2の層間絶縁層25の頂
面を化学的及び機械的に研磨し、第2の層間絶縁層25
を平坦化することが望ましい。次に、第2のMOS型ト
ランジスタを構成する一方のソース・ドレイン領域15
Bの上方の第1の層間絶縁層20及び第2の層間絶縁層
25に開口部18BをRIE法にて形成した後、かかる
開口部18B内を、[工程−110]と同様に、不純物
がドーピングされた多結晶シリコンで埋め込み、接続孔
(コンタクトプラグ)19Bを完成させる。こうして、
図4に模式的な一部断面図を示す構造を得ることができ
る。
【0044】[工程−140]次に、第2の層間絶縁層
25上に第2のキャパシタ部を形成する。かかる工程
は、[工程−120A]〜[工程−120C]と同様と
することができるので、詳細な説明は省略する。尚、第
1のキャパシタ部の周辺部の一部と第2のキャパシタ部
の周辺部の一部とが、垂直方向に層間絶縁層(第2の層
間絶縁層25)を介して重なり合うように、第1のキャ
パシタ部及び第2のキャパシタ部を形成する。こうし
て、図5に模式的な一部断面図を示す構造を得ることが
できる。
【0045】[工程−150]その後、全面に第3の層
間絶縁膜26を堆積させ、上部電極24A,24Bの上
方のかかる第3の層間絶縁層26に開口部をRIE法に
て形成する。そして、開口部内を含む第3の層間絶縁層
26上に、例えばアルミニウム系合金から成る金属配線
材料層をスパッタ法にて形成し、金属配線材料層をパタ
ーニングすることによってプレート線27A,27Bを
形成する。こうして、図1に模式的な一部断面図を示し
た構造を得ることができる。
【0046】尚、全面に第3の層間絶縁層26を堆積さ
せた後、第2のキャパシタ部を構成する上部電極24B
の頂部が露出するように第3の層間絶縁層26をエッチ
バックし、次いで、露出した上部電極24Bの頂部を含
む第3の層間絶縁層26上に、例えばアルミニウム系合
金から成る金属配線材料層をスパッタ法にて形成し、金
属配線材料層をパターニングすることによってプレート
線27A,27Bを形成することもできる。
【0047】こうして得られた半導体メモリの接続孔と
キャパシタ絶縁膜の配置関係を図6に示す。従来のプレ
ーナ−スタック型キャパシタ構造を有する半導体メモリ
においては、例えば1つの半導体メモリセルの大きさが
4.8F×2.4F(=12F2)の場合、キャパシタ
絶縁膜の大きさは3.8F×1.4F(=5.3F2
である。一方、本発明のプレーナ−スタック型キャパシ
タ構造を有する半導体メモリにおいては、例えば1つの
半導体メモリセルの大きさが4.8F×2.4F(=1
2F2)の場合であっても、キャパシタ絶縁膜の大きさ
は7.2F×1.4F(=10.1F2)となり、従来
と比較して、キャパシタ絶縁膜の大きさを約2倍とする
ことができる。即ち、同一チップ面積でキャパシタ絶縁
膜の大きさを約2倍とすることができる。尚、図6に示
すように、キャパシタ絶縁膜と接続孔との間の耐圧及び
フォトリソグラフィ工程における合わせずれを考慮し
て、接続孔とキャパシタ絶縁膜の縁部との間の距離を
0.7Fとした。それ故、キャパシタ絶縁膜の一辺の長
さは、(4.8F−0.5F−0.7F)×2=7.2
Fとなる。
【0048】以上、本発明を、発明の実施の形態に基づ
き説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
い。ゲート部13A,13Bやビット線17は、ポリシ
リコン層から構成する代わりに、ポリサイドや金属シリ
サイドから構成することもできる。各層間絶縁層とし
て、BPSGやSiO2の代わりに、PSG、BSG、
AsSG、PbSG、SbSG、SOG、SiONある
いはSiN等の公知の絶縁材料、あるいはこれらの絶縁
材料を積層したものを挙げることができる。ビット線1
7の形成手順は任意であり、例えばプレート線27A,
27Bを形成した後にビット線を形成することも可能で
ある。
【0049】強誘電体薄膜を、Bi系層状構造ペロブス
カイト型の強誘電体材料から構成する代わりに、PZT
あるいはPZLTから構成することもできる。マグネト
ロンスパッタ法によるPZTあるいはPZLTの成膜条
件を以下の表6に例示する。
【0050】
【表6】 ターゲット :PZTあるいはPZLT プロセスガス :Ar/O2=90体積%/10体積% 圧力 :4Pa パワー :50W 成膜温度 :500゜C
【0051】あるいは又、PZTやPLZTをパルスレ
ーザアブレーション法にて形成することもできる。この
場合の成膜条件を以下の表7に例示する。
【0052】
【表7】 ターゲット:PZT又はPLZT 使用レーザ:KrFエキシマレーザ(波長248nm、
パルス幅25n秒、3Hz) 出力エネルギー:400mJ(1.1J/cm2) 成膜温度 :550〜600゜C 酸素濃度 :40〜120Pa
【0053】下部電極層や上部電極層を白金から構成す
ることもできる。RFマグネトロンスパッタ法によるP
t膜の成膜条件を以下の表8に例示する。
【0054】
【表8】 アノード電圧:2.6kV 入力電力 :1.1〜1.6W/cm2 プロセスガス:Ar/O2=90/10sccm 圧力 :0.7Pa 成膜温度 :600〜750゜C 堆積速度 :5〜10nm/分
【0055】あるいは又、下部電極層や上部電極層を、
例えばLSCOから構成することもできる。この場合の
パルスレーザアブレーション法による成膜条件を以下の
表9に例示する。
【0056】
【表9】 ターゲット:LSCO 使用レーザ:KrFエキシマレーザ(波長248nm、
パルス幅25n秒、3Hz) 出力エネルギー:400mJ(1.1J/cm2) 成膜温度 :550〜600゜C 酸素濃度 :40〜120Pa
【0057】接続孔(コンタクトプラグ)19A,19
Bは、第1の層間絶縁層20に形成された開口部18A
内、あるいは又、第1の層間絶縁層20及び第2の層間
絶縁層に形成された開口部18B内に、例えば、W、T
i、Pt、Pd、Cu、TiW、TiNW、WSi2
MoSi2等の高融点金属や金属シリサイドから成る金
属配線材料を埋め込むことによって形成することもでき
る。接続孔19A,19Bの頂面は層間絶縁層20,2
5の表面と略同じ平面に存在していてもよいし、接続孔
19A,19Bの頂部が層間絶縁層20,25の表面に
延在していてもよい。タングステンにて開口部18A,
18Bを埋め込むためには、具体的には、開口部18
A,18B内を含む全面にタングステン層を成膜し、そ
の後、層間絶縁層20,25上のタングステン層をエッ
チバックする。タングステン層成膜のCVD条件及びエ
ッチング条件を以下の表10及び表11に例示する。
尚、タングステン層を成膜する前に、Ti層及びTiN
層を順に例えばマグネトロンスパッタ法にて開口部18
A,18B内を含む層間絶縁層20,25の上に成膜す
る。Ti層及びTiN層を形成する理由は、オーミック
な低コンタクト抵抗を得ること、ブランケットタングス
テンCVD法における半導体基板10の損傷発生の防
止、タングステンの密着性向上のためである。Ti層及
びTiN層は、例えば表1に示した条件で成膜すればよ
い。
【0058】
【表10】 タングステン層のCVD成膜条件 使用ガス:WF6/H2/Ar=40/400/2250
sccm 圧力 :10.7kPa 成膜温度:450゜C
【0059】
【表11】 タングステン層及びTiN層、Ti層のエッチング条件 第1段階のエッチング:タングステン層のエッチング 使用ガス :SF6/Ar/He=110:90:5scc
m 圧力 :46Pa RFパワー:275W 第2段階のエッチング:TiN層/Ti層のエッチング 使用ガス :Ar/Cl2=75/5sccm 圧力 :6.5Pa RFパワー:250W
【0060】本発明の半導体メモリ及びその作製方法
を、強誘電体薄膜を用いた不揮発性メモリ(所謂FER
AM)のみならず、DRAMに適用することもできる。
この場合には、強誘電体薄膜の分極を、分極反転の起き
ない付加電圧の範囲で利用する。即ち、外部電界による
最大(飽和)分極Pmaxと外部電界が0の場合の残留分
極Prとの差(Pmax−Pr)が、電源電圧に対して一定
の関係(ほぼ比例関係)を有する特性を利用する。強誘
電体薄膜の分極状態は、常に飽和分極(Pmax)と残留
分極(Pr)の間にあり、反転しない。データはリフレ
ッシュによって保持される。
【0061】
【発明の効果】本発明においては、下部電極層上に形成
された強誘電体薄膜の面積を増加させることができる結
果、キャパシタ構造の蓄積電荷量の増加を図ることが可
能となる。それ故、現在の強誘電体薄膜の有する性能に
おいても、十分なる残留分極電荷の確保が可能となる。
また、強誘電体薄膜に対して電界集中が生じ難いため
に、キャパシタ部は均一な特性を発現することが可能と
なる。しかも、強誘電体薄膜は、成膜されたままの下部
電極層上に形成されている。かかる下部電極層の表面に
は損傷や荒れが生じることがなく、下部電極層の表面モ
ホロジーが優れている。従って、強誘電体薄膜の特性に
低下が生じることを防止することができ、高い信頼性を
有する半導体メモリのキャパシタ部を作製することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1の半導体メモリの模式的な
一部断面図である。
【図2】発明の実施の形態1の半導体メモリの作製方法
を説明するための半導体基板等の模式的な一部断面図で
ある。
【図3】図2に引き続き、発明の実施の形態1の半導体
メモリの作製方法を説明するための半導体基板等の模式
的な一部断面図である。
【図4】図3に引き続き、発明の実施の形態1の半導体
メモリの作製方法を説明するための半導体基板等の模式
的な一部断面図である。
【図5】図4に引き続き、発明の実施の形態1の半導体
メモリの作製方法を説明するための半導体基板等の模式
的な一部断面図である。
【図6】発明の実施の形態1の半導体メモリの模式的な
配置図である。
【図7】発明の実施の形態1の半導体メモリの等価回路
図である。
【図8】強誘電体のP−Eヒステリシスループ図であ
る。
【図9】従来のプレーナ−スタック型キャパシタ構造を
有する半導体メモリの模式的な配置図及び模式的な一部
断面図である。
【図10】従来のDRAMの模式的な一部断面図であ
る。
【図11】従来のペデステル型キャパシタ構造を有する
半導体メモリの模式的な配置図である。
【図12】従来のペデステル型キャパシタ構造を有する
半導体メモリの模式的な一部断面図である。
【符号の説明】
10・・・半導体基板、11・・・素子分離領域、12
・・・ゲート酸化膜、13A,13B・・・ゲート部、
14・・・ゲートサイドウオール、15A,15B,1
5C・・・ソース・ドレイン領域、16,18・・・開
口部、17・・・ビット線、19A,19B・・・接続
孔、20・・・第1の層間絶縁層、21A,21B・・
・バリアメタル層、22A,22B・・・下部電極、2
3A,23B・・・キャパシタ絶縁膜、24A,24B
・・・上部電極、25・・・第2の層間絶縁層、26・
・・第3の層間絶縁層、27A,27B・・・プレート
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/8247 29/788 29/792

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の半導体メモリセルと第2の半導体メ
    モリセルとから構成された半導体メモリであって、 第1の半導体メモリセルは、 (イ)第1のMOS型トランジスタ素子と、 (ロ)層間絶縁層上に設けられ、該第1のMOS型トラ
    ンジスタ素子のソース・ドレイン領域の一方と接続され
    た下部電極、強誘電体薄膜から成るキャパシタ絶縁膜、
    及び上部電極から成る平板状の第1のキャパシタ部、か
    ら成り、 第2の半導体メモリセルは、 (ハ)第1のMOS型トランジスタ素子と隣接して設け
    られた第2のMOS型トランジスタ素子と、 (ニ)層間絶縁層上に設けられ、該第2のMOS型トラ
    ンジスタ素子のソース・ドレイン領域の一方と接続され
    た下部電極、強誘電体薄膜から成るキャパシタ絶縁膜、
    及び上部電極から成る平板状の第2のキャパシタ部、か
    ら成り、 第1のキャパシタ部の周辺部の一部と第2のキャパシタ
    部の周辺部の一部とは、垂直方向に層間絶縁層を介して
    重なり合っていることを特徴とする半導体メモリ。
  2. 【請求項2】複数の第1の半導体メモリセルと、複数の
    第2の半導体メモリセルから構成され、 第1のMOS型トランジスタ素子のゲート部は、隣接す
    る第1のMOS型トランジスタ素子のゲート部と共通で
    あり、 第2のMOS型トランジスタ素子のゲート部は、隣接す
    る第2のMOS型トランジスタ素子のゲート部と共通で
    あり、 複数の第1の半導体メモリセルの上部電極に共通に接続
    された第1のプレート線、及び、複数の第2の半導体メ
    モリセルの上部電極に共通に接続された第2のプレート
    線を更に備えていることを特徴とする請求項1に記載の
    半導体メモリ。
  3. 【請求項3】(A)第1のMOS型トランジスタ素子、
    及び該第1のMOS型トランジスタ素子に隣接した第2
    のMOS型トランジスタ素子を形成する工程と、 (B)層間絶縁層上に設けられ、該第1のMOS型トラ
    ンジスタ素子のソース・ドレイン領域の一方と接続され
    た下部電極、強誘電体薄膜から成るキャパシタ絶縁膜、
    及び上部電極から成る平板状の第1のキャパシタ部を形
    成する工程と、 (C)層間絶縁層上に設けられ、該第2のMOS型トラ
    ンジスタ素子のソース・ドレイン領域の一方と接続され
    た下部電極、強誘電体薄膜から成るキャパシタ絶縁膜、
    及び上部電極から成る平板状の第2のキャパシタ部を形
    成する工程、から成り、 第1のキャパシタ部の周辺部の一部と第2のキャパシタ
    部の周辺部の一部とは、垂直方向に層間絶縁層を介して
    重なり合っていることを特徴とする半導体メモリの作製
    方法。
  4. 【請求項4】複数の第1の半導体メモリセルと、複数の
    第2の半導体メモリセルから構成され、 第1のMOS型トランジスタ素子のゲート部は、隣接す
    る第1のMOS型トランジスタ素子のゲート部と共通で
    あり、 第2のMOS型トランジスタ素子のゲート部は、隣接す
    る第2のMOS型トランジスタ素子のゲート部と共通で
    あり、 複数の第1の半導体メモリセルの上部電極に共通に接続
    された第1のプレート線、及び、複数の第2の半導体メ
    モリセルの上部電極に共通に接続された第2のプレート
    線を形成する工程を更に含むことを特徴とする請求項3
    に記載の半導体メモリの作製方法。
JP9205799A 1997-01-09 1997-07-31 半導体メモリ及びその作製方法 Pending JPH10256508A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9205799A JPH10256508A (ja) 1997-01-09 1997-07-31 半導体メモリ及びその作製方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-2172 1997-01-09
JP217297 1997-01-09
JP9205799A JPH10256508A (ja) 1997-01-09 1997-07-31 半導体メモリ及びその作製方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10256508A true JPH10256508A (ja) 1998-09-25

Family

ID=26335507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9205799A Pending JPH10256508A (ja) 1997-01-09 1997-07-31 半導体メモリ及びその作製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10256508A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001504282A (ja) * 1997-06-09 2001-03-27 テルコーディア テクノロジーズ インコーポレイテッド 結晶ペロブスカイト強誘電体セルのアニールおよび改良された障壁特性を示すセル
JP2001284548A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置及びその製造方法
JP2002076306A (ja) * 2000-08-31 2002-03-15 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置およびその製造方法
KR100334575B1 (ko) * 1999-07-05 2002-05-03 윤종용 반도체 메모리 제조 방법
US6521937B1 (en) 1999-09-02 2003-02-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Memory cell device including overlapping capacitors
KR100395765B1 (ko) * 2001-02-02 2003-08-25 삼성전자주식회사 강유전체 기억 소자 및 그 형성 방법
KR100476893B1 (ko) * 2002-05-10 2005-03-17 삼성전자주식회사 상변환 기억 셀들 및 그 제조방법들
CN1310331C (zh) * 2003-06-30 2007-04-11 海力士半导体有限公司 铁电随机存取存储器电容器及其制造方法
JP2007201002A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Fujitsu Ltd 半導体装置及びその製造方法
JP2008091519A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Fujitsu Ltd ReRAM

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001504282A (ja) * 1997-06-09 2001-03-27 テルコーディア テクノロジーズ インコーポレイテッド 結晶ペロブスカイト強誘電体セルのアニールおよび改良された障壁特性を示すセル
KR100334575B1 (ko) * 1999-07-05 2002-05-03 윤종용 반도체 메모리 제조 방법
US6521937B1 (en) 1999-09-02 2003-02-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Memory cell device including overlapping capacitors
JP2001284548A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置及びその製造方法
JP2002076306A (ja) * 2000-08-31 2002-03-15 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置およびその製造方法
KR100395765B1 (ko) * 2001-02-02 2003-08-25 삼성전자주식회사 강유전체 기억 소자 및 그 형성 방법
KR100476893B1 (ko) * 2002-05-10 2005-03-17 삼성전자주식회사 상변환 기억 셀들 및 그 제조방법들
US7037762B2 (en) 2002-05-10 2006-05-02 Samsung Electronics Co., Ltd. Phase changeable memory devices having multi-level data storage elements and methods of fabricating the same
CN1310331C (zh) * 2003-06-30 2007-04-11 海力士半导体有限公司 铁电随机存取存储器电容器及其制造方法
JP2007201002A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Fujitsu Ltd 半導体装置及びその製造方法
US8222683B2 (en) 2006-01-24 2012-07-17 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor device and its manufacturing method
US8497539B2 (en) 2006-01-24 2013-07-30 Fujitsu Semiconductor Limited Semiconductor device and its manufacturing method
JP2008091519A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Fujitsu Ltd ReRAM

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6043526A (en) Semiconductor memory cell using a ferroelectric thin film and a method for fabricating it
JP3113173B2 (ja) 不揮発性ランダムアクセスメモリ及びその製造方法
US6303958B1 (en) Semiconductor integrated circuit and method for manufacturing the same
US6700146B2 (en) Semiconductor memory device and method for producing the same
US5998825A (en) Capacitor structure of semiconductor memory cell and method for fabricating capacitor structure of semiconductor memory cell
US8674478B2 (en) Semiconductor device having capacitor with upper electrode whose circumference is made long
US8659062B2 (en) Method of manufacturing a ferroelectric capacitor and a ferroelectric capacitor
US7910968B2 (en) Semiconductor device and method for manufacturing the same
JPH10242410A (ja) 半導体メモリセル及びその作製方法
US6511877B2 (en) Semiconductor integrated circuit and method for manufacturing the same
JPH10256508A (ja) 半導体メモリ及びその作製方法
JP2002368200A (ja) 半導体記憶装置
US7501675B2 (en) Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2000031398A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US7052951B2 (en) Ferroelectric memory devices with enhanced ferroelectric properties and methods for fabricating such memory devices
JP4296375B2 (ja) 強誘電体メモリ素子の製造方法および強誘電体メモリ装置
JP2005093605A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP4402875B2 (ja) 強誘電体型不揮発性半導体メモリの製造方法
KR100604673B1 (ko) 반도체 소자의 강유전체 캐패시터
JP4641702B2 (ja) 強誘電体型不揮発性半導体メモリ及びその製造方法
JP4316193B2 (ja) 強誘電体キャパシタ及び強誘電体メモリ装置
JP2004186518A (ja) 強誘電体型不揮発性半導体メモリ及びその製造方法
JPH10178156A (ja) 半導体メモリセル及びその作製方法、並びにダミーセル及びその作製方法
JP3650005B2 (ja) 不揮発性ランダムアクセスメモリ及びその製造方法
KR100517907B1 (ko) 반도체 소자의 강유전체 캐패시터 제조방법