JPH08213466A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH08213466A
JPH08213466A JP1941295A JP1941295A JPH08213466A JP H08213466 A JPH08213466 A JP H08213466A JP 1941295 A JP1941295 A JP 1941295A JP 1941295 A JP1941295 A JP 1941295A JP H08213466 A JPH08213466 A JP H08213466A
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JP
Japan
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wiring
macro
power supply
pins
cells
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1941295A
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English (en)
Inventor
Hideyo Funatsu
英世 船津
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH08213466A publication Critical patent/JPH08213466A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、マスタースライス方式の半導体集積
回路に関し、配線混雑の緩和を図る。 【構成】基本セル上に水平方向に互いに隣接して配置さ
れた2つのマクロセルのピンが、互いに隣接するマクロ
セルに最近接した互いに隣接する垂直方向に延びる2本
の配線トラックの少なくとも1本には配置されていない
か、もしくは、それら2本の配線トラックの双方にマク
ロセルのピンが配置されている場合は、それらのピン
が、水平方向に延びる配線トラック2本以上異なる位置
に配置されている。もしくは、水平方向に延びる主電源
配線と接する毎に水平方向にずれて垂直方向に延びる、
主電源配線どうしを結ぶ副電源配線を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マスタースライス方式
の半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、TAT(turn arou
nd time)の短縮等の観点から、半導体基板上に
能動素子を含む基本セルをあらかじめ形成しておき、配
線だけで所要の機能を実現するマスタースライス方式の
半導体集積回路が広く採用されている。マスタースライ
ス方式の半導体集積回路は、通常マクロセルが使用され
るが、そのマクロセルには、マクロセル間配線用のピン
が設けられる。
【0003】図5はマクロセルの従来のピン配置例を示
した図である。図5に示す通り、マクロセル1上のピン
2の配置位置に関しては特定な制約が設けられていな
い。図6は、従来の、基本セル上に配置された複数のマ
クロセルと、マクロセル間の配線を示す図である。マス
タースライス方式では、配線3を施すことのできる配線
トラックがあらかじめ定められている。マクロセルのピ
ンの配置によっては、隣接マクロセルの境界付近でマク
ロセル上を貫通するオーバーセル配線ができず、例えば
図6に太線で示す配線3aのように大きく迂回する必要
を生じる場合がある。
【0004】図7は、マスタースライス方式の半導体集
積回路における、電源配線を示す図である。この半導体
基板10には、マクロセルが配置された、水平方向に延
びるマクロセル配置領域11が、垂直方向に順次所定間
隔を置いて複数形成さている。また、この半導体基板1
0上には、マクロセル配置領域上を水平方向に延びる主
電源配線12と、複数のマクロセル配置領域に跨って垂
直方向に延び、主電源配線12どうしを接続する副電源
配線13が設けられている。これは公知の技術である。
ここには、異なる電源電位をもつ、2種類の主電源配線
と2種類の副電源配線が設けられている。これら主電源
配線と副電源配線は、通常、互いに異なる配線層を使用
する。このため、これらの交差部分には各配線層間を接
続するビアが置かれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のマスタースライ
ス方式の半導体集積回路では、図6に示すように、ピン
密度の高いマクロセル1が高密度に集中して配置された
際、マクロセル1のピン2が障害物となり、マクロセル
1上を配線を通過させようとすると大きく迂回する必要
を生じ、あるいは配線の通過が不可能となり、マクロセ
ル1の付近で配線が混雑し易いという問題がある。特
に、従来は隣接するマクロセル間でのピン位置の最適化
は考慮されていなかったため、マクロセルどうしの境界
付近での配線混雑が生じやすい構造となっていた。
【0006】本発明は、上記事情に鑑み、互いに隣接し
て配置されるマクロセルの境界付近のマクロセル上を通
過するオーバーセル配線が容易な構造を備えた半導体集
積回路を提供することを第1の目的とする。また、図7
に示すような主電源配線12、副電源配線13を形成す
る場合、以下のような問題を生じる。
【0007】図8は、1本の副電源配線13の近傍の配
線3の一例を示す図である。図7に示す従来の方式で
は、図8に示す通り副電源配線13が複数のマクロセル
配置領域11を横切っているためこれが大きな障害物と
なり、副電源配線13と同層の配線が副電源配線13に
沿って副電源配線13を横切らず配線されて、副電源配
線13の周囲で配線の混雑が生じることが多く、このた
め配線資源が有効に利用できなくなり、結果としてこれ
がチップ面積の縮小の妨げとなっていた。
【0008】本発明は、この点に鑑み、主電源配線どう
しを接続する副電源配線を工夫することにより、マクロ
セル間の配線の混雑の緩和を図り、配線効率を向上させ
ることを第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
る本発明の第1の半導体集積回路は、半導体基板上に能
動素子を含む基本セルが複数個規則的に配置され水平お
よび垂直の両方向について各所定間隔の配線トラック上
にのみ配線が許容され上記基本セル上に能動素子間を接
続するマクロセルを配置するとともに該マクロセルどう
しのピン間を接続することにより所要の機能が実現され
たマスタースライス方式の半導体集積回路において、上
記基本セル上に水平方向に互いに隣接して配置された2
つのマクロセルのピンが、これら互いに隣接するマクロ
セルに最近接した互いに隣接する垂直方向に延びる2本
の配線トラックの少なくとも1本には配置されていない
か、もしくは、それら2本の配線トラックの双方にマク
ロセルのピンが配置されている場合は、これらのピン
が、水平方向に延びる配線トラック2本以上異なる位置
に配置されていることを特徴とする。
【0010】また、上記第2の目的を達成する本発明の
第2の半導体集積回路は、半導体基板上に能動素子を含
む基本セルが複数個規則的に配置され上記基本セル上に
能動素子間を接続するマクロセルを配置するとともにマ
クロセルどうしのピン間を接続しさらにマクロセルに電
源配線を施すことにより所要の機能が実現されたマスタ
ースライス方式の半導体集積回路において、マクロセル
が配置された、水平方向に延びるマクロセル配置領域
が、垂直方向に順次所定間隔を置いて複数列形成され、
上記マクロセル配置領域上を水平方向に延びる、マクロ
セルに電力を供給する主電源配線と、上記主電源配線と
接する毎に水平方向にずれて垂直方向に延びる、上記主
電源配線どうしを結ぶ副電源配線とを備えたことを特徴
とする。
【0011】
【作用】本発明の第1の半導体集積回路は、上記基本セ
ル上に水平方向に互いに隣接して配置された2つのマク
ロセルのピンが、互いに隣接するマクロセルに最近接し
た互いに隣接する垂直方向に延びる2本の配線トラック
の少なくとも1本には配置されていないか、もしくは、
それら2本の配線トラックの双方に各マクロセルのピン
が配置されている場合は、これらのピンが、水平方向に
延びる配線トラック2本以上異なる位置に配置されてい
るため、互いに隣接して配置されたマクロセルの境界付
近の配線混雑が緩和され、オーバーセル配線が容易とな
る。
【0012】また本発明の第2の半導体集積回路は、副
電源配線が、水平方向に延びる主電源配線と接する毎に
水平方向にずれて垂直方向に延びるものであるため、電
源配線による、マクロセル間の配線の混雑が緩和され配
線効率が向上する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。先
ず図1〜図3を参照して本発明の第1の半導体集積回路
の一実施例について説明する。図1は、本発明の第1の
半導体集積回路の一実施例における、基本セルの寸法例
を示す図である。
【0014】基本セル6の大きさは水平方向を配線トラ
ック4どうしの間隔の3倍とし、垂直方向を5倍とす
る。配線トラック4は基本セル6の端より配線トラック
間隔の1/2の位置を通っている。図2は、マクロセル
の構成例を示す図である。このマクロセル1は、基本セ
ル1個分の大きさで各垂直配線トラック上に一つ、合計
3つの信号ピンを持つピン密度の高いマクロセルであ
り、左端の信号ピンは下端の水平配線トラック上に、右
端の信号ピンは上端の水平配線トラック上に置かれてい
る。
【0015】図3は、図2に示すピン配置を持つマクロ
セルを、基本セル上に互いに隣接して配置した例を示す
図である。図示の通り、隣接して配置されるマクロセル
1の境界では、ピン2aとピン2bが水平配線トラック
2本分離れており、間に水平配線トラックを一本挟んで
いる。このため、図示のように、それらのマクロセル1
の境界にオーバーセル配線3aを設けることが可能であ
る。
【0016】図4は、本発明の第2の半導体集積回路の
一実施例を示すレイアウト図である。マクロセル配置領
域11が水平方向に並び、各マクロセル配置領域11上
のマクロセルには、異なる電源電位を持つ2本の主電源
配線が設けられている。副電源配線13は、垂直方向に
隣接するマクロセル配置領域11の主電源配線12の間
隔と等しい長さである。すなわち、副電源配線13は、
水平方向に延びる主電源配線12と接する毎に水平方向
にずれて垂直方向に伸びている。
【0017】副電源配線13をこのように配置すること
で、自動配線時に障害物となる、長い副電源配線がなく
なり、配線の混雑度が低下し、配線効率が向上し、チッ
プサイズの縮小を図ることができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、配
線混雑の緩和という優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の半導体集積回路の一実施例にお
ける、基本セルの寸法例を示す図である。
【図2】マクロセルの構成例を示す図である。
【図3】図2に示すピン配置を持つマクロセルを、基本
セル上に互いに隣接して配置した例を示す図である。
【図4】本発明の第2の半導体集積回路の一実施例を示
すレイアウト図である。
【図5】マクロセルの従来のピン配置例を示した図であ
る。
【図6】従来の、基本セル上に配置された複数のマクロ
セルと、マクロセル間の配線を示す図である。
【図7】マスタースライス方式の半導体集積回路におけ
る、電源配線のレイアウトを示す図である。
【図8】1本の副電源配線の近傍の配線例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 マクロセル 2 ピン 3 配線 4 配線トラック 6 基本セル 10 半導体基板 11 マクロセル配置領域 12 主電源配線 13 副電源配線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に能動素子を含む基本セル
    が複数個規則的に配置され水平および垂直の両方向につ
    いて各所定間隔の配線トラック上にのみ配線が許容され
    前記基本セル上に能動素子間を接続するマクロセルを配
    置するとともに該マクロセルどうしのピン間を接続する
    ことにより所要の機能が実現されたマスタースライス方
    式の半導体集積回路において、 前記基本セル上に水平方向に互いに隣接して配置された
    2つのマクロセルのピンが、互いに隣接するマクロセル
    に最近接した互いに隣接する垂直方向に延びる2本の配
    線トラックの少なくとも一本には配置されていないか、
    もしくは、該2本の配線トラックの双方に前記マクロセ
    ルのピンが配置されている場合は、これらのピンが、水
    平方向に延びる配線トラック2本以上異なる位置に配置
    されていることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に能動素子を含む基本セル
    が複数個規則的に配置され前記基本セル上に能動素子間
    を接続するマクロセルを配置するとともに該マクロセル
    どうしのピン間を接続しさらに該マクロセルに電源配線
    を施すことにより所要の機能が実現されたマスタースラ
    イス方式の半導体集積回路において、 マクロセルが配置された、水平方向に延びるマクロセル
    配置領域が、垂直方向に順次所定間隔を置いて複数列形
    成され、 前記マクロセル配置領域上を水平方向に延びる、マクロ
    セルに電力を供給する主電源配線と、 前記主電源配線と接する毎に水平方向にずれて垂直方向
    に延びる、前記主電源配線どうしを結ぶ副電源配線とを
    備えたことを特徴とする半導体集積回路。
JP1941295A 1995-02-07 1995-02-07 半導体集積回路 Withdrawn JPH08213466A (ja)

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WO2022041494A1 (zh) * 2020-08-28 2022-03-03 东科半导体(安徽)股份有限公司 窄通道布局下宏单元的逻辑输出预导引方法和结构

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