JPH08213436A - 光学的高さ検出装置及びプローブ装置 - Google Patents

光学的高さ検出装置及びプローブ装置

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JPH08213436A
JPH08213436A JP3629795A JP3629795A JPH08213436A JP H08213436 A JPH08213436 A JP H08213436A JP 3629795 A JP3629795 A JP 3629795A JP 3629795 A JP3629795 A JP 3629795A JP H08213436 A JPH08213436 A JP H08213436A
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JP3629795A
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Shigeaki Takahashi
茂昭 高橋
Takayoshi Shino
敬悦 篠
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Tokyo Electron Ltd
Tokyo Electron Yamanashi Ltd
Kowa Co Ltd
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Tokyo Electron Ltd
Tokyo Electron Yamanashi Ltd
Kowa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鏡面仕上げのように表面に検出対象となるパ
ターンのない被検出体であってもその高さを確実に検出
できる光学的高さ検出装置を提供する。 【構成】 本光学的高さ検出装置10は、例えば十字形
状のパターンを被検出体Wの表面に投影するパターン投
影光学手段11と、このパターン投影光学手段11によ
って投影された被検出体W表面の投影パターンP1を検
出する画像検出手段12と、この画像検出手段12によ
って検出された投影パターンP1の大きさLまたは背景
Bとのコントラストの変化率(δc/δh)により被検
出体Wの高さを求める画像処理手段13とを備えたこと
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的高さ検出装置及
びこの光学的高さ検出装置を適用したプローブ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体プロセス工程では多数のチップが
作り込まれた半導体ウエハをそのままの状態で検査装置
に掛けて個々のチップについて電気的な検査を行ない、
この検査結果に基づいて電気的にチップの不良品をスク
リーニングするようにしている。そして、このような検
査装置としてはプローブ装置が用いられている。プロー
ブ装置は、半導体ウエハを載せる水平方向及び上下方向
で位置調整可能な載置台と、この載置台を上昇させて半
導体ウエハの各チップの電極パッドに例えばプローブ針
が電気的に接触してテスタとの間で電気信号を授受する
プローブカードとを備え、このプローブカードを介して
のテスティング時に授受する電気信号に基づいて各チッ
プの電気的欠陥の有無をテスタにより検出するように構
成されている。
【0003】即ち、電気的検査を行なう時には、上述し
たように載置台を上昇させて半導体ウエハをプローブ針
に所定の針圧で接触させ、針先でチップに設けられた電
極パッド表面の絶縁膜(自然酸化膜)を突き破って針先
を電極パッドに電気的に接触させるようにしている。と
ころが、実際の検査を行なう前に、例えばアルミニウム
などの導電膜が表面に形成された、いわゆるダミーウエ
ハを用いてプローブ針のダミーウエハに対する接触状態
を、針跡や導通の有無によってチェックする工程があ
る。この工程では実検査と同様にダミーウエハをプロー
ブカードに対して位置合せする必要がある。水平方向の
位置合せを行なう場合には、例えばCCDカメラなどを
用いてダミーウエハのエッジ、特にオリエンテーション
フラット(オリフラ)を画像検出することによって位置
合せを行ない、また、上下方向の位置合せを行なう場合
には、例えば静電容量センサを用いてダミーウエハに対
する静電容量の変化から位置合せを行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プローブ装置の場合には、静電容量センサは周囲の温
度、湿気などの環境条件によって出力が変動し、安定し
た検出を行なうことが難しい場合がある。また、CCD
カメラ等の画像検出手段を用いて半導体ウエハ上のチッ
プやその電極パッドの像を撮像して高さを検出する手段
もあるが、ダミーウエハのように表面が鏡面仕上げにな
っている被検出体の場合には、その表面にチップや電極
パッド等のパターンが形成されていないため、画像検出
手段により所定のパターンを検出することができず、延
いては高さを検出できないという課題があった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、鏡面仕上げのように表面に検出対象となる
パターンのない被検出体であってもその高さを確実に検
出できる光学的高さ検出装置、及び光学的高さ検出装置
を適用したプローブ装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の光学的高さ検出装置は、所定形状のパターンを被検出
体の表面に投影するパターン投影光学手段と、このパタ
ーン投影光学手段によって投影された被検出体表面の投
影パターンを検出する画像検出手段と、この画像検出手
段によって検出された投影パターンの大きさまたは背景
とのコントラストにより上記被検出体の高さを求める画
像処理手段とを備えたものである。
【0007】また、本発明の請求項2に記載のプローブ
装置は、被検出体を載置する載置台と、この載置台上の
被検出体の上方に配設されたプローブカードと、このプ
ローブカードに対する上記被検出体の高さを光学的に検
出する光学的高さ検出装置と、この光学的高さ検出装置
の検出高さに応じて上記載置台を介して上記被検出体の
高さを調整を行なう位置調整手段とを備え、上記光学的
高さ検出装置は、所定形状のパターンを被検出体の表面
に投影するパターン投影光学手段と、このパターン投影
光学手段によって投影された被検出体表面の投影パター
ンを検出する画像検出手段と、この画像検出手段によっ
て検出された投影パターンの大きさまたは背景とのコン
トラストにより上記被検出体の高さを求める画像処理手
段とを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明の請求項1に記載の発明によれば、パタ
ーン投影光学手段から被検出体の表面へ所定形状のパタ
ーンを投影すると、その投影パターンを画像検出手段が
検出すると共に、画像処理手段が作動して投影パターン
の大きさまたは背景とのコントラストを演算し、この演
算結果に基づいて被検出体の高さを求めることができ
る。
【0009】また、本発明の請求項2に記載の発明によ
れば、ダミーウエハのような被検出体を載置台上に載置
した後、被検出体の高さを調整する際、光学的高さ検出
装置のパターン投影光学手段から被検出体の表面へ所定
形状のパターンを投影すると、その投影パターンを画像
検出手段が検出すると共に、画像処理手段が作動して投
影パターンの大きさまたは背景とのコントラストを演算
し、この演算結果に基づいて位置調整手段が載置台を昇
降させて被検出体を光学的高さ検出装置で求めた高さに
調整することができる。
【0010】
【実施例】以下、図1〜図5に示す実施例に基づいて本
発明を説明する。本実施例の光学的高さ検出装置10
は、図1に示すように、所定形状例えば図2に示すよう
な十字形状のパターンPを被検出体Wの表面に投影する
パターン投影光学手段11と、このパターン投影光学手
段11によって投影された被検出体Wの表面の投影パタ
ーンP1を検出する画像検出手段12と、この画像検出
手段12によって検出された投影パターンP1の大きさ
または背景とのコントラストを演算して被検出体Wの高
さを求める画像処理手段13と、この画像処理手段13
によって求められた高さに被検出体Wの高さを調整する
位置調整手段14とを備えて構成されている。
【0011】上記パターン投影光学手段11は、光源1
1Aと、この光源11Aから照射された光線11Bを透
過させるレンズ11Cと、このレンズ11Cの先に配置
された十字形状のパターンPが描画されたレチクル11
Dと、このレチクル11Dの先に配置されたレンズ11
Eと、このレンズ11Eの先に配置され且つ光線11B
の進行方向を90°変えて被検出体Wへ光線11Bを案
内する反射ミラー11Fと、この反射ミラー11Fの先
に配置され且つ被検出体Wに対向する対物レンズ11G
とを備えている。そして、上記各レンズ11C、11E
の光軸は一致し、反射ミラー11Fによって90°の方
向へ反射した光線11Bの光軸は対物レンズ11Gの光
軸と一致しており、光源11Aによってレチクル11D
のパターンPを上述の光学系を介して被検出体Wの表面
へ投影パターンP1として形成するようにしてある。ま
た、対物レンズ11Gは画像検出手段12の対物レンズ
12Aを利用したものである。従って、以下の説明では
同一対物レンズを必要に応じて対物レンズ11Gと称し
たり、対物レンズ12Aと称したりする。
【0012】上記画像検出手段12は、被検出体Wに対
向配置された対物レンズ12Aと、対物レンズ12Aを
透過し被検出体Wの表面で反射した反射光線12Bの進
行方向を90°変えてCCDカメラ12Cへ反射光線1
2Bを案内するハーフミラー12Dと、ハーフミラー1
2DとCCDカメラ12Cの間に配置された集光レンズ
12Eとを備えている。そして、上記対物レンズ12A
を透過してハーフミラー12Dによって90°向きを変
えて反射された反射光線12Bの光軸はレンズ12Eの
光軸と一致している。尚、ハーフミラー12Dは、上記
パターン投影光学手段11の反射ミラー11Fと、対物
レンズ11G(12A)の間に配置され、光源11Aの
光線11Bが透過するようになっている。
【0013】また、上記画像処理手段13は画像検出手
段12のCCDカメラ12Cに接続され、このカメラ1
2Cによって得られた画像情報即ち投影パターンP1
大きさの高さに対する変化または投影パターンP1とそ
の背景Bとのコントラストの高さに対する変化を逐次検
出し、その変化の様子から被検出体Wの高さを求めるよ
うにしてある。
【0014】そこで、投影パターンP1の大きさを基準
にしての被検出体Wの高さを求める場合について説明す
る。この場合には、被検出体Wが焦点位置にある時の投
影パターンP1の大きさが最も小さくなり、それ以外の
位置にある場合の投影パターンP1は極小値P0の大きさ
よりも大きくなることを利用する方法である。この方法
では位置調整手段14により被検出体Wが例えば1ステ
ップ当りに±0.1〜±0.2μmずつ昇降すると、投影
パターンP1の大きさLと被検出体Wの高さhは図3に
示すように変動する。そこで、被検出体Wが昇降するに
連れて投影パターンP1の大きさLが極小値L0になる時
の被検出体Wの高さh0が対物レンズ12Aの焦点位置
にあり、この位置が被検出体Wの高さとなるようにして
ある。
【0015】次に、基準点となる投影パターンP1の背
景Bとのコントラストを基準にして高さを求める場合に
ついて説明する。この場合には、被検出体Wが焦点位置
にある時には投影パターンP1とその背景Bとのコント
ラスト、即ち背景Bに対する投影パターンP1の明るさ
が最も明るくなって両者P1、B間の境界が最も明瞭に
なることを利用する方法である。そこでこの方法につい
て具体的に説明する。例えば、被検出体Wの高さを対物
レンズ12Aからの距離hとして表わし、コントラスト
をcとして表わし、距離hに対するコントラストcの変
化率をδc/δhとすると、この変化率に基づいて被検
出体Wの高さを求めることができる。
【0016】即ち、図4に示すように位置調整手段14
を用いて距離hを大きな値h1から小さな値h2へと徐々
に変化させて被検出体Wを低い位置から徐々に高い位置
へ上昇させると、距離hに対応してコントラストがc1
から徐々に大きくなり、h0の位置で最大値c0を示し、
その後コントラストcが例えばc2のように徐々に小さ
くなる。このような変化を逐次検出し、これらの検出値
h、cに基づいて画像処理手段13により距離hに対す
るコントラストcの変化率(δc/δh)を逐次求め
る。この変化率(δc/δh)は検出値に応じて逐次変
化し、その値が0の時、コントラストcが極大値(本実
施例では最大値)c0になり、この時、投影パターンP1
が最も明るくなり、この明るさを示す被検出体Wの位置
が対物レンズ12Aの焦点距離に一致する高さになり、
この高さが被検出体Wの求めるべき高さになる。そこ
で、変化率(δc/δh)=0の時、画像処理手段13
により被検出体Wが求めるべき高さに存在すると判断
し、その判断結果に基づいて位置調整手段14を停止さ
せて被検出体Wの高さを検出するようにしてある。尚、
コントラストcの明るさは画像処理手段13により検出
し、距離hは位置調整手段14の上昇量に基づいて検出
することができる。
【0017】次に動作について説明する。光学的高さ検
出装置10のパターン投影光学手段11が作動する、光
源11Aの光線11Bがレチクル11Dのパターンを透
過し、レンズ11E、反射ミラー11F、及びハーフミ
ラー12Dを経て対物レンズ11Gから出射し、被検出
体W上へ図2に示す投影パターンP1を結像する。する
と、被検出体Wでは投影パターンP1の光線12Bを反
射し、対物レンズ12Aから画像検出手段12へ入射す
る。反射光線12Bはハーフミラー12Dで反射されて
90°進行方向を変え、レンズ12Eを経てCCDカメ
ラ12Cに投影パターンP1の像を結像する。
【0018】CCDカメラ12Cではその投影パターン
の像を画像信号に変換し、画像処理手段13へ送信す
る。画像処理手段13では受信信号に基づいて投影パタ
ーンP1の大きさLあるいは被検出体Wの高さを示す距
離hに対するコントラストcの変化率(δc/δh)を
演算し、位置調整手段14を介して被検出体Wを昇降さ
せ、上記大きさが最も小さなL0になる高さ、あるいは
変化率(δc/δh)が0になる高さを被検出体Wの高
さとして画像処理手段13において判断し、この判断結
果に基づいて位置調整手段14を止め、被検出体Wの高
さを調整する。
【0019】以上説明したように本実施例によれば、パ
ターン投影光学手段11から被検出体Wの表面へ十字状
の投影パターンP1を投影し、その投影パターンP1を画
像検出手段12が検出する。次に、画像処理手段13が
作動して投影パターンP1の大きさLまたは高さhに対
するコントラストcの変化率(δc/δh)を演算し、
この演算結果に基づいて被検出体Wの高さh0を求める
ことができる。例えば、被検出体Wの表面に視覚的に検
出可能なパターンが形成されていない、鏡面仕上げの被
検出体Wであっても、上述のようにパターン投影光学手
段11が被検出体W表面に投影パターンP1を作ること
により、この投影パターンP1に基づいてその高さを確
実に検出することができる。
【0020】次に、上記光学的高さ検出装置10を適用
したプローブ装置20について図5を参照しながら説明
する。このプローブ装置20は、半導体ウエハ等の被検
出体上に形成された多数のチップを1個ずつあるいは複
数個ずつ纒めて各チップについて電気的検査を行なうよ
うに構成されている。図5に示すようにプローブ装置2
0は被検出体Wを検査する検査部21と、この検査部2
1に対して被検出体Wをロード、アンロードするロー
ド、アンロード部22を有している。検査部21内の略
中央には架台23を介して検査用ステージ24が配設さ
れている。この検査用ステージ24は、被検出体Wを真
空保持する載置台25と、この載置台25上で保持され
た被検出体Wをアライメントするアライメント機構を有
し、このアライメント機構により載置台25上の被検出
体Wの位置をX、Y、Z方向及びθ方向で位置決めする
ように構成されている。また、検査部21の天面を形成
するヘッドプレート26略中央の開口部にはインサート
リング27を介してプローブカード28が着脱可能に取
り付けられている。このプローブカード28は、プリン
ト基板に実装された複数のプローブ針29を有し、各プ
ローブ針29が被検出体Wのチップの電極パッドに個別
に接触し、テストヘッド30との間で接続リング31を
介して検査のための電気信号を授受してチップの良否を
検査するように構成されている。
【0021】上記ロード、アンロード部22にはオート
ローダ32が配設されている。このオートローダ32
は、例えば25枚の被検出体Wが収納されたカセット3
3を載置する昇降可能なカセット載置台34と、このカ
セット載置台34上のカセット33内の被検出体Wを検
査部21へ移載する第1ウエハハンドリング機構35を
備えて構成されている。そして、プリアライメント機構
(図示せず)では第1ウエハハンドリング機構35によ
り移載された被検出体Wをオリフラまたはノッチに基づ
いて自動的にプリアライメントするようにしてある。ま
た、検査部21には第2ウエハハンドリング機構36が
配設され、この第2ウエハハンドリング機構36により
プリアライメント機構上の被検出体Wを検査用ステージ
24の載置台25へ移載するように構成されている。
【0022】さて、光学的高さ検出装置10は、上述の
ようにパターン投影光学手段11、画像検出手段12、
画像処理手段13及び位置調整手段14とを備えて構成
され、検査部21内に配設されている。そして、パター
ン投影光学手段11は従来の静電容量センサに替わるも
ので、被検出体Wとしてダミーウエハを用いてプローブ
針29の針跡などを観察する場合に効果的に機能するよ
うにしてある。一方、画像検出手段12は被検出体W上
の投影パターンP1を検出し、この検出結果に基づいて
画像処理手段13及び位置調整手段14を介してプロー
ブ装置20の載置台25を駆動し、被検出体Wの高さを
設定するようにしてある。
【0023】次に、動作について説明する。被検出体W
を用いて例えば新しく装着するプローブカード28の針
跡などを検査する場合には、まず、新しいプローブカー
ド28をインサートリング27に装着する。その後オー
トローダ32が駆動し、第1ウエハハンドリング機構3
5が駆動してカセット載置台34上のカセット33から
被検出体Wを取り出し、プリアライメント機構へ移載す
る。そして、第2ウエハハンドリング機構36が駆動し
てプリアライメント機構上の被検出体Wを検査用ステー
ジ24の載置台25へ移載する。
【0024】次いで、プローブカード28に対して載置
台25上の被検出体Wの位置合わせを行なう。それには
制御装置の制御下でアライメント機構が駆動して載置台
25がX方向、Y方向へ移動し、画像検出手段12のC
CDカメラ12Cによって粗位置合わせを行なう。引き
続き、光学的高さ検出装置10のパターン投影光学手段
11が上述したように作動する。すると、パターン投影
光学手段11が被検出体Wの表面に投影パターンP1
映し出し、画像検出手段12が投影パターンP1を検出
する。画像処理手段13では画像検出手段12からの受
信信号に基づいて画像処理手段13が被検出体Wの高さ
を求め、位置調整手段14を介して載置台25を昇降さ
せ、投影パターンP1の大きさが最も小さくなる位置、
あるいは被検出体Wの高さつまり距離hに対するコント
ラストcの変化率(δc/δh)の値が0になる位置を
被検出体Wの高さ(検出すべき高さ)として検出するこ
とができる。被検出体Wの高さの検出及び設定が終了す
ると、後は上述のようにして求めた高さに基づいて載置
台25が上昇し、被検出体Wがプローブ針29に接触す
ると、その表面に針跡が付く。また、この状態でプロー
ブカード28の導通試験を行なうことができる。
【0025】以上説明したように本実施例によれば、プ
ローブ装置20の検査部21内に光学的高さ検出装置1
0を設けたため、表面が鏡面仕上げされ、表面にパター
ンを有しない被検出体Wであってもパターン投影光学手
段11によって被検出体W表面に投影されたレチクル1
1Dの投影パターンP1に基づいて被検出体Wの高さを
確実に検出することができる。しかも、本実施例によれ
ば、パターン投影光学手段11を用いたため、温度、湿
度などの影響を受け難く、被検出体Wの高さを確実に検
出することができる。
【0026】尚、本発明は上記各実施例に何等制限され
るものではなく、パターンのない被検出体の高さを検出
する必要のある検査装置に広く適用することができる。
【0027】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の発明によれ
ば、鏡面仕上げのように表面にパターンのない被検出体
であってもその高さを確実に検出できる光学的高さ検出
装置を提供することができる。
【0028】本発明の請求項2に記載の発明によれば、
鏡面仕上げのように表面に検出対象となる検出対象とな
るチップ及びその電極等のパターンのない被検出体であ
ってもその高さを確実に検出でき、しかも温度、湿度な
どの影響されることなく被検出体の高さを確実に検出で
きるプローブ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学的高さ検出装置の一実施例を示す
原理図である。
【図2】図1に示すパターン投影手段による被検出体上
の投影パターンを示す図である。
【図3】図1に示す画像検出手段によって検出された画
像の大きさと被検出体の高さとの関係を示す図である。
【図4】図1に示す画像検出手段によって検出された画
像の濃さと被検出体の高さとの関係を示す図である。
【図5】図1に示す光学的高さ検出装置を適用したプロ
ーブ装置の一実施例の要部を破断して示す正面図であ
る。
【符号の説明】
10 光学的高さ検出装置 11 パターン投影光学手段 12 画像検出手段 13 画像処理手段 14 位置調整手段 20 プローブ装置 25 載置台 28 プローブカード 29 プローブ針 W 被検出体 P1 投影パターン
フロントページの続き (72)発明者 篠 敬悦 愛知県蒲郡市宮成町13番35号 興和株式会 社蒲郡工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定形状のパターンを被検出体の表面に
    投影するパターン投影光学手段と、このパターン投影光
    学手段によって投影された被検出体表面の投影パターン
    を検出する画像検出手段と、この画像検出手段によって
    検出された投影パターンの大きさまたは背景とのコント
    ラストにより上記被検出体の高さを求める画像処理手段
    とを備えたこと特徴とする光学的高さ検出装置。
  2. 【請求項2】 被検出体を載置する載置台と、この載置
    台上の被検出体の上方に配設されたプローブカードと、
    このプローブカードに対する上記被検出体の高さを光学
    的に検出する光学的高さ検出装置と、この光学的高さ検
    出装置の検出高さに応じて上記載置台を介して上記被検
    出体の高さを調整を行なう位置調整手段とを備え、上記
    光学的高さ検出装置は、所定形状のパターンを被検出体
    の表面に投影するパターン投影光学手段と、このパター
    ン投影光学手段によって投影された被検出体表面の投影
    パターンを検出する画像検出手段と、この画像検出手段
    によって検出された投影パターンの大きさまたは背景と
    のコントラストにより上記被検出体の高さを求める画像
    処理手段とを備えたこと特徴とするプローブ装置。
JP3629795A 1995-02-01 1995-02-01 光学的高さ検出装置及びプローブ装置 Pending JPH08213436A (ja)

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