JPH0821322A - エンジンのエアクリーナ - Google Patents

エンジンのエアクリーナ

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Publication number
JPH0821322A
JPH0821322A JP6180571A JP18057194A JPH0821322A JP H0821322 A JPH0821322 A JP H0821322A JP 6180571 A JP6180571 A JP 6180571A JP 18057194 A JP18057194 A JP 18057194A JP H0821322 A JPH0821322 A JP H0821322A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air cleaner
paper element
engine
fitted
body case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6180571A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihide Nakatani
美英 中谷
Yoshio Kobayashi
芳雄 小林
Kazuyuki Uenoyama
和之 上野山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP6180571A priority Critical patent/JPH0821322A/ja
Publication of JPH0821322A publication Critical patent/JPH0821322A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明のエンジンのエアクリーナの目的は構
造を簡単にしてしかもエアクリーナの清浄化機能及び外
部からの振動に耐え得る耐久性を十分に確保できるエン
ジンのエアクリーナを提供するにある。 【構成】 エンジンの吸気のエアクリーナにおいて、気
化器へ連結される連結孔13の外周に、筒状で両端にシ
ール用スポンジ15が取付けられたペーパエレメント1
6の一端の内周にその端部が嵌合し本体ケース12に形
成された内周ガイド17と、前記本体ケースに、前記ペ
ーパエレメントの端をスポンジを介して密閉して取付け
られるカバー18と、前記カバーの内面に前記ペーパエ
レメントの端の外周部と嵌合する外周ガイド19とを有
してなることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動機付自転車等に好適
に利用できるエンジンのエアクリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来例のエアクリーナを図5によって説
明する。図5は従来例のエンジンのエアクリーナの断面
図で実公昭61−2289号公報に記載されている。図
において、101はエアクリーナ本体、102は底蓋、
103は多孔板でエアクリーナ本体101と底蓋102
の間に設けられている。104はエレメントで蛇腹状に
折り曲げた一枚の濾紙を筒状にしたもので多孔板103
の外側に接して設けられている。105はカバーでエア
クリーナの外側を覆う。107はエアクリーナ本体10
1を気化器108に取付けるボルト、106はパッキン
で気化器108と底蓋102の間に設けられている。
【0003】前記従来例の作用を説明する。多孔板10
3はエレメント104が内側へ崩れるのを防止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】多孔板でエレメントの
内側への崩れを防止できるが、エアクリーナの生産コス
トの内で多孔板の製造と組付けが相当分を占める。特に
エンジンを安く作らなければならない原動機付自転車用
エンジンにおいて、エアクリーナのコストが高くなる欠
点がある。
【0005】しかし、エアクリーナの構造を簡単にして
コストを下げてもその空気清浄化性能及び外部からの振
動に耐え得る耐久性が低下しては問題解決にならない。
【0006】本発明の目的は構造を簡単にし、しかもエ
アクリーナの清浄化性能及び外部からの脈動に耐え得る
耐久性を十分に確保することができるエンジンのエアク
リーナを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1発明はエンジンの吸
気管に取付けられるエアクリーナにおいて、筒状で両端
にシール用スポンジを取付けられたペーパエレメント
と、エアクリーナの本体ケースに一体形成され、気化器
の吸気管と連結される連結孔の外周に前記ペーパエレメ
ントの一端の内周端部に嵌合し前記ペーパエレメントが
内方に変形するのを防止する内周ガイドと、前記本体ケ
ースに前記ペーパエレメントの一端を前記スポンジを介
して密閉して取付けられるカバーとを有してなることを
特徴としている。
【0008】第2発明は第1発明においてエアクリーナ
の本体ケースに取付けられるカバーの内面にペーパエレ
メントの端の外周部に嵌合する外周ガイドを設けたこと
を特徴としている。
【0009】第3発明は、第1発明において、本体ケー
スの内周ガイド17と同心に外周ガイド21を一体に形
成してペーパエレメントの外周端部と嵌合することを特
徴としている。
【0010】
【作用】第1発明は本体ケースの連結孔の外周に設けら
れたペーパエレメントの内周ガイドはペーパエレメント
の内周方向への変形を有効に防止するとともにペーパエ
レメントの外気に触れる面積を従来と同程度にすること
によりエアクリーナの清浄化機能を十分に確保すること
ができる。又カバーの内面に設けられペーパエレメント
の外周に嵌合する第2発明の外周ガイド19はペーパエ
レメントの外周を保持する。さらに第3発明の外周ガイ
ド21もペーパエレメントの外周を保持する。
【0011】
【実施例】本発明に係る第1実施例を図1〜4によって
説明する。図1は本発明に係る原動機付自転車の左側面
図、図2は図1におけるA−A断面図、図3は本発明に
係る第1実施例のエンジンのエアクリーナの縦断面図、
図4は図3のB−B断面図である。図において、ペダル
1を回して発生した人力動力がペダルクランク軸に取付
けられた駆動スプロケット4からチェーン5を経て後輪
6に取付けられた従動スプロケット7に伝えられる。
【0012】後輪6は後輪フォーク8に支えられた後輪
軸9に回転自在に支持されている。前記原動機付自転車
のエンジン2にはエアクリーナ10が取付けられて居
り、その断面図が図3、4に示されている。キャブレタ
20の吸気管11に取付けられたエアクリーナ10の合
成樹脂製の本体ケース12に形成された連結孔13の外
周には内周ガイド17が一体に形成されている。
【0013】筒状に形成されたペーパエレメント本体1
4にシール用スポンジ15を接着、溶着等により取付け
たペーパエレメント16の一端は内周ガイド17と嵌合
し前記ペーパエレメントの内側への変形を防止する。本
体ケース12にはペーパエレメント16の他端をスポン
ジ15を介して密封状態でカバー18が取付けられてい
る。カバー18の内面には前記ペーパエレメントの外周
と嵌合する外周ガイド19が一体に形成されている。ス
ポンジ15にかえてゴム等の弾性部材を用いてペーパエ
レメント14の両端を埋め込むようにしてもよい。
【0014】前記第1実施例の作用を説明する。内周ガ
イド17はペーパエレメント16の一端に嵌合してその
内側への変形を有効に防止し従来例の多孔板を必要とせ
ずペーパエレメント16の外気に触れる面積を従来と同
程度にすることにより前記エアクリーナの清浄化機能を
十分に確保することができる。
【0015】本発明に係る第2実施例を前記図3を流用
して説明する。図に二点鎖線で示す外周ガイド21を本
体ケース12に一体に形成する。前記第2実施例の作用
を説明する。外周ガイド21はペーパエレメント16の
外周を保持する。外周ガイド19は設けなくてよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は前記のとおり構成されているの
で従来のような製造コストの高い多孔板を特に用いるこ
となく構造簡単にして、しかもエアクリーナの清浄化性
能及び外部からの振動に耐え得る耐久性を十分に確保す
ることができるエンジンのエアクリーナを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の原動機付自転車の左
側面図。
【図2】図1におけるA−A断面図。
【図3】本発明に係る第1実施例のエンジンのエアクリ
ーナの縦断面図。
【図4】図3におけるB−B断面図。
【図5】従来例のエアクリーナの縦断面図。
【符号の説明】
3…原動機付自転車、10…エアクリーナ、12…本体
ケース、13…連結孔、14…ペーパエレメント本体、
15…スポンジ、16…ペーパエレメント、17…内周
ガイド、18…カバー、19…外周ガイド、21…外周
ガイド、20…キャブレタ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの吸気管に取付けられるエアク
    リーナにおいて、筒状で両端にシール用スポンジ(1
    5)が取付けられたペーパエレメント(16)と、エア
    クリーナの本体ケース(12)に一体に成形され、気化
    器の吸気管(11)と連結される連結孔(13)の外周
    に前記ペーパエレメントの一端の内周端部に嵌合し前記
    ペーパエレメントが内方向に変形するのを防止する内周
    ガイド(17)と、前記本体ケースに前記ペーパエレメ
    ントの他端を前記スポンジを介して密閉して取付けられ
    るカバー(18)とを有して成ることを特徴とするエン
    ジンのエアクリーナ。
  2. 【請求項2】 エアクリーナーの本体ケース(12)に
    取付けられるカバー(18)の内面にペーパエレメント
    (16)の端部の外周に嵌合する外周ガイド(19)を
    有することを特徴とする前記請求項1記載のエンジンの
    エアクリーナ。
  3. 【請求項3】 本体ケースの内周ガイド(17)と同心
    に外周ガイド(21)を一体に形成してペーパエレメン
    トの外周端部と嵌合することを特徴とする請求項1に記
    載のエンジンのエアクリーナ。
JP6180571A 1994-07-08 1994-07-08 エンジンのエアクリーナ Withdrawn JPH0821322A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6180571A JPH0821322A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 エンジンのエアクリーナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6180571A JPH0821322A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 エンジンのエアクリーナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0821322A true JPH0821322A (ja) 1996-01-23

Family

ID=16085611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6180571A Withdrawn JPH0821322A (ja) 1994-07-08 1994-07-08 エンジンのエアクリーナ

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JP (1) JPH0821322A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007076552A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Kawasaki Heavy Ind Ltd 車両のエアクリーナー装置

Cited By (1)

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Effective date: 20011002