JPH08213219A - チップネットワーク抵抗器 - Google Patents
チップネットワーク抵抗器Info
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- JPH08213219A JPH08213219A JP31506995A JP31506995A JPH08213219A JP H08213219 A JPH08213219 A JP H08213219A JP 31506995 A JP31506995 A JP 31506995A JP 31506995 A JP31506995 A JP 31506995A JP H08213219 A JPH08213219 A JP H08213219A
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- electrode
- terminal
- common electrode
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 抵抗値測定に際して測定器の測定端子と共通
電極の端子との接触抵抗を低減すると共に、抵抗形成の
作業が楽であるにもかかわらず抵抗と端子電極との接触
性を十分に確保するチップネットワーク抵抗器を提供す
る。 【解決手段】 共通電極及び個別電極の部分T1”,T
6”,T2”〜T5”,T7”〜T10”の幅は同一で
あり、共通電極の端子T1’,T6’は、基板1対角線
上の隅に近接して設けられると共に、四隅に近接して設
けられない他の個別電極の端子T2’〜T4’,T7’
〜T9’の幅より広幅に形成され、切欠き3によって基
板1の端縁に形成される凸部のうち、基板1の四隅に位
置する凸部4の幅が四隅に位置しない凸部5の幅より広
幅に設定され、この広幅の凸部4の全幅にわたって共通
電極の端子T1’,T6’が形成されている。
電極の端子との接触抵抗を低減すると共に、抵抗形成の
作業が楽であるにもかかわらず抵抗と端子電極との接触
性を十分に確保するチップネットワーク抵抗器を提供す
る。 【解決手段】 共通電極及び個別電極の部分T1”,T
6”,T2”〜T5”,T7”〜T10”の幅は同一で
あり、共通電極の端子T1’,T6’は、基板1対角線
上の隅に近接して設けられると共に、四隅に近接して設
けられない他の個別電極の端子T2’〜T4’,T7’
〜T9’の幅より広幅に形成され、切欠き3によって基
板1の端縁に形成される凸部のうち、基板1の四隅に位
置する凸部4の幅が四隅に位置しない凸部5の幅より広
幅に設定され、この広幅の凸部4の全幅にわたって共通
電極の端子T1’,T6’が形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップネットワー
ク抵抗器の改良に関するものである。
ク抵抗器の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の個別電極と共通電極(コモンライ
ン)を有するチップネットワーク抵抗器の一例として、
その等価回路を図3に示す。この抵抗器は、8個の抵抗
素子R1〜R8を集積し、共通電極の一対の端子T
1’,T6’と、複数の個別電極の端子T2’〜T
5’,T7’〜T10’とを有するものである。
ン)を有するチップネットワーク抵抗器の一例として、
その等価回路を図3に示す。この抵抗器は、8個の抵抗
素子R1〜R8を集積し、共通電極の一対の端子T
1’,T6’と、複数の個別電極の端子T2’〜T
5’,T7’〜T10’とを有するものである。
【0003】このようなチップネットワーク抵抗器の先
行技術として、実開平3−92006号に記載されたチ
ップRネットワークがある。この先行技術において、そ
の第3図に示されたものは、絶縁基板の端縁に共通電極
の端子電極と個別電極の端子電極を並設し、共通電極と
各個別電極に跨がる抵抗膜を設け、絶縁基板の端縁に端
子電極間を離隔する凹溝を形成したものであり、図3に
示すような等価回路を有する。
行技術として、実開平3−92006号に記載されたチ
ップRネットワークがある。この先行技術において、そ
の第3図に示されたものは、絶縁基板の端縁に共通電極
の端子電極と個別電極の端子電極を並設し、共通電極と
各個別電極に跨がる抵抗膜を設け、絶縁基板の端縁に端
子電極間を離隔する凹溝を形成したものであり、図3に
示すような等価回路を有する。
【0004】この先行技術では、少なくとも1個の端子
電極の幅を隣接する端子電極の幅よりも広くし、残る端
子電極の幅をその幅の広い端子電極よりも狭くすること
により、隣接する端子電極間のギャップを大きくし、半
田ブリッジの発生を防止するようにしている。
電極の幅を隣接する端子電極の幅よりも広くし、残る端
子電極の幅をその幅の広い端子電極よりも狭くすること
により、隣接する端子電極間のギャップを大きくし、半
田ブリッジの発生を防止するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図3に示すような抵抗
器で、例えば抵抗素子R1の抵抗値を測定するには、測
定器の測定端子を共通電極の端子T1’と個別電極の端
子T10’、又は共通電極の端子T6’と個別電極の端
子T10’に接触させて行う。このように、この抵抗器
では、各抵抗素子の抵抗値測定には各々2通りの測定方
法がある。
器で、例えば抵抗素子R1の抵抗値を測定するには、測
定器の測定端子を共通電極の端子T1’と個別電極の端
子T10’、又は共通電極の端子T6’と個別電極の端
子T10’に接触させて行う。このように、この抵抗器
では、各抵抗素子の抵抗値測定には各々2通りの測定方
法がある。
【0006】しかしながら、測定器側の端子と抵抗器の
個別電極及び共通電極の端子との接触抵抗が多大に影響
するような非常に低い抵抗値の場合、例えば抵抗素子R
1の抵抗値が所定値であったとして、端子T1’−T1
0’間の測定では所定値を示して可となっても、端子T
6’−T10’間の測定では接触抵抗が大きくて不良と
なるような場合がある。このように測定箇所によって抵
抗値が異なると、製品の歩留りが低下してしまう。
個別電極及び共通電極の端子との接触抵抗が多大に影響
するような非常に低い抵抗値の場合、例えば抵抗素子R
1の抵抗値が所定値であったとして、端子T1’−T1
0’間の測定では所定値を示して可となっても、端子T
6’−T10’間の測定では接触抵抗が大きくて不良と
なるような場合がある。このように測定箇所によって抵
抗値が異なると、製品の歩留りが低下してしまう。
【0007】他方、上記先行技術に開示されたもので
は、広幅の端子電極と狭幅の端子電極が存在することに
なり、例えば先行技術の第3図に示されているように、
端子電極の幅が抵抗膜の幅より狭くなってしまうような
ことが生じ得る。このような場合、ネットワークの作製
時に、抵抗膜の形成位置にズレが生じた場合、抵抗膜と
端子電極が十分に接触しなかったり、或いは全く接触し
ないようになり、複合抵抗のうち、一部分の抵抗が不良
となるため、抵抗の形成精度を狭幅の端子電極の幅に合
わせる必要が生じるなど、作業が非常に面倒になる、と
いう問題点が生じることがある。
は、広幅の端子電極と狭幅の端子電極が存在することに
なり、例えば先行技術の第3図に示されているように、
端子電極の幅が抵抗膜の幅より狭くなってしまうような
ことが生じ得る。このような場合、ネットワークの作製
時に、抵抗膜の形成位置にズレが生じた場合、抵抗膜と
端子電極が十分に接触しなかったり、或いは全く接触し
ないようになり、複合抵抗のうち、一部分の抵抗が不良
となるため、抵抗の形成精度を狭幅の端子電極の幅に合
わせる必要が生じるなど、作業が非常に面倒になる、と
いう問題点が生じることがある。
【0008】従って、本発明は、上記のような問題点に
着目してなされたもので、抵抗値測定に際して測定器の
測定端子と共通電極の端子との接触抵抗を低減すると共
に、抵抗形成の作業が楽であるにもかかわらず抵抗と端
子電極との接触性を十分に確保するチップネットワーク
抵抗器を提供することを目的とする。
着目してなされたもので、抵抗値測定に際して測定器の
測定端子と共通電極の端子との接触抵抗を低減すると共
に、抵抗形成の作業が楽であるにもかかわらず抵抗と端
子電極との接触性を十分に確保するチップネットワーク
抵抗器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のチップネットワーク抵抗器は、基板に共通
電極及び複数の個別電極を形成し、各個別電極と共通電
極に電気的に接続される抵抗素子を設け、基板の端縁に
共通電極の一対の端子と複数の個別電極の端子を並設
し、これらの電極端子間に電極端子を離隔する切欠きを
形成したチップネットワーク抵抗器において、前記共通
電極及び個別電極の端子と抵抗素子との間の電極部分の
幅が略同一であり、前記共通電極の一対の端子が、基板
の四隅のいずれかの隅に近接して設けられると共に、四
隅に近接して設けられない他の個別電極の端子の幅より
広幅に形成され、前記切欠きによって基板端縁に形成さ
れる凸部のうち、基板の四隅に位置する凸部の幅が四隅
に位置しない凸部の幅より広幅に設定され、この広幅の
凸部の全幅にわたって前記共通電極の端子が形成されて
いることを特徴とする。
に、本発明のチップネットワーク抵抗器は、基板に共通
電極及び複数の個別電極を形成し、各個別電極と共通電
極に電気的に接続される抵抗素子を設け、基板の端縁に
共通電極の一対の端子と複数の個別電極の端子を並設
し、これらの電極端子間に電極端子を離隔する切欠きを
形成したチップネットワーク抵抗器において、前記共通
電極及び個別電極の端子と抵抗素子との間の電極部分の
幅が略同一であり、前記共通電極の一対の端子が、基板
の四隅のいずれかの隅に近接して設けられると共に、四
隅に近接して設けられない他の個別電極の端子の幅より
広幅に形成され、前記切欠きによって基板端縁に形成さ
れる凸部のうち、基板の四隅に位置する凸部の幅が四隅
に位置しない凸部の幅より広幅に設定され、この広幅の
凸部の全幅にわたって前記共通電極の端子が形成されて
いることを特徴とする。
【0010】このチップネットワーク抵抗器では、共通
電極の端子が幅広(面積が大)になり、共通電極の端子
と測定器の測定端子が確実に接触するようになり、接触
抵抗が減少し、測定不良が低減する。又、共通電極及び
個別電極の端子と抵抗素子との間の電極部分の幅が略同
一であるため、つまり前記先行技術のように広幅の端子
電極や狭幅の端子電極が混在しないので、抵抗の形成時
における多少の位置ずれは問題にはならず、抵抗形成の
作業が容易になるにもかかわらず、抵抗と端子電極との
接触性を十分に確保できるようになる。
電極の端子が幅広(面積が大)になり、共通電極の端子
と測定器の測定端子が確実に接触するようになり、接触
抵抗が減少し、測定不良が低減する。又、共通電極及び
個別電極の端子と抵抗素子との間の電極部分の幅が略同
一であるため、つまり前記先行技術のように広幅の端子
電極や狭幅の端子電極が混在しないので、抵抗の形成時
における多少の位置ずれは問題にはならず、抵抗形成の
作業が容易になるにもかかわらず、抵抗と端子電極との
接触性を十分に確保できるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて説明する。その一実施形態に係るチップネットワー
ク抵抗器の平面図を図1に、図1の矢印側から見た側面
図を図2に示す。この抵抗器は、図3に示すような等価
回路を有し、直角の角を有する矩形状(ここでは長方
形)の基板1に、共通電極T1,T6と複数の個別電極
T2〜T5,T7〜T10を形成したものである。共通
電極T1,T6は基板1の中央付近に長手方向に延伸さ
れたライン(図示せず)により接続されている。
いて説明する。その一実施形態に係るチップネットワー
ク抵抗器の平面図を図1に、図1の矢印側から見た側面
図を図2に示す。この抵抗器は、図3に示すような等価
回路を有し、直角の角を有する矩形状(ここでは長方
形)の基板1に、共通電極T1,T6と複数の個別電極
T2〜T5,T7〜T10を形成したものである。共通
電極T1,T6は基板1の中央付近に長手方向に延伸さ
れたライン(図示せず)により接続されている。
【0012】共通電極T1,T6と個別電極T2〜T
5,T7〜T10は、それぞれ基板1の対向する一対の
端縁(長手方向の端縁)に形成された端子(側面電極)
T1’,T6’,T2’〜T5’,T7’〜T10’
と、この端子T1’,T6’,T2’〜T5’,T7’
〜T10’と抵抗素子R1〜R8との間の電極部分(端
子T1’,T6’には抵抗素子は無し)T1”,T
6”,T2”〜T5”,T7”〜T10”とからなる。
5,T7〜T10は、それぞれ基板1の対向する一対の
端縁(長手方向の端縁)に形成された端子(側面電極)
T1’,T6’,T2’〜T5’,T7’〜T10’
と、この端子T1’,T6’,T2’〜T5’,T7’
〜T10’と抵抗素子R1〜R8との間の電極部分(端
子T1’,T6’には抵抗素子は無し)T1”,T
6”,T2”〜T5”,T7”〜T10”とからなる。
【0013】8個の抵抗素子R1〜R8は、共通電極の
部分T1”,T6”を結ぶラインと個別電極の部分T
2”〜T5”,T7”〜T10”とに電気的に接続して
設けられ、全ての抵抗素子R1〜R8は保護層2で覆わ
れている。共通電極及び個別電極の端子T1’〜T
5’,T6’〜T10’間には、それぞれ電極端子を離
隔する切欠き3が形成されている。
部分T1”,T6”を結ぶラインと個別電極の部分T
2”〜T5”,T7”〜T10”とに電気的に接続して
設けられ、全ての抵抗素子R1〜R8は保護層2で覆わ
れている。共通電極及び個別電極の端子T1’〜T
5’,T6’〜T10’間には、それぞれ電極端子を離
隔する切欠き3が形成されている。
【0014】図1から分かるように、矩形状基板1の直
角の角付近には、共通電極の端子T1’,T6’が対角
線上に配置され、残りの直角の角付近には、個別電極の
端子T5’,T10’が同様に対角線上に配置されてい
る。共通電極及び個別電極の部分T1”,T6”,T
2”〜T5”,T7”〜T10”の幅は全て同一であ
り、共通電極及び個別電極の端子T1’,T6’,T
5’,T10’の幅は、他の個別電極の端子T2’〜T
4’,T7’〜T9’の幅より広幅に形成されている。
角の角付近には、共通電極の端子T1’,T6’が対角
線上に配置され、残りの直角の角付近には、個別電極の
端子T5’,T10’が同様に対角線上に配置されてい
る。共通電極及び個別電極の部分T1”,T6”,T
2”〜T5”,T7”〜T10”の幅は全て同一であ
り、共通電極及び個別電極の端子T1’,T6’,T
5’,T10’の幅は、他の個別電極の端子T2’〜T
4’,T7’〜T9’の幅より広幅に形成されている。
【0015】切欠き3によって基板1の端縁に形成され
た10個の凸部のうち、基板1の四隅に位置する凸部4
の幅が四隅に位置しない凸部5の幅より広幅に設定さ
れ、この広幅の凸部4の全幅にわたって共通電極及び個
別電極の端子T1’,T6’,T5’,T10’が形成
されている(円形部分a参照)。これにより、端子T
1’,T6’,T5’,T10’の幅は、端子T2’〜
T4’,T7’〜T9’の幅より拡張され、表面積が大
きくなる。こうすることで、例えば抵抗素子R1の抵抗
値を測定する場合、測定器の測定端子が共通電極の端子
T1’又はT6’に確実に接触し、接触抵抗が小さくな
り、共通電極の端子T1’と個別電極の端子T10’
間、又は共通電極の端子T6’と個別電極の端子T1
0’間のいずれで測定しても、抵抗値が相違することが
殆ど無くなり、測定不良が少なくなる。
た10個の凸部のうち、基板1の四隅に位置する凸部4
の幅が四隅に位置しない凸部5の幅より広幅に設定さ
れ、この広幅の凸部4の全幅にわたって共通電極及び個
別電極の端子T1’,T6’,T5’,T10’が形成
されている(円形部分a参照)。これにより、端子T
1’,T6’,T5’,T10’の幅は、端子T2’〜
T4’,T7’〜T9’の幅より拡張され、表面積が大
きくなる。こうすることで、例えば抵抗素子R1の抵抗
値を測定する場合、測定器の測定端子が共通電極の端子
T1’又はT6’に確実に接触し、接触抵抗が小さくな
り、共通電極の端子T1’と個別電極の端子T10’
間、又は共通電極の端子T6’と個別電極の端子T1
0’間のいずれで測定しても、抵抗値が相違することが
殆ど無くなり、測定不良が少なくなる。
【0016】又、共通電極及び個別電極の部分T1”,
T6”,T2”〜T5”,T7”〜T10”の幅が同一
であり、広幅や狭幅の部分が存在しないため、抵抗素子
R1〜R8の形成時における多少の位置ずれは問題には
ならず、抵抗形成の作業が容易になる上に、抵抗素子R
1〜R8と電極部分T2”〜T5”,T7”〜T10”
との接触性を十分に確保できる。
T6”,T2”〜T5”,T7”〜T10”の幅が同一
であり、広幅や狭幅の部分が存在しないため、抵抗素子
R1〜R8の形成時における多少の位置ずれは問題には
ならず、抵抗形成の作業が容易になる上に、抵抗素子R
1〜R8と電極部分T2”〜T5”,T7”〜T10”
との接触性を十分に確保できる。
【0017】更に、共通電極及び個別電極の端子(即ち
側面電極)T1’,T6’,T5’,T10’が広幅と
した凸部4に形成されているので、周知の側面電極形成
方法(例えば特開昭60−27101号、実公平6−3
2650号参照)を用いれば、端子T1’,T6’,T
5’,T10’を簡単に形成することができる。
側面電極)T1’,T6’,T5’,T10’が広幅と
した凸部4に形成されているので、周知の側面電極形成
方法(例えば特開昭60−27101号、実公平6−3
2650号参照)を用いれば、端子T1’,T6’,T
5’,T10’を簡単に形成することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明のチップネットワーク抵抗器は、
以上説明したように構成されるため、共通電極の端子が
幅広(面積が大)になり、共通電極の端子と測定器の測
定端子が確実に接触するようになり、接触抵抗が減少
し、測定不良が低減し、製品の歩留りが良くなる。
以上説明したように構成されるため、共通電極の端子が
幅広(面積が大)になり、共通電極の端子と測定器の測
定端子が確実に接触するようになり、接触抵抗が減少
し、測定不良が低減し、製品の歩留りが良くなる。
【0019】又、共通電極及び個別電極の端子と抵抗素
子との間の電極部分の幅が略同一であるため、つまり前
記先行技術のように広幅の端子電極や狭幅の端子電極が
混在しないので、抵抗の形成時における多少の位置ずれ
は問題にはならず、抵抗形成の作業が容易になるにもか
かわらず、抵抗と端子電極との接触性を十分に確保でき
るようになる。
子との間の電極部分の幅が略同一であるため、つまり前
記先行技術のように広幅の端子電極や狭幅の端子電極が
混在しないので、抵抗の形成時における多少の位置ずれ
は問題にはならず、抵抗形成の作業が容易になるにもか
かわらず、抵抗と端子電極との接触性を十分に確保でき
るようになる。
【図1】一実施形態に係るチップネットワーク抵抗器の
平面図である。
平面図である。
【図2】図1に示す抵抗器を矢印側から見た側面図であ
る。
る。
【図3】図1に示す抵抗器の等価回路図である。
1 矩形状基板 3 切欠き 4,5 凸部 T1,T6 共通電極 T2〜T5 個別電極 T7〜T10 個別電極 T1’,T6’ 共通電極の端子(側面電極) T2’〜T5’ 個別電極の端子(側面電極) T7’〜T10’ 個別電極の端子(側面電極) T1”,T6” 共通電極の部分 T2”〜T5” 個別電極の部分 T7”〜T10” 個別電極の部分 R1〜R8 抵抗素子
Claims (1)
- 【請求項1】基板に共通電極及び複数の個別電極を形成
し、各個別電極と共通電極に電気的に接続される抵抗素
子を設け、基板の端縁に共通電極の一対の端子と複数の
個別電極の端子を並設し、これらの電極端子間に電極端
子を離隔する切欠きを形成したチップネットワーク抵抗
器において、 前記共通電極及び個別電極の端子と抵抗素子との間の電
極部分の幅は略同一であり、前記共通電極の一対の端子
は、基板の四隅のいずれかの隅に近接して設けられると
共に、四隅に近接して設けられない他の個別電極の端子
の幅より広幅に形成され、前記切欠きによって基板端縁
に形成される凸部のうち、基板の四隅に位置する凸部の
幅が四隅に位置しない凸部の幅より広幅に設定され、こ
の広幅の凸部の全幅にわたって前記共通電極の端子が形
成されていることを特徴とするチップネットワーク抵抗
器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31506995A JPH08213219A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | チップネットワーク抵抗器 |
JP2953998A JPH11111512A (ja) | 1992-06-01 | 1998-02-12 | チップネットワーク抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31506995A JPH08213219A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | チップネットワーク抵抗器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4140445A Division JP2527881B2 (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | チップネットワ―ク抵抗器 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2953998A Division JPH11111512A (ja) | 1992-06-01 | 1998-02-12 | チップネットワーク抵抗器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08213219A true JPH08213219A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=18061056
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31506995A Pending JPH08213219A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | チップネットワーク抵抗器 |
JP2953998A Pending JPH11111512A (ja) | 1992-06-01 | 1998-02-12 | チップネットワーク抵抗器 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2953998A Pending JPH11111512A (ja) | 1992-06-01 | 1998-02-12 | チップネットワーク抵抗器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JPH08213219A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9583463B2 (en) | 2014-07-29 | 2017-02-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Array resistor and semiconductor module |
-
1992
- 1992-06-01 JP JP31506995A patent/JPH08213219A/ja active Pending
-
1998
- 1998-02-12 JP JP2953998A patent/JPH11111512A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9583463B2 (en) | 2014-07-29 | 2017-02-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Array resistor and semiconductor module |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11111512A (ja) | 1999-04-23 |
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