JP2527881B2 - チップネットワ―ク抵抗器 - Google Patents
チップネットワ―ク抵抗器Info
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- JP2527881B2 JP2527881B2 JP4140445A JP14044592A JP2527881B2 JP 2527881 B2 JP2527881 B2 JP 2527881B2 JP 4140445 A JP4140445 A JP 4140445A JP 14044592 A JP14044592 A JP 14044592A JP 2527881 B2 JP2527881 B2 JP 2527881B2
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- terminals
- substrate
- corners
- electrode
- common electrode
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01C—RESISTORS
- H01C1/00—Details
- H01C1/14—Terminals or tapping points or electrodes specially adapted for resistors; Arrangements of terminals or tapping points or electrodes on resistors
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Details Of Resistors (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、チップネットワーク抵
抗器の改良に関するものである。
抗器の改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】複数の個別電極と共通電極（コモンライ
ン）を有するチップネットワーク抵抗器の等価回路を図
３に示す。この抵抗器は、８個の抵抗素子Ｒ１〜Ｒ８を
集積し、共通電極の一端部及び他端部（端子）Ｔ１、Ｔ
６と、複数の個別電極の端部（端子）Ｔ２〜Ｔ５、Ｔ７
〜Ｔ１０とを有するものである。この抵抗器で、例えば
抵抗素子Ｒ１の抵抗値を測定するには、測定器の測定端
子を共通電極の端子Ｔ１と個別電極の端子Ｔ１０、又は
共通電極の端子Ｔ６と個別電極の端子Ｔ１０に接触させ
て行う。このように、この抵抗器では、各抵抗素子の抵
抗値測定には各々２通りの測定方法がある。
ン）を有するチップネットワーク抵抗器の等価回路を図
３に示す。この抵抗器は、８個の抵抗素子Ｒ１〜Ｒ８を
集積し、共通電極の一端部及び他端部（端子）Ｔ１、Ｔ
６と、複数の個別電極の端部（端子）Ｔ２〜Ｔ５、Ｔ７
〜Ｔ１０とを有するものである。この抵抗器で、例えば
抵抗素子Ｒ１の抵抗値を測定するには、測定器の測定端
子を共通電極の端子Ｔ１と個別電極の端子Ｔ１０、又は
共通電極の端子Ｔ６と個別電極の端子Ｔ１０に接触させ
て行う。このように、この抵抗器では、各抵抗素子の抵
抗値測定には各々２通りの測定方法がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、測定器
側の端子と抵抗器の個別電極及び共通電極の端子との接
触抵抗が多大に影響するような非常に低い抵抗値の場
合、例えば抵抗素子Ｒ１の抵抗値が所定値であったとし
て、端子Ｔ１−Ｔ１０間の測定では所定値を示して可と
なっても、端子Ｔ６−Ｔ１０間の測定では接触抵抗が大
きくて不良となるような場合がある。このように測定箇
所によって抵抗値が異なると、製品の歩留りが低下して
しまう。
側の端子と抵抗器の個別電極及び共通電極の端子との接
触抵抗が多大に影響するような非常に低い抵抗値の場
合、例えば抵抗素子Ｒ１の抵抗値が所定値であったとし
て、端子Ｔ１−Ｔ１０間の測定では所定値を示して可と
なっても、端子Ｔ６−Ｔ１０間の測定では接触抵抗が大
きくて不良となるような場合がある。このように測定箇
所によって抵抗値が異なると、製品の歩留りが低下して
しまう。
【０００４】従って、本発明の目的は、抵抗値測定に際
して測定器の測定端子と共通電極の端子との接触抵抗を
低減したチップネットワーク抵抗器を提供することにあ
る。
して測定器の測定端子と共通電極の端子との接触抵抗を
低減したチップネットワーク抵抗器を提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段及び作用】前記目的を達成
するために、本発明のチップネットワーク抵抗器は、矩
形状基板に共通電極及び複数の個別電極を形成し、各個
別電極と共通電極に跨がる抵抗素子を設け、基板の対向
する端縁に共通電極の一対の端部（端子）と個別電極の
端部（端子）を並設し、これらの電極端子間に電極の端
子を離隔する切欠きを形成したチップネットワーク抵抗
器において、前記矩形状基板の四隅には前記共通電極の
一対の端子と２つの個別電極の端子とを設け、この四隅
の電極端子の基板上面の幅を矩形状基板の角まで延在さ
せることで四隅に位置しない電極端子の幅より広幅と
し、前記切欠きの形状を全て同じ形状にしたことを特徴
とする。
するために、本発明のチップネットワーク抵抗器は、矩
形状基板に共通電極及び複数の個別電極を形成し、各個
別電極と共通電極に跨がる抵抗素子を設け、基板の対向
する端縁に共通電極の一対の端部（端子）と個別電極の
端部（端子）を並設し、これらの電極端子間に電極の端
子を離隔する切欠きを形成したチップネットワーク抵抗
器において、前記矩形状基板の四隅には前記共通電極の
一対の端子と２つの個別電極の端子とを設け、この四隅
の電極端子の基板上面の幅を矩形状基板の角まで延在さ
せることで四隅に位置しない電極端子の幅より広幅と
し、前記切欠きの形状を全て同じ形状にしたことを特徴
とする。
【０００６】この抵抗器によれば、矩形状基板の角を利
用して四隅の電極端子の基板上面の幅を、四隅に位置し
ない他の電極端子の幅より広くすると共に、切欠きの形
状を全て同じ形状にしたので、共通電極の端子が幅広
（面積が大）になり、共通電極の端子と測定器の測定端
子が確実に接触するようになり、接触抵抗が減少し、測
定不良が低減する。又、実装時の認識性が向上しつつ、
実装時の固着力が向上するような電極形状とすることが
できる。
用して四隅の電極端子の基板上面の幅を、四隅に位置し
ない他の電極端子の幅より広くすると共に、切欠きの形
状を全て同じ形状にしたので、共通電極の端子が幅広
（面積が大）になり、共通電極の端子と測定器の測定端
子が確実に接触するようになり、接触抵抗が減少し、測
定不良が低減する。又、実装時の認識性が向上しつつ、
実装時の固着力が向上するような電極形状とすることが
できる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明のチップネットワーク抵抗器を
実施例に基づいて説明する。その一実施例に係る抵抗器
の平面図を図１に、図１の矢印側から見た側面図を図２
に示す。この抵抗器は、図３に示すような等価回路を有
するものである。直角の角を有する矩形状（ここでは長
方形）の基板１の対向する一対の端縁（長手方向の端
縁）に、共通電極（コモンライン）の一端部及び他端部
（端子）Ｔ１，Ｔ６と複数の個別電極の端部（端子）Ｔ
２〜Ｔ５，Ｔ７〜Ｔ１０を設け、各個別電極Ｔ２〜Ｔ
５，Ｔ７〜Ｔ１０と共通電極に跨がる８個の抵抗素子Ｒ
１〜Ｒ８を設け、全ての抵抗素子Ｒ１〜Ｒ８を保護層２
で覆ってある。又、基板１の端縁には、端子Ｔ１〜Ｔ
５，Ｔ６〜Ｔ１０間を離隔する切欠き３が形成され、切
欠き３の形状は全て同じ形状に設定されている。又、基
板１の端縁には、切欠き３によって複数（ここでは１０
個）の凸部が形成され、それら凸部のうち、基板１の四
隅に位置する４個の凸部４は、四隅に位置しない他の６
個の凸部５より広幅に設定されている。
実施例に基づいて説明する。その一実施例に係る抵抗器
の平面図を図１に、図１の矢印側から見た側面図を図２
に示す。この抵抗器は、図３に示すような等価回路を有
するものである。直角の角を有する矩形状（ここでは長
方形）の基板１の対向する一対の端縁（長手方向の端
縁）に、共通電極（コモンライン）の一端部及び他端部
（端子）Ｔ１，Ｔ６と複数の個別電極の端部（端子）Ｔ
２〜Ｔ５，Ｔ７〜Ｔ１０を設け、各個別電極Ｔ２〜Ｔ
５，Ｔ７〜Ｔ１０と共通電極に跨がる８個の抵抗素子Ｒ
１〜Ｒ８を設け、全ての抵抗素子Ｒ１〜Ｒ８を保護層２
で覆ってある。又、基板１の端縁には、端子Ｔ１〜Ｔ
５，Ｔ６〜Ｔ１０間を離隔する切欠き３が形成され、切
欠き３の形状は全て同じ形状に設定されている。又、基
板１の端縁には、切欠き３によって複数（ここでは１０
個）の凸部が形成され、それら凸部のうち、基板１の四
隅に位置する４個の凸部４は、四隅に位置しない他の６
個の凸部５より広幅に設定されている。
【０００８】図１から分かるように、矩形状基板１の四
隅には、共通電極の端子Ｔ１，Ｔ６が対角線上に配置さ
れると共に、個別電極の端子Ｔ５，Ｔ１０が同様に対角
線上に配置されている。共通電極の端子Ｔ１，Ｔ６と個
別電極の端子Ｔ５，Ｔ１０は、それぞれ対応の直角の角
まで基板端縁方向に延在している（円形部分ａ参照）。
これにより、端子Ｔ１，Ｔ６と端子Ｔ５，Ｔ１０の幅
は、端子Ｔ２〜Ｔ４、Ｔ７〜Ｔ９よりも基板端縁方向の
幅が拡張され、表面積が大きくなる。こうすることで、
例えば抵抗素子Ｒ１の抵抗値を測定する場合、測定器の
測定端子が共通電極の端子Ｔ１又はＴ６に確実に接触
し、接触抵抗が小さくなり、共通電極の端子Ｔ１と個別
電極の端子Ｔ１０間、又は共通電極の端子Ｔ６と個別電
極の端子Ｔ１０間のいずれで測定しても、抵抗値が相違
することが殆ど無くなり、測定不良が少なくなる。
隅には、共通電極の端子Ｔ１，Ｔ６が対角線上に配置さ
れると共に、個別電極の端子Ｔ５，Ｔ１０が同様に対角
線上に配置されている。共通電極の端子Ｔ１，Ｔ６と個
別電極の端子Ｔ５，Ｔ１０は、それぞれ対応の直角の角
まで基板端縁方向に延在している（円形部分ａ参照）。
これにより、端子Ｔ１，Ｔ６と端子Ｔ５，Ｔ１０の幅
は、端子Ｔ２〜Ｔ４、Ｔ７〜Ｔ９よりも基板端縁方向の
幅が拡張され、表面積が大きくなる。こうすることで、
例えば抵抗素子Ｒ１の抵抗値を測定する場合、測定器の
測定端子が共通電極の端子Ｔ１又はＴ６に確実に接触
し、接触抵抗が小さくなり、共通電極の端子Ｔ１と個別
電極の端子Ｔ１０間、又は共通電極の端子Ｔ６と個別電
極の端子Ｔ１０間のいずれで測定しても、抵抗値が相違
することが殆ど無くなり、測定不良が少なくなる。
【０００９】なお、上記実施例に示した共通電極の端子
Ｔ１、Ｔ６及び個別電極の端子Ｔ５、Ｔ１０の拡張形状
は、ほんの一例であり、端子Ｔ１、Ｔ６、Ｔ５、Ｔ１０
が基板の角まで延在されて広幅になる限り、図に示す以
外の形状に変更することが可能である。
Ｔ１、Ｔ６及び個別電極の端子Ｔ５、Ｔ１０の拡張形状
は、ほんの一例であり、端子Ｔ１、Ｔ６、Ｔ５、Ｔ１０
が基板の角まで延在されて広幅になる限り、図に示す以
外の形状に変更することが可能である。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のチップネ
ットワーク抵抗器は、矩形状基板の角を利用して四隅の
電極端子の基板上面の幅を、四隅に位置しない他の電極
端子の幅より広くすると共に、切欠きの形状を全て同じ
形状にしたので、共通電極の端子が幅広（面積が大）に
なり、共通電極の端子と測定器の測定端子が確実に接触
するようになり、接触抵抗が減少し、測定不良が低減す
る。又、実装時の認識性が向上しつつ、実装時の固着力
が向上するような電極形状とすることができる。
ットワーク抵抗器は、矩形状基板の角を利用して四隅の
電極端子の基板上面の幅を、四隅に位置しない他の電極
端子の幅より広くすると共に、切欠きの形状を全て同じ
形状にしたので、共通電極の端子が幅広（面積が大）に
なり、共通電極の端子と測定器の測定端子が確実に接触
するようになり、接触抵抗が減少し、測定不良が低減す
る。又、実装時の認識性が向上しつつ、実装時の固着力
が向上するような電極形状とすることができる。
【図１】本発明の一実施例に係る抵抗器の平面図であ
る。
る。
【図２】図１に示す抵抗器を矢印側から見た側面図であ
る。
る。
【図３】図１に示す抵抗器の等価回路図である。
１ 矩形状基板 ３ 切欠き ４，５ 凸部 Ｔ１、Ｔ６ 共通電極の端子 Ｔ２〜Ｔ５ 個別電極の端子 Ｔ７〜Ｔ１０ 個別電極の端子 Ｒ１〜Ｒ８ 抵抗素子
Claims (2)
- 【請求項１】矩形状基板に共通電極及び複数の個別電極
を形成し、各個別電極と共通電極に跨がる抵抗素子を設
け、基板の対向する端縁に共通電極の一対の端部（端
子）と個別電極の端部（端子）を並設し、これらの電極
端子間に電極の端子を離隔する切欠きを形成したチップ
ネットワーク抵抗器において、 前記矩形状基板の四隅には前記共通電極の一対の端子と
２つの個別電極の端子とを設け、この四隅の電極端子の
基板上面の幅を矩形状基板の角まで延在させることで四
隅に位置しない電極端子の幅より広幅とし、前記切欠き
の形状を全て同じ形状にしたことを特徴とするチップネ
ットワーク抵抗器。 - 【請求項２】前記切欠きによって基板の端縁に形成され
る凸部のうち、基板の四隅に位置する凸部の幅が基板の
四隅に位置しない他の凸部の幅より広幅であることを特
徴とする請求項１記載のチップネットワーク抵抗器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4140445A JP2527881B2 (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | チップネットワ―ク抵抗器 |
| US08051091 US5331305B1 (en) | 1992-06-01 | 1993-04-21 | Chip network resistor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4140445A JP2527881B2 (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | チップネットワ―ク抵抗器 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31506995A Division JPH08213219A (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | チップネットワーク抵抗器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05335117A JPH05335117A (ja) | 1993-12-17 |
| JP2527881B2 true JP2527881B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=15268800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4140445A Expired - Fee Related JP2527881B2 (ja) | 1992-06-01 | 1992-06-01 | チップネットワ―ク抵抗器 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5331305B1 (ja) |
| JP (1) | JP2527881B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2666046B2 (ja) * | 1995-01-06 | 1997-10-22 | ローム株式会社 | チップ型複合電子部品 |
| US5850171A (en) * | 1996-08-05 | 1998-12-15 | Cyntec Company | Process for manufacturing resistor-networks with higher circuit density, smaller input/output pitches, and lower precision tolerance |
| US6577225B1 (en) | 2002-04-30 | 2003-06-10 | Cts Corporation | Array resistor network |
| KR101340512B1 (ko) * | 2006-12-01 | 2013-12-12 | 삼성디스플레이 주식회사 | 반도체 칩 패키지 및 이를 포함하는 인쇄 회로 기판어셈블리 |
| US8179226B2 (en) | 2009-09-04 | 2012-05-15 | Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. | Array type chip resistor |
| KR20180057831A (ko) * | 2016-11-23 | 2018-05-31 | 삼성전기주식회사 | 저항 소자 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6025336A (ja) * | 1983-07-21 | 1985-02-08 | Hitachi Ltd | キャリヤリレー装置 |
| JPS61142402U (ja) * | 1985-02-23 | 1986-09-03 | ||
| US4829553A (en) * | 1988-01-19 | 1989-05-09 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Chip type component |
| JP3092006U (ja) * | 2002-08-08 | 2003-02-28 | 株式会社ジェイ クラフト | 殺虫装置 |
-
1992
- 1992-06-01 JP JP4140445A patent/JP2527881B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-04-21 US US08051091 patent/US5331305B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5331305A (en) | 1994-07-19 |
| US5331305B1 (en) | 1996-10-15 |
| JPH05335117A (ja) | 1993-12-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080614 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110614 Year of fee payment: 15 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |