JPH0614457Y2 - チップ型コンデンサネットワーク - Google Patents

チップ型コンデンサネットワーク

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JPH0614457Y2
JPH0614457Y2 JP5705588U JP5705588U JPH0614457Y2 JP H0614457 Y2 JPH0614457 Y2 JP H0614457Y2 JP 5705588 U JP5705588 U JP 5705588U JP 5705588 U JP5705588 U JP 5705588U JP H0614457 Y2 JPH0614457 Y2 JP H0614457Y2
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JP
Japan
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dielectric block
capacitor network
type capacitor
electrode
chip
Prior art date
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JP5705588U
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JPH01161322U (ja
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潔 中川
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はチップ型コンデンサネットワークに関し、特
に1つの素子の中に複数のコンデンサが形成された、チ
ップ型コンデンサネットワークに関する。
(従来技術) 第4図はこの考案の背景となる従来のチップ型コンデン
サネットワークの一例を示す斜視図である。このチップ
型コンデンサネットワーク1は誘電体ブロック2を含
む。この誘電体ブロック2には、幅方向の両端に複数の
突部3が形成される。さらに、誘電体ブロック2の内部
には、第5図に示すように、第1の内部電極4が形成さ
れる。また、誘電体ブロック2の内部には、第1の内部
電極4と対向するように複数の第2の内部電極5が形成
される。これらの第1の内部電極4および第2の内部電
極5は、誘電体ブロック2の底面と平行になるように配
置される。
誘電体ブロック2の突部3には、第1の外部電極6およ
び第2の外部電極7が形成される。そして、第1の外部
電極6には第1の内部電極4が電気的に接続され、第2
の外部電極7には第2の内部電極5が電気的に接続され
る。このように、第1の内部電極4と複数の第2の内部
電極5とが誘電体を介して対向するように配置されてい
るため、第1の外部電極6と第2の外部電極7間にコン
デンサが形成される。
このようなチップ型コンデンサネットワーク1を使用す
る場合、たとえばプリント基板上に誘電体ブロック2の
底面が接触するように載置される。そして、第1の外部
電極6および第2の外部電極7とプリント基板のパター
ン電極とが、たとえばはんだ付けなどによって接続され
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このようなチップ型コンデンサネットワ
ークでは、プリント基板上に実装したとき、第1の内部
電極および第2の内部電極がプリント基板のパターン電
極と平行に配置されるため、これらの内部電極とパター
ン電極との間に浮遊容量が発生してしまう。
さらに、このようなチップ型コンデンサネットワークを
プリント基板上に自動装着する場合、誘電体ブロックの
長手方向の両端をチャックなどでつかまなければなら
ず、そのためチップ型コンデンサネットワークが破損し
やすい。
それゆえに、この考案の主たる目的は、プリント基板な
どに実装したとき浮遊容量が発生せず、さらにプリント
基板などに簡単に自動装着することができる、チップ型
コンデンサネットワークを提供することである。
(問題点を解決するための手段) この考案は、複数の脚部を有する誘電体ブロックと、誘
電体ブロックの内部に形成され、脚部の底面と直角方向
に配置される第1の内部電極と、誘電体ブロックの内部
に第1の内部電極と対向するように形成され、脚部の底
面と直角方向に配置される複数の第2の内部電極と、脚
部のうちの1つの底面に形成され、第1の内部電極と電
気的に接続される第1の外部電極と、第1の外部電極の
形成されていない脚部の底面に形成され、第2の内部電
極と電気的に接続される複数の第2の外部電極とを含
み、誘電体ブロックの幅と厚みとがほぼ同じ寸法に形成
された、チップ型コンデンサネットワークである。
(作用) チップ型コンデンサネットワークをプリント基板に実装
したとき、第1の内部電極および第2の内部電極とプリ
ント基板のパターン電極とが直角方向に配置される。
(考案の効果) この考案によれば、チップ型コンデンサネットワークを
プリント基板などに実装したとき、内部電極とパターン
電極との間に浮遊容量が発生しない。
さらに、誘電体ブロックの幅方向の両端をチャックなど
でつかむことができるため、チップ型コンデンサネット
ワークが破損しにくい。この点から、チップ型コンデン
サネットワークをプリント基板などに自動装着すること
が簡単である。
この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図である。この
チップ型コンデンサネットワーク10は誘電体ブロック
12を含む。誘電体ブロック12は、たとえばセラミッ
クなどの誘電体材料で形成される。この誘電体ブロック
12の下面には、複数の脚部14が形成される。さら
に、この誘電体ブロック12の長手方向の一端には突出
部16が形成される。この突出部16が形成されること
によって、誘電体ブロック12に方向性が生じる。
誘電体ブロック12の内部には、第1の内部電極18が
形成される。第1の内部電極18は、第2図に示すよう
に、誘電体ブロック12の底面と直角方向に配置するよ
うに形成される。この第1の内部電極18は、誘電体ブ
ロック12の長手方向の一端から他端まで延びるように
形成される。そして、この第1の内部電極18の一端
は、誘電体ブロック12の突出部16の形成されていな
い側の脚部14aの底面に露出するように形成される。
さらに、誘電体ブロック12の内部には、複数の第2の
内部電極20が形成される。これらの第2の内部電極2
0は、第1の内部電極18と間隔を隔てて対向するよう
に形成される。したがって、これらの第2の内部電極2
0も誘電体ブロック12の底面と直角方向に配置され
る。そして、第2の内部電極20の一端は、誘電体ブロ
ック12の脚部14aを除く脚部14bの底面に露出す
るように形成される。
第1の内部電極18の露出した脚部14aの底面には、
第1の外部電極22が形成される。この第1の外部電極
22と第1の内部電極18とは電気的に接続されてい
る。さらに、第2の内部電極20の露出した脚部14b
の底面には、第2の外部電極24が形成される。こられ
の第2の外部電極24と第2の内部電極20とは電気的
に接続されている。
したがって、第1の外部電極22と第2の外部電極24
との間には、第3図に示すように、複数のコンデンサが
形成される。
このようなチップ型コンデンサネットワーク10をプリ
ント基板に実装する場合、第1の外部電極22および第
2の外部電極24がプリント基板のパターン電極に接触
するように、チップ型コンデンサネットワーク10がプ
リント基板上に載置される。そして、第1の外部電極2
2および第2の外部電極24とプリント基板のパターン
電極とがたとえばはんだ付けなどによって接続される。
このようなチップ型コンデンサネットワーク10では、
第1の内部電極18および第2の内部電極20とプリン
ト基板のパターン電極とが直角方向に配置されるため、
これらの電極間に浮遊容量が発生しない。
さらに、このチップ型コンデンサネットワーク10をチ
ャックなどでつかむ場合、誘電体ブロック12の幅方向
の両端をつかむことができる。したがって、誘電体ブロ
ック12の長手方向の両端をつかむ場合に比べて、チッ
プ型コンデンサネットワーク10が破損されにくい。ま
た、このチップ型コンデンサネットワーク10では、突
出部16によって誘電体ブロック12の長手方向の両端
の形状が異なるため、方向性が生じる。したがって、第
1の外部電極22と第2の外部電極24とを簡単に判別
することができる。これらの点から、自動化機械を用い
てこのチップ型コンデンサネットワーク10をプリント
基板に自動装着することが簡単である。
なお、誘電体ブロック12は、その幅と厚みとがほぼ同
じ寸法になるように形成される。このように、誘電体ブ
ロック12の幅を大きくすることによって、チップ型コ
ンデンサネットワーク10をプリント基板に載置すると
き、その安定性をよくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図である。 第2図は第1図に示すチップ型コンデンサネットワーク
を正面からみた状態を示す図解図である。 第3図は第1図に示すチップ型コンデンサネットワーク
の等価回路図である。 第4図はこの考案の背景となる従来のチップ型コンデン
サネットワークの斜視図である。 第5図は第4図に示す従来のチップ型コンデンサネット
ワークを上面からみた状態を示す図解図である。 図において、10はチップ型コンデンサネットワーク、
12は誘電体ブロック、14は脚部、16は突出部、1
8は第1の内部電極、20は第2の内部電極、22は第
1の外部電極、24は第2の外部電極を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の脚部を有する誘電体ブロック、 前記誘電体ブロックの内部に形成され、前記脚部の底面
    と直角方向に配置される第1の内部電極、 前記誘電体ブロックの内部に前記第1の内部電極と対向
    するように形成され、前記脚部の底面と直角方向に配置
    される複数の第2の内部電極、 前記脚部のうちの1つの底面に形成され、前記第1の内
    部電極と電気的に接続される第1の外部電極、および 前記第1の外部電極の形成されていない前記脚部の底面
    に形成され、前記第2の内部電極と電気的に接続される
    複数の第2の外部電極を含み、 前記誘電体ブロックの幅と厚みとがほぼ同じ寸法に形成
    された、チップ型コンデンサネットワーク。
JP5705588U 1988-04-27 1988-04-27 チップ型コンデンサネットワーク Expired - Lifetime JPH0614457Y2 (ja)

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JP5705588U JPH0614457Y2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27 チップ型コンデンサネットワーク

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JP5705588U JPH0614457Y2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27 チップ型コンデンサネットワーク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01161322U JPH01161322U (ja) 1989-11-09
JPH0614457Y2 true JPH0614457Y2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=31282911

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