JPH08213058A - 充電器 - Google Patents

充電器

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JPH08213058A
JPH08213058A JP24071395A JP24071395A JPH08213058A JP H08213058 A JPH08213058 A JP H08213058A JP 24071395 A JP24071395 A JP 24071395A JP 24071395 A JP24071395 A JP 24071395A JP H08213058 A JPH08213058 A JP H08213058A
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case
battery
grounding
battery case
hole
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Yoshihiro Nakazawa
祥浩 中澤
Hiroyuki Suzuki
博之 鈴木
Kenji Tamaki
健二 玉木
Hiroaki Iguchi
博明 井口
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Honda Motor Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/0042Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries characterised by the mechanical construction

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 充電器の防水性を高める。 【解決手段】 インナーケース216をその底部230
よりも広い接地部材220へ取付け、かつインナーケー
ス216の底部230及び接地部材の底部240へ、そ
れぞれ位置をずらせた水抜き穴232、242、250
を設け、ラビリンス構造の水通路を形成する。接地部材
220の四隅には側方へ広がり、かつ底部240よりも
下方へ突出する接地脚244を設ける。接地脚244は
底部240を地面246から高さHだけ上方へ持ち上
げ、地面246による水抜き穴242、250の閉塞を
防止して排水を確保するとともに、接地幅を底部230
よりも広げて転倒しにくくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はモータ付自転車の
ような電動車両等のバッテリに好適な充電器に関する。
【0002】
【従来の技術】実開平4−131861号には、ケース
内に上方へ開口する充電端子の差し込み口を有底筒状に
設け、その底部に水抜き穴を設けるとともに、底部の下
方に漏斗状の排水筒を設け、この排水筒の上端部へ底部
外周を嵌合し、下端部をケース底部へ開口する排水口へ
接続させることにより、差し込み口へ入った水をケース
底部から排水するようにしたものが示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構造の場合、排水
口が接地面であるケース底面と面一であるため、接地時
に塞がってケース内に水が滞ることがあるので、接地し
たときでも常時速やかに排水できる構造が望まれてい
る。
【0004】また、充電器が横倒になったときに水がか
かると、排水口からケース内へ水が侵入して滞ってしま
うことがあるので、横倒れしにくくすることも望まれて
いる。
【0005】さらに、ケースの合せ部やコード引き出し
口に設けられるグロメット部分からも水を侵入しにくく
するとともに、仮にこれらから水が侵入しても、この水
を内部の電気構成部品まで到達しにくくし、かつ速に排
出できるようにすることも望まれている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明に係る充電器は、ケースと、このケースに
覆われた電気構成部品を備えた充電器において、ケース
は、電気構成部品を収容するインナーケースと、少なく
ともその開口部を覆うアウターケースと、インナーケー
スを下方から支持してケースの接地部をなす接地部材と
を備え、接地部材はインナーケースの底面よりも広い接
地幅を有するするとともに、インナーケースと接地部材
の双方に水抜き穴を設け、接地部材側の水抜き穴を接地
点よりも上方に位置させたことを特徴とする。
【0007】このとき、ケース上に充電池を乗せて支持
するため、充電池の底部を嵌合する位置決め凹部をケー
ス上面に形成することもできる。なお、この場合におけ
る充電池とは、単体のみならず充電池をバッテリケース
内へ収容する形式の場合はバッテリーケースも含むもの
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図7は本願発明に係る充
電器により充電されるバッテリケースを備えた補助動力
付自転車の構造を示す。図1は全体の側面図であり、前
輪2と後輪4の間に側面視V字状の前部フレーム6を備
えている。前部フレーム6はヘッドパイプ8から斜め下
がりに後方へ直線状に延びるメインフレーム10と、下
方へ向かって湾曲する中間部12及び略垂直に上下方向
へ延びるシートフレーム14を有する。
【0009】ヘッドパイプ8には前輪2を下端部に支持
するフロントフォーク16と、上端部にハンドル18が
取付けられたステアリングポスト19がそれぞれ回動自
在に支持されている。メインフレーム10上には後述す
るバッテリを収容するバッテリケース20がメインフレ
ーム10と略同じ長さをなし、前側固定部22と雄型コ
ネクタであるモータ側コネクタ26の間で着脱自在に取
付けられている。符号24はロック装置である。
【0010】中間部12にはハンガープレート28を介
して補助動力装置30が支持されている。補助動力装置
30に前端が取付けられたリヤフォーク32は略水平に
後方へ延び、その後端部は、シートフレーム14の上端
部から斜め下がり下方へ延びる左右一対のリヤステー3
4の後端部と一緒にブラケット36へ結合されて後部フ
レーム37をなしている。このブラケット36で後輪4
の後輪車軸5及び被動スプロケット38を回転自在に支
持している。
【0011】シートフレーム14の上端部にはシートポ
スト40を介してサドルシート42が支持されている。
前部フレーム6及び補助動力装置30の周囲は車体カバ
ー44で覆われている。この車体カバー44は左右に分
割され、前部は前側固定部22とバッテリケース20の
前部を覆い、かつ斜面壁45と一致するようになってい
る。
【0012】バッテリケース20の後端部においては、
後部側面には後方へ斜め上がりの、ロック装置を覆う車
体カバー44の中央部に設けられた斜面壁46が形成さ
れ、シートフレーム14の前方部分は開口部が形成さ
れ、前面パネル48で塞がれている。
【0013】補助動力装置30は、コントロールユニッ
ト50とモータ52及びミッション54を備える。ミッ
ション54の出力軸であるクランク軸56は駆動スプロ
ケット58と一体に回動し、チェーン59を介して後輪
4の被動スプロケット38を回転するようになってい
る。
【0014】クランク軸56にはペダル57が取付けら
れ、足踏みで人力駆動するようになっている。このとき
モータ52はバッテリケース20内のバッテリから供給
される電力で回転して補助動力をなす。コントロールユ
ニット50は、ペダル57からのトルクと駆動スプロケ
ット58の回転数とに基づいてモータ52の回転を制御
する。
【0015】図2は車体カバー44を取り外した状態の
前部フレーム6部分を示す側面図、図3は図2の3−3
線断面図、図4はバッテリケース20の一部破断側面
図、図5はバッテリケース20の前部側取付け構造を示
す図、図6はバッテリケース20の前部側取付構造の要
部を下方側(図2の矢示Z方向)から示す図、図7はバ
ッテリケース20の後部側取付構造を示す図である。
【0016】図2に明らかなように、前側固定部22は
メインフレーム10の前端部に設けられ、モータ側コネ
クタ26は中間部12の近傍へ設けられている。バッテ
リケース20は後端部をモータ側コネクタ26へ嵌合し
た状態で前端部をロック装置で施錠した実線Aで示す取
付位置と、ロック装置を解錠して前端部を持ち上げた仮
想線Bで示すポップアップ位置をとることができる。
【0017】仮想線Cで示す位置はメインフレーム10
の長さ方向と略垂直方向(X矢示方向)へ取り外した状
態(又は取付前の状態)におけるものである。なお、バ
ッテリケース20は取付位置Aとポップアップ位置B間
の変化時にはメインフレーム10の長さ方向(Y矢示方
向)へ略沿ってスライド可能である。
【0018】図3に明らかなように、バッテリケース2
0は上下方向へ2分割されている上部ケース60と下部
ケース62からなるプラスチック製の部材であり、両者
の会わせ部64は互い違いに重なり合う段部をなし、こ
れによってラビリンス構造を形成して水の進入を防止し
ている。
【0019】バッテリケース20内には、バッテリパッ
ク66が収容され、上部は上部ケース60の内面に下方
へ突出形成されてリブ68に取付けられた溝ゴム70の
当接により、下部はバッテリパック66の底部と下部ケ
ース62の底部72間に介装された板状クッションゴム
74によりそれぞれ防振支持されている。
【0020】図3中の符号76はリミットスイッチであ
り、車体カバー44の内側面に取付けられ、上部から下
方へ延びる板バネ78がバッテリケース20を車体カバ
ー44上へ取付けたとき、下部ケース62の底部72に
下方へ突出形成された突起部73が押すことによりオン
し、後述のポップアップ位置のときオフするようになっ
ている。
【0021】図4に明らかなように、バッテリケース2
0の上部ケース60と下部ケース62は、側部前半側に
おいて下部ケース62から上方へ突出する係合爪80で
係合し、後半側においてタッピングスクリュウ82で締
結することによって、両者が分離可能に一体化されてい
る。下部ケース62の底部前半側にはゴムクッション材
84がメインフレーム10側との取付時に介装される。
【0022】バッテリケース20の前端部にはハンドル
86が回動自在に取付けられ、かつ側面には斜めの段差
部88が形成され、前側固定部22を覆う車体カバー4
4の前端部に設けられた斜面壁45と一致するようにな
っている(図1)。前面90の下部は後方へ食い込む切
り欠き状の押し圧段部92となっている。
【0023】バッテリケース20の後端部においては、
後部側面には後方へ斜め上がりの後部斜面94が形成さ
れ、ロック装置を覆う車体カバー44の後端部に設けら
れた斜面壁46と一致するようになっている(図1)。
また、上部ケース60の背面96は後部斜面94と逆に
傾斜する斜面に形成されている。
【0024】さらにバッテリケース20の後端部にはビ
ス98等によって雌型コネクタであるバッテリ側コネク
タ100が取付けられている。バッテリ側コネクタ10
0の背面102は後述するモータ側コネクタの突当面を
なし、その中央部には側面視略三角形状の位置決め用の
係合突起104が突出している。バッテリ側コネクタ1
00の底部後端部は後方上がりに傾斜するガイド斜面1
06をなしている。
【0025】バッテリパック66は多数の単位電池11
0を直列に接続して2段に並べ周囲を熱収縮チューブ1
11で一パック化した組バッテリである。単位電池11
0はNi−Cd型等適宜形式の充電式である。
【0026】隣り合う単位電池110はそれぞれを導板
112で直列に接続し、ヒューズ114を介して後述す
るバッテリ側コネクタ100の放電用端子へ接続してい
る。図中の符号116は温度検出用サーミスタ、117
はその導線、118は充電端子である。
【0027】この充電端子118は逆流防止用ダイオー
ドを内蔵し下部ケース62の後部側面に取付けられてい
る。また、放電用端子と別に設けられているため、バッ
テリケース20を搭載状態にしたままでも、又は取り外
した状態であっても、いずれの状態でも充電可能であ
る。
【0028】図5はバッテリケース20に対する前側固
定部22の詳細構造を示す。前側固定部22はロック装
置24とポップアップ機構を備えている。ロック装置2
4はヘッドパイプ8とメインフレーム10の前端部間に
設けられたは断面略L字状に屈曲する前部ブラケット1
20の上下方向に延びる立壁部122に取付けられてい
る。
【0029】このロック装置24はキー124(図6)
により、電源のオン・オフを行うメインスイッチ機能と
ともに、ロックピン126を前面90に形成されたロッ
ク穴128へ出入してバッテリケース20の施錠又は解
錠を行うコンビネーションスイッチになっている。
【0030】ロック装置24のキーポジションは、オン
位置のとき、ロックピン126が施錠状態でキー124
の抜き取りが不能かつバッテリパック66からモータ5
2へ通電状態となり、オフ位置のとき通電を停止してキ
ー124の抜き取りが可能になるがロックピン126は
施錠状態のままである。このオフ位置からキー124を
押し回しによってロック位置にすると、ロックピン12
6が解錠されてバッテリケース20を取り外し可能にな
る。
【0031】なお、前面90の内側にはビス130によ
ってロックプレート132が取付けられて前面90の補
強となっており、これにはロック穴128と一致する開
口部134を設けてある。またその下端部は押し圧段部
92まで延びて露出する段部をなし、前後方向の解錠時
押当面136及び施錠時押当面138をなしている。
【0032】ポップアップ機構はロック装置24下方の
立壁部122へ設けられたステー140、これにスライ
ド軸142を介して支持された揺動アーム144、この
揺動アーム144を反時計回り方向へ回動付勢するテン
ションスプリング146(図2)を備えている。
【0033】図6に明らかなように、ステー140は車
幅方向へ間隔を持って前方へ突出するように対をなして
設けられ、それぞれに前後方向へ長く延びる長穴148
が形成され、スライド軸142を前後方向移動可能にし
ている。一方、揺動アーム144は平面視略コ字状をな
し、左右一対の偏平部150は各ステー140の外側へ
重ねられている。
【0034】スライド軸142は左右のステー140の
長穴148を通って左右の偏平部150間を横断する方
向へ延び、揺動アーム144をステー140に対して前
後方向移動自在かつスライド軸142の回りへ揺動自在
に連結している。
【0035】揺動アーム144のうち車幅方向へ延びて
左右の偏平部150を連結する部分は押当部152をな
し、ロックプレート132の解錠時押当面136又は施
錠時押当面138へ押当可能になっているる。
【0036】テンションスプリング146はメインフレ
ーム10の左右側面へ長さ方向に沿わせて設けた一対の
コイルスプリングであり、偏平部150の前端部に下方
へ突出形成された取付突部154(図2)へ前側取付部
156を係止し、後側取付部157をメインフレーム1
0の側面へ突出された突部158へ係止している。
【0037】テンションスプリング146は揺動アーム
144を常時後方へ引くように付勢し、かつ押当部15
2を反時計回り方向へ回動付勢している。したがって仮
想線Bで示すポップアップ位置のときは、揺動アーム1
44が後方へ引かれてスライド軸142が長穴148の
後端部へ移動し、押当部152が解錠時押当面136を
押して上方へ持ち上げるため、テンションスプリング1
46の引っ張り力はほとんどが押し上げ力F1として作
用する。
【0038】また、実線Aで示すバッテリケース20の
取付状態時は、解錠時押当面136が押当部152を下
方へ時計回り方向に押し下げるため、揺動アーム144
はメインフレーム10の長さ方向と略平行になり、押当
部152が施錠時押当面138によって揺動アーム14
4に抗して前方へ押され、スライド軸142が長穴14
8の前端部へ移動する。
【0039】このため、テンションスプリング146の
反力は押当部152が解錠時押当面136及び施錠時押
当面138を押す力となる。但し、押当部152が施錠
時押当面138を後方へ押す力F2が解錠時押当面13
6を押し上げる力F3よりも著しく大きくなる。この押
し上げ力F3はロック装置24を解除したときバッテリ
ケース20の前部をポップアップするに足る程度の大き
さである。
【0040】さらに、ポップアップ位置ではスライド軸
142が長穴148の後端部まで移動するとともに、押
当部152が反時計回り方向へ回動して当接する解錠時
押当面136を押し上げる。
【0041】図2、5中の符号121及び159は、そ
れぞれ前部ブラケット120の上部に設けられた車体カ
バー44の取付用ステー及びロック装置24のオン位置
及びバッテリ残量等を示すインジケータである。
【0042】図2に明らかなように、バッテリケース2
0の後部に設けられているバッテリ側コネクタ100を
嵌合するモータ側コネクタ26はメインフレーム10の
中間部12近傍に設けられ、図7に明らかなように、上
方取付部160は開閉部48の下端部前面中央部49と
重ねられてビス162とナット164で取付けられてい
る。
【0043】なお、下端部前面中央部49の傾斜と背面
96の傾斜はバッテリケース20の取付時に若干の隙間
を設けて一致するようになっている。モータ側コネクタ
26の下方取付部166も図示しないビスなどの取付手
段で車体カバー44へ取付けられている。
【0044】モータ側コネクタ26の背面168の内面
側にはバッテリ側コネクタ100の取付時に背面102
が当接することでバッテリ長手方向を位置決めする当接
面170が形成され、位置決めの係合突起104と対応
する位置にはこれが嵌合する係合凹部172を有する突
部172cが設けられ、ガイド斜面106と対応する位
置にはほぼ同一傾斜のガイド面174が形成されてい
る。
【0045】係合凹部172は係合突起104よりも大
きく形成されている。バッテリケース20の取付時に係
合凹部172の頂面172aに係合突起104の頂部1
04aが当接し、バッテリケース20の上下方向におけ
る位置決めをなすようになっている。
【0046】係合凹部172と係合突起104の各下側
の傾斜面172bと104bはそれぞれ同程度の傾斜を
なすが、両者間にある程度の間隙が形成されるようにな
っている。
【0047】当接面170の左右にはピン形状をなす一
対のモータ用端子176が設けられ、先端部178側は
バッテリケース20の内方へ突出している。後端部18
0は背面168から外部へ出てコード182と接続して
いる。このコード182はコントロールユニット50へ
接続されている。
【0048】モータ側コネクタ26の左右にはバッテリ
側コネクタ100が嵌合する一対の側壁部184が形成
されている。側壁部184の前縁部186はバッテリケ
ース20の斜面壁46と若干の隙間を設けて一致するよ
うになっている(図2)。
【0049】図7に明らかなように、バッテリ側コネク
タ100の上部190は上部ケース60の内側へ入り、
突起190aで上部ケース60と位置決めされている。
下部192は下部ケース62の背面壁63(図4)の外
側からビス99で取付られている。下部192の後部は
中央部分が背面壁63(図4)の中央部から外部後方へ
突出する突出部193をなし、ここに背面102、係合
突起104が形成され、さらにモータ用端子176と対
応する位置に端子出入穴194が形成されている。
【0050】端子出入穴194は下部192の下部ケー
ス62側部分に形成されている凹部195に連通し、モ
ータ用端子176の長さはバッテリケース20の取付時
に先端部178が端子出入穴194を通って凹部195
の内部へ突出できる程度になっている。凹部195内に
は板バネ状の放電用端子196が上下方向へ長く配設さ
れ、上端部に形成されコ字状部197で上部190に予
め取付固定されているナット191へネジ止めされ、バ
ッテリパック66へ電気的に接続されている。
【0051】凹部195はモータ用端子176が左右一
対であるため、これに対応して隔壁199を挟んで左右
一対に形成されている。隔壁199には上下方向の溝が
形成され、ここに左右のモータ用端子176間を隔てる
ために突出しているガイド突起179が差し込まれるよ
うになっている。
【0052】下端部の自由端198は仮想線で示すよう
に端子出入穴194の凹部195に臨む出口部に被さる
ようになっており、バッテリケース20の取付時にモー
タ用端子176の先端部178が端子出入穴194を通
って凹部195内へ突出すると、実線で示すように先端
部178で前方へ押されて弾性変形し、高い接点圧で先
端部178と自由端198が接触するようになってい
る。
【0053】なお、図2におけるバッテリケース20の
取付位置(実線A)及びポップアップ位置(仮想線B)
のときはいずれも先端部178が端子出入穴194に嵌
合して自由端198と接触する導通可能状態になる。そ
こでポップアップ位置のときはリミットスイッチ76が
オフとなって自由端198から先端部178への通電を
カットし、取付状態時のみリミットスイッチ76がオン
になって通電するようになっている。
【0054】また、モータ側コネクタ26とバッテリケ
ース20後部側との結合及び分離は、バッテリケース2
0を図2のY矢示方向へスライドさせてバッテリ側コネ
クタ100の放電用端子196に対してモータ用端子1
76を出入させ、同時にモータ側コネクタ26の係合凹
部172に対してバッテリ側コネクタ100の係合突起
104を出入させることによって行う。このときのバッ
テリケース20のY矢示方向におけるストローク量はス
ライド軸142のストロークでまかなわれる。
【0055】図8乃至図12は充電端子118へ接続さ
れる別置の充電器200に関する図であり、図8は全体
構造を示し(本体部202は図9の8−8線に沿う断面
になっている)、図9は本体部202の平面図、図10
は同底面図、図11はグロメット取付部分の拡大断面
図、図12は図9の12−12線に沿う断面図である。
【0056】図8に示すように、充電器200は本体部
202、家庭用100V電源等へ接地される電源プラグ
204、充電端子118へ接続されるカプラー206、
コード208、グロメット210、212を備える。
【0057】本体部202は、アウターケース214と
インナーケース216からなる上下2つ割りをなし、こ
の中へアンプ等の電気構成部品218が収容され、イン
ナーケース216の下部を支持する接地部材220とと
もに充電器200のケースを構成している。
【0058】アウターケース214とインナーケース2
16はそれぞれに一体形成されたボス222と224並
びに接地部材220に一体形成されたボス226を同軸
上に並べて底面側からタッピングスクリュー228で三
者を共締めすることにより、一体化されている。
【0059】インナーケース216の底部230には、
ケース側の底部水抜き穴232が長さ方向及び、幅方向
へそれぞれ間隔をもって計4個形成されている。各底部
230の周囲には外方へ向って突出するフランジ234
が形成されている。
【0060】一方、接地部材220は、インナーケース
216を遊嵌できる大きさの嵌合凹部236を形成する
周壁238を有し、嵌合凹部236の底部240はイン
ナーケース216の底部230より若干広い程度であっ
て、その中央部には幅方向へ間隔をもって形成された一
対をなす接地部材側の底部水抜き穴242が形成されて
いる。
【0061】周壁238は上部で外方へ折り返される二
重壁形状をなし、外側は下方へ向かって裾広がり状に延
び、その四隅部の下端は底部240よりも下方へ突出す
る接地脚部244をなし、接地時に底部240を地面2
46から高さHだけ上方へ離すようになっている。
【0062】周壁238の上縁部は嵌合したインナーケ
ース216との間にスリットSを形成するようになって
おり、かつグロメット210、212をよけるための凹
部248が隙間を設けて形成されている。
【0063】さらに、底部240の四隅部には、接地部
材側コーナー部の水抜き穴250が形成されている。こ
の穴は接地脚部244の付け根近くまで周壁238を底
部240側から切り込まれて形成されている。
【0064】図11に示すように、ケース内のグロメッ
ト210近傍には、アウターケース214及びインナー
ケース216の内側には各外壁214a及び216aと
略平行して内壁214b、252が二重壁状をなして一
体に形成され、これら外壁214a、216aと、内壁
214b、252でグロメット取付部を形成している。
【0065】グロメット210は外方延出部254と大
径部256及び内方延出部258を備え、大径部256
は各外壁214a及び216aと内壁214b、252
の間に挟まれ、かつ、外方延出部254と内方延出部2
58はそれぞれ外壁214a、216a及び内壁214
b、252の各上下合せ部で挟まれることにより、コー
ド208の引き出し口を防水している。
【0066】なお、凹部248には、嵌合された外方延
出部254との間に若干の間隙249が形成され、周壁
238とインナーケース216の間のスリットS(図1
2参照)と連通するようになっている。さらに、大径部
256の下部側には下方へ開放された溝又は穴からなる
排水部260が形成され、内外壁216a、252及び
底部240で囲まれた排水空間262へ連通している。
【0067】また、内壁252の上部で内方延出部25
8を挟む部分には、排水空間262と内壁214b、2
52よりも内側の電気部品配設空間264との連通部2
66が形成されている。
【0068】排水空間262下方の底部240にはグロ
メット部水抜き穴268が開口形成されている。このグ
ロメット部水抜き穴268の位置は、水抜き穴250に
対して幅方向並びに長さ方向へずれている。
【0069】なお、図8、11、12の各水抜き穴25
0は、周囲の他の部分と断面位置を変えて示してある。
図12の接地部材側の底部水抜き穴242も同様であ
る。また、グロメット212は同210と同様構造にな
っているので説明を省略する。
【0070】次に、本実施の形態における作用を説明す
る。図11においてアウターケース214の外表面及び
コード208を伝わってグロメット210へ到達した水
は、まずその多くがインナーケース216と周壁238
とのスリットS並びに間隙249から矢示aのように嵌
合凹部236内へ滴下する。
【0071】このとき一部の水がグロメット210と外
方延出部254の間又は外方延出部254と外壁214
a及び外壁216aの間から侵入しても、まず矢示bの
ように排水部260を通って排水空間262内へ落ち、
さらにグロメット部水抜き穴268から嵌合凹部236
へ抜ける。
【0072】残る僅かな水が矢示dのように大径部25
6部分を通過できても、その一部は連通部266から矢
示eのように排水部260へ戻り、残りは矢示fのよう
に底部240上を中央へ向い、ケース側の底部水抜き穴
232から矢示gのように嵌合凹部236へ抜ける。
【0073】一方、図12に示すように、アウターケー
ス214とインナーケース216の合せ部から電気部品
配設空間264へ侵入した水は、矢示j、kの経路を通
って嵌合凹部236へ抜け、以降図11と同様に接地部
材220外へ排出される。
【0074】ゆえに、まず、ケースと接地部材220と
の間にスリットSを形成することにより、ケースの周囲
に水が滞らず、速に接地部材220の嵌合凹部236内
へ落ちるので、アウターケース214とインナーケース
216の合せ部及びグロメット210とグロメット21
2のシール部から内部へ水が侵入しにくくなる。
【0075】さらに、仮にコード208又はグロメット
210もしくはグロメット212を伝わってケース内へ
水が入っても、グロメット取付部を水抜き内壁214
b、252を設けて二重壁構造にし、そのうえグロメッ
ト210の排水部260及び底部240のグロメット部
水抜き穴268を設けることにより速に嵌合凹部236
へ排水空間262から水を排出させるので、水抜き穴2
18が設けられている電気部品配設空間264内へ水を
入りにくくできる。
【0076】仮に一部の水が電気部品配設空間264内
へ入っても、ケース側の底部水抜き穴232から嵌合凹
部236へ抜けることができ、ケース側の底部水抜き穴
232は接地部材220から十分な間隙を有し、排水上
問題がない。
【0077】このとき、接地部材220は、接地脚部2
44によって地面246からHだけ高くなっているの
で、接地部材側の底部水抜き穴242及びコーナー部水
抜き穴250は地面246で塞がれず、接地時において
も常時速かな排水を可能にする。
【0078】さらに、接地部材220でケースを支持す
ることにより、各接地脚部244の間隔がインナーケー
ス216の底部240よりも広い接地幅になるので、使
用時に充電器200が倒れにくくなり、使用状態を安定
にできる。
【0079】また、仮に倒れても、ケース側の水抜き穴
(232、268)と接地部材側の水抜き穴(242、
250)はそれぞれ位置がずれることによりラビリンス
構造をなすので、接地部材側の底部水抜き穴242又は
水抜き穴250から嵌合凹部236へ水が侵入しても、
ここからさらに電気部品配設空間264内へは侵入しに
くくなる。
【0080】しかも、ケース側の底部水抜き穴232に
はフランジ234を立ててあり、かつ、グロメット部水
抜き穴268は内壁214b、252によって電気部品
配設空間264と隔てられているから、なおさら電気部
品配設空間264内への水の侵入を防止できる。
【0081】なお、本願発明は前記実施の形態に限定さ
れず種々の変形が可能であり、例えば用途の対象となる
バッテリは家電用品など適宜可能である。
【0082】図13乃至図19に別の充電器に関する実
施の形態を示す。図13は充電器の外観側面図、図14
はその平面図、図15は図13の15−15線断面図、
図16は図14の16−16線断面図、図17は同17
−17線断面図、図18は底面図、図19は内蔵回路の
ブロック図である。
【0083】これらの図において、充電器300のケー
ス部分は、上部及び側面大部分の外観をなすアウターケ
ース310、その内側に収容されるインナーケース32
0、その底部を支持する接地部材330で構成されてい
る(図15参照)。
【0084】アウターケース310は上面中央部に長手
方向へ延びる位置決め凹部311が形成され、その両側
にバッテリーケース360の底部を嵌合支持するための
平行な段部312が形成されている。
【0085】バッテリーケース360は前記バッテリケ
ース20と同様に構成されたものであり、図15に明ら
かなように、その底部は位置決め凹部311に嵌合し、
この位置決め凹部311を挟む底部両側に形成された突
出端部361が段部312に乗ることにより横ずれが生
じないように位置決めされる。
【0086】このとき、バッテリーケース360の底部
中央部は上方へ向かう中央凹部362をなし、この中央
凹部362と位置決め凹部311の間に充電器300側
からの熱をバッテリケース360側へ伝達しないよう遮
断するに十分な程度の間隔をとった断熱空間363が形
成されている。
【0087】段部312に沿って長手方向へ延び、かつ
位置決め凹部311を挟みこれと相対的に隆起している
一対の縁部310bには、排風口313がそれぞれ形成
されている。
【0088】また、上記の縁部310bのうち、一方側
には段部312と平行に延びる凹部からなるコードホル
ダ部314が形成され、この中にカプラー301及びコ
ード302が収容されている。
【0089】コードホルダ部314の一端は上下方向へ
延びる縦穴部315に連続しており、コイル状をなすコ
ード302は、この縦穴部315内を通って充電器30
0内部へ配線されている。
【0090】縦穴部315の近傍には、充電中に点灯し
てその状態を表示する充電ランプ316が取付けられ、
その一部が外部へ見えている(図14、図17参照)。
【0091】アウターケース310の側面310cは充
電器300の側面下部まで覆い、端部で接地部材330
の側壁331の上端部と接続している。
【0092】図15に明らかなように、上面310aと
側面310cとのコーナー部には、ボス317及びリブ
318が上面310a側から下方へ向って一体に延出
し、ボス317にはインナーケース320の上端部がネ
ジ321で結合されている。
【0093】リブ318は側面310cの内側に間隔を
とって設けられ、その間が排風空間319をなし、排風
口313と連通し、かつ、インナーケース320の上端
部に形成された通気口322を介してインナーケース3
20内部とも連通している。
【0094】インナーケース320は上方に開口する容
器状の部材であり、底部320aの幅方向中央部には水
抜き穴323が複数長さ方向へ間隔をもって形成されて
いる(図17参照)。
【0095】底部320aのコーナー部にはボス324
が形成され、ここで接地部材330とネジ325により
連結されている。
【0096】インナーケース320内には、電気構成部
品340が収容され、その回路基板341が各ボス32
4においてネジ342で取付けられ、その中央部は底部
320aから一体に上方へ突出するリブ326で支持さ
れている。
【0097】回路基板341上には、電気構成部品34
0の一部をなす構成するチョークコイル343、トラン
ス344及び充電制御部345(図16、17)がネジ
347(図15)で取付けられている。
【0098】なお、これら電気構成部品340の上方で
位置決め凹部311の下方には適当な素材からなる断熱
部材346が配設されている。
【0099】図16に示すように、縦穴部315の下部
壁及び縦穴部315の近傍におけるインナーケースの側
壁320b上端とリブ310dとの接続部にはそれぞれ
グロメット付の穴315a及び320cが形成され、コ
ード302がこれらの穴を通って充電制御部345へ接
続している。
【0100】なお、縦穴部315は充電器300全体を
上下に貫通しており、その下端部は接地部材330の底
部332に形成された開口部333に連通し、インナー
ケース320にかかる水をこの開口部333から排水可
能である。
【0101】さらに、接地部材底部332の中央部で、
インナーケース底部320aの水抜き穴323とずれた
位置に接地部材330の中央水抜き穴334が形成され
ている(図17参照)。
【0102】また、図18に明らかなように、底部33
2の各コーナー部にはボス状の接地脚335が形成さ
れ、その基部で接地時の地面上方となる位置にも水抜き
穴336が形成されている。
【0103】図19に明らかなように、電気構成部品3
40の回路は、定電流電源部350と充電制御部345
とからなる。
【0104】定電流電源部350は、電源プラグ303
が接続する整流部351、FET352、CPU353
及びトランス344を備え、整流部351は平滑コンデ
ンサー354とチョークコイル343からなる。
【0105】整流部351で整流された電流は、CPU
353によって制御されるFET352を介してトラン
ス344へ流され、トランス344から定電流を出力す
るようになっている。
【0106】充電制御部345はトランス344の出力
電流をCPU355によってオン・オフ制御されるPN
P型のトランジスタ356を介してカプラー301へ流
す。
【0107】トランジスタ356はエミッタ側がトラン
ス344と接続され、ベース側がCPU355と接続さ
れ、コレクタ側がコード302を介してカプラー301
へ接続されている。
【0108】CPU355は、トランジスタ356とカ
プラー301の間へ接続された抵抗R1、R2の中間部
へモニタライン357で接続され、バッテリケースに内
蔵された充電池(後述)における電圧の分圧をモニタす
るようになっている。なお、抵抗R2は接地されてい
る。
【0109】さらに、CPU355はバッテリケース内
の温度検出用サーミスタ364ともモニタライン358
で接続され、温度検出用サーミスタ364の検出温度に
応じてもトランジスタ356をオン・オフ制御できる。
359はモニタラインの接地側である。
【0110】バッテリケース360側の充電端子365
は、逆流防止用ダイオード367を介してバッテリパッ
ク等からなる適宜の充電池366のプラス(+)側と接
続される。
【0111】さらに、充電池366のプラス側は、ヒュ
ーズ368を介して前記のバッテリ側コネクタへ接続さ
れ、マイナス(−)側は、充電端子365、カプラー3
01及びモニタライン359を介して接地される。
【0112】次に本実施の形態における作用を説明す
る。バッテリーケース360内の充電池366に充電す
るには図13、図15に示すように、バッテリーケース
360を充電器300のアウターケース310とそれぞ
れの長さ方向を一致させて位置決め凹部311に嵌合
し、底部突出端部361を段部312に乗せ、コードホ
ルダ部314からカプラー301を取り出して充電端子
365へ接続し、かつ電源プラグ303を家庭用電源等
へ接続する。
【0113】これにより、充電中はバッテリーケース3
60を充電器300上に重ねておくことができるので、
充電にあまり場所をとらないようにでき、しかも、位置
決め凹部311へ嵌合することにより横ずれしないよう
安定に支持できる。
【0114】また、図15に示すように、充電中に加熱
された充電器300内の熱気は、通気口322、排風空
間319、排風口313の経路で充電器300の外方へ
排出される。
【0115】そのうえ、位置決め凹部311部分の上面
310a内側に断熱部材346を設け、かつ、位置決め
凹部311とバッテリーケース360の中央凹部362
との間に十分な間隔の断熱空間363を確保したため、
バッテリーケース360内の温度上昇を制御でき、充電
効率を高めることができる。
【0116】さらに、コードホルダ部314を設けるこ
とにより、カプラー301及びコード302の収納が便
利になるとともに、コードホルダ部314を縦穴部31
5と連通させ、かつ縦穴部315の下端部を底部332
の開口部333へ連通させたので、充電器300に水が
かかっても速に排出できる。
【0117】しかも、アウターケース310やインナー
ケース320の内側へ入った水の排出は、前記したもの
と同様に、水抜き穴323、334及び336から速に
行われる。
【0118】
【発明の効果】本願発明に係る充電器は、ケースと、こ
のケースに覆われた電気構成部品を備えた充電器におい
て、ケースがアウターケース、インナーケース及び接地
部材を備え、インナーケースを支持する接地部材の接地
幅をインナーケースの底面よりも広くするとともに、イ
ンナーケースと接地部材の双方に水抜き穴を設け、接地
部材側の水抜き穴を接地点よりも上方に位置させた。
【0119】ゆえに、接地部材の水抜き穴は接地点より
も上方に位置して地面で塞がれないために、ケース内へ
入った水は速に排水可能になる。また、接地部材の接地
幅がインナーケースの底面よりも広いので横倒れしにく
くなって接地状態が安定する。
【0120】さらに、上記充電器のアウターケース上面
に充電池の底部を嵌合する位置決め凹部を形成すれば、
充電池をアウターケース上へ乗せた状態で充電でき、充
電にあまり場所をとらずに済み、そのうえ充電中は充電
池を安定に支持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態おける補助動力付自転車の側面図
【図2】 上記の前部フレーム部分の要部側面図
【図3】 図2の3−3線断面図
【図4】 上記補助動力付自転車のバッテリケースを一
部破断した側面図
【図5】 上記バッテリケースの前部側取付け構造を示
す図
【図6】 ポップアップ機構を図2の矢示Z方向から示
す図
【図7】 上記バッテリケースの後部取付構造要部を拡
大して示す図
【図8】 実施の形態における全体構造図
【図9】 実施の形態における本体部の平面図
【図10】実施の形態における底面図
【図11】グロメット取付部分の拡大断面図
【図12】図9の12−12線に沿う断面図
【図13】別の実施の形態に係る充電器の外観側面図
【図14】同上平面図
【図15】図13の15−15線断面図
【図16】図14の同16−16線断面図
【図17】同17−17線断面図
【図18】底面図
【図19】内蔵回路のブロック図
【符号の説明】
10:メインフレーム、20:バッテリケース、11
8:充電端子、200:充電器、208:コード、21
0・212:グロメット、214:アウターケース、2
16:インナーケース、218:電気構成部品、22
0:接地部材、232:ケース側の底部水抜き穴、24
0:接地部材の底部、244:接地脚部、242:接地
部材側の底部水抜き穴、246:地面、250:コーナ
ー部水抜き穴、268:グロメット部水抜き穴、30
0:充電器、301:カプラー、302:コード、31
0:アウターケース、310a:上面、363:断熱空
間、311:位置決め凹部、312:段部、320:イ
ンナーケース、323:水抜き穴、330:ボトムケー
ス、334:中央水抜き穴、335:接地脚、336:
コーナー部水抜き穴、340:電気構成部品、360:
バッテリケース、361:底部の突出端部、362:中
央凹部、364:サーミスタ、366:充電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井口 博明 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースと、このケースに覆われた電気構
    成部品を備えた充電器において、ケースは、電気構成部
    品を収容するインナーケースと、少なくともその開口部
    を覆うアウターケースと、インナーケースを下方から支
    持してケースの接地部をなす接地部材とを備え、接地部
    材はインナーケースの底面よりも広い接地幅を有するす
    るとともに、インナーケースと接地部材の双方に水抜き
    穴を設け、接地部材側の水抜き穴を接地点よりも上方に
    位置させたことを特徴とする充電器。
  2. 【請求項2】 アウターケース上に充電池を乗せて支持
    するため、充電池の底部を嵌合する位置決め凹部をアウ
    ターケース上面に形成したことを特徴とする請求項1記
    載の充電器。
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