JP3086601B2 - バッテリーの端子接続具およびバッテリーの接続構造 - Google Patents

バッテリーの端子接続具およびバッテリーの接続構造

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JP3086601B2 JP06209675A JP20967594A JP3086601B2 JP 3086601 B2 JP3086601 B2 JP 3086601B2 JP 06209675 A JP06209675 A JP 06209675A JP 20967594 A JP20967594 A JP 20967594A JP 3086601 B2 JP3086601 B2 JP 3086601B2
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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車等に用いら
れるバッテリーの端子接続具およびバッテリーの接続構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車等においては、実開昭61−
61756号公報に示されるように、複数のバッテリー
を直列に接続して、所定の電圧を得るようにしている。
【0003】図15はそのような用途に用いられる従来
のバッテリー端子接続具の構成を示す。図において、
1、1は直列接続しようとしているバッテリー、3Aは
プラス側の端子(ターミナルポスト)、3Bはマイナス
側の端子である。
【0004】5は端子接続具であり、両端に端子挿入部
7を有する。端子挿入部7はC字状の湾曲板の一端およ
び他端に締付片7a、7bを設け、ボルト・ナット9で
締付片7a、7bを締結することにより、端子3A、3
Bの外周に圧接させられるものである。両端の端子挿入
部7、7は、連結ケーブル8で繋がれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の端子接続具
5で2つのバッテリー1の端子3A、3Bを接続する場
合、端子3A、3Bに端子挿入部7を嵌め、ボルト・ナ
ット9を締結することにより、端子挿入部7を縮径させ
て、端子3A、3Bの外周に圧接させている。従って、
ボルト締めしなくてはならず、作業が面倒であった。
【0006】本発明は、上記事情を考慮し、接続作業が
簡単にできるバッテリーの端子接続具および、それを用
いたバッテリーの接続構造を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、隣接
する2つのバッテリーの端子を相互に電気接続する端子
接続具において、前記端子が挿入される環状の2つの端
子挿入部と、これら端子挿入部を縮径方向に付勢する付
勢機構と、前記2つの端子挿入部を連結する連結部とを
備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載のバッテ
リーの端子接続具であって、両端が接合され互いに重ね
合わされた2枚の金属の帯板により前記付勢機構および
連結部が構成され、前記2枚の帯板の長手方向両端部近
傍部分がそれぞれ各帯板の外方に半円状に湾曲させられ
ることにより前記環状の端子挿入部が構成されているこ
とを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
バッテリーの端子接続具をバッテリー載置台に対して
向きに固定し、前記バッテリーがニッカド電池である場
合に、バッテリーの端子を下向きにして、前記端子接続
具の端子挿入部に挿入することにより、バッテリーの端
子を接続したことを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項1又は2記載の
バッテリーの端子接続具をバッテリー載置台に対して上
向きに固定し、前記バッテリーが鉛蓄電池である場合
に、バッテリーの上向きの端子に導通された補助端子を
該バッテリーの下面に取り付け、該補助端子を前記端子
接続具の端子挿入部に挿入することによりバッテリーの
端子を接続したことを特徴とする。
【0011】請求項5の発明は、請求項3又は4記載の
バッテリーの接続構造であって、前記バッテリー載置台
にはバッテリーのケーシングの一部を収容するバッテリ
ー収容部が多数形成され、隣接するバッテリー収容部に
跨がって前記バッテリーの端子接続具を収容する接続具
収容凹所が形成されていることを特徴とする。
【0012】請求項6の発明は、請求項記載のバッテ
リーの接続構造であって、前記バッテリー載置台上に
は、格子状のリブにより前記バッテリー収容部が多数形
され、各バッテリー収容部内に収容されたバッテリー
の端子又は補助端子が、前記接続具収容凹所内に固定さ
れた端子接続具の端子挿入部に挿入されていることを特
徴とする。
【0013】請求項7の発明は、請求項6記載のバッテ
リーの接続構造であって、前記バッテリー載置台がバッ
テリー収容箱の底部に形成され、このバッテリー収容箱
の上端に、バッテリーを前記底部側へ押さえ付けるバッ
テリー押さえ部材が固定されていることを特徴とする。
【0014】請求項8の発明は、請求項7記載のバッテ
リーの接続構造であって、前記バッテリー押さえ部材が
バッテリー収容箱の蓋の下面に一体化されていることを
特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1の発明では、各端子挿入部にそれぞれ
のバッテリーの端子を挿入すると、付勢機構の力で端子
挿入部が端子に圧接し、バッテリーの端子同士が電気的
に接続される。
【0016】請求項2の発明では、2枚の帯板だけで接
続具を構成したので、構造が簡単である。帯板の寸法等
を変更することにより、付勢力を加減することができ、
端子挿入部に強いバネ力を与えることができる。
【0017】請求項3の発明では、バッテリーであるニ
ッカド電池を下向きにして、端子を端子接続具の端子挿
入部に挿入するので、バッテリーの自重を利用して簡単
に端子を端子挿入部に圧入することができる。
【0018】請求項4の発明では、鉛蓄電池の場合も、
補助端子を設けることで、バッテリーの自重を利用しな
がら、請求項3の発明と同様にバッテリーを接続でき
る。
【0019】請求項5の発明では、バッテリー収容部を
設けたので、バッテリーの位置決めが確実になされ、バ
ッテリーの挿入が簡単にできるようになる。また、バッ
テリー収容部内にケーシングが位置決めされるので、バ
ッテリーの上部に横の力を加えると、バッテリーの角部
が支点になって回転モーメントが発生し、軽い力で端子
を端子接続具から外すことができる。
【0020】請求項6の発明では、各バッテリー収容部
にそれぞれバッテリーを収容していくだけで、多数のバ
ッテリーを整然と載置しながら、順次接続して行くこと
ができる。
【0021】請求項7の発明では、バッテリーを底部側
押さえ付けることができるので、振動等が加わっても
緩まなくできる。
【0022】請求項8の発明では、蓋をするだけで、バ
ッテリーを確実に押さえることができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0024】図1は本発明の第1実施例としての端子接
続具を示す。
【0025】この端子接続具10は、バッテリー1の端
子3A、3Bが挿入される環状の2つの端子挿入部1
2、12と、これら端子挿入部12、12を縮径方向に
付勢する付勢機構と、2つの端子挿入部12、12を電
気的に連結する連結部とを備えており、両端が接合され
互いに重ね合わされた2枚の金属の帯板10a、10b
により、付勢機構および連結部(符号14で示す部分)
が構成されている。
【0026】なお、実際には、2枚の帯板10a、10
bは、図示例のように一枚の金属帯板をプレスにより折
り曲げて形成することが可能である。そして、2枚の帯
板10a、10bの長手方向両端部近傍部分(端部より
多少内側の部分)が、それぞれ各帯板10a、10bの
外方に半円状に湾曲させられることにより、前記環状の
端子挿入部12が構成されている。従って、一体的な金
属成形物として端子接続具10が構成されており、頑丈
にできている。
【0027】この端子接続具10を用いて端子を接続す
る場合、端子接続具10の各端子挿入部12、12にそ
れぞれのバッテリー1、1の端子3A、3Bを挿入す
る。すると、付勢機構14の力で端子挿入部12が端子
3A、3Bに圧接し、バッテリー1、1の端子3A、3
B同士が電気的に接続される。
【0028】このように、バッテリー1、1の端子3
A、3Bを端子挿入部12に挿入するだけで、端子3
A、3B間を接続することができるので、ボルト締め等
の必要がなく、接続作業が簡単にできる。特に、実施例
の端子接続具10の場合は、2枚の帯板10a、10b
だけで接続具を構成したので、構造が簡単であり、帯板
10a、10bの寸法等を変更することにより、簡単に
付勢力を加減することができ、端子挿入部12、12に
強いバネ力を与えることができる。よって、接続信頼性
を高めることができる。
【0029】図2は本発明の第2実施例としての接続構
造を示す。
【0030】ここでは、第1実施例の端子接続具10を
バッテリー載置台20の上面に上向きに立設し、バッテ
リー1、1の端子3A、3Bを下向きにして、端子接続
具10の端子挿入部12に挿入するようにしている。こ
の場合、端子接続具10は、環状の絶縁体22でできた
接続具収容凹所24の中に挿入されている。
【0031】この実施例では、バッテリー1、1を下向
きにして、端子3A、3Bを端子接続具10の端子挿入
部12、12に挿入するので、バッテリー1、1の自重
を利用しながら、簡単に端子3A、3Bを端子挿入部1
2、12内に圧入することができる。また、軽い力で端
子3A、3Bを圧入できるから、端子挿入部12のバネ
力を強めて接続信頼性を高めることができる。さらに、
バッテリー1、1を端子接続具10の上に載せるだけで
端子3A、3Bを確実に電気接続できるので、端子接続
具10に手を触れる必要もなく安全である。また、端子
接続具10を接続具収容凹所24内に収容したので絶縁
性が高まる。なお、端子接続具10の周囲に別の絶縁材
を設けてもよい。
【0032】次に、第3実施例としての接続構造につい
て簡単に説明する。
【0033】図3は第3実施例の接続構造の断面図であ
る。この実施例では、バッテリー載置台20に、バッテ
リー1のケーシングの一部である下部を収容するバッテ
リー収容部25を設け、隣接するバッテリー収容部25
に跨がるように、バッテリー収容部25の底面に接続具
収容凹所27を設けている。バッテリー収容部25の周
囲はある高さの周壁25aで囲まれ、バッテリー1がず
れないようになっている。
【0034】この構造では、バッテリー収容部25を設
けたので、バッテリー1の位置決めが確実になされ、バ
ッテリー1の端子3A、3Bを簡単に端子接続具10の
端子挿入部12に挿入できるようになる。また、バッテ
リー収容部25内にケーシングが位置決めされるので、
バッテリー1の上部に横の力Fを加えると、バッテリー
1の角部Pが支点になって回転モーメントが発生し、軽
い力Fで端子3A、3Bを端子接続具10の端子挿入部
12から外すことができる。
【0035】次に、第4実施例としての接続構造につい
て説明する。この実施例は、電気自動車用のバッテリー
ユニットに適用されている。
【0036】図4は第4実施例の接続構造を含むバッテ
リーユニットの平面図である。図4では、バッテリーを
収容する前の空の状態を示している。また、図5はバッ
テリーユニット30の側面図、図6は図4のA部の詳細
を示す構成図、図7は図6のVII−VII矢視断面
図、図8は図4のB部の詳細を示す構成図である。この
バッテリーユニット30は、バッテリー収容箱38を有
し、その底部にバッテリー載置台32を備えている。
【0037】バッテリー載置台32上には、格子状のリ
ブ34により多数のバッテリー収容部36が整然と形成
されている。そして、隣接するバッテリー収容部36、
36に跨がって、その底面に接続具収容凹所36aが形
成され、各バッテリー収容部36内にバッテリー1が収
容できるようになっている。なお、リブ34は単に長方
形状の断面とするよりも、図9(a)に示すように、側
壁をテーパ状の斜面34tとしたり、角に面取部34s
を設けたりして、バッテリー1を挿入しやすくするのが
好ましい。
【0038】図6、図7に示すように、接続具収容凹所
36aは、リブ34を横切る形で存在するので、リブ3
4には端子接続具10を挿入するための切欠34aが形
成されている。そして、切欠34aの側面に図6に示す
ような係止突起34bが設けられ、この係止突起34b
により、接続具収容凹所36aに収容した端子接続具1
0が抜けないように押さえ付けられている。なお、図4
に示すように、バッテリーの配列状態に応じて端子接続
具10の配置方向が決められている。
【0039】このように構成されたバッテリー収容箱3
8の内部には、図6、図7に示すように、バッテリー1
が下方に端子3A、3Bを向けて収容されている。この
場合バッテリー1は、リブ34で仕切られたバッテリー
収容部36毎に収容され、それぞれ底部に配置された端
子接続具10の端子挿入部12に端子3A、3Bを挿入
している。そして、これにより全てのバッテリー1が直
列に接続されている。また、接続回路の端部に位置する
バッテリー1の一方の端子は、引出しケーブル42、4
4を介してコネクタ46に接続されている。この場合
は、端子同士を接続するわけでないから、1個の端子に
電線を接続するための電線接続端子40がバッテリー載
置台32上に固定されている。
【0040】図8はその部分の構成を示す。この電線接
続端子40は、バッテリー1の端子を挿入する端子挿入
部40aと、接続具収容凹所36a内に端子挿入部40
aを収容したときこれを固定する連結板40bと、電線
加締部40cとを有し、連結板40bの部分でバッテリ
ー載置台32に形成した切欠34aに固定され、電線加
締部40cに加締められた電線42は、電線引出し溝3
7を通して、他側の極性の端子に連結した電線44とと
もに、コネクタ46に導かれている。図4において、1
P、1Mで示す位置に収容されるバッテリーが、回路の
端部に位置するバッテリーである。
【0041】このようにバッテリー1を全部収容した上
で、バッテリー収容箱38の上面に図10に示すように
蓋50を被せる。この際、蓋50を被せるのに先立っ
て、バッテリー収容箱38の上端に、横に並んだ一列の
バッテリー1を同時に押さえ付けることのできるバッテ
リー押さえ部材52を固定する。あらかじめバッテリー
収容箱38の上端には位置決め溝38aを設けておき、
これにバッテリー押さえ部材52である角棒を嵌め入れ
て固定する。これにより、バッテリー1を下向きに押さ
え付けることができ、振動等によるバッテリー1の浮き
上がりを確実に押さえて、電気接続状態を維持すること
ができる。ついで、バッテリー押さえ部材52を固定し
たら、蓋50を被せてバッテリーユニット30を完成す
る。なお、バッテリー押さえ部材52は、蓋50の裏面
に一体化しておいてもよい。そうすれば、蓋50を被せ
れば自動的にバッテリー1を押さえ付けることができ
る。
【0042】このようにバッテリー収容箱38にバッテ
リー1を収容するに当たり、バッテリー1の位置が正確
に決められているので、バッテリー1を順次収容してい
くだけで、多数のバッテリー1を整然と並べながら、順
次電気接続して行くことができる。従って、バッテリー
1を収容する手間だけがかかり、バッテリー1を接続す
るという手間はほとんどかからない。
【0043】なお、上記実施例では、上下逆さまにして
も問題のないバッテリー(ニッカド電池)を用いた場合
を説明したが、鉛蓄電池を用いることも可能である。そ
の場合は、図12に示すように、バッテリー61の上向
きの端子63A、63Bに導通された補助端子66A、
66Bを、バッテリー61の下面に取り付け、これら補
助端子66A、66Bを端子接続具10の端子挿入部1
2に挿入するようにすればよい。
【0044】ここでは、導通手段としてバッテリー61
のケーシングの側部に嵌合するコ字状の導通金具70を
用い、この導通金具70の上端に設けた嵌合部71を端
子63A、63Bに嵌合し、導通金具70の下端に設け
たリング板74に補助端子66A、66Bのネジ部を通
して、バッテリー61のケーシングの下面にねじ込んで
ある。そして、導通金具70をバッテリー61のケーシ
ングの側面の凹部64に沿わせて配設し、導通金具70
の上から保護カバー80を被せて、金属の露出部分を覆
い隠している。
【0045】次に上記実施例にて構成したバッテリーユ
ニットの設置例について簡単に述べる。
【0046】図13、図14は電気自動車100の構成
の概略を示している。102Aは前輪、102Bは後輪
で、後輪102Bにモータ105が連結されている。1
07はアクセル、109はアクセル107に応じてモー
タ105の供給電圧を制御する電圧制御部、110Aは
バッテリーユニットである。
【0047】バッテリーユニット110Aは、主に後部
トランクルームに収容され、その他のバッテリーを搭載
する場合は、110B、110Cで示すエンジンルーム
内の左右空きスペース等に設置される。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、バッテリーの端子を端子挿入部に挿入するだけ
で端子間を接続することができるので、ボルト締め等の
必要がなく、接続作業が簡単にできる。
【0049】請求項2の発明によれば、単純で頑丈な端
子接続具を構成できる上、強いバネ力で端子と端子挿入
部を接触させることができ、接続信頼性が高まる。
【0050】請求項3の発明によれば、バッテリーの自
重を利用して端子を接続具に圧入できるので、簡単にバ
ッテリーを接続することができる、また、軽い力で端子
を挿入できるから、端子挿入部に強いバネ力を与えて、
接続信頼性を高めておくことができる。また、バッテリ
ーを接続具の上に載せるだけで接続できるので、端子接
続具に手を触れることなく、接続作業を行うことができ
る。
【0051】請求項4の発明によれば、鉛蓄電池の場合
でも、請求項3の発明の効果を得ることができる。
【0052】請求項5の発明によれば、バッテリー収容
部を設けたので、確実かつ簡単に位置決めでき、接続作
業性の向上は図れる。また、バッテリーのケーシングの
一部を収容するだけであるから、該収容部の規制作用を
利用して、バッテリーの上部を横に押すことで、端子を
端子接続具から簡単に外すことも可能となる。
【0053】請求項6の発明によれば、多数のバッテリ
ーを効率的に接続することができ、電気自動車のバッテ
リーユニットを構成するのに好適となる。
【0054】請求項7の発明によれば、振動等が加わっ
ても、端子が緩まなくでき、接続信頼性が高まる。
【0055】請求項8の発明によれば、蓋をするだけ
で、確実にバッテリーを押さえ付けることができ、作業
が楽になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端子接続具の一実施例を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明の接続構造の第1実施例を示す斜視図で
ある。
【図3】本発明の接続構造の第2実施例を示す断面図で
ある。
【図4】本発明の接続構造を適用したバッテリーユニッ
トのバッテリー収容箱の構造を示す平面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】図4のA部の詳細を示す斜視図である。
【図7】図6のVII−VII矢視断面図である。
【図8】図4のB部の詳細を示す斜視図である。
【図9】図6に示すリブの形状例を示す図である。
【図10】図4に示すバッテリー収容箱に、蓋をしよう
としている状態を示す斜視図である。
【図11】図4に示すバッテリー収容箱の蓋の他の例を
示す斜視図である。
【図12】図4に示した実施例に鉛蓄電池を利用する場
合の鉛蓄電池の構成図である。
【図13】図4のバッテリーユニットを用いた電気自動
車の側面図である。
【図14】図13の電気自動車の構成を示す図で、
(a)は下面図、(b)はバッテリーユニットの配置箇
所を示す平面図である。
【図15】従来のバッテリーの端子接続具を示す斜視図
である。
【符号の説明】
1 バッテリー 3A,3B 端子 10 端子接続具 12 端子挿入部 14 付勢機構、連結部 10a,10b 帯板 20,32 バッテリー載置台 24,27,36a 接続具収容凹所 25,36 バッテリー収容部 34 リブ 34t 斜面 34s 面取部 38 バッテリー収容箱 50 蓋 52 バッテリー押さえ部材 61 鉛蓄電池(バッテリー) 63A,63B 上向きの端子 66A,66B 補助端子

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する2つのバッテリーの端子を相互
    に電気接続する端子接続具において、前記端子が挿入さ
    れる環状の2つの端子挿入部と、これら端子挿入部を縮
    径方向に付勢する付勢機構と、前記2つの端子挿入部を
    連結する連結部とを備えたことを特徴とするバッテリー
    の端子接続具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバッテリーの端子接続具
    であって、両端が接合され互いに重ね合わされた2枚の
    金属の帯板により前記付勢機構および連結部が構成さ
    れ、前記2枚の帯板の長手方向両端部近傍部分がそれぞ
    れ各帯板の外方に半円状に湾曲させられることにより前
    記環状の端子挿入部が構成されていることを特徴とする
    バッテリーの端子接続具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のバッテリーの端子
    接続具をバッテリー載置台に対して上向きに固定し、
    記バッテリーがニッカド電池である場合に、バッテリー
    の端子を下向きにして、前記端子接続具の端子挿入部に
    挿入することにより、バッテリーの端子を接続したこと
    を特徴とするバッテリーの接続構造。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のバッテリーの端子
    接続具をバッテリー載置台に対して上向きに固定し、前
    記バッテリーが鉛蓄電池である場合に、バッテリーの上
    向きの端子に導通された補助端子を該バッテリーの下面
    に取り付け、該補助端子を前記端子接続具の端子挿入部
    に挿入することによりバッテリーの端子を接続したこと
    を特徴とするバッテリーの接続構造。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載のバッテリーの接続
    構造であって、前記バッテリー載置台にはバッテリーの
    ケーシングの一部を収容するバッテリー収容部が多数
    成され、隣接するバッテリー収容部に跨がって前記バッ
    テリーの端子接続具を収容する接続具収容凹所が形成さ
    れていることを特徴とするバッテリーの接続構造。
  6. 【請求項6】 請求項記載のバッテリーの接続構造で
    あって、前記バッテリー載置台上には、格子状のリブに
    より前記バッテリー収容部が多数形成され、各バッテリ
    ー収容部内に収容されたバッテリーの端子又は補助端子
    が、前記接続具収容凹所内に固定された端子接続具の端
    子挿入部に挿入されていることを特徴とするバッテリー
    の接続構造。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のバッテリーの接続構造で
    あって、前記バッテリー載置台がバッテリー収容箱の底
    部に形成され、このバッテリー収容箱の上端に、バッテ
    リーを前記底部側へ押さえ付けるバッテリー押さえ部材
    が固定されていることを特徴とするバッテリーの接続構
    造。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のバッテリーの接続構造で
    あって、前記バッテリー押さえ部材がバッテリー収容箱
    の蓋の下面に一体化されていることを特徴とするバッテ
    リーの接続構造。
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