JPH08213032A - 燃料電池の電力供給装置 - Google Patents
燃料電池の電力供給装置Info
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- JPH08213032A JPH08213032A JP7015936A JP1593695A JPH08213032A JP H08213032 A JPH08213032 A JP H08213032A JP 7015936 A JP7015936 A JP 7015936A JP 1593695 A JP1593695 A JP 1593695A JP H08213032 A JPH08213032 A JP H08213032A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 商用電源を用いないで燃料電池の起動を行な
えるようにした電力供給装置を得る。 【構成】 燃料電池１０と二次電池１１とを切替装置１
２に接続して切替え、起動時二次電池１１にて制御装置
１６等に電力を供給し、通常運転時は外部回路及び充電
器１４を介して二次電池１１に電力を供給するようにし
たものである。
えるようにした電力供給装置を得る。 【構成】 燃料電池１０と二次電池１１とを切替装置１
２に接続して切替え、起動時二次電池１１にて制御装置
１６等に電力を供給し、通常運転時は外部回路及び充電
器１４を介して二次電池１１に電力を供給するようにし
たものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば固体高分子燃料
電池発電システムにあって起動時をも含めた燃料電池の
電力供給装置に関する。
電池発電システムにあって起動時をも含めた燃料電池の
電力供給装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】燃料電池発電システムにおいては、従来
より燃料電池による発電が起動後直ちに開始されるもの
でなく、燃料電池補機類やシステム制御装置にまず電力
を供給して燃料電池を起動する必要がある。この起動に
当っては、起動時間内の電力供給は従来より商用電源に
て行なっている。つまり、起動時は商用電源にて起動の
ための電力供給を行ない、その後の通常運転時には燃料
電池により外部回路に対して電力供給を行なっている。
より燃料電池による発電が起動後直ちに開始されるもの
でなく、燃料電池補機類やシステム制御装置にまず電力
を供給して燃料電池を起動する必要がある。この起動に
当っては、起動時間内の電力供給は従来より商用電源に
て行なっている。つまり、起動時は商用電源にて起動の
ための電力供給を行ない、その後の通常運転時には燃料
電池により外部回路に対して電力供給を行なっている。
【０００３】他方、ディーゼルエンジンを用いた自家発
電装置をみるに、図２のディーゼルエンジン１の駆動に
て発電機２を運転するに当り、起動時には予め充電器３
から充填されたバッテリ４である直流電源にてセルモー
タ５を回転させてディーゼルエンジン１を起動するよう
にしている。そして、この起動後しゃ断器６が投入され
て外部回路に接続されるようになっている。つまり、直
流電源にて起動を行なっているものである。
電装置をみるに、図２のディーゼルエンジン１の駆動に
て発電機２を運転するに当り、起動時には予め充電器３
から充填されたバッテリ４である直流電源にてセルモー
タ５を回転させてディーゼルエンジン１を起動するよう
にしている。そして、この起動後しゃ断器６が投入され
て外部回路に接続されるようになっている。つまり、直
流電源にて起動を行なっているものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、燃料電
池の起動にあって、商用電源を用いる場合、商用電源す
なわち外部電源が無い場合には起動ができず、非常用電
源とか独立電源として使用できないことから、用途が限
られてしまうという問題がある。また、ディーゼル発電
にあっては、起動用として直流電源を用いているが、こ
の直流電源４はディーゼルエンジン１を回すセルモータ
５を駆動するためのもので、かかる構成をそのまま燃料
電池起動用に適用できるわけではない。
池の起動にあって、商用電源を用いる場合、商用電源す
なわち外部電源が無い場合には起動ができず、非常用電
源とか独立電源として使用できないことから、用途が限
られてしまうという問題がある。また、ディーゼル発電
にあっては、起動用として直流電源を用いているが、こ
の直流電源４はディーゼルエンジン１を回すセルモータ
５を駆動するためのもので、かかる構成をそのまま燃料
電池起動用に適用できるわけではない。
【０００５】本発明は、上述の問題に鑑み、起動用とし
て商用電源を用いることなく直流電源にて起動を行なう
べく漸新な回路構成とした燃料電池の電力供給装置の提
供を目的とする。
て商用電源を用いることなく直流電源にて起動を行なう
べく漸新な回路構成とした燃料電池の電力供給装置の提
供を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明は次の構成を特徴とする。燃料電池と二次電池とを
備え、上記燃料電池をインバータの入力に接続すると共
に上記二次電池を充電器の出力に接続する第１接続状態
と上記二次電池をインバータの入力に接続する第２接続
状態とを切替える切替装置を備え、上記インバータの出
力は上記充電器の入力、制御装置と燃料電池補機、及び
上記第１接続状態にて投入されるしゃ断器を介して外部
回路それぞれに接続することを特徴とする。
発明は次の構成を特徴とする。燃料電池と二次電池とを
備え、上記燃料電池をインバータの入力に接続すると共
に上記二次電池を充電器の出力に接続する第１接続状態
と上記二次電池をインバータの入力に接続する第２接続
状態とを切替える切替装置を備え、上記インバータの出
力は上記充電器の入力、制御装置と燃料電池補機、及び
上記第１接続状態にて投入されるしゃ断器を介して外部
回路それぞれに接続することを特徴とする。
【０００７】
【作用】非常用電源とか独立電源となる二次電池を用い
て起動用電源とし、他方通常運転時は、燃料電池を電源
とし二次電池には充電器を接続する構成とすることによ
り、燃料電池の起動及び通常運転を円滑に行なうことが
できる。
て起動用電源とし、他方通常運転時は、燃料電池を電源
とし二次電池には充電器を接続する構成とすることによ
り、燃料電池の起動及び通常運転を円滑に行なうことが
できる。
【０００８】
【実施例】ここで、図１を参照して本発明の実施例を説
明する。図１はブロック図であり、（ａ）は起動時、
（ｂ）は通常運転時の接続構成を示している。図１
（ａ）（ｂ）において、１０は例えば固体高分子燃料電
池、１１は独立した直流電源である二次電池、１２は燃
料電池１０と二次電池１１の切替装置、１３はＤＣ／Ａ
Ｃ変換のインバータ、１４は二次電池１１用充電器、１
５は外部回路とのしゃ断器、１６，１７は燃料電池用制
御装置及び燃料電池の補機である。
明する。図１はブロック図であり、（ａ）は起動時、
（ｂ）は通常運転時の接続構成を示している。図１
（ａ）（ｂ）において、１０は例えば固体高分子燃料電
池、１１は独立した直流電源である二次電池、１２は燃
料電池１０と二次電池１１の切替装置、１３はＤＣ／Ａ
Ｃ変換のインバータ、１４は二次電池１１用充電器、１
５は外部回路とのしゃ断器、１６，１７は燃料電池用制
御装置及び燃料電池の補機である。
【０００９】起動時の切替装置１２の接続状態は、図１
（ａ）に示すように二次電池１１をインバータ１３の入
力に接続するようにスイッチ１２ａを二次電池１１にス
イッチ１２ｂを二次電池１１側接続線にそれぞれ接続す
る。このため、スイッチ１２ａ，１２ｂを介して二次電
池１１がインバータ１３に接続される。そして、この状
態では燃料電池１０の出力及び充電器１４の出力はそれ
ぞれ開放される。したがって、起動時は二次電池１１が
インバータ１３を介して制御装置１６、燃料電池補機１
７にのみ電力を供給し燃料電池の制御システム（起動操
作）が作動し、燃料電池１０が起動する。この場合、し
ゃ断器１５は燃料電池１０の起動が確認されるまで開放
され、二次電池１１からの外部への電力供給を防止し二
次電池１１を保護する。燃料電池発電システムの制御用
電力及び補機用電力は、システム外部に出力する電力の
３〜１０％であるため、このしゃ断器１５による開放に
て二次電池１１の容量は小さくて済む。
（ａ）に示すように二次電池１１をインバータ１３の入
力に接続するようにスイッチ１２ａを二次電池１１にス
イッチ１２ｂを二次電池１１側接続線にそれぞれ接続す
る。このため、スイッチ１２ａ，１２ｂを介して二次電
池１１がインバータ１３に接続される。そして、この状
態では燃料電池１０の出力及び充電器１４の出力はそれ
ぞれ開放される。したがって、起動時は二次電池１１が
インバータ１３を介して制御装置１６、燃料電池補機１
７にのみ電力を供給し燃料電池の制御システム（起動操
作）が作動し、燃料電池１０が起動する。この場合、し
ゃ断器１５は燃料電池１０の起動が確認されるまで開放
され、二次電池１１からの外部への電力供給を防止し二
次電池１１を保護する。燃料電池発電システムの制御用
電力及び補機用電力は、システム外部に出力する電力の
３〜１０％であるため、このしゃ断器１５による開放に
て二次電池１１の容量は小さくて済む。
【００１０】通常運転時の切替装置１２の接続状態で
は、図１（ｂ）に示すように燃料電池１０がスイッチ１
２ｂにてインバータ１３の入力に接続され、二次電池１
１はスイッチ１２ａを介して充電器１４の出力に接続さ
れる。この時同時にしゃ断器１５が投入され外部回路と
接続されることになる。ここでは、燃料電池１０の起動
が確認されると切替装置１２の切替えに基づき、燃料電
池１０からインバータ１３及びしゃ断器１５を介して外
部に電力が供給されると共に充電器１４から二次電池１
１に充電が行なわれ起動時の消費電力が補充される。こ
の時、制御装置１６や補機１７には燃料電池１０から電
力供給を受ける。
は、図１（ｂ）に示すように燃料電池１０がスイッチ１
２ｂにてインバータ１３の入力に接続され、二次電池１
１はスイッチ１２ａを介して充電器１４の出力に接続さ
れる。この時同時にしゃ断器１５が投入され外部回路と
接続されることになる。ここでは、燃料電池１０の起動
が確認されると切替装置１２の切替えに基づき、燃料電
池１０からインバータ１３及びしゃ断器１５を介して外
部に電力が供給されると共に充電器１４から二次電池１
１に充電が行なわれ起動時の消費電力が補充される。こ
の時、制御装置１６や補機１７には燃料電池１０から電
力供給を受ける。
【００１１】上述の説明では切替装置１２、しゃ断器１
５、充電器１４を独立したブロックとして説明したので
あるが、製造上はインバータ内部に組込まれた回路とし
て構成することもできる。
５、充電器１４を独立したブロックとして説明したので
あるが、製造上はインバータ内部に組込まれた回路とし
て構成することもできる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、商
用電源を用いることなく独立の二次電池を用いており、
これにより燃料電池の起動を行なうよう切替装置を配置
したことで、商用電源を用いない燃料電池起動を含めた
電力供給装置を得ることができる。
用電源を用いることなく独立の二次電池を用いており、
これにより燃料電池の起動を行なうよう切替装置を配置
したことで、商用電源を用いない燃料電池起動を含めた
電力供給装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例のブロック図。
【図２】ディーゼル発電システムのブロック図。
１０ 燃料電池 １１ 二次電池 １２ 切替装置 １２ａ，１２ｂ スイッチ １３ インバータ １４ 充電器 １５ しゃ断器 １６ 制御装置 １７ 燃料電池補機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 貴夫 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道１番地 三菱重工業株式会社名古屋機器製作所エ レクトロニクス事業本部内 (72)発明者 森本 雅之 愛知県名古屋市中村区岩塚町字高道１番地 三菱重工業株式会社名古屋機器製作所エ レクトロニクス事業本部内
Claims (1)
- 【請求項１】 燃料電池と二次電池とを備え、上記燃料
電池をインバータの入力に接続すると共に上記二次電池
を充電器の出力に接続する第１接続状態と上記二次電池
をインバータの入力に接続する第２接続状態とを切替え
る切替装置を備え、 上記インバータの出力は上記充電器の入力、制御装置と
燃料電池補機、及び上記第１接続状態にて投入されるし
ゃ断器を介して外部回路それぞれに接続する、 燃料電池の電力供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01593695A JP3358903B2 (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | 燃料電池の電力供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01593695A JP3358903B2 (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | 燃料電池の電力供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08213032A true JPH08213032A (ja) | 1996-08-20 |
| JP3358903B2 JP3358903B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=11902657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01593695A Expired - Lifetime JP3358903B2 (ja) | 1995-02-02 | 1995-02-02 | 燃料電池の電力供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3358903B2 (ja) |
Cited By (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09231991A (ja) * | 1996-02-23 | 1997-09-05 | Toyota Motor Corp | 燃料電池システム |
| US6255008B1 (en) | 1998-07-16 | 2001-07-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell system capable of reducing electric power loss |
| JP2001229950A (ja) * | 2000-02-14 | 2001-08-24 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池システム |
| US6838923B2 (en) | 2003-05-16 | 2005-01-04 | Ballard Power Systems Inc. | Power supply and ultracapacitor based battery simulator |
| JP2005116333A (ja) * | 2003-10-08 | 2005-04-28 | Hitachi Ltd | 燃料電池装置及びその制御方法 |
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| WO2006077768A1 (ja) * | 2005-01-18 | 2006-07-27 | Seiko Instruments Inc. | 燃料電池システムの運転方法及び燃料電池システム |
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| US7521138B2 (en) | 2004-05-07 | 2009-04-21 | Ballard Power Systems Inc. | Apparatus and method for hybrid power module systems |
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| TWI399011B (zh) * | 2006-02-23 | 2013-06-11 | Nippon Oil Corp | 利用燃料電池之緊急供電系統 |
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| JP2022026271A (ja) * | 2020-07-30 | 2022-02-10 | 株式会社東芝 | 燃料電池システムおよび燃料電池船 |
-
1995
- 1995-02-02 JP JP01593695A patent/JP3358903B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3358903B2 (ja) | 2002-12-24 |
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