JPH08212390A - 画像処理方法とその装置 - Google Patents

画像処理方法とその装置

Info

Publication number
JPH08212390A
JPH08212390A JP7020278A JP2027895A JPH08212390A JP H08212390 A JPH08212390 A JP H08212390A JP 7020278 A JP7020278 A JP 7020278A JP 2027895 A JP2027895 A JP 2027895A JP H08212390 A JPH08212390 A JP H08212390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
point
dimensional
dimensional window
window
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7020278A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Okutomi
正敏 奥富
Tomoaki Kawai
智明 河合
Masakazu Fujiki
真和 藤木
Osamu Yoshizaki
修 吉崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7020278A priority Critical patent/JPH08212390A/ja
Publication of JPH08212390A publication Critical patent/JPH08212390A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 3次元空間内における位置指定が容易にでき
る画像処理方法とその装置を提供する。 【構成】 第1の2次元ウインドーと第2の2次元ウイ
ンドーに基づいて、点の3次元座標を確定する画像処理
方法であって、第1の2次元ウインドーでの点Aの位置
を入力する第1の入力ステップ(S1)と、点Aに対す
る所定の視点Vを通る直線を、第2の2次元ウインドー
に表示する表示ステップ(S2)と、第2の2次元ウイ
ンドーでの点Bの位置を入力する第2の入力ステップ
(S3)と、第2の2次元ウインドー上における前記点
Bから最も近い位置の前記表示工程で表示された直線上
の点Cの位置を計算する計算ステップ(S4)と、計算
工程で計算された点Cの位置と前記点Cに対する所定の
視点Uと前記直線の方程式に基づいて、前記点Aの3次
元空間での位置を確定する確定ステップ(S5)とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理方法とその装
置、特に、コンピュータグラフィクス(CG)/CAD
等で利用される、計算機内に形成された3次元座標空間
内での3次元位置の指定や、物体の3次元形状を変形す
る画像処理方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、計算機内に形成された3次元座標
空間内での3次元位置の指定は、例えば、3次元空間を
三面図に展開し、各三面図上で各々の位置を指定するこ
とにより行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、そ
のような方法では、3次元空間の所望の位置を指定する
ことは大変困難である。その例を以下に図を用いて説明
する。尚、以下では簡単のため、正面図と側面図のみを
用いて説明する。図5は、ディスプレイ上に表示された
正面図において、ある点A1をマウス等を用いて指定す
ることができる。このとき、側面図においては、この点
が画面上左右の真ん中に来るように打たれる(点A2)
のが一般的である。
【0004】図6は、そのときの幾何学的な関係を示し
ている。図6は、3次元空間とその正面図、側面図への
投影の様子を真上から見た様子である。図6で、Aは3
次元空間内での点の位置、C1、C2はそれぞれ正面図、
側面図を作成するときの投影中心であり、A1、A2がそ
れぞれの投影面に於ける位置を表す。ここで、側面図に
於ける点の位置を所望の位置に移動することを考える。
例えば、点A2を側面頭上で右に(図7で、A2→B
2)移動したとする。それに伴い3次元区間中での点の
位置も図7に示すようにAからBに移動する。ところが
その結果、正面図上での点の位置もA1からB1に移動
してしまう。従って、もともと正面図上で指定した所望
の位置がずれてしまう(図7及び図8参照)。
【0005】上述したように、従来の方法では、正面
図、側面図両方で所望の位置に来るように、3次元空間
上の点を指定することは大変困難であった。本発明は、
上記従来例に鑑みてなされたもので、3次元空間内にお
ける位置指定が容易にできる画像処理方法とその装置を
提供することを目的とする。また、別の発明は、3次元
形状の変形を容易に行える画像処理方法とその装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の画像処理方法とその装置は以下の構成を備
える。即ち、第1の2次元ウインドーと第2の2次元ウ
インドーに基づいて、点の3次元座標を確定する画像処
理方法であって、第1の2次元ウインドーでの点Aの位
置を入力する第1の入力工程と、前記点Aに対する所定
の視点Vを通る直線を、第2の2次元ウインドーに表示
する表示工程と、前記第2の2次元ウインドーでの点B
の位置を入力する第2の入力工程と、前記第2の2次元
ウインドー上における前記点Bから最も近い位置の前記
表示工程で表示された直線上の点Cの位置を計算する計
算工程と前記計算工程で計算された点Cの位置と前記点
Cに対する所定の視点Uと前記直線の方程式に基づい
て、前記点Aの3次元空間での位置を確定する確定工程
とを備える。
【0007】また、別の発明は、第1の2次元ウインド
ーに対応する3次元形状の第1の投影形状と、第2の2
次元ウインドーに対応する前記3次元形状の第2の投影
形状と基づいて、前記第1の投影形状と前記第2の投影
形状の修正を行う画像処理方法であって、前記第1の投
影形状と前記第2の投影形状とをそれぞれ、前記第1の
2次元ウインドーと前記第2の2次元ウインドーに表示
する表示工程と、前記表示工程で前記第1の2次元ウイ
ンドーに表示された第1の投影形状の所定の頂点Aの移
動先の頂点Bの位置を入力する入力工程と、前記入力工
程で入力した前記頂点Bの位置と所定の視点Vを通る直
線を、第2の2次元ウインドーに表示する表示工程と、
前記頂点Bに対応する前記第2の2次元ウインドー上で
の第2の投影形状の点Cの位置を入力する第2の入力工
程と、前記第2の2次元ウインドー上における前記点C
から最も近い位置の前記表示工程で表示された直線上の
点Dの位置を計算する計算工程と、前記計算工程で計算
された点Dの位置と前記点Dに対する所定の視点Uと前
記直線の方程式に基づいて、前記点Bの3次元空間での
位置を確定する確定工程と、前記確定工程で確定された
前記点Bの3次元空間での位置に基づき、前記第1の2
次元ウインドーに表示された第1の投影形状と、前記第
2の2次元ウインドーに表示された前記第2の投影形状
を修正する修正工程とを備える。
【0008】また、別の発明は、第1の2次元ウインド
ーと第2の2次元ウインドーに基づいて、点の3次元座
標を確定する画像処理装置であって、第1の2次元ウイ
ンドーでの点Aの位置を入力する第1の入力手段と、前
記点Aに対する所定の視点Vを通る直線を、第2の2次
元ウインドーに表示する表示手段と、前記第2の2次元
ウインドーでの点Bの位置を入力する第2の入力手段
と、前記第2の2次元ウインドー上における前記点Bか
ら最も近い位置の前記表示手段で表示された直線上の点
Cの位置を計算する計算手段と前記計算手段で計算され
た点Cの位置と前記点Cに対する所定の視点Uと前記直
線の方程式に基づいて、前記点Aの3次元空間での位置
を確定する確定手段とを備える。
【0009】また、別の発明は、第1の2次元ウインド
ーに対応する3次元形状の第1の投影形状と、第2の2
次元ウインドーに対応する前記3次元形状の第2の投影
形状と基づいて、前記第1の投影形状と前記第2の投影
形状の修正を行う画像処理装置であって、前記第1の投
影形状と前記第2の投影形状とをそれぞれ、前記第1の
2次元ウインドーと前記第2の2次元ウインドーに表示
する表示手段と、前記表示手段で前記第1の2次元ウイ
ンドーに表示された第1の投影形状の所定の頂点Aの移
動先の頂点Bの位置を入力する入力手段と、前記入力手
段で入力した前記頂点Bの位置と所定の視点Vを通る直
線を、第2の2次元ウインドーに表示する表示手段と、
前記頂点Bに対応する前記第2の2次元ウインドー上で
の第2の投影形状の点Cの位置を入力する第2の入力手
段と、前記第2の2次元ウインドー上における前記点C
から最も近い位置の前記表示手段で表示された直線上の
点Dの位置を計算する計算手段と、前記計算手段で計算
された点Dの位置と前記点Dに対する所定の視点Uと前
記直線の方程式に基づいて、前記点Bの3次元空間での
位置を確定する確定手段と、前記確定手段で確定された
前記点Bの3次元空間での位置に基づき、前記第1の2
次元ウインドーに表示された第1の投影形状と、前記第
2の2次元ウインドーに表示された前記第2の投影形状
を修正する修正手段とを備える。
【0010】
【作用】以上の構成において、第1の2次元ウインドー
と第2の2次元ウインドーに基づいて、点の3次元座標
を確定する画像処理方法であって、第1の2次元ウイン
ドーでの点Aの位置を入力し、前記点Aに対する所定の
視点Vを通る直線を、第2の2次元ウインドーに表示
し、前記第2の2次元ウインドーでの点Bの位置を入力
し、前記第2の2次元ウインドー上における前記点Bか
ら最も近い位置の前記表示された直線上の点Cの位置を
計算し、前記計算された点Cの位置と前記点Cに対する
所定の視点Uと前記直線の方程式に基づいて、前記点A
の3次元空間での位置を確定する。
【0011】また、別の発明は、第1の2次元ウインド
ーに対応する3次元形状の第1の投影形状と、第2の2
次元ウインドーに対応する前記3次元形状の第2の投影
形状と基づいて、前記第1の投影形状と前記第2の投影
形状の修正を行う画像処理方法であって、前記第1の投
影形状と前記第2の投影形状とをそれぞれ、前記第1の
2次元ウインドーと前記第2の2次元ウインドーに表示
し、前記第1の2次元ウインドーに表示された第1の投
影形状の所定の頂点Aの移動先の頂点Bの位置を入力
し、前記入力した前記頂点Bの位置と所定の視点Vを通
る直線を、第2の2次元ウインドーに表示し、前記頂点
Bに対応する前記第2の2次元ウインドー上での第2の
投影形状の点Cの位置を入力し、前記第2の2次元ウイ
ンドー上における前記点Cから最も近い位置の前記表示
された直線上の点Dの位置を計算し、前記計算された点
Dの位置と前記点Dに対する所定の視点Uと前記直線の
方程式に基づいて、前記点Bの3次元空間での位置を確
定し、前記確定された前記点Bの3次元空間での位置に
基づき、前記第1の2次元ウインドーに表示された第1
の投影形状と、前記第2の2次元ウインドーに表示され
た前記第2の投影形状を修正する。
【0012】また、別の発明は、第1の2次元ウインド
ーと第2の2次元ウインドーに基づいて、点の3次元座
標を確定する画像処理装置であって、第1の入力手段
が、第1の2次元ウインドーでの点Aの位置を入力し、
表示手段が、前記点Aに対する所定の視点Vを通る直線
を、第2の2次元ウインドーに表示し、第2の入力手段
が、前記第2の2次元ウインドーでの点Bの位置を入力
し、計算手段が、前記第2の2次元ウインドー上におけ
る前記点Bから最も近い位置の前記表示手段で表示され
た直線上の点Cの位置を計算し、確定手段が、前記計算
手段で計算された点Cの位置と前記点Cに対する所定の
視点Uと前記直線の方程式に基づいて、前記点Aの3次
元空間での位置を確定する。
【0013】また、別の発明は、第1の2次元ウインド
ーに対応する3次元形状の第1の投影形状と、第2の2
次元ウインドーに対応する前記3次元形状の第2の投影
形状と基づいて、前記第1の投影形状と前記第2の投影
形状の修正を行う画像処理装置であって、第1の表示手
段が、前記第1の投影形状と前記第2の投影形状とをそ
れぞれ、前記第1の2次元ウインドーと前記第2の2次
元ウインドーに表示し、第1の入力手段が、前記第1の
表示手段で前記第1の2次元ウインドーに表示された第
1の投影形状の所定の頂点Aの移動先の頂点Bの位置を
入力し、第2の表示手段が、前記第1の入力手段で入力
した前記頂点Bの位置と所定の視点Vを通る直線を第2
の2次元ウインドーに表示し、第2の入力手段が、前記
頂点Bに対応する前記第2の2次元ウインドー上での第
2の投影形状の点Cの位置を入力し、計算手段が、前記
第2の2次元ウインドー上における前記点Cから最も近
い位置の前記第2の表示手段で表示された直線上の点D
の位置を計算し、確定手段が、前記計算手段で計算され
た点Dの位置と前記点Dに対する所定の視点Uと前記直
線の方程式に基づいて、前記点Bの3次元空間での位置
を確定し、修正手段が、前記確定手段で確定された前記
点Bの3次元空間での位置に基づき、前記第1の2次元
ウインドーに表示された第1の投影形状と、前記第2の
2次元ウインドーに表示された前記第2の投影形状を修
正する。
【0014】
【実施例】本発明に係る一実施例の画像処理方法とその
装置の一つのポイントは、ある視点(投影面)において
所望の位置を指定したときに、必ずその位置に投影され
るような3次元空間内での位置の拘束条件を求め、それ
を別の視点から見たときの投影画面上に拘束線として表
示し、かつその別投影面上での点指定を、その拘束線で
拘束することにより、任意の異なる視点の投影面上での
所望の位置を同時に満たすような、3次元空間内の点の
位置指定を容易に実現させることである。 (実施例1)本発明に係る一実施例の3次元空間内の点
の位置の指定処理を行う画像処理装置の構成を図15に
示す。
【0015】図15を参照して、キーボード203とポ
インテイングデバイス204は、ユーザから各種コマン
ドやデータを入力する。メモリ202には、本実施例の
3次元空間内の点の位置の指定処理手順を記述した処理
プログラムやデータが予め格納されている。また、メモ
リ202には、CPU200がこの処理プログラムを読
み出して、解釈実行するための作業領域が用意されてい
る。201は、デイスプレイモニタであり、この処理プ
ログラムの実行結果や、キーボード203やポインテイ
ングデバイス204からの入力データやコマンドの表示
を行う。CPU200は、この装置全体を制御する。
【0016】本発明に係る一実施例の3次元空間内の点
の位置の指定処理方法を、図14のフローチャートを参
照して説明する。まず、ステップS1では、デイスプレ
イモニタ201に表示された正面図ウインドー上で、キ
ーボード203やポインテイングデバイス204を用い
て、点A1の座標を入力する。
【0017】図1は、正面図ウインドー上で、点A1の
位置が指定されたことを示す。この時、このA1に投影
される3次元空間内の点は、図2に示すように、C1と
A1を結ぶ直線上に必ず存在することになる。そこで、
ステップS2では、側面図ウインドー(図1参照)上
に、この直線を投影面に投影したときの直線を表示す
る。以後、この直線を"拘束線"と呼ぶことにする。この
拘束線は、正面図ウインドーにおいてA1に投影される
3次元空間内の点が、側面図ウインドーに投影されたと
きにとりうる位置、即ち、その位置の拘束条件となる。
【0018】ステップS3では、側面図ウインドーにお
いて、点A2の位置指定の入力を行う。ステップS4で
は、入力された点A2の位置から最も近い距離にある拘
束線上の点を求め、その点を側面図ウインドー上で確定
された入力点位置A2’とする(図3参照)。
【0019】ステップS5では、視点C2(図2参照)
と入力点位置A2’を結ぶ直線と、前記拘束線の交点座
標を求める。その交点座標が入力された点の3次元空間
での座標となる。以上の処理によって、3次元空間内で
の点の位置Aを確定することができた(図4)。
【0020】このように本実施例によれば、正面図、側
面図両方の所望の位置を同時に満たす3次元空間内の点
の位置を、容易に指定することができる。 (実施例2)実施例1では、正面図とそれに直交する側
面図に於いて位置指定を行う場合を用いて説明したが、
2つの視点に対する任意の投影面に対しても、実施例1
と同様に3次元空間内の点の位置の指定処理を行うこと
ができる。その場合の処理手順は以下のようになる。
【0021】1.任意の視点(投影面1)を設定する。 2.その投影面に於いて所望の点の位置を指定入力す
る。 3.別の視点(投影面2)を設定する。 4.投影面2上に、投影面1で指定された点が満足すべ
き拘束条件を満たす拘束線を表示する。
【0022】5.拘束線上(またはその近辺)で点の位
置を指定入力する。拘束線の近傍の点が指定された場合
には、その点にもっとも近い拘束線上の点を選ぶ。 6.両投影面で確定された点の位置を元に、3次元空間
内の点の位置を求める。
【0023】このように、正面図と側面図が直交してい
なくとも、実施例1と同様に、容易に3次元空間内の点
の位置を指定することができる。 (実施例3)以上の実施例においては、3次元空間内の
点の位置を指定する場合を説明したが、本実施例では、
実施例1や実施例2の方法を利用して、3次元形状モデ
ルを作成したり、形状モデルを編集する処理方法につい
て説明する。
【0024】以下に、図16のフローチャートを用い
て、3次元形状モデルのある頂点を所望の位置に移動
し、形状を変形する3次元形状モデルの編集処理例を説
明する。ステップS10では、ある形状モデルを異なる
2つの視点から見たときの投影像をそれぞれ、投影像1
ウインドーと投影像2ウインドーに表示する。ここで、
それぞれの投影像(投影像1、投影像2)における点A
1とA2は、3次元空間上では同じ点であるとする。図
9に、これらの表示の一例を示す。
【0025】ステップS11では、キーボード203や
ポインテイングデバイス204を用いて、点A1の移動
先の点B1の座標を入力する。図10の投影像1ウイン
ドーに、入力された移動先の点B1の座標が、表示され
た例を示す。ステップS12では、所定の視点座標と点
B1の座標を通る拘束線を、投影像2ウインドー上に表
示する。図11にこの表示例を示す。
【0026】ステップS13では、点B1に対応する投
影像2での点B2の座標を、キーボード203やポイン
テイングデバイス204から入力する。ステップS14
では、入力した点座標に最も近い位置にある拘束線上の
点をB2’とし、その点を投影像2ウインドー上に表示
する。以上の処理により、点B1、B2’に対応する3
次元空間上での点座標が求まり、点の移動が完了した。
【0027】ステップS15では、求まった3次元空間
上での点座標に基づいて、投影像1と投影像2を再構成
して、それぞれ、投影図1ウインドーと投影図2ウイン
ドーに表示する。以上のように、2つの任意の投影像上
での所望の位置を指定することにより、形状の変形を自
由にかつ容易に行える。
【0028】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログ
ラムを供給することによって達成される場合にも適用で
きることはいうまでもない。以上説明したように、ある
視点(投影面)において所望の位置を指定したときに、
必ずその位置に投影されるような3次元空間内での点の
位置の拘束条件を求め、それを別の視点から見たときの
投影画面上に拘束線として表示し、かつその別投影面上
での点指定を、その拘束線で拘束することにより、任意
の異なる視点の投影面上での所望の位置を同時に満たす
ような、3次元空間内の点の位置指定を容易に実現で
き、さらに、それを用いて3次元形状モデルの作成や編
集を、任意の投影面における位置指定により容易に行う
ことができるという優れた効果がある。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、3
次元空間内における位置指定を容易に行うことができ
る。また、別の発明は、3次元形状の変形を容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の画像処理装置において、3次元空間
での点座標を入力する方法を説明する図である。
【図2】図1の状況を真上から見た図である。
【図3】拘束線上で点の位置を指定した状態を示す図で
ある。
【図4】2つの投影面上での位置から、3次元区間内で
の位置を求めた時の様子を説明する図である。
【図5】従来手法を説明する図である。
【図6】図5の状況を真上から見たときの図である。
【図7】従来手法で、側面図において点を移動したとき
の様子を表す図である。
【図8】図7で説明した処理の結果生じる投影面上での
点の移動を示す図である。
【図9】3次元形状モデルの変形方法を説明する図であ
る。
【図10】一方の投影面上で、ある点の位置の移動処理
を説明する図である。
【図11】点B1に基づく拘束線を示す図である。
【図12】拘束線上で、確定した点B2’を示す図であ
る。
【図13】形状変形処理結果を示す図である。
【図14】実施例1での画像処理のフローチャートであ
る。
【図15】本発明に係る一実施例の画像処理装置の構成
を示す図である。
【図16】実施例3での画像処理のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
200 CPU 201 デイスプレイ 202 メモリ 203 キーボード 204 ポインテイングデバイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉崎 修 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の2次元ウインドーと第2の2次元
    ウインドーに基づいて、点の3次元座標を確定する画像
    処理方法であって、 第1の2次元ウインドーでの点Aの位置を入力する第1
    の入力工程と、 前記点Aに対する所定の視点Vを通る直線を、第2の2
    次元ウインドーに表示する表示工程と、 前記第2の2次元ウインドーでの点Bの位置を入力する
    第2の入力工程と、 前記第2の2次元ウインドー上における前記点Bから最
    も近い位置の前記表示工程で表示された直線上の点Cの
    位置を計算する計算工程と前記計算工程で計算された点
    Cの位置と前記点Cに対する所定の視点Uと前記直線の
    方程式に基づいて、前記点Aの3次元空間での位置を確
    定する確定工程とを備えることを特徴とする画像処理方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第1の2次元ウインドーと前記第2
    の2次元ウインドーは、表示手段上に表示されることを
    特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 第1の2次元ウインドーに対応する3次
    元形状の第1の投影形状と、第2の2次元ウインドーに
    対応する前記3次元形状の第2の投影形状と基づいて、
    前記第1の投影形状と前記第2の投影形状の修正を行う
    画像処理方法であって、 前記第1の投影形状と前記第2の投影形状とをそれぞ
    れ、前記第1の2次元ウインドーと前記第2の2次元ウ
    インドーに表示する第1の表示工程と、 前記第1の表示工程で前記第1の2次元ウインドーに表
    示された第1の投影形状の所定の頂点Aの移動先の頂点
    Bの位置を入力する第1の入力工程と、 前記第1の入力工程で入力した前記頂点Bの位置と所定
    の視点Vを通る直線を、第2の2次元ウインドーに表示
    する第2の表示工程と、 前記頂点Bに対応する前記第2の2次元ウインドー上で
    の第2の投影形状の点Cの位置を入力する第2の入力工
    程と、 前記第2の2次元ウインドー上における前記点Cから最
    も近い位置の前記第2の表示工程で表示された直線上の
    点Dの位置を計算する計算工程と、 前記計算工程で計算された点Dの位置と前記点Dに対す
    る所定の視点Uと前記直線の方程式に基づいて、前記点
    Bの3次元空間での位置を確定する確定工程と、 前記確定工程で確定された前記点Bの3次元空間での位
    置に基づき、前記第1の2次元ウインドーに表示された
    第1の投影形状と、前記第2の2次元ウインドーに表示
    された前記第2の投影形状を修正する修正工程とを備え
    ることを特徴とする画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の2次元ウインドーと前記第2
    の2次元ウインドーは、表示手段上に表示されることを
    特徴とする請求項3に記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 第1の2次元ウインドーと第2の2次元
    ウインドーに基づいて、点の3次元座標を確定する画像
    処理装置であって、 第1の2次元ウインドーでの点Aの位置を入力する第1
    の入力手段と、 前記点Aに対する所定の視点Vを通る直線を、第2の2
    次元ウインドーに表示する表示手段と、 前記第2の2次元ウインドーでの点Bの位置を入力する
    第2の入力手段と、 前記第2の2次元ウインドー上における前記点Bから最
    も近い位置の前記表示手段で表示された直線上の点Cの
    位置を計算する計算手段と前記計算手段で計算された点
    Cの位置と前記点Cに対する所定の視点Uと前記直線の
    方程式に基づいて、前記点Aの3次元空間での位置を確
    定する確定手段とを備えることを特徴とするに記載の画
    像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の2次元ウインドーと前記第2
    の2次元ウインドーは、表示手段上に表示されることを
    特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 第1の2次元ウインドーに対応する3次
    元形状の第1の投影形状と、第2の2次元ウインドーに
    対応する前記3次元形状の第2の投影形状と基づいて、
    前記第1の投影形状と前記第2の投影形状の修正を行う
    画像処理装置であって、 前記第1の投影形状と前記第2の投影形状とをそれぞ
    れ、前記第1の2次元ウインドーと前記第2の2次元ウ
    インドーに表示する第1の表示手段と、 前記第1の表示手段で前記第1の2次元ウインドーに表
    示された第1の投影形状の所定の頂点Aの移動先の頂点
    Bの位置を入力する第1の入力手段と、 前記第1の入力手段で入力した前記頂点Bの位置と所定
    の視点Vを通る直線を、第2の2次元ウインドーに表示
    する第2の表示手段と、 前記頂点Bに対応する前記第2の2次元ウインドー上で
    の第2の投影形状の点Cの位置を入力する第2の入力手
    段と、 前記第2の2次元ウインドー上における前記点Cから最
    も近い位置の前記第2の表示手段で表示された直線上の
    点Dの位置を計算する計算手段と、 前記計算手段で計算された点Dの位置と前記点Dに対す
    る所定の視点Uと前記直線の方程式に基づいて、前記点
    Bの3次元空間での位置を確定する確定手段と、 前記確定手段で確定された前記点Bの3次元空間での位
    置に基づき、前記第1の2次元ウインドーに表示された
    第1の投影形状と、前記第2の2次元ウインドーに表示
    された前記第2の投影形状を修正する修正手段とを備え
    ることを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の2次元ウインドーと前記第2
    の2次元ウインドーは、表示手段上に表示されることを
    特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
JP7020278A 1995-02-08 1995-02-08 画像処理方法とその装置 Withdrawn JPH08212390A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7020278A JPH08212390A (ja) 1995-02-08 1995-02-08 画像処理方法とその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7020278A JPH08212390A (ja) 1995-02-08 1995-02-08 画像処理方法とその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08212390A true JPH08212390A (ja) 1996-08-20

Family

ID=12022709

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7020278A Withdrawn JPH08212390A (ja) 1995-02-08 1995-02-08 画像処理方法とその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08212390A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015207219A (ja) * 2014-04-22 2015-11-19 富士通株式会社 表示装置、位置特定プログラム、および位置特定方法
WO2022172335A1 (ja) * 2021-02-09 2022-08-18 マクセル株式会社 仮想ガイド表示装置、仮想ガイド表示システム、及び仮想ガイド表示方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015207219A (ja) * 2014-04-22 2015-11-19 富士通株式会社 表示装置、位置特定プログラム、および位置特定方法
WO2022172335A1 (ja) * 2021-02-09 2022-08-18 マクセル株式会社 仮想ガイド表示装置、仮想ガイド表示システム、及び仮想ガイド表示方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6046745A (en) Three-dimensional model making device and its method
JP3619063B2 (ja) 立体画像処理装置、その方法、立体視パラメータ設定装置、その方法そしてコンピュータプログラム記憶媒体
JPH10283158A (ja) ウィンドウの立体表示装置及びその方法
JPH03250267A (ja) 画像表示装置及び画像表示方法
JPH05342310A (ja) 線要素データの3次元変換装置及び方法
JP3744039B2 (ja) 透視図作成支援方法
Santos et al. 3D Interactive Augmented Reality in Early Stages of Product Design.
JPH0342780A (ja) 三次元図形入力方式
JPH08212390A (ja) 画像処理方法とその装置
JP2007102099A (ja) 電子機器、画像処理方法及びプログラム
JPH08123835A (ja) 形状設計支援装置
JPH03211686A (ja) コンピュータ制御デイスプレイ方法および装置
JP2001266175A (ja) 3次元モデル処理装置および3次元モデル処理方法、並びにプログラム提供媒体
JP3943975B2 (ja) 情報処理方法および装置
JP3137776B2 (ja) 透視図からの物体データ作成装置
JPH02150968A (ja) 3次元カーソル制御装置
JPH0660164A (ja) 3次元形状処理システム
JP3486937B2 (ja) 図形変形装置
JPH10172009A (ja) 3次元cgアニメーション作成装置及び作成方法
JP2004252815A (ja) 画像表示装置、画像表示方法およびプログラム
JP3597583B2 (ja) アニメーションパス作成装置
JPH07271998A (ja) 立体表示方法および装置
JPH07200875A (ja) 3次元モデルの表示位置変更方法
JP3071495B2 (ja) 物体モデル編集装置
JPH06215050A (ja) 図形移動方式

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020507