JP2001266175A - 3次元モデル処理装置および3次元モデル処理方法、並びにプログラム提供媒体 - Google Patents

3次元モデル処理装置および3次元モデル処理方法、並びにプログラム提供媒体

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JP2001266175A
JP2001266175A JP2000072078A JP2000072078A JP2001266175A JP 2001266175 A JP2001266175 A JP 2001266175A JP 2000072078 A JP2000072078 A JP 2000072078A JP 2000072078 A JP2000072078 A JP 2000072078A JP 2001266175 A JP2001266175 A JP 2001266175A
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plane
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reference point
display device
dimensional
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JP2000072078A
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English (en)
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Yuichi Abe
友一 阿部
Hiroyuki Segawa
博之 勢川
Hiroyuki Shiotani
浩之 塩谷
Tetsukazu Kai
哲一 開
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T17/00Three dimensional [3D] modelling, e.g. data description of 3D objects

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Graphics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Generation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスプレイに表示される物体の3次元位置
を容易に把握可能な3次元モデル処理装置を提供する。 【解決手段】 表示装置に表示された物体の近傍に基準
点を表示し、さらにZ軸を所定角度X軸に対して回転さ
せて生成される直線を基準点から延びる直線として表示
する。さらに、XZ平面を所定角度X軸に対して回転さ
せて生成される平面を生成して、その平面と物体との交
線を物体とともに表示する構成とした。本構成により表
示装置に表示される物体の3次元位置を容易に理解する
ことが可能となる。さらに、センサを用いて3次元モデ
ルの変形等を行なう3次元モデリング装置において、上
述の基準点、基準点から延びる直線、基準点を含む平面
の形成する交線等を処理対象物体とともに表示する構成
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元モデル処理
装置および3次元モデル処理方法、並びにプログラム提
供媒体に関する。さらに詳細には画像表示装置に表示さ
れた2次元画像から、表示された画像の3次元的な位置
関係を容易に把握することを可能とするための補助線表
示構成を有する3次元モデル処理装置および3次元モデ
ル処理方法、並びにプログラム提供媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】3次元画像をディスプレイ表示するコン
ピュータ・グラフィックにおいては、表示オブジェクト
である3次元空間上の物体を2次元空間へ写像して、そ
の結果をディスプレイ等の表示装置に表示する。3次元
空間上に複数の物体が存在する場合において、それらの
複数の物体の位置関係、特にディスプレイの奥行き方向
の位置関係をディスプレイの表示から把握することは困
難になる。
【0003】従来、表示画面上において重なって異なる
複数のオブジェクトを表示する場合、視点に対して前方
にある物体をディスプレイに表示して、その後方にある
物体については後方の物体の前方物体に対する重なり部
分を非表示とすることで複数の表示オブジェクトの視点
からの距離差、すなわち奥行き方向の位置関係を表現す
る手法が一般的に採用されていた。あるいは、視点の異
なる複数の画像を同時にディスプレイに表示、例えば1
つの視点方向画像と、その視点方向画像と90度異なる
例えば上方向から見た画像を同時にディスプレイに表示
することで各表示物体の位置関係を把握可能とする手法
がとられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た重なり部分の非表示による画像表示方法においては、
物体が重なりを持たない位置にある場合、どちらの物体
が手前にありどちらの物体が奥にあるか判別することは
できない。奥にある物体の表示を小さくして遠近法によ
って位置関係を把握可能とする手法もあるが、物体の大
きさが予め把握できていない場合は、例えば遠近法によ
って小さく表示されているのか、物体の大きさが元々小
さいのか判別不可能であり、位置関係は把握できない。
また、重なりをもった複数の物体であっても、どの程度
離れているのかについては全く把握することはできな
い。
【0005】また、上述の複数の視点の異なる画像を表
示する方法においては、全ての画像を同時に見ることは
困難であり、ディスプレイの表示を一目見ただけでは物
体間の位置関係を即座に把握することはできない。
【0006】本発明は、上述のような従来の3次元物体
表示装置における問題点を解決し、1つの画像におい
て、重なりを持たない複数の物体であってもその位置関
係を容易に把握することを可能とした3次元モデル処理
装置および3次元モデル処理方法、並びにプログラム提
供を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面は3
次元空間上の位置データに基づいて表示装置に物体の表
示を実行する3次元モデル処理装置において、表示装置
に表示される物体の3次元空間上の近傍に基準点を設定
するとともに、該基準点を通る3次元空間上の直線を生
成して前記物体とともに前記表示装置に表示する表示制
御手段を有することを特徴とする3次元モデル処理装置
にある。
【0008】さらに、本発明の3次元モデル処理装置の
一実施態様において、前記表示制御手段は、さらに、前
記基準点を含む3次元空間上の平面と表示対象物体との
交線を生成して前記物体とともに前記表示装置に表示す
る構成を有することを特徴とする。
【0009】さらに、本発明の3次元モデル処理装置の
一実施態様において、前記表示制御手段は、さらに、前
記基準点を含む3次元空間上の平面を前記表示装置に表
示する構成を有することを特徴とする。
【0010】さらに、本発明の3次元モデル処理装置の
一実施態様において、前記基準点を通る直線は、表示装
置の表示面をXY平面とし、表示面に垂直な方向をZ軸
としたとき、Z軸をX軸回りにα度回転させてできる直
線に平行な直線、ただし、−90<α<90かつα≠0
であることを特徴とする。
【0011】さらに、本発明の3次元モデル処理装置の
一実施態様において、前記基準点を含む平面は、表示装
置の表示面をXY平面とし、表示面に垂直な方向をZ軸
としたとき、XZ平面をX軸回りにα度回転させてでき
る平面に平行な平面、ただし、−90<α<90かつα
≠0であることを特徴とする。
【0012】さらに、本発明の3次元モデル処理装置の
一実施態様において、前記基準点を含む平面は、表示装
置の表示面をXY平面とし、表示面に垂直な方向をZ軸
としたとき、YZ平面に平行な平面であることを特徴と
する。
【0013】さらに、本発明の3次元モデル処理装置の
一実施態様において、前記基準点を含む平面は異なる複
数平面であり、前記交線は前記複数平面と表示対象物体
との複数の交線であることを特徴とする。
【0014】さらに、本発明の3次元モデル処理装置の
一実施態様は、前記直線に所定間隔の目盛りを表示する
構成としたことを特徴とする。
【0015】さらに、本発明の3次元モデル処理装置の
一実施態様は、前記平面に所定間隔の格子を表示する構
成としたことを特徴とする。
【0016】さらに、本発明の3次元モデル処理装置の
一実施態様において、前記表示制御手段は、さらに、表
示装置の表示面をXY平面とし、表示面に垂直な方向を
Z軸としたとき、XZ平面をX軸回りにα度、ただし−
90<α<90かつα≠0、回転させてできる平面に平
行な平面を前記物体と交差しない位置に表示するとも
に、該平面に前記物体、前記基準点および前記直線の投
影面を表示する構成としたことを特徴とする。
【0017】さらに、本発明の第2の側面は、3次元空
間上の位置データに基づいて表示装置に物体の表示を実
行する3次元モデル処理方法において、表示装置に表示
される物体の3次元空間上の近傍に基準点を設定し、該
基準点を通る3次元空間上の直線を生成して前記物体と
ともに前記表示装置に表示することを特徴とする3次元
モデル処理方法にある。
【0018】さらに、本発明の3次元モデル処理方法の
一実施態様において、さらに、前記基準点を含む3次元
空間上の平面と表示対象物体との交線を生成して前記物
体とともに前記表示装置に表示することを特徴とする。
【0019】さらに、本発明の3次元モデル処理方法の
一実施態様において、さらに、前記基準点を含む3次元
空間上の平面を前記表示装置に表示することを特徴とす
る。
【0020】さらに、本発明の3次元モデル処理方法の
一実施態様において、前記基準点を通る直線は、表示装
置の表示面をXY平面とし、表示面に垂直な方向をZ軸
としたとき、Z軸をX軸回りにα度回転させてできる直
線に平行な直線、ただし、−90<α<90かつα≠0
であることを特徴とする。
【0021】さらに、本発明の3次元モデル処理方法の
一実施態様において、前記基準点を含む平面は、表示装
置の表示面をXY平面とし、表示面に垂直な方向をZ軸
としたとき、XZ平面をX軸回りにα度回転させてでき
る平面に平行な平面、ただし、−90<α<90かつα
≠0であることを特徴とする。
【0022】さらに、本発明の3次元モデル処理方法の
一実施態様において、前記基準点を含む平面は、表示装
置の表示面をXY平面とし、表示面に垂直な方向をZ軸
としたとき、YZ平面に平行な平面であることを特徴と
する。
【0023】さらに、本発明の3次元モデル処理方法の
一実施態様において、前記基準点を含む平面は異なる複
数平面であり、前記交線は前記複数平面と表示対象物体
との複数の交線であることを特徴とする。
【0024】さらに、本発明の3次元モデル処理方法の
一実施態様は、前記直線に所定間隔の目盛りを表示する
構成としたことを特徴とする。
【0025】さらに、本発明の3次元モデル処理方法の
一実施態様は、前記平面に所定間隔の格子を表示する構
成としたことを特徴とする。
【0026】さらに、本発明の3次元モデル処理方法の
一実施態様において、さらに、表示装置の表示面をXY
平面とし、表示面に垂直な方向をZ軸としたとき、XZ
平面をX軸回りにα度、ただし−90<α<90かつα
≠0、回転させてできる平面に平行な平面を前記物体と
交差しない位置に表示するともに、該平面に前記物体、
前記基準点および前記直線の投影面を表示する構成とし
たことを特徴とする。
【0027】さらに、本発明の第3の側面は、表示装置
に表示された処理対象物体に対する処理を実行する3次
元モデリング装置において、処理対象物体と処理ツール
を表示装置に表示する表示装置と、該処理対象物体と処
理ツールの各々に対応する処理対象物体センサと処理ツ
ールセンサとを各センサの3次元位置を取得可能な作用
領域内において相対移動させて、該相対位置の変化に応
じた3次元位置データを生成するデータ入力部と、前記
データ入力部からのセンサの3次元位置データに基づい
て前記表示装置に表示される処理対象物体と処理ツール
の表示態様を更新するとともに、前記表示装置に表示さ
れる処理対象物体の3次元空間上の近傍に基準点を設定
するとともに、該基準点を通る3次元空間上の直線を生
成して前記物体とともに前記表示装置に表示する表示制
御手段とを有することを特徴とする3次元モデリング装
置にある。
【0028】さらに、本発明の3次元モデリング装置の
一実施態様において、前記表示制御手段は、さらに、前
記基準点を含む3次元空間上の平面と表示対象物体との
交線を生成して前記物体とともに前記表示装置に表示す
る構成を有することを特徴とする。
【0029】さらに、本発明の3次元モデリング装置の
一実施態様において、前記表示制御手段は、さらに、前
記基準点を含む3次元空間上の平面を前記表示装置に表
示する構成を有することを特徴とする。
【0030】さらに、本発明の3次元モデリング装置の
一実施態様において、前記基準点を通る直線は、表示装
置の表示面をXY平面とし、表示面に垂直な方向をZ軸
としたとき、Z軸をX軸回りにα度回転させてできる直
線に平行な直線、ただし、−90<α<90かつα≠0
であることを特徴とする。
【0031】さらに、本発明の3次元モデリング装置の
一実施態様において、前記基準点を含む平面は、表示装
置の表示面をXY平面とし、表示面に垂直な方向をZ軸
としたとき、XZ平面をX軸回りにα度回転させてでき
る平面に平行な平面、ただし、−90<α<90かつα
≠0であることを特徴とする。
【0032】さらに、本発明の3次元モデリング装置の
一実施態様において、前記基準点を含む平面は、表示装
置の表示面をXY平面とし、表示面に垂直な方向をZ軸
としたとき、YZ平面に平行な平面であることを特徴と
する。
【0033】さらに、本発明の3次元モデリング装置の
一実施態様において、前記基準点を含む平面は異なる複
数平面であり、前記交線は前記複数平面と表示対象物体
との複数の交線であることを特徴とする。
【0034】さらに、本発明の3次元モデリング装置の
一実施態様は、前記直線に所定間隔の目盛りを表示する
構成としたことを特徴とする。
【0035】さらに、本発明の3次元モデリング装置の
一実施態様は、前記平面に所定間隔の格子を表示する構
成としたことを特徴とする。
【0036】さらに、本発明の3次元モデリング装置の
一実施態様において、前記表示制御手段は、さらに、表
示装置の表示面をXY平面とし、表示面に垂直な方向を
Z軸としたとき、XZ平面をX軸回りにα度、ただし−
90<α<90かつα≠0、回転させてできる平面に平
行な平面を前記物体と交差しない位置に表示するとも
に、該平面に前記物体、前記基準点および前記直線の投
影面を表示する構成としたことを特徴とする。
【0037】さらに、本発明の第4の側面は、3次元空
間上の位置データに基づいて表示装置に物体の表示を実
行する3次元モデル処理をコンピュータ・システム上で
実行せしめるコンピュータ・プログラムを提供するプロ
グラム提供媒体であって、前記コンピュータ・プログラ
ムは、表示装置に表示される物体の3次元空間上の近傍
に基準点を設定するステップと、該基準点を通る3次元
空間上の直線を生成して前記物体とともに前記表示装置
に表示するステップと、を有することを特徴とするとす
るプログラム提供媒体にある。
【0038】本発明の第4の側面に係るプログラム提供
媒体は、例えば、様々なプログラム・コードを実行可能
な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピュータ
・プログラムをコンピュータ可読な形式で提供する媒体
である。媒体は、CDやFD、MOなどの記憶媒体、あ
るいは、ネットワークなどの伝送媒体など、その形態は
特に限定されない。
【0039】このようなプログラム提供媒体は、コンピ
ュータ・システム上で所定のコンピュータ・プログラム
の機能を実現するための、コンピュータ・プログラムと
提供媒体との構造上又は機能上の協働的関係を定義した
ものである。換言すれば、該提供媒体を介してコンピュ
ータ・プログラムをコンピュータ・システムにインスト
ールすることによって、コンピュータ・システム上では
協働的作用が発揮され、本発明の他の側面と同様の作用
効果を得ることができるのである。
【0040】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0041】
【発明の実施の形態】[3次元モデル処理装置]まず、
本発明の3次元モデル処理装置によって実行される表示
処理の概要について図1を用いて説明する。図1の
(a)は表示物体101を3次元空間に示した図であ
る。ここでX軸、Y軸によって示される面が表示画面1
02に対応する。Z軸が奥行き方向に対応する。ある1
つの視点から見た表示物体101の表示画面は図1
(b)に示すような表示となる。なお、図1(b)の視
線方向は、視線方向をZ軸に平行においた例である。本
発明の3次元モデル表示装置では、このような物体10
1の奥行き方向(Z軸)の位置を視覚的に把握可能とす
るために、表示画面に補助線あるいは補助平面を表示す
る処理を実行するものである。
【0042】図2は本発明の3次元モデル処理装置を構
成する表示制御手段および表示装置を含むシステム構成
を示すブロック図である。図2に示すように、本発明の
3次元モデル処理装置は中央演算処理装置(CPU)2
01、プログラムメモリ202、データメモリ203、
フレームメモリ204、画像表示装置205、Zバッフ
ァ206を有する。
【0043】中央演算処理装置(CPU)201は、処
理データを格納したデータメモリ203から処理データ
を取り出して、プログラムメモリ202に格納された処
理プログラムに従って投影変換処理、表示データ生成処
理を実行する。生成した表示データはフレームメモリ2
04に格納される。さらに、画像表示装置205がフレ
ームメモリ204に格納された表示データを表示する。
Zバッファ206は、隠面処理を行なうためのメモリで
あり、表示画面の全画素の奥行き方向の値(Z値)を記
憶する。このZバッファ206に格納された値を参照す
ることにより、3次元空間上の様々な位置に存在する複
数物体についての視点からの前後関係データを取得して
各物体の描画順序に関係なく正しく表示することができ
る。
【0044】本発明の3次元モデル処理装置の処理を図
3のフローチャートおよび図4、図5の表示例に従って
説明する。図4は、ディスプレイに表示された物体40
1と、奥行き方向を容易に把握するための補助線として
の直線402、交線403、404、および直線402
の開始点となる基準点405を示している。なお、Z軸
方向が奥行き方向に対応する。
【0045】図3のフローに従って処理の詳細を説明す
る。まず、3次元空間上に基準点を設定する(ステップ
S301)。この基準点は任意の位置で構わないが、表
示物体の近傍であり前方に設定することが好ましい。図
4に示す例では基準点405が物体401の斜め前方位
置に設定された例を示している。
【0046】次に基準点405を通り、Z軸をX軸回り
にα度回転させてできる直線に平行な直線を表示(ステ
ップS302)する。Z軸の回転角度であるα度は−9
0<α<90かつα≠0>である任意角度として設定可
能であるが、後続のステップS303で、この角度αに
基づいて生成する平面により物体401に形成される交
線部が長くなる角度として設定することが好ましい。平
面および交線についてはステップS303で説明する。
この例ではα=10度に設定したとする。
【0047】ステップS302では、α=10度として
設定した場合、図4に太点線で示すように、Z軸に平行
な直線をX軸回りに10度回転させた直線402を表示
する。このとき、図2で説明したZバッファ206の値
を利用して直線402と物体401の前後関係が正しく
なるように表示する。すなわち物体401の前方の直線
402の部分はすべて表示し、物体401と重なり物体
401の後方にある直線部は非表示とし、さらに、物体
401と重ならない物体401の後方にある直線部は表
示する。この結果の表示態様は図4に示す様になる。
【0048】図4から理解されるように、基準点405
と物体401は直線402によって接続されて表示さ
れ、物体401の前方に表示された直線の長さに基づい
て、物体401と基準点405の奥行き方向の離間状態
を把握することができる。
【0049】次に、ステップS303において、直線4
02を含みXZ平面をX軸回りにα度回転させてできる
平面に平行な平面(図5に示す501)およびYZ平面
に平行な平面502を作成する。さらに、これらの2平
面と物体401との交線を表示する。これらの交線が図
4に示す交線403,404となる。これらの交線を表
示することにより、物体401が基準点405から上下
方向、左右方向にどの程度離れているかを理解すること
ができる。
【0050】このように、物体401に対して基準点4
05から延びる直線402、交線403,404を物体
401とともに表示することにより、物体401の基準
点との3次元位置を容易に理解することが可能となる。
図4に示す例では、物体を1つとして説明してあるが、
複数の物体がある場合でも基準点を通る直線、および交
線表示を行なうことにより、複数物体間の3次元的位置
関係を容易に把握可能となる。この場合、直線および交
線の表示位置は、複数の物体を通過する位置とすること
が好ましい。また1つの物体自体を基準点として設定
し、各直線、交線を生成するように構成してもよい。
【0051】図4に示す例では、基準点405を通る直
線402と、図3のステップS303で生成した平面に
よって物体401に構成される交線を表示した例である
が、例えば、図6に示すように物体401との交線40
3に加えて、基準点405を通る平面501も併せて表
示する構成としてもよい。図6では、直線402を含み
XZ平面をX軸回りにα度回転させてできる平面に平行
な平面501を表示している。さらにYZ平面に平行な
平面502(図5参照)を併せて表示してもよい。表示
装置に表示する平面は着色したり、透明、あるいは半透
明にする等して、表示物体との区別を容易にすることに
より物体の位置関係をさらに理解しやすくすることが可
能となる。
【0052】さらに、図7に示すように表示平面701
に一定間隔の格子702を表示することにより、左右の
間隔、奥行きの間隔を観察者により把握し易くする構成
とすることができる。また、図8に示すように、基準点
405から延びる直線402に目盛り801を表示する
ことにより、基準点405位置と物体401との間隔を
理解しやすくする表示が可能となる。
【0053】さらに、図9に示すように、XZ平面をX
軸回りにα度回転させてできる平面901を物体401
と交差しない位置、例えば下方に作成して表示し、この
平面に物体401および基準点405、直線402を平
行投影し、その影902を表示する構成とすることによ
り、より実感的に物体の位置関係を把握することが可能
となる。
【0054】[3次元モデリング装置]次に、上述した
表示手法を3次元モデリングシステムに適用した例を説
明する。3次元モデリングシステムとして、例えば図1
0のようなシステムを構成する。図10のシステムは、
2つの3次元位置・角度センサ1001、1002をユ
ーザが作用領域で相対的に移動させることで、3次元位
置・角度センサ1001、1002の相対位置、相対角
度を変化させ、表示装置1003に表示された3次元位
置・角度センサ1001に対応する処理対象物体100
4に対して、3次元位置・角度センサ1002に対応す
る処理ツール1005を適用して各種の処理を実行させ
て処理対象物体1004に変形、着色等の様々な作用を
実行させるシステムである。
【0055】2つの3次元位置・角度センサ1001、
1002は磁気センサ等により、それぞれの3次元位置
が取得され、さらに、処理ツール1005に対応する3
次元位置・角度センサ1002には変形、着色等の処理
機能が予め設定されており、例えば、3次元位置・角度
センサ1002を処理対象物体1004に対応する3次
元位置・角度センサ1001に一定距離以下に近づける
と、表示装置1003に表示された処理ツール1005
が、処理対象物体1004の内部に入り込んで、処理対
象物体1004に凹部が形成される等の処理が実行され
る。
【0056】図10に示すように表示装置1003に
は、3次元位置・角度センサ1001、1002に対応
する処理対象物体1004および処理ツール1005が
表示されるが、その位置関係は、オペレータにとって一
目では分かりにくいものとなる場合がある。図10で示
すようなシステムにおける表示に前述の図4、図5を用
いて説明した基準点405、基準点から延びる直線40
2、平面によって構成される交線403,404、さら
に平面501,502等を示すことにより、処理対象物
体1004および処理ツール1005の位置関係が一目
で理解可能となり、オペレータによる処理が容易にな
る。
【0057】なお、基準点を固定点とせず、例えば図1
0の表示装置1003内に表示された処理ツール100
5を基準点として設定して、処理ツールの移動に伴って
基準点も移動させて表示装置1003に表示する構成と
することにより、基準点に対応するツールからの処理対
象物体の位置の把握がオペレータにとってさらに容易に
なる。このような3次元モデリングシステムの構成を図
11に示す。
【0058】図11は、先に図2を用いて説明した3次
元モデル表示装置にセンサからのデータ入力部1100
を加えて構成される3次元モデリングシステムの構成ブ
ロック図である。この例は、磁気センサを用いて3次元
位置・角度センサを構成した例である。磁気ソース11
01から発せられた磁場内を作用領域とし、作用領域内
で、処理対象物体ツール1102、処理ツール1103
による操作を行なう。処理対象物体ツール1102、処
理ツール1103の各々には、磁気センサが取り付けら
れており、磁気ソース1101から発せられた磁場内に
設定される作用領域内において、処理対象物体ツール1
102、処理ツール1103の磁気センサが磁気的変位
データを専用のインタフェース1104に出力する。専
用のインタフェース1104は、これらのデータに基づ
いて各々のツールの位置情報、姿勢情報データを算出す
る。
【0059】これらの位置情報に基づいて中央演算処理
装置(CPU)201は、プログラムメモリ202に格
納された処理プログラムに従ってデータ入力部1100
からの入力データに基づいて、投影変換処理、表示デー
タ生成処理を実行する。生成した表示データはフレーム
メモリ204に格納される。さらに、画像表示装置20
5がフレームメモリ204に格納された表示データを表
示する。
【0060】図11に示す3次元モデリングシステムの
表示処理を図12のフローチャートに従って説明する。
まず、ステップS1201において、各センサ(図10
の例では3次元位置・角度センサ1001、1002)
からの位置情報が入力される。次に、ステップS120
2において、処理対象物体に対応するセンサおよび処理
ツールに対応するセンサの各センサに対応付けられた物
体および処理ツールを表示装置に表示する。
【0061】次にステップS1203において、表示装
置に表示された処理ツールを基準点として設定する。以
下、ステップS1204以下の処理は、前述の図3で説
明した処理と同様であり、基準点を通る直線の生成(ス
テップS1204)、基準点を通る複数の平面を作成
(ステップS1205)、生成した複数の平面と処理対
象物体との交線を表示(ステップS1206)の一連の
処理を実行する。
【0062】これらの結果は、前述の図4に示す表示態
様と同様であり、図4中の物体401が処理対象物体に
対応し、基準点405が処理ツールに対応することにな
る。なお、処理ツールおよび処理対象物体の位置はオペ
レータによるセンサの移動により逐次変更されて新たな
位置、角度データがデータ入力部から入力されるので、
その入力データに基づいて、図12の処理フローを実行
して、表示を更新する。
【0063】上述の3次元モデリング装置によれば、オ
ペレータが用いるセンサに対応するツールが表示装置上
で基準点として示されるとともに、基準点位置と処理対
象物体位置との3次元位置関係を明確に示す直線、交線
が表示されることになるので、オペレータによる処理が
容易にかつ正確に実行することが可能となる。なお、こ
の3次元モデリング装置においても先に説明した図6に
示すように基準点(ツール)を通る平面を併せて表示す
る構成としてもよい。また、図7に示すように表示平面
701に一定間隔の格子702を表示したり、図8に示
すように、基準点405から延びる直線402に目盛り
801を表示したり、図9に示すように、XZ平面をX
軸回りにα度回転させてできる平面901を処理対象物
体の下方に作成して表示し、この平面に処理対象物体、
基準点(ツール)、および直線を平行投影し、その影を
表示する構成とすることで、さらに位置関係の把握を容
易にすることが可能となる。
【0064】以上、特定の実施例を参照しながら、本発
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0065】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の3次
元モデル処理装置および3次元モデル処理方法によれ
ば、表示装置に表示された物体に基準点、基準点から延
びる直線、基準点を含む平面によって物体に形成される
交線等を物体とともに表示する構成としたので、物体の
3次元位置を容易に理解することが可能となる。
【0066】さらに、センサを用いて3次元モデルの変
形等を行なう3次元モデリング装置において、処理対象
物体とツールの表示された表示装置に上述の基準点、基
準点から延びる直線、基準点を含む平面によって物体に
形成される交線等を処理対象物体とともに表示する構成
とすることによりオペレータがツールと処理対象物体の
位置関係を容易に把握することが可能となり様々な処理
を容易にかつ正確に実行することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の3次元モデル処理装置の処理構成の概
要を説明する図である。
【図2】本発明の3次元モデル処理装置の装置構成を示
すブロック図である。
【図3】本発明の3次元モデル処理装置の処理フローを
示す図である。
【図4】本発明の3次元モデル処理装置の処理態様を説
明する図である。
【図5】本発明の3次元モデル処理装置の処理態様を説
明する図である。
【図6】本発明の3次元モデル処理装置の処理態様を説
明する図である。
【図7】本発明の3次元モデル処理装置の処理態様を説
明する図である。
【図8】本発明の3次元モデル処理装置の処理態様を説
明する図である。
【図9】本発明の3次元モデル処理装置の処理態様を説
明する図である。
【図10】本発明の3次元モデリング装置の処理につい
て説明する図である。
【図11】本発明の3次元モデリング装置の装置構成を
示すブロック図である。
【図12】本発明の3次元モデリング装置の処理フロー
を示す図である。
【符号の説明】
101 物体 102 表示画面 201 中央演算処理装置 202 プログラムメモリ 203 データメモリ 204 フレームメモリ 205 画像表示装置 206 Zバッファ 401 物体 402 直線 403,404 交線 405 基準点 501,502 平面 701 平面 702 格子 801 目盛り 901 平面 902 影 1001,1002 センサ 1003 表示装置 1004 処理対象物体 1005 処理ツール 1100 データ入力部 1101 磁気ソース 1102 処理対象物体センサ 1103 処理ツールセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩谷 浩之 東京都品川区東五反田1丁目14番10号 株 式会社ソニー木原研究所内 (72)発明者 開 哲一 東京都品川区東五反田1丁目14番10号 株 式会社ソニー木原研究所内 Fターム(参考) 5B046 BA10 EA08 FA02 FA07 FA17 FA18 GA01 HA06 HA07 5B050 BA09 CA07 DA05 EA12 EA27 EA28 EA30 FA02 FA15 5B080 EA00 GA02

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3次元空間上の位置データに基づいて表示
    装置に物体の表示を実行する3次元モデル処理装置にお
    いて、 表示装置に表示される物体の3次元空間上の近傍に基準
    点を設定するとともに、該基準点を通る3次元空間上の
    直線を生成して前記物体とともに前記表示装置に表示す
    る表示制御手段を有することを特徴とする3次元モデル
    処理装置。
  2. 【請求項2】前記3次元モデル処理装置において、 前記表示制御手段は、さらに、 前記基準点を含む3次元空間上の平面と表示対象物体と
    の交線を生成して前記物体とともに前記表示装置に表示
    する構成を有することを特徴とする請求項1に記載の3
    次元モデル処理装置。
  3. 【請求項3】前記3次元モデル処理装置において、 前記表示制御手段は、さらに、 前記基準点を含む3次元空間上の平面を前記表示装置に
    表示する構成を有することを特徴とする請求項1に記載
    の3次元モデル処理装置。
  4. 【請求項4】前記基準点を通る直線は、表示装置の表示
    面をXY平面とし、表示面に垂直な方向をZ軸としたと
    き、Z軸をX軸回りにα度回転させてできる直線に平行
    な直線、ただし、−90<α<90かつα≠0であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の3次元モデル処理装
    置。
  5. 【請求項5】前記基準点を含む平面は、表示装置の表示
    面をXY平面とし、表示面に垂直な方向をZ軸としたと
    き、XZ平面をX軸回りにα度回転させてできる平面に
    平行な平面、ただし、−90<α<90かつα≠0であ
    ることを特徴とする請求項2または3に記載の3次元モ
    デル処理装置。
  6. 【請求項6】前記基準点を含む平面は、表示装置の表示
    面をXY平面とし、表示面に垂直な方向をZ軸としたと
    き、YZ平面に平行な平面であることを特徴とする請求
    項2または3に記載の3次元モデル処理装置。
  7. 【請求項7】前記基準点を含む平面は異なる複数平面で
    あり、前記交線は前記複数平面と表示対象物体との複数
    の交線であることを特徴とする請求項2または3に記載
    の3次元モデル処理装置。
  8. 【請求項8】前記直線に所定間隔の目盛りを表示する構
    成としたことを特徴とする請求項1に記載の3次元モデ
    ル処理装置。
  9. 【請求項9】前記平面に所定間隔の格子を表示する構成
    としたことを特徴とする請求項3に記載の3次元モデル
    処理装置。
  10. 【請求項10】前記3次元モデル処理装置において、 前記表示制御手段は、さらに、 表示装置の表示面をXY平面とし、表示面に垂直な方向
    をZ軸としたとき、XZ平面をX軸回りにα度、ただし
    −90<α<90かつα≠0、回転させてできる平面に
    平行な平面を前記物体と交差しない位置に表示するとも
    に、該平面に前記物体、前記基準点および前記直線の投
    影面を表示する構成としたことを特徴とする請求項1に
    記載の3次元モデル処理装置。
  11. 【請求項11】3次元空間上の位置データに基づいて表
    示装置に物体の表示を実行する3次元モデル処理方法に
    おいて、 表示装置に表示される物体の3次元空間上の近傍に基準
    点を設定し、 該基準点を通る3次元空間上の直線を生成して前記物体
    とともに前記表示装置に表示することを特徴とする3次
    元モデル処理方法。
  12. 【請求項12】前記3次元モデル処理方法において、さ
    らに、 前記基準点を含む3次元空間上の平面と表示対象物体と
    の交線を生成して前記物体とともに前記表示装置に表示
    することを特徴とする請求項11に記載の3次元モデル
    処理方法。
  13. 【請求項13】前記3次元モデル処理方法において、さ
    らに、 前記基準点を含む3次元空間上の平面を前記表示装置に
    表示することを特徴とする請求項11に記載の3次元モ
    デル処理方法。
  14. 【請求項14】前記基準点を通る直線は、表示装置の表
    示面をXY平面とし、表示面に垂直な方向をZ軸とした
    とき、Z軸をX軸回りにα度回転させてできる直線に平
    行な直線、ただし、−90<α<90かつα≠0である
    ことを特徴とする請求項11に記載の3次元モデル処理
    方法。
  15. 【請求項15】前記基準点を含む平面は、表示装置の表
    示面をXY平面とし、表示面に垂直な方向をZ軸とした
    とき、XZ平面をX軸回りにα度回転させてできる平面
    に平行な平面、ただし、−90<α<90かつα≠0で
    あることを特徴とする請求項12または13に記載の3
    次元モデル処理方法置。
  16. 【請求項16】前記基準点を含む平面は、表示装置の表
    示面をXY平面とし、表示面に垂直な方向をZ軸とした
    とき、YZ平面に平行な平面であることを特徴とする請
    求項12または13に記載の3次元モデル処理方法。
  17. 【請求項17】前記基準点を含む平面は異なる複数平面
    であり、前記交線は前記複数平面と表示対象物体との複
    数の交線であることを特徴とする請求項12または13
    に記載の3次元モデル処理方法。
  18. 【請求項18】前記直線に所定間隔の目盛りを表示する
    構成としたことを特徴とする請求項11に記載の3次元
    モデル処理方法。
  19. 【請求項19】前記平面に所定間隔の格子を表示する構
    成としたことを特徴とする請求項13に記載の3次元モ
    デル処理方法。
  20. 【請求項20】前記3次元モデル処理方法において、さ
    らに、 表示装置の表示面をXY平面とし、表示面に垂直な方向
    をZ軸としたとき、XZ平面をX軸回りにα度、ただし
    −90<α<90かつα≠0、回転させてできる平面に
    平行な平面を前記物体と交差しない位置に表示するとも
    に、該平面に前記物体、前記基準点および前記直線の投
    影面を表示する構成としたことを特徴とする請求項11
    に記載の3次元モデル処理方法。
  21. 【請求項21】表示装置に表示された処理対象物体に対
    する処理を実行する3次元モデリング装置において、 処理対象物体と処理ツールを表示装置に表示する表示装
    置と、 該処理対象物体と処理ツールの各々に対応する処理対象
    物体センサと処理ツールセンサとを各センサの3次元位
    置を取得可能な作用領域内において相対移動させて、該
    相対位置の変化に応じた3次元位置データを生成するデ
    ータ入力部と、 前記データ入力部からのセンサの3次元位置データに基
    づいて前記表示装置に表示される処理対象物体と処理ツ
    ールの表示態様を更新するとともに、前記表示装置に表
    示される処理対象物体の3次元空間上の近傍に基準点を
    設定するとともに、該基準点を通る3次元空間上の直線
    を生成して前記物体とともに前記表示装置に表示する表
    示制御手段とを有することを特徴とする3次元モデリン
    グ装置。
  22. 【請求項22】前記3次元モデリング装置において、 前記表示制御手段は、さらに、 前記基準点を含む3次元空間上の平面と表示対象物体と
    の交線を生成して前記物体とともに前記表示装置に表示
    する構成を有することを特徴とする請求項21に記載の
    3次元モデリング装置。
  23. 【請求項23】前記3次元モデリング装置において、 前記表示制御手段は、さらに、 前記基準点を含む3次元空間上の平面を前記表示装置に
    表示する構成を有することを特徴とする請求項21に記
    載の3次元モデリング装置。
  24. 【請求項24】前記基準点を通る直線は、表示装置の表
    示面をXY平面とし、表示面に垂直な方向をZ軸とした
    とき、Z軸をX軸回りにα度回転させてできる直線に平
    行な直線、ただし、−90<α<90かつα≠0である
    ことを特徴とする請求項21に記載の3次元モデリング
    装置。
  25. 【請求項25】前記基準点を含む平面は、表示装置の表
    示面をXY平面とし、表示面に垂直な方向をZ軸とした
    とき、XZ平面をX軸回りにα度回転させてできる平面
    に平行な平面、ただし、−90<α<90かつα≠0で
    あることを特徴とする請求項22または23に記載の3
    次元モデリング装置。
  26. 【請求項26】前記基準点を含む平面は、表示装置の表
    示面をXY平面とし、表示面に垂直な方向をZ軸とした
    とき、YZ平面に平行な平面であることを特徴とする請
    求項22または23に記載の3次元モデリング装置。
  27. 【請求項27】前記基準点を含む平面は異なる複数平面
    であり、前記交線は前記複数平面と表示対象物体との複
    数の交線であることを特徴とする請求項22または23
    に記載の3次元モデリング装置。
  28. 【請求項28】前記直線に所定間隔の目盛りを表示する
    構成としたことを特徴とする請求項21に記載の3次元
    モデリング装置。
  29. 【請求項29】前記平面に所定間隔の格子を表示する構
    成としたことを特徴とする請求項23に記載の3次元モ
    デリング装置。
  30. 【請求項30】前記3次元モデリング装置において、 前記表示制御手段は、さらに、 表示装置の表示面をXY平面とし、表示面に垂直な方向
    をZ軸としたとき、XZ平面をX軸回りにα度、ただし
    −90<α<90かつα≠0、回転させてできる平面に
    平行な平面を前記物体と交差しない位置に表示するとも
    に、該平面に前記物体、前記基準点および前記直線の投
    影面を表示する構成としたことを特徴とする請求項21
    に記載の3次元モデリング装置。
  31. 【請求項31】3次元空間上の位置データに基づいて表
    示装置に物体の表示を実行する3次元モデル処理をコン
    ピュータ・システム上で実行せしめるコンピュータ・プ
    ログラムを提供するプログラム提供媒体であって、前記
    コンピュータ・プログラムは、 表示装置に表示される物体の3次元空間上の近傍に基準
    点を設定するステップと、 該基準点を通る3次元空間上の直線を生成して前記物体
    とともに前記表示装置に表示するステップと、 を有することを特徴とするとするプログラム提供媒体。
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