JPH08123835A - 形状設計支援装置 - Google Patents

形状設計支援装置

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JPH08123835A
JPH08123835A JP6255499A JP25549994A JPH08123835A JP H08123835 A JPH08123835 A JP H08123835A JP 6255499 A JP6255499 A JP 6255499A JP 25549994 A JP25549994 A JP 25549994A JP H08123835 A JPH08123835 A JP H08123835A
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宏 ▲荒▼井
Hiroshi Arai
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憲宏 中島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】表示されている映り込み画像を修正の対象と
し、修正された映り込み画像に基づいて、形状を変形さ
せることにより、形状の評価及び修正を容易に行うこと
ができる形状設計支援装置を提供する。 【構成】マウス等のポインティングデバイスを備える入
力部19と、映り込み画像を生成するためのパラメータ
を作成する映り込み画像生成パラメータ作成部12と、
作成されたパラメータおよびメモリ10に記憶されてい
る形状データ11から映り込み画像を生成する映り込み
画像生成部13と、映り込み画像を表示する表示部14
と、入力部19を介して行なわれる、表示されている映
り込み画像に対する修正操作を受け付け、それに応じた
修正情報を作成する映り込み画像修正情報作成部15
と、作成された修正情報を満足するように形状データ1
1を変形する形状修正部16とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機を用いた形状設
計/加工/解析支援装置等、例えば、機械系CAD(Compu
ter Aided Design)/CAM(Computer Aided Manufacturi
ng)/CAE(Computer Aided Engineering)装置や、CG
(Computer Graphics)装置に係り、特に、生成された
形状の修正機能を備える形状設計支援装置およびその方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機を用いた形状設計支援装置により
製品等の形状を設計する際に、計算機内部で構築された
形状モデルが設計者の意図した通りの形状かどうかを確
認する方法として、3次元形状の場合、Gouraudシェー
ディング等のスムーズシェーディングを用いるのが一般
的である。しかし、3次元形状が自由曲面を含む場合、
スムーズシェーディングは、形状を滑らかに表示するこ
とを目的として開発されているため、概略形状を把握す
ることはできるが、自由曲面のうねり等の微小な形状的
な特徴を発見するには適さない。
【0003】また、上記方法とは別の形状検証方法とし
て、NC(Numerical Control)機械等で試作モデルを作
成、検証する方法がある。ところが、この方法では、加
工作業を伴うために、検証や、その後の形状修正に多く
の時間を費やす。
【0004】以上のことから、試作モデルを作成するこ
となく、CRT等の表示装置を用いて形状モデルを表示
し、これを実時間で検証できる、上記スムーズシェーデ
ィングよりも厳密な形状検証方法が望まれている。
【0005】光学的な形状検証方法として、試作モデル
の表面を鏡面反射させた場合の、外部風景の形状表面へ
の映り込みを見る方法がある。例えば、自動車メーカで
は、自動車の形状を検証するために、車体の試作モデル
(クレイモデル)の表面に銀箔等を貼り付け、その表面
が鏡面反射するようにした試作モデルを、棒状の螢光灯
を配置した光源下に配置して、試作モデルの表面へ映っ
た螢光灯の状態、いわゆる、映り込みをチェックする。
【0006】この映り込みは、一般には「ハイライトラ
イン」、あるいは「リフレクションライン」とよばれ、
計算機を用いたシミュレーションにより画像データとし
て生成、表示することが可能である。映り込み画像の生
成および表示機能を有するCADシステムとしては、例
えば、宮崎ほかによる「車体造形システム(自動車技
術、p18〜24、vol.46、No.11、1992)」に示されている
システムがある。
【0007】映り込み画像を生成表示するには、例え
ば、ある視線方向から見たときの、形状モデルの表面で
反射された螢光灯などを含む予め設定された外部風景面
を表示する場合、表示画面上の各ピクセルについて、各
ピクセルに入射する光線を逆に辿っていき、前記形状モ
デル表面で反射されて、前記外部風景面に到達した位置
における、前記外部風景面の色または明るさを参照し
て、そのピクセルの色または明るさを算出する、いわゆ
るレイトレーシング法(光線追跡法)を用いることがで
きる。この方法を用いれば、処理時間はかかるが、現実
世界での形状への映り込みを、かなり正確にシミュレー
ションできる。
【0008】また、簡略化した方法には、例えば、形状
モデルの表面曲面上の法線分布を等高線等で表示する方
法や、ある方向から見たときに、形状モデルの表面曲面
上の法線方向が等しい点群を結んだ線(疑似映り込み
線)を表示する方法等がある。これらの簡略化した方法
によれば、それほど大きな演算処理能力を持たないシス
テムでも、映り込み画像の生成表示を実時間で処理する
ことが可能となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして得ら
れる、形状モデル表面への外部風景の映り込みが、設計
者の意図しない形状モデル表面のうねり等により乱れて
いる場合、設計者は、形状モデルの修正を行なう。上記
従来例に代表される従来技術のシステムでは、一般に、
以下の2つの方法のいずれかにより修正を行なう。
【0010】(1)形状モデルを生成する際に用いた幾
何情報、例えば、境界曲線等を作り直し、形状モデルを
再生成する。
【0011】(2)形状モデルの形状を制御するため
の、あるいは、前記形状を表現するための幾何情報、例
えば、制御点等を対話的に移動し、形状モデルの形状を
修正する。
【0012】しかし、上記いずれの修正方法でも、前述
した方法で得られた映り込み画像のデータが直接用いら
れることはなく、修正後の結果を検証するために、修正
された形状から、新たに算出された映り込み画像が参照
されるのみである。
【0013】さらに、形状モデルの形状を、具体的にど
のように修正すれば、所望の映り込み画像が得られるか
は、設計者の勘やノウハウによるところが大きい。この
ため、実際の修正処理には、多くの試行錯誤が必要であ
った。
【0014】本発明の目的は、形状の修正に際して、表
示されている映り込み画像に対して行なわれる修正操作
を受け付け、その修正操作に応じて形状を修正すること
を可能とすることによって、形状修正処理を容易にし、
形状設計作業の効率化を図ることができる形状設計支援
装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は、ユーザによ
る入力操作を受け付け、その操作に応じて、ユーザの所
望する形状を表現するための形状データを生成する形状
設計支援装置において、前記形状データにより表現され
る形状の表面への、予め定めた外部風景の映り込みを示
す映り込み画像を、前記形状データを用いて算出する映
り込み画像生成部と、前記映り込み画像を表示する表示
部と、前記表示部に表示されている前記映り込み画像に
対して行なわれる、前記映り込み画像を所望の形に修正
するためのユーザによる修正操作を受け付けて、修正さ
れた映り込み画像が生成されるように前記形状データを
修正する修正部とを有することを特徴とする形状設計支
援装置により達成される。
【0016】また、上記目的は、ユーザによる入力操作
を受け付け、その操作に応じて、ユーザの所望する形状
を表現するための形状データを生成する形状設計支援方
法において、前記形状データにより表現される形状の表
面への、予め定めた外部風景の映り込みを示す映り込み
画像を、前記形状データを用いて算出して、表示し、前
記表示されている前記映り込み画像に対して行なわれ
る、前記映り込み画像を所望の形に修正するためのユー
ザによる修正操作を受け付けて、修正された映り込み画
像が生成されるように前記形状データを修正することを
特徴とする形状設計支援方法によっても達成される。
【0017】また、上記目的は、ユーザによる入力操作
を受け付け、その操作に応じて、ユーザの所望する形状
を表現するための形状データを生成する形状設計支援装
置において、前記形状データにより表現される形状の表
面曲面の形状的な特徴を表わす特徴画像を、前記形状デ
ータを用いて算出する画像生成部と、前記特徴画像を表
示する表示部と、前記表示部に表示されている前記特徴
画像に対して行なわれる、前記特徴画像を所望の形に修
正するためのユーザによる修正操作を受け付けて、修正
された映り込み画像が生成されるように前記形状データ
を修正する修正部とを有することを特徴とする形状設計
支援装置によっても達成される。
【0018】また、上記目的は、ユーザによる入力操作
を受け付け、その操作に応じて、ユーザの所望する形状
を表現するための形状データを生成する形状設計支援装
置において、前記形状データにより表現される形状の表
面曲面の形状的な特徴を示す特徴画像を生成するに必要
なパラメータ群を複数組作成するパラメータ作成部と、
前記複数組のパラメータ群に応じて、前記形状データの
1つから複数の特徴画像を生成する画像生成部と、前記
複数の特徴画像を表示する表示部と、前記表示部に表示
されている複数の特徴画像のうちの1つの特徴画像に対
して行なわれる、前記1つの特徴画像を所望の形に修正
するためのユーザによる修正操作を受け付けて、修正さ
れた特徴画像が生成されるように前記形状データを修正
する修正部とを有し、前記画像生成部は、前記形状修正
部での形状データの修正された後に、前記修正された形
状データから、前記複数組のパラメータ群に応じて、複
数の特徴画像を再び生成し、前記表示部に表示させるこ
とを特徴とする形状設計支援装置によっても達成され
る。
【0019】
【作用】本発明は、ユーザによる入力操作を受け付け、
その操作に応じて、ユーザの所望する形状を表現するた
めの形状データを生成し、前記形状データにより表現さ
れる形状の表面への、予め定めた外部風景の映り込みを
示す映り込み画像や、その他の前記形状の表面の特徴を
示す特徴画像を、前記形状データを用いて算出し、表示
する形状設計支援装置である。
【0020】本発明においては、表示されている前記映
り込み画像あるいは特徴画像に対して行なわれる、前記
映り込み画像あるいは特徴画像を所望の形に修正するた
めのユーザによる修正操作を受け付け、その修正操作の
結果得られる修正された映り込み画像あるいは特徴画像
が映り込み画像生成部で生成されるように、修正部が、
前記形状データを修正する。
【0021】
【実施例】以下、本発明を適用した形状設計支援装置の
一実施例について、図を用いて説明する。
【0022】本実施例は、本発明を実現するための機能
構成として、図1に示すように、ユーザによる形状設計
および修正等に関する操作を受け付ける入力部19と、
受け付けた操作に応じて形状データ11を作成する形状
データ作成部(形状モデラ)18と、作成された形状デ
ータ11を記憶するメモリ10とを有する。
【0023】本実施例は、さらに、入力部19が受け付
けた操作に応じて、映り込み画像を生成するための視線
方向等の画像生成パラメータを作成する映り込み画像生
成パラメータ作成部12と、作成されたパラメータとメ
モリ10に記憶されている形状データ11とから映り込
み画像を生成する映り込み画像生成部13と、生成され
た映り込み画像を表示する表示部14とを有する。
【0024】映り込み画像生成部13は、さらに、上記
画像生成パラメータに応じた、形状に映し込まれる外部
風景として用いられる周辺の画像データの設定を行なう
と共に、形状データの修正後に、修正された形状データ
17と上記画像生成パラメータとから、映り込み画像を
再生成し、その再生成した映り込み画像の特徴が、予め
定めた基準範囲内にあるかどうかの評価処理を行なう。
【0025】本実施例は、さらに、本発明の特徴部分1
00として、入力部19により受け付けられる、表示部
14に表示されている映り込み画像に対する修正操作に
応じた修正情報を作成する映り込み画像修正情報作成部
15と、作成された修正情報を満足するように形状デー
タ11を変形し、変形後の形状データ17をメモリ10
へ記憶させる形状修正部16とを有する。
【0026】形状修正部16は、例えば、前記修正情報
から、形状データ11に含まれる点、線、ベクトル等の
幾何量に対する拘束条件を生成する幾何拘束情報生成部
と、生成された幾何拘束条件を満足するように、形状デ
ータ11の形状を変形する形状変形部とから構成され
る。
【0027】なお、本実施例では、メモリ10内部の形
状データ11と17とは別々にしているが、同一のデー
タとして、形状データ11を修正した時点で、形状デー
タ17を上書きする構成としても良い。
【0028】本実施例の装置構成は、例えば、図3に示
すように、記憶装置を備えた計算機34と、計算機34
に接続される表示装置30、キーボード35、およびマ
ウス36とにより実現することができる。
【0029】本実施例の形状設計支援装置の操作に際し
て、ユーザは、キーボード35、マウス36を入力装置
として、表示装置30の表示画面31上に表示されてい
る形状32上にマッピングされた映り込み画像33が、
所望の状態となるように、映り込み画像33に対して修
正操作を行なう。なお、形状32は、計算機34の記憶
装置に記憶されている形状データ11から生成されるも
のである。
【0030】本実施例の処理手順の一例を、図2のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0031】最初、入力部19により受け付けた、形状
設計に関するユーザなどからの操作に応じて、形状デー
タ作成部18が、形状モデルの形状を表現するための形
状データ11を作成し、メモリ10に記憶させる(ステ
ップ20)。
【0032】次に、入力部19により受け付けた、映り
込み画像の生成に必要な画像生成パラメータを設定する
ためのユーザからの操作に応じて、映り込み画像生成パ
ラメータ作成部12が、画像生成パラメータを作成する
(ステップ21)。
【0033】次に、映り込み画像生成部13は、画像生
成パラメータにより設定される映り込み画像を生成し、
表示する(ステップ22)。
【0034】本実施例では、映り込み画像は、レイトレ
ーシング法により生成するものとする。この場合、映り
込み画像生成パラメータとしては、例えば、形状の表面
に映り込む周辺の画像データ(外部風景)の種類や、映
り込みの状態を見る視線方向等が挙げられる。
【0035】周辺の画像データとしては、例えば、図4
aに示されているような、天井一面に整列した棒状の螢
光灯列を示す面状の外部風景47や、その他に、縞、格
子縞や碁盤縞の壁や床を、数値的に表わすことができる
データを設定する。
【0036】レイトレーシング法により映り込み画像を
生成するには、最初、図4aに示すように、形状データ
11により表現される形状40と、周辺の画像データに
より表現される面状の外部風景47と、視点43を含む
画面42とを、作成されたパラメータに応じた所定の位
置関係で、仮想空間中に設定する。なお、画面42は、
表示装置30(表示部14)の表示画面31と一致する
ものであり、また、視点43は、表示画面31上にある
ものとする。
【0037】この仮想空間中において、画面42上の視
点43から画面42の法線方向にのびる光線44と形状
40との交点45を求め、さらに、交点45での光線4
4と形状40の曲面形状とから、交点45からの反射光
線46を決定する。さらに、反射光線46と外部風景4
7との交点である参照点48を求め、参照点48での外
部風景47の、色や明るさ等の画像データから、視点4
3にあるピクセルの色や明るさ等の表示データを求め
る。
【0038】上記の処理を、画面42上のすべてのピク
セルに対して行うことにより、画面42から見たとき
に、形状40の表面に映る映り込み画像41を得る。こ
の映り込み画像41を、表示装置30の表示画面31上
に表示する。
【0039】次に、映り込み画像修正情報作成部15
が、表示装置30に表示された映り込み画像41に対す
る入力部19による修正操作を受け付け、その修正操作
に対応する修正情報を作成する(図2のステップ2
3)。具体的には、例えば、図10に示すような、一連
の処理を行なう。
【0040】本ステップでは、最初、映り込み画像の修
正がユーザにとって容易になるように、マウス36等の
ポインティングデバイスにより修正操作が行ないやすい
形式に、映り込み画像41の表示形式を変換しておく。
【0041】すなわち、図5a、5bに示すように、図
2のステップ22で得られた映り込み画像41を、例え
ば、白黒のようなコントラストの強い2色にわける2値
化処理を行ない(図10のステップ2301)、2値化
処理を施した映り込み画像41のデータを利用して、輪
郭線52を抽出する(ステップ2302)。
【0042】輪郭線52の抽出に際しては、例えば、図
5cに示すように、2値化処理された映り込み画像41
上での境界部分に位置する1つのピクセル53(白丸)
を初期点54として、つねに進行方向左隣のピクセル5
3が異なった色(黒丸)になるように時計回りにピクセ
ル53をトレースし、トレースしたピクセル53の位置
データ(x,y座標等)を順次保存していく。ここで、
白いピクセルは、映り込み画像41での螢光灯が映った
明るい部分に対応するものである。最終的に、初期点5
4に戻ったら輪郭線生成処理を終了する。
【0043】次に、図5dに示すように、得られた輪郭
線52を、所定の個数の通過点55、およびそれら通過
点55を結ぶ線分55’に変換する(ステップ230
3)。線分55’は、直線、あるいは任意の次数の自由
曲線を用いる。
【0044】次に、輪郭線52で表現された映り込み画
像41に対して、マウス36を用いて行なわれる修正操
作を受け付ける(ステップ2304)。ここで、修正操
作とは、ユーザによって行なわれる、修正すべき通過点
55aの指定、修正後の通過点55a’の指定、およ
び、修正範囲の指定に関する操作である。
【0045】例えば、ユーザが、輪郭線52上の修正し
ようとする通過点55aを、マウス36で選択し、その
通過点55aを所望の位置までドラッグすることで、修
正後の点55a’の位置を決定する(図5e参照)。
【0046】さらに、ユーザは、修正する通過点55a
の上下左右に位置する、修正を望まない複数の通過点5
5bを、マウス36で選択することにより、映り込み画
像41上の修正を行なう修正領域を限定する。ここで、
修正領域とは、上記で指定された修正を行なう通過点5
5aを内部に含むものであり、形状修正においては、こ
の修正領域と対応する領域にある形状40の一部が修正
される。
【0047】本実施例では、後述する幾何拘束情報作成
における演算量を軽減するために、修正方向を、図6b
に示すように、修正すべき通過点55a、当該通過点5
5aに対応する形状40上の交点65及び参照点68
の、3点によって決定される、表示画面42に垂直な断
面603上に限定する。すなわち、断面603は、表示
画面42上では直線606として表示され、修正後の通
過点55a’は、この直線606上で位置を変えること
とする。
【0048】なお、修正する通過点55a’のドラッグ
操作中には、ドラッグ対象の通過点55aを通過するよ
うに、折れ線や自由曲線により表現される線分55’を
順次再生成して表示する構成としても良い。
【0049】最後に、修正前の通過点55a、修正後の
通過点55a’、および、修正を行なわない通過点55
bの画面42上の位置に関する情報を、修正情報として
保存しておく。また、上記のような修正情報の代わり
に、修正前の通過点55a、上記で定義された修正方
向、マウス36の移動量から検出される修正量、および
修正しない通過点55bの分布から求められる修正の範
囲を、修正情報として保存する構成としても良い。
【0050】本実施例では、ポインティングデバイスと
してマウス36を用いた例を説明しているが、本発明で
用いられるポインティングデバイスは、マウスに限定さ
れるものではなく、例えば、トラックボール等の他の形
態の入力装置でも良い。
【0051】図2のフローチャートの説明に戻り、ステ
ップ23で得られた修正情報を用いて、例えば、図11
に示す処理フローに従って、形状修正部15の幾何拘束
情報生成部が、幾何拘束情報を生成する(図2のステッ
プ24)。
【0052】すなわち、最初、修正後の通過点55a’
に対応する3次元空間内での点の位置および法線方向を
決定する(図11のステップ2401)。ここで、3次
元空間とは、モデル化しようする形状40の存在する仮
想空間である。
【0053】図6a、6bに示すように、修正後の通過
点55a’に対応する、求めようとする修正後の形状4
0表面に位置する3次元空間での点を交点601、修正
後の形状40の交点601での表面形状に対応する法線
方向を法線ベクトル605とし、さらに、交点601に
対応する外部風景47の位置を参照点68、通過点55
a’から交点601までの方向ベクトルを光線ベクトル
600、交点601から参照点68までの方向ベクトル
を反射光線ベクトル602とすると、交点601では、
以下のような条件が満足される。
【0054】なお、本実施例ではレイトレーシング法を
用いて映り込み画像を生成しているため、修正後の通過
点55a’の位置は、修正前の通過点55と、この通過
点55に対応する形状40上の交点65および参照点6
8で決定される断面603上にあり、交点601、ベク
トル600、602も、断面603上に位置する。
【0055】交点601で満足される第1の条件は、光
線ベクトル600と反射光線ベクトル602は、レイト
レーシング法における光の入射、反射の関係にあり、光
線ベクトル600と、交点601の法線ベクトル605
とのなす角は、反射光線ベクトル602と法線ベクトル
605のなす角と等しい、という関係から導かれる。す
なわち、交点601においては、第1の条件として、以
下の式が成り立つ。
【0056】 (V605/|V605|)・E=(V605/|V605|)・((P68−P601)/|P68−P601|) ・・(1) ここで、V605は法線ベクトル605、Eは光線ベクトル
600と平行な単位ベクトル、P68、P601はそれぞれ参
照点68、交点601の位置ベクトルである。
【0057】第2の条件は、交点601近傍での、形状
40の表面が滑らかであるという条件である。すなわ
ち、ステップ23で入力された、修正する通過点55
a’の上下に位置する、修正を行なわない通過点55b
に対応する、断面603上に位置する形状40上での交
点を交点607、608とすると、交点607、608
と交点601とを通る修正後の断面線611’は、交点
607、608間の修正区間内で滑らかで、かつ変曲点
がないものとする、という条件である。
【0058】交点607、608における、断面603
上の法線ベクトルを法線ベクトル609、610とし、
さらに、法線ベクトル609、610、および交点60
1での法線ベクトル605と、光線ベクトル600とな
す角度を、それぞれ、θ609、θ610、θ605とすると、
断面線611’が、交点607と交点608との間の変
形区間内で変曲点がないという条件から、 θ609<θ605<θ610、あるいは、θ610<θ605<θ609 ・・・・(2) を満たす必要がある。さらに、断面線611’の変形区
間内の曲線が滑らかという条件から、例えば、交点60
7と交点601との間、交点601と交点608との間
の直線距離の比a:bを用いて、線形補間により、以下
の式が成り立つものとする。
【0059】 V605=(b・V609/|V609|+a・V610/|V610|)/(a+b) ・・・(3) ここで、V609、V610は、それぞれ、法線ベクトル60
9、610を表わすものとする。
【0060】よって、上記(1)式および(3)式を連
立させて、(2)式を満足するようなP601、V605を求
めることにより、交点601の3次元空間での位置、お
よび交点601での法線方向を決定する。
【0061】次に、上記で求められた交点601の位置
と交点601での法線方向とから、交点601を通る断
面線611’を決定する(ステップ2402)。
【0062】具体的には、求められた交点607、60
1、608での法線方向から、これら交点での接線ベク
トル方向をそれぞれ求める。さらに、断面線611の変
形区間内における曲線が滑らかで、かつ変曲点を持たな
いように、例えば、3次のHermite補間処理を行なうこ
とにより、これら交点における接線ベクトルの大きさを
決定し、これら接線ベクトルの方向、大きさから断面線
611’を求める。
【0063】または、3次のBezier曲線を2セグメント
用い、第1のセグメントの始点、終点を交点607、6
01とし、第2のセグメントの始点、終点を交点60
1、608として、各交点における接線上に、4点のシ
ョルダーポイントを定めることにより、各交点での接線
ベクトルの大きさを決定し、断面線611’を求める構
成としても良い。ショルダーポイントは、交点607お
よび交点607の接線と交点601の接線との交点の
間、交点607の接線と交点601の接線との交点およ
び交点601との間、交点601および交点601の接
線と交点608の接線との交点の間、交点601の接線
と交点608の接線との交点および交点608の間にそ
れぞれ定めるものとする。
【0064】最後に、ステップ23で指定された、修正
を行なわない通過点55bの位置から、後述する形状変
形処理で必要となる、変形領域を決定する(ステップ2
403)。
【0065】上記ステップ2402では、修正後の通過
点55a’を通り、図5eにおいて上下方向に伸びる断
面線611’を求めた。本ステップでは、この断面線6
11’とは直交する方向における変形領域を決定するも
のである。
【0066】具体的には、図8に示すように、修正を行
なう通過点55aの左右側に位置している、修正を行な
わない2つの通過点55bをそれぞれ通るように、断面
線611’が含まれる断面603に平行な断面を2つ求
め、これら2つの断面に挾まれる領域を、変形領域とし
て設定する。
【0067】図2のフローチャートの説明に戻り、次
に、ステップ25では、ステップ24で得られた断面線
611’と設定された変形領域とを幾何拘束条件とし
て、断面線611’が面上曲線となるように、形状修正
部16の形状変形部が、例えば図12に示された処理フ
ローに従い、形状40を変形する。
【0068】最初、ステップ24で設定した変形領域内
に、図8に示すように、形状40を表現するための、複
数個の通過点81を発生させる(図12のステップ25
01)。
【0069】本実施例において、通過点の算出方法は、
特に限定されないが、例えば、形状40がBezier曲面、
B-spline曲面等の自由曲面であり、予め定めた複数の制
御点により定義されている場合は、以下の式のように、
所定の変換行列を用いて、複数の制御点から、複数の通
過点81を生成する。
【0070】P=NQ ここで、Qは一群の制御点の座標値等を含む行列、Nは
変換行列、Pは一群の通過点の座標値等を含む行列を表
わす。また、求める通過点の個数は、修正前および修正
後の形状40を、所定の形状精度で復元できる以上の数
とする。
【0071】次に、生成した通過点81のそれぞれの位
置を、ステップ24で求めた幾何拘束条件を満足するよ
うに、予め定めた方向へ移動させる(ステップ250
2)。各通過点81での移動量は、ステップ24で求め
られた修正後の断面線611’を含む断面603から当
該通過点81までの距離や、断面603上に投影された
当該通過点81の位置近くにある、断面線611’の部
分での修正量等に応じて決定される。
【0072】通過点81の移動方法の一例を、図8を用
いて説明する。
【0073】本例では、上記ステップ24で求められた
断面603上に単位移動ベクトルm84を設定し、この
ベクトルm84により示される方向へ、各通過点81を
移動するものとする。各通過点81での移動量と方向と
を表わすベクトルVmi82は、以下の式から求める。
【0074】Vmi=(f(r)・Δd)m ここで、Δdは、通過点81から断面603に対して垂
線を下ろし、その垂線の足81’から単位ベクトルm8
3の方向に直線をのばしたときの、その直線と断面線6
11’との交点と、その直線と修正前の形状40(修正
前の断面線611)との交点との間の距離である。
【0075】関数f(r)は、断面603と垂直な方向
での、断面603から通過点81までの垂直距離rの関
数であり、最大値がf(0)=1で、rが増加するに従
い、その値が連続的に減少するものである。さらに、関
数f(r)は、ステップ24で設定した変形領域を設定
する断面までの垂直距離rmax以上では、f(r(≧r
max))=0とする。これは、変形領域の外側では、通
過点の移動は行なわないようにするためである。
【0076】関数f(r)の具体的な形式として、例え
ば、 f(r)=(1+cos(r/rmax×π))/2 あるいは、 f(r)=((rmax−r)/rmax2 が挙げられる。ただし、両関数とも、r>rmaxのとき
f(r)=0とする。
【0077】最後に、移動された通過点81の3次元空
間位置に基づいて、画面603上の修正された断面線6
11’に一致するように、形状40を変形する(ステッ
プ2503)。
【0078】形状40の変形では、上述したように形状
40が制御点により定義されている場合、制御点から通
過点81を生成する変換の逆変換により、移動後の通過
点から制御点を、以下の式により、求めることができ
る。
【0079】Q’=N-1P’ ここで、N-1は上記変換行列Nの逆行列、P’は移動後
の通過点の座標値等を含む行列、Q’は変形後の形状を
定義する制御点の座標値等を含む行列である。このよう
にして求められた制御点群Q’から、形状40の変形後
の曲面形状を求める。
【0080】通過点数と制御点数とが異なる場合は、例
えば、形状40において、修正前の制御点数よりも多く
の個数の通過点を発生させ、それら通過点について過剰
連立方程式をたて、この連立方程式を最小2乗条件のも
とで解くことにより、修正領域内にある制御点の近似解
が得られる。
【0081】図2のフローチャートの説明に戻り、次
に、ステップ25で得られた変形後の形状40を用い
て、ステップ22と同様にして、上記ステップ21で作
成された画像生成パラメータに従い、映り込み画像生成
部13により映り込み画像を生成して、再表示する(ス
テップ26)。
【0082】最後に、再表示された映り込み画像を、映
り込み画像生成部13により、予め定めた規則に従って
評価し、その評価結果が、予め定めた基準を満足してい
れば(ステップ27でGOOD)処理を終了し、そうで
ない場合には(ステップ27でNO GOOD)、ステ
ップ23へ戻り変形処理を再開する。
【0083】具体的には、例えば、再表示された映り込
み画像に示されているリフレクションラインや、その輪
郭線または等高線等の、変形後の形状40の曲面形状の
特徴を表わす形状特徴線を求め、形状特徴線が予め定め
た評価基準を満足するかどうかを、所定のアルゴリズム
に従い判断する。
【0084】評価基準としては、例えば、1)形状特徴
線に折れがなく、直線、あるいは滑らかな曲線であるこ
と、2)隣合った2本の形状特徴線の間隔が、始点から
終点までほぼ一定、あるいは単調に増加または減少して
いること、または、3)複数本の形状特徴線間の間隔が
粗密なく、ほぼ一定、あるいは単調に増加または減少し
ていることが挙げられる。
【0085】本実施例によれば、表示装置30に表示さ
れている映り込み画像に対して、マウス36等のポイン
ティングデバイスを用いて行なわれる修正操作を受け付
けることで、修正された映り込み画像を生成するような
表面形状を有するように、形状40を変形させることが
できる。このため、従来は、映り込み画像の生成、表示
処理と形状の変形処理との間で情報の流れがないため、
ユーザの勘やノウハウで行なわれていた処理を不要と
し、所望の映り込み画像を得るように形状40を修正す
ることができる形状設計支援装置を提供することができ
る。
【0086】さらに、本実施例における修正操作では、
輪郭線52中に生成される通過点55(図5参照)に対
して行なわれるため、ユーザにとって、修正操作が非常
に容易となるという効果がある。
【0087】また、修正対象として通過点55を用いな
くとも、本実施例と同様な処理を行なうことも可能であ
る。すなわち、輪郭線を構成する所定の個数のピクセル
群を直接に特定し、動かして修正する構成としても良
い。この場合、入力部19としては、マウスの代わり
に、適当な曲率半径を有する、例えば、へら形のカーソ
ルを輪郭線に当て、所望の曲率を得るように、輪郭線を
押すようにして、輪郭線の形状を変形させる構成として
も良い。
【0088】また、映り込み画像の輪郭線を修正対象と
するかわりに、映り込み画像の特徴を表わす他の形態の
特徴線、例えば、外部風景に含まれる1本の螢光灯を1
本の線分として表わすような特徴線を用いても良い。
【0089】また、本実施例では、図2に示される処理
フローにおいて、ステップ27で評価がNO GOOD
の場合、ステップ23に戻っていたが、本発明での処理
手順はこれに限定されるものではなく、例えば、ステッ
プ23に戻るかわりに、ステップ24へ戻り、異なる幾
何拘束情報を生成して、ステップ25以降を再実行する
構成としても良い。
【0090】また、本実施例では、幾何拘束情報として
修正後の断面線611’を用いたが、これを形状40の
表面形状の凹凸を表わす等高線と置き換え、本実施例と
同様の方法でこの等高線を修正し、修正後の等高線が面
上曲線になるように、形状40を変形する構成としても
良い。
【0091】また、本実施例では、映り込み画像を利用
した形状修正について説明したが、本発明で利用できる
画像は、映り込み画像に限定されない。例えば、映り込
み画像とは異なる表示形態を有する、形状40の表面形
状を示す等高線表示画像や、形状40の表面の形状的特
徴を複数の形状特徴線の分布により表現した画像等の特
徴画像を表示し、その表示されている特徴画像に対して
行なわれる修正操作を受け付けることで、本実施例と同
様に形状修正を行なう構成としても良い。
【0092】次に、本発明を適用した形状設計支援装置
の他の実施例を、図2、図4bおよび図7を用いて説明
する。
【0093】本実施例は、上記実施例と同じ構成(図1
参照)を有し、上記実施例での処理フローと基本的には
同じ処理フローを実行する。ただし、本実施例では、映
り込み画像として、形状表面にマッピングされた疑似映
り込み線を利用するものである。以下では、上記実施例
と異なる部分についてだけ説明し、同じ部分についての
詳細説明は省略する。
【0094】本実施例の処理フローを、図2のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0095】本実施例では、最初、上記実施例のステッ
プ20、21と同じように、形状データ作成部18が、
映り込み画像を映し込むための形状40を表わす形状デ
ータを作成し、映り込み画像生成パラメータ作成部12
が、映り込み画像生成のための画像生成パラメータを作
成する。
【0096】次に、ステップ22では、作成された画像
生成パラメータに応じて、映り込み画像生成部13が、
図4bに示すように、映り込み画像として、ある視線方
向401から見たときに、形状40上の法線ベクトル4
9の方向が等しい点群を、折線または自由曲線で結んだ
線、いわゆる、疑似映り込み線400を生成する。な
お、疑似映り込み線400と呼ぶのは、得られた線が、
疑似的に、棒状の螢光灯のような線光源の映り込みと考
えることができるからである。
【0097】さらに、疑似映り込み線400をその表面
に含む形状40を、視線方向401と所定の角度関係に
ある表示画面42上に射影することで、形状40の表面
における疑似映り込み線400を、表示部15の表示画
面42に表示する。
【0098】法線ベクトル49は、例えば、形状40
と、視線方向401に垂直な断面とを交差させてできる
断面線上に、所定間隔で複数の点を設定し、その点にお
ける、当該断面上での法線方向を算出することにより決
定する。
【0099】次に、ステップ23では、映り込み画像修
正情報作成部15が、上記実施例と同様に、表示されて
いる疑似映り込み線に対して、マウス36により行なわ
れる、修正範囲の設定操作、および、修正対象となる疑
似映り込み線の修正に関する操作等を、修正操作として
受け付け、この修正操作に応じた修正情報を作成する。
【0100】すなわち、最初、修正の範囲を設定するた
めの、ユーザからの修正操作を受け入れて、その修正操
作に応じた修正情報を作成する。修正の範囲を設定する
には、図7aに示すように、修正を行なわない疑似映り
込み線(例えば、疑似映り込み線72、74)を選択す
るために行なわれる、マウス36を用いての選択操作を
受け付ける。選択された疑似映り込み線72、74は、
修正の範囲を限定する変形境界線として保存されるもの
で、具体的には、疑似映り込み線72、74を構成する
点、あるいはその点における法線ベクトル等の幾何情報
が保存される。
【0101】さらに、修正の対象となる疑似映り込み線
73上での、修正範囲を限定するために、映り込み線7
3上の修正を行なわない点(例えば、点704、70
5)に対する選択操作を受け付ける。
【0102】次に、上記疑似映り込み線73上での修正
範囲内において、修正後の点703の位置を特定する操
作を受け付ける。さらに、この受け付けた修正後の点7
03を通るように、疑似映り込み線72、73、74を
求めるときに用いた、視線方向401と平行な法線ベク
トルを有する平面で、形状40を切ることで得られる断
面603を設定する。
【0103】断面603上の形状40の断面線611と
疑似映り込み線72、73、74との交点76、77、
78における法線ベクトルを断面603に射影した射影
ベクトル700’、701’、702’の方向は、疑似
映り込み線の定義から、断面603の位置にかかわら
ず、常に一定である。ただし、断面603の法線ベクト
ルは、その位置に係らず一定であるとする。
【0104】本実施例において、ユーザのマウス36操
作により選択、修正される点としては、疑似映り込み線
上の法線ベクトル49が生成されている点とする。ま
た、ユーザの行なう修正操作をユーザにとってより容易
にするために、疑似映り込み線から、多くの通過点を生
成し、これらの通過点を修正対象とする構成としても良
い。
【0105】次に、ステップ24では、ステップ23で
得られた修正情報に基づき、形状修正部16が、幾何拘
束情報を生成する。
【0106】本実施例では、すでに、形状40が存在す
る3次元空間での点および線分で構成された疑似映り込
み線を形状データとして利用している。このため、上記
実施例のように、映り込み画像データから輪郭線52
(図5参照)を生成し、さらにその輪郭線52上の修正
する通過点55aに対応する、3次元空間上の交点60
1を決定する必要がない。
【0107】本ステップでは、幾何拘束情報として修正
後の断面線611’を求めるために、最初、図7bに示
されている、修正後の点703を断面603上に射影し
たときの点707の位置および点707での法線方向を
決定する。
【0108】点707での法線方向は、修正後の点70
3も修正前の点77も、同じ疑似映り込み線73上にあ
るため、疑似映り込み線の定義から、点77での法線方
向と同じである。すなわち、修正前の点77での法線ベ
クトルの断面603への射影ベクトル701’(図7
a)も、修正後の点703での法線ベクトルの断面60
3への射影ベクトル707’(図7b)と同じ方向であ
る。よって、射影ベクトル701’を求めることによ
り、点707での法線方向が決定される。
【0109】点703の3次元空間位置は、点703か
ら画面42の法線方向に延長した直線706a(図示せ
ず)上にある。また、断面線611’が、点76、78
を断面603上に射影した点700、702間の変形区
間内で、滑らかで、かつ変曲点を持たないという条件を
満たすものであれば、点703を断面603上へ射影し
た点707の位置は、直線706a上に任意に決定する
ことができる。
【0110】例えば、断面603上において、点70
0、702を結んだ直線と直線706aを断面603上
に射影した直線706との交点をPa、点700、70
2の接線と直線706との交点のうち交点Paに近い方
を交点Pbとし、直線706上で、かつ交点PaとPb
との間に位置するように、点707の位置を決定する。
【0111】交点Pa、Pb間の区間内における点70
3の位置は、予め交点Pa、Pb間の区間を内分する比
の値を(例えば、1:1)決めておくか、あるいは、ユ
ーザが上記区間内で、任意に指定できる構成としても良
い。
【0112】なお、疑似映り込み線を最も良く観察でき
るのは画面42と断面603とが直交するときであり、
このとき、直線706aは、断面603上にある。
【0113】以上により、断面線611’の変形区間内
における曲線を拘束するための点700、707、70
2の位置と、それぞれの点での法線ベクトルの方向か
ら、各点での接線ベクトルの方向とが得られる。
【0114】上記の各交点の位置等の情報に基づいて、
変形区間内の曲線形状が滑らかで、かつ変曲点がないよ
うに、点700、707、702での接線ベクトルの大
きさを決定することにより、上記実施例と同様に、幾何
拘束情報として断面線611’の形状を求めることがで
きる。
【0115】さらに、ステップ23で作成された修正領
域に関する修正情報から、疑似映り込み線72、74、
点703を通り断面603と平行な平面、および、点7
04を通り断面603に平行な平面で囲まれる領域を、
幾何拘束情報としての変形領域として設定する。
【0116】次に、ステップ25では、以上のようにし
て求められた断面線611’及び変形領域についての幾
何拘束情報に基づき、上記実施例と同様に、形状修正部
16が、形状40の変形を実行し、変形された形状40
に対応する形状データ17をメモリ10に記憶させる。
【0117】最後に、上記実施例と同様に、ステップ2
6〜27で、映り込み画像生成部13が、変形された形
状40に対する映り込み画像を再生成、再表示すると共
に、再生成された映り込み画像を、予め定めた評価基準
により評価する。
【0118】本実施例によれば、表示されている疑似映
り込み線を修正することにより、形状40の変形を行な
うことができる。さらに、本実施例では、疑似映り込み
線を利用しているため、レイトレーシング法よりも処理
を簡略化することができると共に、レイトレーシング法
のような画面上の各ピクセルから光線を逆に辿っていく
際の形状との大量な交点計算処理を必要としないため、
高速に画像を生成することができる。
【0119】次に、本発明を適用した形状設計支援装置
の他の実施例を、図9、図13を用いて説明する。
【0120】本実施例は、互いに異なる複数の画像生成
パラメータに応じて、単一の形状データから、複数の異
なる映り込み画像や等高線表示画像等の異なる形態の画
像を作成し、表示するものである。以下では、複数の映
り込み画像や等高線表示画像等を総称して、マルチビュ
ー画像と呼ぶ。
【0121】本実施例は、上記図1の実施例と基本的に
同じ構成を有する。ただし、本実施例においては、上記
図1の実施例で行なわれていた映り込み画像に対する生
成、修正などの処理を、マルチビュー画像、すなわち、
表示されるすべての形態の画像について行なう構成を有
する。
【0122】本実施例の処理フローについて、図13の
フローチャートと、図9とを用いて説明する。
【0123】本実施例の処理フローは、基本的には図1
の実施例の処理フロー(図2参照)と同じである。ま
た、図9には、本実施例の機能的な特徴を示してある。
【0124】最初、単一の形状データ91を作成し、メ
モリ10に記憶し(ステップ1300)、映り込み画像
94や等高線表示画像93等のマルチビュー画像生成の
ための異なる画像作成パラメータを作成する(ステップ
1301)。
【0125】画像作成パラメータとしては、例えば、上
記図1の実施例で説明した映り込み画像生成パラメータ
の他に、映り込み画像か等高線表示画像かの表示形態を
指定するパラメータ等がある。
【0126】次に、上記パラメータに応じて、メモリ1
0に記憶されている単一の形状データ91から、異なる
複数の映り込み画像92や、等高線表示画像93を生
成、表示する(ステップ1303)。
【0127】次に、表示されている複数の画像のうちの
いずれかの画像に対して、マウス等のポインティングデ
バイスにより行なわれる修正操作を、上記図1の実施例
と同様に受け入れ、修正情報を作成する(ステップ13
03)。この修正情報を用いて、上記図1の実施例と同
様に、幾何拘束情報を作成し(ステップ1304)、形
状データ91を変形する(ステップ1305)。
【0128】次に、変形後の形状データから、ステップ
1301で作成された複数の画像作成パラメータに応じ
て、複数の映り込み画像や等高線表示画像を再生成し、
再表示し(ステップ1306)、さらに、上記図1の実
施例と同様に、予め定められた評価基準により、再生成
された画像の一部または全部を評価する(ステップ13
07)。
【0129】複数の画像の再生成するには、例えば、複
数の映り込み画像92等のそれぞれに対する画像生成お
よび表示処理を、それぞれ1つの処理プロセス94とし
て割り当て、このような処理プロセス94を複数個、並
行して実行する(図9参照)。ここで、処理プロセスと
は、処理の実行単位を意味する。
【0130】各処理プロセス94は、例えば、上記修正
操作により形状データ91が変形され、メモリ10に書
き込みが発生した場合、それぞれこのイベントを検知
し、前記書き込み処理の終了後に、メモリ10から形状
データ91を読み込み、再処理(再生成、再表示)を行
う。
【0131】本実施例によれば、複数の映り込み画像や
等高線表示画像などの、複数の表示形態を用いた多面的
な形状評価ができると共に、これら複数の画像のうち任
意の画像を選択し、その画像に対して修正を行なうこと
で、形状の変形が容易にできる。
【0132】さらに、本実施例によれば、変形された形
状から、新たに、複数の表示形態による画像を生成、表
示することができる。このため、従来、1形状に対して
一度に一つの評価、修正しかできなかったのに比べ、本
実施例によれば、多面的な形状評価、および形状の修正
が、ユーザにとって容易に実行できる。
【0133】
【発明の効果】本発明によれば、表示されている映り込
み画像に対する修正操作を受け付け、その操作に応じて
作成された修正情報を利用して形状を変形することが可
能となる形状設計支援装置を提供することができる。
【0134】さらに、本発明によれば、形状の修正が容
易に行なえ、形状の設計作業の効率化を図ることが可能
な形状設計支援装置を提供することができる。
【0135】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による形状設計支援装置の一実施例の機
能構成を示すブロック図。
【図2】図1の実施例における処理手順例を示すフロー
チャート。
【図3】図1の実施例のハードウエア構成例を示す説明
図。
【図4】図4a:レイトレーシング法による映り込み画
像の生成方法の説明図。 図4b:疑似映り込み線による映り込み画像の生成方法
の説明図。
【図5】図5a:本発明における映り込み画像例を示す
説明図。 図5b:映り込み画像から生成された輪郭線を示す説明
図。 図5c:輪郭線生成方法の説明図。 図5d:輪郭線の通過点に対する修正処理についての説
明図。 図5e:修正後の輪郭線を示す説明図。
【図6】図6a:本発明における幾何拘束情報の生成方
法の一例を示す説明図。 図6b:断面線の修正処理についての説明図。
【図7】図7a:疑似映り込み線を用いた場合の幾何拘
束情報の生成方法の一例を示すもので、修正前の状態を
示す説明図。 図7b:修正後の状態を示す説明図。
【図8】本発明における形状の変形処理例についての説
明図。
【図9】本発明による形状設計支援装置の他の実施例の
特徴的機能を示す説明図。
【図10】図2のステップ23での具体的な処理手順例
を示すフローチャート。
【図11】図2のステップ24での具体的な処理手順例
を示すフローチャート。
【図12】図2のステップ25での具体的な処理手順例
を示すフローチャート。
【図13】図9の実施例の処理手順例を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
10…メモリ、11…形状データ、12…映り込み画像
生成パラメータ作成部、13…映り込み画像生成部、1
4…表示部、15…映り込み画像修正情報作成部、16
…形状修正部、17…形状データ、18…形状データ作
成部、19…入力部、30…表示装置、33…映り込み
画像、34…計算機、35…キーボード、36…マウ
ス、37…マウスカーソル、40…形状、41…映り込
み画像、42…画面、43…視点、44…光線、45…
交点、46…反射光線、47…外部風景(螢光灯)、4
8…参照点、49…法線ベクトル、52…輪郭線、53
…ピクセル、54…初期点、55…通過点、55’…線
分、55a…修正を行なう点、55a’…修正後の点、
55b…修正を行なわない点、64…光線、65…交
点、66…反射光線、68…参照点、72、73、74
…疑似映り込み線、76、77、78…疑似映り込み線
72、73、74と断面603との交点、81…通過
点、81’…通過点81から断面603へ降ろした垂線
の足の位置、82…通過点81の移動ベクトル、84…
単位移動ベクトル、91…形状データ、92…映り込み
画像、93…等高線表示画像、94…処理プロセス、4
00…疑似映り込み線、401視線方向600…光線
(修正後)、601…交点(修正後)、602…反射光
線(修正後)、603…断面、604…法線ベクトル、
605…法線ベクトル(修正後)、606…直線、60
7、608…断面線上で変形区間を限定する点、60
9、610…点607、608における法線ベクトル、
611…断面線、611’…断面線(修正後)、70
0、702…断面線上で変形区間を限定する点、701
…点77から画面法線方向に延長した直線と断面線61
1との交点、703…点77の修正後の点、704、7
05…疑似映り込み線73上の修正範囲を限定する点、
706…点703から画面法線方向へ延長した直線、7
07…直線706と修正後の断面611’との交点。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザによる入力操作を受け付け、その操
    作に応じて、ユーザの所望する形状を表現するための形
    状データを生成する形状設計支援装置において、 前記形状データにより表現される形状の表面への、予め
    定めた外部風景の映り込みを示す映り込み画像を、前記
    形状データを用いて算出する映り込み画像生成部と、 前記映り込み画像を表示する表示部と、 前記表示部に表示されている前記映り込み画像に対して
    行なわれる、前記映り込み画像を所望の形に修正するた
    めのユーザによる修正操作を受け付けて、修正された映
    り込み画像が生成されるように前記形状データを修正す
    る修正部とを有することを特徴とする形状設計支援装
    置。
  2. 【請求項2】ユーザによる入力操作を受け付け、その操
    作に応じて、ユーザの所望する形状を表現するための形
    状データを生成する形状設計支援方法において、 前記形状データにより表現される形状の表面への、予め
    定めた外部風景の映り込みを示す映り込み画像を、前記
    形状データを用いて算出して、表示し、 前記表示されている前記映り込み画像に対して行なわれ
    る、前記映り込み画像を所望の形に修正するためのユー
    ザによる修正操作を受け付けて、修正された映り込み画
    像が生成されるように前記形状データを修正することを
    特徴とする形状設計支援方法。
  3. 【請求項3】ユーザによる入力操作を受け付け、その操
    作に応じて、ユーザの所望する形状を表現するための形
    状データを生成する形状設計支援装置において、 前記形状データにより表現される形状の表面曲面の形状
    的な特徴を表わす特徴画像を、前記形状データを用いて
    算出する画像生成部と、 前記特徴画像を表示する表示部と、 前記表示部に表示されている前記特徴画像に対して行な
    われる、前記特徴画像を所望の形に修正するためのユー
    ザによる修正操作を受け付けて、修正された特徴画像が
    生成されるように前記形状データを修正する修正部とを
    有することを特徴とする形状設計支援装置。
  4. 【請求項4】ユーザによる入力操作を受け付け、その操
    作に応じて、ユーザの所望する形状を表現するための形
    状データを生成する形状設計支援装置において、 前記形状データにより表現される形状の表面曲面の形状
    的な特徴を示す特徴画像を生成するに必要なパラメータ
    群を複数組作成するパラメータ作成部と、 前記複数組のパラメータ群に応じて、前記形状データの
    1つから複数の特徴画像を生成する画像生成部と、 前記複数の特徴画像を表示する表示部と、 前記表示部に表示されている複数の特徴画像のうちの1
    つの特徴画像に対して行なわれる、前記1つの特徴画像
    を所望の形に修正するためのユーザによる修正操作を受
    け付け、修正された特徴画像が生成されるように前記形
    状データを修正する修正部とを有し、 前記画像生成部は、前記修正部での形状データの修正さ
    れた後に、前記修正された形状データから、前記複数組
    のパラメータ群に応じて、複数の特徴画像を再び生成
    し、前記表示部に表示させることを特徴とする形状設計
    支援装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、 前記修正部は、 前記修正操作を受け付け、前記修正操作に応じて修正さ
    れた映り込み画像に関する修正情報を作成する映り込み
    画像修正情報作成部と、 前記修正情報に応じて、修正後の形状データにより表わ
    される形状が満足すべき幾何的条件に対応する幾何拘束
    情報を作成し、前記幾何拘束情報に従って前記形状デー
    タを修正する形状修正部とを有することを特徴とする形
    状設計支援装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記形状修正部は、前記幾何拘束情報として、前記修正
    後の形状データにより表わされる形状の断面線を作成
    し、前記断面線が前記形状に含まれるように前記形状デ
    ータを修正することを特徴とする形状設計支援装置。
  7. 【請求項7】請求項5において、 前記映り込み画像修正情報作成部は、前記映り込み画像
    生成部で生成された映り込み画像中の前記外部風景の形
    状的特徴を表わす輪郭線を抽出し、前記輪郭線を含む映
    り込み画像を前記表示部に表示させ、前記表示されてい
    る輪郭線を修正するためのユーザからの操作を、前記修
    正操作として受け付けることを特徴とする形状設計支援
    装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、 ユーザからの入力操作に応じて、前記表示部の表示画面
    上の位置を特定するポインティング装置をさらに有し、 前記映り込み画像修正情報作成部は、前記輪郭線の表示
    に際して、前記輪郭線を代表する複数の通過点と、前記
    複数の通過点を通る線分とにより前記輪郭線を表示し、
    前記ポインティング装置による、前記表示されている複
    数の通過点のうちのひとつを特定する選択操作と、前記
    特定された通過点の前記表示画面上の別な位置へ移動さ
    せる移動操作とを、前記修正操作として受け付けること
    を特徴とする形状設計支援装置。
  9. 【請求項9】請求項5において、 前記映り込み画像修正情報作成部は、前記表示されてい
    る映り込み画像中の修正される領域の範囲を指定する操
    作を受け付け、前記修正される領域の範囲を示す情報を
    前記修正情報として作成するものであり、 前記形状修正部は、前記修正情報に応じて、前記修正さ
    れる領域の範囲に対応する、前記形状データ中の修正さ
    れる領域の範囲を示す情報を、前記幾何拘束情報として
    作成することを特徴とする形状設計支援装置。
  10. 【請求項10】請求項9において、 ユーザからの入力操作に応じて、前記表示部の表示画面
    上の位置を特定するポインティング装置をさらに有し、 前記映り込み画像修正情報作成部は、前記ポインティン
    グ装置による、前記修正される領域の範囲を指定するた
    めの操作を、前記修正操作として受け付けることを特徴
    とする形状設計支援装置。
  11. 【請求項11】請求項3において、 前記画像生成部は、前記特徴画像として、前記形状の表
    面曲面の形状的な特徴を表わす複数の形状特徴線を算出
    し、前記複数の形状特徴線の分布を示す画像を算出する
    ことを特徴とする形状設計支援装置。
  12. 【請求項12】請求項11において、 前記画像生成部は、前記形状特徴線として、前記形状の
    表面にマッピングされた疑似映り込み線を算出すること
    を特徴とする形状設計支援装置。
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