JPH08212023A - 印刷制御装置及び方法 - Google Patents

印刷制御装置及び方法

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JPH08212023A
JPH08212023A JP30742295A JP30742295A JPH08212023A JP H08212023 A JPH08212023 A JP H08212023A JP 30742295 A JP30742295 A JP 30742295A JP 30742295 A JP30742295 A JP 30742295A JP H08212023 A JPH08212023 A JP H08212023A
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JP
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data
fixed form
print
form data
identification code
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JP30742295A
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English (en)
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Takayuki Fujita
孝行 藤田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】印刷出力の処理速度を向上させる。 【解決手段】ホスト101は印刷データを印刷データ検
査部104で検査し、文字コードや図形等の定型的なデ
ータの出現頻度を調べる。頻度の高い定型データを登録
文字管理領域に各データのIDと対にして登録するとと
もに、プリンタ108に送り付ける。プリンタ108で
は、受信したIDとデータと印字データ登録領域に登録
する。その後、ホスト101は印刷データをプリンタ1
08に送付する、プリンタ108は、印刷データからそ
れに含まれるIDを識別し、それと対応している定型デ
ータに置き換える。その後、印刷データを印字部115
から出力する。こうすることで、使用頻度の高いデータ
をプリンタに登録しておけるため、ホストから転送する
データ量が減らせ、印刷速度が向上し、また、頻度に応
じて定型データ登録を行うためにメモリを効率的に利用
できる。ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばホストコン
ピュータ等のデータ源により生成されたデータを印刷す
る印刷制御装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷システムとして、文字等の定
型データをプリンタドライバがプリンタにあらかじめ登
録しておき、このデータを使って印刷を行う様なシステ
ムがあった。このようなシステムにおいて、プリンタ内
部のメモリ装置は有限であり、印字するデータ又は印字
する可能性があるデータを全てプリンタに記憶させてお
くことは不可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、プリンタ登
録済みデータは印刷データによっては発生頻度の低いデ
ータとなることもある。この様な状態に陥った場合、プ
リンタに定型データを登録しておくことで高速に印刷処
理するという本来の機能が有効に使われない。こればか
りかホストコンピュータからプリンタへの印刷データの
転送量ばかり大きくなり、結果的にデータ転送処理がホ
ストコンピュータを占有する時間が大きくなる。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
であり、高速で、ホストコンピュータの負荷を軽減した
印刷制御方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すために
本発明の印刷制御装置は次のような構成から成る。すな
わち、印刷装置から出力するための印刷データを生成す
る印刷制御装置であって、印刷データから定型データを
抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された定
型データの頻度を数える計数手段と、前記印刷データに
含まれる定型データを、前記計数手段により数えられた
頻度に基づいて識別符号に対応させ、定型データとそれ
に対応する識別符号とを前記印刷装置に送信する定型デ
ータ送信手段とを備える。
【0006】あるいは、印刷装置により印刷を行わせる
印刷制御装置であって、所望の定型データとそれに対応
する識別符号とを記憶する記憶手段と、印刷データに含
まれる前記記憶手段に記憶された定型データを前記識別
符号に置換する置換手段と、前記置換手段により得られ
た印刷データを前記印刷装置に送信する送信手段とを備
える。
【0007】また、本発明の印刷装置はつぎのような構
成から成る。すなわち、印刷制御装置からの印刷データ
を印刷出力する印刷装置であって、前記印刷制御装置か
ら定型データとそれに対応する識別符号とを受信する受
信手段と、前記受信手段により受信した各定型データ
を、その識別子と対応付けて記憶する記憶手段と、印刷
データを受信する第2の受信手段と、前記印刷データに
含まれる識別符号を、前記記憶手段を参照して対応する
定型データに置換し、置換して得られた印刷データを印
刷出力する出力手段とを備える。
【0008】また、本発明の印刷システムは次のような
構成から成る。すなわち、印刷データを生成する印刷制
御装置と、該印刷制御装置と接続され、印刷制御装置か
らの印刷データを印刷出力する印刷装置とを備える印刷
システムであって、印刷データから定型データを抽出す
る抽出手段と、前記抽出手段により抽出された定型デー
タの頻度を数える計数手段と、前記算出手段により数え
られた頻度に応じて、各定型データを、その識別符号と
対応付けて前記印刷装置内に記憶する記憶手段と、前記
記憶手段に記憶された定型データとその識別符号とを前
記印刷制御装置内に記憶する第2の記憶手段と、前記印
刷制御装置において、印刷データに含まれる、前記第2
の記憶手段に記憶された定型データをそれに対応する識
別符号に置換し、置換して得られた印刷データを前記印
刷装置に送信する印刷データ送信手段と、前記印刷装置
において、印刷データを受信し、それに含まれる識別子
を対応する定型データに置換し、置換して得られた印刷
データを印刷出力する出力手段とを備える。
【0009】また、本発明の印刷制御方法は次のような
構成から成る。すなわち、印刷装置と接続された印刷制
御装置における印刷制御方法であって、印刷データから
定型データを抽出する抽出工程と、前記抽出工程により
抽出された定型データの頻度を数える計数工程と、前記
印刷データに含まれる定型データを、前記計数工程によ
り数えられた頻度に基づいて識別符号に対応させ、定型
データとそれに対応する識別符号とを前記印刷装置に送
信する定型データ送信工程とを備える。
【0010】あるいは、印刷装置により印刷を行わせる
印刷制御方法であって、印刷データを読み込む読込み工
程と、印刷データから、予め記憶された定型データを抽
出し、当該定型データをそれに対応する識別符号に置換
する置換手段と、前記置換工程により得られた印刷デー
タを前記印刷装置に送信する送信工程とを備える。
【0011】また、本発明のコンピュータ可読メモリは
次のような構成から成る。すなわち、印刷制御のプログ
ラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリであっ
て、印刷データから定型データを抽出する抽出工程のコ
ードと、抽出された定型データの頻度を数える計数工程
のコードと、前記印刷データに含まれる定型データを、
前記頻度に基づいて識別符号に対応させ、定型データと
それに対応する識別符号とを前記印刷装置に送信する送
信工程のコードとを含む。
【0012】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1は第1の実施例の印刷システム
のブロック構成図である。なお、本実施例では説明を簡
単にするためにプリンタへの登録対象となる定型データ
を文字列データとする。しかしながら、本実施例は文字
列データに限らず、印刷データ中に出現する繰り返しパ
ターンであれば全く同じように適用できる。例えば、ビ
ットストリームデータであっても、その中に出現するパ
ターンを定型データとして扱うこともできる。
【0013】図1において、ホストコンピュータ101
内はプリンタドライバ102を備える。プリンタドライ
バ102が印刷指示を受けると印刷コマンド作成部10
3が起動される。印刷コマンド作成部103は、印刷デ
ータ検査部104へ印刷データ106の検査の依頼を行
う。印刷データ106はアプリケーション等から出力さ
れたものであり、印刷データ検査部104は印刷データ
106を検査し、それに登録可能な文字列データが含ま
れていたら作業用領域120にその登録可能な文字列デ
ータを定型データとして保存する。また、印刷データ1
06に含まれる登録可能な文字列データが作業用領域1
20に既に存在したら、この登録可能な文字データの発
生カウントに1加算する。印刷データ検査部104は印
刷データ106の検査が終了したら定型データ登録管理
部105へ定型データ登録処理依頼を行う。なお、文字
列の抽出は、単語や文節の抽出という既存の技術を用い
て実現することができる。
【0014】定型データ登録管理部105は、印刷コマ
ンド作成部103へプリンタ108内の定型データ格納
領域119の空きサイズ問い合わせを依頼する。印刷コ
マンド作成部103は、プリンタ108の定型データ格
納領域119の空きサイズを問い合わせる問い合わせコ
マンドを作成して、I/F部107にプリンタ108へ
問い合わせコマンドの送信依頼を行う。I/F部107
は問い合わせコマンドをプリンタ108へ送信する。プ
リンタ108内のI/F部109は、ホストコンピュー
タ101から受信した、定型データ格納領域119の空
きサイズ問い合わせコマンドを受信バッファ110へ格
納する。
【0015】受信コマンド解析部111は受信バッファ
110からのコマンドを取り出し、それが何であるか調
べる。このコマンドが定型データ格納領域119の空き
サイズの問い合わせコマンドと解ると、定型データ登録
処理部116へ、定型データ格納領域119の空きサイ
ズを、ホストコンピュータ101へ送信するように依頼
する。定型データ登録処理部116は定型データ格納領
域119の空きサイズを調べ、定型データ格納領域の空
きサイズを返信する返信コマンドを作成し、I/F部1
09に、ホストコンピュータ101へ送信依頼を行う。
プリンタ108内のI/F部109は、依頼された返信
コマンドの送信を行い、ホストコンピュータ101内の
I/F部107は送られてきた返信コマンドを受信す
る。
【0016】I/F部107は受信した返信コマンドを
印刷コマンド作成部103へ渡す。印刷コマンド作成部
103は、返信コマンドより定型データ格納領域119
の空きサイズデータを抽出し、定型データ登録部105
へ連絡する。定型データ登録部105は知らされた空サ
イズに応じて作業用領域120に保存されている定型デ
ータの発生カウントが大きい順に優先順位をつけ、優先
順位が最も高い文字データを選び、印字データIDを付
加して印刷コマンド作成部103に対してプリンタ10
8への登録依頼を行う。
【0017】印刷コマンド作成部103はプリンタ10
8への定型データ登録コマンドを作成して、I/F部1
07にプリンタ108への定型データ登録コマンドの送
信依頼を行う。I/F部107は定型データ登録コマン
ドをプリンタ108へ送信する。プリンタ108内のI
/F部109は、ホストコンピュータ101から受信し
た定型データ登録コマンドを受信バッファ110へ格納
する。受信コマンド解析部111は受信バッファ110
からコマンドを取り出し、このコマンドが定型データ登
録コマンドと解ると、定型データ登録処理部116へ定
型データ登録コマンドに含まれる定型データIDと文字
データとを登録するように依頼する。定型データ登録処
理部116は受信コマンド解析部111から通知された
登録依頼を元に印字データとそのIDを定型データ登録
領域117に登録する。登録が完了したら登録完了コマ
ンドを作成し、I/F部109にホストコンピュータ1
01へそのコマンドの送信依頼を行う。プリンタ108
内のI/F部109は登録完了コマンドの送信を行う。
ホストコンピュータ101内のI/F部107は登録完
了コマンドを受信すると、登録完了コマンドを印刷コマ
ンド作成部103へ渡す。印刷コマンド作成部103は
I/F部107から渡された登録完了コマンドより定型
データ登録の完了を知ると定型データ登録管理部105
へ登録完了の旨を通知する。定型データ登録管理部10
5は登録完了の通知を受けたら登録文字管理領域121
へ登録した定型データと定型データIDを記録する。
【0018】定型データ登録処理は定型データ格納領域
119の空きサイズが登録可能な間繰り返す。定型デー
タ登録処理が終了すると定型データ登録管理部105は
印刷コマンド作成部103へ印字データ登録処理の終了
を通知する。次に印刷コマンド作成部103は印刷デー
タ106を元に印刷コマンドを作成する。この際、プリ
ンタ108への登録済みの定型データは定型データ登録
IDに置き換えて印刷コマンドを作成する。
【0019】印刷コマンド作成部103は印刷コマンド
を作成するとI/F部107にプリンタ108へ印刷コ
マンド送信依頼をする。送信依頼を受けたI/F部10
7は印刷コマンドをプリンタ108へ送信する。プリン
タ108内のI/F部108は印刷コマンドを受信する
と、順次、受信バッファ110へ格納する。受信コマン
ド解析部111は受信バッファ110から印刷コマンド
を取り出し、解析を行い、描画部112に対して印刷コ
マンドに含まれる印字データを送信して印字バッファ1
13への描画を依頼する。
【0020】描画部112は受信コマンド解析部111
から受け取った印字データに沿って印字バッファ113
へ描画を行うが印字データに定型データIDを見つける
と定型データ登録処理部116へ定型データIDを渡
し、対応した定型データを請求する。定型データ登録処
理部116は渡された定型データIDを定型データID
格納領域118から探し、それと対に記録されている定
型データ格納位置を獲得する。定型データ登録処理部1
16は獲得した定型データ格納位置を元に定型データ格
納領域119より描画部112が請求する定型データを
獲得し、描画部112へ渡す。
【0021】描画部112は受け取った印字データを文
字画像として印字バッファ113へ描画する。描画部1
12は印字バッファ113への描画が完了するとこの印
字バッファ113の内容を印字制御部114へ渡し、印
字部115によって記録媒体へ印字される。
【0022】図2は、ホストコンピュータ101による
印字データ検査処理及び印字データ登録管理の動作フロ
ーチャートである。この処理は、図1の印字データ検査
処理部104と印字データ登録管理部105により実行
される。
【0023】ステップS201では作業用領域と発生カ
ウントと文字カウンタNを初期化し、ステップS202
では印刷対象の印刷データを獲得する。ステップS20
3で印刷データに含まれるN番目の文字列を抽出し、ス
テップS204で作業用領域120から抽出した文字列
データを探す。
【0024】なお、文字列の抽出は、既に述べたように
単語に区切る、あるいは、文法辞書を用いて文節や慣用
句を抽出するという既存の技術で実現できる。ステップ
S203では、このようにして文字列を抽出する。
【0025】ステップS205において抽出されたN番
目の文字列を判定し、もし文字列データが作業用領域1
20になかったら、ステップS206でこの文字列デー
タを作業用領域120に保存し、ステップS207でこ
の文字列データに対応する発生カウントを1加算する。
【0026】ステップS205にてこの文字列データが
作業用領域120に在ると判断したら、ステップS20
7でこの文字列データに対応する発生カウントを1加算
する。ステップS208では印刷データの全文字を検査
したか判断し、まだ検査が終了していないと判断したら
ステップS209にてNに1加算し、ステップS203
へ戻り検査が終了するまでステップS203〜ステップ
S209を繰り返す。
【0027】ステップS208にて検査終了と判断した
ら、ステップS210で、プリンタへの文字列データ登
録可能量を知るためにプリンタの定型データ格納領域1
19のサイズを獲得する。ステップS211で作業用領
域120中の最も発生カウントが大きい文字データを抽
出し、ステップS212にてこの文字列データに定型デ
ータ登録IDを付加してプリンタへ登録する。
【0028】登録が終了したらステップS213にて文
字列データと定型データ登録IDを対にして登録文字管
理領域121に保存して、ステップS214でこの文字
データを作業用領域120から削除する。ステップS2
15では、ステップS210で獲得したプリンタの定型
データ格納領域119のサイズを元にまだ登録可能であ
るか判断し、登録可能であるならステップS211へ戻
り登録不可能になるまでステップS210〜ステップS
215を繰り返す。
【0029】ステップS215にて登録不可能と判断し
たらこの処理を終了する。
【0030】以上の手順により、最も出現回数の多い文
字列から優先的に定型データとして登録する。
【0031】図3は、プリンタ108による定型データ
登録処理の動作フローチャートである。当処理は受信コ
マンド解析部111が定型データ登録コマンドを受信し
た場合に、定型データ登録処理部116が起動されて実
行される。
【0032】ステップS301で受信コマンド解析部1
11が定型データ登録コマンドを受信すると、ステップ
S302で定型データと定型データIDを分離する。定
型データ登録処理部116が、ステップS303で、定
型データIDをステップS304にて定型データを、そ
れぞれID格納領域118と定型データ格納領域119
とに対応付けて格納する。
【0033】以上のようにして印刷出力しようとする文
書に現われる頻度に応じて文字列データをプリンタに登
録しておく。文書を印刷する際には、該当する箇所を予
め格納しておいたIDで置き換えてホストコンピュータ
からプリンタに出力することで、プリンタのメモリを効
率良く使用することができるため、印刷に要する時間を
短縮できるし、また、ホストコンピュータからプリンタ
に送るデータ量が小さくなるために転送時間が短縮さ
れ、ホストコンピュータの負担が減ると共に印刷に擁す
る時間を短縮できる。
【0034】図10はプリンタにおける印刷処理のフロ
ーチャートである。
【0035】上記手順を、ステップS1001〜S10
05として実行する。
【0036】なお、図2のステップS207では、文字
列データの出現回数を計数しているが、定型データとし
て登録することにより、減少するデータ量をより高精度
で計算することもできる。
【0037】印刷データ中に出現する第i番目の文字列
(単語)の長さをLi、定型データと置換される定型デ
ータIDの長さをL0とする。文字列が定型データID
に置換されることにより1つの文字列あたり(Li−L
0)だけデータが減る。その文字列の出現回数をnとす
れば、印刷データ全体として(Li−L0)×nだけデー
タが減る。
【0038】従って、ステップS207で発生カウント
に1加算するかわりに、(Li−L0)を加算すれば、減
らせるデータ量の指標となる値が得られる。
【0039】またステップS211では、文字列の数で
はなく、ステップS207で数えた値を基にして、最も
その値が大きい文字列を選んで定型データとして登録す
る。
【0040】以上のようにステップS207,S211
を変更したフローチャートが図11に示されている。
【0041】この優先順位の与え方は、第2、第3実施
例に対しても適用できる。 (第2の実施形態)図4は第2の実施例の印刷システム
のブロック構成図である。本実施例では、登録対象の定
型データを文字パターンデータとする。
【0042】図において、ホストコンピュータ401内
のプリンタドライバ402は、印刷指示を受けると印刷
コマンド作成部403を起動して印刷データ406を元
に印刷コマンドの作成を行う。印刷データ406はアプ
リケーション等から出力された文字コード列である。印
刷コマンド作成部403は、印刷データ406に登録可
能な文字データを発見したら文字データ登録管理部40
5にその文字のための定型データIDを請求する。文字
データ登録部405は文字登録管理領域421に登録さ
れた文字データから請求された文字データを探す。該当
するデータが存在すれば、この文字データの発生カウン
トを1加算して、該当する文字データIDを取り出し、
印刷コマンド作成部403へ渡す。しかし、もしこの文
字データが未登録ならその文字データに対応する文字パ
ターンデータに定型データIDを付加して、印刷コマン
ド作成部403に対して、プリンタ408への登録依頼
を行う。この時、プリンタ408の定型データ格納領域
419の空き領域がこの文字パターンデータ登録に必要
なサイズに満たない場合、文字データの発生カウントが
最も小さい文字パターンデータを削除する為に、印刷コ
マンド作成部403に対してプリンタ408へのその文
字パターンの削除依頼を行う。削除が完了したら登録し
ようとする文字パターンデータに定型データIDを付加
して、印刷コマンド作成部403に対してプリンタ40
8への定型データの登録依頼を行う。
【0043】印刷コマンド作成部403は、プリンタ4
08の定型データ登録コマンド又は定型データ削除コマ
ンドを作成してI/F部407にプリンタ408へそれ
らコマンドの送信依頼を行う。I/F部407は作成さ
れたコマンドをプリンタ408へ送信する。プリンタ4
08内のI/F部409は、ホストコンピュータ401
から受信した定型データ登録コマンドを受信バッファ4
10へ格納する。受信コマンド解析部411は受信バッ
ファ410からコマンドを取り出し、このコマンドが定
型データ登録コマンドなら、定型データ登録コマンドよ
り定型データ登録IDと文字パターンデータを抽出して
これらを登録するように定型データ登録部416に依頼
し、定型データ削除コマンドなら定型データ削除コマン
ドより定型データ登録IDを抽出してこれに対応する文
字パターンデータを削除するように定型データ登録管理
部416に依頼する。
【0044】定型データ登録処理部416は、受信コマ
ンド解析部411から依頼された登録又は削除処理を行
い、処理が完了したら登録又は削除の処理完了コマンド
を作成し、I/F部409にホストコンピュータ401
へ送信依頼を行う。プリンタ408内のI/F部409
は処理完了コマンドの送信を行う。ホストコンピュータ
401内のI/F部407は処理完了コマンドを受信す
る。I/F部407は受信した処理完了コマンドを印刷
コマンド作成部403へ渡す。印刷コマンド作成部40
3は、I/F部407から渡された処理完了コマンドよ
り、定型データ登録又は削除の完了を知ると定型データ
登録管理部405へ登録又は削除完了の旨を通知する。
【0045】定型データ登録管理部405は処理完了の
通知を受けると、登録完了の場合、登録文字管理領域4
21へ登録した文字データとその定型データIDを記録
する。削除完了の場合、登録文字管理領域421から削
除した文字データとその定型データIDを削除する。処
理が終了すると、定型データ登録管理部405は印刷コ
マンド作成部403へと請求があった文字データの定型
データIDを通知する。印刷コマンド作成部403は、
印刷データ406と通知された定型データIDとを元
に、定型データとして登録された文字パターンを定型デ
ータIDに置き換え、その他の文字データをパターンデ
ータに展開して印刷コマンドを作成する。印刷コマンド
作成部403は印刷コマンドを作成すると、I/F部4
07にプリンタ408へ印刷コマンド送信依頼をする。
送信依頼を受けたI/F部407は印刷コマンドをプリ
ンタ408へ送信する。もちろん、文字パターンデータ
と定型データIDとを区別するために必要なコードシー
ケンスは印刷コマンド作成時に作成される。
【0046】プリンタ408内のI/F部409はコマ
ンドを受信すると順次受信バッファ410へ格納する。
受信コマンド解析部411は受信バッファ410から印
刷コマンドを取り出して解析を行い、描画部421に対
して、印刷コマンドに含まれる印字データを送って印字
バッファ413への描画を依頼する。描画部412は受
信コマンド解析部411から受け取った印刷データに基
づいて印字バッファ413へ描画を行うが、印刷データ
中に定型データIDを見つけると定型データ登録処理部
416へ定型データIDを渡し、対応した文字パターン
データを請求する。
【0047】定型データ登録処理部416は渡された定
型データIDを定型データID格納領域418から探
し、IDと対応付けて記録している定型データ格納位置
を獲得する。定型データ登録処理部416は取得した文
字パターンデータ格納位置を元に定型データ格納領域4
19より描画部412が請求する文字パターンデータを
獲得し、描画部412へ渡す。
【0048】描画部412は定型データとして、受け取
った文字パターンを印字バッファ413へ描画する。描
画部412は印字バッファ413への描画が完了すると
この印字バッファ413を印字制御部414へ渡し、印
字部415によって記録媒体へ印字される。
【0049】図5はホストコンピュータ401により実
行される印字データ検査処理の動作フローチャートであ
る。本処理は印刷コマンド作成部403が印刷コマンド
作成中に印刷データから登録可能な文字データを見つけ
た場合に起動される。
【0050】ステップS501では印刷コマンド作成部
403より渡された文字データを登録文字管理領域42
1より探し出す。ステップS502は、文字データが登
録文字管理領域421に存在したか、すなわち定型デー
タとして登録されているか検査する。存在した場合、ス
テップS507でこの文字データの発生カウントを1加
算し、ステップS508にて印刷コマンド作成部403
へ定型データIDを通知し終了する。
【0051】存在しなかった場合、この文字のパターン
データをプリンタへ登録する必要があるので、ステップ
S503にてプリンタの定型データ格納領域419の空
きサイズが登録するのに十分か検査する。この検査は、
第1実施例と同じくプリンタ408に問い合わせて実現
される。空きサイズが十分な場合、ステップS506に
てプリンタ408へこの文字に対応するパターンデータ
を定型データとして登録し、ステップS507でこの文
字データの発生カウントを1加算し、ステップS508
にて印刷コマンド作成部403へ印刷データIDを通知
し終了する。
【0052】定型データ格納領域419の空きサイズが
この文字パターンを登録するのに不十分である場合、ス
テップS504で、登録文字管理領域421から、発生
カウント数が最も小さい、すなわち、優先順位が最も低
い文字データを探し抽出する。ステップS504で抽出
した文字データに対応するパターンデータを、ステップ
S505でプリンタの登録から削除する。削除が完了し
たら再度ステップS503にてプリンタの定型データ格
納領域419の空きサイズがこの文字パターンデータを
登録するのに十分か検査し、登録に十分な空きサイズに
なるまでステップS503〜505を繰り返す。
【0053】プリンタ408の定型データ格納領域41
9の空きサイズが、この文字パターンデータを登録する
のに十分なサイズになったら、ステップS506にてプ
リンタへこの文字パターンデータを登録し、ステップS
507でこの文字データの発生カウントを1加算し、ス
テップS508にて印刷コマンド作成部403へ定型デ
ータIDを通知して終了する。
【0054】図6は、プリンタ408で実行される定型
データ登録処理の動作フローチャートである。本処理は
受信コマンド解析部411が定型データ登録/削除コマ
ンドを受信した場合、又は描画部412が印刷コマンド
中に定型データIDを見つけた場合に起動される。
【0055】ステップS601では受信したコマンドが
削除依頼である場合、ステップS603にて削除する文
字パターンデータの定型データIDを元に文字パターン
データの格納位置を獲得する。
【0056】ステップS604ではステップS603で
獲得した文字パターンデータ格納位置に格納している文
字パターンデータを定型データ格納領域419から削除
する。ステップS605で定型データID格納領域41
8の定型データIDと対応する文字パターンの格納位置
を削除し、ステップS606でホストコンピュータへ削
除完了を通知して処理を終了する。
【0057】ステップS601の検査で削除依頼でない
と判定した場合、ステップS602では起動元からの依
頼が登録依頼であるか検査する。依頼が登録依頼である
場合、ステップS607で定型データ格納領域419で
文字パターンデータを格納する位置を求めて、ステップ
S608でこの格納位置と定型データIDを定型データ
ID格納領域418に保存する。ステップS609でス
テップS607にて求めた定型データ格納領域419の
格納位置に登録すべき文字パターンデータを保存し、ス
テップS610でホストコンピュータへ登録完了を通知
して処理を終了する。
【0058】ステップS602で依頼が登録依頼でない
場合、依頼は定型データIDが示す文字パターンデータ
の要求であるので、ステップS611で定型データID
の対応する文字パターンデータを定型データ格納領域4
19より取り出し、取り出した文字パターンデータをス
テップS612にて描画部412へ渡し処理を終了す
る。
【0059】以上のように、印刷しようとする文書に現
われる文字データの頻度に応じてプリンタに文字パター
ンデータを登録することで、ホストコンピュータからプ
リンタへの転送データ量を減らすことができ、高速な印
刷が可能となる。また、プリンタの定型データ格納領域
があいていない場合には、登録されているデータの中か
ら最も優先度の低いデータを削除して新たなデータを登
録するため、プリンタには常時使用頻度の高いデータを
格納しておくことができ、より高速な印刷が可能とな
る。
【0060】なお、優先度を示す指標として本実施例で
は印刷データ中における文字データの出現回数を用いた
が、第1実施例と同様に節約できるデータ長を積算して
それを指標としても良い。また、プリンタ408から印
刷する手順は図11に示す通りである。 (第3の実施形態)図7は第3の実施例の印刷システム
のブロック図である。本実施例は、説明を簡単にする為
に登録対象の定型データを単語等の文字列データとす
る。
【0061】図7において、ホストコンピュータ701
内のプリンタドライバ702は、印刷指示を受けると印
刷コマンド作成部703を起動する。印刷コマンド作成
部703は印刷データ706を元に印刷コマンドの作成
を行う。印刷データ706はアプリケーション等から出
力されたものであり、印刷コマンド作成部703は印刷
コマンド作成中に印刷データ706に登録可能な文字列
データを探し、それが存在したら定型データ登録管理部
705にこの文字列データを定型データとして登録する
ための定型データIDを請求する。定型データ登録部7
05は文字登録管理領域721内に登録定型データから
この文字列データを探す。該当する定型データが存在す
れば、この定型データの定型データIDを取り出し、印
刷コマンド作成部703へ渡す。しかし、もしその文字
列が未登録なら定型データIDを付加して印刷コマンド
作成部703へプリンタ708へと定型データの登録依
頼を行う。
【0062】印刷コマンド作成部703は、プリンタ7
08の定型データ登録コマンドを作成してプリンタ70
8への定型データ登録コマンドの送信依頼をI/F70
7に対して行う。I/F部707は定型データ登録コマ
ンドをプリンタ708へ送信する。プリンタ708内の
I/F部709は、ホストコンピュータ701から受信
した定型データ登録コマンドを受信バッファ710へ格
納する。受信コマンド解析部711は受信バッファ71
0からコマンドを取り出し、このコマンドが定型データ
登録コマンドなら定型データ登録コマンドより定型デー
タ登録IDと定型データを抽出して、定型データ登録処
理部716へこれらを登録するように依頼する。定型デ
ータ登録処理部716は受信コマンド解析部711から
通知された登録処理を行う。また、登録処理部716
は、定型データ格納領域719の空き領域がこの定型デ
ータ登録に必要なサイズに満たない場合、定型データ格
納領域719から発生カウントが最も小さい定型データ
を探し、それを削除する。充分な空き領域が出来るまで
削除を繰り返す。登録を依頼された定型データを登録で
きる状態になったらその登録を行い、登録処理が完了し
たら処理完了コマンドを作成する。定型データ登録の為
に登録済定型データを削除した場合、登録削除の旨と削
除した定型データIDを処理完了コマンドに付加する。
処理完了コマンド作成後、定型データ登録処理部716
はホストコンピュータ701へ処理完了コマンド送信依
頼をI/F部709に行う。
【0063】プリンタ708内のI/F部709は処理
完了コマンドの送信を行い、ホストコンピュータ701
内のI/F部707は処理完了コマンドを受信する。I
/F部707は受信した処理完了コマンドを印刷コマン
ド作成部703へ渡す。印刷コマンド作成部703は、
I/F部707から渡された処理完了コマンドより印字
データ登録完了を知ると、定型データ登録管理部705
へ登録完了の旨を知らせる。その際、定型データの削除
を伴っていれば削除された定型データIDも通知する。
【0064】定型データ登録管理部705は処理完了の
通知を受けると、登録文字管理領域712へ登録された
定型データと定型データIDを記録する。削除を伴って
いる場合、登録文字管理領域721から、削除した定型
データと定型データIDを削除する。処理が終了すると
定型データ登録管理部705は請求があった定型データ
の定型データIDを印刷コマンド作成部703へ通知す
る。印刷コマンド作成部703は印刷データ706と通
知された定型データIDを元に定型データは定型データ
登録IDに置き換えて印刷コマンドを作成する。印刷コ
マンド作成部703は、印刷コマンドを作成するとプリ
ンタ708へ印刷コマンド送信依頼をI/F部707に
する。送信依頼を受けたI/F部707は印刷コマンド
をプリンタ708へ送信する。プリンタ708内のI/
F部709はコマンドを受信すると順次受信バッファ7
10へ格納する。受信コマンド解析部711は受信バッ
ファ710から印刷コマンドを取り出して解析を行い、
描画部712に対して印刷コマンドに含まれる印刷デー
タを渡して印字バッファ713への描画を依頼する。描
画部712は受信コマンド解析部711から受け取った
印刷データに沿って印字バッファ713へ描画を行う
が、印刷データに定型データIDを見つけると定型デー
タ登録処理部716へ定型データIDを渡し、対応した
定型データを請求する。
【0065】定型データ登録処理部716は、渡された
定型データIDを定型データID格納領域718から探
し、それと対に記録している定型データ格納位置を獲得
する。定型データ登録処理部716は、獲得した定型デ
ータ格納位置を元に、定型データ格納領域719より描
画部712が請求する定型データを獲得し、描画部71
2へ渡す。描画部712は定型データとして受け取った
文字列を印字バッファ713へ描画する。描画部712
は印字バッファ713への描画が完了すると、印字バッ
ファ713の内容を印字制御部714へ渡す。印字部7
15によって記録媒体へ印字される。
【0066】図8はホストコンピュータ701における
定型データ登録管理部による定型データ検査処理の動作
フローチャートである。本処理は印刷コマンド作成部7
03が印刷コマンド作成中に印刷データから登録可能な
文字列データを見つけた場合に起動される。
【0067】ステップS801で定型データ登録管理部
705は印刷コマンド作成部703より渡された文字列
データを登録文字管理領域721より探す。ステップS
802で文字データが登録文字管理領域721に存在し
たかテストする。存在した場合、ステップS807にて
印刷コマンド作成部703へ定型データIDを通知し終
了する。存在しなかった場合、この文字列データをプリ
ンタへ登録する必要があるので、ステップS803にて
プリンタ708へ定型データ登録コマンドを発行し、こ
の定型データを登録する。プリンタ側では定型データ登
録が完了するとホストコンピュータ701へ完了通知を
行い、これをホストコンピュータが受信すると登録完了
となる。
【0068】プリンタへの登録が完了すると、ステップ
S804にて、文字管理領域721へ登録された文字列
データを登録する。プリンタは定型データ登録の為に登
録済みの定型データを削除することがある。削除があっ
た場合、完了通知に削除があった旨と削除された定型デ
ータIDが送られてくるので、ステップS804にて定
型データの削除の有無を検査する。削除を伴わなかった
場合、ステップS807にて印刷コマンド作成部703
へ定型データIDを通知し終了する。削除を伴った場
合、ステップS806にて、ステップS803で通知さ
れた削除済の定型データIDに対応する文字列データを
登録文字管理領域721から削除し、ステップS807
にて印刷コマンド作成部703へ定型データIDを通知
し終了する。
【0069】図9は、プリンタ708により実行される
定型データ登録処理の動作フローチャートである。当処
理は受信コマンド解析部が定型データ登録コマンドを受
信した場合に起動される。
【0070】ステップS901にて定型データを登録す
る為の定型データ格納領域719の空きサイズが十分で
あるか検査する。不十分である場合、ステップS902
で定型データID格納領域718から、発生カウント数
が最も小さい、即ち、優先順位が最も低い定型データを
探す。ステップS903でこの優先順位の低い定型デー
タとその定型データIDを定型データID格納領域71
8と定型データ格納領域719から削除する。
【0071】プリンタ側で優先順位を知るために、ステ
ップS902ではホスト装置に対して最も優先順位の低
い定型データを問い合わせてもよい。
【0072】この場合、ホスト側では、ステップS80
2で「YES」と判定されたなら、その該当する定型デ
ータのカウントを1進める必要がある。プリンタから最
低優先度の定型データを要求されたなら、ホストは最も
カウンタ値の少ない定型データのIDをプリンタに返
す。
【0073】このようにして優先度の低い定型データを
知ることができる。
【0074】削除が完了したら再度ステップS901に
て定型データ格納領域719の空きサイズがこの印字デ
ータを登録するのに十分か検査し、登録に十分な空きサ
イズになるまでステップS901〜S903を繰り返
す。定型データ格納領域719の空きサイズが新たな定
型データを登録するのに十分なサイズになったら、ステ
ップS904で定型データ格納領域719の定型データ
を格納する位置を求め、ステップS905でこの格納位
置と定型データIDとを定型データID格納領域718
に保存する。ステップS906で、ステップS905に
て求めた格納位置に登録すべき定型データを保存する。
ステップS907では、ステップS901〜S903に
て定型データが削除されたか検査する。
【0075】削除されていない場合、ステップS908
で、登録した定型データの登録完了通知をホストコンピ
ュータへ送信して処理を終了する。削除されている場
合、ステップS909にて削除された定型データの定型
データIDを付加した完了通知をホストコンピュータへ
送信して処理を終了する。
【0076】以上の手順により、プリンタのメモリが小
容量であっても、使用頻度の高い文字列データを定型デ
ータとして格納しておけるため、印刷処理の効率が高め
られる。また、プリンタのメモリの余裕の有無を判定し
て、必要があれば削除して」から新たなデータを追加す
るという処理をプリンタ自身の処理として行う。そのた
め、ホストコンピュータの負荷が軽減される。
【0077】尚、本発明は、登録可能な定型データとし
て、複数文字で構成される熟語や文等についても、それ
が定型パターンを持つなら適用することができる。ま
た、文字データに限らず、グラフィカルデータについて
も定型データとして扱うことができる。 (第4の実施形態)図12は第4の実施例の印刷システ
ムのブロック構成図である。本実施例は、印刷データと
して図13の印刷データを例に取り説明する。また、ホ
スト側の処理を、図15のフローチャートに沿って説明
する。
【0078】図12において1001はホストコンピュ
ータである。ホストコンピュータ1001内のプリンタ
ドライバ1002は印刷指示を受けると定型データ検査
部1003が起動されて印刷データ1009を読み込み
(S1501)、印刷データ1009内に、図13にお
ける模様のように繰り返し可能な一定サイズの繰り返し
パターン1103〜1110の有無を検査する。
【0079】定型データ検査部1003は繰り返しパタ
ーンの検査を完了すると、定型データ登録部1004
に、発見した一定サイズの繰り返しパターンと印刷デー
タ1009内に発生する回数とを対で通知する。定型デ
ータ登録部1004は、通知された一定サイズの繰り返
しパターンである登録データ候補各々について、繰り返
しパターンをそれに対応する所定長のIDコードに置換
して生成される印刷コマンドの総サイズXと、置換しな
いで印刷データ1009からそのまま生成された印刷コ
マンド総サイズYを算出し、その差分(Y−X)の差が
大きい繰り返しパターンから順に登録する優先順位を決
定する(S1502)。
【0080】優先順位が決定すると、定型データ登録部
1004はプリンタ1011へ定型データ格納領域10
22のサイズを問い合わせる(S1503)。プリンタ
1011から定型データ格納領域1022のサイズの返
信を受け取ったら、このサイズを元に、プリンタ101
1へ登録する登録予定データを、優先順位が高い、すな
わち(X−Y)が大きい順に決定します(S150
4)。
【0081】次に定型データ登録部1004は、定型デ
ータ登録管理部1006に、登録が決定した登録予定デ
ータの内、既に登録済みのデータがあるか問い合わせを
行う。
【0082】定型データ登録管理部1006は、登録デ
ータ管理領域1007内の登録データからこれら登録予
定データを探す。該当データが存在すれば、この登録デ
ータとともに格納されている定型データIDを取り出
し、定型データ登録部1004へ渡す。また、定型デー
タ登録部1004はIDを受け取らなかった登録デー
タ、すなわち登録予定データ以外の定型データIDを定
型データ登録管理部1006へ要求する。登録予定デー
タ以外の定型データIDを受け取ると、プリンタ101
1へこれら定型データIDを有する定型データの削除依
頼を行う(S1505)。削除が完了したら、プリンタ
1011から削除された定型データの削除を、定型デー
タ登録管理部1006へ要求する(S1506)。
【0083】削除が完了すると定型データ登録部100
4は未登録の登録予定データ用の定型データIDを定型
データ登録管理部1006から取得し、未登録の登録予
定データに定型データIDを付加してプリンタ1011
への登録依頼を行う(S1507)。プリンタ1011
の定型データ登録が完了したら未登録予定データに定型
データIDを付加して定型データ登録管理部1006へ
の登録依頼を行う(S1507)。登録が完了すると、
定型データ登録部1004は、定型データ検査部100
3へ登録されている定型データと定型データIDとを対
にして通知する。
【0084】定型データ検査部1003は印刷データ1
009を元に登録されている定型データを定型データI
Dに置き換えて中間印刷データ1010を作成する。
【0085】次に印刷コマンド作成部1005が起動さ
れ、中間印刷データ1010を元にプリンタ1011へ
送信する印刷データコマンドを作成する。
【0086】次にプリンタ1011の定型データ登録/
削除シーケンスを説明する。このシーケンスは図6と同
様である。
【0087】定型データ登録部1004はプリンタ10
11へ送信する送信する定型データ登録コマンドまたは
定型データ削除コマンドを作成してI/F部1008に
プリンタ1011へ定型データ登録コマンドの送信依頼
を行い、I/F部1008は定型データ登録コマンドを
プリンタ1011へ送信する。プリンタ1011内のI
/F部1012はホストコンピュータ1001から受信
した定型データ登録コマンドを受信バッファ1013へ
格納する。受信コマンド解析部1014は受信バッファ
1013からコマンドを取り出し、このコマンドが定型
データ登録コマンドなら定型データ登録処理部1019
へ定型データ登録コマンドより定型データ登録IDと定
型データを抽出してこれらを登録するように依頼し、定
型データ削除コマンドなら定型データ登録処理部101
9へ定型データ削除コマンドより定型データ登録IDを
抽出してこれに対応する定型データを削除するように依
頼する。定型データ登録処理部1019は受信コマンド
解析部1014から通知された登録または削除処理を行
い、処理が完了したら登録または削除の処理完了コマン
ドを作成し、I/F部1012にホストコンピュータ1
001へ送信依頼を行う。プリンタ1011内のI/F
部1012は処理完了コマンドの送信を行い、ホストコ
ンピュータ1001内のI/F部1008は処理完了コ
マンドを受信する。I/F部1008は受信した処理完
了コマンドを定型データ登録判定部1004へ渡す。
【0088】次にプリンタ1011の印刷シーケンスを
説明する。
【0089】印刷コマンド作成部1005は中間印刷デ
ータ1010を元に印刷コマンドを作成する。印刷コマ
ンド作成部1005は印刷コマンドを作成するとI/F
部1008にプリンタ1011へ印刷コマンド送信依頼
をする。送信依頼を受けたI/F部1008は印刷コマ
ンドをプリンタ1011へ送信する。
【0090】プリンタ1011内のI/F部1012
は、コマンドを受信すると、順次、受信バッファ101
3へ格納する。受信コマンド解析部1014は受信バッ
ファ1013から印刷コマンドを取り出し、解析を行い
印刷コマンドに含まれる印字データとともに印字バッフ
ァ1016への描画を描画部1015に依頼する。描画
部1015は受信コマンド解析部1014から受け取っ
た定型データに沿って印字バッファ1016へ描画を行
うが、印字データに定型データIDを見つけると定型デ
ータ登録処理部1019へ定型データIDを渡し、それ
に対応した定型データを請求する。定型データ登録処理
部1019は渡された定型データIDを定型データID
格納領域1021から探し、対で記録している定型デー
タ格納位置を獲得する。定型データ登録処理部1019
は、獲得した定型データ格納位置を元に、定型データ格
納領域1022より描画部1015により請求されてい
る定型データを獲得し、描画部1015へ渡す。描画部
1015は受け取った定型データを印字バッファ101
6へ描画する。描画部1015は印字バッファ1016
への描画が完了すると、この印字バッファ1016を印
字制御部1017へ渡し、印字部1018によって記録
媒体へ印字される。以上の手順は図10に示した通りで
ある。
【0091】図13は印刷データの一定サイズの繰り返
しパターン分割例である。アプリケーション等から出力
される塗りつぶしパターン等に多く発生する。印刷デー
タ1101は中央に長方形の範囲で菱形が並んでいる。
この菱形の一つが菱形1102である。菱形1102を
横15×縦15の升目に分割すると横15×縦1の升目
データ1013〜1110で構成することができる。従
って印刷データ1101のデータとして有効な範囲は横
15×縦1の升目データ1103〜1110の繰り返し
で構成されている。
【0092】図14は定型データ登録判定及び優先順位
決定処理の動作フローチャートである。
【0093】この手順は、図15のステップS1502
の詳細である。
【0094】当処理は定型データ検査部が処理が発見し
た登録候補定型データについて登録した方が有効か判定
し、これらデータについて登録すべき優先順位を決定す
る処理である。
【0095】ステップS1201では登録候補データ用
のカウンタを初期化する。ステップS1202では全登
録候補データについて登録してそのIDコードと置換し
た場合としない場合それぞれにおける印刷コマンドサイ
ズ計算が終了したか判定する。終了した場合はステップ
S1207へ、終了していない場合はステップS120
3〜S1206の処理を行う。ステップS1203は未
処理の印刷データについて登録候補データである繰り返
しパターンを抽出し、そのパターンの印刷データ内での
発生回数を数える。ステップS1204では、ステップ
S1203で抽出した登録候補データをプリンタへ登録
した場合に、印刷データとしてホストからプリンタへ転
送するコマンドの総サイズを計算し変数Xnに格納す
る。ステップS1205では、ステップS1203で抽
出した登録候補データをプリンタへ登録しない場合に印
刷データとしてホストからプリンタへ転送するコマンド
の総サイズを計算し変数Ynに格納する。ステップS1
206では登録候補データ用のカウンタに1加算する。
【0096】ステップS1207では、(登録しない場
合の総印刷データサイズ−登録した場合の総印刷データ
サイズ)が大きいほどプリンタへの定型データ登録が有
効であるため、この値が大きい登録候補データのもの程
高い優先順位を設定する。
【0097】以上のように、印刷しようとするイメージ
データ等の印刷データ内に繰り返し発生するデータパタ
ーンの印刷コマンドサイズに応じてプリンタに繰り返し
発生するデータパターン等の定型データを登録すること
で、ホストコンピュータからプリンタへの転送データ量
を減らすことができ転送のために要する時間を短くする
ことが可能となる。また、プリンタの定型データ格納領
域には使用頻度が高いデータを格納しておくことができ
るので、高速な印刷が可能となる。
【0098】同様のことは、アウトラインフォントを展
開したビットマップ文字にも適応することができる。展
開したビットマップ文字パターンの内使用頻度の高いも
のを選出し、前記実施例同様定型データIDを付加して
プリンタに登録しておく事で、以後定型データIDと印
字場所の指定を送出するだけで印字可能となり、転送デ
ータ量を減らすことができる。一方、プリンタ側に登録
しきれなかった文字パターンは、ビットマップのまま転
送することで、同様に印字できる。使用頻度の高いもの
を選んで登録するのは、転送量の減少に効果が大きいか
らである。
【0099】第4の実施例のようにビットイメージをそ
のデータIDという符号に置き換える場合、ホストコン
ピュータからプリンタに送られるデータはイメージと符
号とが混在するデータとなる。このようなデータは従来
扱われており、それと同様に扱えば良い。例えば、イメ
ージデータは、それがイメージデータであることを示す
データと、そのデータの大きさと、印刷する場合の位置
を示すデータとをその先頭に含み、その後にビットスト
リームデータが続く。データが符号である場合には、そ
のことを示す符号と印刷する際の位置を示すデータに続
けてデータである符号が続く。従って、イメージデータ
から特定の繰り返しパターンを抽出してそれらをデータ
IDに置き換える場合、上述のようなフォーマットに従
って印刷データを再構築する手順が実行されることにな
る。
【0100】
【他の実施形態】図16は、上記第1〜第4実施例それ
ぞれにおけるホストコンピュータの物理的な構成を模式
的に示している。上記各実施例におけるプリンタドライ
バ102,402,702,1002の機能は、各実施
例におけるホストコンピュータに内蔵されたCPU16
01により、RAM1602あるいはROM1604に
格納された、図2,図5,図8,図11,図14それぞ
れに示されたフローチャートの点順のプログラムコード
を実行することによって実現できる。また、このプログ
ラムコードは、磁気等を利用した記憶媒体1605を含
む二次記憶ユニット1603に一旦格納しておき、それ
をRAM1602あるいはROM1604にロードして
実行することもできる。
【0101】このように、本発明の目的は、前述した実
施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコー
ドを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給
し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(または
CPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコ
ードを読出し実行することによっても達成される。
【0102】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発
明を構成することになる。
【0103】プログラムコードを供給するための記憶媒
体1605としては、例えば、フロッピーディスク、ハ
ードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R
OM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカー
ド、ROMなどを用いることができる。
【0104】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーテ
ィングシステムなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれる。
【0105】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0106】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、図17のメモリマップ例に示す各モジュール
を記憶媒体に格納することになる。
【0107】即ち、少なくとも定型データを印刷データ
から抽出する抽出工程のコードと、抽出された定型デー
タの出現頻度を数える計数工程のコードと、頻度に基づ
いて定型データとそれに対応する識別符号を送信する送
信工程のコードの各モジュールのプログラムコードを記
憶媒体に送信すればよい。
【0108】
【発明の効果】異常説明したように、本発明に係る印刷
制御装置及び方法は、プリンタに定型データを、印刷デ
ータにおける出現頻度に応じて登録することができるた
め、プリンタの限られたメモリに、より頻繁に使用され
るデータを登録しておくことができる。そのため、プリ
ンタへ転送する印刷データの量を効果的に減少させるこ
とができ、ホストコンピュータによりデータ転送のため
の時間を削減できるという効果を奏する。
【0109】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に於ける印刷システムのブロック構成
図である。
【図2】実施例1に於ける印刷データ検査処理手順のフ
ローチャートである。
【図3】実施例1に於ける印字データ登録処理手順のフ
ローチャートである。
【図4】実施例2に於ける印刷システムのブロック図で
ある。
【図5】実施例2に於ける印字データ検査処理手順のフ
ローチャートである。
【図6】実施例2に於ける印字データ登録処理手順のフ
ローチャートである。
【図7】実施例3に於ける印刷システムのブロック構成
図である。
【図8】実施例3に於ける印字データ検査処理手順のフ
ローチャートである。
【図9】実施例3に於ける印字データ登録処理手順のフ
ローチャートである。
【図10】実施例のプリンタによる出力処理のフローチ
ャートである。
【図11】図2の変形例を示す図である。
【図12】第4実施例の印刷システムの構成例を示す図
である。
【図13】第4実施例の繰り返しパターンを示す図であ
る。
【図14】第4実施例において優先順を決定するフロー
チャートである。
【図15】第4実施例に於て繰り返しパターンを登録す
るフローチャートである。
【図16】第1乃至第4実施例におけるホストコンピュ
ータの物理的な構成を示すブロック図である。
【図17】第1乃至第4実施例におけるプリンタドライ
バを実現するためのプログラムコードを記憶した記憶媒
体(コンピュータ可読メモリ)の内容を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 21/00 A G06F 17/21

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷装置から出力するための印刷データ
    を生成する印刷制御装置であって、 印刷データから定型データを抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された定型データの頻度を数え
    る計数手段と、 前記印刷データに含まれる定型データを、前記計数手段
    により数えられた頻度に基づいて識別符号に対応させ、
    定型データとそれに対応する識別符号とを前記印刷装置
    に送信する定型データ送信手段とを備えることを特徴と
    する印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記定型データ送信手段は、前記計数手
    段により数えられた頻度の高い定型データから順に、所
    定のデータ量を越えない範囲で、定型データとそれに対
    応する識別符号とを送信することを特徴とする請求項1
    に記載の印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 前記定型データ送信手段は、前記計数手
    段により数えられた頻度に基づいて、定型データごとに
    それを対応する識別符号に置き換えた場合の前記印刷デ
    ータの減少する量を算出し、当該減少量が大きい定型デ
    ータから順に、定型データとそれに対応する識別符号と
    を、所定のデータ量を越えない範囲で送信することを特
    徴とする請求項1に記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 前記送信手段により送信された定型デー
    タとそれに対応する識別符号とを記憶する記憶手段を更
    に備えることを特徴とすることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載の印刷制御装置。
  5. 【請求項5】 前記印刷装置から利用可能な記憶容量を
    獲得する獲得手段を更に備え、前記定型でータ送信手段
    は、前記獲得手段により獲得した利用可能な記憶容量を
    越えない範囲で定型データとそれに対応する識別符号と
    を送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    に記載の印刷制御装置。
  6. 【請求項6】 前記定型データは文字列であることを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の印刷制御装
    置。
  7. 【請求項7】 前記定型データはイメージデータである
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の印
    刷制御装置。
  8. 【請求項8】 前記定型データ送信手段は、前記印刷装
    置における利用可能な記憶容量が十分でない場合には、
    既に送信されている定型データとそれに対応する識別符
    号から、所望のものを削除する指示を前記印刷装置に送
    信する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の印
    刷制御装置。
  9. 【請求項9】 前記定型データ送信手段は、前記印刷装
    置から、送信済みの定型データとそれに対応する識別符
    号とを削除した旨の連絡を受ける手段と、該連絡された
    定型データとそれに対応する識別符号とを、前記記憶手
    段から削除する手段とを有することを特徴とする請求項
    4に記載の印刷制御装置。
  10. 【請求項10】 印刷データに含まれる前記記憶手段に
    記憶された定型データを前記識別符号に置換する置換手
    段と、該置換手段により得られた印刷データを前記印刷
    装置に送信する送信手段とを更に備えることを特徴とす
    る請求項4に記載の印刷制御装置。
  11. 【請求項11】 印刷装置により印刷を行わせる印刷制
    御装置であって、 所望の定型データとそれに対応する識別符号とを記憶す
    る記憶手段と、 印刷データに含まれる前記記憶手段に記憶された定型デ
    ータを前記識別符号に置換する置換手段と、 前記置換手段により得られた印刷データを前記印刷装置
    に送信する送信手段とを備えることを特徴とする印刷制
    御装置。
  12. 【請求項12】 前記記憶手段は、印刷しようとする印
    刷データ中に出現する頻度が高い定型データについて、
    そのデータとそれに対応する識別符号とを記憶すること
    を特徴とする請求項11に記載の印刷制御装置。
  13. 【請求項13】 印刷制御装置からの印刷データを印刷
    出力する印刷装置であって、 前記印刷制御装置から定型データとそれに対応する識別
    符号とを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信した各定型データを、その識別
    子と対応付けて記憶する記憶手段と、 印刷データを受信する第2の受信手段と、 前記印刷データに含まれる識別符号を、前記記憶手段を
    参照して対応する定型データに置換し、置換して得られ
    た印刷データを印刷出力する出力手段とを備えることを
    特徴とする印刷装置。
  14. 【請求項14】 前記印刷制御装置から削除指令を受信
    する手段を更に備え、前記削除指令を受信した場合、前
    記記憶手段から前記削除指令に含まれる定型データとそ
    れに対応する識別符号とを削除することを特徴とする請
    求項13に記載の印刷装置。
  15. 【請求項15】 前記受信手段により定型データとそれ
    に対応する識別符号とを受信した際に、前記記憶手段に
    十分な記憶容量がない場合、所定の定型データとそれに
    対応する識別符号とを前記記憶手段から削除し、削除し
    たことを前記印刷制御装置に通知することを特徴とする
    請求項13に記載の印刷装置。
  16. 【請求項16】 印刷データを生成する印刷制御装置
    と、該印刷制御装置と接続され、印刷制御装置からの印
    刷データを印刷出力する印刷装置とを備える印刷システ
    ムであって、 印刷データから定型データを抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された定型データの頻度を数え
    る計数手段と、 前記算出手段により数えられた頻度に応じて、各定型デ
    ータを、その識別符号と対応付けて前記印刷装置内に記
    憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された定型データとその識別符号と
    を前記印刷制御装置内に記憶する第2の記憶手段と、 前記印刷制御装置において、印刷データに含まれる、前
    記第2の記憶手段に記憶された定型データをそれに対応
    する識別符号に置換し、置換して得られた印刷データを
    前記印刷装置に送信する印刷データ送信手段と、 前記印刷装置において、印刷データを受信し、それに含
    まれる識別子を対応する定型データに置換し、置換して
    得られた印刷データを印刷出力する出力手段とを備える
    ことを特徴とする印刷そステム。
  17. 【請求項17】 前記計数手段は、印刷データ中に同一
    の定型データが出現する頻度数を数え、前記記憶手段に
    は、頻度の高い定型データを優先して記憶することを特
    徴とする請求項16に記載の印刷システム。
  18. 【請求項18】 前記計数手段は、印刷データにおける
    各定型データを識別符号に置換した場合に減少するデー
    タ量を定型データごとに数え、前記記憶手段には、前記
    減少するデータ量を優先度として、該データ量の多い定
    型データを優先して記憶することを特徴とする請求項1
    6に記載の印刷システム。
  19. 【請求項19】 前記定型データは文字列であることを
    特徴とする請求項16乃至18のいずれかに記載の印刷
    システム。
  20. 【請求項20】 前記定型データはイメージであること
    を特徴とする請求項16乃至18のいずれかに記載の印
    刷システム。
  21. 【請求項21】 印刷装置と接続された印刷制御装置に
    おける印刷制御方法であって、 印刷データから定型データを抽出する抽出工程と、 前記抽出工程により抽出された定型データの頻度を数え
    る計数工程と、 前記印刷データに含まれる定型データを、前記計数工程
    により数えられた頻度に基づいて識別符号に対応させ、
    定型データとそれに対応する識別符号とを前記印刷装置
    に送信する定型データ送信工程とを備えることを特徴と
    する印刷制御方法。
  22. 【請求項22】 前記定型データ送信工程は、前記計数
    工程により数えられた頻度の高い定型データから順に、
    所定のデータ量を越えない範囲で、定型データとそれに
    対応する識別符号とを送信することを特徴とする請求項
    21に記載の印刷制御方法。
  23. 【請求項23】 前記定型データ送信工程は、前記計数
    工程により数えられた頻度に基づいて、定型データごと
    にそれを対応する識別符号に置き換えた場合の前記印刷
    データの減少する量を算出し、当該減少量が大きい定型
    データから順に、定型データとそれに対応する識別符号
    とを、所定のデータ量を越えない範囲で送信することを
    特徴とする請求項21に記載の印刷制御方法。
  24. 【請求項24】 前記送信工程により送信された定型デ
    ータとそれに対応する識別符号とを記憶手段に記憶する
    記憶工程を更に備えることを特徴とすることを特徴とす
    る請求項21乃至23のいずれかに記載の印刷制御方
    法。
  25. 【請求項25】 前記印刷装置から利用可能な記憶容量
    を獲得する獲得工程を更に備え、前記定型データ送信工
    程は、前記獲得工程により獲得した利用可能な記憶容量
    を越えない範囲で定型データとそれに対応する識別符号
    とを送信することを特徴とする請求項21乃至24のい
    ずれかに記載の印刷制御方法。
  26. 【請求項26】 前記定型データは文字列であることを
    特徴とする請求項21乃至25のいずれかに記載の印刷
    制御方法。
  27. 【請求項27】 前記定型データはイメージデータであ
    ることを特徴とする請求項21乃至25のいずれかに記
    載の印刷制御方法。
  28. 【請求項28】 前記定型データ送信工程は、前記印刷
    装置における利用可能な記憶容量が十分でない場合に
    は、既に送信されている定型データとそれに対応する識
    別符号から、所望のものを削除する指示を前記印刷装置
    に送信する工程を含むことを特徴とする請求項21に記
    載の印刷制御方法。
  29. 【請求項29】 前記定型データ送信工程は、前記印刷
    装置から、送信済みの定型データとそれに対応する識別
    符号とを削除した旨の連絡を受ける工程と、該連絡され
    た定型データとそれに対応する識別符号とを、前記記憶
    手段から削除する工程とを有することを特徴とする請求
    項24に記載の印刷制御方法。
  30. 【請求項30】 印刷データに含まれる前記記憶工程に
    記憶された定型データを前記識別符号に置換する置換工
    程と、該置換工程により得られた印刷データを前記印刷
    装置に送信する送信工程とを更に備えることを特徴とす
    る請求項24に記載の印刷制御方法。
  31. 【請求項31】 印刷装置により印刷を行わせる印刷制
    御方法であって、 印刷データを読み込む読込み工程と、 印刷データから、予め記憶された定型データを抽出し、
    当該定型データをそれに対応する識別符号に置換する置
    換手段と、 前記置換工程により得られた印刷データを前記印刷装置
    に送信する送信工程とを備えることを特徴とする印刷制
    御方法。
  32. 【請求項32】 前記置換手段は、印刷しようとする印
    刷データ中に出現する頻度が高い定型データについて、
    それに対応する識別符号と置換することを特徴とする請
    求項31に記載の印刷制御方法。
  33. 【請求項33】 印刷制御のプログラムコードが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 印刷データから定型データを抽出する抽出工程のコード
    と、 抽出された定型データの頻度を数える計数工程のコード
    と、 前記印刷データに含まれる定型データを、前記頻度に基
    づいて識別符号に対応させ、定型データとそれに対応す
    る識別符号とを前記印刷装置に送信する送信工程のコー
    ドとを含むことを特徴とするコンピュータ可読メモリ。
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