JPH08210950A - 鉄道車輪用非接触試験装置 - Google Patents

鉄道車輪用非接触試験装置

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JPH08210950A
JPH08210950A JP7267548A JP26754895A JPH08210950A JP H08210950 A JPH08210950 A JP H08210950A JP 7267548 A JP7267548 A JP 7267548A JP 26754895 A JP26754895 A JP 26754895A JP H08210950 A JPH08210950 A JP H08210950A
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wheel
sensor
tread
sensor device
hub
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JP7267548A
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John D Oliver
ディー オリヴァー ジョン
Roger M Whitson
エム ホイットソン ロジャー
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Original Assignee
Amsted Industries Inc
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/24Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures
    • G01B11/2408Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures for measuring roundness

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重量のある鉄道用の車輪の物理的特徴を容易
に試験することができる。 【解決手段】 本発明はAAR(アメリカ鉄道協会)規
格を満足する鉄道車輪の品質に対する寸法パラメータ及
び特性を評価するため複数の感知信号を送る非接触セン
サによって鋳造直後の鉄道車輪を評価する装置を提供す
るものである。この鉄道車輪用非接触試験装置は、車輪
(10)を支持する車輪支持フレーム(48)と、車輪(1
0)の車輪後面(14)上の少なくとも一つの点の感知パ
ラメータの出力信号を供給する複数の非接触センサ(6
0、100)と、車輪(10)の座標関係を固定する3軸移動
式の第1のセンサ装置(50)と、軸孔(28)の位置で車
輪(10)の外側表面近くの複数の地点で車輪(10)の寸
法パラメータを感知する外側センサ(100)を有する2
軸移動式の第2のセンサ装置(52)と、車輪(10)のト
レッド面外側直径の近くに少なくとも1個のセンサ(5
8、60、62)を有する固定式の第3のセンサ装置(54)
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輪の試験技術、
特に鉄道用車輪の試験方法と試験装置に関連する。
【0002】
【従来の技術】鉄道用の車輪は広く客車、機関車及び貨
車など全ての型式の車両に使用される。大部分は貨車に
使用される車輪を使用する前に、車輪の技術的評価を促
進するため、車輪に対して迅速かつ信頼性の高い検査装
置が必要である。迅速かつ信頼性のある評価を行う理由
は、出荷に対する生産性を向上するのではなく、再加工
を促進する車輪を評価し、在庫を削減して補正装置に対
する製造方法の迅速な評価を与えるためである。
【0003】鉄道車輪は、一般に鉄道工業の基準を決定
するアメリカ鉄道協会(AAR)で規定された規格に合
致しなければならない。鉄道車輪は所定の目的に対して
正しい物理的特性を備えていなければならない。AAR
(アメリカ鉄道協会)は車輪の化学的組成、ブリンネル
硬度試験に基づく車輪硬度に対する規格を定義し、車輪
は円形度、偏心度及び寸法許容量等の種々の物理的寸法
及びパラメータに対する規格に最終的に合致しなければ
ならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】大部分の歯車、軸類及
び他の回転部品と同様に、鉄道車輪の規格は、通常、車
輪の外周が円形であり、車軸孔が車軸の中央縦軸に一致
し、車輪の前面と背面が平坦であり、また正しい踏み
面、即ちトレッド面直径、並びに正しい厚さ及びトレッ
ド面の正確なテーパを有することが要求される。車輪の
前記物理的特性基準の全ては、車輪の受注仕様に適合
し、AAR(アメリカ鉄道協会)規格に合致しなければ
ならない。従来のジグ、取付ジグ及びゲージを使用して
270kg(600ポンド)以上の重量を有する車輪を
試験することは時間を要しかつ面倒な作業である。従っ
て車輪の取扱は困難で、測定の正確度は、検査員の熟練
度及び特定の寸法を測定する検査工具の品質によって幾
分変わる。しかし現在では、鉄道車輪の各種寸法及び特
性を測定して、AAR(アメリカ鉄道協会)の標準に合
致する評価に対する全ての必要なパラメータ試験値を与
える接触型又は非接触型装置は存在しない。
【0005】本発明は重量のある鉄道車輪を容易に試験
することのできる非接触試験装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による鉄道車輪用
非接触試験装置は、内径を有する軸孔(28)と共に、前
面(12)、後面(14)、トレッド面(18)が形成された
鉄道用の車輪(10)を試験位置に維持しかつ車輪(10)
を回転して試験パラメータを分析するために車輪(10)
を支持する車輪支持フレーム(48)と、車輪(10)の車
輪後面(14)上の少なくとも一つの点の感知パラメータ
の出力信号を供給する複数の非接触センサ(60、100)
と、車輪(10)の周辺、車輪(10)の面の横断方向、及
び車輪(10)の前面(12)と後面(14)との間の複数の
データ点を感知する複数のセンサ(58、60、62)を備
え、車輪(10)の基準平面を作図し、車輪(10)の座標
関係を固定する3軸移動式の第1のセンサ装置(50)
と、車輪(10)の軸孔(28)の内径を計測するための少
なくとも一つの内側直径センサ(108、110、112、114)
及び車輪(10)の寸法パラメータを車輪支持フレーム
(48)上で車輪(10)を回転した時、軸孔(28)の位置
で車輪(10)の外側表面近くの複数の地点で車輪(10)
の寸法パラメータを感知する外側センサ(100)を有す
る2軸移動式の第2のセンサ装置(52)と、車輪(10)
のトレッド面外側直径の近くに少なくとも1個のセンサ
(58、60、62)を有する固定式の第3のセンサ装置(5
4)と、第1のセンサ装置(50)、第2のセンサ装置(5
2)、第3のセンサ装置(54)の検出信号を受信し、複
数の基準パラメータと受信した検出信号と比較し、分析
出力を演算して、車輪(10)の寸法的特性を出力する測
定制御装置(64)と、第1のセンサ装置(50)、第2の
センサ装置(52)及び第3のセンサ装置(54)と測定制
御装置(64)とを電気的に接続する接続装置(68、70、
104、142、143、144)とを備えている。
【0007】複数のセンサはレーザセンサ及び磁気誘導
センサを含む。車輪(10)は周辺にフランジ(20)、ト
レッド面(18)の近くの前方フランジ面、後方フランジ
面、ほぼ中心のハブ(16)、ハブ後面(26)、ハブ前面
(24)を有する。車輪(10)の中心軸(30)に沿って軸
孔(28)はほぼ中心にあってハブ(16)を貫通し、テー
プラインを備えた周辺を有するトレッド前面(22)が車
輪(10)の前面(12)の周辺に形成される。第1のセン
サ装置(50)は、トレッド前面(22)の近くに配置され
た第1の誘導センサ(58)と、フランジ後面の近くの第
2誘導センサ(60)と、トレッド面の近くの第1のレー
ザセンサ(62)とを有する。第2のセンサ装置(52)
は、第3の誘導センサ(100)、第2レーザセンサ(10
8)、第3レーザセンサ(110)、第4レーザセンサ(11
2)及び第5レーザセンサ(114)を有し、これらのレー
ザセンサ(100〜114)を車輪(10)の軸孔(28)内に配
置できる。第3のセンサ装置(54)は、トレッド面(1
8)の近くの第4の誘導センサ(132)と、トレッド前面
(22)の近くの第5の誘導センサ(133)とを有する。
【0008】3軸位置決め用の駆動装置(56)及び第1
のセンサ装置(50)は、車輪(10)とトレッド前面(2
2)の近くに第1誘導センサ(58)を配置するため駆動
装置(56)上に可動的に装着され、駆動装置(56)は、
トレッド前面(22)とハブ前面(24)を追跡し、感知出
力信号を測定制御装置(64)に送り、車輪(10)の前面
(12)の仮想的基準面を形成する。
【0009】第2のセンサ装置(52)は第2の装着装置
(102)上に装着され、車輪(10)の軸孔(28)内の1
群のレーザセンサ(108、110、112、114)を位置決め
し、車輪支持フレーム(48)による車輪(10)の回転
間、軸孔(28)と車輪(10)の中心軸(30)の位置を決
め、かつハブ後面(26)の近くに第3誘導センサ(10
0)を配置し、第1のセンサ装置(50)のセンサ(58、6
0、62)からの信号による評価のため感知信号を測定制
御装置(60)に送り、車輪規格と比較するため比較信号
を供給して試験パラメータを指示する。
【0010】第3のセンサ装置(54)は、直線状に伸長
して車輪(10)のトレッド面(18)とトレッド前面(2
2)の近くの所定位置に第4及び第5誘導センサ(132、
133)を移動する第3の駆動装置(140)に装着できる。
車輪(10)は車輪支持フレーム(48)内で回転してトレ
ッド面(18)とトレッド前面(22)を、第3の駆動装置
(140)を通して移動し、トレッド面(18)及びトレッ
ド前面(22)上の複数位置を検査する。
【0011】この鉄道車両用非接触試験装置は、出力装
置(65)を備えた測定制御装置(64)及び接続装置(6
8、70、104、142、143、144)を含み、複数の寸法パラ
メータ及び特性に対して鉄道車輪(10)の迅速な静的及
び動的分析を行う。車輪(10)はトレッド面(18)、フ
ランジ(20)、車輪前面(12)、車輪後面(14)、軸孔
(28)を有するほぼ中心のハブ(16)、ハブ後面(26)
及びハブ前面(24)を有し、試験装置(44)は車輪(1
0)を一定方位で維持して回転する車輪支持フレーム(4
8)と、第1の駆動装置(56)で移動される第1のセン
サ装置(50)と、第2の駆動装置(102)で移動される
第2のセンサ装置(52)と、第3の駆動装置(140)に
より移動される第3のセンサ装置(54)とを備えてい
る。
【0012】第1のセンサ装置(50)〜第3のセンサ装
置(54)はフレーム構造体(48)上に装着され、第1の
センサ装置(50)〜第3のセンサ装置(54)は接続装置
(68、70、104、142、143、144)によって測定制御装置
(64)に連結された少なくとも1個の非接触型センサ
(58、60、62)を含む。
【0013】試験装置(44)は下記の手順に従い車輪
(10)の物理的パラメータと特性を分析するように動作
する。 a. 車輪(10)を所定の方位で車輪支持フレーム(4
8)内に配置する過程と、 b. 車輪後面(14)近くに少なくとも一つの定位置セ
ンサ(58、60、62)を有する第1の駆動装置(56)によ
り車輪前面(12)近くに第1のセンサ装置(50)を移動
する過程と、 c. 第1のセンサ装置(50)を第1の駆動装置(56)
によって移動し、車輪前面(12)を広く追跡し、少なく
とも1個のセンサ(58、60、62)は測定制御装置(64)
に信号を供給して車輪前面(12)の仮想的基準面を確立
する過程と、 d. 第2のセンサ装置(52)を第2の駆動装置(10
2)によって移動し、複数のセンサ(100〜114)をハブ
(16)内及びハブ後面(26)の近くに配置し、複数のセ
ンサ(100〜114)はハブ(16)の中心軸(30)、軸孔
(28)の直径及び軸孔(28)の前面から後面までの軸孔
(28)の傾斜を分析する過程と、 e. 第3のセンサ装置(54)を第1のセンサ装置(5
0)の少なくとも一つの固定センサ(58、60、62)とほ
ぼ直径上反対位置のトレッド面(18)の近くに移動する
過程と、 f. 仮想的基準面と比較するため静的位置の第1のセ
ンサ装置(50)〜第3のセンサ装置(54)の各々によっ
て車輪(10)の物理的特性を抽出する過程と、 g. 車輪支持フレーム(48)内の車輪(10)を回転
し、車輪(10)の回転の間に車輪(10)の物理的特性を
連続的に抽出して、車輪(10)に関する動的動作特性を
評価するため複数のセンサ(58、60、62)から感知され
た複数のデータを供給する過程と、 h. 分析、評価及び複数の実験的基準との比較のた
め、感知信号を測定制御装置(64)に送り、次に感知さ
れたパラメータにより車輪(10)を特徴づける出力装置
(65)に測定制御装置(64)の分析結果を送る過程。
【0014】本発明は、製造直後の車輪(10)の物理的
パラメータを評価する非接触センサを備えた試験装置を
提供するものである。一好適の実施の態様では、車輪支
持フレーム(48)は、垂直直立位置、即ちハブ軸が水平
の位置で鉄道車輪(10)を収容し、勿論車輪(10)の方
位を使用者の選択によって変えることができる。車輪
(10)を垂直に保持する車輪支持フレーム(48)は、車
輪(10)の上方及び下方部分の整列対向位置に配置され
た車輪支持用の2組のローラ(92〜98)間に車輪(10)
を保持する。車輪支持用のローラ(92〜98)は車輪(1
0)のフランジ(20)を支持する滑車に類似し、車輪(1
0)の試験の間に独立して回転するため、少なくとも一
つの滑車に動力が加えられる。
【0015】車輪(10)の前面(12)と後面(14)の一
つに仮想基準面を設定するため、誘導及びレーザセンサ
の組合せを使用する3組のセンサ装置(50〜54)が設け
られる。次にこの基準面を使用し、車輪(10)の周辺近
くの複数の試験点、前面(12)と後面(14)、ハブ前面
(22)とハブ後面(23)、及び軸孔(28)内の試験点に
対する試験装置(44)の相対的位置を決定する。感知さ
れたデータ、即ち信号点の信号は標準化鉄道車輪、即ち
ゲージから測定された経験的標準パラメータとの比較の
ため測定制御装置(64)に供給され、更に分析信号をプ
リンタ又は他の記憶及び表示装置等の出力装置(65)に
分析信号を供給する。この種の比較器に対する特殊アセ
ンブリ及びハードウェアはプリンタ及び/又はLEDパ
ネルに接続されたコンピュータ関連機器でよい。信号出
力の特殊の型式は本発明に対する限定とはならない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明による鉄道車輪用非
接触試験装置の実施の形態を図1〜図8について説明す
る。図面中の同一の参照数字は類似の構成要素を示す。
【0017】図1の鉄道車輪10は機械加工又は鍛造で
も作られるが、多くの場合、黒鉛鋳型又は砂型を使用し
て加圧鋳造で作られる鋼製の鋳造車輪である。図1の車
輪10は前面12、車輪後面14、ハブ16、トレッド
面18及びフランジ20を含む。トレッド面18は車輪
後面14にトレッド後面23を有し、トレッド面18と
フランジ20との交差点からトレッド前面22に対して
僅かに下方かつ内側に傾斜するテーパが形成される。ハ
ブ16は、ハブ前面24と、ハブ後面26と、中心軸3
0に沿ってハブ16を貫通するボアを形成する軸孔28
とを含む。軸孔28は通常、車輪10の仕上加工時に形
成され、車軸(図面省略)上に車輪10を装着するた
め、軸孔28は研磨機内で回転されて滑らかな表面に形
成されるが、車輪10の残りの表面は一般に鋳造の鋳放
し状態のまま残される。
【0018】苛酷な使用状態に暴露される鉄道車輪10
は、通常270kg(600ポンド)以上の重量を有す
る。従って各車輪10の取扱いは困難である。車輪10
は大型で取扱いが不便であるが、AAR(アメリカ鉄道
協会)による厳密な寸法基準が規定されている。車輪1
0はトレッド前面22とハブ前面24からトレッド後面
23とハブ後面26までそれぞれ比較的平坦でなければ
ならない。トレッド前面22、トレッド後面23及びハ
ブ前面24の間の厚さは規定許容量が存在する。例え
ば、フランジ20の外径及びフランジ20に隣接するト
レッド面18の円周を表すテープライン(巻尺)でのト
レッド面18の外径を含む幾つかの直経寸法も同様にA
ARによって規定された規格制限量と許容量の範囲内の
臨界的特性を備えている。テーパが形成されたトレッド
面18とトレッド前面22の交差点での車輪10の直径
とテープラインの車輪10の直径を比較してトレッド面
18のテーパを分析する。
【0019】車輪10の臨界寸法は、軸孔28の直径と
中心軸30の位置を与える唯一機械加工した軸孔28で
ある。車輪10の中心から中心軸30が不整列となりず
れていると、カム軸の突子に車輪10が食い込む。従っ
て、AARに特定されるように、中心軸30及びボア2
8の物理的寸法と相対的位置は重要でる。
【0020】図8に示すように、車輪支持フレーム48
に装着された4個の滑車状のローラ92、94、96及
び98によって構成される支持装置内に車輪10を装入
する。図示の例では、単一のスタンド状構造体として車
輪支持フレーム48を示すが、車輪10を試験装置44
に移動する他の装置に装着してもよい。試験サイクル間
に車輪10を回転する駆動モータ40にシャフト42で
連結した支持ローラ92を示す。駆動モータ40を含む
車輪駆動装置は単なる例示であり発明の限定を意味しな
い。図示のように、各支持ローラ92、94、96及び
98は、試験位置において車輪10のフランジ20を支
持する凹部92a、94a、96a及び98aを有す
る。図示の例では、垂直試験位置に車輪10を支持する
が、車輪10の支持位置は水平位置でも傾斜位置でもよ
く、本発明では限定されない。フレーム構造体48は移
送間車輪10を固持し、複数の支持ローラ92〜98内
で車輪10を回転する操作を含む試験のための固定位置
に車輪10を保持する強固な構造を有する。
【0021】図2において、支持ローラ92〜98を図
示せずに、3軸移動式の第1のセンサ装置50、2軸移
動式の第2のセンサ装置52及び固定式の第3のセンサ
装置54を備えた試験装置44と共に、車輪10を試験
位置に保持した状態を示し、第1のセンサ装置50、第
2のセンサ装置52及び第3のセンサ装置54は必要な
間隔をあけた相対的位置に配置され、それぞれセンサと
位置決め装置を含む。第1のセンサ装置50、第2のセ
ンサ装置52及び第3のセンサ装置54は検出信号を抽
出するサンプリングサブアセンブリである。第1のセン
サ装置50は、トレッド前面22を追跡するトラック磁
気誘導センサ型式「BI10M30LIU」等の第1の
センサ58を作動する駆動装置56を有する3軸移動式
アセンブリである。第1のセンサ装置50は、トレッド
後面23の近くの所定の位置に装着された誘導センサで
ある第2のセンサ60と、トレッド面18の近くのAR
OMATレーザセンサ型式「MQLAS4LAC120
S15」等のレーザセンサとして示す第3のセンサ62
とを含む。誘導センサとして構成される第1のセンサ5
8と第2のセンサ60は、点接触ではなく磁気インダク
タンスの場で測定区域の位置及び区域又は亀裂の感知信
号を感知し、感知された出力信号はそれぞれ導線66と
68によってコントローラとなる測定制御装置64に供
給される。この実施の形態での第3のセンサ62は、ト
レッド面18上の点光源になるレーザセンサである。測
定制御装置64は線路67によってプリンタ、レコーダ
又は他の装置により構成される出力装置65に接続され
る。同様に、第3のセンサ62は導線70を経て点接触
信号を測定制御装置64に送る。
【0022】図示の構成では、駆動装置56は、図4及
び図7に示す滑動アーム74上で横方向にる伸長可能な
装着用ヘッド72上に設けられた第1のセンサ58を有
する。装着用ヘッド72を垂直に移動するため、伸長可
能な装着用ヘッド72は第2の端部78で第2の滑動ア
ーム76に沿って滑動できる。第2の滑動アーム76は
上端82で上方駆動アーム80に取付けられ、第2滑動
アーム76の下端86で下方駆動アーム84に取付けら
れる。第2の滑動アーム76は、上方駆動アーム80及
び下方駆動アーム84の各第1の端部88と第2の端部
90との間で移動できる。このように、図7の直角座標
に示すように、第1のセンサ58は3軸方向に移動さ
れ、車輪10の相対的位置及び特に図8に示す支持ロー
ラ92、94、96及び98内の保持位置のトレッド前
面22とハブ前面24の感知に利用できる。トレッド前
面22とハブ前面24の追跡及び第1のセンサ58から
測定制御装置64への感知信号のため、トレッド前面2
2及びハブ前面24の電子的作図及び標準試験車輪から
供給される較正データと比較して限定される車輪10の
前面12の仮想的基準面を決定する。
【0023】第2のセンサ装置52の出力は、特にハブ
16と軸孔28の作図に使用される。図2に示す第2の
センサ装置52は、第2の装着装置102から伸び出す
ブラケット101上の中心軸30に沿う固定位置に装着
された第3の誘導センサ100を有する。第3の誘導セ
ンサ100は導線104によって測定制御装置64に接
続される。
【0024】図3に示すように、第2のセンサ装置52
は中心軸30に沿って平行に伸長できるアーム106を
有し、導線118、120、122及び124によって
測定制御装置64に接続される一群のレーザセンサ10
8、110、112及び114がアーム106の遠隔端
116に設けられる。レーザセンサ110、112及び
114は一定角度間隔、好適には互いに120゜の分離
角度間隔で同一平面内の同一円周上の遠隔端116に取
り付けられる。レーザセンサ108は、レーザセンサ1
10からアーム106に沿って縦方向に短距離だけ変位
し、レーザセンサ108とレーザセンサ110の間の軸
孔28の傾斜即ちテーパを決定する第2内側軸孔の検出
信号を供給する。
【0025】第2の装着装置102は、アーム106と
一群のレーザセンサ108〜114の中心軸30に沿う
位置を決定し、第1の端部128と第2の端部130と
の間でアーム106とブラケット101を移動する第2
の駆動装置126は、アーム106とレーザセンサ10
8〜114を軸孔28内に移動する。第2の装着装置1
02の運動により、ハブ後面26近くに第3の誘導セン
サ100を移動する。前記操作間に、第1のセンサ58
から送出される信号と協力して、第3の誘導センサ10
0から送られる静的信号により、前方ハブ表面24と後
方ハブ表面26との間の相対的ハブ厚が初期決定され
る。
【0026】図2に示すように、第3のセンサ装置54
はアーム138の遠隔端部136上に装着された第4の
誘導センサ132と、第5の誘導センサ133と、第6
の誘導センサ134とを有する。アーム138を固着し
た第3の駆動装置140は、第4の誘導センサ132及
び第5の誘導センサ133をトレッド面18の近くに垂
直に移動すると共に、第6の誘導センサ134をトレッ
ド前面22の近くに移動する。第4〜第6の誘導センサ
132、133及び134は、導線142、143及び
144で接続された測定制御装置64に感知信号を送
る。
【0027】図4〜図6において、第1のセンサ装置5
0、第2のセンサ装置52及び第3のセンサ装置54を
含む試験装置44を装着したフレーム構造体150を示
し、フレーム構造体150は、フレーム150の包囲体
152内の所定の位置に供給するため、車輪支持フレー
ム48の周囲に車輪10を装着できる。フレーム構造体
150は、上端160、162で交差ブレースとなるフ
レーム部品158によって連結された第1対の直立する
平行な支柱154と156を有する。第2対の直立する
平行な支柱164と166は第1支柱154、156と
対向位置にあり、第2交差ブレース172によって各垂
直上端部168、170で連結される。2対の垂直ブレ
ース154、156及び164、166はそれぞれ上方
平行フレーム部品174と176によって対向上端部1
60、168及び162、170で連結される。従っ
て、フレーム構造体150は数個のフレーム部品15
8、172、174、176内に包囲体152を形成す
る。図示のように、包囲体152内の第1のセンサ装置
50は、支柱164、166と平行な第2の滑動アーム
76と共に、フレーム部材164と166上に装着され
て動作する。第2のセンサ装置52は、包囲体152内
の垂直な第1支柱154と156の間のブラケット17
8とブレース180によって支柱154に固着され、ブ
レース180は上方フレーム部品174とブラケット1
78に連結される。第3のセンサ装置54は上方フレー
ム部品174と176上に固着された矩形の支持構成部
品182上に装着される。この構成では、第3の駆動部
材140はアーム138を垂直に移動し、車輪10に対
して第4〜第6の誘導センサ132、133及び134
を所定の位置に配置する。これらの図面中の車輪10の
特定位置は図3に示すように車輪10の中心軸30と水
平横軸184との交差点である。
【0028】これらの図面で、複数のセンサ及びこの駆
動装置の相対的位置及び運動を明瞭に示すため、車輪1
0及び車輪支持フレーム48の図示を省略する。しか
し、車輪10を試験位置に装入するとき、図8の車輪支
持フレーム48を包囲体152内に配置できることは明
らかである。図4は、第1のセンサ58、第2のセンサ
60及び62並びに初期段階の車輪10の位置の第1の
センサ装置50の駆動装置56を明示し、この図で第3
のセンサ装置54の伸長可能アーム106は伸長されて
第3の誘導センサ100、レーザセンサ108、11
0、112及び114は車輪10の分析のため正しい空
間位置に移動される。同様に第4の誘導センサ132、
第5の誘導センサ133及び第6の誘導センサ134は
車輪試験のための正常位置にある。
【0029】製造されたままの車輪10の試験の前に、
試験装置44は試験スタンド内に導入された標準化レー
ル車輪又はゲージで較正され、次にセンサ及び測定制御
装置64の較正をチェックするため種々の試験が反復さ
れる。標準化車輪は、種々のセンサ、ローラ及び駆動装
置の整列と位置の評価に使用される。試験装置44の動
作間、第1のセンサ装置50、第2のセンサ装置52及
び第3のセンサ装置54の位置決め前に、車輪10は包
囲体152内に移動され、支持ローラ92、94、96
及び98上の所定の位置に移送される。車輪移送装置は
自動装置又は手動装置を使用してよい。この試験位置で
は、車輪10の回転数を制限すると共に車輪10の少な
くとも完全な一回転を検出するため、計測点を示す印を
付けるが、計測点はAARで要求されるブリネル硬度試
験区域でもよい。この分析試験を開始するため、車輪1
0の前記静止位置では、第2のセンサ60と第3のセン
サ62は一列に整列される。装着用ヘッド72と第1の
センサ58は駆動装置56によって滑動アーム74上の
定位置に移動される。次に第1のセンサ装置50の駆動
装置56は装着用ヘッド72と第1のセンサ58を車輪
10の前面12又はトレッド前面22の周囲で移動し、
車輪10の前面12を測定し、仮想的基準面を限定す
る。滑動アーム76と駆動アーム80によって第1のセ
ンサ58が移動する平坦な検出面が形成されると考えら
れ、平坦な検出面から一定距離離れた第1のセンサ58
の回転によって、車輪10の前面12の比較的滑らかな
輪郭を感知する間に、残りの試験に対する基準として前
面12の評価に必要なデータが与えられる。次に、前方
ハブ面24は、同様に第1のセンサ58で作図される。
第1のセンサ58による感知データは測定制御装置64
に送られ、車輪10の動的試験の間に送られるデータに
対する比較基準として保持される。勿論、駆動装置56
は絶対的な意味の平面を作らないが、駆動装置56は反
復通路を与えることに注意すべきである。試験中の車輪
10に対して形成された仮想的基準面との比較のため、
標準化車輪に対して駆動装置56で形成される反復通路
を測定できる。
【0030】滑動アーム74を前進して第1のセンサ5
8を車輪10の前面12の近く配置すると、第2の駆動
装置126はブラケット101を移動して、ハブ前面2
4の後方近くに第3の誘導センサ100を配置し、アー
ム106を伸長して一群のレーザセンサ108、11
0、112及び114を軸孔28内に移動する。また、
第3のセンサ装置54は図2のトレッド面18及び車輪
10の垂直上部の近くのトレッド前面22の近くに配置
される。レーザセンサ108、110、112及び11
4の配置により、共通平面内にあるレーザセンサ11
0、112及び114を利用して軸孔28の中心軸30
及び軸孔28の静止直径を決定する。中心軸30に沿っ
てレーザセンサ110と同一線上にあるレーザセンサ1
08を利用して軸孔28の傾斜又はテーパを測定する。
第3の誘導センサ100は第1のセンサ58からのデー
タと共に静止したハブ16の厚さを示す信号を測定制御
装置64に供給する。前記全データは車輪10の限定さ
れた仮想的基準面と比較される。
【0031】静的試験の完了時に、車輪10は駆動モー
タ40と支持ローラ92で回転され、寸法、配置及びオ
リエンテーションに対する複数の試験が行われる。測定
された試験の表示及びパラメータは次の通りである。 a. 第3のセンサ62と第4の誘導センサ132は、
車輪10の回転間に単一平面内のトレッド面18の直径
を360回の独立して測定し、測定制御装置64は全読
取値を平均して平均直径を得るが、この測定数は各試験
サイクルの速度及び試験装置44の分析速度によって増
減できる。 b. レーザセンサ110と第3のセンサ62は協力し
て軸孔28の縁部からトレッド面18までの車輪10の
半径を測定する。 c. レーザセンサ110、112及び114は協力し
て軸孔28の直径を測定する。 d. 項目b及びcで得られた測定値を測定制御装置6
4に供給して、円形度の不足に対する軸孔28の中心軸
30からの半径の変動を表示する。 e. 第1のセンサ58と第4の誘導センサ132によ
りリム厚(図1のX)を測定できる。 f. トレッド前面22の計測中の最大読取値と最小読
取値との間の差異により、事実上標準化車輪との較正値
であるトレッド前面(リム面)22の狂いを決定する。 g. トレッド前面22の計測中に得られる最適合面又
は基準面に対応する後方リム面(リム厚をXで示す)に
関する第2のセンサ60の読取値出力間の差異で車輪1
0の総合的そりを決定できる。 h. 第1のセンサ58と第2のセンサ60又は第6の
誘導センサ134と第2のセンサ60の出力であるトレ
ッド前面22の計測点とトレッド後面23の計測点の間
の差異としてトレッド面18の平均幅を較正できる。 i. 第1のセンサ58(前方ハブ面24の計測)及び
第3の誘導センサ100からの出力で軸孔28の長さを
計算できる。 j. 車輪10の中心軸30に対する軸孔28の中心位
置は半径の変化で決定できる。 k. 軸孔28の角度はレーザセンサ108から第3の
誘導センサ100までの軸孔28の半径の変化で決定で
きる。 l. ハブ前面24から前方リム面(計測した基準平
面)までの平均距離に軸孔28の長さ以下のトレッド面
18の平均幅(共に既に決定される)を加えて、車輪1
0の後面14からのハブ後面26の突出量を決定でき
る。 m. 前方リム面に対する前方ハブ面の基準面距離に対
して感知された点を評価し、最小変化よりも小さい最大
変化を記録してハブの傾斜を決定できる。
【0032】種々のパラメータを評価する個々の試験機
器に対する無数の電子測定装置が存在し、多数の前記試
験は大型で不便かつ面倒な車輪10の試験片で行われる
が、鉄道車輪10は検査員と接触することなく、試験サ
イクル時間は60秒以下である。
【0033】
【発明の効果】前記のように、本発明により重量のある
鉄道車輪の測定を容易に行うことのできる鉄道車輪用非
接触試験装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一部断面で示す鉄道車輪の斜視図
【図2】 垂直に整列された車輪とセンサ装置との空間
的関係を示す側面図
【図3】 ハブと軸孔の計測に使用する第2のセンサ装
置の装着状態及び第2の駆動装置を示す拡大図
【図4】 センサ装置を備えた試験装置の斜視図
【図5】 反対方向から見た図4の試験装置の斜視図
【図6】 図3のセンサ装置の取付位置を示す図4の試
験装置の斜視図
【図7】 第1のセンサ装置に対する駆動装置の拡大斜
視図
【図8】 車輪支持フレームの支持ローラ上に装着した
鉄道車輪の斜視図
【符号の説明】
10..車輪、 12..車輪前面、 14..車輪後
面、 16..ハブ、18..トレッド面、 20..
フランジ、 22..トレッド前面、 23..トレッ
ド後面、 24..ハブ前面、 26..ハブ後面、
28..軸孔、40..駆動モータ、 42..シヤフ
ト、 44..試験装置、 48..フレーム構造体、
50..第1のセンサ装置、 52..第2のセンサ
装置、54..第3のセンサ装置、 56..駆動装
置、 58..第1のセンサ、60..第2のセンサ、
62..第3のセンサ、 64..測定制御装置、7
2..装着用ヘッド、 74..滑動アーム、 7
6..第2の滑動アーム、 80..上方駆動アーム、
84..下方駆動アーム、 92、94、96、9
8..ローラ、 100..誘導センサ、 101..
ブラケット、 102..第2装着装置、 106..
滑動アーム、 108、110、112、114..フ
レーム構造体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内径を有する軸孔(28)と共に、前面
    (12)、後面(14)、トレッド面(18)が形成された鉄
    道用の車輪(10)を試験位置に維持しかつ車輪(10)を
    回転して試験パラメータを分析するために車輪(10)を
    支持する車輪支持フレーム(48)と、 車輪(10)の車輪後面(14)上の少なくとも一つの点の
    感知パラメータの出力信号を供給する複数の非接触セン
    サ(60、100)と、 車輪(10)の周辺、車輪(10)の面の横断方向、及び車
    輪(10)の前面(12)と後面(14)との間の複数のデー
    タ点を感知する複数のセンサ(58、60、62)を備え、車
    輪(10)の基準平面を作図し、車輪(10)の座標関係を
    固定する3軸移動式の第1のセンサ装置(50)と、 車輪(10)の軸孔(28)の内径を計測するための少なく
    とも一つの内側直径センサ(108、110、112、114)及び
    車輪(10)の寸法パラメータを車輪支持フレーム(48)
    上で車輪(10)を回転した時、軸孔(28)の位置で車輪
    (10)の外側表面近くの複数の地点で車輪(10)の寸法
    パラメータを感知する外側センサ(100)を有する2軸
    移動式の第2のセンサ装置(52)と、 車輪(10)のトレッド面外側直径の近くに少なくとも1
    個のセンサ(58、60、62)を有する固定式の第3のセン
    サ装置(54)と、 第1のセンサ装置(50)、第2のセンサ装置(52)、第
    3のセンサ装置(54)の検出信号を受信し、複数の基準
    パラメータと受信した検出信号と比較し、分析出力を演
    算して、車輪(10)の寸法的特性を出力する測定制御装
    置(64)と、 第1のセンサ装置(50)、第2のセンサ装置(52)及び
    第3のセンサ装置(54)と測定制御装置(64)とを電気
    的に接続する接続装置(68、70、104、142、143、144)
    とを備えたことを特徴とする鉄道車輪用非接触試験装
    置。
  2. 【請求項2】 複数のセンサはレーザセンサ及び磁気誘
    導センサを含む請求項1に記載の鉄道車輪用非接触試験
    装置。
  3. 【請求項3】 車輪(10)は周辺にフランジ(20)、ト
    レッド面(18)の近くの前方フランジ面、後方フランジ
    面、ほぼ中心のハブ(16)、ハブ後面(26)、ハブ前面
    (24)を有し、車輪(10)の中心軸(30)に沿って軸孔
    (28)はほぼ中心にあってハブ(16)を貫通し、テープ
    ラインを備えた周辺を有するトレッド前面(22)が車輪
    (10)の前面(12)の周辺に形成され、 第1のセンサ装置(50)は、トレッド前面(22)の近く
    に配置された第1の誘導センサ(58)と、フランジ後面
    の近くの第2誘導センサ(60)と、トレッド面の近くの
    第1のレーザセンサ(62)とを有し、 第2のセンサ装置(52)は、第3の誘導センサ(10
    0)、第2レーザセンサ(108)、第3レーザセンサ(11
    0)、第4レーザセンサ(112)及び第5レーザセンサ
    (114)を有し、これらのレーザセンサ(100〜114)を
    車輪(10)の軸孔(28)内に配置でき、 第3のセンサ装置(54)は、トレッド面(18)の近くの
    第4の誘導センサ(132)と、トレッド前面(22)の近
    くの第5の誘導センサ(133)とを有し、 3軸位置決め用の駆動装置(56)及び第1のセンサ装置
    (50)は、車輪(10)とトレッド前面(22)の近くに第
    1誘導センサ(58)を配置するため駆動装置(56)上に
    可動的に装着され、駆動装置(56)は、トレッド前面
    (22)とハブ前面(24)を追跡し、感知出力信号を測定
    制御装置(64)に送り、車輪(10)の前面(12)の仮想
    的基準面を形成する請求項2に記載の鉄道車輪用非接触
    試験装置。
  4. 【請求項4】 更に第2の装着装置(102)を含み、 第2のセンサ装置(52)は第2の装着装置(102)上に
    装着され、車輪(10)の軸孔(28)内の1群のレーザセ
    ンサ(108、110、112、114)を位置決めし、車輪支持フ
    レーム(48)による車輪(10)の回転間、軸孔(28)と
    車輪(10)の中心軸(30)の位置を決め、かつハブ後面
    (26)の近くに第3誘導センサ(100)を配置し、第1
    のセンサ装置(50)のセンサ(58、60、62)からの信号
    による評価のため感知信号を測定制御装置(60)に送
    り、車輪規格と比較するため比較信号を供給して試験パ
    ラメータを指示する請求項3に記載の鉄道車輪用非接触
    試験装置。
  5. 【請求項5】 第3のセンサ装置(54)は、直線状に伸
    長して車輪(10)のトレッド面(18)とトレッド前面
    (22)の近くの所定位置に第4及び第5誘導センサ(13
    2、133)を移動する第3の駆動装置(140)に装着で
    き、 車輪(10)は車輪支持フレーム(48)内で回転してトレ
    ッド面(18)とトレッド前面(22)を、第3の駆動装置
    (140)を通して移動し、トレッド面(18)及びトレッ
    ド前面(22)上の複数位置を検査する請求項4に記載の
    鉄道車輪用非接触試験装置。
  6. 【請求項6】 出力装置(65)を備えた測定制御装置
    (64)及び接続装置(68、70、104、142、143、144)を
    含み、複数の寸法パラメータ及び特性に対して鉄道車輪
    (10)の迅速な静的及び動的分析を行う鉄道車輪用非接
    触試験装置において、 車輪(10)はトレッド面(18)、フランジ(20)、車輪
    前面(12)、車輪後面(14)、軸孔(28)を有するほぼ
    中心のハブ(16)、ハブ後面(26)及びハブ前面(24)
    を有し、試験装置(44)は車輪(10)を一定方位で維持
    して回転する車輪支持フレーム(48)と、第1の駆動装
    置(56)で移動される第1のセンサ装置(50)と、第2
    の駆動装置(102)で移動される第2のセンサ装置(5
    2)と、第3の駆動装置(140)により移動される第3の
    センサ装置(54)とを備え、 第1のセンサ装置(50)〜第3のセンサ装置(54)はフ
    レーム構造体(48)上に装着され、第1のセンサ装置
    (50)〜第3のセンサ装置(54)は接続装置(68、70、
    104、142、143、144)によって測定制御装置(64)に連
    結された少なくとも1個の非接触型センサ(58、60、6
    2)を含み、 試験装置(44)は下記の手順に従い車輪(10)の物理的
    パラメータと特性を分析するように動作する: a. 車輪(10)を所定の方位で車輪支持フレーム(4
    8)内に配置する過程と、 b. 車輪後面(14)近くに少なくとも一つの定位置セ
    ンサ(58、60、62)を有する第1の駆動装置(56)によ
    り車輪前面(12)近くに第1のセンサ装置(50)を移動
    する過程と、 c. 第1のセンサ装置(50)を第1の駆動装置(56)
    によって移動し、車輪前面(12)を広く追跡し、少なく
    とも1個のセンサ(58、60、62)は測定制御装置(64)
    に信号を供給して車輪前面(12)の仮想的基準面を確立
    する過程と、 d. 第2のセンサ装置(52)を第2の駆動装置(10
    2)によって移動し、複数のセンサ(100〜114)をハブ
    (16)内及びハブ後面(26)の近くに配置し、複数のセ
    ンサ(100〜114)はハブ(16)の中心軸(30)、軸孔
    (28)の直径及び軸孔(28)の前面から後面までの軸孔
    (28)の傾斜を分析する過程と、 e. 第3のセンサ装置(54)を第1のセンサ装置(5
    0)の少なくとも一つの固定センサ(58、60、62)とほ
    ぼ直径上反対位置のトレッド面(18)の近くに移動する
    過程と、 f. 仮想的基準面と比較するため静的位置の第1のセ
    ンサ装置(50)〜第3のセンサ装置(54)の各々によっ
    て車輪(10)の物理的特性を抽出する過程と、 g. 車輪支持フレーム(48)内の車輪(10)を回転
    し、車輪(10)の回転の間に車輪(10)の物理的特性を
    連続的に抽出して、車輪(10)に関する動的動作特性を
    評価するため複数のセンサ(58、60、62)から感知され
    た複数のデータを供給する過程と、 h. 分析、評価及び複数の実験的基準との比較のた
    め、感知信号を測定制御装置(64)に送り、次に感知さ
    れたパラメータにより車輪(10)を特徴づける出力装置
    (65)に測定制御装置(64)の分析結果を送る過程。
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