JPH08210449A - Vベルト式無段変速機のライン圧制御装置 - Google Patents

Vベルト式無段変速機のライン圧制御装置

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JPH08210449A
JPH08210449A JP1496895A JP1496895A JPH08210449A JP H08210449 A JPH08210449 A JP H08210449A JP 1496895 A JP1496895 A JP 1496895A JP 1496895 A JP1496895 A JP 1496895A JP H08210449 A JPH08210449 A JP H08210449A
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JP
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line pressure
select
pressure control
control
belt
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Application number
JP1496895A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Ochiai
辰夫 落合
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 Vベルト式無段変速機におけるライン圧を、
非走行レンジから走行レンジへのセレクト操作時に適正
に制御し得るライン制御装置を構築する。 【構成】 コントローラ17は入力情報から目標入力回
転数Ni を求め、これに対応してステップモータ23に
よりリンク22を介して弁21を操作する。弁21は制
御圧PS を調圧して、プーリ1,2間の伝動比を目標入
力回転数Ni に対応した比へ無段変速させる。元圧であ
るライン圧PL の制御に際しコントローラ17は、非走
行レンジから走行レンジへのセレクト操作時、通常セレ
クトならエンジン回転数に応じてライン圧PL を2段階
に制御し、レーシングセレクトならライン圧PL を制御
最大値にする。よってセレクト操作時に、Vベルト3の
滑りを生じないライン圧制御が可能となり、耐久性を向
上させ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Vベルト式無段変速機
の変速制御に重要なライン圧を、特に非走行レンジから
走行レンジへのセレクト操作時において適切に制御する
ためのセレクト時ライン圧制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】Vベルト式無段変速機は、例えば特開昭
61−105347号公報に記載のごとく、Vベルトを
巻き掛けした一対のプーリのうち、一方のプーリ(通常
はセカンダリプーリ)の可動フランジにライン圧を作用
させ、他方のプーリ(通常はプライマリプーリ)の可動
フランジには、ライン圧を変速制御弁により減圧して得
た変速制御圧を作用させ、該変速制御圧とライン圧との
差圧により、つまり変速制御圧を要求変速比に対応した
値に調圧することにより、変速比を無段階に制御するよ
う構成するのが普通である。
【0003】ところでライン圧は、上記したところから
明らかなように両プーリ間に掛け渡したVベルトの張力
に関与し、必要以上にライン圧を高くすることはVベル
トの張力を過大にしてその耐久性を低下させることにな
り、かと言ってライン圧が低くてVベルトの張力が少な
すぎると、スリップにより伝動効率の低下を招くだけで
なく、この場合もスリップによりVベルトが磨耗して耐
久性を低下される。
【0004】従って一般的にライン圧は、ポンプ圧の減
圧により作りだすに際し、例えば特開平2−62464
号公報に記載されているごとく変速比毎に入力トルクに
応じたぎりぎりの値に制御するのが常套である。ライン
圧はかように制御された値から高くても、低くてもVベ
ルトの耐久性に悪影響を及ぼす。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記文献に
記載されたものに代表される従来のVベルト式無段変速
機のライン圧制御装置では、非走行レンジから走行レン
ジへのセレクト操作を行った時も上記のライン圧制御を
そのまま行うだけで、当該セレクト時用のライン圧制御
を特には行っていないため、以下の問題を生じていた。
【0006】つまり、Vベルト式無段変速機は上記文献
にも記載されているが、伝動系に前後進切り換え機構を
具え、非走行レンジでは該機構を動力伝達不能な中立状
態にし、走行レンジへの切り換え時に該機構を前進走行
レンジか、後退走行レンジかに応じて対応する摩擦要素
(クラッチ、ブレーキ)の油圧作動により、正転伝動可
能状態にしたり、逆転伝動可能な状態にする。従って、
当該セレクト操作時は前後進切り換え機構が中立状態か
ら急に伝動状態に切り換わることとなって、Vベルトへ
のトルクが衝撃トルクとなり、VベルトがプーリV溝内
で滑って耐久性の著しい低下を招く。
【0007】なお実際には、前後進切り換え機構の上記
油圧作動させるべき摩擦要素は、セレクトショック対策
のために作動油圧に棚圧を設定する等により、徐々に締
結作動させるようにしているが、これがセレクト操作時
の原動機回転数によっては有効にVベルトの滑りを防止
し得ず、例えばセレクト操作時に原動機回転数をアクセ
ルペダルの踏み込みで上昇させるような所謂レーシング
セレクトを行う場合、VベルトがプーリV溝内で激しく
滑って耐久性の著しい低下を避けられない。
【0008】本発明は、非走行レンジから走行レンジへ
のセレクト操作がある時、原動機回転数に応じてライン
圧を、Vベルトの滑りを生じないような値に制御するこ
とで上述の問題を解消することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的のため第1発明
によるVベルト式無段変速機のライン圧制御装置は、V
ベルトを巻き掛けした一対のプーリのうち、一方のプー
リの可動フランジにライン圧を作用させ、他方のプーリ
の可動フランジには、ライン圧を変速制御弁により減圧
して得た変速制御圧を作用させ、該変速制御圧とライン
圧との差圧により変速比を無段階に制御するようにした
Vベルト式無段変速機において、変速機の前段における
原動機の回転数を検出する原動機回転数検出手段と、変
速機を搭載した車両の停車中を検知する停車検知手段
と、非走行レンジから走行レンジへの切り換えを検知す
るセレクト検知手段と、これら手段からの信号に応答
し、停車中において走行レンジへのセレクト操作がある
時、前記セレクト操作時に検出した原動機回転数に応じ
て前記ライン圧を、Vベルトの滑りを生じない限界の値
に制御する通常セレクト時ライン圧制御手段とを設けた
ことを特徴とするものである。
【0010】第2発明によるVベルト式無段変速機のラ
イン圧制御装置において、上記通常セレクト時ライン圧
制御手段は、上記セレクト操作時に検出した原動機回転
数が設定回転数以上である時と、未満である時とでライ
ン圧制御値を切り換えてライン圧制御を行うよう構成し
たことを特徴とするものである。
【0011】第3発明によるVベルト式無段変速機のラ
イン圧制御装置は、停車中における走行レンジへのセレ
クト操作があった時点からの経過時間を計測する計時手
段を付加し、該経過時間が設定時間になった時、前記通
常セレクト時ライン圧制御手段によるライン圧制御を終
了させる通常セレクト時ライン圧制御終了手段を付加し
たことを特徴とするものである。
【0012】第4発明によるVベルト式無段変速機のラ
イン圧制御装置は、前記セレクト検知手段により非走行
レンジから走行レンジへの切り換えが検知されてから設
定時間内に、前記原動機回転数検出手段で検出する原動
機の回転数が設定回転数以上になったのを検知するレー
シングセレクト検知手段を付加し、該レーシングセレク
トの検知時、前記ライン圧を制御最大値に上昇させるレ
ーシングセレクト時ライン圧制御手段を付加したことを
特徴とするものである。
【0013】
【作用】第1発明においてVベルト式無段変速機は、V
ベルトを介して一対のプーリ間で動力の受渡しを行う。
この際これら一対のプーリのうち、一方のプーリの可動
フランジにライン圧を作用させ、他方のプーリの可動フ
ランジには、このライン圧を変速制御弁により減圧して
得た変速制御圧を作用させることにより、Vベルト式無
段変速機は該変速制御圧とライン圧との差圧に応じた変
速比を無段階に達成することができる。従って、上記の
変速制御弁により変速制御圧を決定することで、任意の
変速比を得ることができる。
【0014】ここで通常セレクト時ライン圧制御手段
は、停車検知手段により車両の停車中が検知される間に
おいて、セレクト検知手段が非走行レンジから走行レン
ジへの切り換えを検知する時、当該セレクト操作時に原
動機回転数検出手段が検出した原動機回転数に応じて上
記ライン圧を、Vベルトの滑りを生じない限界の値に制
御する。
【0015】よって、非走行レンジから走行レンジへの
通常のセレクト操作時に、セレクト操作時の原動機回転
数に応じた上記ライン圧制御により、Vベルトの滑りを
生じなくすることができ、Vベルトの耐久性を確実に向
上させることができる。
【0016】第2発明においては、上記通常セレクト時
ライン圧制御手段は、上記セレクト操作時に検出した原
動機回転数が設定回転数以上である時と、未満である時
とでライン圧制御値を切り換えてライン圧制御を行う。
この場合、制御がきめ細かさを欠くも、簡易的に上記第
1発明における作用効果に近い効果を達成することがで
き、この作用効果を安価に達成可能である。
【0017】第3発明においては計時手段が、停車中に
おける走行レンジへのセレクト操作があった時点からの
経過時間を計測し、該経過時間が設定時間になった時、
通常セレクト時ライン圧制御終了手段は、上記通常セレ
クト時ライン圧制御手段によるライン圧制御を終了させ
る。この場合、通常セレクト時ライン圧制御手段による
前記のライン圧制御が無駄に行われる弊害を解消するこ
とができる。
【0018】第4発明においては、前記セレクト検知手
段により非走行レンジから走行レンジへのセレクト操作
が検知されてから設定時間内に、前記原動機回転数検出
手段で検出する原動機の回転数が設定回転数以上になっ
たのをもって、レーシングセレクト検知手段はレーシン
グセレクトがあったと検知する。そして該レーシングセ
レクトの検知時、レーシングセレクト時ライン圧制御手
段はライン圧を制御最大値に上昇させる。よって第4発
明においては、通常セレクト操作時だけでなく、レーシ
ングセレクト時もVベルトの滑りを生じなくすることが
でき、Vベルトの耐久性を更に向上させることができ
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1は、本発明によるVベルト式無段変速機
のライン圧制御装置を変速制御装置と共に例示するもの
で、1は図示せざるエンジン(原動機)の回転を入力さ
れる入力プーリとしてのプライマリプーリ、2は変速後
の回転を出力する出力プーリとしてのセカンダリプーリ
を夫々示す。これらプライマリプーリ1およびセカンダ
リプーリ2間にVベルト3を巻き掛けし、両プーリ1,
2に対するVベルト3の巻き掛け円弧径を変化させてプ
ーリ間伝動比、つまり変速比を無段階に変更可能とす
る。
【0020】これがためプライマリプーリ1は、固定フ
ランジ1aに対向してプーリV溝を形成する可動フラン
ジ1bを軸線方向へ変位可能とし、セカンダリプーリ2
も、固定フランジ2aに対向してプーリV溝を形成する
可動フランジ2bを軸線方向へ変位可能とする。そし
て、可動フランジ1bには固定フランジ1aに向かう方
向に変速制御圧PS を作用させ、可動フランジ2bには
固定フランジ2aに向かう方向にライン圧PL を作用さ
せ、変速制御圧PS とライン圧PL との差圧に応じ両プ
ーリ1,2に対するVベルト3の巻き掛け円弧径を無段
階に変化させて、無段変速を行うものとする。
【0021】ここでライン圧PL を制御するライン圧制
御系を説明するに、このライン圧制御系は圧力源11
と、これからの作動油をライン圧PL に調圧するプレッ
シャーレギュレータ弁12と、このプレッシャーレギュ
レータ弁にライン圧制御用のモディファイア圧Pm を供
給するためのプレッシャーモディファイア弁13と、こ
のプレッシャーモディファイア弁13を制御するライン
圧ソレノイド14と、該ソレノイドに一定の圧力PC
供給するパイロット弁15とで構成する。
【0022】プレッシャーレギュレータ弁12は、圧力
源11からの作動油を回路16に漏洩させつつ、また必
要に応じてドレンポート12a よりドレンしつつ、モデ
ィファイア圧Pm に応じたライン圧PL に調圧する。パ
イロット弁15は回路16から漏れ油を一定圧PC にし
てライン圧ソレノイド14に供給し、ライン圧ソレノイ
ド14は一定圧PC を駆動デューティDに応じたデュー
ティ圧PD にしてモディファイア弁13に印加する。モ
ディファイア弁13は、回路16から漏れ油をデューテ
ィ圧PD 、従ってライン圧ソレノイド14の駆動デュー
ティDに応じたモディファイア圧Pm にし、これをプレ
ッシャーレギュレータ弁12に印加してライン圧PL
上記制御に資する。よって、ライン圧PL はライン圧ソ
レノイド14の駆動デューティDを加減することで制御
することができ、ソレノイド駆動デューティDはコント
ローラ17により後述のごとくに決定することとする。
【0023】コントローラ17は変速制御をも行うもの
で、この変速制御および上記ライン圧制御のためにコン
トローラ17には、エンジンスロットル開度TVOを検
出するスロットル開度センサ18からの信号、プライマ
リプーリ1の回転数Npri を検出するためのプライマリ
プーリ回転センサ19からの信号、セカンダリプーリ2
の回転数(車速に相当)Nsec を検出するセカンダリプ
ーリ回転センサ20からの信号、エンジン回転数Ne
検出するエンジン回転センサ(原動機回転数検出手段に
相当する)27からの信号、および運転者が希望する走
行形態に応じて操作するマニュアルバルブ(図示せず)
の選択レンジを検出するインヒビタスイッチ28からの
信号をそれぞれ入力する。
【0024】次いで変速制御系を説明するに、これは変
速制御圧PS を決定する変速制御弁21と、変速リンク
22と、ステップモータ23とで構成する。変速リンク
22は、一端をプライマリプーリ可動フランジ1bと共
に変位するシフタ24に連節し、他端をステップモータ
23により駆動されるよう連結し、両端間を変速制御弁
21のスプール21aに枢着する。ここで変速制御弁2
1は回路25からのライン圧PL を減圧して回路26に
変速制御圧PS を作り出すもので、スプール21aを図
中上昇される時、変速制御圧回路26をライン圧回路2
5に通じて変速制御圧PS を上昇させ、スプール21a
を図中下降される時、変速制御圧回路26をドレンポー
ト21bに通じて変速制御圧PS を低下させるものと
し、スプール21aの上記ストロークをステップモータ
23により変速リンク22を介して制御する。そしてス
テップモータ21の回転位置をコントローラ17により
決定し、これにより以下の変速制御を実行するものとす
る。
【0025】この変速制御に当たってコントローラ17
は、例えば図2に示す変速制御特性に対応したマップを
もとに車速Nsec およびスロットル開度TVOから目標
とすべき入力回転数Ni を求め、これに対応した変速指
令をステップモータ23に発する。これによりステップ
モータ23は指令通りの回転位置となり、変速リンク2
2をシフタ24の周りに回動させて変速制御弁スプール
21aをストロークさせる。これにより変速制御弁21
は、回路26をライン圧回路25およびドレンポート2
1bに対して同じ連通度にされた平衡位置からずれて、
変速制御圧PSを変化させ、両プーリ1,2の可動フラ
ンジ1b,2bが変位することで変速比が上記の目標入
力回転数Ni に対応した変速比に持ち来たされる。
【0026】この変速が進行するにつれてプライマリプ
ーリ1の可動フランジ1bはシフタ24を介し変速リン
ク22をステップモータ23の周りで、変速制御弁スプ
ール21aを元のストローク位置に戻すよう回動させ、
変速比が上記の目標入力回転数Ni に対応した変速比に
なったところで変速制御弁21が平衡位置に復帰して変
速制御を終了し、目標変速比を維持することができる。
【0027】なお、ライン圧PL の制御に当たってコン
トローラ17は、例えば図3に示すような構成とする
が、勿論同様な作用を行うフローチャートを実行するよ
うなものでもよいことは言うまでもない。速度比演算部
31は、前記エンジンとプライマリプーリ1との間に介
装したトルクコンバータ(図示せず)の速度比eをe=
e /Npri により算出し、トルク比演算部32は、同
トルクコンバータのトルク比tを図4に例示するトルク
コンバータ性能線図から検索して求める。
【0028】エンジントルク推定部33は、例えば図5
に示すエンジン性能線図をもとに、エンジン回転数Ne
およびスロットル開度TVOからエンジントルクTe
検索して求める。入力トルク推定部34は、トルクコン
バータの入出力要素間を直結するロックアップ信号L/
Uの有無に応じて、非ロックアップ時なら変速機入力ト
ルクTi をエンジントルクTe とトルク比tとの乗算T
i =Te ×tにより演算し、ロックアップ時ならエンジ
ントルクTe をそのまま変速機入力トルクTiとする。
【0029】変速比演算部35は、無段変速機の入出力
プーリ間伝動比iをi=Nsec /N pri により算出し、
要求ライン圧演算部36は例えば図6に示すような要求
ライン圧特性をもとに、変速機入力トルクTi 毎に変速
比iに対応した要求ライン圧P0 を検索する。ここで遠
心圧演算部37は、ライン圧PL が作用するセカンダリ
プーリ2への遠心圧P1 をP1 =K・Nsec 2 (但し、
Kは定数)により算出し、補償器38は上記の要求ライ
ン圧P0 から遠心圧P1 を減算した値P0 −P 1 を目標
ライン圧として、目標ライン圧選択部39に入力する。
【0030】通常セレクト時ライン圧決定部40は、セ
ンサ27で検出したエンジン回転数Ne 、センサ20で
検出したセカンダリプーリ回転数Nsec 、およびインヒ
ビタスイッチ28からの信号をもとに、図7に示す制御
プログラムを実行して、通常セレクト時のライン圧P3
を決定する。先ず、停車検知手段に相当するステップ5
1においてセカンダリプーリ回転数Nsec が、例えば5
km/hに相当する微小設定値Nsec (S)未満か否か
により停車中か、走行中かを判定する。そして、セレク
ト検知手段に相当するステップ52では、駐停車レンジ
(非走行レンジ)から走行レンジへ切り換えるセレクト
操作が有ったか否かをチェックする。
【0031】走行中であった場合や、停車中でも非走行
レンジから走行レンジへのセレクト操作がない場合、制
御をそのまま終了して通常セレクト時ライン圧P3 を出
力しない。停車中に非走行レンジから走行レンジへのセ
レクト操作が行われた時、ステップ53でこの時のエン
ジン回転数読み込み値Ne をセレクト時エンジン回転数
eSとしてメモリし、計時手段に相当するステップ54
で、当該セレクト操作時からの経過時間を計測するタイ
マTM1を0にリセットする。そしてステップ55にお
いて、タイマTM1が例えば2秒の設定時間を示すよう
になるなるまでの間は、ステップ56におけるセレクト
時エンジン回転数NeSの判定結果に応じて、つまりセレ
クト時エンジン回転数NeSが設定回転数の1100rp
m以上か未満かの判定結果に応じて、以下のごとくに通
常セレクト時ライン圧P3 を決定する。
【0032】即ち、セレクト時エンジン回転数NeSが設
定回転数の1100rpm未満であれば、ステップ57
で通常セレクト時ライン圧P3 を、当該セレクト時エン
ジン回転数NeSのもとにおいてVベルト3の滑りを生じ
ないぎりぎりのアイドルセレクト時ライン圧PLIにセッ
トする。逆にセレクト時エンジン回転数NeSが設定回転
数の1100rpm以上である場合、ステップ58で通
常セレクト時ライン圧P3 を、当該セレクト時エンジン
回転数NeSのもとにおいてVベルト3の滑りを生じない
ぎりぎりのハイアイドルセレクト時ライン圧PLHI にセ
ットする。そして、かように決定した通常セレクト時ラ
イン圧P3 をステップ59で目標ライン圧選択部39に
出力する。従って、ステップ56,57,58は通常セ
レクト時ライン圧制御手段に相当する。
【0033】しかして、ステップ55においてタイマT
M1が例えば2秒の設定時間を示すようになった後は、
つまり非走行レンジから走行レンジへのセレクト操作が
行われてから2秒の設定時間が経過した後は制御をその
まま終了するようにして、上記した通常セレクト時ライ
ン圧P3 の設定および出力を行わないこととする。従っ
て、ステップ55は通常セレクト時ライン圧制御終了手
段に相当する。
【0034】レーシングセレクト時ライン圧決定部41
は、センサ27で検出したエンジン回転数Ne およびイ
ンヒビタスイッチ28から信号をもとに、図8に示す制
御プログラムを実行して、レーシングセレクト時のライ
ン圧P4 を決定する。先ず、セレクト検知手段に相当す
るステップ61において駐停車レンジ(非走行レンジ)
から走行レンジへ切り換えるセレクト操作が有ったか否
かをチェックする。
【0035】非走行レンジから走行レンジへのセレクト
操作がない場合、制御をそのまま終了してレーシングセ
レクト時ライン圧P4 を出力しない。非走行レンジから
走行レンジへのセレクト操作が行われた時、ステップ6
2で当該セレクト操作時からの経過時間を計測するタイ
マTM2を0にリセットする。そしてステップ63にお
いて、タイマTM2が例えば1.5秒の設定時間を示す
ようになるなるまでの間は、ステップ64におけるエン
ジン回転数Ne の判定結果に応じて、つまりエンジン回
転数Ne を設定回転数の2000rpm以上にしたレー
シングセレクトか否かの判定結果に応じて、レーシング
セレクトであればステップ65でレーシングセレクト時
ライン圧P4 を制御最大値PLmaxにセットし、このレー
シングセレクト時ライン圧P4 をステップ66で目標ラ
イン圧選択部39に出力する。従って、ステップ62〜
64がレーシングセレクト検知手段に相当し、ステップ
65がレーシングセレクト時ライン圧制御手段に相当す
る。
【0036】しかして、ステップ64においてエンジン
回転数Ne が設定回転数の2000rpm未満であると
判定する場合、レーシングセレクトではないから、制御
をそのまま終了してレーシングセレクト時ライン圧P4
を出力しないこととする。またステップ63でタイマT
M2が1.5秒の設定時間を示すようになった後も、つ
まり非走行レンジから走行レンジへのセレクト操作が行
われてから1.5秒の設定時間が経過した後も制御をそ
のまま終了するようにして、上記したレーシングセレク
ト時ライン圧P4 の設定および出力を無条件に終了する
こととする。
【0037】目標ライン圧選択部39は、ライン圧決定
部40からの通常セレクト時ライン圧P3 、またはライ
ン圧決定部41からのレーシングセレクト時ライン圧P
4 が入力される時、つまり非走行レンジから走行レンジ
へのセレクト操作があって、対応したセレクト時ライン
圧P3 またはP4 を入力されると、該入力されたライン
圧指令値を目標ライン圧としてリミッター42に供給
し、セレクト時ライン圧P3 またはP4 が発生しない
間、つまりセレクト時以外は、補償器38からのライン
圧指令値P0 −P1 を目標ライン圧としてリミッター4
2に供給して、目標ライン圧の選択を行うものとする。
【0038】リミッター42は図9に例示するような許
容最大ライン圧をセットされており、上記のように入力
されてくる目標ライン圧を、その上限が当該許容最大ラ
イン圧を越えることのないようにしつつ、目標ライン圧
L とする。
【0039】ライン圧ソレノイドデューティ決定部43
は例えば図10のようなマップをもとに、上記の目標ラ
イン圧PL に対応したデューティDを決定し、これをラ
イン圧ソレノイド14に出力する。ここでソレノイド1
4は、パイロット弁15からの一定圧PC を駆動デュー
ティDに応じたデューティ圧PD にしてモディファイア
弁13に印加し、モディファイア弁13はデューティD
に応じたモディファイア圧Pm をプレッシャーレギュレ
ータ弁12に印加し、プレッシャーレギュレータ弁12
は、圧力源11からの作動油をデューティDに応じたラ
イン圧PL に調圧する。以上によりライン圧は、上記し
たように設定した目標ライン圧PL に制御されることと
なる。
【0040】ところで本例においては、非走行レンジか
ら走行レンジへのセレクト操作がある時、変速機入力ト
ルクに応じたライン圧指令値P0 −P1 に代えて、セレ
クト操作時専用のライン圧指令値P3 ,P4 を目標ライ
ン圧PL にすることから、セレクト操作時においてVベ
ルト3が滑ることのないようなライン圧制御が可能とな
り、Vベルト3が著しく耐久性を低下されるといった問
題を解消することができる。
【0041】そして、通常セレクト時ライン圧P3 を決
定するに当たり、セレクト時のエンジン回転数NeSが設
定回転数の1100rpm以上か未満に応じて通常セレ
クト時ライン圧P3 をそれぞれ、当該セレクト時エンジ
ン回転数NeSのもとでVベルト3の滑りを生じないぎり
ぎりのハイアイドルセレクト時ライン圧PLHI 、または
アイドルセレクト時ライン圧PLIに決定することとした
から、通常セレクト時ライン圧P3 をエンジン回転数毎
に過不足のない値に設定し得て、ライン圧の不足に起因
するVベルト3の滑りでその耐久性が低下するという上
記の問題はもとより、ライン圧の過大に起因するVベル
ト3の過剰張力でその耐久性が低下するという問題も確
実に解消することができる。
【0042】なお実施例のように、セレクト時エンジン
回転数NeSが設定回転数の1100rpm以上か未満に
応じて通常セレクト時ライン圧P3 を2段階に制御する
場合、制御が簡便となり安価な点で有利であるが、制御
をきめ細かくして上記の作用効果を更に確実にするため
には制御の段数を増やすのが有効であることは言うまで
もない。
【0043】また上記の実施例においては、非走行レン
ジから走行レンジへのセレクト操作があってから1.5
秒の設定時間中にエンジン回転数Ne が200rpmを
越えるとき、レーシングセレクトであると判定し、この
レーシングセレクト時は、レーシングセレクト時ライン
圧P4 を制御最大値PLmaxにする構成としたから、当該
レーシングセレクト時もVベルト3の滑りを確実になく
して、その耐久性が低下するのを防止することができ
る。
【0044】
【発明の効果】かくして第1発明によるVベルト式無段
変速機のライン圧制御装置は、請求項1に記載のごと
く、車両の停車中において非走行レンジから走行レンジ
へのセレクト操作がある時、当該セレクト操作時の原動
機回転数に応じて上記ライン圧を、Vベルトの滑りを生
じない限界の値に制御する構成としたから、非走行レン
ジから走行レンジへの通常のセレクト操作時に、Vベル
トの滑りを生じなくして、Vベルトの耐久性を確実に向
上させることができる。
【0045】第2発明によるVベルト式無段変速機のラ
イン圧制御装置は、請求項2に記載のごとく、上記セレ
クト操作時における原動機回転数が設定回転数以上であ
る時と、未満である時とでライン圧制御値を切り換えて
ライン圧制御を行う構成にしたから、制御がきめ細かさ
を欠くも、簡易的に上記第1発明における作用効果に近
い効果を達成することができ、この作用効果を安価に達
成可能である。
【0046】第3発明によるVベルト式無段変速機のラ
イン圧制御装置は、請求項3に記載のごとく、停車中に
おいて走行レンジへのセレクト操作があった時点からの
経過時間が設定時間になった時、上記の通常セレクト時
ライン圧制御を終了させる構成にしたから、通常セレク
ト時ライン圧制御が無駄に行われる弊害を解消すること
ができる。
【0047】第4発明によるVベルト式無段変速機のラ
イン圧制御装置は、請求項4に記載のごとく、非走行レ
ンジから走行レンジへのセレクト操作があってから設定
時間内に、原動機の回転数が設定回転数以上になったの
をもって、レーシングセレクトがあったと判定し、この
レーシングセレクト時はライン圧を制御最大値に上昇さ
せる構成にしたから、通常セレクト操作時だけでなく、
レーシングセレクト時もVベルトの滑りを生じなくする
ことができ、Vベルトの耐久性を更に向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるVベルト式無段変速機のライン圧
制御装置を、変速制御装置と共に例示する油圧制御シス
テム図である。
【図2】同例において変速制御に用いる通常の変速制御
パターンを示す線図である。
【図3】同例におけるコントローラのライン圧制御部に
係わる機能別ブロック線図である。
【図4】トルクコンバータの速度比とトルク比との関係
を示す性能線図である。
【図5】エンジントルクを求めるのに用いたエンジン性
能線図である。
【図6】変速機入力トルクと変速比とで規定される要求
ライン圧特性を示す線図である。
【図7】図3における通常セレクト時ライン圧決定部の
制御プログラムを示すフローチャートである。
【図8】図3におけるレーシングセレクト時ライン圧決
定部の制御プログラムを示すフローチャートである。
【図9】許容最大ライン圧の限界値を示す特性図であ
る。
【図10】目標ライン圧に対するライン圧ソレノイドデ
ューティの関係線図である。
【符号の説明】
1 プライマリプーリ 1b 可動フランジ 2 セカンダリプーリ 2b 可動フランジ 3 Vベルト 11 圧力源 12 プレッシャーレギュレータ弁 13 プレッシャーモディファイア弁 14 ライン圧ソレノイド 15 パイロット弁 17 コントローラ 18 スロットル開度センサ 19 プライマリプーリ回転センサ 20 セカンダリプーリ回転センサ 21 変速制御弁 22 変速リンク 23 ステップモータ 24 シフタ 25 ライン圧回路 26 変速制御圧回路 27 エンジン回転センサ(原動機回転数検出手段) 28 インヒビタスイッチ 31 速度比演算部 32 トルク比演算部 33 エンジントルク推定部 34 入力トルク推定部 35 変速比演算部 36 要求ライン圧演算部 37 遠心圧演算部 38 補償器 39 目標ライン圧選択部 40 通常セレクト時ライン圧決定部 41 レーシングセレクト時ライン圧決定部 42 リミッター 43 ライン圧ソレノイドデューティ決定部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Vベルトを巻き掛けした一対のプーリの
    うち、一方のプーリの可動フランジにライン圧を作用さ
    せ、他方のプーリの可動フランジには、ライン圧を変速
    制御弁により減圧して得た変速制御圧を作用させ、該変
    速制御圧とライン圧との差圧により変速比を無段階に制
    御するようにしたVベルト式無段変速機において、 変速機の前段における原動機の回転数を検出する原動機
    回転数検出手段と、 変速機を搭載した車両の停車中を検知する停車検知手段
    と、 非走行レンジから走行レンジへの切り換えを検知するセ
    レクト検知手段と、 これら手段からの信号に応答し、停車中において走行レ
    ンジへのセレクト操作がある時、前記セレクト操作時に
    検出した原動機回転数に応じて前記ライン圧を、Vベル
    トの滑りを生じない限界の値に制御する通常セレクト時
    ライン圧制御手段とを具備することを特徴とするVベル
    ト式無段変速機のライン圧制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記通常セレクト時
    ライン圧制御手段は、前記セレクト操作時に検出した原
    動機回転数が設定回転数以上である時と、未満である時
    とでライン圧制御値を切り換えてライン圧制御を行うよ
    う構成したことを特徴とするVベルト式無段変速機のラ
    イン圧制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、停車中にお
    ける走行レンジへのセレクト操作があった時点からの経
    過時間を計測する計時手段を付加し、該経過時間が設定
    時間になった時、前記通常セレクト時ライン圧制御手段
    によるライン圧制御を終了させる通常セレクト時ライン
    圧制御終了手段を付加したことを特徴とするVベルト式
    無段変速機のライン圧制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項におい
    て、前記セレクト検知手段により非走行レンジから走行
    レンジへの切り換えが検知されてから設定時間内に、前
    記原動機回転数検出手段で検出する原動機の回転数が設
    定回転数以上になったのを検知するレーシングセレクト
    検知手段を付加し、該レーシングセレクトの検知時、前
    記ライン圧を制御最大値に上昇させるレーシングセレク
    ト時ライン圧制御手段を付加したことを特徴とするVベ
    ルト式無段変速機のライン圧制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1089022A1 (en) 1999-09-30 2001-04-04 Nissan Motor Co., Ltd. Line pressure control of continuously variable transmission
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US7445572B2 (en) 2004-10-07 2008-11-04 Jatco Ltd Hydraulic pressure control apparatus and method for continuously variable transmission

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