JPH082092Y2 - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JPH082092Y2
JPH082092Y2 JP5156193U JP5156193U JPH082092Y2 JP H082092 Y2 JPH082092 Y2 JP H082092Y2 JP 5156193 U JP5156193 U JP 5156193U JP 5156193 U JP5156193 U JP 5156193U JP H082092 Y2 JPH082092 Y2 JP H082092Y2
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JP
Japan
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plate
folding
wall
end plate
packaging box
Prior art date
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JP5156193U
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JPH0721520U (ja
Inventor
淳 ▲吉▼村
Original Assignee
中島洋紙株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば弁当箱として
数種類の食品を盛り付けたり、その他種々のものを見栄
え良く収容するために用いられる包装箱に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、四角形の包装箱よりは、五角形
以上の包装箱が外観的に好ましいことは、よく知られて
いる。いま、八角形の包装箱の一例について、図5乃至
図7に基づいて説明する。
【0003】図5に示すように、この包装箱は白ボール
紙を素材とし、八角形状の底壁51を有し、対向する長
辺に一対の端壁52が、対向する短辺に一対の側壁53
がそれぞれ連設され、その他の各斜辺54に、前記端壁
52と側壁53とを連結する連結壁5が連設されてい
る。
【0004】この包装箱は、図6に示すブランクから組
立てられる。即ち、折目線56を折り曲げて内端板52
aを起立させ、折目線57を折り曲げて前記内端板52
aと外端板52bとを固着し、前記内端板52aの両側
に連設された内連結板55aと前記外端板52bの両側
に連設された外連結板55bとを固着する。
【0005】次に、図7に示すように、折目線58を折
り曲げて内側板53aを起立させ、前記外連結板55b
の一側に連設された外側板53bを前記内側板53aの
外面に固着する。このようにすると、図5に示す包装箱
が完成する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
包装箱は、図5及び図7に示すように、前記連結壁55
を構成する内連結板55aと外連結板55bのいずれも
が、底壁51に固着されていないことから、底壁51の
各斜辺54と連結壁55との間に隙間が生じる。
【0007】従って、例えば、この包装箱を弁当箱とし
て用いる場合には、この隙間から煮物の煮汁等がこぼれ
て、衣服や鞄の内部等を汚してしまうという問題があ
る。
【0008】この問題を解決するために、包装箱の内面
に樹脂フィルムで形成した内容器を挿入する方法が採ら
れているが、この方法によると、コスト面で高くつくと
いう欠点がある。
【0009】そこで、この考案の課題は、内容物を洩ら
さず、且つ見栄え良く収容することができ、低コストの
包装箱を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この考案は、四角形状の底壁の両端に内端板と外
端板とから成る一対の端壁を連設し、前記底壁の両側に
内側板と外側板とから成る一対の側壁を連設し、前記内
端板と内側板との両側に、この内端板と内側板とを連結
する連結板を各折曲線を介して連設し、この連結板に、
前記各折曲線の交点を起点とする折目線を設けて内連結
板と折り込み板とに区分し、この折り込み板に、前記各
折曲線の交点を起点とし、且つこの折り込み板が二つ折
りされる折込線を設け、前記外側板の両側に屈曲線を介
して連結片をそれぞれ連設し、この連結片に、前記屈曲
線の下端を起点とする折目線を設けて、前記内連結板と
重なり合う外連結板と、挿入片とに区分し、この外連結
板と前記内連結板とを重ね合わせて前記端壁と側壁とを
連結する連結壁を形成し、前記挿入片を、前記折込線を
折り込むことにより二つ折りされた折り込み板と共に前
記内端板と外端板との間に挿入し、前記内端板と前記外
端板とを相互に固着することにより、前記折り込み板と
挿入片とを固定する構成を採用したのである。
【0011】
【作用】以上のように構成された包装箱は、四角形状を
有する底壁の周縁に一対の端壁と側壁とが連設され、こ
の端壁と側壁とを連結する連結壁を構成する内連結板
が、端壁の内端板と側壁の内側板との両側に折曲線を介
して連設された連結板の一部であることから、底壁の周
縁と端壁、側壁及び連結壁との境目が閉塞されて隙間が
生じない。
【0012】端壁の内端板と側壁の内側板との両側に各
折曲線を介して連設された連結板に、この折曲線の交点
を起点とする折目線と折込線とを設け、この折目線によ
り区分される折り込み板を折込線に従って折り込むこと
により、端壁と側壁とが逆三角形状の連結壁により連結
される。その結果、この包装箱の底面は四角形状である
のに対し、上部開口面は八角形状となる。
【0013】端壁、側壁、連結壁がそれぞれ二枚の板に
より構成されることから、包装箱の内面及び外面共にシ
ートの表側が現れる。
【0014】
【実施例】図1に示す包装箱は、白ボール紙を素材と
し、四角形状の底壁1の両端に一対の端壁2が、前記底
壁1の両側に一対の側壁3が連設され、隣接する端壁2
と側壁3とは連結壁4により連結されている。
【0015】なお、この包装箱の素材としては、この実
施例における白ボール紙のほかに、板紙の表面に、合成
樹脂フィルムをラミネートしたものやワックスコートを
施したものが挙げられ、防水性あるいは溌水性を有する
ものであれば、特に限定されるものではない。
【0016】この包装箱は、図2に示すブランクから組
立てられる。図2に示すように、四角形状の底壁1の両
端に折目線5、6を介して内端板2a、外端板2bが順
次連設され、前記底壁1の両側に折目線7、8を介して
内側板3a、外側板3bが順次連設されている。
【0017】前記内端板2aと内側板3aとの両側に、
この内端板2aと内側板3aとを連結する連結板9が折
曲線11、12を介して連設され、この連結板9は、前
記折曲線11、12の交点を起点とする折目線13によ
り、内連結板4aと折り込み板9aとに区分されてい
る。
【0018】前記折り込み板9aには、前記各折曲線1
1、12の交点を起点とし、且つこの折り込み板9aを
二つ折りする折込線14が設けられている。
【0019】一方、前記外側板3bの両側には、屈曲線
15を介して連結片16がそれぞれ連設され、この連結
片16は、前記屈曲線15の下端を起点とする折目線1
7により、前記内連結板4aと重なり合う外連結板4b
と、挿入片16aとに区分されている。
【0020】前記折目線7を折り曲げて、底壁1の両側
に内側板3aを立ち上げ、前記折目線8を折り曲げて、
この内側板3aと外側板3bとを固着して前記側壁3を
形成し、内連結板4aの外面に外連結板4bを重ね合わ
せて連結壁4とする。
【0021】前記折目線5、6を折り曲げて、底壁1の
両端に内端板2aと外端板2bとを共に立ち上げ、図3
に示すように、前記挿入片16aを、折込線14を折り
込むことにより二つ折りされた折り込み板9aと共に、
内端板2aと外端板2bとの間に挿入する。
【0022】この状態で、内端板2aと外端板2bとを
相互に固着すると、折り込み板9aと挿入片16aとが
共に固定され、図1に示す包装箱が完成する。
【0023】この包装箱は、底壁1の周縁と端壁2、側
壁3及び連結壁4との境目に隙間がなく、内容物がこの
包装箱内に確実に保持される。
【0024】前記連結壁4の形状が逆三角形状となるこ
とから、底面が四角形状であるのに対し、上部開口面が
八角形状となり、内容物の収容状態をより美しく見せる
ことができる。
【0025】端壁2、側壁3、連結壁4がそれぞれ二枚
の板により構成されることから、包装箱の内外面共にシ
ートの表側が現れ、包装箱内から外方向に水分等が洩れ
るのを防ぐことができるのみならず、包装箱の外側から
内部に向けて水分等が侵入することも併せて防止するこ
とができる。
【0026】図4に示すブランクは、この考案に係る包
装箱の第二の実施例に関するものである。
【0027】この包装箱は、底壁21の形状が正方形で
あることから、上記第一の実施例に比し、内端板22
a、外端板22b、内側板23a、外側板23b、連結
板29、連結片36の形状を若干異にするが、基本的な
構成及び作用は、上記第一の実施例と同様である。
【0028】即ち、折目線27を折り曲げて、底壁21
の両側に内側板23aを立ち上げ、折目線28を折り曲
げて、この内側板23aと外側板23bとを固着して側
壁を形成し、内連結板24aの外面に外連結板24bを
重ね合わせて連結壁とする。
【0029】次に、折目線25、26を折り曲げて、底
壁21の両端に内端板22aと外端板22bとを共に立
ち上げ、挿入片36aを、折込線34を折り込むことに
より二つ折りされた折り込み板29aと共に、内端板2
2aと外端板22bとの間に挿入する。
【0030】この状態で、内端板22aと外端板22b
とを相互に固着すると、折り込み板29aと挿入片16
aとが共に固定され、包装箱が完成する(図示省略)。
【0031】
【考案の効果】以上のように、この考案に係る包装箱
は、底壁の周縁と端壁、側壁及び連結壁との境目に隙間
がないことから、内容物がこの包装箱内に確実に保持さ
れ、内容物の水分等が包装箱の外部に洩れるのを防止す
ることができる。
【0032】また、包装箱を組立てたのちに樹脂フィル
ムで形成した内容器を挿入する必要がなく、低コストで
生産することができる。
【0033】四角形状の底壁の周縁に端壁と側壁とが連
設され、この端壁と側壁とが逆三角形状の連結壁により
連結されることから、包装箱の底面が四角形状であるの
に対し、上部開口面が八角形状になり、内容物の収容状
態をより美しく見せることができ、包装箱そのものの形
状も美観に優れたものとなる。
【0034】端壁、側壁、連結壁の各壁がそれぞれ二枚
の板により構成されることから、包装箱の内面及び外面
が共にシートの表側により形成され、より防水効果の高
いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施例の斜視図
【図2】同上の展開図
【図3】同上の組立て途中の斜視図
【図4】第二の実施例の展開図
【図5】従来例の斜視図
【図6】同上の展開図
【図7】同上の組立て途中の斜視図
【符号の説明】
1、21 底壁 2 端壁 2a、22a 内端板 2b、22b 外端板 3 側壁 3a、23a 内側板 3b、3b 外側板 4 連結壁 4a、24a 内連結板 4b、24b 外連結板 5、6、7、8、13、17、25、26、27、2
8、33、37 折目線 9、29 連結板 9a、29a 折り込み板 11、12、31、32 折曲線 14、34 折込線 15、35 屈曲線 16、36 連結片 16a、36a 挿入片 51 底壁 52 端壁 52a 内端板 52b 外端板 53 側壁 54 斜辺 55 連結壁 55a 内連結板 55b 外連結板 56、57、58 折目線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角形状の底壁の両端に内端板と外端板
    とから成る一対の端壁を連設し、前記底壁の両側に内側
    板と外側板とから成る一対の側壁を連設し、前記内端板
    と内側板との両側に、この内端板と内側板とを連結する
    連結板を各折曲線を介して連設し、この連結板に、前記
    各折曲線の交点を起点とする折目線を設けて内連結板と
    折り込み板とに区分し、この折り込み板に、前記各折曲
    線の交点を起点とし、且つこの折り込み板が二つ折りさ
    れる折込線を設け、前記外側板の両側に屈曲線を介して
    連結片をそれぞれ連設し、この連結片に、前記屈曲線の
    下端を起点とする折目線を設けて、前記内連結板と重な
    り合う外連結板と、挿入片とに区分し、この外連結板と
    前記内連結板とを重ね合わせて前記端壁と側壁とを連結
    する連結壁を形成し、前記挿入片を、前記折込線を折り
    込むことにより二つ折りされた折り込み板と共に前記内
    端板と外端板との間に挿入し、前記内端板と前記外端板
    とを相互に固着することにより、前記折り込み板と挿入
    片とを固定した包装箱。
JP5156193U 1993-09-22 1993-09-22 包装箱 Expired - Lifetime JPH082092Y2 (ja)

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JP5156193U JPH082092Y2 (ja) 1993-09-22 1993-09-22 包装箱

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JP5156193U JPH082092Y2 (ja) 1993-09-22 1993-09-22 包装箱

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Publication Number Publication Date
JPH0721520U JPH0721520U (ja) 1995-04-18
JPH082092Y2 true JPH082092Y2 (ja) 1996-01-24

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