JPH08208308A - 硬化性無機材料の製造方法 - Google Patents

硬化性無機材料の製造方法

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JPH08208308A
JPH08208308A JP1051195A JP1051195A JPH08208308A JP H08208308 A JPH08208308 A JP H08208308A JP 1051195 A JP1051195 A JP 1051195A JP 1051195 A JP1051195 A JP 1051195A JP H08208308 A JPH08208308 A JP H08208308A
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JP
Japan
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kaolin
inorganic material
weight
inorganic
alkali metal
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Withdrawn
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JP1051195A
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English (en)
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Tatsutoshi Nakano
龍俊 中野
Masatake Kamiya
昌岳 神谷
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アルカリ金属珪酸塩との反応性が向上し、硬化
性に優れ、強度、外観に優れた無機質硬化体を得ること
ができる反応性無機材料の製造方法を提供することを目
的とする。 【構成】0.5〜30kwh/kgの機械的エネルギー
をカオリンに作用させた後、湿式下で解砕処理して、結
晶性の有するカオリンを表面積が大きい非晶性のものに
変化させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、硬化性無機材料の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築資材に有用な無機質硬化体を
製造する方法として、例えば、アルカリ成分であるアル
カリ金属珪酸塩水溶液とメタカオリン,コランダムある
いはムライトの製造時に発生する集塵装置の灰、フライ
アッシュ等の硬化性無機材料及び充填材、有機ベントナ
イト等の混和材を混合混練して得た組成物を型内に注入
し、加熱硬化させる方法(特開平4−59648号公
報、特開平4−6138号公報参照)が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本発明者らが
上記硬化性無機材料として、安定でかつ安価に供給可能
なカオリンやフライアッシュについて検討したところ、
カオリンについては結晶性が高いためアルカリ金属珪酸
塩と殆ど反応せず無機質硬化体が得られず、またフライ
アッシュについては産出する発電所により反応性のバラ
ツキがあるほか、反応速度が非常に遅いという問題があ
った。
【0004】本発明の解決しようとする課題は上記の如
き従来の問題点を解消するために、アルカリ金属珪酸塩
との反応性が向上し、硬化性に優れ、強度、外観に優れ
た無機質硬化体を得ることができる反応性無機材料の製
造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる硬化性無
機材料の製造方法は、0.5〜30kwh/kgの機械
的エネルギーをカオリンに作用させた後、湿式下で解砕
処理する構成とした。上記の構成において、カオリンと
は、1:1層状珪酸塩でAl2 Si2 5 (OH)4
化学式で示されるカオリン鉱物が50重量%以上含有さ
れている無機質粉体を言い、具体的にはカオリナイト,
ディッカイト,ナクライトのカオリン鉱物やカオリン鉱
物の層間に水分子を含んだハロイサイトが挙げられる。
【0006】本発明に使用されるカオリンは、上述のカ
オリン鉱物以外に粘土鉱物(雲母,タルク,スメクタイ
ト,アロフェン,イモゴライト等)やα−クォーツなど
のシリカ鉱物、長石,沸石等一般に粘土中に含まれる鉱
物が含まれていてもよい。なお、カオリン中、カオリン
鉱物の含有量が50重量%より少ないと、本発明の製造
方法を用いてもアルカリ金属珪酸塩との反応性に優れた
硬化性無機材料を作製することが困難である。
【0007】また、カオリンは、特に限定されないが、
機械的エネルギーの有効使用の面から考慮すると、その
粒径が平均粒径で0.1μm〜500μmのものが好ま
しく、0.1μm〜100μmのものが更に好ましい。
上記構成において、機械的エネルギーを作用させると
は、上記カオリンに圧縮力,剪断力,衝撃力等を加える
ことを意味し、具体的には、一般に粉砕を目的に使用さ
れている粉砕機を用いる方法が挙げられる。
【0008】このような粉砕機としては、例えば、粉砕
の機構において衝撃,摩擦,圧縮,剪断等が複合したボ
ール媒体ミル(ボールミル,振動ミル,遊星ミル,媒体
攪拌型ミル等)、ローラミル、乳鉢等または衝撃,摩擦
が主流であるジェット粉砕機などが挙げられるが、特
に、機構的にカオリンに有効に機械的エネルギーを付与
することが可能なボール媒体型のミルが好ましい。
【0009】なお、粉砕機を用いてカオリンに機械的エ
ネルギーを作用させる場合には、セメントクリンカーや
珪砂、石灰石等の粉砕時に使用れさるメチルアルコール
等のアルコール類又はトリエタノールアミン等のエタノ
ール・アミン類を中心とした液体系、ステアリン酸ナト
リウム・カルシウム等の固体系、アセトン蒸気等の気体
系の粉砕助剤を使用してもよい。
【0010】粉体に作用させる機械的エネルギーは、
0.5kwh/kg以上30kwh/kg以下に限定さ
れる。すなわち、機械的エネルギーが0.5kwh/k
gより小さいと結晶構造の変性が不十分なためアルカリ
金属珪酸塩との反応性を殆ど付与できず、機械的エネル
ギーが30kwh/kgより大きくなると、粉砕装置へ
の負荷が大きい、媒体としてのボールや容器の磨耗が激
しい、処理粘土中への汚染(コンタミ)、コストのかか
りすぎ等の問題が生じる。なお、上記で示した機械的エ
ネルギーは、上記カオリンを入れて運転する時に粉砕装
置に投入した電力を処理するカオリンの単位重量当たり
で表した。
【0011】湿式下で解砕する方法は、特に限定されな
いが、ボール媒体型ミル及び万能ミキサー,アイリッヒ
ミキサー,オムニミキサー等一般に粉体と液体の混合が
可能な混合機にカオリンに機械的エネルギーを作用させ
て得たカオリン粉体を溶媒と共に投入し、攪拌混合する
方法が挙げられる。溶媒としては、水またはメタノー
ル,エタノール,ブタノール等のアルコール類等一般に
湿式粉砕に使用されできる。
【0012】また、溶媒の添加量は、機械的エネルギー
を作用させて得たカオリン粉体の10容量%以上が好ま
しく、20容量%以上1000容量%以下が特に好まし
い。すなわち、溶媒の添加量がカオリン粉体の10容量
%を下回ると、処理するカオリン粉体の流動性が著しく
低下するため解砕が十分に行われなくなる恐れがある。
【0013】本発明にかかる製造方法で得られる硬化性
無機材料は、湿式で解砕後そのままスラリー状態で使用
しても構わないし、乾燥又は750℃以下で熱処理して
使用しても構わない。本発明にかかる製造方法によって
得られる硬化性無機材料は、アルカリ金属珪酸塩、水お
よび、必要に応じて補強繊維、無機質充填材、軽量骨材
等を混合混練して得た硬化性無機質組成物を硬化させる
ことによって無機硬化体を得ることができる。
【0014】アルカリ金属珪酸塩とは、M2 O・nSi
2 (M=Li,K,Na、n=0または正の整数)で
あらわされるものであって、nが8以下のものが好まし
い。すなわち、アルカリ金属珪酸塩は、アルカリ金属珪
酸塩の分散性を向上させるために、一般に水と混合して
アルカリ金属珪酸塩水溶液の状態で硬化性無機材料と混
合されるが、nが大き過ぎると、水と混合してアルカリ
金属珪酸塩水溶液とした場合、ゲル化を起こしやすく粘
度が急激に上昇するため、硬化性無機材料との混合が困
難になる恐れがある。
【0015】また、アルカリ金属珪酸塩水溶液の濃度
は、特に限定されないが、濃いと得られる硬化性無機質
組成物の粘度が高くなり、成形する際、困難となること
があり、又薄いと硬化性無機質組成物が硬化しないこと
があるので、1〜70重量%が好ましく30〜60重量
%がさらに好ましい。なお、アルカリ金属珪酸塩は、単
独で用いられても、混合して用いられてもよい。
【0016】アルカリ金属珪酸塩の添加量は、多くて
も、少なくても、得られる硬化性無機質組成物の硬化性
が不十分になる恐れがあるので、硬化性無機材料100
重量部に対して3〜300重量部が好ましい。水の添加
量は、多いと硬化性無機質組成物を硬化させて得られる
無機質硬化体の強度が低下し、又、少ないと、硬化性無
機質組成物の成形が困難になる恐れがあるので、硬化性
無機材料100重量部に対して、アルカリ金属珪酸塩水
溶液に使用する水も併せて総量で3〜300重量部が好
ましい。
【0017】補強繊維としては、得られる硬化体に付与
したい性能に応じ、一般にセメント等無機硬化材料に使
用されている材料が任意に使用でき、例えば、ビニロ
ン,ポリプロピレン,アクリル,レーヨン,アラミド等
の合成繊維、ガラス繊維,チタン酸カリウム,ロックウ
ール等の無機繊維、カーボン繊維、鋼繊維などが挙げら
れる。
【0018】これらの繊維はメッシュ状で使用しても構
わないし、長繊維あるいは短繊維のものを使用してもよ
い。上記補強繊維の繊維径および繊維長は、繊維径1〜
500μm、繊維長1〜15mmが好ましい。すなわ
ち、繊維径が細くなり過ぎると混合時に再凝集し、交絡
によりファイバーボールが形成されやすくなり、最終的
に得られる無機質硬化体の強度が低くなるとともに、得
られる硬化体の表面凹凸が激しくなり良好な外見になら
なくなり、繊維径が太くなり過ぎるか繊維長が短くなり
過ぎると引張強度向上などの補強効果が小さくなり、繊
維長が長くなり過ぎると繊維の分散性及び配向性が低下
する恐れがある。
【0019】また、補強繊維の添加量は、特に限定され
ないが、硬化性無機材料100重量部に対して、10重
量部以下が好ましい。すなわち、補強繊維の添加量が多
過ぎると、繊維の分散性、耐熱性等に問題が生じる恐れ
がある。無機質充填材は、硬化および乾燥時の収縮低
減,スラリーの流動性向上を目的として添加され、例え
ば、珪砂,珪石粉,フライアッシュ,スラグ,シリカヒ
ューム,マイカ,タルク,ワラストナイト,炭酸カルシ
ウム,粘土等が挙げられる。
【0020】無機質充填材の添加量は、硬化性無機材料
100重量部に対して800重量部以下が好ましく、1
00重量部以上500重量部以下がさらに好ましい。す
なわち、無機質充填材の添加量が多過ぎると、硬化およ
び乾燥収縮時の収縮低減不十分となる恐れがある。軽量
骨材は、得られる硬化体の軽量化を目的として使用さ
れ、有機質,無機質軽量骨材のいずれを使用してもよ
い。たとえば、有機質軽量骨材としては、スチレン,塩
化ビニリデン系,フェノール,ウレタン,エチレン等の
合成樹脂発泡体が挙げられ、無機質軽量骨材としては、
ガラスバルーン,シラスバルーン,フライアッシュバル
ーン,シリカバルーン,パーライト等の無機質発泡体が
挙げられる。
【0021】また、軽量骨材は、比重0.01〜1のも
のが好ましい。すなわち、比重が0.01未満では成形
体の機械的強度の低下を招き、1を越えると軽量化の効
果が得られなくなる恐れがある。軽量骨材の添加量は上
記硬化性無機材料100重量部に対し、0.1〜100
重量部が好ましい。すなわち、添加量が0.1重量部未
満では軽量化の効果が得られず、100重量部を越える
と機械的強度が低下する恐れがある。
【0022】なお、硬化性無機質組成物は、特に限定さ
れないが、たとえば、セメント組成物を製造する際、通
常使用されるオムニミキサー,アイリッヒミキサー,万
能ミキサー,ライカイ機等に予め調製したアルカリ金属
珪酸塩水溶液、本発明の硬化性無機材料、充填材等を供
給し、混合する方法によって得ることができる。また、
無機質硬化体は、特に限定されないが、例えば、注入
法、プレス法、押出法等の一般的な方法によって硬化性
無機質組成物を所望形状に形成したのち、硬化される。
【0023】硬化温度は、1℃以上300℃以下が好ま
しく、10℃以上150℃以下がさらに好ましい。すな
わち、硬化温度が高過ぎると、硬化時の収縮が大きくな
り、得られる無機質成形体にクラック等の発生が生じる
恐れがあり、低すぎると硬化反応速度が低下する恐れが
ある。
【0024】
【作用】上記構成によれば、結晶性の高いカオリンが機
械的エネルギーを加えられることによって非結晶性の粉
体に変化する。そして、湿式で解砕することによって、
変化した非結晶状態を維持しながらさらに大きな表面積
の粉体にすることができる。
【0025】
【実施例】以下に、本発明を、その実施例を参照しつつ
詳しく説明する。 (実施例1)カオリン(山陽クレー(株)製 AAカオ
リン(カオリン鉱物95重量%,α−クォーツ5重量
%、BET比表面積13m2 /g))を三菱重工(株)
製ウルトラファインミルAT−20(ジルコニアボール
10mmφ使用、ボール投入量44kg、カオリン混入量2
kg、粉砕助剤としてトリエタノールアミン25%とエタ
ノール75%との混合物を10g添加)で4.0kwH
/tの機械エネルギーを作用後、上記処理後カオリン4
0%および水60%にて本ミルにより30分湿式解砕処
理を行い、その後200℃で2時間熱処理乾燥を行って
硬化性無機材料を得た。
【0026】(実施例2)カオリン(山陽クレー(株)
製 AAカオリン(カオリン鉱物95重量%,α−クォ
ーツ5重量%、BET比表面積13m2 /g))を三菱
重工(株)製ウルトラファインミルAT−20(ジルコ
ニアボール10mmφ使用、ボール投入量44kg、カオリ
ン混入量2kg、粉砕助剤としてトリエタノールアミン2
5%とエタノール75%との混合物を10g添加)で
4.0kwH/tの機械エネルギーを作用後、上記処理
後カオリン30%および水70%にて振動ミル(中央化
工機製)により5時間湿式解砕処理を行い、その後20
0℃で2時間熱処理乾燥を行って硬化性無機材料を得
た。
【0027】(実施例3)カオリン(山陽クレー(株)
製 AAカオリン(カオリン鉱物95重量%,α−クォ
ーツ5重量%、BET比表面積13m2 /g))をボー
ルミル(マキノ社製のボールミルBM150、アルミナ
ボール15mmφ使用、ボール投入量200kg、カオリン
混入量15kg)で4.0kwH/tの機械エネルギーを
作用後、上記処理後カオリン30%および水70%にて
本ミルにより12時間湿式解砕処理を行い、その後20
0℃で2時間熱処理乾燥を行って硬化性無機材料を得
た。
【0028】(比較例1)湿式解砕処理を行わなかった
以外は、実施例1と同様にして硬化性無機材料を得
た。 (比較例2)機械的エネルギーを0.1kwH/tにし
た以外は、実施例1と同様にして硬化性無機材料を得
た。
【0029】上記実施例1〜3および比較例1〜2で得
られた硬化性無機材料〜の結晶構造及びBET比表
面積を調べ、その結果を表1に示す。なお、結晶構造は
X線回折により評価し、BET比表面積は窒素吸着によ
り測定した。
【0030】
【表1】 表1から、機械的エネルギーをカオリナイトに加えるこ
とによって結晶性の高いカオリナイトが完全非晶質のも
のに変化すること、また、機械的エネルギーをくえわた
のち、湿式解砕することによって表面積の大きな硬化性
無機材料になることが判る。
【0031】(実施例4〜8、比較例3,4)硬化性無
機材料〜のいずれかと、アルカリ珪酸塩水溶液、充
填材としての珪砂(8号珪砂)、および、補強繊維とし
てのビニロン繊維(クラレ社製 RM182 長さ6m
m、径14μm)とをそれぞれ表2に示す割合で、オム
ニミキサーにて5分間混合して硬化性無機質組成物を得
た。そして、この硬化性無機質組成物を幅150mm、
長さ150mm、厚さ10mmの型枠内に注入し、オー
ブン内で表2に示す所定温度および所定時間で硬化させ
て無機質硬化体を得た。
【0032】得られた無機質硬化体を切断して、幅15
0mm、長さ50mm、厚さ10mmの試験片を作成し
て、その硬化性、曲げ強度、外観評価をそれぞれ行い、
その結果を表2に併せて示した。なお、曲げ強度および
外観評価については、以下の方法を用いた。 (1)曲げ強度 表2に示す硬化条件で硬化脱型後、85℃で硬化したサ
ンプルについては50℃で10時間乾燥及び気乾状態で
24時間放置し、また25℃で硬化したサンプルについ
ては気乾状態で24時間放置後、JIS A 1408
の方法に準じて曲げ強度を測定した。 (2)外観評価 表2に示す硬化条件で硬化後脱型し無機質硬化体の状態
(割れ、クラック等)を目視により、外観に割れ、クラ
ック等の異常がないを○、割れ、クラック発生×とし
た。
【0033】但し、所定時間加熱しても未硬化の場合、
そのまま「未硬化」と記した
【0034】
【表2】 表2から本発明の製造方法で得た硬化性無機材料を用い
れば、アルカリ金属珪酸塩との反応性がよく、強度的に
優れた硬化体を得られることが判る。
【0035】
【発明の効果】本発明にかかる水硬性無機材料の製造方
法は、以上のように構成されているので、従来結晶性が
高くアルカリ金属珪酸塩との反応性が乏しいため使用す
る事が困難であったカオリンを表面積が大きくアルカリ
金属珪酸塩との反応性にすぐれた非晶質の硬化性無機材
料にすることができる。
【0036】そして、この製造方法で得た硬化性無機材
料を用いれば、建築材料として有用な硬化性及び強度に
優れた無機質硬化体を得ることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 0.5〜30kwh/kgの機械的エネ
    ルギーをカオリンに作用させた後、湿式下で解砕処理す
    ることを特徴とする硬化性無機材料の製造方法。
JP1051195A 1995-01-26 1995-01-26 硬化性無機材料の製造方法 Withdrawn JPH08208308A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010155766A (ja) * 2009-01-05 2010-07-15 Bridgestone Corp ケイ素微粒子を含む混合粉体の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010155766A (ja) * 2009-01-05 2010-07-15 Bridgestone Corp ケイ素微粒子を含む混合粉体の製造方法

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