JPH08207855A - 自転車用チェーンケース - Google Patents

自転車用チェーンケース

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JPH08207855A
JPH08207855A JP2045195A JP2045195A JPH08207855A JP H08207855 A JPH08207855 A JP H08207855A JP 2045195 A JP2045195 A JP 2045195A JP 2045195 A JP2045195 A JP 2045195A JP H08207855 A JPH08207855 A JP H08207855A
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    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/24Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing alkyl, ammonium or metal silicates; containing silica sols
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  • Gears, Cams (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チェーンステー8の挿通位置が車種毎に前後
方向に異なる場合でも、隙間を生じさせずに取付けを可
能とし共用化を図る。 【構成】 硬質樹脂等から成るケース本体14の側壁面
14aにおける後方側で上下に分岐された上カバー部1
6aと下カバー部16bとの間のチェーンステー8挿通
領域に、自転車フレーム4への取付時に、チェーンステ
ー8が内側から当接し押動することによって外方への変
形可能な軟質樹脂等から成るステー当接部17を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自転車のチェーンとギ
ヤとを覆う自転車用チェーンケースに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、自転車のフレームは、前後方向
の略中央部に、上端部でサドルを支持すると共に下端部
に駆動チェーンギヤが取付けられる縦フレームを設けて
構成される。この縦フレームの下端部には、後方の後輪
ハブへと延びるチェーンステーが連結されている。そし
て、後輪ハブに設けられている後輪チェーンギヤと上記
の駆動チェーンギヤとに巻き掛けられたチェーンが、上
記のチェーンステーを上下に挟んで走行するようになっ
ている。
【0003】ところで、チェーンステーは、その前端部
が、駆動チェーンギヤよりも幅方向内側で縦フレームに
連結される一方、後端部は、後輪チェーンギヤよりも幅
方向外側で後輪ハブに連結される。したがって、上記の
チェーンステーは、後方に向かって幅方向外側に広がる
ように、傾斜状、若しくは湾曲状に形成され、駆動チェ
ーンギヤと後輪チェーンギヤとの間の領域で、チェーン
の走行面に交差するように構成されている。
【0004】したがって、チェーンとギヤとを幅方向外
側から覆うように、チェーンの走行面に平行に取付けら
れるチェーンケースも、上記のような側方への広がり形
状を有するチェーンステーに対し、駆動チェーンギヤと
後輪チェーンギヤとの間の領域で交差させた取付けが行
われる。このような取付けを可能とするために、例えば
図6に示すように、従来のチェーンケース51は、前記の
チェーン走行経路にほぼ沿う外周形状を有する側壁面51
a に、後端(図において左端)から前方への長孔切欠き
形状のステー挿通孔51bを設けて形成されている。この
ステー挿通孔51b に、チェーンステーの後方側を内方か
ら挿通させることにより、側壁面51a をチェーン走行面
に平行にし、チェーンステー後端側におけるチェーン走
行面との平行部位(以下、固定部という)に、固定金具
を用いて固定することが可能となる。
【0005】なお、上記したチェーンステーにおける側
方への広がり形状は、例えば、できるだけ直線的にした
もの、逆に、丸みを持たせてほぼ全体にわたり湾曲状に
したものなど、車種間でデザイン的に相違する。このよ
うにチェーンステーの広がり形状が異なる場合、チェー
ンステーがチェーンケースの側壁面を挿通する交差位置
も前後方向に相違する。
【0006】そして、例えば図7に示すように、ステー
挿通孔51b における前端縁51c が、チェーンステー52と
の正規の交差位置よりも後方に位置する場合には、側壁
面51a がチェーン走行面に平行となる取付位置に位置さ
せる前に、ステー挿通孔51bの前端縁51c がチェーンス
テー52に当接する。このため、側壁面51a をチェーンス
テー52における前記固定部に固定金具53・53で固定する
ことができなくなる。
【0007】一方、前端縁51c がチェーンステー52との
交差位置よりも充分前方に位置する形状でステー挿通孔
51b が形成されている場合には、交差位置よりも前方に
不要な隙間が生じて見栄えが低下する。そこで従来は、
上記の相違に合わせてステー挿通孔51b の前端縁51c の
位置を異ならせたチェーンケースが、チェーンステーの
側方への広がり形状の異なる車種毎にそれぞれ作製され
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、側方への広がり形状が相違する車種毎に、チェ
ーンステーとの間に不要な隙間を生じさせずに取付けを
可能とするようなステー挿通孔の形状を定め、したがっ
て、形状の異なるチェーンケースを車種毎に製作してい
たのでは、全体の製作費が高くなるという問題がある。
【0009】本発明は、上記した従来の問題点を解決す
るためになされたもので、自転車のフレームに取り付け
たときに不要な隙間を生じさせることなく取付けが可能
であると共に、全体の製作費を低減し得る自転車用チェ
ーンケースを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、チェーンとギ
ヤとを自転車の幅方向外側から覆う側壁面を有し、この
側壁面に対してチェーンステーを交差させて自転車フレ
ームに取付けられる自転車用チェーンケースにおいて、
前述の目的を達成するために次の技術的手段を講じてい
る。
【0011】すなわち、フレームへの取付時にチェーン
ステーが内側から当接し押動することによって外方への
変形可能なステー当接部を、少なくともチェーンステー
が側壁面に対して交差する領域に設けている。上記ステ
ー当接部は、取付時における変形が弾性的に生じる材料
から成ることが望ましい。
【0012】また、上記ステー当接部は、その縁部を側
壁面の端縁に面一状にして側壁面に一体成形されている
ことが望ましい。
【0013】
【作用】本発明の自転車用チェーンケースでは、側壁面
にチェーンステーを交差させた取付けを行う際、チェー
ンステーの交差領域にステー当接部を押し付けながら組
付ける。このとき、押し付けられるステー当接部にチェ
ーンステーの外面に沿う変形が生じ、これによって、側
壁面がチェーン走行面に略平行な取付位置、すなわち、
チェーンステーが側壁面に対して交差した取付位置とす
ることができ、フレームへの固定を行うことができる。
【0014】しかも、この取付状態では、チェーンステ
ーにおける交差領域の外面にステー当接部が密着した取
付状態となって、生じる隙間が極力小さくなる。また、
側壁面とチェーンステーとの交差位置が車種毎に相違す
る場合でも、上記のステー当接部を交差位置の変化範囲
にわたって設けておくことで、同種のチェーンケースを
共用することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図3は子供用の自転車1を示すものであって、その
前輪2および後輪3は、鋼管を連設して構成されたフレ
ーム4の前端部、および後端部に各々回転自在に連結さ
れている。フレーム4は、前後方向略中央部に、やや傾
斜して上下方向に延びる縦フレーム5を備えている。こ
の縦フレーム5の上端にサドル6が支持され、下端部に
駆動チェーンギヤ7が回転自在に軸支されている。
【0016】また、縦フレーム5の下端部には、略水平
に後方に延びるチェーンステー8が連設され、このチェ
ーンステー8の後端部に後輪3が取付けられている。そ
して、この後輪3中心部の後述する後輪ハブ3aに後輪チ
ェーンギヤ9が設けられており、この後輪チェーンギヤ
9と、前記駆動チェーンギヤ7とにチェーン10が巻き掛
けられている。これにより、ペダル11を踏むことによっ
てクランク12を介して回転駆動される駆動チェーンギヤ
7の回転力が、後輪3に伝達される。
【0017】前記チェーンステー8には、チェーン10の
走行経路に沿った外周形状を有するチェーンケース13
が、駆動チェーンギヤ7とチェーン10とを自転車1の幅
方向外側(同図において紙面手前側)から覆うように固
定されている。チェーンケース13は、図4(a)に示す
半面形のケース本体14に、後述するステー当接部17を設
けて構成されている。ケース本体14は全体が例えば硬質
塩化ビニール樹脂などの硬質樹脂から成り、前記した駆
動チェーンギヤ7とチェーン10とを自転車の幅方向外側
から覆う外周形状の側壁面14a を有すると共に、側壁面
14a の周縁には、後端(図において左端)を除く全体に
わたって内方(紙面奥側)に折曲された折曲部14b が設
けられている。
【0018】なお、本実施例における上記のケース本体
14は、前記の駆動チェーンギヤ7部分を覆う略円形形状
の前カバー部15と、この前カバー部15よりも後方の後方
カバー部16とに分けて作製されている。さらに、後方カ
バー部16は、前記チェーン10の上側走行経路を覆う上カ
バー部16a と、下側走行経路を覆う下カバー部16b とに
上下に分割されており、これら各カバー部15・16a ・16
b を相互に接合一体化して形成されている。
【0019】すなわち、これら各カバー部15・16a ・16
b を予め別体にて作製し、上カバー部16a および下カバ
ー部16b と、前カバー部15との接合端16c にインロー部
を設けて接合一体化されている。これにより、同図
(b)に示すように、前カバー部15の周縁に上カバー部
16a(下カバー部16b)が面一状に連なって側壁面14a ・折
曲部14b が形成されている。なお、前カバー部15はその
中央側がやや膨出成形されており、その中心位置に、ク
ランク軸挿通孔15a が形成されている。また、同図
(a)に示すように、上カバー部16a と下カバー部16b
との各後端側には、上下に対応する位置に、それぞれ取
付穴16d ・16d が形成されている。
【0020】上記の構成により、上カバー部16a と下カ
バー部16b との間に、後端から前カバー部15の周縁に至
る長孔切欠き形状の開口16e が形成されることになる。
この開口16e は、前記チェーンステー8が嵌入し得る上
下方向の幅寸法に設定されている。そして、この開口16
e における前記取付穴16d・16d よりもやや前方の位置
から前カバー部15の周縁までの領域に、この領域を覆う
面状のステー当接部17が設けられている。
【0021】このステー当接部17は、例えば軟質塩化ビ
ニール樹脂等の軟質樹脂材料から成っており、硬質樹脂
から成るケース本体14に、インサート成形にて一体化さ
れている。これにより、同図(b)に示すように、この
ステー当接部17も、ケース本体14における側壁面14a と
ほぼ面一状に形成されている。なお、ステー当接部17
は、軟質樹脂材料よりも弾性限の大きな例えば合成ゴム
等のエラストマーを用いて作製することもできる。
【0022】次に、前記自転車1へのチェーンケース13
の取付状態について説明する。図3に示すように、チェ
ーンケース13は、ステー当接部17をチェーンステー8と
同一高さに合わせて固定される。チェーンステー8は、
図1に示すように、前端部が縦フレーム5下端に接合さ
れる一方、後端部は、後輪3中心の後輪ハブ3aに設けら
れた後輪チェーンギヤ9よりも幅方向外側で、後輪ハブ
3aに固定されている。
【0023】したがって、チェーンステー8は、チェー
ン10の走行面に交差するように、その中間領域でわずか
に曲げ成形され、この中間領域(以下、湾曲部という)
より前方側を、幅方向に傾斜させて縦フレーム5に接合
されている。一方、上記湾曲部よりも後方は、車体前後
方向、すなわち、チェーン10の走行面に平行な形状で形
成されている(以下、湾曲部よりも前方を傾斜部、後方
を平行部という)。
【0024】チェーンケース13は、側壁面14a がチェー
ン10の走行面に平行で、かつ、この側壁面14a を、チェ
ーンステー8の平行部と略合致するように位置させて、
固定金具18・18により固定される。このような固定位置
にチェーンケース13を側方から組付けて位置させる際に
は、その途中で、チェーンステー8の前記湾曲部がステ
ー当接部17に内側から当接する。そして、この状態から
さらにチェーンケース13を押し付けようとすると、チェ
ーンステー8の湾曲部および平行部がチェーンケース13
の側壁面14a よりも側方に突出することになる。このと
き、ステー当接部17が変形可能な材料から成っているの
で、図2に示すように、このステー当接部17は、チェー
ンステー8における湾曲部から平行部にかけての外周面
への当接領域が、チェーンステー8により内側から押動
されて変形する。このようなステー当接部17の変形を生
じさせながら、チェーンケース13を前記の固定位置に位
置させることが可能となっている。
【0025】上記の固定位置にチェーンケース13を位置
させた後、前記した固定金具18・18により、チェーンケ
ース13の後端側が固定される。これら固定金具18・18
は、チェーンステー8を幅方向の内外方から挟み込んだ
ときに、チェーンステー8の外周に内外方から各々係合
する湾曲した凹部をそれぞれ上下方向中央部に有してい
る。そして、これら固定金具18・18の上部側と下部側と
に上カバー部16a の下縁側、下カバー部16b の上縁側を
各々挟み込み、前記取付穴16d ・16d を貫通させた固定
ビス19・19によって両固定金具18・18を相互に緊定する
ことにより、チェーンケース13の後端側がチェーンステ
ー8の平行部に固定される。
【0026】なお、チェーンケース13の前端側では、図
1に示すように、縦フレーム5に一端が固定されたステ
ー20の他端に、前カバー部15における折曲部14b が固定
ビス21によって固定される。以上のように、本実施例の
チェーンケース13は、上カバー部16a と下カバー部16b
との間、すなわち、チェーンステー8が挿通する交差領
域に、変形可能なステー当接部17が設けられ、このステ
ー当接部17に変形を生じさせて、このチェーンケース13
を組付けることが可能となっている。この場合、ステー
当接部17の後端側がチェーンステー8の外面に密着した
状態で側方から覆うことなり、隙間を生じることがな
い。この結果、見栄えの低下が抑えられ、また、衣類等
が隙間を通して巻き込まれることが防止される。
【0027】さらに、チェーンケース13を挿通するチェ
ーンステー8の交差位置が車種毎に異なる場合でも、上
記のステー当接部17を交差位置の変化範囲にわたって設
けておくことで、同種のチェーンケースを共用すること
ができる。この結果、自転車1全体の製作費を低減する
ことが可能となる。なお、チェーンステー8への組付け
時に変形するステー当接部17は、その変形が弾性域を超
えて塑性変形を伴うものであっても良い。しかしなが
ら,弾性域の範囲内で組付け時の変形が生じる構成であ
れば、フレーム4へのチェーンケース13の着脱が繰り返
されても、毎回、ステー当接部17のチェーンステー8外
面への密着状態をより確実に維持することができる。こ
れにより、前記した隙間の発生による美観の低下や衣類
の巻き込み防止構造を長期にわたって維持することがで
きる。
【0028】また、子供用自転車の場合、サドル6への
乗り降りをチェーンケース13における前後方向ほぼ中央
部の上縁に足を掛けて行うことも想定される。このよう
な場合に、弾性的な上記のステー当接部17がクッション
となって荷重が分散されることにもなり、この結果、チ
ェーンケース13の破損防止も可能となる。一方、上記実
施例では、ステー当接部17をインサート成形によりケー
ス本体14の側壁面14a にほぼ面一状に設けている。この
ステー当接部17については、これを別体で作製し、固定
ビス等で側壁面14a に取り付ける構成とすることも可能
である。もっとも、本実施例のように一体成形すること
により、固定ビスの頭部が側壁面14a から突出しない。
また、上記のように側壁面14a に面一状で、段差部が存
在しないことにより、衣類が引っ掛かって破れる等の不
測の事態が生じることはない。これにより、使用快適性
が向上すると共に、美観がさらに向上する。
【0029】また、上記実施例では、ステー当接部17を
前カバー部15の後縁に至るまでの領域に設けた例を示し
たが、図5に示すように、ステー当接部17を、チェーン
ステー8との交差領域に対応する部位に限定して設ける
ことも可能である。この場合、上カバー部16a と下カバ
ー部16b とを上下に分割している開口15は、後端から
後方カバー部16の中途位置まで設けられ、この開口15
の前側半分の領域にステー当接部17が設けられる。
【0030】さらに、上記実施例では、ケース本体14を
硬質樹脂で作製した例を挙げたが、これを鋼板などの金
属板をプレス成形して作製することも可能である。さら
に、上記実施例では半面形のチェーンケースを例に挙げ
たが、ギヤとチェーンとを自転車の幅方向内方からも覆
う全面形のチェーンケースも、本発明を適用して構成す
ることが可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、チェーンケースの側壁
面に対してチェーンステーが交差する領域に変形可能な
ステー当接部が設けられているので、交差箇所近傍に不
要な隙間を生じさせることなく取付けることができる。
この結果、見栄えを低下させることなく、しかも、同種
のチェーンケースを交差位置が異なる車種に共用できる
ので、全体の製作費を低減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるチェーンケースの自
転車への組付状態を示す上方から見た要部断面図であ
る。
【図2】上記の組付状態を示す要部斜視図である。
【図3】上記チェーンケースが組付けられた自転車の全
体構成を示す正面図である。
【図4】上記チェーンケースを示すものであって、同図
(a)は正面図、同図(b)は同図(a)におけるA−
A線矢視断面図である。
【図5】本発明の他の実施例におけるチェーンケースを
示す正面図である。
【図6】従来のチェーンケースを示す正面図である。
【図7】図6に示した従来のチェーンケースの自転車へ
の取付状態を説明するための要部斜視図である。
【符号の説明】
1 自転車 4 フレーム 7 駆動チェーンギヤ 8 チェーンステー 10 チェーン 13 チェーンケース 14a 側壁面 16a 上カバー部 16b 下カバー部 17 ステー当接部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チェーンとギヤとを自転車の幅方向外側
    から覆う側壁面を有し、この側壁面に対してチェーンス
    テーを交差させて自転車フレームに取付けられる自転車
    用チェーンケースにおいて、 フレームへの取付時にチェーンステーが内側から当接し
    押動することによって外方への変形可能なステー当接部
    が、少なくともチェーンステーが側壁面に対して交差す
    る領域に設けられていることを特徴とする自転車用チェ
    ーンケース。
  2. 【請求項2】 上記ステー当接部は、取付時における変
    形が弾性的に生じる材料から成ることを特徴とする請求
    項1記載の自転車用チェーンケース。
  3. 【請求項3】 上記ステー当接部は、その縁部を側壁面
    の端縁に面一状にして側壁面に一体成形されていること
    を特徴とする請求項1又は2記載の自転車用チェーンケ
    ース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4147951A1 (en) * 2021-09-01 2023-03-15 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha A straddled vehicle with a vehicle exterior part

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS584486U (ja) * 1981-07-02 1983-01-12 西本 幸生 チエ−ンケ−ス

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