JPH08206858A - レーザ加工装置および加工方法 - Google Patents

レーザ加工装置および加工方法

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JPH08206858A
JPH08206858A JP7013809A JP1380995A JPH08206858A JP H08206858 A JPH08206858 A JP H08206858A JP 7013809 A JP7013809 A JP 7013809A JP 1380995 A JP1380995 A JP 1380995A JP H08206858 A JPH08206858 A JP H08206858A
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cutting
laser
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雅之 管原
Toshihiro Mori
俊博 森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切断中に一時停止が指令され加工が停止した
場合、停止位置においては被加工物上面は切断されてい
るが下面は未切断状態になる。その後この状態で加工継
続されると、切断現象開始時の溶融金属は未切断部分の
為流れが悪くなり加工不良が起こりやすい。この加工不
良を防止する。 【構成】 加工指令部100はプログラム解析部18か
ら加工プログラムに基づく指令を受けてレ−ザ発振器6
及びレ−ザ加工器9を動作させる加工指令を出力する。
また、該加工指令部は再開指令部200から停止状態を
解除する再開指令を受けて該再開指令部と共働して加工
再開用の加工指令を生成し出力する。 【効果】 再開後短い距離L1を低速低出力の再開時用
の加工条件で切断して、被加工物上面に対する下面の切
断位置の遅れを少なくでき、その後本来の加工条件で再
びビームを照射して切断を継続するので、溶融金属の流
れがスムーズになり、加工不良の発生を防ぐことができ

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザビームを利用して
切断を行なうレーザ加工装置に関するもので、特に加工
中断後の加工再開時の加工不良改善に係るものである。
【0002】
【従来の技術】図18にレーザ加工装置の構成を示す。
制御装置1内で中央演算処理部であるCPU2は、記憶
部であるROM3に格納された制御プログラムに基づい
て、書き換え可能なメモリであるRAM4に格納されて
いる加工プログラムを読み出し、レーザ加工装置全体を
制御する。RAM4には加工プログラムの他、加工条件
データ等が格納されている。I/Oユニット5はCPU
2から出力される制御信号を変換してレーザ発振器6へ
送る。レーザ発振器6は変換された制御信号に従ってレ
ーザビーム7の発射や停止や出力の変更等を行なう。こ
のレーザビーム7はミラー8を介してレーザ加工機9へ
送られる。
【0003】レーザ加工機9には被加工材10が固定さ
れるテーブル11と、被加工物10にレーザビームを照
射させる加工ヘッド12が設けられている。加工ヘッド
12に導入されたレーザビーム7は、加工ヘッド内に設
けられた集光装置で集光され、ノズル12aを通して被
加工材10に照射される。図示していないがこのとき同
時に加工ガスもノズルを通じて被加工材に噴射される。
レーザ加工機9には、テーブル11をX軸、Y軸の2方
向に移動制御するためのサーボモータ13、14が設け
られている。これらのサーボモータ13、14は、それ
ぞれ制御装置1のサーボアンプ15、16に接続されて
おり、これらを介してCPU2から指令される制御信号
に従って回転制御される。被加工材10に照射されるレ
ーザビームの焦点位置を制御するためZ軸方向の移動系
もあるが、ここでは省略した。また、レーザ加工装置へ
の指示やパラメータ設定はCRT/MDI装置17を介
して行なわれる。
【0004】従来のレーザ加工装置の機能ブロック図を
図19に示す。以下図に基づいて各ブロックの機能と構
成を説明する。制御装置1において、プログラム解析部
18は加工プログラムの命令内容を解析し、移動指令部
19や加工条件指令部20に指令を出す。プログラム解
析部18から加工条件指令があった場合、加工条件指令
部20は加工条件登録部21からの指令に応じた加工条
件デ−タを呼び出して、加工条件を設定する。プログラ
ム上で個々の加工条件値を直接指定している場合はその
値を加工条件デ−タと同様に扱って加工条件を設定す
る。加工条件デ−タは被加工材質やその板厚に応じて設
定されたピアッシング条件、切断加工条件等のデ−タ
で、レ−ザ発振器の加工条件となるレ−ザ出力、デュ−
ティ、周波数、ピアッシング時間等と、被加工材をレ−
ザビ−ムに対し相対移動させるレ−ザ加工機の移動条件
となる速度などである。プログラム解析部18から移動
指令があった場合、移動指令部19は加工プログラムの
指令軌跡と設定した加工条件の速度とから移動量を生成
する。中断再開判定部22は、アラームの発生による緊
急停止やフィードホールド指令による作為的な一時停止
や、その後のサイクルスタート等の加工再開指令による
加工再開等を判定して、この判定に基づき停止/再開の
判定信号を移動指令部19や加工条件指令部20に伝え
る。これらの停止/再開の判定信号を入力した移動指令
部19と加工条件指令部20とは移動指令、加工条件指
令を生成してレーザ発振器6及びレーザ加工機9に出力
する。
【0005】レーザ加工装置による加工プログラム例を
図20aに、加工プログラムに応じた加工処理のフロー
を図20bに示す。図に基づいて、加工動作を以下に説
明する。プログラム解析部18は加工プログラムN01
行の指令(ピアッシング用条件選択指令)を解析してピ
アッシング条件選択指令を出力する。このピアッシング
条件選択指令を受けた加工条件指令部20はステップS
100にて加工条件登録部21に格納されているピアッ
シング条件デ−タを呼び出して設定する(ピアッシング
とは加工開始時の穴あけのことで、ピアッシング条件デ
−タとはレ−ザ出力、デュ−ティ、周波数、ピアッシン
グ時間等である)。同様にして、プログラム解析部18
が加工プログラムN02行の指令(ピアッシング実行指
令)を処理して出力したピアッシング実行指令を入力し
た加工条件指令部20はステップS101にてレーザ発
振器にレーザビーム照射の信号を出し、ピアッシング用
の加工条件に設定されているピアッシング時間だけ時間
待ちを行なう。この時間待ちの間に穴が貫通(ピアッシ
ング完了)する。同様にして、プログラム解析部18が
加工プログラムN03行の指令(切断用条件選択指令)
を処理して出力した切断加工用の加工条件選択指令を入
力した加工条件指令部はステップS102にて切断加工
用の加工条件デ−タを呼び出して設定する。同様にし
て、プログラム解析部18が加工プログラムN04行か
らN98行の指令(切断形状に応じて移動させる移動指
令)を処理して出力するの移動指令入力した移動指令部
はステップS103にて切断加工用の加工条件に設定さ
れている速度でサーボモータを駆動しテーブルを移動さ
せる。その結果被加工材は所望の形状に切断される。続
いて、プログラム解析部18が加工プログラムN99行
の指令(切断終了指令)を処理して出力した切断終了の
指令を入力した加工条件指令部はステップS104にて
レーザビームや加工ガスをオフする。以上で1つの加工
が終了する。
【0006】プログラム軌跡に従って切断中(ステップ
S103)に、アラームの発生やフィードホールド指令
により一時停止が指令された場合、この一時停止信号を
中断再開判定部は受けて加工中断の判定信号を出力す
る。この加工中断判定信号を受けた移動指令部はテーブ
ルの移動を停止させる停止指令を出力し、加工条件指令
部はレーザビームの照射や加工ガスの噴射等を止める停
止指令を出力する。この停止指令を受けてレ−ザ加工が
停止する。その後サイクルスタート指令により加工継続
が指令されると加工が再開される。図21に加工再開時
の処理フローを示す。以下、図に基づき再開時の動作を
説明する。加工再開が指令されると、この加工再開指令
を中断再開判定部は受けて加工再開を判定し加工開始の
判定信号を出力する。この加工開始の判定信号を加工条
件指令部は入力して、ステップS105にて、加工ガス
噴射やレーザビーム照射等加工に必要な状態を一時停止
前の状態(加工条件を含めて)に戻す。次に移動指令部
がステップS106にて再開の移動指令を出力をし、切
断切断加工が再開継続される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図22はレーザ切断の
様子を示す図である。レーザビーム7により被加工物1
0の切断が進んでいる時、被加工物の上面10aに対し
下面10bは切断の進行が遅れる(図23に示すm)。
この傾向は被加工材が厚いほど、また加工速度が速いほ
ど顕著になる(図23に示す)。従って切断中に一時停
止が指令され加工が停止した場合、停止位置においては
被加工物上面は切断されているが下面には未切断部分m
が残った状態で停止することになる。その後この状態で
加工再開が指令されて停止前と同じ切断条件で切断が開
始されると、切断加工再開部では未切断部分mの為に開
始時の溶融金属は流れが悪くなり加工不良が起こりやす
いという問題がある。本発明は上記の問題を解決するた
めになされたものであり、非常停止などの緊急停止を含
む切断加工一時停止後、切断加工の再開に際し、その開
始点において、最適な加工条件を選定して、切断加工を
再開することができるレ−ザ加工装置を提供することを
目的とするものである。なお、参考のため、図23に、
図22において距離mで示す遅れ量が、板厚と切断速度
によりどのように変化するかを、軟鋼材の2種類の板厚
で例示した(斜線部はバラツキを示している)。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るレーザ
加工装置は、制御装置と、この制御装置からレーザ発振
用の加工指令を受てレ−ザビ−ムを生成し出力するレ−
ザ発振器と、前記レ−ザビ−ムを受けて集光し被加工材
に照射するとともに前記制御装置から加工軌跡移動用の
加工指令を受けて被加工材を加工ヘッドに対して相対移
動させるレ−ザ加工機とからなり、制御装置は制御プロ
グラムの手順に従って加工プログラムを解析して加工プ
ログラム指令を生成し出力するプログラム解析部と、ピ
アッシング加工、切断加工、再開加工などの加工条件デ
−タを格納し、要求に応じて該加工条件デ−タを選択的
に出力する加工条件登録部と、前記加工プログラム指令
を受けて対応する加工条件デ−タを前記加工条件登録部
から呼び出して、前記レーザ発振用の加工指令と前記加
工軌跡移動用の加工指令とを生成し出力する加工指令部
と、停止状態を解除する再開信号を受けて前記加工指令
部に再開指令を出力し、再開用の加工指令を生成するに
際し、該加工指令部と共働して、再開加工用の加工条件
デ−タを前記加工条件登録部から呼び出して、この加工
条件デ−タを使って停止後の加工プログラム指令に基づ
く加工指令を補正し、この補正した加工指令を該加工指
令部から出力させる再開指令部とを備えたものである。
【0009】第2の発明に係るレーザ加工装置の再開指
令部は、加工の再開信号を判定し再開指令を生成し加工
指令部に出力して加工条件登録部から再開加工用の加工
条件デ−タを呼び出させて、この加工条件デ−タを使っ
て停止後の加工プログラム指令に基づく加工指令を補正
し再開用の加工指令として出力させる再開指令部と、前
記再開指令と前記再開用の加工指令とを受けて加工軌跡
移動量を積算し積算値を出力する移動距離算出部と、再
開加工する距離L1が予め設定されていて要求に応じて
出力する距離設定部と、前記積算値を受けるとともに前
記距離L1を呼び出して該積算値と比較し一致したら再
開加工距離一致信号を前記加工指令部に出力し、該加工
指令部に前記再開用の加工指令の生成を終了させ加工プ
ログラム指令に従った動きに復帰させる移動距離比較部
とからなる。
【0010】第3の発明に係るレーザ加工方法は、加工
プログラムに従って相対移動する被加工材にレーザビー
ムを照射して切断加工を行うレーザ加工方法において、
切断中に一旦切断を中断し再度その位置から切断を再開
する場合に、再開後所定の距離L1を加工プログラムに
指定された移動軌跡を再開用の加工条件で加工する第1
のステップと、その後、本来の加工条件に切り換えて切
断加工を継続する第2のステップからなる。
【0011】第4の発明に係るレーザ加工方法は、加工
プログラムに従って相対移動する被加工材にレーザビー
ムを照射して切断加工を行うレーザ加工方法において、
切断中に一旦切断を中断し再度その位置から切断を再開
する場合に、再開後所定の距離L1を加工プログラムに
指定された移動軌跡を再開用の加工条件で加工する第1
のステップと、所定の距離L1を加工後、加工位置を加
工を再開した位置に戻る第2のステップと、 その後、
本来の加工条件に切り換えて切断加工を継続する第3の
ステップからなる
【0012】第5の発明に係るレ−ザ加工装置は、制御
装置と、この制御装置からレーザ発振用の加工指令を受
てレ−ザビ−ムを生成し出力するレ−ザ発振器と、前記
レ−ザビ−ムを受けて集光し被加工材に照射するととも
に前記制御装置から加工軌跡移動用の加工指令を受けて
被加工材を加工ヘッドに対して相対移動させるレ−ザ加
工機とからなるレーザ加工装置において、制御装置は、
制御プログラムの手順に従って加工プログラムを解析し
て加工プログラム指令を生成し出力するプログラム解析
部と、ピアッシング加工、切断加工、再開加工などの加
工条件デ−タを格納し、要求に応じて該加工条件デ−タ
を選択的に出力する加工条件登録部と、前記加工プログ
ラム指令を受けて対応する加工条件デ−タを前記加工条
件登録部から呼び出してレーザ発振器とレ−ザ加工機と
を動作させる加工指令を生成し出力する加工指令部と、
停止状態を解除する再開信号を受けて前記加工指令部に
再開指令を出力し、再開用の加工指令を生成するに際
し、該加工指令部と共働して、再開加工用の加工条件デ
−タを前記加工条件登録部から呼び出して、この加工条
件デ−タを使って停止後の加工プログラム指令に基づく
加工指令を補正し、この補正した再開時用の加工指令を
該加工指令部から出力させる再開指令部と、この再開時
用の加工指令後に、加工指令部と共働して所定の時間加
工プログラムに基づく加工指令を停止させる冷却指令部
とを備えたものである。
【0013】第6の発明に係るレ−ザ加工装置の冷却指
令部は、前記再開時用の加工指令が出力された時からの
経過時間の積算を開始し積算時間を出力するタイマと、
時間T1が、予め格納されている時間設定部と、前記タ
イマの出力する積算時間を受けるとともに前記時間設定
部から呼び出した時間T1とを比較して一致したら一致
信号を前記加工指令部に出力し、前記再開時用の加工指
令後の加工プログラム指令に従った動作に復帰させる停
止時間比較部とからなる。
【0014】第7の発明に係るレーザ加工方法は、加工
プログラムに従って相対移動する被加工材にレーザビー
ムを照射して切断加工を行うレーザ加工方法において、
切断中に一旦切断を中断し再度その位置から切断を再開
する場合に、再開後所定の距離L1を加工プログラムに
指定された移動軌跡を再開用の加工条件で加工する第1
のステップと、所定の距離L1を加工後、加工位置を加
工を再開した位置に戻る第2のステップと、この戻った
位置で所定の時間レ−ザビ−ムを照射し続ける第3のス
テップとその後、本来の加工条件に切り換えて切断加工
を継続する第4のステップからなる。
【0015】第8の発明に係るレーザ加工方法は、加工
プログラムに従って相対移動する被加工材にレーザビー
ムを照射して切断加工を行うレーザ加工方法において、
切断中に一旦切断を中断し再度その位置から切断を再開
する場合に、再開後所定の時間移動することなく、再開
用の加工条件で加工する第1のステップと、その後、本
来の加工条件に切り換えて切断加工を継続する第2のス
テップからなる。
【0016】第9の発明に係るレーザ加工方法は、加工
プログラムに従って相対移動する被加工材にレーザビー
ムを照射して切断加工を行うレーザ加工方法において、
切断中に一旦切断を中断する場合に、中断時にその位置
で、中断用の加工条件で所定の時間レ−ザビ−ムを照射
し続けた後加工を中断する。
【0017】第10の発明に係わるレーザ加工方法は、
加工プログラムに従って相対移動する被加工材にレーザ
ビームを照射して切断加工を行うレーザ加工方法におい
て、切断中に一旦切断を中断し再度その位置から切断を
再開する場合に、逆行用の加工条件で所定の距離だけ加
工プログラムに指定された中断前の移動軌跡を逆行しな
がら切断する第1のステップと、その後本来の加工条件
で再び本来の加工方向に切断を継続する第2のステップ
とからなる。
【0018】第11の発明に係わるレーザ加工方法は、
加工プログラムに従って相対移動する被加工材にレーザ
ビームを照射して切断加工を行うレーザ加工方法におい
て、加工条件を低出力から高出力のレ−ザビームに切り
換える時に所定の時間加工軌跡の移動を停止し高出力の
レ−ザビームを照射するステップを設けたものである。
【0019】
【作用】第1の発明に係わるレーザ加工装置は、再開指
令部で、停止指令後再開信号を受けて加工指令部に再開
指令を出力し、再開用の加工指令を生成するに際し、該
加工指令部と共働して、再開加工用の加工条件デ−タを
前記加工条件登録部から呼び出して、この加工条件デ−
タを使って停止後の加工プログラム指令に基づく加工指
令を補正し、この補正した加工指令を該加工指令部から
出力させる。
【0020】第2の発明に係わるレーザ加工装置の再開
指令部は、再開指令部で、加工の再開信号を判定して再
開指令を加工指令部に出力し、加工条件登録部から再開
用の加工指令出力させ、移動距離算出部で、再開用の加
工指令からその移動指令距離を積算し積算値を出力し、
移動距離比較部で、積算値と所定の距離L1とを比較
し、一致したら再開加工距離一致信号を前記加工指令部
に出力し、加工指令部に再開用の加工指令の生成を終了
させて、加工プログラム指令に従った動きに復帰させ
る。
【0021】第3の発明に係るレーザ加工方法は、加工
プログラムに従って相対移動する被加工材にレーザビー
ムを照射して切断加工を行うレーザ加工方法において、
切断中に一旦切断を中断し再度その位置から切断を再開
する場合に、再開後所定の距離L1を加工プログラムに
指定された移動軌跡を再開用の加工条件で加工する第1
のステップと、その後、本来の加工条件に切り換えて切
断加工を継続する第2のステップからなる。
【0022】第4の発明に係るレーザ加工方法は、第1
のステップで、再開後所定の距離L1を再開用の加工条
件で加工し、第2のステップで、加工位置を加工を再開
した位置に戻す。
【0023】第5の発明に係るレ−ザ加工装置は、再開
指令部で、再開信号を受けて加工指令部に再開指令を出
力し、再開用の加工指令を生成するに際し、該加工指令
部と共働して、再開加工用の加工条件デ−タで停止後の
加工プログラム指令に基づく加工指令を補正し、この補
正した加工指令を該加工指令部から出力させ、冷却指令
部で、この再開時用の加工指令後に、加工指令部と共働
して所定の時間加工プログラムに基づく加工指令を停止
させる加工指令を生成する。
【0024】第6の発明に係るレ−ザ加工装置の冷却指
令部は、タイマで、再開時用の加工指令が出力された時
からの経過時間を積算して積算時間を出力し、停止時間
比較部で、積算時間と時間設定部から呼び出した時間T
1とを比較して一致したら一致信号を加工指令部に出力
し、再開時用の加工指令後の加工プログラム指令に従っ
た動作に復帰させる。
【0025】第7の発明に係るレーザ加工方法は、第1
のステップで、再開用の加工条件で所定の距離を加工プ
ログラムに指定された移動軌跡を切断加工し、第2のス
テップで加工位置を加工を再開した位置に戻し、第3の
ステップで切断加工用のレ−ザビ−ムの出力を安定させ
る。
【0026】第8の発明に係るレーザ加工方法は、第1
のステップで、再開用の加工条件で移動することなく所
定の時間だけレ−ザビ−ムを照射して加工し、下面の加
工遅れを除去する。
【0027】第9の発明に係るレーザ加工方法は、中断
時にその位置で、中断用の加工条件で所定の時間レ−ザ
ビ−ムを照射し、下面の加工遅れを無くした後加工を中
断する。
【0028】第10の発明に係わるレーザ加工方法は、
第1のステップで、逆行用の加工条件で所定の距離だけ
中断前の移動軌跡を逆行しながら切断加工し、第2のス
テップで、本来の加工条件で再び本来の加工方向に切断
を継続し、切断加工面に連続性をもたせる。
【0029】第11の発明に係わるレーザ加工方法は、
加工条件を低出力から高出力のレ−ザビームに切り換え
る時に所定の時間加工軌跡の移動を停止し高出力のレ−
ザビームを照射し、レ−ザビームの出力を安定させる。
【0030】
【実施例】
実施例1 図1は、本実施例の機能構成ブロック図であり、図18
と併せて本実施例の構成を以下に説明する。レ−ザ加工
装置は、制御装置1と、レ−ザ発振器6と、レ−ザ加工
機9とから構成されていて、レ−ザ発振器6とレ−ザ加
工機9とは、制御装置1の指令に基づき動作するととも
にその動作状況を制御装置1にフィ−ドバックしてい
る。制御装置1は、プログラム解析部18と、加工条件
登録部21と、移動指令部19と加工条件指令部20と
を備えた加工指令部100と、中断再開判定部22と移
動距離算出部23と移動距離比較部24と距離設定部2
5とを備えた再開指令部200とから構成されている。
プログラム解析部18は、CPU2と、制御プログラム
を格納するROM3と、加工プログラムを格納するRA
M4等で構成され、制御プログラムの手順に従って加工
プログラムの内容を解析し、その解析結果を移動軌跡指
令、加工条件指令等からなる加工プログラム指令として
出力する。
【0031】移動指令部19と加工条件指令部20とを
備えた加工指令部100は、CPU2、I/Oユニット
5、サ−ボアンプ15、16等で構成され、プログラム
解析部18が出力する加工プログラム指令(移動軌跡指
令、加工条件指令等)を受けて加工条件登録部21から
対応する加工条件デ−タを呼び出し、加工条件指令部2
0ではレ−ザ発振器6を動作させるレ−ザ出力、デュ−
ティ、周波数などからなる加工指令(レ−ザ発振指令)
を生成して出力し、移動指令部19ではレ−ザ加工機9
のサ−ボモ−タ13、14を動作させる量や速度等から
なる加工指令(レ−ザ加工指令)を生成して出力する。
また、加工プログラム上で個々の加工条件値を直接指定
している場合は、その値を加工条件データとして取り扱
う。
【0032】また、追って詳述するが、加工指令部10
0は、再開指令部200から出力される再開指令信号
(後述)を受けて、再開加工が完了するまでの間、加工
指令部100と再開指令部200とは共働して再開加工
用のレ−ザ発振指令、レ−ザ加工指令等からなる加工指
令を生成して出力する。
【0033】加工条件登録部21は、加工条件デ−タの
記憶部であるRAM4と、加工条件デ−タ等の諸条件の
入力部や表示部であるるCRT/MDI装置17などで
構成され、加工指令部100の要求に基づいて加工条件
デ−タを選択的に出力する。加工条件デ−タとしては、
図17に示す第1条件から第3条件等であり、被加工材
10の材質や板厚により最適なものが入力されている。
中断再開判定部22と移動距離算出部23と移動距離比
較部24と距離設定部25とを備えた再開指令部200
は、CPU2、ROM3、RAM4などで構成されたも
のであり、中断再開判定部22は、アラームの発生やフ
ィードホールド指令による一時停止や、その後のサイク
ルスタート指令による加工再開を判定して加工指令部1
00(移動指令部19、加工条件指令部20)と移動距
離算出部23とに伝える。移動距離算出部23は中断再
開判定部22より加工再開が判定された後の加工指令
(移動指令)における移動距離を算出する。移動距離比
較部24は移動距離算出部23により算出された移動距
離と距離設定部25に予め設定されている距離L1とを
比較し、加工再開後の移動が所定距離進んだか否かをを
判定し一致したら一致信号を加工指令部100(移動指
令部19および加工条件指令部20)に伝える。加工指
令部100は中断再開判定部22、移動距離比較部24
の情報により、本来の加工プログラムにない移動指令お
よび加工条件指令を生成する。
【0034】図2は本発明の実施例を示す加工再開時の
処理フロー図である。図に基づいて以下にその動作を説
明する。加工の一時停止後、加工再開が指令されると、
中断再開判定部22からの加工再開の情報により加工指
令部100(加工条件指令部20)はステップS200
にて、加工再開用の加工条件デ−タを呼び出して設定す
る。加工再開用の条件は被加工材下面の切断遅れ部分が
あっても切断可能な、低速低出力低周波数パルスの専用
条件を加工条件登録部21(RAM4)内に加工条件デ
ータとして登録しておく。また、加工再開用の条件に変
更される前に加工停止時の切断条件を記憶しておく。次
に加工条件指令部はステップS201にて加工ガス噴射
やレーザビーム照射等加工に必要な機能を一時停止前の
状態に戻す。このとき噴射される加工ガス圧や、照射さ
れるレーザビームの出力は加工再開用に設定された条件
値になっている。加工指令部100(移動指令部19)
の移動指令によりステップS202にて移動を再開し、
所定の距離L1だけ移動する。つまり、加工再開用条件
で距離L1だけ切断される。低速の加工再開用条件で切
断するうちに、被加工材上面に対する下面の切断遅れは
少なくなる。距離設定部に設定する距離L1は、この遅
れが充分少なくなるまでに必要な切断距離とする。移動
距離判定部から「加工再開後の移動で距離L1移動」の
情報が入ると加工指令部100(加工条件指令部20)
はステップS203にて、記憶していた本来の切断条件
を設定する。その後加工指令部100(移動指令部1
9)はステップS204にて、元に戻った切断条件で引
き続き切断加工を継続する加工指令を出力する。
【0035】図3に本実施例での加工方法の様子を示
す。 (1)被加工材10の位置Aにおいて加工を中断し、そ
の後再開する。 (2)加工再開用条件で距離L1だけプログラム軌跡に
従って切断する。 (3)本来の加工条件で切断する。 以上のように、この実施例によれば、加工プログラムに
従って加工している最中に加工中断指令を受けて、加工
を再開するに際し、加工プログラムに指定されている加
工中断時の加工条件で再開するのでなく、距離L1の間
だけは再開加工に適した加工条件を自動的に作成し加工
を再開するようにしたので、被加工材の上面に対する下
面の切断遅れを少なくした上で切断を継続できるように
なり、再開加工時における加工不良を阻止することがで
きる。
【0036】実施例2 図4は他の実施例を示す加工再開時の処理フロー図であ
る。実施例1では被加工材の上面に対する下面の切断遅
れを少なくした上で切断を継続できるが、板厚が増える
と低速の加工再開用条件でも下面の切断遅れが全く無く
なるわけではなく、特に、切断条件の加工速度が速い場
合は、切り始めの部分の溶融金属の流れをスムーズにす
ることが必要である。このような場合に適したものが、
この実施例であり、以下にその動作を説明する。
【0037】ステップS106及びS200から203
の処理は図21および図2と同様である。移動距離判定
部から「加工再開後の移動で距離L1移動」の情報が入
ると加工条件指令部はステップS205にてレーザビー
ムの照射を一旦停止する。これにはレーザ発振器にレー
ザビーム照射停止の信号を出力してもいいし、出力指令
を0にする方法でもよい。移動指令部はステップS20
6にてテーブルを移動させ加工位置を加工停止した位置
に戻す。次に加工条件指令部はステップS203にて記
憶していた本来の切断条件を設定し、ステップS207
にて停止していたレーザビーム照射を再び開始する。そ
の後、移動指令部はステップS106にて移動を再開す
る。加工は既に切断済みのL1の部分を通過し、そのま
ま切断が継続される。
【0038】図5に本実施例での加工方法の様子を示
す。 (1)被加工材10の位置Aにおいて加工を中断し、そ
の後再開する。 (2)加工再開用条件で距離L1だけプログラム軌跡に
従って切断する。 (3)レーザビーム照射を停止して位置Aまで戻る。 (3)本来の加工条件でレーザビームを照射して切断す
る。 本実施例によれば、距離L1の間だけは再開加工に適し
た加工条件を自動的に作成し加工を再開し、その後加工
位置を中断位置に戻して本来の加工条件で切断加工を再
開するようにしたので、被加工材の上面に対する下面の
切断遅れを少なくした上で切断を継続できるようにな
り、再開加工時における加工不良を阻止することがで
き、加えて、切断開始部分は、あたかも加工停止せずに
加工を継続していた状態と同等な加工仕上がり面にな
る。
【0039】実施例3 図6はこの実施例のレーザ加工装置の機能ブロック図で
ある。実施例2により加工停止しなかったかのように溶
融金属の流れがスムーズになるが、加工停止時に被加工
材の蓄熱が多かった場合は加工不良の可能性がある。こ
の対策を施したものが本実施例である。図6においてブ
ロック18から25は図1と同等であり、説明の重複を
省略する。冷却指令部201は、加工指令部100(加
工条件指令部20)から再開加工で距離L1の加工が終
了した指令情報を受け、タイマ26では指令に応じて時
間を計測する。時間比較部27は計測された時間と時間
設定部28に予め設定されている時間T1とを比較し、
それらが一致したら冷却終了指令を加工指令部100
(移動指令部19および加工条件指令部20)に伝え
る。この指令を受けた加工指令部100では、中断時の
加工条件で切断加工を再開する。
【0040】図7は本発明の実施例の処理フロー図であ
る。ステップS200から207、及びS106の処理
は図4と同等である。タイマ26はレーザビーム照射停
止時間を計測し、ステップS208にて時間設定部によ
り設定された時間T1が経過するまで被加工材を冷却す
る。これには冷却専用の冷却材噴射装置を取り付けて用
いても良いし、簡易的には加工ガスの噴射だけでもレー
ザビームの照射が停止している状態なので効果がある。
また、ステップS208の冷却はレーザビーム照射停止
中であれば、ステップS206で再開位置に戻る前でも
よい。
【0041】図8に本実施例での加工方法の様子を示
す。 (1)被加工材10の位置Aにおいて加工を中断し、そ
の後再開する。 (2)加工再開用条件で距離L1だけプログラム軌跡に
従って切断する。 (3)レーザビーム照射を停止して位置Aまで戻る。 (4)時間T1だけ被加工材を冷却する。 (5)本来の加工条件でレーザビームを照射して切断す
る。 実施例1または、実施例2に冷却指令部201を加えた
本実施例によれば、再開加工時に距離L1の再開加工実
施後に、時間T1の冷却期間を設けたものとなるので、
実施例1、2の効果に加えて、入熱過多による加工不良
を阻止することができる。
【0042】実施例4 図9に別の実施例の処理フローを示す。この実施例は、
加工停止位置での被加工材下面の未切断部分処理の別の
方法の対策であり、その動作を以下に説明するる。ステ
ップS200から203及びS106の処理は図4と同
等である。ただし、ステップS200で選択される再開
時用の加工条件は図4のものと異なる。ここで選ばれる
再開時用の加工条件はその位置で被加工物にレーザビー
ムを照射して未切断部分を除去する為のものであり、例
えばピアシング用条件が該当する。タイマ26はレーザ
ビーム照射時間を計測し、ステップS209にてこの条
件でレーザビーム等を照射したまま所定の時間T2だけ
その位置で停止する。この間に未切断部分の除去が完了
し、その後ステップS203にて本来の切断条件を選択
し、ステップS106にて切断を再開する。ステップS
203、S106にて切断を開始する部分で前記の実施
例1から3の条件切換を併用すると、さらに加工不良防
止に効果が有る。
【0043】図10に本実施例での加工方法の様子を示
す。 (1)被加工材10の位置Aにおいて加工を中断し、そ
の後再開する。 (2)加工再開用条件で時間T2だけその場でレーザビ
ームを照射する。 (3)本来の加工条件で切断する。 本実施例によれば、切断加工中断時の被加工材下面に残
った部分を適切なピアッシング加工条件で、加工再開時
に処理下後本加工を実施するようにしたので、加工再開
時の加工不良を阻止することができ、実施例1、2、3
と本実施例とを組み合わせることにより一層加工不良は
低減する。
【0044】実施例5 図11は他の実施例における加工停止時の処理フローで
ある。この実施例は加工停止指令を受けて、停止する時
に被加工材下面の未切断部分を除去した後に停止する実
施例を示すものである。加工停止が指令されると中断再
開判定部からの加工中断の情報により移動指令部はステ
ップS210にて移動停止を行なう。移動が停止したら
加工条件指令部はステップS211にて加工停止時用の
加工条件を呼び出して設定する。加工停止時用の条件は
移動停止時にできた被加工材下面の切断遅れ部分を除去
する為のものであり、例えばピアッシング用条件が該当
する。また、加工停止時用の条件に変更される前に加工
停止時の切断条件を記憶しておく。タイマ26は加工停
止時用条件に切り替わってからの時間を計測し、ステッ
プS212にて所定の時間T3だけ時間待ちを行なう。
この間に未切断部分の除去が行なわれる。次に加工条件
指令部はステップ213にてレーザビームの照射や加工
ガスの噴射等を止める。その後ステップS203にて記
憶していた本来の切断条件を設定する。これにより加工
再開する時には被加工材下面の未切断部分が除去されて
いるので加工不良が防止できる。ただし、アラーム等で
加工停止し、すぐにレーザビーム照射を停止する必要が
ある時は、時間T3待つことができず、本実施例は適用
できない。
【0045】図12に本実施例での加工方法の様子を示
す。 (1)被加工材10の位置Aにおいて加工を中断する。 (2)移動停止後に加工停止用条件で時間T2だけその
場でレーザビームを照射する。
【0046】実施例6 図13は他の実施例の処理フローである。被加工材下面
の未切断部分の対策の別の方法として、一旦加工停止位
置からプログラム軌跡を逆行して、加工停止位置の手前
から加工をやり直す方法が考えられる。しかし加工速度
が速い場合、サーボの追従性等により移動指令に対して
実際の加工軌跡はずれる場合が有る。この場合逆行させ
ても、加工停止以前の切断軌跡通りには戻らず、逆行し
た位置は切断軌跡上にない。その位置でレーザビームを
照射すると加工不良が発生してしまう。この実施例はこ
のようなことに対する対策を図ったものである。加工継
続が指令されると中断再開判定部からの加工再開の情報
により加工条件指令部はステップS214にて逆行切断
用の加工条件を選択し、ステップS215にて加工ガス
噴射やレーザビーム照射等加工に必要な機能を一時停止
前の状態に戻す。次に移動指令部はステップS216に
て距離L2だけプログラム軌跡を逆行する。従って逆行
軌跡が加工停止以前の切断軌跡とずれていても、ステッ
プS216では切断を行ないながら逆行することにな
る。次にステップS217にて加工条件指令部は加工条
件を本来の切断条件に戻し、移動指令部は再びプログラ
ム軌跡に従って本来の方向へ移動を開始する。これによ
りあたかも加工停止せずに加工を継続していた状態と同
等になり、加工不良発生を防ぐことができる。
【0047】図14に本実施例での加工方法の様子を示
す。 (1)被加工材10の位置Aにおいて加工を中断し、そ
の後再開する。 (2)逆行用条件でレーザビームを照射して距離L2だ
けプログラム軌跡を逆に切断する。 (3)本来の加工条件でプログラム軌跡に従って切断す
る。
【0048】実施例7 図15は他の実施例の処理フロー図である。実施例1か
ら6により被加工材下面の未切断部分の対策はできる
が、低出力の加工再開用条件やビーム照射停止状態から
本来の切断条件へ切り換えた場合、レーザ発振器の出力
の安定や、発振器内ミラーと加工ヘッド内のレンズの熱
レンズ状態の安定に時間がかかるため、条件切換後すぐ
に切断を開始すると加工不良が発生することがある。こ
の対策を行なったのが本実施例である。ステップS20
0から204の処理は図2と同様である。タイマ26は
レーザビーム照射時間を計測し、ステップS218にて
所定の時間T4だけステップS204の移動開始を待
つ。この間にレーザ発振器の出力や熱レンズ状態が安定
する。
【0049】図16に本実施例での加工方法の様子を示
す。 (1)被加工材10の位置Aにおいて加工を中断し、そ
の後再開する。 (2)加工再開用条件で距離L1だけプログラム軌跡に
従って切断する。 (3)本来の加工条件でレーザビームを照射して時間T
4だけ待機する。 (4)切断する。
【0050】実施例8 実施例1から7における距離L1、L2、時間T1から
T4は被加工材により最適な数値が異なる。したがって
固定値では異なる被加工材に対応できず、またパラメー
タでその都度設定するのも面倒である。この対策として
被加工材に応じた加工条件データに前記L1等を追加し
た実施例を図17に示す。被加工材毎に図17のような
加工条件データを登録しておく。データ28には前記実
施例のどのタイプを行なうかを設定する。0を設定した
場合は実施例に示した処理は行なわない。薄板のような
被加工材では実施例に示した処理は必要ないので0にし
ておく。データ29から34には前記距離L1、L2、
時間T1からT4を設定する。同じ被加工物でも切断速
度によっては実施例に示した処理は不要な場合があるの
で、RAMの容量に余裕がある場合は、第1条件以下の
各条件に各々データ28から34が設定できるようにす
る。
【0051】
【発明の効果】以上のように構成された、第1〜第4、
および第8の発明によれば、自動運転で切断中に一旦切
断を停止し再度その位置から切断を再開する場合に、新
たに再開用の加工条件指令を与えることなく、再開後の
所定の距離またはその位置で最適な再開用の加工条件
(例えば、低速低出力)で加工することを可能にし、被
加工物の上面に対する下面の加工遅れを無くして、溶融
金属の流れをスムーズにし、再開加工時の加工不良を抑
制する効果を奏する。
【0052】以上のように構成された、第5〜第7の発
明によれば、自動運転で切断中に一旦切断を停止し再度
その位置から切断を再開する場合に、新たに再開用の加
工条件指令を与えることなく、最適な再開用の加工条件
で加工を再開し加工プログラムの指令に基づく加工指令
の動作に復帰する前に、冷却時間または/およびレ−ザ
ビ−ムの安定する時間を確保できるようにしたので、被
加工物上面に対する下面の切断位置の遅れを少なくして
溶融金属の流れをスムーズにするとともに、入熱過多の
防止、または/および、レ−ザビ−ムの安定を図り、再
開加工時の加工不良を抑制する効果を奏する。
【0053】以上のように構成された、第9の発明によ
れば、自動運転で切断中に一旦切断を中断する場合に、
新たに中断用の加工条件指令を与えることなく、最適な
中断用の加工条件で加工して、被加工物上面に対する下
面の切断位置の遅れをなくしてから加工を中断するよう
にしたので、加工再開時に溶融金属の流れをスムーズに
し、再開加工時の加工不良を抑制する効果を奏する。
【0054】以上のように構成された、第10の発明に
よれば、自動運転で切断中に一旦切断を停止し再度その
位置から切断を再開する場合に、逆行用の加工条件で所
定の距離だけ移動軌跡を逆行しながら切断し、その後本
来の加工条件で再び本来の加工方向に切断を継続するよ
うにしたので、加工再開時の切断面が不連続となるのを
防止し、被加工物の品質を向上させる効果を奏する。
【0055】以上のように構成された、第11の発明に
よれば、自動運転で切断中にレーザビームの照射出力を
低出力から高出力に切り換える場合に、出力を切り換え
る位置で移動を停止して。高出力のレーザビームを所定
の時間照射した後移動を再開するようにしたので、被加
工材に照射されるレーザビームが安定した状態で加工を
再開することを可能にし、被加工物の品質の向上に効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】本発明の実施例1による加工の処理フロー図で
ある。
【図3】本発明の実施例1による加工の様子を示す図で
ある。
【図4】本発明の実施例2による加工の処理フロー図で
ある。
【図5】本発明の実施例2による加工の様子を示す図で
ある。
【図6】本発明の実施例3を示す機能ブロック図であ
る。
【図7】本発明の実施例3による加工の処理フロー図で
ある。
【図8】本発明の実施例3による加工の様子を示す図で
ある。
【図9】本発明の実施例4による加工の処理フロー図で
ある。
【図10】本発明の実施例4による加工の様子を示す図
である。
【図11】本発明の実施例5による加工の処理フロー図
である。
【図12】本発明の実施例5による加工の様子を示す図
である。
【図13】本発明の実施例6による加工の処理フロー図
である。
【図14】本発明の実施例6による加工の様子を示す図
である。
【図15】本発明の実施例7による加工の処理フロー図
である。
【図16】本発明の実施例7による加工の様子を示す図
である。
【図17】本発明の実施例8を示す登録加工条件データ
例である。
【図18】レーザ加工装置の構成図である。
【図19】従来のレーザ加工装置の機能ブロック図であ
る。
【図20】レーザ加工装置の加工プログラム例とこれに
対応する処理フロー図である。
【図21】従来の加工再開時の処理フロー図である。
【図22】レーザ加工の様子を示す図である。
【図23】切断面の遅れ量の板厚と切断速度による変化
を示すグラフである。
【符号の説明】
1 制御装置、6 レ−ザ発振器、9 レ−ザ加工機、
18 プログラム解析部、19 移動指令部、20 加
工条件指令部、21 加工条件登録部、22 中断再開
判定部、23 移動距離算出部、24 移動距離比較
部、25 距離設定部、26 タイマ、27 時間比較
部、28 時間設定部、100 加工指令部、200
再開指令部、201 冷却指令部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御装置と、この制御装置からレーザ発
    振用の加工指令を受てレ−ザビ−ムを生成し出力するレ
    −ザ発振器と、前記レ−ザビ−ムを受けて集光し被加工
    材に照射するとともに前記制御装置から加工軌跡移動用
    の加工指令を受けて被加工材を加工ヘッドに対して相対
    移動させるレ−ザ加工機とからなり、 制御装置は制御プログラムの手順に従って加工プログラ
    ムを解析して加工プログラム指令を生成し出力するプロ
    グラム解析部と、 ピアッシング加工、切断加工、再開加工などの加工条件
    デ−タを格納し、要求に応じて該加工条件デ−タを選択
    的に出力する加工条件登録部と、 前記加工プログラム指令を受けて対応する加工条件デ−
    タを前記加工条件登録部から呼び出して、前記レーザ発
    振用の加工指令と前記加工軌跡移動用の加工指令とを生
    成し出力する加工指令部と、 停止状態を解除する再開信号を受けて前記加工指令部に
    再開指令を出力し、再開用の加工指令を生成するに際
    し、該加工指令部と共働して、再開加工用の加工条件デ
    −タを前記加工条件登録部から呼び出して、この加工条
    件デ−タを使って停止後の加工プログラム指令に基づく
    加工指令を補正し、この補正した加工指令を該加工指令
    部から出力させる再開指令部とを備えたレ−ザ加工装
    置。
  2. 【請求項2】 再開指令部は、加工の再開信号を判定し
    再開指令を生成し加工指令部に出力して加工条件登録部
    から再開加工用の加工条件デ−タを呼び出させて、この
    加工条件デ−タを使って停止後の加工プログラム指令に
    基づく加工指令を補正し再開用の加工指令として出力さ
    せる再開指令部と、前記再開指令と前記再開用の加工指
    令とを受けて加工軌跡移動量を積算し積算値を出力する
    移動距離算出部と、再開加工する距離L1が予め設定さ
    れていて要求に応じて出力する距離設定部と、前記積算
    値を受けるとともに前記距離L1を呼び出して該積算値
    と比較し一致したら再開加工距離一致信号を前記加工指
    令部に出力し、該加工指令部に前記再開用の加工指令の
    生成を終了させ加工プログラム指令に従った動きに復帰
    させる移動距離比較部とからなる請求項1記載のレ−ザ
    加工装置。
  3. 【請求項3】 加工プログラムに従って相対移動する被
    加工材にレーザビームを照射して切断加工を行うレーザ
    加工方法において、切断中に一旦切断を中断し再度その
    位置から切断を再開する場合に、 再開後所定の距離L1を加工プログラムに指定された移
    動軌跡を再開用の加工条件で加工する第1のステップ
    と、 その後、本来の加工条件に切り換えて切断加工を継続す
    る第2のステップからなるレーザ加工方法。
  4. 【請求項4】 加工プログラムに従って相対移動する被
    加工材にレーザビームを照射して切断加工を行うレーザ
    加工方法において、切断中に一旦切断を中断し再度その
    位置から切断を再開する場合に、 再開後所定の距離L1を加工プログラムに指定された移
    動軌跡を再開用の加工条件で加工する第1のステップ
    と、 所定の距離L1を加工後、加工位置を加工を再開した位
    置に戻る第2のステップと、 その後、本来の加工条件に切り換えて切断加工を継続す
    る第3のステップからなるレーザ加工方法。
  5. 【請求項5】 制御装置と、この制御装置からレーザ発
    振用の加工指令を受てレ−ザビ−ムを生成し出力するレ
    −ザ発振器と、前記レ−ザビ−ムを受けて集光し被加工
    材に照射するとともに前記制御装置から加工軌跡移動用
    の加工指令を受けて被加工材を加工ヘッドに対して相対
    移動させるレ−ザ加工機とからなるレーザ加工装置にお
    いて、 制御装置は、制御プログラムの手順に従って加工プログ
    ラムを解析して加工プログラム指令を生成し出力するプ
    ログラム解析部と、 ピアッシング加工、切断加工、再開加工などの加工条件
    デ−タを格納し、要求に応じて該加工条件デ−タを選択
    的に出力する加工条件登録部と、 前記加工プログラム指令を受けて対応する加工条件デ−
    タを前記加工条件登録部から呼び出してレーザ発振器と
    レ−ザ加工機とを動作させる加工指令を生成し出力する
    加工指令部と、 停止状態を解除する再開信号を受けて前記加工指令部に
    再開指令を出力し、再開用の加工指令を生成するに際
    し、該加工指令部と共働して、再開加工用の加工条件デ
    −タを前記加工条件登録部から呼び出して、この加工条
    件デ−タを使って停止後の加工プログラム指令に基づく
    加工指令を補正し、この補正した再開時用の加工指令を
    該加工指令部から出力させる再開指令部と、 この再開時用の加工指令後に、加工指令部と共働して所
    定の時間加工プログラムに基づく加工指令を停止させる
    冷却指令部とを備えたレ−ザ加工装置。
  6. 【請求項6】 冷却指令部は、前記再開時用の加工指令
    が出力された時からの経過時間の積算を開始し積算時間
    を出力するタイマと、 時間T1が、予め格納されている時間設定部と、 前記タイマの出力する積算時間を受けるとともに前記時
    間設定部から呼び出した時間T1とを比較して一致した
    ら一致信号を前記加工指令部に出力し、前記再開時用の
    加工指令後の加工プログラム指令に従った動作に復帰さ
    せる停止時間比較部とからなる請求項5記載のレ−ザ加
    工装置。
  7. 【請求項7】 加工プログラムに従って相対移動する被
    加工材にレーザビームを照射して切断加工を行うレーザ
    加工方法において、切断中に一旦切断を中断し再度その
    位置から切断を再開する場合に、 再開後所定の距離L1を加工プログラムに指定された移
    動軌跡を再開用の加工条件で加工する第1のステップ
    と、 所定の距離L1を加工後、加工位置を加工を再開した位
    置に戻る第2のステップと、 この戻った位置で所定の時間レ−ザビ−ムを照射し続け
    る第3のステップとその後、本来の加工条件に切り換え
    て切断加工を継続する第4のステップからなるレーザ加
    工方法。
  8. 【請求項8】 加工プログラムに従って相対移動する被
    加工材にレーザビームを照射して切断加工を行うレーザ
    加工方法において、切断中に一旦切断を中断し再度その
    位置から切断を再開する場合に、 再開後所定の時間移動することなく、再開用の加工条件
    で加工する第1のステップと、 その後、本来の加工条件に切り換えて切断加工を継続す
    る第2のステップからなるレーザ加工方法。
  9. 【請求項9】 加工プログラムに従って相対移動する被
    加工材にレーザビームを照射して切断加工を行うレーザ
    加工方法において、切断中に一旦切断を中断する場合
    に、 中断時にその位置で、中断用の加工条件で所定の時間レ
    −ザビ−ムを照射し続けた後加工を中断するレーザ加工
    方法。
  10. 【請求項10】 加工プログラムに従って相対移動する
    被加工材にレーザビームを照射して切断加工を行うレー
    ザ加工方法において、切断中に一旦切断を中断し再度そ
    の位置から切断を再開する場合に、 逆行用の加工条件で所定の距離だけ加工プログラムに指
    定された中断前の移動軌跡を逆行しながら切断する第1
    のステップと、 その後本来の加工条件で再び本来の加工方向に切断を継
    続する第2のステップとからなるレーザ加工方法。
  11. 【請求項11】 加工プログラムに従って相対移動する
    被加工材にレーザビームを照射して切断加工を行うレー
    ザ加工方法において、 加工条件を低出力から高出力のレ−ザビームに切り換え
    る時に所定の時間加工軌跡の移動を停止し高出力のレ−
    ザビームを照射するステップを設けたことを特徴とする
    レーザ加工方法。
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