JPH08205795A - すりおろし状等としたフルーツを利用した調味材 - Google Patents

すりおろし状等としたフルーツを利用した調味材

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JPH08205795A
JPH08205795A JP7046039A JP4603995A JPH08205795A JP H08205795 A JPH08205795 A JP H08205795A JP 7046039 A JP7046039 A JP 7046039A JP 4603995 A JP4603995 A JP 4603995A JP H08205795 A JPH08205795 A JP H08205795A
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JP
Japan
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soup
seasoning
sauce
mixed
grated
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JP7046039A
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Hiroyuki Shimazaki
弘行 島崎
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Abstract

(57)【要約】 【構成】すりおろし状になったりんごに、しょう油が混
ぜ込まれていることを特徴とする調味材である。この調
味材は、漬け汁・付け汁・掛け汁・煮汁・あえ汁・たれ
・ドレッシング等として使用する。 【効果】りんごは独特の甘み・酸味等を持っている。そ
して、すりおろし状になったりんごにしょう油が混ぜ込
まれた調味材は、これまでのものにない独特の味・風味
等をかもし出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、すりおろし状・すりつ
ぶし状・ジュース状等になったりんご・プルーン・パイ
ナップル・バナナ・キーウィ等のフルーツに、塩分等が
混ぜ込まれている、漬け汁・付け汁・掛け汁・煮汁・あ
え汁・たれ・ドレッシング等の調味材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】肉・魚・野菜等を漬ける漬け汁、生のま
まの又は煮たり焼いたり等した肉・魚・野菜等に付ける
付け汁、肉・魚・野菜等に掛ける掛け汁、肉・魚・野菜
等を煮込んだりあえたりする煮汁・あえ汁、肉・魚等に
使用するたれ、サラダ等に使用するドレッシング等とし
ては、これまでにも各種のものが開発され市販もされて
いる。しかし、すりおろし状・すりつぶし状・ジュース
状等になったりんご等のフルーツに、塩分等が混ぜ込ま
れ、独特の味・風味等を持つようになったものは、まだ
開発されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、すりおろし状・すりつぶし状・ジュース状
等になったりんご等のフルーツに、塩分等が混ぜ込ま
れ、独特の味・風味等を持つようになった調味材を提供
することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においてそのよう
な課題を解決したが、本発明に係る調味材のうち請求項
1に係るものは次のようなものである。すなわち、すり
おろし状・すりつぶし状・ジュース状等になったフルー
ツに塩分が混ぜ込まれていることを特徴とする調味材で
ある。フルーツとしてはりんごが最も望ましいが、プル
ーン・パイナップル・バナナ・キーウィ等も使用でき
る。塩分を混ぜ込むにはしょう油を加えるのが普通であ
るが、塩そのものを混ぜ込んでもよい。そのほか、請求
項2のもののように、塩分を含むもの、例えばみそ・ソ
ース・梅干・からしめんたいこ・イクラ・ピクルス等を
混ぜ込んでもよい。
【0005】請求項3に係るものは次のようなものであ
る。すなわち、すりおろし状になったりんごに、しょう
油が混ぜ込まれていることを特徴とする、漬け汁・付け
汁・掛け汁・煮汁・あえ汁・たれ・ドレッシング等の調
味材である。
【0006】請求項4に係るものは、請求項1又は2又
は3の調味材に、日本酒・しょうちゅう・梅酒・ワイン
・ビール・ウィスキー・みりん・酢・りんご酢・食用油
・砂糖・唐辛子・からし・こしょう・わさび・ケチャッ
プ・化学調味料等のアルコール・調味料・香辛料等のう
ちの1種以上が混ぜ込まれたものである。
【0007】また、請求項5に係るものは、請求項1又
は2又は3又は4の調味材に、ゆず・レモン・しょうが
・貝割れ菜・ねぎ・にんにく・玉ねぎ・青じそ・ごま・
ピーナッツ等のうちの1種以上が、刻まれて混ぜ込まれ
たものである。
【0008】以上の調味材は、漬け汁・付け汁・掛け汁
・煮汁・あえ汁・たれ・ドレッシング等として使用す
る。肉・魚・野菜等に広く利用できる。例えば、生の肉
・魚・野菜等をその調味材に漬け込んだり、あえたりし
た後に食する。または、それらを漬け込んだりあえたり
した後に、煮たり焼いたりして食する。または、生の野
菜等に掛けたり付けたりして食する。または、煮たり焼
いたりゆでたり等した肉・魚・野菜等に、掛けたり付け
たりして食する。または、この調味材を煮汁とし、肉・
魚・野菜等を煮込んで食することもできる。たれ・ドレ
ッシングとし、焼肉・焼魚・野菜等に掛けて食すること
もできる。
【0009】
【実施例】実施例1 すりおろしたりんご10gにソース10gを混ぜ込んで
漬け汁を作った。甘塩たらの切身100gをその漬け汁
に一晩漬けた。焼いて食したら、さっぱりとしたソース
味でおいしかった。同じ条件でぶりの切身も試したら、
同様であった。
【0010】すりおろしりんご25gにみそ10gを混
ぜ込んで漬け汁を作り、同じ実験をした。甘辛のみそ味
であった。すりおろしりんご15g・しょう油12.5
g・日本酒2.5gを混ぜ合わせて漬け汁とし、同じ実
験をした。しょう油味がおいしかった。また、100%
プルーンジュース10g・しょう油7.5g・白ワイン
2.5gを混ぜ合わせた漬け汁で、同じ実験をした。
【0011】すりおろしりんご10g・しょう油7.5
g・赤ワイン2.5gを混ぜ合わせて、漬け汁を作っ
た。空揚げ用鳥肉100gをその漬け汁に一晩漬け込ん
だ後、かたくり粉を付けて揚げた。さっぱりしておいし
い空揚げになった。100%パイナップルジュース10
g・しょう油7.5g・みりん2.5g・おろししょう
が2.5gを混ぜ合わせ漬け汁を作り、同様にして鳥肉
を揚げた。
【0012】実施例2 すりおろしりんご15g・しょう油10g・日本酒3g
を混ぜ合わせて掛け汁を作った。そして、熱したフライ
パンにサラダ油少少を引き、おろししょうが2.5gを
入れてサラダ油に香りを付けた。豚肉150gを入れて
表裏を焼いた後、前記の掛け汁を掛けて味付けをした。
さっぱりとして美味であった。
【0013】すりおろしりんご30g・塩1gを混ぜ合
わせ掛け汁を作った。そして、熱したフライパンにサラ
ダ油少少を引き、にんにく少少を入れてサラダ油に香り
を付けた。豚肉100gを入れて表裏を焼いた後、前記
掛け汁を掛けて味付けした。すりおろしりんご10g・
中濃ソース20gを混ぜ合わせ、掛け汁を作った。ま
た、100%パイナップルジュース15g・中濃ソース
20gで掛け汁を作った。いずれも揚げ物に掛けたら、
さっぱりとしたソース味でおいしかった。
【0014】実施例3 皮をむいた大根300g・にんじん100gを、それぞ
れ厚さ7mm位の半月切りにした。皮をむいた里いも2
50gは塩でぬめりを取り、下ゆでをした。ゆでた竹の
子100gも適当な大きさに切った。そして、それらを
なべに入れ、出し汁200gで少し柔らかくなるまで煮
た。ここで、すりおろしりんご40g・しょう油40g
・みりん10g・砂糖10gを混ぜ合わせたものを煮汁
として加え、更に煮続けた。最後に絹さや50gを加え
て、出来上がりとした。さっぱり味の煮物になった。
【0015】煮汁として、100%パイナップルジュー
ス40g・しょう油40g・みりん10g・砂糖10g
を混ぜ合わせたものを使用し、同じようにして煮物を作
ってみた。更に、100%プルーンジュース40g・し
ょう油40g・みりん10g・砂糖10gで煮汁を作っ
て、同様の煮物を作った。
【0016】実施例4 すりおろしりんご20g・しょう油15g・日本酒5g
を混ぜ合わせ、あえ汁を作った。そして、ゆでて千切り
にした鳥肉100gに前記あえ汁を掛けてよく混ぜ合わ
せた。好みでしその葉を乗せて食べたら、さっぱりして
おいしかった。梅干10gをたたきつぶし、すりおろし
りんご10g・日本酒2gとよく混ぜ合わせ、あえ汁を
作った。きゅうり50gを斜め切りにし、前記あえ汁で
あえた。りんごの甘さと梅の酸っぱさとが交じり合い、
さっぱりしておいしいあえ物になった。
【0017】実施例5 すりおろしりんご30g・しょう油25g・日本酒5g
・りんご酢20g・ゆず皮のおろし少少を混ぜ合わせ、
たれを作った。豆腐・野菜を煮込み、前記たれで食べ
た。ゆずの香りの良い、さっぱりした湯豆腐であった。
【0018】実施例6 サラダ油30g・酢10g・塩1g・砂糖1gを合わせ
てよくかくはんした後、100%パイナップルジュース
20gを加えて混ぜ合わせ、ドレッシングを作った。ま
た、パイナップルジュースの代わりにオレンジジュース
20gを使い、同様のドレッシングを作った。また、よ
くつぶすか又はミキサーにかけたバナナ70gにしょう
油30g・日本酒10g・酢10gを加え、よく混ぜて
ドレッシングを作った。
【0019】
【発明の効果】りんご等のフルーツは、独特の甘み・酸
味等を持っている。そして、すりおろし状等になったフ
ルーツに塩分が混ぜ込まれたものは、これまでの調味材
にない独特の味・風味等をかもし出す。漬け汁・付け汁
・掛け汁・煮汁・あえ汁・たれ・ドレッシング等とし、
肉・魚・野菜等に利用すれば、これまでにない独特の料
理を提供することができる。日本人にはもちろん、外国
人にも広く好まれることであろう。請求項4又は5のも
のを利用すれば、更にバラエティに富んだ独特の料理を
提供することができる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 すりおろし状・すりつぶし状・ジュース
    状等になったりんご・プルーン・パイナップル・バナナ
    ・キーウィ等のフルーツに、塩分が混ぜ込まれているこ
    とを特徴とする、漬け汁・付け汁・掛け汁・煮汁・あえ
    汁・たれ・ドレッシング等の調味材。
  2. 【請求項2】 しょう油・みそ・ソース・梅干・からし
    めんたいこ・イクラ・ピクルス等の、塩分を含むものの
    うちの1種以上が混ぜ込まれていることで、塩分が混ぜ
    込まれていることを特徴とする、請求項1に記載の調味
    材。
  3. 【請求項3】 すりおろし状になったりんごに、しょう
    油が混ぜ込まれていことを特徴とする、漬け汁・付け汁
    ・掛け汁・煮汁・あえ汁・たれ・ドレッシング等の調味
    材。
  4. 【請求項4】 日本酒・しょうちゅう・梅酒・ワイン・
    ビール・ウィスキー・みりん・酢・りんご酢・食用油・
    砂糖・唐辛子・からし・こしょう・わさび・ケチャップ
    ・化学調味料等のアルコール・調味料・香辛料等のうち
    の1種以上が混ぜ込まれていることを特徴とする、請求
    項1〜3のいずれか1項に記載の調味材。
  5. 【請求項5】 ゆず・レモン・しょうが・貝割れ菜・ね
    ぎ・にんにく・玉ねぎ・青じそ・ごま・ピーナッツ等の
    うちの1種以上が刻まれて混ぜ込まれていることを特徴
    とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の調味材。
JP7046039A 1995-01-30 1995-01-30 すりおろし状等としたフルーツを利用した調味材 Pending JPH08205795A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10155465A (ja) * 1996-11-27 1998-06-16 Aohata Kk フルーツソース
JP4457181B1 (ja) * 2009-03-31 2010-04-28 定 山本 ぎょうじゃにんにくのたれの製造方法
CN103494048A (zh) * 2013-10-10 2014-01-08 江苏华桑食品科技有限公司 一种香蕉芥末果酱的制备方法及制得产品的应用
JP2015128373A (ja) * 2014-01-06 2015-07-16 ヤマサ醤油株式会社 おろしぽん酢

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