JPH08205779A - 煎 餅 - Google Patents

煎 餅

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Publication number
JPH08205779A
JPH08205779A JP7034283A JP3428395A JPH08205779A JP H08205779 A JPH08205779 A JP H08205779A JP 7034283 A JP7034283 A JP 7034283A JP 3428395 A JP3428395 A JP 3428395A JP H08205779 A JPH08205779 A JP H08205779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cuttlefish
mixture
ink
egg
meat
Prior art date
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Pending
Application number
JP7034283A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetaka Aiba
秀孝 愛場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AIBA SHOKUHIN KK
Original Assignee
AIBA SHOKUHIN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by AIBA SHOKUHIN KK filed Critical AIBA SHOKUHIN KK
Priority to JP7034283A priority Critical patent/JPH08205779A/ja
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  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 天然のイカ墨とイカ肉を用いて、簡単に手軽
にどこででも食され、イカの生臭さがなく焼きイカ独自
の食品を得ることにある。 【構成】 小麦粉を主材とし、これにパウダー状のイカ
墨と鶏卵とミンチ状に形成したイカの肉、及び砂糖や食
塩などの調味料を混入して焼成して煎餅とすることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イカの肉とイカ墨を混
入した土地特産として独自の煎餅に関する。
【0002】
【従来の技術】富山県地方には、イカの肉を細く短冊状
に切り、これにイカ墨を加え発酵した「黒作り」と称さ
れる食品が、特産として古くから生産販売されている。
ところで、イカ墨から抽出された新しいタイプの糖質に
抗ガン効果があるとの確認が、マウスによる実験結果に
よって明確化されている。しかしイカ墨が人間に効果が
あるのか現時点では報告されていないが、多量に産出さ
れるイカ墨を利用し、薬効をも期待した体調調節機能
(健康食品)を有する食品を土地特産として提供するこ
とが提案された。そこで、イカ墨入りの食品として種々
提案され、前述の「黒作り」は食卓での食品となるが、
食卓以外で最も簡単に手軽に食され、どこででも食され
るものが良いという観点から煎餅にイカ墨を混入するこ
とから実験され、更に生イカを入れ、イカの焼いた時の
風味を加えることも試みられた。尚、従来の魚介類の風
味を与えた煎餅は、例えばエビならエビから抽出したエ
キスを混入するか、化学的に精製されたエキスを入れる
のが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の提案から煎餅に
天然に得られるイカ墨及びイカ肉を混入する実験を行っ
た。煎餅の主材を代表的な小麦粉とし、これに「黒作
り」に用いられる液状のイカ墨を入れ、その他周知の砂
糖、食塩などの調味料を加えて焼成したが、イカ墨独特
の臭みがあり、またイカ墨とイカ肉を混入して良く攪拌
したが、焼成した煎餅に斑点が生じ、しかも生臭さが残
り、食品としての感覚機能を著しく低下すると共に、多
くの人に好まれる味覚には仕上げられない結果となっ
た。
【0004】本発明は以上の試行錯誤を度重ねた結果、
斑点がなく、生臭さも残らず、しかも仄かに焼きイカの
香りを漂わせ、体調調節機能と感覚機能を備えもった独
自の煎餅を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の解決手段は、小
麦粉を主材とし、これにパウダー状のイカ墨と鶏卵とミ
ンチ状に形成したイカの肉、及び砂糖や食塩などの調味
料を混入して焼成してあることを特徴とする。
【0006】
【作用】以上のようにイカ墨がパウダーであること、ま
たイカ肉がミンチ状に細かい粒子であることによって、
斑点の発生がなく黒い光沢のある色肌の煎餅となる。味
は鶏卵の混入によって全く生臭さがなく、仄かに焼きイ
カの香りが醸し出され、子供のおやつに、あるいはビー
ルのつまみに最適な食品となるものである。
【0007】
【実施例】本発明を具体的に説明すると、煎餅の材料と
煎餅1000枚分を作る量は下記の通りである。 小麦粉 1700g 砂糖 670g 鶏卵(卵黄、卵白) 580g 植物油 10g 無塩マーガリン 45g 膨脹剤 3g パウダーのイカ墨 35g イカ肉のミンチ 90g 食塩 75g アミノ酸(調味料) 3g コショウ(調味料) 15g 固形の炭酸 3g
【0008】イ)無塩マーガリンを湯で溶いて液状化と
なし、また鶏卵をミキシングして、網で漉しておく。 ロ)ふるい掛けした小麦粉に砂糖を加えて攪拌機によっ
てミキシングを行い、そこへ固形の炭酸、塩、調味料を
加える。 ハ)更にミキシングを続ける間に、前記(イ)で生成さ
れた液状の無塩マーガリンと鶏卵を混入する。 ニ)ミキシングによってゲル化状に固化を始める頃に、
パウダ状のイカ墨とイカ肉のミンチを少量つづ投入す
る。実験では生イカとして真イカを使用したが、その他
の種類のイカであっても良い。
【0009】以上のように練り状態にまでミキシングを
行ったものが煎餅の素材となるもので、この素材を焼き
型に詰め、80°C〜100°Cで素材の厚さにもよる
が、1〜2mm程度であれば約30秒、3mm以上の厚
さであれば約60秒ほど焼くことにより製品化されるも
のである。
【0010】
【発明の効果】本発明による煎餅は、その外観はイカ墨
によって黒く、鶏卵によって光沢を呈するものであり、
またイカ墨はパウダーであり、イカ肉はミンチ状のもの
であるから、煎餅の表面に斑点の発生することがなく、
しかも以上のように黒色で光沢があることから、単に黒
色のものと異なり、食品としての感覚機能を充分に得ら
れるものである。
【0011】また味覚においては、鶏卵の混入によりイ
カ墨とイカ肉との生臭さを消し、その上、イカ肉に砂糖
や塩などの調味料が添加され焼成してあることから、焼
きイカの香りを醸し出すことができ、しかもイカ墨によ
って健康食品化に期待されるものとなる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小麦粉を主材とし、これにパウダー状の
    イカ墨と鶏卵とミンチ状に形成したイカの肉、及び砂糖
    や食塩などの調味料を混入して焼成してあることを特徴
    とする煎餅。
JP7034283A 1995-01-30 1995-01-30 煎 餅 Pending JPH08205779A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7034283A JPH08205779A (ja) 1995-01-30 1995-01-30 煎 餅

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JP7034283A JPH08205779A (ja) 1995-01-30 1995-01-30 煎 餅

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JPH08205779A true JPH08205779A (ja) 1996-08-13

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ID=12409839

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JP7034283A Pending JPH08205779A (ja) 1995-01-30 1995-01-30 煎 餅

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JP (1) JPH08205779A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002119214A (ja) * 2000-10-11 2002-04-23 Mitsubishi-Kagaku Foods Corp 小麦粉煎餅
KR20210109751A (ko) * 2020-02-28 2021-09-07 이흥용 오징어 먹물 전병 제조방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002119214A (ja) * 2000-10-11 2002-04-23 Mitsubishi-Kagaku Foods Corp 小麦粉煎餅
KR20210109751A (ko) * 2020-02-28 2021-09-07 이흥용 오징어 먹물 전병 제조방법

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