JPH08205753A - パン生地体からフラットなパン生地片を形成する方法および装置 - Google Patents
パン生地体からフラットなパン生地片を形成する方法および装置Info
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- JPH08205753A JPH08205753A JP7279300A JP27930095A JPH08205753A JP H08205753 A JPH08205753 A JP H08205753A JP 7279300 A JP7279300 A JP 7279300A JP 27930095 A JP27930095 A JP 27930095A JP H08205753 A JPH08205753 A JP H08205753A
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- Japan
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- dough
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- bread dough
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A21—BAKING; EDIBLE DOUGHS
- A21C—MACHINES OR EQUIPMENT FOR MAKING OR PROCESSING DOUGHS; HANDLING BAKED ARTICLES MADE FROM DOUGH
- A21C3/00—Machines or apparatus for shaping batches of dough before subdivision
- A21C3/02—Dough-sheeters; Rolling-machines; Rolling-pins
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A21—BAKING; EDIBLE DOUGHS
- A21C—MACHINES OR EQUIPMENT FOR MAKING OR PROCESSING DOUGHS; HANDLING BAKED ARTICLES MADE FROM DOUGH
- A21C3/00—Machines or apparatus for shaping batches of dough before subdivision
- A21C3/06—Machines for coiling sheets of dough, e.g. for producing rolls
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)
- Noodles (AREA)
- Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 均一形状のパン生地片を形成するためのパン
生地体からフラットなパン生地片を形成する装置および
方法を提供する。 【解決手段】 パン生地体をローラによってフラットに
するために所定運搬速度で該ローラへ運搬する装置およ
び方法であって、パン生地体がローラへ到達する前に、
コンベア手段を調整自在の駆動手段により相対的に高速
の運搬速度へ加速し、それによりパン生地体とローラと
の間の位置関係をパン生地体がローラへ衝突する瞬間の
慣性により修正する。
生地体からフラットなパン生地片を形成する装置および
方法を提供する。 【解決手段】 パン生地体をローラによってフラットに
するために所定運搬速度で該ローラへ運搬する装置およ
び方法であって、パン生地体がローラへ到達する前に、
コンベア手段を調整自在の駆動手段により相対的に高速
の運搬速度へ加速し、それによりパン生地体とローラと
の間の位置関係をパン生地体がローラへ衝突する瞬間の
慣性により修正する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はパン生地体からフラ
ットなパン生地片を形成する方法に関し、このパン生地
体は所定の運搬速度によりローラへ運搬されて該ローラ
によりフラットにされる。本発明は、更に、パン生地体
からフラットなパン生地片を形成するための装置に関
し、この装置はパン生地体をフラットにするローラ、お
よびパン生地体を所定の運搬速度により該ローラへ運搬
するコンベア手段を装備し、このコンベア手段は駆動手
段により駆動される。
ットなパン生地片を形成する方法に関し、このパン生地
体は所定の運搬速度によりローラへ運搬されて該ローラ
によりフラットにされる。本発明は、更に、パン生地体
からフラットなパン生地片を形成するための装置に関
し、この装置はパン生地体をフラットにするローラ、お
よびパン生地体を所定の運搬速度により該ローラへ運搬
するコンベア手段を装備し、このコンベア手段は駆動手
段により駆動される。
【０００２】
【従来の技術】バゲットまたはトースト用のパン等のパ
ン生地製品を製造する場合、先ず第１に、パン生地体か
らフラットなパン生地片が形成され、その後にフラット
なパン生地片を巻回し、更に加工して予定のパン生地製
品にする。パン生地体をフラットなパン生地片にするに
はパン生地体を所定の運搬速度でローラへ運搬し、該ロ
ーラの周速度以下の運搬速度でパン生地体をフラットに
する。しかしながら、実際には、概ね細長い形状のパン
生地体をコンベア手段上に載せた場合、パン生地体は該
ローラに対して必ずしも平行ではない。更に、パン生地
体が該ローラに対して実際に平行に載置されても、摩擦
誤差によりパン生地体は該ローラの全体にわたって同時
に移送されないことがある。このために、パン生地片の
形状は歪み、それによりフラットなパン生地片の巻回が
困難になり、かつ巻回されたフラットなパン生地片が不
均一部を有し、その端部で垂れ下がる。更に、パン生地
体とローラとの間の配向の変化により、再現性のないフ
ラットなパン生地片が形成され、バゲットまたはトース
ト用パン等について不均一なパン生地製品の製造に繋が
る。更に、大抵の場合に、巻回したフラットなパン生地
片の垂れ下がった端部を除去する必要があり、これは大
きな無駄を生む。巻回されたフラットなパン生地片が均
一直径でないために、細長く巻いたパン生地片を小さい
バゲット等を製造するために数個の同一片に分割するの
が不可能になる。
ン生地製品を製造する場合、先ず第１に、パン生地体か
らフラットなパン生地片が形成され、その後にフラット
なパン生地片を巻回し、更に加工して予定のパン生地製
品にする。パン生地体をフラットなパン生地片にするに
はパン生地体を所定の運搬速度でローラへ運搬し、該ロ
ーラの周速度以下の運搬速度でパン生地体をフラットに
する。しかしながら、実際には、概ね細長い形状のパン
生地体をコンベア手段上に載せた場合、パン生地体は該
ローラに対して必ずしも平行ではない。更に、パン生地
体が該ローラに対して実際に平行に載置されても、摩擦
誤差によりパン生地体は該ローラの全体にわたって同時
に移送されないことがある。このために、パン生地片の
形状は歪み、それによりフラットなパン生地片の巻回が
困難になり、かつ巻回されたフラットなパン生地片が不
均一部を有し、その端部で垂れ下がる。更に、パン生地
体とローラとの間の配向の変化により、再現性のないフ
ラットなパン生地片が形成され、バゲットまたはトース
ト用パン等について不均一なパン生地製品の製造に繋が
る。更に、大抵の場合に、巻回したフラットなパン生地
片の垂れ下がった端部を除去する必要があり、これは大
きな無駄を生む。巻回されたフラットなパン生地片が均
一直径でないために、細長く巻いたパン生地片を小さい
バゲット等を製造するために数個の同一片に分割するの
が不可能になる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、特
に、正確に位置決めされた略矩形のフラットなパン生地
片を形成する方法および装置を提供することにあり、そ
れにより再現性のあるパン生地製品の生産を促進し、そ
の工程においてフラットなパン生地片の巻回を促進し、
かつ巻回したフラットなパン生地片の直径を均一にし、
それによりヘッドウエストを発生させず、かつ巻回した
フラットなパン生地片の複数片への分割を可能にする。
に、正確に位置決めされた略矩形のフラットなパン生地
片を形成する方法および装置を提供することにあり、そ
れにより再現性のあるパン生地製品の生産を促進し、そ
の工程においてフラットなパン生地片の巻回を促進し、
かつ巻回したフラットなパン生地片の直径を均一にし、
それによりヘッドウエストを発生させず、かつ巻回した
フラットなパン生地片の複数片への分割を可能にする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第１態様によれば、パン生地体を所定の運
搬速度でローラへ運搬しかつ該ローラでフラットにする
ためにパン生地体からフラットなパン生地片を形成する
方法において、前記パン生地体を前記ローラから所定間
隔をおいて設置するときに前記コンベア速度を加速させ
ることを特徴とする。これは、ローラと接触する前にパ
ン生地体を相対的に高速で運搬することにより、高速で
パン生地体をローラと接触させるためである。その結
果、パン生地体の慣性により、パン生地体はローラと略
平行になり、パン生地全体とローラとの間の摩擦力が略
均等になり、それにより形成されるパン生地片は略矩形
となり、矩形のパン生地片の両側はローラと略平行にな
る。これにより、既知方法による欠点は大幅に解消され
る。
に、本発明の第１態様によれば、パン生地体を所定の運
搬速度でローラへ運搬しかつ該ローラでフラットにする
ためにパン生地体からフラットなパン生地片を形成する
方法において、前記パン生地体を前記ローラから所定間
隔をおいて設置するときに前記コンベア速度を加速させ
ることを特徴とする。これは、ローラと接触する前にパ
ン生地体を相対的に高速で運搬することにより、高速で
パン生地体をローラと接触させるためである。その結
果、パン生地体の慣性により、パン生地体はローラと略
平行になり、パン生地全体とローラとの間の摩擦力が略
均等になり、それにより形成されるパン生地片は略矩形
となり、矩形のパン生地片の両側はローラと略平行にな
る。これにより、既知方法による欠点は大幅に解消され
る。
【０００５】好適態様において、前記運搬速度を前記ロ
ーラの周速度と同等またはそれ未満の第１速度からその
周速度を越える第２速度へ加速する。これにより、パン
生地体をローラに対して平行に配置してパン生地体に共
通の全重量をローラへ均等に衝突させるようにする。パ
ン生地体が前記ローラと接触した直後に前記運搬速度を
第１速度へ減速すれば、ローラのフラット化運動は負の
影響を受けない。
ーラの周速度と同等またはそれ未満の第１速度からその
周速度を越える第２速度へ加速する。これにより、パン
生地体をローラに対して平行に配置してパン生地体に共
通の全重量をローラへ均等に衝突させるようにする。パ
ン生地体が前記ローラと接触した直後に前記運搬速度を
第１速度へ減速すれば、ローラのフラット化運動は負の
影響を受けない。
【０００６】本発明の第２態様によるパン生地体をフラ
ットなパン生地片にする装置は、パン生地体をフラット
にするローラ、および所定運搬速度で前記ローラへ前記
パン生地体を運搬するために駆動手段により駆動するコ
ンベア手段を含み、この駆動手段はパン生地体を前記ロ
ーラへ運搬する時に前記コンベア装置の速度を加速する
ことのできる調整自在駆動手段から成ることを特徴とす
る。前記コンベア装置の運搬速度を調整自在にすること
により、パン生地体を前記ローラに対して平行に位置決
めできる速度でパン生地体を前記ローラへ衝突させるこ
とができ、かつ前記ローラ全体と前記パン生地体との摩
擦を一定にし、続くパン生地片の加工を促進する。
ットなパン生地片にする装置は、パン生地体をフラット
にするローラ、および所定運搬速度で前記ローラへ前記
パン生地体を運搬するために駆動手段により駆動するコ
ンベア手段を含み、この駆動手段はパン生地体を前記ロ
ーラへ運搬する時に前記コンベア装置の速度を加速する
ことのできる調整自在駆動手段から成ることを特徴とす
る。前記コンベア装置の運搬速度を調整自在にすること
により、パン生地体を前記ローラに対して平行に位置決
めできる速度でパン生地体を前記ローラへ衝突させるこ
とができ、かつ前記ローラ全体と前記パン生地体との摩
擦を一定にし、続くパン生地片の加工を促進する。
【０００７】好適態様において、前記コンベア手段は前
記調整自在駆動手段により前記ローラの周速度と同等ま
たはそれ未満の第１速度、または周速度よりも速い第２
速度で駆動できるものであり、それによりパン生地体の
重量にかかわらず、パン生地体を前記ローラに対して平
行にすることができる。前記パン生地体と前記ローラと
の接触を検出するための検出手段を設ける場合には、パ
ン生地体とローラとが接触した後に前記駆動手段を相対
的に低速に調整でき、それにより負の影響を与えること
なくローラによるパン生地体のフラット化を促進する。
記調整自在駆動手段により前記ローラの周速度と同等ま
たはそれ未満の第１速度、または周速度よりも速い第２
速度で駆動できるものであり、それによりパン生地体の
重量にかかわらず、パン生地体を前記ローラに対して平
行にすることができる。前記パン生地体と前記ローラと
の接触を検出するための検出手段を設ける場合には、パ
ン生地体とローラとが接触した後に前記駆動手段を相対
的に低速に調整でき、それにより負の影響を与えること
なくローラによるパン生地体のフラット化を促進する。
【０００８】本発明による好適態様において、前記検出
手段は、前記パン生地体が前記ローラの前方に所定間隔
を置いて載置されているか否かを検出するためのセンサ
を具備する。これにより、パン生地体の一定位置におけ
る存在が感知されて、前記コンベア手段は加速運転され
るので、無駄な加速運転を回避できかつパン生地体を高
速運搬するまでの加速時間を充分とることができる。
手段は、前記パン生地体が前記ローラの前方に所定間隔
を置いて載置されているか否かを検出するためのセンサ
を具備する。これにより、パン生地体の一定位置におけ
る存在が感知されて、前記コンベア手段は加速運転され
るので、無駄な加速運転を回避できかつパン生地体を高
速運搬するまでの加速時間を充分とることができる。
【０００９】前記コンベア手段をスリッピングコンベア
手段にすることにより、パン生地体がローラへ衝突した
時にコンベア手段に望ましくない力が加わるのを解消で
きる。以下、添付図面を参照して本発明の非制限的例示
態様について説明する。
手段にすることにより、パン生地体がローラへ衝突した
時にコンベア手段に望ましくない力が加わるのを解消で
きる。以下、添付図面を参照して本発明の非制限的例示
態様について説明する。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１において、パン生地体１１か
らフラットなパン生地片１２を形成するための既知装置
の概要を示す。この装置はパン生地体１１をフラットに
するためのローラ１３、およびパン生地体１１を所定運
搬速度でローラ１３へ運搬するためのコンベア手段１４
を装備する。コンベア手段１４は駆動手段１５により駆
動する。コンベア手段１４は、例えば、コンベアベルト
またはローラコンベアにより構成され、パン生地体１１
をローラ１３の周速度よりも遅い速度でローラ１３へ運
搬する。ローラ１３へ到達すると、パン生地体１１はロ
ーラ１３と他のコンベア手段１７との間でフラットにさ
れてフラットなパン生地片１２を形成し、そして続く工
程のために更に運搬される。かかる続く工程は、例え
ば、巻回手段１６によりフラットなパン生地片１２を巻
回することを含む、ここで、相互から小間隔をおいた２
つのローラ間でパン生地体はフラットにされ、更にこの
後方に設置された他のコンベア手段により搬送されるこ
とを注記する。
らフラットなパン生地片１２を形成するための既知装置
の概要を示す。この装置はパン生地体１１をフラットに
するためのローラ１３、およびパン生地体１１を所定運
搬速度でローラ１３へ運搬するためのコンベア手段１４
を装備する。コンベア手段１４は駆動手段１５により駆
動する。コンベア手段１４は、例えば、コンベアベルト
またはローラコンベアにより構成され、パン生地体１１
をローラ１３の周速度よりも遅い速度でローラ１３へ運
搬する。ローラ１３へ到達すると、パン生地体１１はロ
ーラ１３と他のコンベア手段１７との間でフラットにさ
れてフラットなパン生地片１２を形成し、そして続く工
程のために更に運搬される。かかる続く工程は、例え
ば、巻回手段１６によりフラットなパン生地片１２を巻
回することを含む、ここで、相互から小間隔をおいた２
つのローラ間でパン生地体はフラットにされ、更にこの
後方に設置された他のコンベア手段により搬送されるこ
とを注記する。
【００１１】図２は図１の上面を示し、既知方法が採用
されている。ここでは、２つのパン生地体２１’，２
１”がコンベア手段上に載置されている。このコンベア
手段は駆動手段２５によりローラ２３の周速度以下の定
常速度で駆動される。実際には、ある点までは任意配向
であるが、パン生地体２１’，２１”はコンベア手段２
４上でローラ２３に対して常に平行に載置されるとは限
らない。
されている。ここでは、２つのパン生地体２１’，２
１”がコンベア手段上に載置されている。このコンベア
手段は駆動手段２５によりローラ２３の周速度以下の定
常速度で駆動される。実際には、ある点までは任意配向
であるが、パン生地体２１’，２１”はコンベア手段２
４上でローラ２３に対して常に平行に載置されるとは限
らない。
【００１２】例えば、パン生地体２１”が整列から離れ
てローラ２３の下を通過するような場合、ぎざぎざ形状
部分のあるフラットなパン生地片２２が形成される。こ
の傾向は該ローラとパン生地との間の摩擦がローラの全
体にわたって一定でない場合に増大し、その結果パン生
地はローラを同時的に通過しない。任意配置のために、
かかるぎざぎざ形状付のフラットなパン生地片２２は巻
回が困難であるばかりでなく、最終製品に再現性がな
い。更に、巻回したフラットなパン生地片は均一径を有
しないために、ヘッドウエストに繋がり、それにより矩
形の巻回した数個の均一のフラットなパン生地片に分離
することが不可能になる。
てローラ２３の下を通過するような場合、ぎざぎざ形状
部分のあるフラットなパン生地片２２が形成される。こ
の傾向は該ローラとパン生地との間の摩擦がローラの全
体にわたって一定でない場合に増大し、その結果パン生
地はローラを同時的に通過しない。任意配置のために、
かかるぎざぎざ形状付のフラットなパン生地片２２は巻
回が困難であるばかりでなく、最終製品に再現性がな
い。更に、巻回したフラットなパン生地片は均一径を有
しないために、ヘッドウエストに繋がり、それにより矩
形の巻回した数個の均一のフラットなパン生地片に分離
することが不可能になる。
【００１３】本発明によれば、上述の欠点を解消するた
めにパン生地体をローラへ運搬する時にコンベア手段の
運搬速度を加速するように調整できる駆動手段を装備し
た装置を提供する。本発明によるかかる装置は図３に上
面図により概要が示されている。ここでは、パン生地体
３１’，３１”がコンベア手段３４上に載置されてお
り、コンベア手段３４は調整自在駆動手段３５により異
なる運搬速度で駆動できる。本発明の装置は更にパン生
地体とローラ３３との接触を検出するための検出手段３
６および３６’を含む。この検出手段はパン生地体がロ
ーラ３３の前部で所定間隔をおいて設置されているか否
かを検出するためのセンサ３８，３８’を含む。センサ
３８，３８’はパン生地体が所定間隔で載置されている
ことを検出した場合に、これが駆動手段３５へコネクタ
３９により伝えられ、駆動手段３５はローラ３３の周速
度以下の第１速度から周速度を越える第２速度まで加速
してパン生地片を運ぶ。このようにして、パン生地体は
センサ３８，３８’の位置間のコンベア手段部分上で高
速で運搬される。図３において破線で示されたようにパ
ン生地体３１”がローラ３３に衝突する場合、その慣性
により、パン生地体３１”はローラ３３と平行になる。
このように、パン生地体の配向は運搬速度の加速により
修正される。更に、これにより、該ローラとパン生地体
との間の摩擦は少なくとも略一定になる。検出手段３
６，３６’がパン生地体３１’と該ローラとが接触した
ことを検出すると、駆動手段は直ちにコネクタ３７を介
して第１低速度へ調節されて、該ローラによるフラット
化に負の影響を与えないようにする。パン生地体とロー
ラとの衝突時に望ましくない力がコンベア手段３４へ伝
達されるのを防止するために、コンベア手段３４はスリ
ッピング（Slipping）コンベア手段であるのが好まし
い。
めにパン生地体をローラへ運搬する時にコンベア手段の
運搬速度を加速するように調整できる駆動手段を装備し
た装置を提供する。本発明によるかかる装置は図３に上
面図により概要が示されている。ここでは、パン生地体
３１’，３１”がコンベア手段３４上に載置されてお
り、コンベア手段３４は調整自在駆動手段３５により異
なる運搬速度で駆動できる。本発明の装置は更にパン生
地体とローラ３３との接触を検出するための検出手段３
６および３６’を含む。この検出手段はパン生地体がロ
ーラ３３の前部で所定間隔をおいて設置されているか否
かを検出するためのセンサ３８，３８’を含む。センサ
３８，３８’はパン生地体が所定間隔で載置されている
ことを検出した場合に、これが駆動手段３５へコネクタ
３９により伝えられ、駆動手段３５はローラ３３の周速
度以下の第１速度から周速度を越える第２速度まで加速
してパン生地片を運ぶ。このようにして、パン生地体は
センサ３８，３８’の位置間のコンベア手段部分上で高
速で運搬される。図３において破線で示されたようにパ
ン生地体３１”がローラ３３に衝突する場合、その慣性
により、パン生地体３１”はローラ３３と平行になる。
このように、パン生地体の配向は運搬速度の加速により
修正される。更に、これにより、該ローラとパン生地体
との間の摩擦は少なくとも略一定になる。検出手段３
６，３６’がパン生地体３１’と該ローラとが接触した
ことを検出すると、駆動手段は直ちにコネクタ３７を介
して第１低速度へ調節されて、該ローラによるフラット
化に負の影響を与えないようにする。パン生地体とロー
ラとの衝突時に望ましくない力がコンベア手段３４へ伝
達されるのを防止するために、コンベア手段３４はスリ
ッピング（Slipping）コンベア手段であるのが好まし
い。
【００１４】このようにして、本発明によれば、再現可
能に配向されたフラットなパン生地片３２が形成され、
続く加工を簡単にする。更に、本発明によれば図４に概
要で示されたように、パン生地体４１は再現可能に配向
された形状を有するフラットなパン生地片４２に形成さ
れ、このフラットなパン生地片４２は簡単に均一径のロ
ールパン生地片に巻回することができる。このようにし
て、パン生地製品を再現可能に製造することができる。
能に配向されたフラットなパン生地片３２が形成され、
続く加工を簡単にする。更に、本発明によれば図４に概
要で示されたように、パン生地体４１は再現可能に配向
された形状を有するフラットなパン生地片４２に形成さ
れ、このフラットなパン生地片４２は簡単に均一径のロ
ールパン生地片に巻回することができる。このようにし
て、パン生地製品を再現可能に製造することができる。
【図１】パン生地体からフラットなパン生地片を形成す
るための既知装置の断面図を示す。
るための既知装置の断面図を示す。
【図２】パン生地体を載置した図１の装置の上面図を示
し、既知方法が採用されている。
し、既知方法が採用されている。
【図３】本発明による方法を示す説明図である。
【図４】パン生地製品を製造する所定工程におけるパン
生地の形状の変化を示す。
生地の形状の変化を示す。
１１，２１’２１”，３１’３１”…パン生地体 １２，２２，３２…パン生地片 １３，２３，３３…ローラ ３４…コンベア手段 ３５…駆動手段 ３６，３６’…検出手段 ３８，３８’…センサ
Claims (8)
- 【請求項１】 パン生地体を所定の運搬速度でローラへ
運搬しかつ該ローラでフラットにするパン生地体からフ
ラットなパン生地片を形成する方法において、前記パン
生地体を前記ローラから所定間隔をおいて設置するとき
に前記コンベア速度を加速させることを特徴とする、フ
ラットなパン生地片を形成する方法。 - 【請求項２】 前記運搬速度を前記ローラの周速度と同
等またはそれ未満の第１速度からその周速度を越える第
２速度へ加速することを特徴とする、請求項１の方法。 - 【請求項３】 前記パン生地体が前記ローラと接触した
直後に前記運搬速度を第１速度へ減速することを特徴と
する、請求項２の方法。 - 【請求項４】 パン生地体をフラットにするローラ、お
よび所定運搬速度で前記ローラへ前記パン生地体を運搬
するための駆動手段により駆動するコンベア手段を装備
したパン生地体からフラットなパン生地片を形成する装
置において、前記駆動手段は、前記ローラへ前記パン生
地体を運搬する時に、前記コンベア手段の運搬速度を加
速するための調整自在の駆動手段から成ることを特徴と
する、パン生地体からフラットなパン生地片を形成する
装置。 - 【請求項５】 前記コンベア手段は前記調整自在駆動手
段により前記ローラの周速度と同等またはそれ未満の第
１速度または周速度を越える第２速度で駆動できる、請
求項４の装置。 - 【請求項６】 前記パン生地体と前記ローラとの接触を
検出するための検出手段を更に含む、請求項４または５
の装置。 - 【請求項７】 前記検出手段は、前記パン生地体が前記
ローラの前で所定間隔を置いて設置されているか否かを
検出するセンサを具備することを特徴とする、請求項６
の装置。 - 【請求項８】 前記コンベア手段はスリッピングコンベ
ア手段であることを特徴とする、請求項４から７のいず
れか１の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| NL9401776A NL9401776A (nl) | 1994-10-26 | 1994-10-26 | Werkwijze en inrichting voor het uit een deegstuk vormen van een plat stuk deeg. |
| NL9401776 | 1994-10-26 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08205753A true JPH08205753A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=19864830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7279300A Pending JPH08205753A (ja) | 1994-10-26 | 1995-10-26 | パン生地体からフラットなパン生地片を形成する方法および装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5665400A (ja) |
| EP (1) | EP0709027B1 (ja) |
| JP (1) | JPH08205753A (ja) |
| DE (1) | DE69513933T2 (ja) |
| ES (1) | ES2143002T3 (ja) |
| NL (1) | NL9401776A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015019626A (ja) * | 2013-07-19 | 2015-02-02 | テーブルマーク株式会社 | ハード系パンの成型方法 |
Families Citing this family (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USD1027362S1 (en) * | 2022-11-15 | 2024-05-21 | General Mills, Inc | Cereal food piece with emoji |
| USD1027367S1 (en) * | 2022-11-15 | 2024-05-21 | General Mills, Inc. | Cereal food piece with emoji |
| USD1027368S1 (en) * | 2022-11-15 | 2024-05-21 | General Mills, Inc. | Cereal food piece with emoji |
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