JP2896776B1 - 搬送コンベア用搬送物体の方向変換装置 - Google Patents

搬送コンベア用搬送物体の方向変換装置

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JP2896776B1
JP2896776B1 JP10533098A JP10533098A JP2896776B1 JP 2896776 B1 JP2896776 B1 JP 2896776B1 JP 10533098 A JP10533098 A JP 10533098A JP 10533098 A JP10533098 A JP 10533098A JP 2896776 B1 JP2896776 B1 JP 2896776B1
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Abstract

【要約】 【課題】 搬送コンベアにおいて搬送物体の向きを一定
化できるようにし、包装ライン等で搬送コンベアを用い
たときに一定方向で搬送物体を包装できるようにする
等、搬送物体処理のために種々の用に供することができ
るようにする。 【解決手段】 搬送物体としての菓子パンSを搬送する
搬送コンベアC上の菓子パンSの方向変換を行なう方向
変換装置Kにおいて、搬送コンベアCの搬送途中で菓子
パンSの方向を変える前位及び後位に列設された方向変
換機構10と、方向変換機構10の上流側で搬送コンベ
アC上の菓子パンSの方向を検出する方向検出手段20
と、方向検出手段20の方向検出に基づいて方向変換機
構10を作動させる作動手段30とを備え、方向変換機
構10を搬送コンベアCの搬送方向に直交する方向に並
設された一対のローラ12,13を備えて構成し、作動
手段30によって一対のローラ12,13の相対的回転
速度を変えて菓子パンSの方向を変えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品工場等でパン
等の搬送物体を搬送するために用いられる搬送コンベア
に設けられ、搬送コンベア上を搬送される搬送物体の方
向変換を行なう搬送コンベア用搬送物体の方向変換装置
に関する。
【従来の技術】
【0002】一般に、搬送コンベアとしては、例えば、
搬送物体として菓子パンを例に挙げて説明すると、図1
0に示すように、製造された菓子パンSを搬送して包装
する包装ラインに用いられるものがある。この搬送コン
ベアCは、所要長さのエンドレスベルトをローラに巻回
してなるベルトコンベア装置を複数連設して構成されて
いる。包装ラインにおいては、主搬送コンベアC(a)
によって製造された菓子パンSを搬送し、この主搬送コ
ンベアC(a)に分岐した分岐搬送コンベアC(b)
(図では2系統)を接続し、例えば、搬送された菓子パ
ンSを一個一個搬送状態のまま樹脂フィルムに包容して
溶着して包装する包装機Hを各分岐搬送コンベアC
(b)に接続し、主搬送コンベアC(a)上を搬送され
る多数の菓子パンSを列分け装置4で左右に列分けし、
列別けされた菓子パンSを分岐搬送コンベアC(b)に
供給して搬送し、包装機Hで包装して排出するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この包装ラ
インにあっては、種々の形状の菓子パンSが搬送される
が、円盤状やドーナツ型等の点対称形状の菓子パンでは
問題が無いが、例えば、クリームパンやジャムパン等に
旧来から良く用いられている非点対称の異形の菓子パン
Sにあっては、搬送コンベアCでの搬送過程において、
搬送コンベアC上に必ずしも一定の向きに載置されるこ
とがなく、種々の方向を向くことになる。多少の方向の
ずれでは問題がないが、特に、正規の方向から90度を
越えて向きが変わると、包装されたときには、包装紙に
対して、180度逆転した位置で包装されるものも生
じ、一般には包装紙は透明で外側に商品名,デザイン等
が印刷されたものがほとんどであることから、包装紙内
の菓子パンSの向きが異なると、外観品質にバラツキが
生じるという問題があった。本発明は、上記の問題点に
鑑みてなされたもので、搬送コンベアにおいて搬送物体
の向きを一定化できるようにし、包装ライン等で搬送コ
ンベアを用いたときに一定方向で搬送物体を包装できる
ようにする等、搬送物体処理のために種々の用に供する
ことができる搬送コンベア用搬送物体の方向変換装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明の搬送コンベア用搬送物体の方向変換装
置は、搬送コンベア上を搬送される搬送物体の方向変換
を行なう搬送コンベア用搬送物体の方向変換装置におい
て、上記搬送コンベアの搬送途中で搬送物体の方向を変
える方向変換機構と、該方向変換機構の上流側で上記搬
送コンベア上の搬送物体の方向を検出する方向検出手段
と、該方向検出手段の方向検出に基づいて上記方向変換
機構を作動させる作動手段とを備えた構成としている。
これにより、方向検出手段が搬送物体の方向を検出する
と、搬送物体の方向が正規のものでない場合には、方向
検出手段の方向検出に基づいて作動手段が方向変換機構
を作動させる。そのため、搬送物体の方向を正規の方向
に変えることができる。
【0005】そして、上記方向変換機構を、上記搬送コ
ンベアの搬送方向に沿って複数列設した構成としてい
る。これにより、搬送物体は一時に方向変換されるので
はなく、分けて方向変換され、一回当りの搬送物体の変
換移動量が少なくて済み、それだけ、細かい調整が行な
われる。そしてまた、上記方向変換機構を、上記搬送コ
ンベアの搬送途中に介装されるとともに該搬送コンベア
の搬送方向に直交する方向に並設され上流側の搬送コン
ベアから搬送された搬送物体を移動させて下流側の搬送
コンベアに受け渡す一対のローラと、該一対のローラを
夫々独立して回転駆動させるモータとを備えて構成し、
上記作動手段を、上記方向検出手段の方向検出に基づい
て上記一対のローラの相対的回転速度を変えて搬送物体
の方向を変える回転制御手段を備えて構成している。こ
れにより、ローラ間に相対速度の違いが生じるので、ロ
ーラ上の搬送物体に送り量の差が生じ、そのため、搬送
物体が回転させられる。
【0006】また、上記作動手段の回転制御手段を、上
記方向検出手段の方向検出に基づいて上記一対のローラ
のモータの少なくともいずれか一方のモータの回転数を
変えるモータ回転数制御機能を備えて構成している。こ
の場合、上記作動手段の回転制御手段のモータ回転数制
御機能を、上記方向検出手段の方向検出に基づいて上記
一対のローラのモータのいずれか一方のモータの回転数
を一時的に停止させる機能で構成している。モータの回
転数が制御されるので、簡単な機構で制御が容易に行な
われる。更に、必要に応じ、上記方向検出手段を、上記
方向変換機構の上流側の所定位置に搬送物体が到達した
か否かを検知する到達検知手段と、該到達検知手段が搬
送物体の到達を検知したとき該搬送物体を撮像するカメ
ラと、該カメラの撮像結果に基づいて当該搬送物体の方
向が正規の方向に在るか否かを判定するとともに正規の
方向に否と判定したとき上記作動手段を機能させる方向
判定手段とを備えて構成している。カメラの撮像によっ
て方向が判断され、方向が正規の方向に在るか否かの判
定が容易に行なわれる。
【0007】更にまた、必要に応じ、上記方向判定手段
を、上記カメラの撮像結果から抽出した所定の複数の固
定範囲における搬送物体の撮像領域同士の面積を比較
し、搬送物体が正規の位置に在るときの撮像領域同士の
面積の比較と異なるとき、搬送物体の方向が正規の方向
に否と判定する機能を備えて構成している。これによ
り、面積の比較によって判定が行なわれるので、判定が
極めて容易に行なわれる。また、上記作動手段を、上記
到達検知手段が搬送物体の到達を検知したときから該搬
送物体が上記方向変換機構に至るまでの予め定めた一定
時間を計時するタイマを備えて構成し、該タイマの計時
時間後に方向変換機構を作動させる機能を備えて構成し
ている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態に係る搬送コンベア用搬送物体の方向変
換装置について説明する。図1乃至図8に示す本発明の
実施の形態に係る搬送コンベア用搬送物体の方向変換装
置Kは、例えば、搬送物体として菓子パンSを例に挙げ
て説明すると、図8に示すように、製造された菓子パン
Sを搬送して包装する包装ラインに用いられるものがあ
る。搬送コンベアCは、図3及び図4に示すように、所
要長さのエンドレスベルト1をローラ2に巻回してなる
ベルトコンベア装置3を複数連設して構成されている。
図8に示す包装ラインにおいては、製造された菓子パン
Sをまとめて搬送する前段の主搬送コンベアC(a)
と、この主搬送コンベアC(a)の菓子パンSを2列に
整列させる列分け装置4と、整列された菓子パンSを夫
々2系統にして搬送する分岐搬送コンベアC(b),C
(b)と、分岐搬送コンベアC(b)毎に設けられ搬送
された菓子パンSを一個一個搬送状態のまま樹脂フィル
ムに包容して溶着して包装する包装機Hと、包装機Hに
よって包装された菓子パンSを排出する排出搬送コンベ
アC(c)と、排出搬送コンベアC(c)から排出され
た菓子パンSをまとめて搬送する搬送コンベアC(d)
とを備えて構成されている。C(e)は列分け装置4の
下流に設けられ、切替え装置5によって切替えられて案
内された菓子パンSを搬送する他径路の他搬送コンベア
である。この他搬送コンベアC(e)にも別の包装機H
及び排出搬送コンベアC(c)が設けられている。
【0009】実施の形態に係る方向変換装置Kは、上記
の2系統の分岐搬送コンベアC(b)に夫々設けられて
いる。この方向変換装置Kの基本的構成は、図1乃至図
3に示すように、搬送コンベアCの搬送途中で菓子パン
Sの方向を変える方向変換機構10と、方向変換機構1
0を制御する制御部11とを備えている。制御部11
は、方向変換機構10の上流側で搬送コンベアC上の菓
子パンSの方向を検出する方向検出手段20と、方向検
出手段20の方向検出に基づいて上記方向変換機構10
を作動させる作動手段30とを備えている。また、方向
変換機構10は、搬送コンベアCの搬送方向に沿って複
数列設されている。実施の形態では、前位の方向変換機
構10及び後位の方向変換機構10の2つ列設されてい
る。
【0010】方向変換機構10は、図1乃至図5に示す
ように、搬送コンベアCの搬送途中に介装されるととも
に該搬送コンベアCの搬送方向に直交する方向に並設さ
れ上流側の搬送コンベアCから搬送された菓子パンSを
移動させて下流側の搬送コンベアCに受け渡す一対のロ
ーラ12,13と、一対のローラ12,13を夫々独立
して回転駆動させる一対のモータ14,15とを備えて
構成されている。一対のローラ12,13はモータ1
4,15によって、通常、同回転数で同方向に回転させ
られる。図4及び図5中、16は搬送コンベアCの基
台、17はモータ14,15の支持台である。また、図
5に示すように、ローラ12,13はドラム状に形成さ
れ表面に巻回されたゴムシート18を有している。
【0011】制御部11の方向検出手段20は、詳しく
は図2に示すように、方向変換機構10の上流側の所定
位置に菓子パンSが到達したか否かを検知する光電セン
サ等の到達検知手段21と、到達検知手段21が菓子パ
ンSの到達を検知したとき菓子パンSを撮像するカメラ
22と、カメラ22の撮像結果に基づいて菓子パンSの
方向が正規の方向に在るか否かを判定するとともに菓子
パンSの方向が正規の方向に否と判定したとき作動手段
30を機能させるCPU等からなる方向判定手段23と
を備えて構成されている。詳しくは、図6(a)(b)
に示すように、方向判定手段23は、カメラ22が撮像
した撮像データ中、所定の複数の固定範囲E1 ,E2 ,
E3 ,E4 (実施の形態では4つのコーナ部)を抽出
し、この抽出した複数の固定範囲E1 ,E2,E3 ,E4
における菓子パンSの撮像領域R1 ,R2 ,R3 ,R4
同士の面積を比較し、菓子パンSが正規の位置に在る
ときの撮像領域R1 ,R2 ,R3 ,R4 同士の面積の比
較と異なるとき、菓子パンSの方向が正規の方向に否と
判定する機能を備えて構成されている。
【0012】実施の形態では、例えば、菓子パンSが図
6に示すような異形形状であるとき、範囲E1 ,E2 に
映った菓子パンSの撮像領域R1 ,R2 の合計面積と、
範囲E3 ,E4 に映った菓子パンSの撮像領域R3 ,R
4 とを比較し、菓子パンSが正規の位置に有るときの撮
像領域R1 ,R2 ,R3 ,R4 同士の面積の比較と異な
るとき、菓子パンSの方向が正規の方向に無いと判定す
る。即ち、図6(a)に示す状態が正規の方向の状態で
あるとき、範囲E1 ,E2に映った菓子パンSの撮像領
域R1 ,R2 の合計面積は、範囲E3 ,E4 に映った菓
子パンSの撮像領域R3 ,R4 の合計面積よりも小さい
ので、この場合は正規であると判定する。一方、図6
(b)に示すように、範囲E1 ,E2 に映った菓子パン
Sの撮像領域R1 ,R2 の合計面積が、範囲E3 ,E4
に映った菓子パンSの撮像領域R3,R4 の合計面積よ
りも大きいときは、正規の方向に否と判定する。図2に
おいて、24はモニタであって、判定結果を表示する。
例えば、色表示により正規の方向に否と表示する。
【0013】制御部11の作動手段30は、詳しくは図
2に示すように、方向検出手段20の方向検出に基づい
て一対のローラ12,13の相対的回転速度を変えて菓
子パンSの方向を変える回転制御手段31を備えて構成
されている。詳しくは、作動手段30の回転制御手段3
1は、方向検出手段20の方向検出に基づいて一対のロ
ーラ12,13のモータ14,15の少なくともいずれ
か一方のモータ14,15の回転数を変えるインバータ
32からなるモータ回転数制御機能を備えて構成されて
いる。実施の形態においては、一方のモータ14を停止
させてローラ12の回転数をゼロにする。33は作動手
段30を機能させるCPUや電源ユニットである。ま
た、他方のローラ13の回転数は、一方のローラ12の
回転数がゼロになったとき菓子パンSを約90度回転さ
せ得る回転数に設定されている。これにより、菓子パン
Sは、列設された前位の方向変換機構10によって約9
0度回転させられ、後位の方向変換機構10によって、
更に約90度回転させられ、合わせて約180度回転せ
しめられる。尚、一方のローラ12の回転停止期間は、
タイマ制御等によって、菓子パンSが回転する所定秒に
定められ、その後は通常の回転に戻る。
【0014】また、作動手段30は、到達検知手段21
が菓子パンSの到達を検知したときから菓子パンSが方
向変換機構10に至るまでの予め定めた一定時間を計時
するタイマ34を備えて構成されており、このタイマ3
4の計時時間後に方向変換機構10を作動させる機能を
備えて構成されている。更に、図1に示すように、後位
の方向変換機構10の下流に、菓子パンSの左右に当接
可能に設けられ当接によって菓子パンSの方向を矯正し
て補正する一対の当接体40,40が設けられている。
【0015】従って、この包装ラインによって菓子パン
Sを包装するときには、例えば、図6に示すような、異
形の菓子パンSを包装する場合について説明すると、以
下のようにして行なわれる。包装ラインにおいては、図
8に示すように、主搬送コンベアC(a),列分け装置
4及び搬送コンベアC(d)が作動しており、また、切
替え装置5の切換えはなく、分岐搬送コンベアC
(b),これに連設された方向変換装置K,包装機H及
び排出搬送コンベアC(c)が作動し、他搬送コンベア
C(e)は休止状態にある。この状態で、製造された菓
子パンSは、順次主搬送コンベアC(a)で搬送される
とともに、列分け装置4で2列に整列させられ、各分岐
搬送コンベアC(b)によって菓子パンSが包装機Hに
向けて搬送される。そして、分岐搬送コンベアC(b)
において、方向変換装置Kが機能させられる。
【0016】方向変換装置Kにおいては、図7に示すフ
ローチャートを参照して説明すると、常時、制御部11
の方向検出手段20の到達検知手段21が、方向変換機
構10の上流側の所定位置に菓子パンSが到達したか否
かを検知しており(1−1)、到達検知手段21が菓子
パンSの到達を検知すると(1−1Y)、カメラ22が
菓子パンSを撮像する(1−2)。この撮像結果に基づ
いて方向判定手段23が菓子パンSの方向が正規の方向
に在るか否かを判定する(1−3)。この判定は、図6
に示すように、範囲E1 ,E2 に映った菓子パンSの撮
像領域R1 ,R2 の合計面積と、範囲E3 ,E4 に映っ
た菓子パンSの撮像領域R3,R4 の合計面積とを算出
して比較し、図6(a)に示すように、撮像領域R1,
R2 の合計面積が撮像領域R3 ,R4 の合計面積よりも
小さいときは、正規の方向に在ると判定して(1−3
Y)、ローラ12,13の回転状態をそのままにする。
これにより、菓子パンSは、前位の一対のローラ12,
13によって下流の搬送コンベアCに受け渡され、更
に、後位の一対のローラ12,13によって下流の搬送
コンベアCによって受け渡される。一方、図6(b)に
示すように、撮像領域R1 ,R2 の合計面積が撮像領域
R3 ,R4 の合計面積よりも大きいときは、正規の方向
に否と判定して(1−3N)、作動手段30を機能させ
る。
【0017】作動手段30は、到達検知手段21が菓子
パンSの到達を検知したときから菓子パンSが方向変換
機構10に至るまでの予め定めた一定時間を計時するタ
イマ34を備えており、このタイマの計時時間後に方向
変換機構10を作動させる(1−4,1−5)。即ち、
図1に示すように、前位の方向変換機構10において、
一方のモータ14を所定秒間停止させてローラ12の回
転数をゼロにする。これにより、菓子パンSは、ローラ
12,13間に相対速度の違いが生じるので、菓子パン
Sの送り量の差が生じ、そのため、回転させられる。菓
子パンSは、この方向変換機構10によって約90度回
転させられる(1−4)。また、図1に示すように、後
位の方向変換機構10において、一方のモータ14を所
定秒間停止させてローラ12の回転数をゼロにする。こ
れにより、菓子パンSは、ローラ12,13間に相対速
度の違いが生じるので、菓子パンSの送り量の差が生
じ、そのため、回転させられる。菓子パンSは、この方
向変換機構10によって更に約90度回転させられ(1
−5)、合わせて約180度回転させられる。
【0018】そして、後位の方向変換機構10を通過し
た菓子パンSは、図1に示すように、当接体40,40
の間を通り、このとき、当接体40に菓子パンSの左右
が当接すると、その方向がわずかに矯正されて補正さ
れ、より一層確実に正規の方向に向けられる。その後、
菓子パンSは、包装機Hに至り包装紙に包装される。こ
の場合、菓子パンSは、その方向が、正規の方向に向け
られているので、包装紙に対して、180度逆転した位
置で包装されるものがなくなり、包装紙内の菓子パンS
の向きが異なって外観品質にバラツキが生じる事態が防
止される。
【0019】尚、上記実施の形態において、方向判定手
段23は、カメラ22が撮像した撮像データ中、4つの
所定の複数の固定範囲E1 ,E2 ,E3 ,E4 を抽出
し、この範囲における菓子パンSの撮像領域R1 ,R2
,R3 ,R4 同士の面積を比較して菓子パンSの方向
が正規の方向に否と判定したが、必ずしもこれに限定さ
れるものではなく、例えば、図9に示すように、方向判
定手段23は、カメラ22が撮像した撮像データ中、2
つの所定の複数の固定範囲E1 ,E2 を抽出し、この範
囲における菓子パンSの撮像領域R1 ,R2 同士の面積
を比較して菓子パンSの方向が正規の方向に否と判定す
るようにしても良く、適宜変更して差支えない。尚ま
た、上記実施の形態においては、菓子パンSとして図6
に示すような異形の形状のものに適用した場合を説明し
たが、必ずしもこれに限定されるものではなく、別の異
形形状のものに適用しても良く適宜変更して差支えな
い。尚また、異形形状ではない、例えば、円盤状のパン
等、方向の変換の必要のないものは、本方向変換装置K
を特に作動させなくても良い。また、上記実施の形態に
おいては、搬送物体として菓子パンSを挙げて説明した
が、必ずしもこれに限定されるものではなく、どのよう
な搬送物体であっても良い。更に、上記実施の形態にお
いては、本発明を包装ラインの搬送コンベアに適用した
が、必ずしもこれに限定されるものではなく、どのよう
な搬送コンベアに適用しても良いことは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の搬送コン
ベア用搬送物体の方向変換装置によれば、搬送物体の方
向が正規のものでない場合に、方向検出手段の方向検出
に基づいて作動手段によって方向変換機構を作動させ搬
送コンベアの搬送途中で搬送物体の方向を変えることが
できるので、搬送コンベアにおいて搬送物体の向きを一
定化でき、搬送物体処理のための種々の用に供すること
ができる。特に、搬送物体の包装ラインに用いた場合に
は、一定方向で搬送物体を包装できるようになるので、
搬送物体の外観品質を向上させることができ、極めて有
用になる。
【0021】また、方向変換機構を、搬送コンベアの搬
送方向に沿って複数列設したことから、一時に方向変換
するのではなく、分けて方向変換するので、一回当りの
搬送物体の変換移動量が少なくて済み、それだけ、細か
い調整ができる。更に、方向変換機構を、搬送コンベア
の搬送途中に介装されるとともに搬送コンベアの搬送方
向に直交する方向に並設され上流側の搬送コンベアから
搬送された搬送物体を移動させて下流側の搬送コンベア
に受け渡す一対のローラと、一対のローラを夫々独立し
て回転駆動させるモータとを備えて構成し、作動手段
を、方向検出手段の方向検出に基づいて一対のローラの
相対的回転速度を変えて搬送物体の方向を変える回転制
御手段を備えて構成したことから、搬送物体をローラの
相対速度の違いによって回転させるだけで良いので、機
構を極めて簡単にすることができるとともに、搬送物体
を傷つけにくくすることができるという効果がある。
【0022】更にまた、作動手段の回転制御手段を、方
向検出手段の方向検出に基づいて上記一対のローラのモ
ータの少なくともいずれか一方のモータの回転数を変え
るモータ回転数制御機能を備えて構成したことから、
ータの回転数を制御するので、より一層機構を簡単にす
ることができ、制御も容易に行なうことができる。特
に、モータ回転数制御機能をいずれか一方のモータの回
転数を一時的に停止させる機能で構成したので、制御を
極めて容易に行なうことができる。また、方向検出手段
を、到達検知手段が搬送物体の到達を検知したとき搬送
物体を撮像するカメラと、カメラの撮像結果に基づいて
当該搬送物体の方向が正規の方向に在るか否かを判定す
るとともに正規の方向に否と判定したとき上記作動手段
を機能させる方向判定手段とを備えて構成した場合に
は、カメラの撮像によって方向を判断するので、方向が
正規の方向に在るか否かの判定が容易でかつ確実に行な
うことができる。
【0023】更に、方向判定手段を、上記カメラの撮像
結果から抽出した所定の複数の固定範囲における搬送物
体の撮像領域同士の面積を比較し、搬送物体が正規の位
置に在るときの撮像領域同士の面積の比較と異なると
き、搬送物体の方向が正規の方向に否と判定する機能を
備えて構成した場合には、面積の比較によるので、判定
を極めて容易に行なうことができ、それだけ、装置の構
造を簡易にできるという効果がある。更にまた、作動手
段を、到達検知手段が搬送物体の到達を検知したときか
ら搬送物体が方向変換機構に至るまでの予め定めた一定
時間を計時するタイマを備えて構成し、タイマの計時時
間後に方向変換機構を作動させる機能を備えて構成した
場合には、比較的容易に組み込めるタイマによるので、
装置の構造を簡易にできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る搬送コンベア用搬送
物体の方向変換装置を搬送物体の搬送状態とともに示す
図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る搬送コンベア用搬送
物体の方向変換装置の構成を示す全体図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る搬送コンベア用搬送
物体の方向変換装置の要部を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る搬送コンベア用搬送
物体の方向変換装置を示す側面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る搬送コンベア用搬送
物体の方向変換装置を示す図4中A−A線断面図であ
る。
【図6】本発明の実施の形態に係る搬送コンベア用搬送
物体の方向変換装置における方向判定手段の固定範囲の
抽出形態を示す図であり、(a)は搬送物体が正規の方
向に在る時の状態を示す平面図、(b)は搬送物体が正
規の方向にない時の状態を示す平面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る搬送コンベア用搬送
物体の方向変換装置の動作手順を示すフローチャート図
である。
【図8】本発明の実施の形態に係る搬送コンベア用搬送
物体の方向変換装置が適用される菓子パンの包装ライン
を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る搬送コンベア用搬送
物体の方向変換装置における方向判定手段の固定範囲の
別の抽出形態を示す図であり、(a)は搬送物体が正規
の方向に在る時の状態を示す平面図、(b)は搬送物体
が正規の方向にない時の状態を示す平面図である。
【図10】搬送コンベアが用いられた菓子パンの包装ラ
インの一例を示す図である。
【符号の説明】
K 方向変換装置 S 菓子パン(搬送物体) C 搬送コンベア 1 エンドレスベルト 2 ローラ 3 ベルトコンベア装置 4 列分け装置 5 切替え装置 C(a) 主搬送コンベア C(b) 分岐搬送コンベア C(c) 排出搬送コンベア C(d) 搬送コンベア C(e) 他搬送コンベア H 包装機 10 方向変換機構 11 制御部 12 一方のローラ 13 他方のローラ 14 一方のモータ 15 他方のモータ 16 基台 17 支持台 18 ゴムシート 20 方向検出手段 21 到達検知手段 22 カメラ 23 方向判定手段 E1 ,E2 ,E3 ,E4 固定範囲 R1 ,R2 ,R3 ,R4 撮像領域 24 モニタ 30 作動手段 31 回転制御手段 32 インバータ 33 CPUや電源ユニット 34 タイマ 40 当接体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−51507(JP,A) 特開 平8−58958(JP,A) 特開 平5−51001(JP,A) 特開 平6−329235(JP,A) 実開 昭55−96821(JP,U) 実開 昭56−140519(JP,U) 実開 昭57−193342(JP,U) 実開 平6−37226(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 47/31

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送コンベア上を搬送される搬送物体の
    方向変換を行なう搬送コンベア用搬送物体の方向変換装
    置において、上記搬送コンベアの搬送途中で搬送物体の
    方向を変える方向変換機構と、該方向変換機構の上流側
    で上記搬送コンベア上の搬送物体の方向を検出する方向
    検出手段と、該方向検出手段の方向検出に基づいて上記
    方向変換機構を作動させる作動手段とを備え、 上記方向変換機構を、上記搬送コンベアの搬送方向に沿
    って複数列設し、 上記方向変換機構を、上記搬送コンベアの搬送途中に介
    装されるとともに該搬送コンベアの搬送方向に直交する
    方向に並設され上流側の搬送コンベアから搬送された搬
    送物体を移動させて下流側の搬送コンベアに受け渡す一
    対のローラと、該一対のローラを夫々独立して回転駆動
    させるモータとを備えて構成し、 上記作動手段を、上記方向検出手段の方向検出に基づい
    て上記一対のローラの相対的回転速度を変えて搬送物体
    の方向を変える回転制御手段を備えて構成し、 上記作動手段の回転制御手段を、上記方向検出手段の方
    向検出に基づいて上記一対のローラのモータの少なくと
    もいずれか一方のモータの回転数を変えるモータ回転数
    制御機能を備えて構成し、上記作動手段の回転制御手段
    のモータ回転数制御機能を、上記方向検出手段の方向検
    出に基づいて上記一対のローラのモータのいずれか一方
    のモータの回転数を一時的に停止させる機能で構成し
    ことを特徴とする搬送コンベア用搬送物体の方向変換装
    置。
  2. 【請求項2】 上記方向検出手段を、上記方向変換機構
    の上流側の所定位置に搬送物体が到達したか否かを検知
    する到達検知手段と、該到達検知手段が搬送物体の到達
    を検知したとき該搬送物体を撮像するカメラと、該カメ
    ラの撮像結果に基づいて当該搬送物体の方向が正規の方
    向に在るか否かを判定するとともに正規の方向に否と判
    定したとき上記作動手段を機能させる方向判定手段とを
    備えて構成したことを特徴とする請求項1記載の搬送コ
    ンベア用搬送物体の方向変換装置。
  3. 【請求項3】 上記方向判定手段を、上記カメラの撮像
    結果から抽出した所定の複数の固定範囲における搬送物
    体の撮像領域同士の面積を比較し、搬送物体が正規の位
    置に在るときの撮像領域同士の面積の比較と異なると
    き、搬送物体の方向が正規の方向に否と判定する機能を
    備えて構成したことを特徴とする請求項2記載の搬送コ
    ンベア用搬送物体の方向変換装置。
  4. 【請求項4】 上記作動手段を、上記到達検知手段が搬
    送物体の到達を検知したときから該搬送物体が上記方向
    変換機構に至るまでの予め定めた一定時間を計時するタ
    イマを備えて構成し、該タイマの計時時間後に方向変換
    機構を作動させる機能を備えて構成したことを特徴とす
    請求項2または3記載の搬送コンベア用搬送物体の方
    向変換装置。
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