JPH0820443B2 - 角質層標本の作成方法 - Google Patents

角質層標本の作成方法

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JPH0820443B2
JPH0820443B2 JP62145028A JP14502887A JPH0820443B2 JP H0820443 B2 JPH0820443 B2 JP H0820443B2 JP 62145028 A JP62145028 A JP 62145028A JP 14502887 A JP14502887 A JP 14502887A JP H0820443 B2 JPH0820443 B2 JP H0820443B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、皮膚の角質層を標本に形成するための標本
作成方法に関するものであり、化粧料、食品、医薬品、
肌質の検査などの分野に利用しうるものである。
〔従来の技術〕
本来、化粧料等の皮膚の状態を良好に保つことが必要
とされる物品の販売にあたっては、ユーザーの皮膚の状
態を的確に把握し、それに応じた化粧を指導すべきであ
る。こうした考えの基に近年では、皮膚の状態を観察又
は測定するなどして肌質、肌性、肌状態等を知ること
が、重要な課題となって来た。
従来、これらの肌状態を観察する方法としては、多く
の方法が提案されているが、皮膚表面の角質層を詳細に
観察することにより、正確な肌の検査が行えることが、
わかってきた。従来、皮膚の表面状態を調べる方法とし
ては、 (a)直接肉眼により皮膚を観察する方法。
(b)スンプ法(セルロイド板に酢酸アミル等の有機溶
剤を滴下し、このセルロイド板を皮膚に密着せしめた
後、これをはがして、皮膚レプリカを作製し、これを観
察する方法)。
(c)ビデオスコープ等の機器を用いて、皮膚の拡大像
をモニターに映し出し、これを観察する方法。等の方法
が行われてきた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、(a)または(c)の方法は外観所見によ
るものであり、肌の色つやなどの測定には便利である
が、皮膚の状態を精密に調べることはできなかった。ま
た、(b)の方法は皮膚の粗さや凹凸を調べるには有利
な方法であるが、単に表面形状を測定するのみであっ
た。したがって、肌の状態をより詳細に調べる為には、
角質層を採取し、これを観察することが最良の方法であ
る。
この角質層標本の作成方法としては、例えば透明板に
公知の接着剤を塗布し、これを皮膚に密着せしめた後に
はがして、透明板に角質層を保持させ、これをそのまま
角質層標本とする方法が考えられる。ところが、この方
法では、鮮明で保存性の良い角質層標本を得ることがで
きず、また、被検者の肌をいためることも多い。
したがって、皮膚の状態を精密に観察もしくは検査す
ることが困難である。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前記事項に鑑みなされたものであり、有機
溶剤に可溶な粘着性物質を塗布してあるとともに、この
粘着性物質に皮膚角質層を付着させたテープを、あらか
じめ固着剤を塗布せしめた透明板に張り付け、次に、有
機溶剤を用いてこの粘着性テープを取り去ることによ
り、透明板に角質層を固定し、必要に応じてこれを染色
して角質層標本を作成するものである。
〔作用〕
本発明方法は、前記手段をとったことにより、有機溶
剤に可溶な粘着性物質を塗布してあるテープにより皮膚
から角質層を採取できる。そして、前記手段により、鮮
明で保存性の良い角質層標本が得られ、この角質層標本
を用いて、角質層細胞について観察、測定すれば、結果
として皮膚の状態を精密にしかも迅速に調べることがで
きる。
本発明により提供される角質層標本とは、おもに人間
の皮膚の表面を覆っている表皮の最外層部分に存在する
薄膜状の細胞群である角質層を透明板上に固定してなる
一種の組織標本である。前記の角質層標本は、染色する
ことなどにより、角質層細胞を詳細に観察することが可
能であり、特に顕微鏡観察に好適である。染色された角
質層細胞は核が存在する場合には、その核が明瞭に観察
でき、表皮細胞の角化状態がわかることから、表皮細胞
の代謝速度や肌あれの状態を知ることも可能である。
又、角質層細胞の面積、周長、偏平率、均質性等を測定
することにより肌の老化度合や肌性を客観的に評価する
ことができるのである。もちろん、上記の角質層標本は
ビデオスコープ等の機器を用いて、画面上に拡大図を映
し出し、これを観察、測定することも好適である。
次に、本発明に係る角質層標本の作成方法において、
使用される粘着性物質は有機溶剤に可溶である樹脂又は
高分子化合物が用いられ、具体例としては、ポリ酢酸ビ
ニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、
ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルエー
テル、ポリブテン、アスファルト、及び、天然ゴム又は
その誘導体、SBR系ゴム、NBR系ゴム、ブタジエン−ビニ
ルピリジン系ゴム、ブチルゴム、クロロプレン系ゴム、
再生ゴム、シアノアクリレート系ゴム、アラビアゴム、
トラガントゴム等のゴム質などが挙げられ、これらの1
種又は2種以上より成る混合物を単独あるいは他の基材
に含有せしめたものが用いられる。上記の粘着性物質の
うちでも、天然ゴム又はその誘導体、SBR系ゴム、NBR系
ゴム、ブタジエン−ビニルピリジン系ゴム、ブチルゴ
ム、クロロプレン系ゴム、再生ゴム、シアノアクリレー
ト系ゴム、アラビアゴム、トラガントゴム等のゴム質は
テープをはがす際の剥離性及び角質層細胞を変化させな
いという点で本発明方法において好適に使用される。も
ちろん本発明方法においては上記の粘着性物質をコーテ
ィングしたテープ、例えば、市販のセロハンテープ等も
好適に使用される。但し、ガムテープ等のガム質を粘着
性物質として用いたテープは、ガム質が前述の有機溶剤
に不溶である為、本考案方法には用いられないものであ
る。尚、上記のテープ自体の材質は一般的又は工業的に
使用されているもので十分であり、均一な厚みを有する
ものの他、細孔を有するもの、綱目状であるものなども
使用可能である。
又、用いられる有機溶剤は、上記粘着性物質を溶解す
ることのできるものであり、このような有機溶剤として
は、具体的には、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール、エーテル、アセント、クロロホルム、
ヘキサン、THF、酢酸エチル、o−キシレン、m−キシ
レン、p−キシレン、メチルベンゼン、エチルベンゼ
ン、プロピルベンゼン、ベンゼン、トルエン、酢酸アミ
ル等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を混合又は
併用して用いるものである。
次に、本発明方法において使用される固着剤は、角質
層を透明板に固定し、且つ、角質層細胞を変性させない
ものであって、且つ、上記の有機溶剤に易溶でないもの
である。このような固着剤としては、公知の接着剤、タ
ンパク質等が挙げられるが、得られる角質層標本がより
鮮明であるという理由から、公知の接着剤等が好適に使
用され、具体例としては、ポリ酢酸ビニル、ポリビニル
アルコール、ポリビニルアセタール、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルエーテル等のポリビニ
ル系接着剤、メラミン樹脂接着剤、フェノール樹脂接着
剤、レゾルシノール系接着剤、キシレン樹脂接着剤、フ
ラン樹脂接着剤、ポリイソシアネート樹脂接着剤、ポリ
エステル樹脂接着剤、ポリアミド系接着剤、ポリブテン
接着剤、エチレン共重合系接着剤、熱可塑性ポリエステ
ル接着剤、ポリエステルアクリレート接着剤、シリコー
ンゴム系接着剤、フェノール混合系接着剤、エポキシ系
接着剤、シアノアクリレート系接着剤、嫌気性ポリエス
テル接着剤、ポリベンツイミダゾール系接着剤、ポリイ
ミド系接着剤、ポリイミドアミド系接着剤、トレニース
系接着剤、メタロキサン系接着剤、にかわ系接着剤、カ
ゼイン系接着剤、セルロース系接着剤、ビスコース系接
着剤等が挙げられ、これらの1種又は2種以上を混合し
て用いるものである。これらの接着剤のうちでも、染色
した場合に染まりにくいという点で、ポリビニル系接着
剤が最も好ましい。
又、上記のタンパク質としては、例えば、卵白アルブ
ミン、乳アルブミン、ミオーゲン、血清アルブミン、グ
ロビン、ロイコシン等のアルブミン類、血清グロブリ
ン、β−ラクトグロブリン、リゾチーム、ミオシン、エ
デスチン、インシュリン、フィブリノーゲン、チログロ
ブリン等のグロブリン類、可溶性コラーゲン、エラスチ
ン、ケラチン、絹フィブロイン、スポンジン、ゴルゴニ
ン、ヒストン、プロタミン、卵白、ゼラチン、ペプト
ン、ペプチド、その他、リンタンパク質、リポタンパク
質、糖タンパク質等が挙げられ、これらの1種又は2種
以上より成る混合物を単独あるいは多価アルコール等の
他の基材に含有せしめたものが用いられる。
又、本発明方法において、使用される透明板は、透明
で角質層標本の観察を妨げず、且つ、有機溶剤に不溶又
は難溶なものである。具体例としては、ガラス板又はポ
リメチルペンテン、ポリエチレン等の樹脂類が挙げら
れ、この中でも透明性及び耐溶剤性の点からガラス板が
最も好ましく用いられる。
本発明方法においては、まず、前述の粘着性物質を塗
布してあるテープを皮膚に密着せしめ、ついで、これを
はがすことにより角質層の一部をテープ上に採取するこ
とができる。次に、このテープをあらかじめ前述の固着
剤を塗布せしめた透明板に張り付ける。ここで、大切な
ことは、透明板にあらかじめ固着剤を塗布しておくこと
であり、この前処理がない場合は、以下に述べるテープ
をはがす等の階段において、角質層が透明板より遊離し
てしまう為、不適当である。又、透明板に角質層を保持
したテープを張り付ける際には、該テープ幅は3〜10mm
程度であることが好ましい。テープの幅がひろすぎる場
合は、有機溶剤の浸透性が悪く、取扱上不便である。次
に、上記のテープを張り付けた透明板を前述の有機溶剤
に1〜3時間浸漬し、テープに付着している粘着性物質
の一部を溶解あるいは膨潤せしめ、該テープの剥離性を
高めた後、これを注意深く透明板よりはがす。さらに、
粘着性物質の残りを除去する目的で、ひき続き有機溶剤
に浸漬することも好適である。このように、本発明方法
はテープに採取した角質層を透明板に移して標本とする
点に特徴を有する。そして、角質層を透明板に移した後
は、通常、常法により染色、バルサム封入等の操作を行
ない、これを角質層標本とする。
〔実施例〕
次に、本発明方法の実施例を示す。
〈実施例−1〉 幅12mm、長さ20mmのセロハンテープ(市販の粘着性セ
ロハンテープを切断して用いる。)を頬に張り付け、し
ばらく押さえた後、静かにこれをはがして、はさみを用
いて幅約6mm、長さ20mmとし、これをあらかじめポリ酢
酸ビニル系接着剤を均一に塗布したスライドガラスに張
り付ける。
次に、このスライドガラスをキシレンに2時間浸漬す
る。次に、ピンセットを用いて静かにテープをはがした
後、さらに、1時間キシレンに浸漬する。
その後、これを取り出しキシレンを乾燥させた後、ゲ
ンチアナバイオレット−ブリリアントグリーン染色液
(ゲンチアナバイオレット1g及びブリリアントグリーン
0.5gを蒸留水100gに溶解せしめたもの)に5〜10分間浸
漬し、水洗、乾燥後、常法によりバルサム封入して角質
層標本を得た。
得られた角質層標本は、従来にない鮮明な角質層標本
であり、第1図に見られる如く、角質層細胞が明瞭に観
察され、特に角化の正常又は異常の状態を詳細に観察で
きるので、皮膚の新陳代謝や老化度合、肌状態等を調べ
ることができる。
〈実施例−2〉 幅12mm、長さ20mmのセロハンテープ(市販の粘着性セ
ロハンテープを切断して用いる。)を頬に張り付け、し
ばらく押さえた後、静かにこれをはがして、はさみを用
いて幅約6mm、長さ20mmとし、これをあらかじめポリ酢
酸ビニル系接着剤を均一に塗布したスライドガラスに張
り付ける。
次に、このスライドガラスをキシレンに2時間浸漬し
た後、ピンセットを用いて静かにテープをはがし、その
後さらに、1時間キシレンに浸漬する。次に、これを取
り出しキシレンを乾燥させた後、ゲンチアナバイオレッ
ト−ブリリアントグリーン染色液(ゲンチアナバイオレ
ット1g及びブリリアントグリーン0.5gを蒸留水100gに溶
解せしめたもの)に5〜10分間浸漬し、水洗、乾燥後、
常法によりバルサム封入して角質層標本を得た。
得られた角質層標本は、前記実施例−1と同様に角質
層細胞が明瞭に観察され、皮膚の新陳代謝や老化度合、
肌状態等を調べることができた。
〈実施例−3〉 幅12mm、長さ20mmのセロハンテープ(市販の粘着性セ
ロハンテープを切断して用いる。)を頬に張り付け、し
ばらく押さえた後、静かにこれをはがして、はさみを用
いて幅約6mm、長さ20mmとし、これをあらかじめ卵白ア
ルブミン:グリセリン=1:1重量比混合物を均一に塗布
したスライドガラスに静かに張り付け、温度60℃で2時
間放置する。
次に、このスライドガラスをエタノールに10分浸漬し
た後、乾燥させ、さらにキシレンに2時間浸漬した後、
ピンセットを用いて静かにテープをはがし、その後さら
に、1時間キシレンに浸漬する。次に、これを取り出し
キシレンを乾燥させた後、ゲンチアナバイオレット−ブ
リリアントグリーン染色液(ゲンチアナバイオレット1g
及びブリリアントグリーン0.5gを蒸留水100gに溶解せし
めたもの)に5〜10分間浸漬し、水洗、乾燥後、常法に
よりバルサム封入して角質層標本を得た。
得られた角質層標本は、前記実施例−1と同様に角質
層細胞が明瞭に観察され、皮膚の新陳代謝や老化度合、
肌状態等を調べることができた。
〈実施例−4〉 幅10mm、長さ20mmの紙テープにアラビアゴム、トラガ
ントゴム等を含有する粘着性物質を均一に塗布した粘着
性テープを頬に張り付け、しばらく押さえた後、静かに
これをはがして、はさみを用いて幅約6mm、長さ20mmと
し、これをあらかじめセルロース系接着剤を均一に塗布
したスライドガラスに張り付ける。
次に、このスライドガラスをアセトンに2時間浸漬し
た後、ピンセットを用いて静かにテープをはがし、その
後さらに、1時間キシレンに浸漬する。次に、これを取
り出しキシレンを乾燥させた後、ヘマトキシリン−エオ
ジン染色を施し、乾燥後、常法によりバルサム封入して
角質層標本を得た。
得られた角質層標本は、前記実施例−1と同様に角質
層細胞が明瞭に観察され、皮膚の新陳代謝や老化度合、
肌状態等を調べることができた。
〈実施例−5〉 幅10mm、長さ20mmのプラスチックテープに天然ゴムを
含有する粘着性物質を均一に塗布した粘着性テープを上
腕内側部に張り付け、静かにこれをはがして、以下実施
例−1と同様に処理し、ギムザ染色して角質層標本得
た。
得られた角質層標本は、前記実施例−1と同様に角質
層細胞が明瞭に観察され、皮膚の新陳代謝や老化度合、
肌状態等を調べることができた。
〈実施例−6〉 均一に分布して細孔を有する幅10mm、長さ20mmのセロ
ハンテープ(市販の粘着性セロハンテープを加工して用
いる。)上腕外側部に張り付け、静かにこれをはがし
て、以下実施例−2と同様に処理して、角質層標本を得
た。
得られた角質層標本は、前記実施例−2と同様に角質
層細胞が明瞭に観察され、皮膚の新陳代謝や老化度合、
肌状態等を調べることができた。
〔発明の効果〕
本発明は、前記のように構成することにより、鮮明で
観察がしやすく、保存性の良い標本を作成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法(実施例−1)により得られた角質
層標本の光学顕微鏡写真(倍率約700倍)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 33/48 S 7638−2J A61B 5/10 300 Q

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機溶剤に可溶な粘着性物質を塗布してあ
    るとともに、この粘着性物質に皮膚角質層を付着せしめ
    たテープを、あらかじめ固着剤を塗布せしめた透明板に
    張り付け、次に、これを有機溶剤に浸漬した後、該テー
    プを取り去ることにより実質的に角質層の一部を透明板
    上に固定し、必要によりこれを染色して角質層標本を作
    成することを特徴とする角質層標本の作成方法。
  2. 【請求項2】粘着性物質が天然ゴム又はその誘導体、SB
    R系ゴム、NBR系ゴム、ブタジエン−ビニルピリジン系ゴ
    ム、ブチルゴム、クロロプレン系ゴム、再生ゴム、シア
    ノアクリレート系ゴム、アラビアゴム、トラガントゴム
    等のゴム質より選択される1種又は2種以上の混合物で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の角質
    層標本の作成方法。
  3. 【請求項3】有機溶剤に可溶な粘着性物質を塗布してあ
    るテープがセロハンテープである特許請求の範囲第1項
    記載の角質層標本の作成方法。
  4. 【請求項4】固着剤がポリ酢酸ビニル、ポリビニルアル
    コール、ポリビニルアセタール、ポリ塩化ビニル、ポリ
    塩化ビニリデン、ポリビニルエーテル等のポリビニル系
    接着剤より選択される1種又は2種以上より成る混合物
    を単独あるいは他の基材に含有せしめたものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の角質層標本の
    作成方法。
  5. 【請求項5】透明板がガラス板である特許請求の範囲第
    1項乃至第4項いずれかに記載の角質層標本の作成方
    法。
JP62145028A 1986-06-13 1987-06-12 角質層標本の作成方法 Expired - Fee Related JPH0820443B2 (ja)

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