JPH08204327A - 実装装置 - Google Patents

実装装置

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JPH08204327A
JPH08204327A JP7026055A JP2605595A JPH08204327A JP H08204327 A JPH08204327 A JP H08204327A JP 7026055 A JP7026055 A JP 7026055A JP 2605595 A JP2605595 A JP 2605595A JP H08204327 A JPH08204327 A JP H08204327A
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chip
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Yasushi Haruna
靖史 春名
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Abstract

(57)【要約】 【目的】回路基板上に電子部品を熱圧着方式により実装
する場合に、接続ずれを防止して接続の信頼性を向上さ
せる。 【構成】はんだ材5、6が溶融したとき、圧着手段20
による電子部品2の保持動作を解除するようにしたこと
により、圧着手段20による実装位置に位置ずれが生じ
ていた場合でも、セルフアライメントにより電子部品2
が回路基板上3の正しい位置に移動する。この結果回路
基板3と電子部品2との接続ずれが自己修正され、接続
の信頼性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図11) 発明が解決しようとする課題(図11) 課題を解決するための手段(図1〜図7) 作用(図1〜図7) 実施例(図1〜図10) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は実装装置に関し、例えば
所定の回路基板上にICチツプ等の電子部品をはんだ付
けにより実装する実装装置に適用して好適なものであ
る。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の実装装置として、熱圧着
方式により回路基板に回路部品を実装するものがある。
この種の実装装置では、図11に示すように、先ずヘツ
ド部1によつてチツプ部品2を吸着し、この状態でヘツ
ド部1を回路基板3に対して平行な面内で移動させるこ
とにより実装位置合せを行う。
【0004】実際上、回路基板3のランド4に、予めチ
ツプ部品2の下面側に形成されたはんだバンプ5を位置
合せし、位置合せ終了後にヘツド部1を回路基板3の方
向に下降させる(図11(A))。なお一般にランド4
には、予めフラツクス6A及びはんだコート6B(以
下、このフラツクス6A及びはんだコート6Bをまとめ
てはんだプリコート6と呼ぶ)が形成されており、当該
はんだプリコート6及びはんだバンプ5を介して回路基
板3とチツプ部品2を電気的に接続するようになされて
いる。
【0005】実装装置は、はんだバンプ5とはんだプリ
コート6を接触させた状態(図11(A))において、
ヘツド部1に内蔵された加熱部7によりはんだバンプ5
とはんだプリコート6を加熱することにより、これらを
溶融させる(図11(B))。その後はんだ5及び6を
冷却又は放置することにより、はんだ5及び6を固体化
させて回路基板3上にチツプ部品2を接続する。また
は、プリコート6のみを溶融させてはんだバンプ5とは
んだプリコート6を接合させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、回路基板3
に対するチツプ部品の接続精度は、はんだバンプ5とは
んだプリコート6との位置合せ精度に依存する。単に回
路基板3にチツプ部品2を乗せた状態で加熱処理を施す
ような通常のリフローはんだ付け方法では、はんだバン
プ5とはんだプリコート6との間に多少の位置ずれがあ
つた場合でも、セルフアライメント(すなわちリフロー
の際にはんだの表面張力の働きにより、微細な取付け位
置の誤差を自己修正してくれる効果)により正確に位置
合せされた接続が可能である。
【0007】ところが、上述したようにチツプ部品2を
吸着保持した状態で回路基板3上にチツプ部品2を熱圧
着する実装装置においては、図11(B)に示すよう
に、ヘツド部1に位置ずれが生じるとこれに応じて接続
位置もずれてしまい、接続の信頼性が低下する問題があ
つた。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、回路基板上に電子部品を熱圧着方式により実装する
場合に、接続ずれを防止して接続の信頼性を向上し得る
実装装置を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定の電子部品2をはんだ材5、
6を介して回路基板3上の所望位置に実装する実装装置
10において、電子部品2を保持し、回路基板3上の所
望の実装位置に電子部品2を位置決めする位置決め保持
手段20と、電子部品2と回路基板3との間に介在した
はんだ材6を加熱する加熱手段22とを備え、はんだ材
6が溶融したとき、位置決め保持手段20による電子部
品2の保持動作を解除するようにする。
【0010】
【作用】はんだ材6が溶融したとき、位置決め保持手段
20による電子部品2の保持動作を解除するようにした
ことにより、位置決め保持手段20による実装位置に位
置ずれが生じていた場合でも、セルフアライメントによ
り電子部品2が回路基板上3の正しい位置に移動する。
この結果回路基板3と電子部品2との接続ずれが自己修
正され、接続の信頼性が向上する。
【0011】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0012】(1)ICチツプ実装装置の全体構成 図1において、10は全体としてICチツプ実装装置を
示し、基台11上に支柱9を介してガイド部材12が固
定されており、当該ガイド部材12に沿つてチツプ搬送
装置13が矢印xで示す方向又はこれとは逆方向に移動
自在に支持されている。
【0013】チツプ搬送装置13は下端部にヘツド部2
0を有し、当該ヘツド部20においてチツプ部品2を吸
着保持し得るようになされている。またチツプ搬送装置
13はヘツド部20を矢印zで示す方向又はこれとは逆
方向に上下動し得るようになされている。またヘツド部
20は矢印rで示す方向又はこれとは逆方向に回動し得
るようになされている。
【0014】またヘツド部20に吸着保持されたチツプ
部品2を実装する実装対象としての回路基板3は矢印y
で示す方向又はこれとは逆方向に移動し得るステージ1
5上に保持されている。
【0015】従つてチツプ搬送装置13はチツプ部品供
給部16のチツプ部品を吸着保持し、これをカメラ17
によつて撮像することにより、ヘツド部20に対するチ
ツプ部品2の吸着状態を認識した後、チツプ搬送装置1
3に設けられたカメラ14によつて回路基板3のパター
ンを認識することにより、回路基板3上のチツプ実装位
置を確認し、当該実装位置にチツプ部品2を熱圧着方式
により実装する。
【0016】かかる構成に加えて、実施例のICチツプ
実装装置10においては、チツプ部品2を回路基板3に
熱圧着する際、はんだが溶融した時点でヘツド部20に
よるチツプ部品2の保持動作を解除することにより、ヘ
ツド部20が正確な実装位置からずれていた場合でも、
チツプ部品2を回路基板3上の正確な位置に実装し得る
ようになされている。
【0017】ここでヘツド部20は、図2に示すように
構成されており、内部にセラミツクヒータ等でなる加熱
部22を有すると共に、ロードセル21を有する。ロー
ドセル21は圧電センサ構成でなり、回路基板3とチツ
プ部品2との間の圧力変化に基づくヘツド部20の微小
な変位量を電気信号に変換してリード線21Aを介して
ICチツプ実装装置10の制御部(図示せず)に送出す
る。これによりICチツプ実装装置10は、はんだ6の
溶融を容易に検出し得るようになされている。
【0018】すなわち図2(A)に示すように、はんだ
6が溶融する前の状態においては、回路基板3とチツプ
部品2間の圧力変化が無いためロードセル21からは電
気信号が送出されない。これに対して図2(B)に示す
ように、はんだ6が溶融すると、回路基板3とチツプ部
品2間の圧力が小さくなるため、ヘツド部20全体が若
干矢印z方向とは逆の回路基板3の方向に変位する。ロ
ードセル21はこの変位量を電気信号として送出する。
因に、この変位量は僅かであるためロードセル21で得
られる電気信号も微弱でありノイズの影響を受け易い。
そのためICチツプ実装装置10においては、ノイズ除
去ができるようなPID制御を行うようになされてい
る。
【0019】ここでヘツド部20は、ロードセル21に
よりはんだ6の溶融を検知すると、チツプ部品2の保持
動作を解除する。実際には、バキユームにより吸引保持
していたチツプ部品2に対してバキユーム破壊(真空破
壊)を行うことにより、チツプ部品2を解放する。ここ
でバキユーム破壊とは、吸引を停止した後に、一定時間
(数秒間)だけエアーをヘツド部20先端のバキユーム
穴から逆に噴出する動作である。従つて噴出時間とエア
ー圧を調整することによりチツプ部品3をヘツド部20
から解放することができる。
【0020】これによりヘツド部20から解放されたチ
ツプ部品2は、ヘツド部20に位置ずれがあつた場合で
も、セルフアライメントにより正確なはんだ付け位置に
自己修正される。
【0021】実際上、ICチツプ実装装置10は、図3
に示す実装処理手順を実行することによりチツプ部品2
を回路基板3上の所望の接続位置に実装する。すなわち
ステツプSP1においてチツプ実装処理手順を開始し、
続くステツプSP2においてチツプ搬送装置13及びス
テージ15を移動させることによりチツプ部品2と回路
基板3との位置合せを行う。
【0022】続くステツプSP3において、ヘツド部2
0を下降させることによりフエイスダウン装着を行つて
はんだバンプ5と回路基板3側のはんだプリコート6と
を接触させ、続くステツプSP4においてヘツド部20
に内蔵された加熱部22によつてチツプ部品2を介して
熱伝導によりはんだ5及び6を加熱する。ステツプSP
5では、ロードセル21によるヘツド部20の変位量検
出結果に基づいてはんだ6の溶融状態を検出し、溶融が
検出されるまでステツプSP4−SP5を繰り返すこと
によりはんだ5及び6を加熱し続ける。
【0023】ステツプSP5においてはんだ6の溶融が
検出されると、ステツプSP6に移つてヘツド部20か
らチツプ部品2を解放する。この結果ステツプSP7に
おいてチツプ部品2がセルフアライメントにより回路基
板3上の正しい位置に移動する。次にステツプSP8に
おいて加熱手段によるチツプ部品2の加熱を停止し、ス
テツプSP9において冷却し、ステツプSP10におい
て当該実装処理手順を終了する。かくして、回路基板3
上の正確な位置にチツプ部品2が接合される。
【0024】以上の構成において、ICチツプ実装装置
10は、図4に示すように、ヘツド部20によつてチツ
プ部品2を吸着保持しながら、回路基板3上のランド4
とはんだバンプ5との位置合せを行う。次に図5に示す
ように、ヘツド部20を下降させることによりはんだプ
リコート6とはんだバンプ5とを圧着状態にする(フエ
イスダウン)。
【0025】次にはんだバンプ5及びはんだプリコート
6を加熱部22によつて加熱することにより、図6に示
すように、はんだプリコート6を溶融させる。因に、従
来の熱圧着方式の実装方法では、この状態ではんだ5及
び6を冷却して回路基板3とチツプ部品2とを接続する
ため、ヘツド部20の位置ずれに基づく接続ずれが生じ
ることになる。
【0026】これに対して実施例のICチツプ実装装置
10においては、はんだ溶融状態において、図7に示す
ように、ヘツド部20からチツプ部品2を解放する。こ
の結果チツプ部品2がセルフアライメントにより正しい
回路基板3位置に位置合せされる。従つてこの状態で、
はんだ5及び6を冷却又は放置すれば正しい実装位置に
チツプ部品2が接続される。
【0027】以上の構成によれば、回路基板3上にはん
だ材5及び6を介してチツプ部品2を熱圧着方式により
実装する際、はんだ材6の溶融を検知したとき、ヘツド
部20からチツプ部品2を解放するようにしたことによ
り、ヘツド部20に位置ずれが生じた場合でも、この位
置ずれを修正して回路基板3上の所望位置にチツプ部品
2を実装することができる。かくして電極のずれが生じ
ないため、接続の信頼性が向上する。またフアインピツ
チ接続が可能になるため、より高精度な実装が可能とな
る。
【0028】なお上述の実施例においては、ロードセル
21によつてヘツド部20の圧力変化に基づく変位量を
検出することによりはんだ6の溶融を検出する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、例えばはんだ6
が溶融した際に生じるチツプ部品2の高さ変位を検出す
ることにより溶融を検知するようにしても良く、さらに
はCCDカメラによつて溶融を検知するようにしても良
い。また本発明はこれに限らず、このような溶融検知手
段を設けず、はんだ6が十分に溶融するだけの一定時間
はんだ5及び6を加熱した後、ヘツド部20からチツプ
部品2を解放するようにしても良い。
【0029】また上述の実施例においては、ヘツド部2
0に加熱部22を設け、ヘツド部20及びチツプ部品2
の熱伝導を利用することによりはんだ5及び6を加熱し
てはんだ6を溶融する接触加熱方式を用いた場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、例えばレーザや赤
外線ビームによる非接触方式によりはんだ5及び6を加
熱してはんだ6を溶融するようにしても良い。
【0030】また上述の実施例に加えて、図8に示すよ
うに、接続部近傍にホツトエアーを噴射する補助加熱部
23を設けるようにしても良い。このようにすることに
より、チツプ部品2解放後のセルフアライメント効果を
十分に引き出すことができる。すなわち上述の実施例で
は、ヘツド部20に加熱部22を設けたことにより、チ
ツプ部品2をヘツド部20から解放した後には、はんだ
5及び6には熱が伝導されなくなるため、セルフアライ
メントが十分に作用する前にはんだ5及び6が固まつて
しまうおそれがある。このような場合でも、補助加熱部
23により補助加熱を行えば十分なセルフアライメント
を達成でき、接続精度を一段と向上することができる。
【0031】また上述の実施例においては、はんだ6の
溶融を検出した後すぐにチツプ部品2を解放した場合に
ついて述べたが、本発明はこれに限らず、はんだ6の溶
融を検知した後、図9に示すように、はんだ5及び6の
表面張力の範囲内で一旦チツプ部品2を引き上げた後に
チツプ部品2を解放するようにすれば、一段と良好なセ
ルフアライメント効果を引き出すことができる。この
際、チツプ部品2の引き上げを行う前に一度チツプ部品
2を回路基板3の方向に押し込むようにすれば、はんだ
バンプ5とはんだプリコート6との付きがさらに良くな
ることにより、接続精度を一段と向上し得る。
【0032】また上述の実施例においては、はんだ6の
溶融を検知した後、チツプ部品2を解放してセルフアラ
イメント動作を待つ場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、図10に示すように、はんだ溶融後にチツ
プ部品2の解放及び吸着を繰り返す(実際上短時間でバ
イブレーシヨンのように行う)してチツプ部品2の微小
距離上下動を行うことにより、はんだ5及び6によるセ
ルフアライメント効果を促進させるようにしても良い。
このようにすれば、チツプ部品2を一段と正確な回路基
板3上位置に接続することができる。
【0033】なお上述の実施例においては、ヘツド部2
0によつてチツプ部品2を吸着及び解放する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、例えば機械的な爪
によつてチツプ部品2を保持及び解放するようにしても
良い。
【0034】さらに上述の実施例においては、はんだバ
ンプ5と、フラツクス6A及びはんだコート6Bでなる
はんだプリコート6を介してチツプ部品2を回路基板3
に実装する場合について述べたが、はんだ材はこれに限
らず種々のものを適用し得る。
【0035】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、所定の電
子部品をはんだ材を介して回路基板上の所望位置に実装
する実装装置において、電子部品を保持し、回路基板上
の所望の実装位置に電子部品を位置決めする位置決め保
持手段と、電子部品と回路基板との間に介在したはんだ
材を加熱する加熱手段とを設け、はんだ材が溶融したと
き、位置決め保持手段による電子部品の保持動作を解除
するようにしたことにより、回路基板上に電子部品を熱
圧着方式により実装する場合に、接続ずれを防止して接
続の信頼性を向上し得る実装装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるICチツプ実装装置の
全体構成を示す斜視図である。
【図2】ヘツド部の構成を示す略線的側面図である。
【図3】ICチツプ実装装置による実装処理手順を示す
ブロツク図である。
【図4】ヘツド部によるチツプ部品の位置合せ状態を示
す略線的断面図である。
【図5】加熱前のチツプ部品の圧着状態を示す略線的断
面図である。
【図6】加熱後のはんだ溶融状態を示す略線的断面図で
ある。
【図7】チツプ部品解放後にセルフアライメントによつ
て位置ずれが修正された状態を示す略線的断面図であ
る。
【図8】他の実施例の説明に供する略線的断面図であ
る。
【図9】他の実施例の説明に供する略線的断面図であ
る。
【図10】他の実施例の説明に供する略線的断面図であ
る。
【図11】従来の熱圧着方式による実装状態を示す略線
的断面図である。
【符号の説明】
1、20……ヘツド部、2……チツプ部品、3……回路
基板、4……ランド、5……はんだバンプ、6……はん
だプリコート、6A……フラツクス、6B……はんだコ
ート、7、22……加熱部、10……ICチツプ実装装
置、21……ロードセル。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の電子部品をはんだ材を介して回路基
    板上の所望位置に実装する実装装置において、 上記電子部品を保持し、上記回路基板上の所望の実装位
    置に上記電子部品を位置決めする位置決め保持手段と、 上記電子部品と上記回路基板との間に介在した上記はん
    だ材を加熱する加熱手段とを具え、上記はんだ材が溶融
    したとき、上記位置決め保持手段による上記電子部品の
    保持動作を解除することを特徴とする実装装置。
  2. 【請求項2】上記実装装置は、上記はんだ材の溶融を検
    知する溶融検知手段を具え、当該溶融検知手段によつて
    上記はんだ材の溶融を検知しとき、上記位置決め保持手
    段による上記電子部品の保持動作を解除することを特徴
    とする請求項1に記載の実装装置。
  3. 【請求項3】上記溶融検知手段は、上記位置決め保持手
    段に設けられた変位量検出手段でなることを特徴とする
    請求項2に記載の実装装置。
  4. 【請求項4】上記加熱手段は、上記位置決め保持手段に
    設けられ、上記はんだ材を上記電子部品を介して熱伝導
    方式により加熱し、 上記実装装置は、さらに上記位置決め保持手段による上
    記電子部品の保持動作を解除した後、非接触加熱方式に
    より上記はんだ材を加熱する第2の加熱手段を具えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の実装装置。
  5. 【請求項5】上記位置決め保持手段は、上記はんだ材が
    溶融したとき、一旦上記はんだ材の表面張力の範囲内で
    上記電子部品を上記回路基板から離れる方向に移動した
    後、上記電子部品の保持動作を解除することを特徴とす
    る請求項1に記載の実装装置。
  6. 【請求項6】上記位置決め保持手段は、上記はんだ材が
    溶融した後、上記電子部品の保持解除及び保持動作を繰
    り返すことを特徴とする請求項1に記載の実装装置。
JP7026055A 1995-01-20 1995-01-20 実装装置 Pending JPH08204327A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7026055A JPH08204327A (ja) 1995-01-20 1995-01-20 実装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7026055A JPH08204327A (ja) 1995-01-20 1995-01-20 実装装置

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JPH08204327A true JPH08204327A (ja) 1996-08-09

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ID=12183007

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JP7026055A Pending JPH08204327A (ja) 1995-01-20 1995-01-20 実装装置

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JP (1) JPH08204327A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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