JPH08203102A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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Publication number
JPH08203102A
JPH08203102A JP876895A JP876895A JPH08203102A JP H08203102 A JPH08203102 A JP H08203102A JP 876895 A JP876895 A JP 876895A JP 876895 A JP876895 A JP 876895A JP H08203102 A JPH08203102 A JP H08203102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens holder
support shaft
holding
base
driving device
Prior art date
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Pending
Application number
JP876895A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Nakamura
恵司 中村
Norihiro Watanabe
教弘 渡辺
Toru Yoshihara
徹 吉原
Mitsuru Irie
満 入江
Sanesuki Yabe
実透 矢部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で信頼性が高く、かつ小形高性能
な対物レンズ駆動装置を得る。 【構成】 固定ベース上に可動部のトラック方向位置を
検出する光源又は光検知器を配置する位置決め部を設
け、光源の光軸と光検知器の高さ方向の中心線を同一直
線上に設けない構成とした。レンズホルダの一部に段差
を設け、中継基板を収納した。可動部の中継基板と固定
ベースの中継基板との間の電気的接続手段をレンズホル
ダに固定し、レンズホルダの重心と、駆動手段の駆動力
を発生する位置と、レンズホルダをレンズホルダ支持部
材で支持する位置と、電気的接続手段を固定ベースの中
継基板上で固定する位置をほぼ同一直線上の高さに配置
した。支軸保持ベースの下面とヘッドベースの上面に球
面部を設け、支軸のほぼ中心軸線上に位置する点を中心
として固定ベースをヘッドベースに対して回転させ、対
物レンズの光軸の傾きを調整する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は対物レンズ駆動装置、特
に光学式ディスクの情報記録面に集光される光スポット
のトラックずれ及び焦点ずれを制御するようにした再生
装置又は記録再生装置の対物レンズ駆動装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図8〜図12は従来の対物レンズ駆動装
置を示す図であり、図8は従来の対物レンズ駆動装置を
示す斜視図、図9は従来の対物レンズ駆動装置を示す分
解斜視図、図10は従来の対物レンズ駆動装置を示す平
面図、図11は図10におけるA−A断面図、図12は
図10におけるB−B断面図である。
【0003】図8〜図12において、100はベースで
あり、光ビーム101が側面から入射可能な様に光束通
用穴100aを側面に有している。102はフォーカス
ベースであり、摩擦係数が小さなフッ素樹脂がコーティ
ングされた支軸103の下端部を保持している。104
a、104bは上下方向に着磁されたフォーカシング用
マグネットであり、フォーカシング用ヨーク105a、
105bと共に上記フォーカスベース102に接着固定
されており、上記フォーカスベース102は固定ねじ1
06a、106bによりベース100に固定されてい
る。
【0004】107a、107bは左右方向に2極着磁
されたトラッキング用マグネット、108は側面から入
射する上記光ビーム101を鉛直上方に反射する打ち上
げミラーであり、各々ベース100に対して接着固定さ
れている。109は駆動電流印加用中継基板、110は
フォトインタラプタ固定用プレートであり、上記駆動電
流印加用中継基板109及び上記フォトインタラプタ1
10は各々ネジ113、114によりベース100に対
し固定されている。
【0005】115は軽量で高剛性なプラスチック材等
で形成されたレンズホルダであり、突出したフィン部1
15aが上記フォトインタラプタ110のギャップ部内
に配置される様にレンズホルダ115に設けられてい
る。116は対物レンズ、117はバランスウエイトで
ある。
【0006】118は上記レンズホルダ115に対して
上記対物レンズ116の光軸と平行な軸を有する様に固
定された軸受けであり、上記支軸103に対して勘合さ
れている。119は上記レンズホルダ115に対して上
記軸受け118に同軸をなすように固定されたフォーカ
シング用コイルであり、上記フォーカスベース102と
上記フォーカシング用ヨーク105a、105bで形成
された磁気ギャップ中に配置されるように構成されてい
る。120はレンズホルダ115の上面を覆うようにに
固定された可動部中継基板であり、上記レンズホルダ1
15の両側面に接着固定されたトラッキング用コイル1
21a、121b間を接続すると共に、上記フォーカシ
ング用コイル119及び上記トラッキング用コイル12
1a、121bに対してリード線122a〜122dを
通じて駆動電流を供給する中継基板の機能を有してい
る。
【0007】以上、レンズホルダ115〜リード線12
2dは可動部123を構成している。
【0008】124a、124bはダンパであり、上記
レンズホルダ115に設けられた突出部125a、12
5bと、上記ベース100に設けられたピン部126a
〜126dに各々固定され、上記可動部123を上記支
軸103に対して摺動及び回動自在に支持する。127
はカバーであり、ベース100に対し固定されている。
【0009】次に動作について説明する。光スポット
(図示せず)のフォーカスずれを補正する場合は、フォ
ーカシング用コイル119に所望の電流を印加し、上記
フォーカス用マグネット104a、104bが発生する
磁界との相互作用により得られる電磁力により可動部1
23ひいては対物レンズ116を図中矢印C方向に制御
し、フォーカシング方向の制御を行なう。また、光スポ
ット(図示せず)のトラックずれを補正する場合は、ト
ラッキング用コイル121a、121bに所望の電流を
印加し、上記トラッキング用マグネット107a、10
7bが発生する磁界との相互作用により得られる電磁力
により、支軸103を中心として可動部123を電磁力
により図中矢印D方向に回動させ、対物レンズ116の
トラッキング方向の制御を行なう。
【0010】可動部123がトラッキング方向に駆動さ
れるとレンズホルダのフィン部115aがフォトインタ
ラプタ110内で移動し、その移動量に応じた出力がフ
ォトインタラプタ110より得られる。この信号出力を
もとに可動部123、ひいては対物レンズ116のトラ
ッキング方向の位置を得ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は以上のよ
うに構成されているので、トラッキング方向の位置検出
精度があまり良くない上、レンズホルダ115が焦点制
御動作を行うと位置信号の感度が変化するという問題点
があった。
【0012】また、コイルホルダの面上に可動部中継基
板を固定しているので、可動部は中継基板とその上のラ
ンド部の占める部分が大きくなってしまういう問題点が
あった。
【0013】また、給電用のリード線がばねとして作用
して可動部に不均衡力を与え、特にトラッキング方向の
制御特性に悪影響を与えるという問題点があった。
【0014】また、対物レンズの光軸の傾きを調整する
手段が具備されていないので大変厳しい組み立て精度が
要求され、コストが高くなるという問題点があった。
【0015】また、光学部品を固定したヘッドベースと
別体に対物レンズ駆動装置を設けているため、対物レン
ズの光軸が入射光の光軸とずれてしまうという問題点が
あった。
【0016】また、対物レンズの直径でレンズホルダの
大きさが決定されてしまうため安価な大形の対物レンズ
を使用すると可動部の小形化が図れないという問題点が
あった。
【0017】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、簡単な構成で、しかも信頼性が高
く小形の対物レンズ駆動装置を得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
対物レンズ駆動装置は、支軸に回動かつ摺動自在に保持
されたレンズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から
偏心した位置に設けられた対物レンズと、前記レンズホ
ルダより突出したフィン部と、前記レンズホルダを摺動
かつ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポットを焦
点方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置
と、前記支軸を保持する支軸保持ベースと、前記支軸保
持ベースを固定保持する固定ベースと、前記固定ベース
上に前記フィン部を挟むように配置された光源と光検知
器とを備え、光源の光軸と光検知器の高さ方向の中心線
を異なるように配置したものである。
【0019】また、本発明の請求項2に係る対物レンズ
駆動装置は、支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレン
ズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心した位
置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダより突
出したフィン部と、前記レンズホルダを摺動かつ回動さ
せて光学式情報記録媒体上の光スポットを焦点方向及び
トラックを横切る方向に駆動する駆動装置と、前記支軸
を保持する支軸保持ベースと、前記支軸保持ベースを固
定保持する固定ベースと、前記固定ベース上に前記フィ
ン部を挟むように配置された光源と光検知器とを備え、
前記光源または光検知器を配置する位置決め部を固定ベ
ース上に設けたものである。
【0020】また、本発明の請求項3に係る対物レンズ
駆動装置は、支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレン
ズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心した位
置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダより突
出したフィン部と、前記レンズホルダを摺動かつ回動さ
せて光学式情報記録媒体上の光スポットを焦点方向及び
トラックを横切る方向に駆動する駆動装置と、前記支軸
を保持する支軸保持ベースと、前記支軸保持ベースを固
定保持する固定ベースと、前記固定ベース上に前記フィ
ン部を挟むように配置された光源と光検知器とを備え、
前記光検知器の一部を遮蔽したものである。
【0021】また、本発明の請求項4に係る対物レンズ
駆動装置は、支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレン
ズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心した位
置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダより突
出したフィン部と、前記レンズホルダを摺動かつ回動さ
せて光学式情報記録媒体上の光スポットを焦点方向及び
トラックを横切る方向に駆動する駆動装置と、前記支軸
を保持する支軸保持ベースと、前記支軸保持ベースを固
定保持する固定ベースと、前記固定ベース上に前記フィ
ン部を挟むように配置された光源と光検知器とを備え、
前記光源または光検知器の位置を調整可能としたもので
ある。
【0022】また、本発明の請求項5に係る対物レンズ
駆動装置は、支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレン
ズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心した位
置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダを摺動
かつ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポットを焦
点方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置
と、前記駆動装置に電流を印加する中継基板を備え、前
記レンズホルダの一部に段差を設け、前記中継基板を段
差内に納まるように固定したものである。
【0023】また、本発明の請求項6に係る対物レンズ
駆動装置は、支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレン
ズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心した位
置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダを摺動
かつ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポットを焦
点方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置
と、前記レンズホルダに固定され前記駆動装置に電流を
印加する第一の中継基板と、前記支軸及び駆動装置を保
持する固定ベースと、前記固定ベースに固定された第二
の中継基板と、第一の中継基板と第二の中継基板とを電
気的に接続する手段とを備え、該電気的接続手段を前記
レンズホルダの重心位置付近でレンズホルダに固定した
ものである。
【0024】また、本発明の請求項7に係る対物レンズ
駆動装置は、支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレン
ズホルダと、該レンズホルダを支持するレンズホルダ支
持部材と、該レンズホルダに前記支軸から偏心した位置
に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダを摺動か
つ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポットを焦点
方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置と、
前記レンズホルダに固定され前記駆動装置に電流を印加
する第一の中継基板と、前記支軸及び駆動装置を保持す
る固定ベースと、前記固定ベースに固定された第二の中
継基板と、第一の中継基板と第二の中継基板とを電気的
に接続する手段とを備え、前記レンズホルダの重心と、
前記駆動手段の駆動力を発生する位置と、前記レンズホ
ルダを前記レンズホルダ支持部材で支持する位置と、前
記電気的接続手段を前記第二の中継基板上で固定する位
置をほぼ同一直線上の高さに配置したものである。
【0025】また、本発明の請求項8に係る対物レンズ
駆動装置は、支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレン
ズホルダと、該レンズホルダを支持するレンズホルダ支
持部材と、該レンズホルダに前記支軸から偏心した位置
に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダを摺動か
つ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポットを焦点
方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置と、
前記レンズホルダに固定され前記駆動装置に電流を印加
する第一の中継基板と、前記支軸及び駆動装置を保持す
る固定ベースと、前記固定ベースに固定された第二の中
継基板と、第一の中継基板と第二の中継基板とを電気的
に接続する手段とを備え、前記固定ベースの一部を突出
させ前記第二の中継基板を固定したものである。
【0026】また、本発明の請求項9に係る対物レンズ
駆動装置は、支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレン
ズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心した位
置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダを摺動
かつ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポットを焦
点方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置
と、前記支軸を保持する支軸保持ベースと、前記支軸保
持ベースを固定保持する固定ベースと、前記固定ベース
を保持するヘッドベースを備え、前記支軸のほぼ中心軸
線上に位置する点を中心として前記固定ベースを前記ヘ
ッドベースに対して回転させ、前記対物レンズの光軸の
傾きを調整するものである。
【0027】また、本発明の請求項10に係る対物レン
ズ駆動装置は、支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレ
ンズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心した
位置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダを摺
動かつ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポットを
焦点方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置
と、前記支軸を保持する支軸保持ベースと、前記支軸保
持ベースを固定保持する固定ベースと、前記固定ベース
を保持するヘッドベースを備え、前記支軸保持ベースの
下面と前記ヘッドベースの上面に球面部を設けたもので
ある。
【0028】また、本発明の請求項11に係る対物レン
ズ駆動装置は、支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレ
ンズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心した
位置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダを摺
動かつ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポットを
焦点方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置
と、前記支軸を保持する支軸保持ベースと、前記支軸保
持ベースを固定保持する固定ベースと、前記固定ベース
を保持するヘッドベースを備え、前記固定ベースの下面
に突出部を設け、さらに前記ヘッドベースに前記突出部
より大きな凹部を設け両者を勘合させることにより支軸
回りの回動を制限したものである。
【0029】また、本発明の請求項12に係る対物レン
ズ駆動装置は、支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレ
ンズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心した
位置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダを摺
動かつ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポットを
焦点方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置
と、前記支軸を保持する支軸保持ベースと、前記支軸保
持ベースを固定保持する固定ベースと、前記固定ベース
を保持するヘッドベースを備え、前記固定ベースの下面
に溝部を設け支軸回りの回転調整を行なうものである。
【0030】また、本発明の請求項13に係る対物レン
ズ駆動装置は、支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレ
ンズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心した
位置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダを摺
動かつ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポットを
焦点方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置
を備え、前記対物レンズの直径より前記レンズホルダの
幅を小さくしたものである。
【0031】また、本発明の請求項14に係る対物レン
ズ駆動装置は、支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレ
ンズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心した
位置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダを摺
動かつ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポットを
焦点方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置
と、前記支軸を保持する支軸保持ベースと、前記支軸保
持ベースを固定保持する固定ベースを備え、前記固定ベ
ースの一部を突出させ前記駆動装置の一部を保持したも
のである。
【0032】
【作用】本発明の請求項1に係る対物レンズ駆動装置に
おいては、固定ベース上に保持された光源の光軸が光検
知器の高さ方向の中心線と同一直線上にないため、光検
知器上においてレンズホルダが焦点制御方向に移動する
ことによる光量変化が少なくなる。
【0033】また、本発明の請求項2に係る対物レンズ
駆動装置においては、固定ベース上で光源または光検知
器を治具等の別の位置決め手段を使用することなくよい
精度で配置することができる。
【0034】また、本発明の請求項3に係る対物レンズ
駆動装置においては、光検知器の一部を遮蔽するため光
検知器上においてレンズホルダが焦点制御方向に移動す
ることによる光量変化が少なくなる。
【0035】また、本発明の請求項4に係る対物レンズ
駆動装置においては、固定ベース上に保持された光源ま
たは光検知器を調整し位置検出の中点調整を行なうこと
ができる。
【0036】また、本発明の請求項5に係る対物レンズ
駆動装置においては、中継基板をレンズホルダの外形か
らはみださないように固定できる。
【0037】また、本発明の請求項6に係る対物レンズ
駆動装置においては、電気的接続手段によりレンズホル
ダに生じる不均衡力が発生しにくくなる。
【0038】また、本発明の請求項7に係る対物レンズ
駆動装置においては、電気的接続手段によりレンズホル
ダに生じる不均衡力がさらに発生しにくくなる。
【0039】また、本発明の請求項8に係る対物レンズ
駆動装置においては、固定ベースの下部に部品を配置で
きるスペースができる。
【0040】また、本発明の請求項9に係る対物レンズ
駆動装置においては、対物レンズの光軸の傾きが調整で
きる。
【0041】また、本発明の請求項10に係る対物レン
ズ駆動装置においては、対物レンズの光軸の傾きを調整
する際の摺動面が得られる。
【0042】また、本発明の請求項11に係る対物レン
ズ駆動装置においては、対物レンズ駆動装置の支軸回り
の回動を制限する。
【0043】また、本発明の請求項12に係る対物レン
ズ駆動装置においては、対物レンズ駆動装置の回転調整
を行なうことができる。
【0044】また、本発明の請求項13に係る対物レン
ズ駆動装置においては、対物レンズの直径よりレンズホ
ルダの幅が小さくなる。
【0045】また、本発明の請求項14に係る対物レン
ズ駆動装置においては、固定ベースの側方下部に部品を
配置できるスペースができる。
【0046】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の実施例1における対物レンズ
駆動装置を示す斜視図、図2は本発明の実施例1におけ
る対物レンズ駆動装置の分解斜視図、図3は本発明の実
施例1における対物レンズ駆動装置の平面図、図4は図
3におけるA−A断面図、図5は図3におけるB−B断
面図であり、図6は本発明の実施例1における対物レン
ズ駆動装置を下方からみた斜視図である。なお、図8か
ら図11において、同一または相当する部分には同一の
符号を付した。
【0047】図1〜図6において、1は固定ベースであ
り、光ビームが正面から入射可能な様に光束通過用穴1
aを正面に有している。また、固定ベース1は後面と側
面の底面付近にネジ部1b、1cを有している。また、
支軸から1bに向かうベクトルと1cに向かうベクトル
の和と反対方向の側面の底面付近に突出部と貫通穴1d
を有してしる。さらに固定ベース1の底面には突起1
i、1j及び溝部1kが形成されている。21は光学部
品などを保持したヘッドベースである。
【0048】固定ベース1には位置検出の光源部である
LED2を保持したLED保持板3と、光学式情報記録
媒体のトラックに対して垂直な方向に分割された光検知
器4が固定されている。LED保持板3はLED2の光
軸に対して直角な2方向に調整可能であり、調整後接着
固定されている。光検知器4は固定ベース1上に設けら
れた位置決め部により位置決めされ接着固定されてい
る。ここでLED2の光軸は光検知器4の高さ方向の中
心線より距離dだけ光学式情報記録媒体に近い方にオフ
セットされて配置されている。
【0049】5は支軸保持ベースであり、摩擦係数が小
さなフッ素樹脂がコーティングされた支軸103の下端
部を保持している。104a、104bは上下方向に着
磁されたフォーカシング用マグネットであり、フォーカ
シング用ヨーク105a、105bと共に上記支軸保持
ベース5に接着固定されており、上記支軸保持ベース5
は固定ベース1に接着固定されている。支軸保持ベース
5の下面には支軸のほぼ中心軸線上の点に中心を持つ球
面部5aが設けられている。
【0050】107a、107bは左右方向に2極着磁
されたトラッキング用マグネットであり固定ベース1に
接着固定されている。108は正面から入射する上記光
ビームを鉛直上方に反射する打ち上げミラーである。1
09は駆動電流印加用中継基板であり固定ベース1の上
記光ビームの入射する方向の上方に突出した部分に接着
固定されている。
【0051】6は軽量で高剛性なプラスチック材等で形
成され対物レンズ116を保持するレンズホルダであ
る。レンズホルダ6には対物レンズ116の光軸と平行
な軸を有する様な軸受け部が設けられている。また、レ
ンズホルダ6は対物レンズ116を保持する部分のみ突
出するように形成されており、その他の部分の幅は対物
レンズ116の直径より小さくなっている。さらに、レ
ンズホルダ6より突出したフィン部6aが上記LED2
と光検知器4の間に配置される様にレンズホルダ6に設
けられている。
【0052】119は上記レンズホルダ6に対して上記
軸受け部に同軸をなすように固定されたフォーカシング
用コイルであり、上記支軸保持ベース5と上記フォーカ
シング用ヨーク105a、105bで形成された磁気ギ
ャップ中に配置されるように構成されている。7はレン
ズホルダ6に、支軸に対して対物レンズ116の反対側
に設けられた切り欠きの上面を覆うように固定された可
動部中継基板であり、レンズホルダ6の両側面に接着固
定されたトラッキング用コイル121a、121b間を
接続すると共に、上記フォーカシング用コイル119及
び上記トラッキング用コイル121a、121bに対し
てリード線8a〜8dを通じて駆動電流を供給する中継
基板の機能を有している。リード線8a〜8dはまずレ
ンズホルダ6や対物レンズ116などで構成される可動
部の、光学式情報記録媒体のトラック方向のほぼ重心付
近であるトラッキング用コイル121a、121b上の
点9a、9bで接着固定された後、駆動電流印加用中継
基板109に接続される。
【0053】124a、124bはダンパであり、上記
レンズホルダ6に設けられた突出部6a、6bと、上記
固定ベース1に設けられたピン部1e〜1hに各々固定
され、上記可動部を上記支軸103に対して摺動及び回
動自在に支持する。このとき上記リード線固定部9a、
9bとダンパ支持部6a、6b及びリード線8a〜8d
の上記駆動電流印加用中継基板109上の固定部は、光
学式情報記録媒体からほぼ同一の距離だけ離れた同じ高
さ位置に設けられている。
【0054】11は先端にネジが形成されていてそのネ
ジ部より直径の大きな円筒部をもつ特殊ネジ、12はバ
ネ、13、14はネジ、15は偏心ピンである。
【0055】次に動作について説明する。光スポット
(図示せず)のフォーカスずれを補正する場合は、フォ
ーカシング用コイル119に所望の電流を印加し、上記
フォーカス用マグネット104a、104bが発生する
磁界との相互作用により得られる電磁力により可動部ひ
いては対物レンズ116を光学式情報記録媒体に対して
垂直な方向に制御し、フォーカシング方向の制御を行な
う。また、光スポット(図示せず)のトラックずれを補
正する場合は、トラッキング用コイル121a、121
bに所望の電流を印加し、上記トラッキング用マグネッ
ト107a、107bが発生する磁界との相互作用によ
り得られる電磁力により、支軸103を中心として可動
部を電磁力により光学式情報記録媒体のトラックを横切
る方向に回動させ、対物レンズ116のトラッキング方
向の制御を行なう。
【0056】このとき上記リード線8a〜8dは、可動
部の光学式情報記録媒体のトラック方向のほぼ重心付近
9a、9bで固定されているので、可動部を駆動制御し
たときに発生するリード線からの反力が可動部のほぼ重
心位置にかかる。さらに固定部9a、9bとダンパ支持
部6a、6b及びリード線8a〜8dの上記駆動電流印
加用中継基板109上の固定部は、光学式情報記録媒体
からほぼ同一の距離だけ離れた同じ高さ位置に設けられ
ている。したがって可動部に加わるフォーカシング制御
方向及びトラッキング制御方向以外の力の成分が発生せ
ず、良好な制御特性を得ることができる。また、固定ベ
ースの突出部の下部に他の部品を配置することができる
ので、光ヘッドの小形化を図ることができる。
【0057】可動部がトラッキング方向に駆動されると
レンズホルダのフィン部6aが移動し、その移動量に応
じて光検知器4の、光学式情報記録媒体のトラックに対
して垂直な方向に分割されたそれぞれの部分に入射する
光量が変化する。光検知器4の信号出力をもとに可動
部、ひいては対物レンズ116のトラッキング方向の位
置を得ることができる。ここで光源部であるLED2の
光軸が光検知器4の高さ方向の中心線に対してフォーカ
シング制御方向の光学式情報記録媒体に近い方にオフセ
ットして配置されているので、可動部がその方向に移動
しても光検知器4全体に入射する光量変化がほとんど発
生しない。したがって可動部のフォーカシング制御方向
の移動にともなうトラッキング位置信号の感度変化がほ
とんど発生しない。
【0058】固定ベース1は特殊ネジ11及びバネ12
によって、ヘッドベース21に支軸保持ベース5の下面
の球面部で接触するように押圧されている。ヘッドベー
ス21の下方よりネジ13の締め付け量を調整すること
により、球面部の中心、すなわち支軸のほぼ中心軸線上
の点を中心に固定ベース1、ひいては対物レンズ116
の光学式情報記録媒体のトラック方向の光軸の傾きを調
整することができる。同様にネジ14の締め付け量を調
整することにより、固定ベース1、ひいては対物レンズ
116の光学式情報記録媒体のトラックに垂直な方向の
光軸の傾きを調整することができる。
【0059】また、固定ベース1の下面に突出部を設
け、さらにヘッドベース21に突出部より大きな凹部を
設け両者を勘合させ、固定ベース1の支軸103回りの
回転を制限する一方、溝1kを下方より偏心ピン15を
用いて調整することにより若干量固定ベース1を支軸1
03回りに回転位置を調整し、対物レンズ116の光軸
と入射光の光軸を一致さすことができる。
【0060】なお、上記実施例1において、LED2の
光軸と光検知器4の高さ方向の中心線をずらしたが、光
検知器4の一部分を遮光しても全く同様の効果が得られ
る。
【0061】実施例2.図7は本発明の実施例2におけ
る対物レンズ駆動装置を示す斜視図である。なお、図1
〜6、図8〜12において、同一または相当する部分は
同一の符号を付した。
【0062】図において、31は固定ベースであり、光
学式情報記録媒体のトラックに垂直な方向に突出部31
a、31bが形成されている。その部分にトラッキング
用マグネット107a、107bが接着固定されてい
る。
【0063】動作については、本発明の実施例1と全く
同様である。この実施例2によれば固定ベース31の突
出部31a、31bの下部に他の部品を配置することが
できるので、光ヘッドのさらなる小形化を実現すること
ができる。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
対物レンズ駆動装置によれば、光源の光軸と光検知器の
高さ方向の中心線を同一直線上に設けないような構成と
したので、光検知器上において可動部がフォーカシング
制御方向に移動することによる光量変化が少なくなり、
位置検出感度が変化しない。
【0065】また、本発明の請求項2記載の対物レンズ
駆動装置によれば、光源または光検知器を配置する位置
決め部を固定ベース上に設けたので、固定ベース上で光
源または光検知器を治具等の別の位置決め手段を使用す
ることなくよい精度で配置することができ、組み立て工
程が簡略化される。
【0066】また、本発明の請求項3記載の対物レンズ
駆動装置によれば、光検知器の一部を遮蔽したので、光
検知器上においてレンズホルダが焦点制御方向に移動す
ることによる光量変化が少なくなり、光検知器、固定ベ
ースの構造上の大きな変更を行なうことなく、一定の位
置検出感度を得ることができる。
【0067】また、本発明の請求項4記載の対物レンズ
駆動装置によれば、固定ベース上に保持された光源また
は光検知器を調整可能としたので、位置検出の中点調整
を行なうことができ、配置精度が緩和され安価な光ヘッ
ドを得ることができる。
【0068】また、本発明の請求項5記載の対物レンズ
駆動装置によれば、レンズホルダの一部に段差を設け、
中継基板を段差内に納まるように固定したので、中継基
板がレンズホルダの外形からはみださず小形の可動部が
得られ、ひいては光ヘッドの小形化が図れる。
【0069】また、発明の請求項6記載の対物レンズ駆
動装置によれば、可動部の中継基板と固定ベースの中継
基板の間の電気的接続手段を、レンズホルダの重心位置
付近でレンズホルダに固定したので、電気的接続手段に
よりレンズホルダに生じる不均衡力が発生しにくくなり
良好な制御特性が得られる。
【0070】また、本発明の請求項7記載の対物レンズ
駆動装置によれば、レンズホルダの重心と、駆動手段の
駆動力を発生する位置と、レンズホルダをレンズホルダ
支持部材で支持する位置と、電気的接続手段を固定ベー
スの中継基板上で固定する位置をほぼ同一直線上の高さ
に配置したので、電気的接続手段によりレンズホルダに
生じる不均衡力がさらに発生しにくくなる。
【0071】また、本発明の請求項8記載の対物レンズ
駆動装置によれば、固定ベースの一部を突出させ第二の
中継基板を固定したので、固定ベースの下部に部品を配
置できるスペースができ光ヘッドの小形化を図ることが
できる。
【0072】また、本発明の請求項9記載の対物レンズ
駆動装置によれば、支軸のほぼ中心軸線上に位置する点
を中心として固定ベースをヘッドベースに対して回転さ
せ、対物レンズの光軸の傾きを調整する構成としたの
で、配置精度が緩和され安価で高性能な光ヘッドを得る
ことができる。
【0073】また、本発明の請求項10記載の対物レン
ズ駆動装置によれば、支軸保持ベースの下面とヘッドベ
ースの上面に球面部を設けたので、対物レンズの光軸の
傾きを調整する際の摺動面が得られスムースに調整する
ことができる。
【0074】また、本発明の請求項11記載の対物レン
ズ駆動装置によれば、固定ベースの下面に突出部を設
け、さらにヘッドベースに突出部より大きな凹部を設け
両者を勘合させる構成にしたので、対物レンズ駆動装置
の支軸回りの回動を制限し、簡単な構造で高性能な光ヘ
ッドを得ることができる。
【0075】また、本発明の請求項12記載の対物レン
ズ駆動装置によれば、固定ベースの下面に溝部を設け対
物レンズ駆動装置の回転調整を簡単な構造で行なうこと
ができるので、安価で高性能な光ヘッドを得ることがで
きる。
【0076】また、本発明の請求項13記載の対物レン
ズ駆動装置によれば、対物レンズの直径よりレンズホル
ダの幅を小さくしたので、小形の可動部が得られ、ひい
ては光ヘッドの小形化が図れる。
【0077】また、本発明の請求項14記載の対物レン
ズ駆動装置によれば、固定ベースの一部を突出させ駆動
装置の一部を保持した構成としたので、固定ベースの下
部に部品を配置できるスペースができ光ヘッドの小形化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における対物レンズ駆動装
置を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施例1における対物レンズ駆動装
置を示す分解斜視図である。
【図3】 本発明の実施例1における対物レンズ駆動装
置をしめす平面図である。
【図4】 図3におけるA−A断面図である。
【図5】 図3におけるB−B断面図である。
【図6】 本発明の実施例1における対物レンズ駆動装
置を下方からみた斜視図である。
【図7】 本発明の実施例2における対物レンズ駆動装
置を示す斜視図である。
【図8】 従来の対物レンズ駆動装置の斜視図である。
【図9】 従来の対物レンズ駆動装置の分解斜視図であ
る。
【図10】 従来の対物レンズ駆動装置の平面図であ
る。
【図11】 図10におけるA−A断面図である。
【図12】 図10におけるB−B断面図である。
【符号の説明】
1 固定ベース、2 光源部、4 光検知器、5 支軸
保持ベース、6 レンズホルダ、7,109 中継基
板、8a〜8d 電気的接続手段、103 支軸、10
7a,107b トラッキング用マグネット、116
対物レンズ、121a,121b トラッキング用コイ
ル、124a,124b ダンパ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 入江 満 長岡京市馬場図所1番地 三菱電機株式会 社映像システム開発研究所内 (72)発明者 矢部 実透 群馬県新田郡尾島町大字岩松800番地 三 菱電機株式会社群馬製作所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレ
    ンズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心した
    位置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダより
    突出したフィン部と、前記レンズホルダを摺動かつ回動
    させて光学式情報記録媒体上の光スポットを焦点方向及
    びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置と、前記支
    軸を保持する支軸保持ベースと、前記支軸保持ベースを
    固定保持する固定ベースと、前記固定ベース上に前記フ
    ィン部を挟むように配置された光源と光検知器とを備
    え、光源の光軸と光検知器の高さ方向の中心線を異なる
    ように配置したことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】 支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレ
    ンズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心した
    位置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダより
    突出したフィン部と、前記レンズホルダを摺動かつ回動
    させて光学式情報記録媒体上の光スポットを焦点方向及
    びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置と、前記支
    軸を保持する支軸保持ベースと、前記支軸保持ベースを
    固定保持する固定ベースと、前記固定ベース上に前記フ
    ィン部を挟むように配置された光源と光検知器とを備
    え、前記光源または光検知器を配置する位置決め部を固
    定ベース上に設けたことを特徴とする対物レンズ駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレ
    ンズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心した
    位置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダより
    突出したフィン部と、前記レンズホルダを摺動かつ回動
    させて光学式情報記録媒体上の光スポットを焦点方向及
    びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置と、前記支
    軸を保持する支軸保持ベースと、前記支軸保持ベースを
    固定保持する固定ベースと、前記固定ベース上に前記フ
    ィン部を挟むように配置された光源と光検知器とを備
    え、前記光検知器の一部を遮蔽したことを特徴とする対
    物レンズ駆動装置。
  4. 【請求項4】 支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレ
    ンズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心した
    位置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダより
    突出したフィン部と、前記レンズホルダを摺動かつ回動
    させて光学式情報記録媒体上の光スポットを焦点方向及
    びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置と、前記支
    軸を保持する支軸保持ベースと、前記支軸保持ベースを
    固定保持する固定ベースと、前記固定ベース上に前記フ
    ィン部を挟むように配置された光源と光検知器とを備
    え、前記光源または光検知器の位置を調整可能としたこ
    とを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  5. 【請求項5】 支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレ
    ンズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心した
    位置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダを摺
    動かつ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポットを
    焦点方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置
    と、前記駆動装置に電流を印加する中継基板を備え、前
    記レンズホルダの一部に段差を設け、前記中継基板を段
    差内に納まるように固定したことを特徴とする対物レン
    ズ駆動装置。
  6. 【請求項6】 支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレ
    ンズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心した
    位置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダを摺
    動かつ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポットを
    焦点方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置
    と、前記レンズホルダに固定され前記駆動装置に電流を
    印加する第一の中継基板と、前記支軸及び駆動装置を保
    持する固定ベースと、前記固定ベースに固定された第二
    の中継基板と、第一の中継基板と第二の中継基板とを電
    気的に接続する手段とを備え、該電気的接続手段を前記
    レンズホルダの重心位置付近でレンズホルダに固定した
    ことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  7. 【請求項7】 支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレ
    ンズホルダと、該レンズホルダを支持するレンズホルダ
    支持部材と、該レンズホルダに前記支軸から偏心した位
    置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダを摺動
    かつ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポットを焦
    点方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置
    と、前記レンズホルダに固定され前記駆動装置に電流を
    印加する第一の中継基板と、前記支軸及び駆動装置を保
    持する固定ベースと、前記固定ベースに固定された第二
    の中継基板と、第一の中継基板と第二の中継基板とを電
    気的に接続する手段とを備え、前記レンズホルダの重心
    と、前記駆動手段の駆動力を発生する位置と、前記レン
    ズホルダを前記レンズホルダ支持部材で支持する位置
    と、前記電気的接続手段を前記第二の中継基板上で固定
    する位置をほぼ同一直線上の高さに配置したことを特徴
    とする対物レンズ駆動装置。
  8. 【請求項8】 支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレ
    ンズホルダと、該レンズホルダを支持するレンズホルダ
    支持部材と、該レンズホルダに前記支軸から偏心した位
    置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダを摺動
    かつ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポットを焦
    点方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置
    と、前記レンズホルダに固定され前記駆動装置に電流を
    印加する第一の中継基板と、前記支軸及び駆動装置を保
    持する固定ベースと、前記固定ベースに固定された第二
    の中継基板と、第一の中継基板と第二の中継基板とを電
    気的に接続する手段とを備え、前記固定ベースの一部を
    突出させ前記第二の中継基板を固定したことを特徴とす
    る対物レンズ駆動装置。
  9. 【請求項9】 支軸に回動かつ摺動自在に保持されたレ
    ンズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心した
    位置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダを摺
    動かつ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポットを
    焦点方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装置
    と、前記支軸を保持する支軸保持ベースと、前記支軸保
    持ベースを固定保持する固定ベースと、前記固定ベース
    を保持するヘッドベースを備え、前記支軸のほぼ中心軸
    線上に位置する点を中心として前記固定ベースを前記ヘ
    ッドベースに対して回転させ、前記対物レンズの光軸の
    傾きを調整することを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  10. 【請求項10】 支軸に回動かつ摺動自在に保持された
    レンズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心し
    た位置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダを
    摺動かつ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポット
    を焦点方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装
    置と、前記支軸を保持する支軸保持ベースと、前記支軸
    保持ベースを固定保持する固定ベースと、前記固定ベー
    スを保持するヘッドベースを備え、前記支軸保持ベース
    の下面と前記ヘッドベースの上面に球面部を設けたこと
    を特徴とする対物レンズ駆動装置。
  11. 【請求項11】 支軸に回動かつ摺動自在に保持された
    レンズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心し
    た位置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダを
    摺動かつ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポット
    を焦点方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装
    置と、前記支軸を保持する支軸保持ベースと、前記支軸
    保持ベースを固定保持する固定ベースと、前記固定ベー
    スを保持するヘッドベースを備え、前記固定ベースの下
    面に突出部を設け、さらに前記ヘッドベースに前記突出
    部より大きな凹部を設け両者を勘合させることにより支
    軸回りの回動を制限したことを特徴とする対物レンズ駆
    動装置。
  12. 【請求項12】 支軸に回動かつ摺動自在に保持された
    レンズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心し
    た位置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダを
    摺動かつ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポット
    を焦点方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装
    置と、前記支軸を保持する支軸保持ベースと、前記支軸
    保持ベースを固定保持する固定ベースと、前記固定ベー
    スを保持するヘッドベースを備え、前記固定ベースの下
    面に溝部を設け支軸回りの回転調整を行なうことを特徴
    とする対物レンズ駆動装置。
  13. 【請求項13】 支軸に回動かつ摺動自在に保持された
    レンズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心し
    た位置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダを
    摺動かつ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポット
    を焦点方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装
    置を備え、前記対物レンズの直径より前記レンズホルダ
    の幅を小さくしたことを特徴とする対物レンズ駆動装
    置。
  14. 【請求項14】 支軸に回動かつ摺動自在に保持された
    レンズホルダと、該レンズホルダに前記支軸から偏心し
    た位置に設けられた対物レンズと、前記レンズホルダを
    摺動かつ回動させて光学式情報記録媒体上の光スポット
    を焦点方向及びトラックを横切る方向に駆動する駆動装
    置と、前記支軸を保持する支軸保持ベースと、前記支軸
    保持ベースを固定保持する固定ベースを備え、前記固定
    ベースの一部を突出させ前記駆動装置の一部を保持した
    ことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7652712B2 (en) 2004-10-25 2010-01-26 Mitsubishi Electric Corporation Lens shifting structure for image capturing apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7652712B2 (en) 2004-10-25 2010-01-26 Mitsubishi Electric Corporation Lens shifting structure for image capturing apparatus

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