JP3874762B2 - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光学式情報記録再生装置等において、光学式ディスク等の光学式記録媒体に集光される光スポットの焦点ずれ及びトラックずれの補正制御を行うための対物レンズ駆動装置に関するものである。
光学式情報記録再生装置等では、光学式ディスク等の光学式情報記録媒体(以下、単に記録媒体とする。)に対して情報の記録・再生を行うためには、対物レンズの焦点を、情報が記録されているグルーブ又はピットに合わせ、且つトラックから外れないようにしなければならない。そのため、対物レンズを、光軸方向及びトラックを横切る方向において正確に位置制御する必要がある(例えば、特許文献1参照)。
特公平6−79383号公報
図16に、上記公報(特許文献1)に開示された対物レンズ駆動装置を示す。この対物レンズ駆動装置では、対物レンズ102は、レンズホルダ101によって保持されている。このレンズホルダ101は、対物レンズ102の光軸と平行な支軸107に沿って移動可能に、且つこの支軸107を中心として回動可能に支持されている。レンズホルダ101の外周面には、一対のフォーカシングコイル104及び一対のトラッキングコイル103が取り付けられている。これら一対のフォーカシングレンズ104及び一対のトラッキングコイル103は、それぞれ支軸107に対して対称な位置に対をなして配置されている。
レンズホルダ101の周囲には、外ヨーク109及び内ヨーク105が設けられており、外ヨーク109の内周面には円弧状のマグネット106が固定されている。マグネット106は、図17に拡大して示すように、中間部に溝106cが形成されており、この溝106cを境にしてフォーカシング用マグネット部106aとトラッキング用マグネット106bに分割されている。フォーカシング用マグネット106aは、N極とS極とが支軸107と平行な方向に並ぶように分極着磁されている。一方、トラッキング用マグネット106bは、フォーカシング用マグネット106aの着磁方向に対して直交する方向に分極着磁されている。
レンズホルダ101の外周縁部において、フォーカシング用マグネット106aのN極及びS極の境目に対向する位置には、磁性片110が固着されている。磁性片110は、支軸107の方向に長く幅の狭い長尺部材である。
光スポットの焦点ずれを補正する場合は、フォーカシングコイル104に電流を流し、マグネット106aにより生じる磁界との相互作用により電磁力を発生させ、この電磁力によりレンズホルダ101を対物レンズ102の光軸方向に駆動する。これにより、対物レンズ102が光軸方向に移動し、焦点ずれの補正が行われる。また、光スポットのトラックずれを補正する場合は、トラッキングコイル103に電流を流し、マグネット106bにより生じる磁界との相互作用により電磁力を発生させ、この電磁力によりレンズホルダ101を支軸107を中心として回動する。これにより、対物レンズ102が記録媒体のトラックを横切る方向に移動し、トラックずれの補正が行われる。
レンズホルダ101の移動や回動に伴い、磁性片110には、フォーカシング用マグネット106aによる磁気的な吸引力が作用する。この磁気的な吸引力により、レンズホルダ101は、対物レンズ102の光軸方向における基準位置、及び支軸107を中心とした周方向における基準位置に安定に保持される。
しかしながら、上述したような従来の対物レンズ駆動装置は、フォーカシング用及びトラッキング用の2種類のマグネットを使用するため、マグネットの構造(着磁構造も含む)が複雑になる上、部品点数も多くなることから、製造コストが上昇し、組立工程が複雑になるという問題点があった。
また、レンズホルダ101の軸受け部と支軸107とのギャップのため、レンズホルダ101のがたつきが発生し、対物レンズ102の傾きや振動を生じるという問題点もあった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、製造コストを低減し、組立工程を簡単にすると共に、対物レンズの傾きや振動を抑制できる対物レンズ駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明に係る対物レンズ駆動装置は、
対物レンズを保持する可動部としてのレンズホルダと、
前記レンズホルダを、前記対物レンズの光軸方向に移動可能に、且つ前記光軸に平行な軸線を回動中心として回動可能に支持する固定部と、
前記固定部に設けられると共に、前記回動中心に向かう方向又はその逆方向に分極着磁されたマグネットと、
前記レンズホルダに設けられ、前記光軸方向に略平行な辺を有するトラッキングコイルと、
前記レンズホルダに設けられ、前記光軸方向及び前記分極着磁方向の何れにも略直交する辺を有するフォーカシングコイルと、
前記マグネットによる磁界を、前記フォーカシングコイルの前記辺及び前記トラッキングコイルの前記辺に及ぼさせる磁路を形成する磁路形成手段と、
前記フォーカシングコイル及び前記トラッキングコイルに電流を供給する給電手段と、
前記マグネットとの間で生じる磁力により、前記レンズホルダを、前記光軸方向の基準位置及び前記回動方向の基準位置に向けて付勢する付勢手段と
を備え、
前記付勢手段が、前記フォーカシングコイルを前記光軸方向に挟み込むように配置された一対の磁性体を有し、
前記一対の磁性体のそれぞれが、前記回動中心を囲む4つの辺を有する矩形状であり、前記マグネットに対向する辺に一対の突出部を有し、且つ前記光軸方向の厚さが前記マグネットの前記光軸方向の長さに対して小さく、
前記トラッキングコイルの前記辺は、前記レンズホルダの回動方向における前記マグネットの略中央部に対向し、
各磁性体の前記突出部が、前記レンズホルダの回動方向における前記マグネットの略端部に対向する
ことを特徴とする。
本発明によれば、対物レンズ駆動装置において、単一種類のマグネットを用いて対物レンズをフォーカシング方向及びトラッキング方向に移動させるよう構成したので、部品点数を低減できる上、複雑形状のマグネットが不要になるため、部品単価も低減できる。従って、対物レンズ駆動装置の製造コストを低減すると共に、組立工程を簡単にすることができる。加えて、付勢手段とマグネットとの間に作用する磁気的吸引力により、レンズホルダを回動支持する部分にギャップがあっても、レンズホルダのがたつきを抑制することができる。従って、レンズホルダのがたつきに起因する対物レンズの傾きや振動を抑制することができる。
また、対物レンズ駆動装置において、単一種類のマグネットを用いて対物レンズをフォーカシング方向及びトラッキング方向に移動させるよう構成したので、部品点数を低減できる上、複雑形状のマグネットが不要になるため、部品単価も低減できる。従って、対物レンズ駆動装置の製造コストを低減すると共に、組立工程を簡単にすることができる。加えて、付勢手段とマグネットとの間に作用する磁気的吸引力により、レンズホルダを回動支持する部分にギャップがあっても、レンズホルダのがたつきを抑制することができる。従って、レンズホルダのがたつきに起因する対物レンズの傾きや振動を抑制することができる。
また、マグネットを固定部に設け、フォーカシングコイル及びトラッキングコイルをレンズホルダに設ける構成としたので、いわゆる固定マグネット方式の対物レンズ駆動装置において、製造コストを低減し組立工程を簡単にすることができる。
また、付勢手段として、マグネットとの間で磁力を生じる磁性体を利用することとしたので、簡単な構成で、レンズホルダを基準位置に復帰させるための付勢力を得ることができる。
また、フォーカシングコイル及びトラッキングコイルを、レンズホルダの回動中心に対して対物レンズと反対の側に取り付けるようにしたので、フォーカシングコイルの形状を小さくすることができる。これにより、フォーカシングコイルの全長のうち駆動に寄与する部分の割合が増えるため、少ない消費電力での駆動が可能になる。
また、フォーカシングコイルを、レンズホルダの回動中心を囲むように巻き回すようにしたので、レンズホルダの長さを短くでき、可動部の小型化及び軽量化が可能になる。これにより、駆動に必要な消費電量を減少させることができる。
また、マグネットをレンズホルダに設け、フォーカシングコイル及びトラッキングコイルを固定部に設けるようにしたので、いわゆる可動マグネット方式の対物レンズ駆動装置において、製造コストの低減及び組立工程の簡単化が可能になる。
また、磁路形成手段が付勢手段としても機能するようにしたので、部品点数をさらに少なくし、製造コストをより低減することができる。
また、磁性材料よりなる固定部が磁路形成手段としても機能するようにしたので、部品点数をさらに少なくし、製造コストをより低減することができる。
また、磁路形成手段を、一対の壁部を有するヨークにより構成したので、フォーカシングコイル及びトラッキングコイルに必要な磁界を及ぼさせることができる。
実施の形態1.
図1及び図2は、本発明の実施の形態1に係る対物レンズ駆動装置をそれぞれ上方及び下方から見た斜視図である。図3は、実施の形態1に係る対物レンズ駆動装置の分解斜視図であり、図4は、実施の形態1に係る対物レンズ駆動装置の可動部の斜視図である。実施の形態1に係る対物レンズ駆動装置は、図示しない光ディスク装置等に搭載されるものであって、図1に示すように、対物レンズ2を保持するレンズホルダ1と、このレンズホルダ1を支持する固定ベース(固定部)9とを有している。ここで、レンズホルダ1は、対物レンズ2を、その光軸方向(z方向)が記録媒体の記録面に直交するように保持している。以下の説明では、このz方向に直交するxy平面において、記録媒体のトラックを横切る方向に対応する方向をy方向とし、このy方向に直交する方向をx方向とする。
実施の形態1に係る対物レンズ駆動装置では、レンズホルダ1は、対物レンズ2の光軸に対して平行に固定ベース9に取り付けられた支軸(回動中心)3に沿って移動可能に、且つ支軸3を中心として回動可能に支持されている。レンズホルダ1には、このレンズホルダ1を移動及び回動するための駆動力を発生するコイルが取り付けられており、固定ベース9には、磁気回路を形成するためのマグネット8及び固定ヨーク11が取り付けられている。これらの構成要素につき、順に説明する。
固定ベース9は、一方向に長い略板状の部材であり、その長手方向における中心部には、対物レンズ2の光軸と平行に延びた貫通孔10が形成されている。この貫通孔10には、レンズホルダ1を支持するための支軸3が圧入又は接着等により固定されている。支軸3には、摩擦係数の小さなフッ素系樹脂等がコーティングされている。
図2に示すように、固定ベース9の長手方向一端部には、対物レンズ2に入射する光ビームを通過させる開口部9dが形成されている。固定ベース9の貫通孔10に対して開口部9dと反対の側には、長方形断面を有する貫通孔9eが形成されている。さらに、固定ベース9の側端面には、それぞれ球面の一部をなす球面部9a,9b,9cが形成されている。球面9a,9b,9cは、図示しない光ディスク装置等に設けられた球状の凹面を有する部材と係合するもので、固定ベース9の据付け角、すなわち支軸3の傾きの調整に利用される。
図3に示すように、固定ベース9には、固定ヨーク(磁路形成手段)11が取り付けられている。固定ヨーク11は、磁性材料により構成され、互いに平行に延びた第1及び第2の壁部11a,11b及びこれらを連結する略板状の底部11cを有している。第1及び第2の壁部11a,11bは、いずれも支軸3に対して平行に(すなわち対物レンズ2の光軸方向に)長く形成されている。底部11cは、固定ベース9の底面にネジ12a,12bにより固定されている。底部11cが固定ベース9の底面に固定された状態で、第1の壁部11aは、固定ベース9の開口部9dと反対側の端部9fに対向する。また、第2の壁部11bは、固定ベース9に形成された貫通孔9eを貫通して上方(レンズホルダ1側)に突出し、支軸3と第1の壁部11aとの間に位置している。
図1及び図3に示したように、第1の壁部11aの内側の面には、板形状のマグネット8が固定されている。マグネット8は、厚さ方向に分極着磁されており、その分極着磁の方向が、支軸3に向かう方向又はその逆方向と一致するようになっている。マグネット8は、レンズホルダ1の対物レンズ2と反対側の端部(後述する固定面)1hに対向するよう配置されている。
図4に示すように、レンズホルダ1は、軽量で高剛性なプラスチック材等で形成されたものであり、一方向に長い板状部分1aを有している。この板状部分1aの長手方向一端には、対物レンズ2を装着するレンズ装着部1gが形成されている。以下の説明では、レンズホルダ1の対物レンズ2側(レンズ装着部1g側)を「前方」とし、その反対側を「後方」として説明する。板状部分1aの長手方向における中心部には、円筒状部分1bが、下方(固定ベース9側)に向けて突出形成されている。この円筒状部分1bには、円形断面を有する貫通孔である軸受け部1eが形成されている。
板状部分1aの幅方向における両側端には、この板状部分1aの長手方向における中心部から後端部にかけて延びた一対の壁状部分1cが形成されている。壁状部分1cの長手方向における中心部には、フレキシブルプリント基板7(図3)を固定するための傾斜面1jが形成されている。壁状部分1cの後端面は、次に説明するトラッキングコイル5a,5bを固定するための固定面1hとなっている。円筒状部分1bの後方に隣接して、長方形断面を有する孔部1fが形成された直方体状部分1dが、下側(固定ベース9側)に向けて突出形成されている。この直方体状部分1dの孔部1fには、上述した固定ヨーク11の第2の壁部11bが挿入されるようになっている。
レンズホルダ1の直方体状部分1dの外周には、フォーカシングコイル4が固定されている。このフォーカシングコイル4は、y方向の2辺とx方向の2辺とを有するように、矩形形状に巻き回されている。このフォーカシングコイル4は、直方体状部分1dの孔部1fに挿入された(固定ヨーク11の)第2の壁部11bの周囲を囲むようになっている。また、このフォーカシングコイル4の一部は、固定ヨーク11の第1の壁部11aに固定されたマグネット8に対向している。
レンズホルダ1の壁状部分1cの固定面1hには、トラッキングコイル5a,5bが固定されている。このトラッキングコイル5a,5bは、いずれも、y方向の2辺とz方向の2辺とを有するように矩形形状に巻き回されている。トラッキングコイル5a,5bは、固定ヨーク11の第1の壁部11aに固定されたマグネット8に対向している。
レンズホルダ1の直方体状部分1dには、図3に示すように、フォーカシングコイル4を上下に挟みこむように、一対の磁性板(付勢手段:磁性体)6a,6bが取り付けられている。これら磁性板6a,6bは、ステンレス鋼やニッケル等の磁性材により形成されている。磁性板6a,6bは、支軸3と直交する平面(xy平面)において矩形状であり、支軸3方向における寸法がマグネット8に比して充分に小さくなるように形成されている。磁性板6a,6bのマグネット8に対向する側の各辺の両端には、突出部61,62が形成されている。突出部61,62は、レンズホルダ1の壁状部分1cの固定面1hに固定されたトラッキングコイル5a,5bの中空部分(巻き回されたコイルの内側)に位置し、マグネット8と直接対向するようになっている。
フォーカシングコイル4及びトラッキングコイル5a,5bは、フレキシブルプリント基板(給電手段)7を介して、光ディスク装置等の固定部に電気的に接続されている。このフレキシブルプリント基板7は、その両端部7a、7bにおいて、レンズホルダ1の一対の壁状部分1cの各傾斜面1jに固定されている。
図5(A)は、フォーカシングコイル4と、固定ヨーク11及びマグネット8との位置関係を示す概略図である。図5(A)に示すように、フォーカシングコイル4は、y方向の辺4a,4c及びx方向の辺4b,4dを有している。固定ヨーク11により形成される磁路のため、固定ヨーク11の第2の壁部11bとマグネット8との間には、マグネット8の分極着磁方向(支軸3に向かう方向又はその逆方向)の磁界Bが生じている。この磁界B中には、フォーカシングコイル4の辺4aが位置している。この辺4aを流れる電流と磁界Bとは互いに直交しており、レンズホルダ1を支軸3に沿う方向(すなわち、対物レンズ2の光軸方向)の電磁力Fが発生する。
図5(B)は、トラッキングコイル5a,5bと、固定ヨーク11及びマグネット8との位置関係を示す概略図である。図5(B)に示したように、トラッキングコイル5a,5bは、いずれも、z方向の辺51,53及びy方向の辺52、54を有している。固定ヨーク11の第2の壁部11bとマグネット8との間の磁界B中には、トラッキングコイル5a,5bの各辺51が位置している。この辺51を流れる電流と磁界Bとは互いに直交しており、レンズホルダ1を支軸3を中心として回動する方向の電磁力Fが発生する。
次に、このように構成された対物レンズ駆動装置の動作について説明する。まず、焦点ずれを補正する制御について説明する。焦点ずれを補正する場合は、フォーカシングコイル4に電流を流し、マグネット8により生じる磁界との相互作用により電磁力を発生させ、この電磁力によりレンズホルダ1を支軸3に沿って移動させる。レンズホルダ1の支軸3に沿う方向の位置を制御することにより、対物レンズ2と記録媒体との間隔を制御して、光スポットの焦点ずれを補正する。
一方、レンズホルダ1の移動に伴い、磁性板6a,6bとマグネット8との間に作用する磁界の変化が生じ、その移動量に応じて磁気的に復元力が生じる。すなわち、レンズホルダ1の移動方向において、マグネット8の中心部ほど磁束密度が高いため、磁性板6a,6bの両方がマグネット8の中心部において安定に保持されようとする復元力が生じる。従ってフォーカシングコイル4に流れる電流を停止すると、レンズホルダ1は、磁性板6a,6bの両方がマグネット8の中心部に最も近づいた位置(すなわち、支軸方向における基準位置)に復帰する。なお、磁性板6a,6bの形状及び厚さは、対物レンズ2の焦点補正制御を行う範囲(一般的に±1mm程度)においてリニアな復元力特性(すなわち、変位と復元力とが比例するような特性)が得られるように決定する。
次に、トラックずれを補正する制御について説明する。トラックずれを補正する場合は、トラッキングコイル5a,5bに電流を流し、マグネット8により生じる磁界との相互作用により電磁力を発生させ、この電磁力によりレンズホルダ1を支軸3を中心として回動する。これにより、対物レンズ2を記録媒体のトラックを横切る方向に移動させ、光スポットのトラックに対する位置ずれを補正する。
一方、レンズホルダ1の回動に伴い、磁性板6a,6bとマグネット8との間に作用する磁界の変化が生じ、レンズホルダ1の回動量に応じて磁気的に復元力が生じる。すなわち、磁性板6a,6bは、その各突出部61,62のマグネット8からの距離が等しくなった状態で最も安定に保持されるため、レンズホルダ1の回動に伴って各突出部61,62の距離が互いに異なる状態となると、元の状態に戻すべく復元力が生じる。従ってトラッキングコイル5a,5bに流れる電流を停止すると、レンズホルダ1は、磁性板6a,6bの各突出部61,62がマグネット8から等距離になる位置(すなわち、周方向における基準位置)に復帰する。なお、磁性板6a,6bの形状及び厚さは、対物レンズ2のトラッキング補正制御を行う範囲(一般的に±0.5mm程度)においてリニアな特性が得られるように決定する。
磁性板6a,6bとマグネット8との間には、上述した復元力とは別に、x軸方向に磁気的な吸引力が常に作用している。そのため、レンズホルダ1には、レンズホルダ1の軸受け部1eを支軸3に押し当てる方向の力が作用し、軸受け部1eと支軸3とのギャップに起因するレンズホルダ1のがたつきが防止される。これにより、レンズホルダ1のがたつきに起因する対物レンズ2の傾きや振動が抑制される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、単一種類のマグネットによりフォーカシング方向及びトラッキング方向の駆動力を得ることが可能になる。従って、着磁方向の異なる複数のマグネットを用いる必要がなくなり、部品点数を低減することができる。また、複雑形状のマグネットが不要になるため、部品単価を低減することもできる。すなわち、対物レンズ駆動装置の製造コストを低減し、組立工程を簡易にすることができる。
加えて、磁性板6a,6bとマグネット8との間の吸引力を利用することにより、支軸3と軸受け部1eとのギャップに起因するレンズホルダ1のがたつきを防止することができ、これにより対物レンズ2の傾きや振動を抑制することができる。又、これら磁性板6a,6bにより、レンズホルダ1が移動又は回動した際の十分な復元力を得ることができる。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2に係る対物レンズ駆動装置を示す斜視図であり、図7は、実施の形態2に係る対物レンズ駆動装置の可動部の斜視図である。図8は、実施の形態2に係る対物レンズ駆動装置の分解斜視図である。図6〜図8において、図1〜図3に示した構成要素と同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付している。実施の形態2では、図6に示したように、レンズホルダ1の構造が実施の形態1と異なっている。固定ベース9及び固定ヨーク11の構造は、実施の形態1と同様である。
図7に示したように、レンズホルダ1は、実施の形態1と同様、一方向に長い板状部分1aを有しており、この板状部分1aの長手方向一端には、対物レンズ2を装着するレンズ装着部1gが形成されている。また、板状部分1aの幅方向両側端には、実施の形態1と同様、一対の壁状部分1cが形成されている。板状部分1aの長手方向における中心部から後端部にかけて、直方体状部分21が下方(固定ベース9側)に突出形成されている。この直方体状部分21には、実施の形態1において説明した軸受け部1e及び孔部1fの両方が形成されている。
フォーカシングコイル22は、直方体状部分21の外周に固定されており、x方向の2辺とy方向の2辺とを有するよう矩形形状に巻き回されている。すなわち、このフォーカシングコイル22は、軸受け部1e内に係合した支軸3(図8)と孔部1f内に挿入された第2の壁部11b(図8)とを周囲から囲んでいる。トラッキングコイル5a,5bは、実施の形態1と同様、レンズホルダ1の壁状部分1cの後端面である固定面1hに固定されている。
図8に示すように、レンズホルダ1の直方体状部分20には、フォーカシングコイル21を上下に挟みこむように、ステンレス鋼やニッケル等の磁性材料で矩形状に形成された一対の磁性板23a,23bが固定されている。磁性板23a,23bのマグネット8に対向する側の各辺の両端には、突出部24,25が形成されている。突出部24,25は、レンズホルダ1の壁状部分1cの固定面1hに固定されたトラッキングコイル5a,5bの巻き回された部分の内側に位置し、マグネット8と直接対向するようになっている。実施の形態2に係る対物レンズ駆動装置のその他の構成及び動作は、実施の形態1に係る対物レンズ駆動装置と同じである。
このように、実施の形態2によれば、実施の形態1の効果に加え、レンズホルダ1の長手方向の寸法を短くできることから、可動部の小型化及び軽量化が可能になり、従って、駆動に必要な消費電量を減少させることができるという効果が得られる。
実施の形態3.
図9は、本発明の実施の形態3に係る対物レンズ駆動装置を示す斜視図であり、図10は、実施の形態3に係る対物レンズ駆動装置の固定ベースを示す斜視図である。図11は、図10に示した固定ベースを含む固定部を示す斜視図である。図9〜図11において、図1〜図3に示した構成要素と同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付している。
上述した実施の形態1及び2では、固定ベース9と固定ヨーク11とが別体として構成されていたのに対し(図3参照)、実施の形態3では、図9に示したように固定ベース31が固定ヨークとして機能する部分を含むようになっている。図10に示した固定ベース31は、磁性材料により形成された一方向に長い略板状の部材である。固定ベース31の長手方向における略中心部には、対物レンズ2の光軸と平行に延びた貫通孔32が設けられている。この貫通孔32には支軸3(図11)が圧入又は接着等により固定されている。
固定ベース31の長手方向一端には、対物レンズ2に入射する光ビームを通過させる開口部35が形成されている。固定ベース31の支軸3に対して開口部35と反対の側には、一対の壁部31a,31bが折曲形成されている。これら壁部31a,31bは、支軸3と平行な方向に長い形状を有している。第1の壁部31aは、固定ベース31の支軸3に対して開口部35と反対側の端部に位置しており、第2の壁部31bは、支軸3と第1の壁部31aとの間に位置している。固定ベース31の側端面には、それぞれ球面の一部をなす球面部33a,33b,33cが形成されている。これら球面部33a,33b,33cの機能は、実施の形態1における球面部9a,9b,9cと同様である。
図11に示したように、固定ベース31の第1の壁部31aの内側の面には、板形状のマグネット8が固定されている。マグネット8は、厚さ方向に分極着磁されており、その分極着磁の方向が支軸3に向かう方向又はその逆方向と一致するようになっている。実施の形態1と同様、マグネット8により生じた磁界はフォーカシングコイル4の一辺4a(図5(A))及びトラッキングコイル5a,5bの各一辺51(図5(B))に及び、これらを流れる電流との相互作用により、レンズホルダ1を支軸3に沿って移動させる駆動力及び支軸軸3を中心として回動させる駆動力が得られる。実施の形態3に係る対物レンズ駆動装置のその他の構成及び動作は、実施の形態1に係る対物レンズ駆動装置と同じである。
このように、実施の形態3によれば、実施の形態1の効果に加え、固定ベース31が固定ヨークを兼用するようになっているため、別部材として固定ヨークを設ける必要がなくなり、従って製造コストをさらに低減することができるという効果が得られる。
実施の形態4.
図12及び図13は、本発明の実施の形態4に係る対物レンズ駆動装置をそれぞれ上方及び下方から見た斜視図である。図14は、実施の形態4に係る対物レンズ駆動装置の分解斜視図である。図12〜図14において、図1〜図3に示した構成要素と同一又は相当する構成要素には、同一の符号を付している。
上述した実施の形態1〜3では、マグネットが固定ベースに直接又は固定ヨークを介して固定されていたのに対し、この実施の形態4では、図12に示すように、マグネット41がレンズホルダ1に固定されている。
この実施の形態4では、レンズホルダ1は、実施の形態1と同様、一方向に長い板状部分1aと、この板状部分1aの長手方向における中心部に形成された円筒状部分1bと、板状部分1aの長手方向一端に形成されたレンズ装着部1gとを有している。実施の形態1と同様、板状部分1aの対物レンズ2側(レンズ装着部1g側)を「前方」とし、その反対側を「後方」とする。板状部分1aにおいて円筒状部分1bの後方には、後述する固定ヨーク45の第2の壁部45bを挿入するための長方形形状の孔部1iが形成されている。板状部分1aの幅方向における両側には、一対の壁状部分46が形成されている。この壁状部分46には、実施の形態1の壁状部分1cにおける傾斜面(フレキシブルプリント基板を固定するための面)は形成されていない。壁状部分46のさらに後方に連続して、板状のマグネット41を両側面から挟み込むように形成された一対の壁状部分47が形成されている。また、マグネット41の前側に位置するように、板状部分1aの幅方向に延びた壁状部分48が形成されている。マグネット41は、その分極着磁方向が、支軸3に向かう方向又はその逆方向と一致するように、レンズホルダ1の一対の壁状部分47の間に固定されている。
図14に示すように、実施の形態4における固定ヨーク45は、磁性材料により構成され、互いに対向する第1及び第2の壁部45a,45bとこれらを連結する底部45cとを一体に備えている。第1の壁部45aには、切り欠き部45dが形成されている。底部45cは、固定ベース9にネジ46により固定される。第1の壁部45aは、レンズホルダ1の後端部において一対の壁状部分47の間に固定されたマグネット41に対向する。第2の壁部45bは、レンズホルダ1の板状部分1aに形成された孔部1iに挿入される。
フォーカシングコイル42は、固定ヨーク45の第1の壁部45aの上端部に、y方向の2辺及びx方向の2辺を有するように矩形形状に巻き回されている。さらに、このフォーカシングコイル42には、トラッキングコイル43a,43bが固定されている。トラッキングコイル43a,43bは、いずれも、y方向の2辺とz方向の2辺とを有するように矩形形状に巻き回されている。
図15(A)は、フォーカシングコイル42と固定ヨーク45との位置関係を示す概略図である。フォーカシングコイル42は、y方向の辺42a,42c及びx方向の辺42b,42dを有している。マグネット41(図14)及び固定ヨーク45が磁気回路を形成するため、マグネット41と固定ヨーク45の第1の壁部45aとの間には、マグネット41の分極着磁方向(支軸3に向かう方向又はその逆方向)の磁界が生じている。この磁界中には、フォーカシングコイル42の辺42aが位置している。この辺42aを流れる電流と磁界との相互作用により、レンズホルダ1を支軸3に沿う方向の電磁力が発生する。
図15(B)は、トラッキングコイル43a,43bと固定ヨーク45との位置関係を示す概略図である。トラッキングコイル43a、43bは、いずれも、z方向の辺61,63及びy方向の辺62,64を有している。マグネット41(図14)と固定ヨーク45の第1の壁部45aとの間の磁界中には、トラッキングコイル43a,43bの各辺61が位置している。この辺61を流れる電流と磁界との相互作用により、レンズホルダ1を支軸3を中心として回動する方向の電磁力が発生する。
焦点ずれを補正する場合は、フォーカシングコイル42に電流を流し、マグネット41により生じる磁界との相互作用により電磁力を発生させ、この電磁力によりレンズホルダ1を支軸3に沿って移動させる。レンズホルダ1の支軸3に沿う方向の位置を制御することにより、対物レンズ2と記録媒体との間隔を制御して、光スポットの焦点ずれを補正する。
固定ヨーク45の第1の壁45aの切り欠き部45dはマグネット41に対向しているため、レンズホルダ1の移動に伴い、マグネット41と固定ヨーク45の第1の壁間45aに作用する磁界の変化が生じ、その移動量に応じて磁気的に復元力が生じる。切り欠き部45dの形状は、対物レンズ2のフォーカシング補正を行う範囲で(一般的に±1mm程度)リニアな特性が得られるように決定されている。切り欠き部45dの対物レンズ2の光軸方向における長さは、焦点補正制御のためのレンズホルダ1の移動範囲以上であることが必要である。
トラッキングずれを補正する場合は、トラッキングコイル43a,43bに電流を流し、マグネット41により生じる磁界との相互作用により電磁力を発生させ、この電磁力により、支軸3を中心としてレンズホルダ1を回動する。これにより、対物レンズ2を記録媒体のトラックを横切る方向に移動させ、光スポットのトラックに対する位置ずれを補正する。
レンズホルダ1の回動に伴い、マグネット41と固定ヨーク45の第1の壁45aとの間に作用する磁界の変化が生じ、その移動量に応じて磁気的に復元力が生じる。固定ヨーク45の第1の壁部45aの形状は、対物レンズ2のトラッキング補正を行う範囲で(一般的に±0.5mm程度)リニアな特性が得られるように決定されている。
固定ヨーク45の第1の壁45aとマグネット41との間には、上述した復元力とは別にx軸方向に磁気的な吸引力が作用する。従って、レンズホルダ1の軸受け部1eは常に支軸3に押し当てられ、軸受け部1eと支軸3とのギャップに起因するレンズホルダのがたつきが抑制される。
このように、実施の形態4によれば、いわゆる可動マグネット方式の対物レンズ駆動装置においても、製造コストを低減し組立工程を簡単化することができるという効果が得られる。
なお、実施の形態4では、固定ベース9と固定ヨーク45を別部品で構成しているが、実施の形態3のように、固定ベースを固定ヨークとして機能させる(すなわち固定ベースと固定ヨークとを一体構成とする)ことも可能である。
本発明の実施の形態1に係る対物レンズ駆動装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る対物レンズ駆動装置を下側から見た斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る対物レンズ駆動装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る対物レンズ駆動装置の可動部を示す斜視図である。 フォーカシングコイル(A)及びトラッキングコイル(B)と固定ヨークとの位置関係を示す概略図である。 本発明の実施の形態2に係る対物レンズ駆動装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る対物レンズ駆動装置の可動部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る対物レンズ駆動装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る対物レンズ駆動装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る対物レンズ駆動装置の固定ベースを示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る対物レンズ駆動装置の固定ベースを含む固定部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る対物レンズ駆動装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る対物レンズ駆動装置を下側から見た斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る対物レンズ駆動装置を示す分解斜視図である。 フォーカシングコイル(A)及びトラッキングコイル(B)と固定ヨークとの位置関係を示す概略図である。 従来の対物レンズ駆動装置を示す図である。 従来の対物レンズ駆動装置のマグネット構成を示す図である。
符号の説明
1 レンズホルダ、 1e 軸受け部、 2 対物レンズ、 3 支軸、 4,22,42 フォーカシングコイル、 5a,5b,43a,43b トラッキングコイル、 6a,6b 磁性板、 7 中継基板、 8,41 マグネット、 9,31 固定ベース、 9a,9b,9c 球面部、 10 貫通孔、 11,45 固定ヨーク、 12a,12b ネジ。

Claims (2)

  1. 対物レンズを保持する可動部としてのレンズホルダと、
    前記レンズホルダを、前記対物レンズの光軸方向に移動可能に、且つ前記光軸に平行な軸線を回動中心として回動可能に支持する固定部と、
    前記固定部に設けられると共に、前記回動中心に向かう方向又はその逆方向に分極着磁されたマグネットと、
    前記レンズホルダに設けられ、前記光軸方向に略平行な辺を有するトラッキングコイルと、
    前記レンズホルダに設けられ、前記光軸方向及び前記分極着磁方向の何れにも略直交する辺を有するフォーカシングコイルと、
    前記マグネットによる磁界を、前記フォーカシングコイルの前記辺及び前記トラッキングコイルの前記辺に及ぼさせる磁路を形成する磁路形成手段と、
    前記フォーカシングコイル及び前記トラッキングコイルに電流を供給する給電手段と、
    前記マグネットとの間で生じる磁力により、前記レンズホルダを、前記光軸方向の基準位置及び前記回動方向の基準位置に向けて付勢する付勢手段と
    を備え、
    前記付勢手段が、前記フォーカシングコイルを前記光軸方向に挟み込むように配置された一対の磁性体を有し、
    前記一対の磁性体のそれぞれが、前記回動中心を囲む4つの辺を有する矩形状であり、前記マグネットに対向する辺に2つの突出部を有し、且つ前記光軸方向の厚さが前記マグネットの前記光軸方向の長さに対して小さく、
    前記トラッキングコイルの前記辺が、前記レンズホルダの回動方向における前記マグネットの略中央部に対向し、
    各磁性体の前記2つの突出部が、前記レンズホルダの回動方向における前記マグネットの略両端部に対向する
    ことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  2. 前記2つの突出部が、前記光軸と略直交する平面内で前記マグネットの分極着磁方向に突出することを特徴とする請求項1に記載の対物レンズ駆動装置。
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