JP2773626B2 - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JP2773626B2
JP2773626B2 JP6027906A JP2790694A JP2773626B2 JP 2773626 B2 JP2773626 B2 JP 2773626B2 JP 6027906 A JP6027906 A JP 6027906A JP 2790694 A JP2790694 A JP 2790694A JP 2773626 B2 JP2773626 B2 JP 2773626B2
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permanent magnet
focusing
lens holder
tracking
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寛爾 若林
穣児 安西
泰匡 柴田
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円盤状記録媒体に光学
的に情報を記録もしくは再生する装置の対物レンズ駆動
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】対物レンズ駆動装置はコンパクトディス
クなどの円盤状記録媒体(以下ディスクという)の反り
の上下運動によるフォーカシングずれや偏心などによる
トラッキングずれを補正するために対物レンズを円盤状
記録媒体に対して垂直な方向(以下フォーカシング方向
という)および円盤状記録媒体の半径方向(以下トラッ
キング方向という)の2軸に駆動する。
【0003】以下、図面を参照しながら、従来の対物レ
ンズ駆動装置の一例について説明する。
【0004】図9は、従来の対物レンズ駆動装置の構成
を示す斜視図、図10および図11は、従来の対物レン
ズ駆動装置で生ずる対物レンズの傾きを説明するための
斜視図である。
【0005】図9において、Fはフォーカシング方向、
Tはトラッキング方向、Kはフォーカシング方向Fおよ
びトラッキング方向Tに対して垂直な方向、103は対
物レンズ、Jは対物レンズ103の光軸、104は対物
レンズ103を取付けたレンズホルダであり、レンズホ
ルダ104には、方向Kに沿ってフォーカシング方向F
に貫通する2つの貫通穴が、対物レンズ103を挟むよ
うに設けられている。
【0006】108はレンズホルダ104に対してフォ
ーカシング方向Fの軸回りに巻回し固着されたフォーカ
シングコイル、105はレンズホルダ104に対してト
ラッキング方向Tの軸回りに巻回し固着された2つのト
ラッキングコイルである。
【0007】よって、対物レンズ103、レンズホルダ
104、フォーカシングコイル108およびトラッキン
グコイルによって可動部が構成されており、可動部は対
物レンズ103の光軸Jを中心に対称に構成されている
ので、可動部の重心は対物レンズ103の略光軸J上に
位置する。
【0008】106は方向Kに軸をもつ互いに略平行な
棒状支持部材のワイヤー部材であり、106a,106
b,106cおよび106dの4本があり、ワイヤー部
材106a,106b,106c,106dのそれぞれ
の一端は、レンズホルダ104と結合されている。
【0009】また、107はワイヤー部材106a,1
06b,106c,106dのそれぞれの一端が結合さ
れている支点部材である。
【0010】一方、102は磁性材により形成された固
定基台であり、102a,102bは、固定基台102
の両端にフォーカシング方向Fに突き出すように設けら
れた固定基台102の2つの背面ヨーク部であり、10
2c,102dは2つの背面ヨーク部102a,102
bの間にフォーカシング方向Fに突き出すように設けら
れた固定基台102の2つの対向ヨーク部、101a,
101bは磁化の向きを方向Kでかつ互いに対向する向
きに配列された永久磁石である。
【0011】そして、支点部材107は一方の背面ヨー
ク部102aと結合されている。従って、2つの対向ヨ
ーク部102c,102dはレンズホルダ104の貫通
穴に挿入されることとなり、対向ヨーク部102cと永
久磁石101a、または対向ヨーク部102dと永久磁
石101bによって形成される磁気空隙部にフォーカシ
ングコイル108およびトラッキングコイル105が配
置される構成となる。
【0012】よって、フォーカシングコイル108、永
久磁石101a,101bおよび固定基台102により
フォーカシング駆動手段が構成され、トラッキングコイ
ル105、永久磁石101a,101bおよび固定基台
102によりトラッキング駆動手段が構成されている。
【0013】以上のように構成された対物レンズ駆動装
置について、以下その動作を説明する。
【0014】まず、フォーカシング方向Fの駆動は、対
物レンズ103が取り付けられたレンズホルダ104に
固定されているフォーカシングコイル108が、永久磁
石101a,101bによって発生する磁束と直交する
ことにより得られる電磁力を受け、レンズホルダ104
がワイヤー部材106a,106b,106c,106
dによって支持されてフォーカシング方向Fに略並進運
動することによって得られる。
【0015】また、トラッキング方向Tの駆動は、対物
レンズ103が取り付けられたレンズホルダ104に固
定されているトラッキングコイル105が、永久磁石1
01a,101bによって発生する磁束と直交すること
により得られる電磁力を受け、レンズホルダ104がワ
イヤー部材106a,106b,106c,106dに
よって支持されて、トラッキング方向Tに略並進運動す
ることにより得られる。
【0016】次に、可動部がフォーカシング方向Fおよ
びトラッキング方向Tに移動することによって生ずる対
物レンズ103の傾きについて説明する。
【0017】図10および図11は、従来の対物レンズ
駆動装置で生ずる対物レンズの傾きを説明するための斜
視図である。
【0018】図10および図11において、AおよびB
はトラッキング方向Tにおける向き、F1はベクトル表
示したフォーカシングコイル108上に発生するフォー
カシング駆動力、Gは可動部の重心を通り方向Kと平行
な重心軸、Hは永久磁石101a,101b(図10に
は省略。図9参照)と対向ヨーク部102c,102d
(図10には省略。図9参照)との間に発生する磁束密
度のトラッキング方向Tの分布曲線である。
【0019】また、図11においてPは、可動部がトラ
ッキング方向Tの向きAに移動した場合のフォーカシン
グ駆動中心点、M1は可動部がトラッキング方向Tの向
きAに移動した場合に発生するモーメントである。
【0020】まず、図10において、永久磁石101
a,101b(図10には省略。図9参照)、固定基台
102(図10には省略。図9参照)と、フォーカシン
グコイル108あるいはトラッキングコイル105によ
り発生する駆動力は、特に永久磁石101a,101b
と固定基台102の対向ヨーク部102c,102dに
よって形成される磁気空隙部の磁束密度の分布に依存し
た分布を持っている。
【0021】このような駆動力の総量をベクトルの和と
し、説明のためフォーカシングコイル108上に発生す
る駆動力の合成ベクトルの位置を、フォーカシング駆動
中心点、トラッキングコイル105上に発生する駆動力
の合成ベクトルの位置を、トラッキング駆動中心点と称
することとする。
【0022】いま、図10において可動部に自重以外の
力が作用しない状態での可動部の位置、すなわち可動部
が中立位置に位置する場合において、可動部をフォーカ
シング方向Fのみに駆動したとする。このとき、フォー
カシング駆動中心点の発生位置は、可動部の重心軸上に
位置しているので、可動部に対してモーメントは発生せ
ず、対物レンズの傾きは生じない。
【0023】ところが、可動部を中立位置からフォーカ
シング方向およびトラッキング方向に同時に駆動する
と、可動部に対してモーメントが発生する。
【0024】すなわち、図11において、可動部がトラ
ッキング方向の向きAに移動すると、フォーカシング駆
動中心点は可動部の重心軸に対して、Bの向きにずれた
点Pの位置に発生することとなる。よって、可動部に対
して重心軸G方向Kの回りのモーメントM1が作用し
て、可動部が回転し、対物レンズ103の傾きが生ずる
こととなる。
【0025】さらに、可動部の重心軸Gとフォーカシン
グ駆動中心点である点Pとの距離は、トラッキング方向
Tへの移動量にほぼ比例した値となり、かつフォーカシ
ング駆動力F1の値は、当然フォーカシング方向Fへの
移動量に比例した値となっている。
【0026】従って、可動部に作用するモーメントM1
は、可動部のフォーカシング方向Fおよびトラッキング
方向Tの2方向への移動量に比例した値となり、対物レ
ンズ103の傾きの量は、2方向への移動量に比例した
値となる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】光記録再生装置、特に
光ディスクを用いた光記録再生装置では記録容量の向上
を実現するため、高開口率の対物レンズを用いて、より
小径の集光スポットによって記録再生を行うことが増え
ている。この場合、光ディスクに対する対物レンズの光
軸の傾きを低減する必要がある。
【0028】しかしながら上記のような構成では、可動
部の移動に伴って可動部の重心からフォーカシング駆動
力の発生位置がずれて、重心軸回りのモーメントM1が
発生し、ディスク109に対する対物レンズ103の傾
きを生ずる。
【0029】また、対物レンズ103の傾きの量は、フ
ォーカシング方向Fおよびトラッキング方向Tの2方向
への移動量に対して比例増大する。
【0030】その結果、対物レンズ103により集光し
たスポットに光学的な収差の発生及び焦点ずれを招き、
ディスクに記録されたデータの再生信号が劣化すること
及び記録時にデータを正しく記録できない等の問題点が
あった。
【0031】あるいは、可動部の移動量に比例して対物
レンズ103の傾きが増大するので、光学的な性能劣化
を避けるために対物レンズ駆動装置の可動範囲を制限さ
れるという問題点があった。
【0032】本発明は上記課題に鑑み、可動部がフォー
カシング方向Fおよびトラッキング方向Tに同時に駆動
された場合に、フォーカシング駆動中心点またはトラッ
キング駆動中心点が重心からずれることによって、重心
軸回りのモーメントが発生しても、フォーカシング方向
Fおよびトラッキング方向Tへの移動量に略比例した大
きさの逆向きのモーメントを発生させる回転駆動手段を
設けることにより、可動部の移動量に関わりなく常にモ
ーメントを打ち消して、対物レンズの傾きを発生させな
いことのできる対物レンズ駆動装置を提供するものであ
る。
【0033】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の対物レンズ駆動装置は、円盤状記録媒体への
光学情報の記録あるいは再生のための対物レンズと、対
物レンズを保持するレンズホルダと、レンズホルダを
物レンズの光軸方向もしくは前記円盤状記録媒体の半径
方向に移動可能に支持する4本以上の棒状支持部材と、
前記棒状支持部材を固定する固定基台と、前記レンズホ
ルダを前記対物レンズの光軸方向に駆動するフォーカシ
ング駆動手段と、前記レンズホルダを前記半径方向に駆
動するトラッキング駆動手段とを備え、前記トラッキン
グ駆動手段は前記レンズホルダの前記光軸方向への駆動
により発生するモーメントと逆向きでかつ前記レンズホ
ルダの前記光軸方向および前記半径方向への移動量に略
比例した大きさのモーメントを発生するという構成を備
えたものである。
【0034】
【作用】本発明は上記した構成によって以下の作用を得
る。すなわち、可動部がフォーカシング方向およびトラ
ッキング方向に同時に駆動された場合に、フォーカシン
グ駆動中心点が重心からずれることによって、重心軸回
りのモーメントが発生しても、フォーカシング方向およ
びトラッキング方向への移動量に略比例した大きさの
向きのモーメントをトラッキング駆動手段に発生させる
ことにより、常にモーメントを打ち消して、対物レンズ
の傾きをなくすことができる。
【0035】
【実施例】以下本発明の一実施例の対物レンズ駆動装置
について、図面を参照しながら説明する。
【0036】図1は本発明の一実施例における対物レン
ズ駆動装置の構成を示した斜視図、図2は本発明の一実
施例における対物レンズ駆動装置の構成の内フォーカシ
ングコイルの斜視図、図3は本発明の一実施例における
対物レンズ駆動装置の構成の内一対のトラッキングコイ
ルの斜視図、図4は本発明の一実施例における対物レン
ズ駆動装置の磁気回路部分の断面図、図5は本発明の一
実施例における対物レンズ駆動装置の動作を説明するた
めのトラッキングコイルの斜視図、図6は本発明の一実
施例における対物レンズ駆動装置の回転駆動手段の動作
を説明するための斜視図、図7は本発明の一実施例にお
ける対物レンズ駆動装置の動作を説明するためのトラッ
キングコイルの斜視図、図8は本発明の一実施例におけ
る対物レンズ駆動装置の回転駆動手段の動作を説明する
ための斜視図である。
【0037】図1〜図8において、Fはフォーカシング
方向で、CおよびDはフォーカシング方向Fにおける向
き、Tはトラッキング方向で、AおよびBはトラッキン
グ方向Tにおける向き、Kはフォーカシング方向Fおよ
びトラッキング方向Tに対して垂直な方向、9はフォー
カシング方向Fと垂直に配置されたディスク、3は対物
レンズ、Jは対物レンズ3の光軸、4は対物レンズ3を
取付けたレンズホルダであり、レンズホルダ4には方向
Kに沿って、フォーカシング方向Fに貫通する2つの貫
通穴が、対物レンズ3を挟むように設けられている。
【0038】8はレンズホルダ4に対して、フォーカシ
ング方向Fの軸回りに巻回し固着されたフォーカシング
コイルで、図2に示すように、フォーカシングコイル8
はトラッキング方向Tと平行なフォーカシング駆動部8
aと、フォーカシング駆動部8a以外の部分の回転駆動
部8b,8cからなる。
【0039】5はレンズホルダ4に対して、トラッキン
グ方向Tの軸回りに巻回し固着された2つのトラッキン
グコイルで、図3に示すように、トラッキングコイル5
はフォーカシング方向Fと平行なトラッキング駆動部5
aと、トラッキング駆動部5a以外の部分の回転駆動部
5b,5cからなる。
【0040】よって、対物レンズ3、レンズホルダ4、
フォーカシングコイル8およびトラッキングコイル5に
よって可動部が構成されており、可動部は対物レンズ3
の光軸Jを中心に対称に構成されているので、可動部の
重心は対物レンズ3の光軸J上に大凡位置する。
【0041】6a,6b,6c,6d6は方向Kに軸を
もつ互いに略平行な棒状支持部材のワイヤー部材で、6
a,6b,6c並びに6dの4つを備え、ワイヤー部材
6a,6b,6c,6dのそれぞれの一端はレンズホル
ダ4と結合されている。
【0042】また、7はワイヤー部材6a,6b,6
c,6dのそれぞれの一端が結合されている支点部材で
ある。
【0043】2は磁性材で形成された固定基台であり、
固定基台2には両端部にフォーカシング方向Fに突き出
すように設けられた2つの背面ヨーク部2a,2bと、
背面ヨーク部2a,2bの間にフォーカシング方向Fに
突き出すように2つの対向ヨーク部2c,2dが設けら
れている。
【0044】1a,1bは磁化の向きを方向Kでかつ互
いに対向する向きに配列された永久磁石である。支点部
材7は一方の背面ヨーク部2aと結合されている。
【0045】従って、対向ヨーク部2c,2dはレンズ
ホルダ4の貫通穴に挿入されることとなり、対向ヨーク
部2cと永久磁石1a、および対向ヨーク部2dと永久
磁石1bによって形成される磁気空隙部に、フォーカシ
ングコイル8およびトラッキングコイル5が配置される
構成となる。
【0046】よって、フォーカシングコイル8、永久磁
石1a,1bおよび固定基台2によりフォーカシング駆
動手段が構成され、トラッキングコイル5、永久磁石1
a,1bおよび固定基台2によりトラッキング駆動手段
が構成されている。
【0047】また、図4において、Sは永久磁石1aと
対向ヨーク部2cとの磁気空隙部に流れる磁束を模式的
に表している。図4に示すように、対向ヨーク部2cの
ディスク9側の端部は、永久磁石1aのディスク9側の
端部よりディスク9に近い位置にあり、その差はフォー
カシング方向の可動範囲以上の距離となっている。
【0048】さらに、可動部に自重以外の力が作用しな
い位置すなわち中立位置における、トラッキングコイル
5の回転駆動部5bの位置は、トラッキング方向におい
て永久磁石1aのディスク9側の端部の近傍に位置す
る。
【0049】なお、図4では省略したが、図4に記載し
た部分に対向する永久磁石1b、対向ヨーク部2d側で
も同様の動作をする。
【0050】従って、回転駆動手段はトラッキングコイ
ル5の回転駆動部5bと、永久磁石1a,1bと、固定
基台2,2c並びに2dからなる。
【0051】以上のように構成された対物レンズ駆動装
置について、以下その動作を説明する。
【0052】まず、フォーカシング方向Fの駆動は、対
物レンズ3が取り付けられたレンズホルダ4に固定され
ているフォーカシングコイル8のフォーカシング駆動部
8a(図2)が、永久磁石1a,1bによって発生する
磁束と直交することにより得られる電磁力を受け、レン
ズホルダ4がワイヤー部材6a,6b,6c,6dによ
って支持されてフォーカシング方向Fに略並進運動する
ことによって得られる。
【0053】そして、トラッキング方向Tの駆動は、対
物レンズ3が取り付けられたレンズホルダ4に固定され
ているトラッキングコイル5のトラッキング駆動部5a
(図3、図4)が、永久磁石1a,1bによって発生す
る磁束と直交することにより得られる電磁力を受け、レ
ンズホルダ4がワイヤー部材6a,6b,6c,6dに
よって支持されてトラッキング方向Tに略並進運動する
ことにより得られる。
【0054】さらに、回転駆動について図4、図5、図
6、図7、図8を用いて説明する。まず、図4を用いて
トラッキングコイル5の永久磁石1に対向していない部
分、すなわち回転駆動部5bにフォーカシング方向の向
きCの磁束を付与する手段について説明する。
【0055】図4において、固定基台2の対向ヨーク部
2cのディスク9側の端部は、永久磁石1aのディスク
9側の端部よりディスク9に近い位置にあり、その差は
ディスク9と対物レンズ装置との距離、あるいは対物レ
ンズ装置内の駆動部回りの例えば磁気回路設計等に依存
し、差自体の絶対値は一概には言えないが、フォーカシ
ング方向の可動範囲以上の距離となっている。また、固
定基台2のディスク9から遠い方の端部は、対向ヨーク
部2cと背面ヨーク部2aとが磁気的に連結されてい
る。
【0056】従って、永久磁石1aから発生する磁束
は、ディスク9に近い側では向きCの向きに、ディスク
9から遠い側では向きDの向きにながれることになる。
よって、可動部が中立位置からフォーカシング方向Fの
向きCに移動すると、トラッキングコイル5も向きCに
移動し、回転駆動部5bに向きCの磁束が直交すること
となる。
【0057】さらに、ディスク9に近づくほど、磁束の
向きCの成分がほぼ線形的に増大するため、可動部の移
動量に応じて回転駆動部5bに直交する向きCの磁束の
量は増大することとなる。また、可動部が中立位置から
フォーカシング方向Fの向きDに移動した場合も同様に
して、回転駆動部5cに対して向きDの磁束が直交し、
かつ可動部の移動量に応じて回転駆動部5bに直交する
向きDの磁束の量はほぼ線形的に増大することとなる。
【0058】次に、図5を用いて可動部が、トラッキン
グ方向Tの向きAおよびフォーカシング方向Fの向きC
に同時に移動した場合の回転駆動部5bに発生する力に
ついて説明する。
【0059】図5において、Sは永久磁石1a,1bと
対向ヨーク部2c,2dとの磁気空隙部に流れる磁束を
模式的に表しており、Itは可動部がトラッキング方向
の向きAに移動するためにトラッキングコイルに流れる
電流の向きである。また、Fbは回転駆動部5bに発生
する力である。
【0060】例えば向きCに移動すると、移動量に応じ
て回転駆動部5bに直交する磁束の量がほぼ線形的に増
大する。その結果、回転駆動部5bに発生する力Fb
は、向きCへの移動量に比例した値となる。
【0061】さらに、例えば向きAに移動すると、トラ
ッキングコイル5には移動量に応じた電流が流れている
ので、回転駆動部5bに発生する力Fbは、向きAへの
移動量に比例した値となる。
【0062】従って、回転駆動部5bに発生する力Fb
は、フォーカシング方向の向きCおよびトラッキング方
向の向きAの2方向の移動量に比例した値となることと
なる。
【0063】さらに、図6を用いて可動部が、トラッキ
ング方向Tの向きAおよびフォーカシング方向Fの向き
Cに同時に移動した場合のモーメントの打ち消しについ
て説明する。
【0064】図6において、Mbは回転駆動部5bに発
生する力Fbによって生ずるモーメントを模式的に表し
たものである。可動部が、トラッキング方向Tの向きA
およびフォーカシング方向Fの向きCに同時に移動する
と、可動部にはフォーカシング駆動中心点の重心軸Gに
対するずれのためM1のモーメントが作用しており、そ
の値はフォーカシング方向Fおよびトラッキング方向T
への移動量に比例した大きさとなっている。
【0065】一方、回転駆動部5bに発生する力Fbに
より、可動部にはフォーカシング方向Fおよびトラッキ
ング方向Tへの移動量に比例したモーメントMbも同時
に作用している。
【0066】ここでモーメントM1とモーメントMbは互
いに逆向きのモーメントであり、モーメントM1は打ち
消されることとなる。
【0067】しかも、モーメントMbはフォーカシング
方向Fおよびトラッキング方向Tへの移動量に比例した
大きさであるので、結果として、可動部の移動量に関わ
りなく常にモーメントM1は打ち消されることとなる。
【0068】また、可動部がトラッキング方向Tの向き
Aおよびフォーカシング方向Fの向きDに同時に移動し
た場合のモーメントの打ち消しも同様であり、図7およ
び図8を用いて説明する。
【0069】図7において、Fcは回転駆動部5cに発
生する力である。また、図8において、Mcは回転駆動
部5cに発生する力Fcによって生ずるモーメントを模
式的に表したものである。
【0070】可動部が、トラッキング方向Tの向きAお
よびフォーカシング方向Fの向きDに同時に移動する
と、力Fcが回転駆動部5cに発生し、フォーカシング
方向Fの向きDおよびトラッキング方向Tの向きAの2
方向の移動量に比例したモーメントMcが可動部に作用
することとなる。
【0071】ここでモーメントM1とモーメントMcは互
いに逆向きのモーメントであり、可動部の移動量に関わ
りなく常にモーメントM2は打ち消されることとなる。
【0072】さらに、可動部がトラッキング方向Tの向
きBおよびフォーカシング方向Fの向きCに同時に移動
した場合、あるいは向きBおよび向きDに同時に移動し
た場合も同様にして、可動部の移動量に関わりなく常に
モーメントは打ち消されることとなる。
【0073】以上より、可動部が移動する方向および移
動量に関わりなくモーメントを打ち消すことができる。
【0074】以上のように本発明の対物レンズ駆動装置
によれば、対向ヨーク部2c,2dのディスク9側の端
部を、永久磁石1a,1bのディスク9側の端部よりデ
ィスク9に近い位置とし、その差はフォーカシング方向
の可動範囲以上の距離となっている。さらに、中立位置
におけるトラッキングコイル5の回転駆動部5bの位置
は、トラッキング方向において永久磁石1a,1bのデ
ィスク9側の端部の近傍に位置している。
【0075】これによって、回転駆動手段を構成し、フ
ォーカシング方向Fおよびトラッキング方向Tへの移動
量に比例したモーメントにより、フォーカシング駆動中
心点の重心軸Gに対するずれによるモーメントを可動部
が移動する方向および移動量に関わりなく常に打ち消す
ことができる。
【0076】従って、可動部が移動する方向および移動
量に関わりなく常に対物レンズ3の傾きをなくすことが
でき、よって、光学的な収差および焦点ずれが抑制さ
れ、情報の正確な記録、再生が可能となる。
【0077】また、対物レンズの傾きによる光学的な性
能劣化を避けるために、対物レンズ駆動装置の可動範囲
を制限されることがなくなる。
【0078】さらに、回転駆動手段としてトラッキング
コイル5の回転駆動部5b、5cを用いていること、回
転駆動手段の磁界発生手段とフォーカシング駆動手段お
よびトラッキング駆動手段とを同一の磁気回路によって
実現していることから、小型化、低コスト化が可能とな
る。
【0079】なお、上記実施例では重力方向を特に議論
していないが、重力方向に関わりなく同様の効果を得る
ことができること勿論である。
【0080】また、上記実施例で適用した棒状支持部材
のワイヤー部材の断面形状は、円形または略多角形また
は楕円形状のいずれの場合でも同様の効果を得ることが
できる。
【0081】さらに、上記実施例では、支持機構として
可動部を4本の棒状支持部材によって支持する4ワイヤ
ー支持機構について述べたが、他の支持機構として例え
ば平行板バネによる支持機構、樹脂ヒンジによる支持機
構等についても同様の効果を実現することが可能であ
る。
【0082】また、上記実施例では、回転駆動手段とし
てトラッキングコイル5の回転駆動部5b、5cを用い
た例を示したが、フォーカシングコイル8のフォーカシ
ング駆動部8a以外の部分を用いても同様の効果を得る
ことができる。
【0083】また、上記実施例では回転駆動手段の磁界
発生手段として、対向ヨーク部2c,2dと、永久磁石
1a,1bとによって構成し、対向ヨーク部2c,2d
のディスク9側の端部を、永久磁石1a,1bのディス
ク9側の端部よりディスク9に近い位置に突出させ、ト
ラッキングコイル5の回転駆動部5bにフォーカシング
方向の磁界を付与する例を示したが、本発明の回転駆動
手段はこの構成に限定されるものではなく、本発明はト
ラッキングコイル5の回転駆動部5bにフォーカシング
方向の磁界を付与する手段であれば如何なる構成であっ
ても同様の効果を得ることができる。
【0084】たとえば、対向ヨーク部のディスク9側の
端部に永久磁石に近づく向きに突起部を設けた構成、あ
るいは、例えば永久磁石に対向する一対のトラッキング
コイルのなす面上の点対称な角の位置等の可動部に、回
転駆動力を付与するコイルを別に設けた構成等であって
も実現可能である。さらに、例えば対向ヨーク部のディ
スク9側に近接している側を永久磁石側に、永久磁石の
ディスク9側端面よりディスク9側に近く各々曲げる構
成、あるいは、ディスク9側の対向ヨーク部と背面ヨー
ク部とを永久磁石を跨って各々連結する構成、または対
向ヨーク部のディスク9側に近い位置に例えば軟磁性材
料または永久磁石を、例えば対物レンズ駆動装置の外枠
上に形成する構成、または対向ヨーク部に間隙もしくは
孔を設けた構成等の構成で、磁界を付与する磁気回路を
別に設けた構成等によっても達成できること勿論であ
る。
【0085】このように本発明の回転駆動手段の構成に
は各種の構成があるが、その中でも上記実施例で示した
ような背面ヨーク部を、永久磁石のディスク側の端面か
ら突出させる構成が、部品点数あるいは製造面等で最も
容易であり、装置が小型化できるため好ましい。
【0086】
【発明の効果】以上のように本発明は、円盤状記録媒体
への光学情報記録あるいは再生のための対物レンズ、こ
の対物レンズを保持するレンズホルダ、レンズホルダを
対物レンズの抗軸方向もしくは円盤状記録媒体の半径方
向に移動可能に支持する支持部材、この支持部材を固定
する固定基台、レンズホルダを対物レンズの光軸に駆動
するフォーカシング駆動手段及びレンズホルダーを記録
媒体の半径方向に駆動するトラッキング駆動手段を備
え、対物レンズの光軸方向または記録媒体の半径方向へ
の駆動により発生するモーメントと逆向きのモーメント
を発生させる回転駆動手段を具備した対物レンズ駆動装
置であるため、フォーカシング方向Fおよびトラッキン
グ方向Tへの移動量に比例したモーメントにより、フォ
ーカシング駆動中心点の重心軸に対するずれによるモー
メントを可動部が移動する方向および移動量に関わりな
く常に打ち消すことができる効果がある。
【0087】従って、可動部が移動する方向および移動
量に関わりなく常に対物レンズの傾きをなくすことがで
き、光学的な収差および焦点ずれが抑制され、情報の正
確な記録、再生が可能となる。
【0088】また、対物レンズの傾きによる光学的な性
能劣化を避けるため、対物レンズ駆動装置の可動範囲を
制限されることがなくなる。
【0089】さらに、回転駆動手段としてトラッキング
コイルの回転駆動部を用いていた構成にすると、回転駆
動手段の磁界発生手段とフォーカシング駆動手段および
トラッキング駆動手段とを同一の磁気回路によって実現
できるため、小型化、低コスト化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の対物レンズ駆動装置の
構成を示した斜視図
【図2】本発明の第1の実施例における対物レンズ駆動
装置の構成を示すフォーカシングコイルの斜視図
【図3】本発明の第1の実施例における対物レンズ駆動
装置の構成を示すトラッキングコイルの斜視図
【図4】本発明の第1の実施例における対物レンズ駆動
装置の磁気回路部分の断面図
【図5】本発明の第1の実施例における対物レンズ駆動
装置の動作説明のためのトラッキングコイルの斜視図
【図6】本発明の第1の実施例における対物レンズ駆動
装置の動作説明のための斜視図
【図7】本発明の第1の実施例における対物レンズ駆動
装置の動作説明のためのトラッキングコイルの斜視図
【図8】本発明の第1の実施例における対物レンズ駆動
装置の動作説明のための斜視図
【図9】従来の対物レンズ駆動装置の構成を示す斜視図
【図10】従来の対物レンズ駆動装置で生ずる対物レン
ズの傾きの動作説明のための斜視図
【図11】従来の対物レンズ駆動装置で生ずる対物レン
ズの傾きの動作説明のための斜視図
【符号の説明】
T トラッキング方向 A,B トラッキング方向の向き F フォーカシング方向 C,D フォーカシング方向の向き K 方向K J 光軸 S 磁束 H 磁束密度分布 P トラッキング方向に移動したときのフォーカシング
駆動中心点 It トラッキングコイル電流 Fb 回転駆動部5bに発生する力 Fc 回転駆動部5cに発生する力 Mb 力Fbによるモーメント Mc 力Fcによるモーメント M1,M2 駆動中心のずれにより発生するモーメント F1 フォーカシング駆動力 1a,1b 永久磁石 2 固定基台 2a,2b 背面ヨーク部 2c,2d 対向ヨーク部 3 対物レンズ 4 レンズホルダ 5 トラッキングコイル 5a トラッキング駆動部 5b,5c 回転駆動部 6a,6b,6c,6d ワイヤー部材 7 支点部材 8 フォーカシングコイル 8a フォーカシング駆動部 9 ディスク 101a,101b 永久磁石 102 固定基台 102a,102b 固定基台102の背面ヨーク部 102c,102d 固定基台102の対向ヨーク部 103 対物レンズ 104 レンズホルダ 105 トラッキングコイル 106a,106b,106c,106d ワイヤー部
材 107 支点部材 108 フォーカシングコイル 109 ディスク
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−81682(JP,A) 実開 昭64−24524(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 7/08 - 7/135

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円盤状記録媒体への光学情報の記録あるい
    は再生のための対物レンズと、前記対物レンズを保持す
    るレンズホルダと、前記レンズホルダを前記対物レンズ
    の光軸方向もしくは前記円盤状記録媒体の半径方向に移
    動可能に支持する4本以上の棒状支持部材と、前記棒状
    支持部材を固定する固定基台と、前記レンズホルダを前
    記対物レンズの光軸方向に駆動するフォーカシング駆動
    手段と、前記レンズホルダを前記半径方向に駆動するト
    ラッキング駆動手段とを備え、 前記トラッキング駆動手段は前記レンズホルダの前記光
    軸方向への駆動により発生するモーメントと逆向きで
    つ前記レンズホルダの前記光軸方向および前記半径方向
    への移動量に略比例した大きさのモーメントを発生する
    ことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】円盤状記録媒体への光学情報の記録あるい
    は再生のための対物レンズと、前記対物レンズを保持す
    るレンズホルダと、前記レンズホルダを前記対物レンズ
    の光軸方向もしくは前記円盤状記録媒体の半径方向に移
    動可能に支持する4本以上の棒状支持部材と、前記棒状
    支持部材を固定する固定基台と、前記レンズホルダを前
    記対物レンズの光軸方向に駆動するフォーカシング駆動
    手段と、前記レンズホルダを前記半径方向に駆動するト
    ラッキング駆動手段とを備え、 前記フォーカシング駆動手段は前記レンズホルダの前記
    半径方向への駆動により発生するモーメントと逆向きで
    かつ前記レンズホルダの前記光軸方向および前記半径方
    向への移動量に略比例した大きさのモーメントを発生す
    ることを 特徴とする対物レンズ駆動装置。
  3. 【請求項3】フォーカシング駆動手段は前記光軸方向お
    よび前記半径方向に略垂直な方向に磁化され前記レンズ
    ホルダに対して前記磁化の方向に併設された永久磁石
    と、前記光軸方向に巻回軸を有し前記永久磁石に対向す
    る位置に前記レンズホルダに固着されたフォーカシング
    コイルと、磁性体によって形成され前記フォーカシング
    コイルの一部を介して前記永久磁石と対向する位置に配
    設された対向ヨーク部材と、磁性体によって形成され前
    記支点部材および前記永久磁石および前記対向ヨーク部
    材を固定する前記固定基台とからなり、トラッキング駆
    動手段は前記永久磁石と、前記半径方向に巻回軸を有し
    前記レンズホルダの前記永久 磁石に対向する位置に固着
    されたトラッキングコイルと、前記対向ヨーク部材と、
    前記固定基台とを備え、 前記トラッキング駆動手段は前記トラッキングコイルの
    前記永久磁石に対向していない部分に前記永久磁石から
    方向が前記光軸方向でかつ前記レンズホルダの前記光軸
    方向の移動量に略比例した大きさの磁束を付与すること
    により前記レンズホルダの前記光軸方向への駆動により
    発生するモーメントと逆向きのモーメントを発生するこ
    とを特徴とする請求項1記載の 対物レンズ駆動装置。
  4. 【請求項4】 フォーカシング駆動手段は前記光軸方向
    および前記半径方向に略垂直な方向に磁化され前記レン
    ズホルダに対して前記磁化の方向に併設された永久磁石
    と、前記光軸方向に巻回軸を有し前記永久磁石に対向す
    る位置に前記レンズホルダに固着されたフォーカシング
    コイルと、磁性体によって形成され前記フォーカシング
    コイルの一部を介して前記永久磁石と対向する位置に配
    設された対向ヨーク部材と、磁性体によって形成され前
    記支点部材および前記永久磁石および前記対向ヨーク部
    材を固定する前記固定基台とを備え、トラッキング駆動
    手段は前記永久磁石と、前記半径方向に巻回軸を有し前
    記レンズホルダの前記永久磁石に対向する位置に固着さ
    れたトラッキングコイルと、前記対向ヨーク部材と、前
    記固定基台とを備え、 前記フォーカシング駆動手段は、前記レンズホルダの前
    記半径方向への駆動により発生するモーメントと逆向き
    のモーメントを発生することを特徴とする請求項2記載
    の対物レンズ駆動装置。
  5. 【請求項5】前記対向ヨーク部材の前記円盤状記録媒体
    に近い方の端部は、前記永久磁石の前記円盤状記録媒体
    に近い方の端部に対して前記円盤状記録媒体の近く位置
    し、かつ前記トラッキングコイルの永久磁石に対向して
    いない部分の少なくとも一部は前記永久磁石の前記円盤
    状記録媒体に近い方の端部の近傍に位置することによ
    り、前記トラッキングコイルの前記永久磁石に対向して
    いない部分に前記永久磁石から方向が前記光軸方向でか
    つ前記レンズホルダの前記光軸方向の移動量に略比例し
    た大きさの磁束を付与することを特徴とする請求項3記
    載の対物レンズ駆動装置。
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