JPH05290392A - 対物レンズ駆動装置 - Google Patents

対物レンズ駆動装置

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JPH05290392A
JPH05290392A JP8521892A JP8521892A JPH05290392A JP H05290392 A JPH05290392 A JP H05290392A JP 8521892 A JP8521892 A JP 8521892A JP 8521892 A JP8521892 A JP 8521892A JP H05290392 A JPH05290392 A JP H05290392A
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JP
Japan
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objective lens
optical axis
magnetic
magnetic flux
magnets
Prior art date
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Pending
Application number
JP8521892A
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English (en)
Inventor
Hirotoshi Tomita
浩稔 冨田
Toru Nakamura
徹 中村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体の薄型化を達成するためにコ字形の
磁気回路を採用しながら、且つ、記録に悪影響を与える
スポット位置での磁気回路からの漏洩磁束を低減した対
物レンズ駆動装置を提供することを目的とする。 【構成】 磁石4a,4bを対物レンズ1の光軸Iに対
向する側の極性が異極(4aがN極、4bがS極)にな
るように配置し、漏洩磁束をキャンセルすることによっ
て低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円盤状記録媒体に磁気
光学的に情報を書き込むあるいは読み取る光磁気ディス
ク装置の対物レンズ駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスク装置は光磁気ディスクな
どの円盤状記録媒体の反りの上下運動によるフォーカス
ずれや偏心等によるトラッキングずれを補正するため
に、対物レンズを記録媒体面に対して垂直な方向の光軸
方向(以下フォーカス方向Fという)および記録媒体面
に対して平行な方向の半径方向(以下トラッキング方向
Tという)の2軸に駆動し、磁気光学的に記録あるいは
再生を行う。
【0003】近年、光磁気ディスクを用いたデータファ
イル装置はポータブル化、パーソナル化が進んで来てお
り、これらに用いられる光学ピックアップもより一層の
小型化、薄型化が要求されている。
【0004】以下図面を参照しながら、上記した従来の
光学ピックアップの対物レンズ駆動装置の一例について
説明する。
【0005】図4は従来の対物レンズ駆動装置の構成を
示す分解斜視図、図5は対物レンズ駆動装置の構成を示
す正面図、図6は図5のA−A断面図である。図4、図
5、図6において、1は対物レンズである。2はレンズ
ホルダで、対物レンズ1を保持する。5はフォーカスコ
イルでレンズホルダ2に巻回され、6a〜6dはトラッ
キングコイルでレンズホルダ2に固定されている。7a
〜7dは金属線で、互いに略平行になるように配置され
ており、一端がプリント基板9a,9bを介してレンズ
ホルダ2に取り付けられ、他端が固定部材10に取り付
けられて、レンズホルダ2を支持する。3a,3bは磁
気ヨークでベース8と一体になっており、磁石4a,4
bと磁気回路を形成している。
【0006】以上のように構成された対物レンズ駆動装
置について、以下その動作について説明する。
【0007】ディスクの反りの上下運動によるフォーカ
スずれや偏心等によるトラッキングずれを補正するため
に、対物レンズをフォーカス方向F、トラッキング方向
Tの2軸に駆動する動作について述べる。
【0008】フォーカス方向Fの駆動は、対物レンズ1
を取り付けたレンズホルダ2が、レンズホルダ2に巻回
されたフォーカスコイル5を、磁石4a,4bと磁気ヨ
ーク3a,3bからなる磁気回路の空隙部に配置した動
電型変換器によって、金属線7a〜7dを介して並進運
動することによって得られる。
【0009】トラッキング方向Tの駆動は、対物レンズ
1を取り付けたレンズホルダ2が、レンズホルダ2に取
り付けられたトラッキングコイル6a〜6dを、磁石4
a,4bと磁気ヨーク3a,3bからなる磁気回路の空
隙部に配置した動電型変換器によって、金属線7a〜7
dを介して並進運動することによって得られる。且つ、
この対物レンズ駆動装置全体を記録媒体上のアクセス方
向(トラッキング方向Tと同方向)にモータでアクセス
駆動している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のような構成の対
物レンズ駆動装置では、図6に示すように2個の磁石4
a,4bは対物レンズ1の光軸Iに対向する側の極性が
同極(図6ではN極)になるように配置され、1個のフ
ォーカスコイルで2カ所に駆動力が発生するように構成
されている。
【0011】以下、図面に基づいて従来の対物レンズ駆
動装置の課題について説明する。光磁気ディスク装置の
記録は、対物レンズ1によって集光された記録媒体(図
示せず)上のスポット位置に、外部磁界発生装置(図示
せず)によって光軸方向Iに印加された磁界の向きを変
えることにより2値の記録を行う。したがって、外部磁
界発生装置によって発生する磁界以外にスポット位置に
生じる磁界は、記録に悪影響を与えることになる。中で
も、対物レンズに非常に近い位置で磁界を発生している
対物レンズ駆動装置の磁気回路からの漏洩磁束は記録に
悪影響を与える可能性が高い。特に、図6に示すように
2個の磁石4a,4bの対物レンズ1の光軸Iに対向す
る側の極性が同極(図6ではN極)になるように配置さ
れている場合には、重ね合わせで生じるため漏洩磁束が
大きくなり、記録に悪影響を与える。この漏洩磁束を低
減させる手段としては、図6でコ字形になっている磁気
回路をロ字形にすることが考えられるが、装置全体の高
さが高くなってしまい、薄型化を達成することができな
い。したがって、装置全体の薄型化と漏洩磁束低減を両
立させることが困難であるという課題を有していた。
【0012】本発明は上記課題に鑑み、装置全体の薄型
化を達成しながら、且つ、磁気回路からの漏洩磁束を低
減した対物レンズ駆動装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の対物レンズ駆動装置は、2個の磁石を対物レ
ンズの光軸に対向する側の極性が異極になるように配置
する構成になっている。
【0014】
【作用】本発明は上記した構成によって、装置全体の薄
型化を達成するためにコ字形の磁気回路構成をとりつ
つ、磁気回路の構成要素である2個の磁石を対物レンズ
の光軸に対向する側の極性が異極になるように配置する
ことによって、記録に悪影響を与えるスポット位置での
漏洩磁束をキャンセルし、装置全体の薄型化を達成しな
がら、且つ、磁気回路からの漏洩磁束を低減した対物レ
ンズ駆動装置が実現できることとなる。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例の対物レンズ駆動装置
について、図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は本発明の実施例の従来の対物レンズ
駆動装置の構成を示す分解斜視図、図2は対物レンズ駆
動装置の構成を示す正面図、図3は図2のB−B断面図
である。図1、図2、図3において、1は対物レンズで
ある。2はレンズホルダで、対物レンズ1を保持する。
5a,5bはフォーカスコイル、6a〜6dはトラッキ
ングコイルで共にレンズホルダ2に固定されている。7
a〜7dは金属線で、互いに略平行になるように配置さ
れており、一端がプリント基板9a,9bを介してレン
ズホルダ2に取り付けられ、他端が固定部材10に取り
付けられて、レンズホルダ2を支持する。3a,3bは
磁気ヨークでベース8と一体になっており、磁石4a,
4bと磁気回路を形成している。図3に示すように、磁
石4a,4bは対物レンズ1の光軸Iに対向する側の極
性が異極(4aがN極、4bがS極)になるように配置
されている。
【0017】以上のように構成された対物レンズ駆動装
置について、以下その動作について説明する。
【0018】ディスクの反りの上下運動によるフォーカ
スずれや偏心等によるトラッキングずれを補正するため
に、対物レンズをフォーカス方向F、トラッキング方向
Tの2軸に駆動する動作について述べる。
【0019】フォーカス方向Fの駆動は、対物レンズ1
を取り付けたレンズホルダ2が、レンズホルダ2に固定
されたフォーカスコイル5a,5bを、磁石4a,4b
と磁気ヨーク3a,3bからなる磁気回路の空隙部に配
置した動電型変換器によって、金属線7a〜7dを介し
て並進運動することによって得られる。
【0020】トラッキング方向Tの駆動は、対物レンズ
1を取り付けたレンズホルダ2が、レンズホルダ2に取
り付けられたトラッキングコイル6a〜6dを、磁石4
a,4bと磁気ヨーク3a,3bからなる磁気回路の空
隙部に配置した動電型変換器によって、金属線7a〜7
dを介して並進運動することによって得られる。且つ、
この対物レンズ駆動装置全体を記録媒体上のアクセス方
向(トラッキング方向Tと同方向)にモータでアクセス
駆動している。
【0021】本実施例の対物レンズ駆動装置では、装置
全体の薄型化を達成するためにコ字形の磁気回路構成を
とりつつ、磁気回路の構成要素である2個の磁石4a,
4bを対物レンズ1の光軸Iに対向する側の極性が異極
になるように配置することによって、記録に悪影響を与
えるスポット位置での漏洩磁束をキャンセルし、装置全
体の薄型化を達成しながら、且つ、磁気回路からの漏洩
磁束を低減した対物レンズ駆動装置が実現できることと
なる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、装置全体の薄型
化を達成するためにコ字形の磁気回路構成をとりつつ、
磁気回路の構成要素である2個の磁石を対物レンズの光
軸に対向する側の極性が異極になるように配置すること
によって、記録に悪影響を与えるスポット位置での漏洩
磁束をキャンセルし、装置全体の薄型化を達成しなが
ら、且つ、磁気回路からの漏洩磁束を低減した対物レン
ズ駆動装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に於ける対物レンズ駆動装置の
構成斜視図
【図2】本発明の実施例に於ける対物レンズ駆動装置の
正面図
【図3】図2のB−B断面図
【図4】従来の対物レンズ駆動装置の構成斜視図
【図5】従来の対物レンズ駆動装置の正面図
【図6】図5のA−A断面図
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 レンズホルダ 3a,3b 磁気ヨーク 4a,4b 磁石 5a,5b フォーカスコイル 6a〜6d トラッキングコイル 7a〜7d 金属線 8 ベース 9a,9b プリント基板 10 固定部材 F フォーカス方向 T トラッキング方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円盤状記録媒体上に磁気光学的に情報を書
    き込むあるいは読み取る装置の対物レンズを、前記円盤
    状記録媒体の記録媒体面に対して平行な方向の半径方向
    と、前記記録媒体面に対して垂直な方向の光軸方向とに
    駆動する機構を有し、前記対物レンズとこれを保持する
    レンズホルダから成る可動部と、基台と、一端が前記レ
    ンズホルダに取り付けられ他端が前記基台に取り付けら
    れた互いに略平行な複数個の弾性部材と、前記可動部に
    取り付けられ、前記可動部を前記半径方向および前記光
    軸方向に駆動するための1個あるいは複数個の駆動コイ
    ルと、前記基台に取り付けられ、前記駆動コイルに磁束
    を与えるための磁石と磁気ヨークから成る2個の磁気回
    路とによって構成され、前記弾性部材は長手方向が前記
    光軸方向および前記半径方向に略垂直になるように配置
    され、前記磁気回路は、前記弾性部材の長手方向に前記
    対物レンズを挟んで配置され、前記2個の磁石を前記対
    物レンズの光軸に対向する側の極性が異極になるように
    配置したことを特徴とする対物レンズ駆動装置。
  2. 【請求項2】対物レンズの光軸上の光軸に平行な方向の
    磁束が略零になるように2個の磁気回路の磁束の強さを
    設定したことを特徴とする請求項1記載の対物レンズ駆
    動装置。
  3. 【請求項3】対物レンズの光軸上の光軸に平行な方向の
    磁束が略零になるように2個の磁気回路の基台に対する
    取り付け位置を調整したことを特徴とする請求項1記載
    の対物レンズ駆動装置。
JP8521892A 1992-04-07 1992-04-07 対物レンズ駆動装置 Pending JPH05290392A (ja)

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