JP4223018B2 - 光ピックアップアクチュエータ - Google Patents

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本発明は、光ディスクの記録面上に、対物レンズにてレーザー光を集光させて、光ディスクに記録されている情報を読み、または光ディスクに情報を記録させる光ディスク装置等に使用される光ピックアップアクチュエータに関する。
近年、光ディスク装置は、高密度記録、読み込みに応じ、光ディスクの回転スピードの高速化および記録ピットの縮小化が進んでいる。これに伴い、回転する光ディスクの微小なずれに対して、適宜調整しつつ対物レンズを透過するレーザ光を光ディスクに集光させるための光ピックアップもまた、高周波駆動に対応しなくてはならない。また、光ディスク装置は、小型化および薄型化が求められている。このような要求に応えるためには、光ディスク上に照射させるための対物レンズを駆動させるための光ピックアップアクチュエータにも、小型化および薄型化が求められる。
従来の光ピックアップアクチュエータでは、レンズホルダにおける対物レンズを配置させる部位の両側に、フォーカスコイルおよびチルトコイルを収納するための収納部が設けられている。このような光ピックアップアクチュエータとして、例えば、特許文献1に開示されるアクチュエータが知られている。
特開2002−279661号公報(図1〜図3)
しかしながら、特許文献1に開示される光ピックアップアクチュエータでは、フォーカスコイルとチルトコイルを収納するための収納部は梁によって一体的に構成され、その収納部を構成する梁の肉厚は薄い。そのため、上記光ピックアップアクチュエータを高周波で駆動させた場合、上記コイルの駆動力に対して収納部の剛性が不足する。したがって、収納部には撓みが生じ高周波駆動における姿勢調整が困難になるといった問題が生じる。また、収納部の剛性を高めるために梁の肉厚を厚いものとすると、レンズホルダが大型化し、それに伴い、光ピックアプアクチュエータも大型化してしまう。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、高周波駆動に対応できると共に小型化が可能な光ピックアップアクチュエータを提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、光ディスクの記録面にレーザー光を集光するための対物レンズを備えるためのレンズホルダと、レンズホルダを移動可能に支持する複数の支持ワイヤと、空芯巻きされたコイルと、支持ワイヤの端部およびコイルの端末が接続される接続基板と、を有する光ピックアップアクチュエータにおいて、レンズホルダにおけるディスクのトラック方向の両側に、コイルを固定すると共に、各コイルの側方に、接続基板がコイルに直接接着されることによって固定されるものである。このような構成としているので、コイルの両側面が、レンズホルダの側面および接続基板の平面と大面積にて接着固定される。このため、レンズホルダと、コイルと、接続基板から構成される可動部は、高い剛性を有する。したがって、光ピックアップアクチュエータを高周波駆動させた場合でも、コイルがレンズホルダに対して位置ずれすることがなくなり、レンズホルダの姿勢制御を正確に行うことが可能となる。また、接着固定することによって、コイルをレンズホルダに対して保持するための保持体が必要ではなくなる。このため、その分、光ピックアップアクチュエータを小型化および薄型化することが可能となる。また、レンズホルダを梁構造を採用しない簡単な構造とすることにより、レンズホルダを容易に成型することができることとなり、製造工程の簡素化およびコストの低減を図ることが可能となる。
また、他の発明は、上述の発明に加えて更に、レンズホルダにおけるディスクのトラック方向の側面から当該側面に対して垂直方向に、コイルおよび接続基板を固定する位置を決めるための位置決め部を延出しているものである。このような構成としているので、コイルおよび接続基板を位置決め部材に固定させることによって、コイルおよび接続基板の高さ方向の位置決めを容易かつ高精度に行うことが可能となる。
さらに、他の発明は、上述の発明に加えて更に、コイルは、レンズホルダが光ディスクの記録面の方向に動作させるフォーカスコイルと、レンズホルダを光ディスクの記録面に対して傾斜させるチルトコイルとから構成されており、その構造は、フォーカスコイルとチルトコイルのうちのどちらか一方が上方、残りの他方が下方に配置される構造とされているものである。このような構成としているので、一箇所に二種類のコイルを配置させることができ、コイルを配置させる体積において有利となる。また、フォーカスコイルとチルトコイルの巻厚を厚くすることにより、それぞれのコイルの規定の巻数を変更せずにコイルの高さ寸法を低減できると共に、コイルの巻厚が増加するために、高い剛性を得ることが可能となる。
さらに、他の発明は、上述の各発明に加えて更に、コイルは、レンズホルダが光ディスクの記録面の方向に動作させるフォーカスコイルと、レンズホルダを光ディスクの記録面に対して傾斜させるチルトコイルとから構成されており、その構造は、上記フォーカスコイルと上記チルトコイルのうちのどちらか一方が内側、残りの他方がその外側に配置される構造とされているものである。このような構成としているので、一箇所に二種類のコイルを配置させることができ、コイルを配置させる体積において有利となる。また、フォーカスコイルとチルトコイルの巻厚を厚くすることにより、それぞれのコイルの規定の巻数を変更せずにコイルの高さ寸法を低減できると共に、コイルの巻厚が増加するために、高い剛性を得ることが可能となる。
本発明によれば、光ピックアップアクチュエータの剛性を高めつつ小型化を図ることが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態に係る光ピックアップアクチュエータ10について、図1から図6に基づいて説明する。図1は、光ピックアップアクチュエータ10の構成を示す分解斜視図である。図2は、光ピックアップアクチュエータ10の構成を示す斜視図である。図3は、図1の光ピックアップアクチュエータ10の側面を示す図であり、(a)はその左側面図であり、(b)は、その右側面図である。また、図4は、図2の光ピックアップアクチュエータ10の平面図であり、図5は、図2の光ピックアップアクチュエータ10の正面図である。図6は。光ピックアップアクチュエータ10における空芯コイル25の構成を示す図であり、(a)は内側にチルトコイル27を、その外側にフォーカスコイル26を配置させた場合を示す斜視図であり、(b)は、内側にフォーカスコイル26を、その外側にチルトコイル27を配置させた場合を示す斜視図であり、(c)は、上方にフォーカスコイル26を、その下方にチルトコイル27を配置させた場合を示す斜視図であり、(d)は、上方にチルトコイル27、その下方にフォーカスコイル26を配置させた場合を示す斜視図である。図7は、各コイル26,27,28の動作を説明するための図であり、(a)はフォーカスコイル26の動作を示す概略図であり、(b)は、チルトコイル27の動作を示す概略図であり、(c)は、トラッキングコイル28の動作を示す概略図である。なお、以下の説明においては、一端側とは、図1,図2および図9において左斜め上方を指し、他端側とは、右斜め下方を指すものとする。また、図1,図2および図9における左斜め下方を左側、右斜め上方を右側という。また、図4において、一端側とは左側を指し、他端側とは右側を指すものとする。なお、図2は、導電性融着材34,38が注入されていない場合を示す。また、以下の図面において、各コイル26,27,28の端末線の図示は省略するものとする。
光ピックアップアクチュエータ10は、図1および図2に示すように、レンズホルダ12と、レンズホルダ12の姿勢制御を行うフォーカスコイル26a,26b、チルトコイル27a,27bおよびトラッキングコイル28a〜28dと、接続基板30と、レンズホルダ12を支持する支持基板37と、その支持基板37に対してレンズホルダ12が移動可能となるように支持する6本の支持部材となる支持ワイヤ35と、から主に構成されている。なお、レンズホルダ12と、コイル26,27,28と、接続基板30とから構成される部分を可動部11とする。光ピックアップアクチュエータ10は、光ディスク(不図示)の記録面上に、後述する対物レンズ19で光を集光させて、光ディスクに対し情報の記録または再生を行う装置である。
レンズホルダ12は、光ピックアップアクチュエータ10において磁気駆動される部分であり、その中央には光ディスクの記録面上に光を集光させるための対物レンズ19を備えている。レンズホルダ12における他端側の両側部近傍および一端側の中央部近傍には、それぞれネジ21が螺入されるためのネジ穴23が計3つ設けられており、光ディスクと対物レンズが接近した際に、直接接触することを回避するよう構成されている。
レンズホルダ12の左側および右側には、略長方形の形状に巻回された空芯コイル25a,25bがそれぞれ配置されている。図1に示すように、レンズホルダ12の左側の側面は空芯コイル25aの右側の側面と、レンズホルダ12の右側の側面は空芯コイル25bの左側の側面と、それぞれ接着剤により、固定されている。空芯コイル25a,25b(以下、空芯コイル25a,25bをまとめていう場合には、空芯コイル25という。)は、レンズホルダ12をフォーカス方向(図5における矢示X−X方向)に移動させるフォーカスコイル26a,26b(以下、フォーカスコイル26a,26bをまとめていう場合には、フォーカスコイル26という。)と、レンズホルダ12をチルト方向(図5における矢示Z−Z方向)に傾斜させるチルトコイル27a,27b(以下、チルトコイル27a,27bをまとめていう場合には、チルトコイル27という。)の2種類のコイルから構成されている。
本実施の形態では、フォーカスコイル26とチルトコイル27は、ほぼ同じ形状となっており、フォーカスコイル26の下方にチルトコイル27が配置されている(図6(c)参照)。また、チルトコイル27は、フォーカスコイル26と比較した場合、高感度を必要としないことから、チルトコイル27の巻数はフォーカスコイル26の巻数より少ない。本実施の形態では、フォーカスコイル26およびチルトコイル27としては、その表面に被膜が形成された熱融着ワイヤが採用されている。また、フォーカスコイル26とチルトコイル27の配置に関しては、図6に示すように、チルトコイル27の下方にフォーカスコイル26を配置するようにしても良い。また、内側にチルトコイル27を配置し、その外側にフォーカスコイル26を配置するようにしても良い。また、内側にフォーカスコイル26を配置し、その外側にチルトコイル27を配置するようにしても良い。
レンズホルダの12の左右に配置された空芯コイル25a,25bを構成するフォーカスコイル26a,26bは1本の導線からなっている。また、チルトコイル27a,27bも1本の導線からなっている。すなわち、フォーカスコイル26の下方にチルトコイル27が配置された状態では、レンズホルダ12の左右に配置されたフォーカスコイル26aとフォーカスコイル26bおよびチルトコイル27aとチルトコイル27bは、それぞれ繋がっている。例えば、図7(a),図7(b)に示すように、対物レンズ19の光軸の上方から見た場合で時計回り方向(矢示D1方向)への巻回を正巻、反時計回り方向(矢示D2方向)への巻回を逆巻とすると、左右のフォーカスコイル26a,26bは、共に正巻となっており、互いに同方向に巻回されている。また,図7(b)に示すように、左側のチルトコイル27aは正巻、右側のチルトコイル27bは逆巻となっており、左右のチルトコイル27a,27bは互いに逆方向に巻回されている。また、空芯コイル25a,25bは共に、その巻軸の方向が、対物レンズ19の光軸と同方向となるように配置されている。
空芯コイル25a,25bの他端側の側面には、レンズホルダ12をトラッキング方向(図5における矢示Y−Y方向)に移動させる巻線状に巻回された2つのトラッキングコイル28a,28dがそれぞれ配置され、空芯コイル25a,25bの一端側の側面にも、巻線状に巻回された2つのトラッキングコイル28b,28cがそれぞれ配置されている。4つのトラッキングコイル28a,28b,28c,28d(以下、トラッキングコイル28a,28b,28c,28dをまとめていう場合、トラッキングコイル28という。)は、連続した1本の導線からなっている。図7(c)に示すように、トラッキングコイル28a,28cは、それぞれ正面から見て(光ピックアップアクチュエータ10を他端側から一端側に見て)正巻(矢示D1方向)となっており、トラッキングコイル28b,28dは、それぞれ正面から見て逆巻(矢示D2方向)となっている。
また、トラッキングコイル28a,28dからはコイルの端末線が引き出されており、トラッキングコイル28は、上述したようにトラッキングコイル28aからトラッキングコイル28b,28cを経てトラッキングコイル28dへと順次巻回されている。また、トラッキングコイル28a,28b,28c,28dのそれぞれの巻軸は、図2におけるA−A軸と同軸方向となっている。なお、上述の巻軸の方向の規則性を満たしている場合、トラッキングコイル28a,28b,28c,28dの巻回順序は特に限定されない。
空芯コイル25aの左側および空芯コイル25bの右側には、接続基板30a,30b(以下、接続基板30a,30bをまとめていう場合には、接続基板30という。)がそれぞれ取り付けられている。接続基板30の空芯コイル25への取り付けは、接続基板30a,30bの内側の平面30cを空芯コイル25a,25bの左側および右側の側面に接着剤で固定することによって行われる。接続基板30a,30bは、図1から図3に示すように、長方形の平面形状をした基板となっている。また、その基板面に相当する平面部30dに対して垂直方向となる端面のうち、図2および図3において他端側に位置する端面30eには、半円状に切り欠かれた合計3つの側面端子31が設けられている。なお、空芯コイル25a,25bの左側面および右側面に配置されている2つの接続基板30a,30bは同じ形状となっており、左右対称に配置されている。各側面端子31は、凹形状の内周面全体に導電用のパッドが形成されることで導電端子とされている。
また、図1および図2に示すように、接続基板30の平面部30dの略中央には、3つの平面固定部32が、上方から下方にかけて並ぶように設けられており、各側面端子31と、それぞれランド33により導電可能に接続されている。
フォーカスコイル26a、26bおよびチルトコイル27a,27bからそれぞれ引き出された端末線、並びにトラッキングコイル28a,28dからそれぞれ引き出された端末線は、空芯コイル25a,25bの左側面および右側面にそれぞれ取り付けられた接続基板30a,30bの各側面端子31に導電性融着材34によって導電可能に接続されている。本実施の形態では、導電性融着材34として半田が用いられている。それぞれのコイルの端末線は、各側面端子31に、導電性融着材34が、各側面端子31の凹部から突出しないように接続されているので、接続基板30の平面部30dに半田が延在することはない。
6本の支持ワイヤ35は、導電性を有するワイヤであり、可動部11の弾性的保持と、支持基板37および接続基板30の間の電気的に接続するものである。また、支持基板37は、長方形の形状をした基板であり、その左右両端部近傍には、円形の孔37aが3つずつ縦に並ぶように設けられている。そして、支持ワイヤ35の一端は、支持基板37に設けられた孔37aにそれぞれ挿通され、支持基板37に対して導電性融着材により固定されている。一方、支持ワイヤ35の他端は、接続基板30a,30bの左側および右側の側面に、それぞれ3本ずつ固定されている。各支持ワイヤ35は、たわみ可能とされている。このため、可動部11は、支持基板30に対して固定した位置ではなく、可動できるようになっている。
前述したように、支持ワイヤ35の他端は、接続基板30a,30bの側面にそれぞれ接続されている。すなわち、当該支持ワイヤ35の他端は、図3(a),図3(b)に示すように、接続基板30a,30bの平面部30dに設けられた平面固定部32に、それぞれ導電性融着材38により導電可能に接続されている。このように構成されているため、それぞれの接続部における導電性融着材38は、図1および図2における左右方向に突出することとなる。なお、本実施の形態では、導電性融着材38として半田が用いられている。
また、平面固定部32は、ランド33を介してそれぞれ側面端子31と導電可能となっている。また、側面端子31には、フォーカスコイル26、チルトコイル27およびトラッキングコイル28の端末線が、それぞれ支持ワイヤ35の長手方向に対して直交(ワイヤ35の長手方向に対してやや斜めとなる場合も直交に含める。)するように導電可能に接続されている。以上のようにして、支持ワイヤ35は、それぞれフォーカスコイル26の端末線、チルトコイル27の端末線およびトラッキングコイル28の端末線と電気的に接続されている。
本実施の形態では、図4に示すように、光ピックアップアクチュエータ10には、6つのヨーク40a〜40fが配置されている。ヨーク40a〜40fの内ヨーク40a,40bは金属板からなっている。当該ヨーク40a〜40fは、光ピックアップアクチュエータ10の基台60(図9参照)から当該基台60に対して直角となる方向に突出して設けられている。ヨーク40a,40bは、それぞれ空芯コイル25a,25bの内側に形成された中空部に挿通するように配置されている。なお、ヨーク40a、40bと空芯コイル25a,25bとの間には、全周に亘って隙間が設けられている。また、ヨーク40c,40dとヨーク40e,40fは、レンズホルダ12を挟んでそれぞれ対向するように配置され、且つ、ヨーク40c,40d,40e,40fは、それぞれトラッキングコイル28a,28d,28b,28cと対向するような位置関係となるように配置されている。
各ヨーク40c,40d,40e,40fには、永久磁石42がそれぞれ接着剤等により固定されており、当該永久磁石42は、トラッキングコイル28a,28d,28b,28cと対向するように固定されている。また、各永久磁石42は、トラッキングコイル28a,28d,28b,28cと対向する側がN極、ヨーク40c,40d,40e,40fに固定される側がS極となるように配置されている。
このようにヨーク40a,40bと永久磁石42が配置されることで、図4において一端側に対向するように配置される2つの永久磁石42から発せられる磁力線はヨーク40aに集中する。そして、当該磁力線は永久磁石42とヨーク40aとの間で磁路を形成する。また、他端側に対向するように配置される2つの永久磁石42から発せられる磁力線も同様にヨーク40bに集中する、そして、当該磁力線も永久磁石42とヨーク40bとの間で磁路を形成する。そのため、これらの磁路は確実にフォーカスコイル26、チルトコイル27およびトラッキングコイル28を通過する。したがって、各コイル26,27,28に印加される駆動電流が作用して、レンズホルダ12が、フォーカス方向、チルト方向およびトラッキング方向に駆動される。
次に、光ピックアップアクチュエータ10の動作について説明する。
まず、光ディスク装置において、光ディスクが駆動モータにより回転駆動されている状態で、移動機構により光ピックアップアクチュエータ10を所望の位置に移動させる。そして、光学系で発生したレーザー光を対物レンズ19により光ディスクの記録面上に集光させて、光ディスクに対して情報の記録、再生などを行う。光ピックアップアクチュエータ10の状態(対物レンズ19の姿勢)を制御する場合には、光検出器で検出された光ディスクの記録面の傾きに関する検出結果を、変換部で電気信号に変換し、制御部に電気信号として出力する。制御部では、変換部から出力された電気信号に基づいて、フォーカスコイル26、チルトコイル27およびトラッキングコイル28のそれぞれに制御された電流を流すことにより対物レンズ19の方向を調整する。
対物レンズ19をフォーカス方向に移動させる場合には、例えば、図7(a)に示すように、制御部は、フォーカスコイル26a,26bに正方向(図7(a)における矢示D1方向)の制御電流を供給する。当該制御電流は、支持ワイヤ35および接続基板30を介してフォーカスコイル26に供給される。すると、フォーカスコイル26a,26bに供給された正方向の電流と永久磁石42のN極から発生する磁力線Kとが作用し、フォーカスコイル26a,26bの両者には、互いに同方向となる下方(図7(a)における矢示F1方向)への力が作用する。このため、レンズホルダ12が光ディスクに対してフォーカス方向(図5における矢示X−Xに方向)に移動し、対物レンズ19のフォーカス方向への位置が微調整される。
同様に、対物レンズ19をチルト方向に移動させる場合には、例えば、図7(b)に示すように、制御部は、チルトコイル27aに正方向(図7(b)における矢示D1方向)およびチルトコイル27bに逆方向(図7(b)における矢示D2方向)の制御電流を供給する。当該制御電流は、支持ワイヤ35および接続基板30を介してチルトコイル27a,27bに順次供給される。すると、チルトコイル27aに供給される正方向の電流と永久磁石42のN極から発生する磁力線Kとが作用し、チルトコイル27aには、下方(図7(b)における矢示F1方向)への力が作用する。一方、チルトコイル27bには、当該チルトコイル27に供給される逆方向の電流と永久磁石42のN極から発生する磁力線Kとが作用し、上方(図7(b)における矢示F2方向)への力が作用する。このようにチルトコイル27a,27bとの間では、互いに逆方向の力が作用する。したがって、図5における矢示Z方向のモーメントが発生する。このモーメントにより、レンズホルダ12は光ディスクに対してチルト方向に傾き、対物レンズ19のチルト方向への位置が微調整される。
また、対物レンズ19をトラッキング方向に移動させる場合には、例えば、図7(c)に示すように、制御部は、トラッキングコイル28a,28cに正方向(図7(c)における矢示D1方向)およびトラッキングコイル28b,28dに逆方向(図7(c)における矢示D2方向)の制御電流を供給する。当該制御電流は、支持ワイヤ35および接続基板30を介してトラッキングコイル28a,28b,28c,28dに順次供給される。すると、トラッキングコイル28a,28cに供給される正方向の電流と永久磁石42のN極から発生する磁力線Kとが作用し、トラッキングコイル28a,28cには、右方向(図7(c)における矢示F3方向)への力が作用する。また、トラッキングコイル28b,28dには、当該トラッキングコイル28,28に供給される逆方向の電流と永久磁石42のN極から発生する磁力線Kとが作用し、右方向(図7(c)における矢示F3方向)への力が作用する。このようにトラッキングコイル28a,28b,28c,28dとの間では、互いに同方向の力が作用する。このため、レンズホルダ12が光ディスクに対してトラッキング方向(図5におけるY−Y方向)に移動し、対物レンズ19のトラッキング方向への位置が微調整される。このように光ピックアップアクチュエータ10では、レンズホルダ12を、光ディスクに対してフォーカス方向、チルト方向およびトラッキング方向の3軸方向に移動させて、対物レンズ19の位置を微調整することが可能である。したがって、光ディスクに対する光ピックアップアクチュエータ10の状態を高精度に制御することができる。
以上のように構成された光ピックアップアクチュエータ10では、レンズホルダ12の左右両側には、空芯コイル25a,25bがそれぞれ配置され、さらに空芯コイル25a,25bの側方には接続基板30が配置されており、レンズホルダ12の左右両側の側面は、空芯コイル25a,25bの側面と接着剤により接着されている。また、空芯コイル25aの左側の側面および空芯コイル25bの右側の側面は、接続基板30の平面30cと接着剤により固定されている。したがって、空芯コイル25の左右両側の側面が、レンズホルダ12の側面および接続基板30の平面30cと大面積にて接着固定されるため、光ピックアップアクチュエータ10の剛性は、高いものとなる。そのため、光ピックアップアクチュエータ10を高周波駆動させた場合でも、空芯コイル25がレンズホルダ12に対して位置ずれすることがなくなる。よって、レンズホルダ12の姿勢制御を正確に行うことが可能となる。また、空芯コイル25を直接レンズホルダ12に接着固定することにより、空芯コイル25をレンズホルダ12に対して保持するための保持体が必要となくなるため、その分、光ピックアップアクチュエータ10を小型化または薄型化することが可能となる。また、光ピックアップアクチュエータ10の小型化に伴い、光ピックアップアクチュエータ10が軽量化され感度が向上する。また、レンズホルダ12を、梁構造を採用しない簡単な構造とすることにより、レンズホルダ12を容易に成型することができることとなり、製造工程の簡素化およびコストの低減を図ることが可能となる。
また、光ピックアップアクチュエータ10では、空芯コイル25は、フォーカスコイル26と、チルトコイル27とから構成されており、その構成は、フォーカスコイル26の下方または上方にチルトコイル27を配置し、または内側にチルトコイル27を配置し、その外側にフォーカスコイル26を巻回し、若しくは内側にフォーカスコイル26を配置し、その外側にチルトコイル27を巻回するような構成とされている。したがって、一箇所に二種類のコイル26,27が配置されているため、当該コイル26,27を配置させる体積において有利なものとなる。また、フォーカスコイル26とチルトコイル27の巻厚を厚くすることにより、それぞれのコイルの規定の巻数を変更せずに、空芯コイル25の高さ寸法を低減できると共に、空芯コイル25の巻厚が増加するために、高い剛性を得ることが可能となる。
また、光ピックアップアクチュエータ10において可動部11は、レンズホルダ12と、コイル26,27,28と、接続基板30となる単純な部材から構成されていると共に、接着という容易な手段によって固定されている。したがって、可動部を容易に組み立てることが可能となると共に、その固定作業も簡単化される。したがって、光ピックアップアクチュエータ10の製造工程が削減され、製造コストが低減される。
また、光ピックアップアクチュエータ10では、フォーカスコイル26、チルトコイル27およびトラッキングコイル28の端末線(不図示)を接続基板30に設けられた側面端子31となる端面30eで接続することができるため、この接続のための導電性融着材34が、接続基板30から突出しなくなる。このため、支持ワイヤ35が各コイル26,27,28の端末線用の導電性融着材34と接触する危険が減少し、支持ワイヤ35を接続基板30に近づけることができる。よって、光ピックアップアクチュエータ10の横方向の寸法を小さくすることが可能となる。また、従来と同様な横方向寸法とした場合は、支持ワイヤ35と、接続基板30との間のスペースを大きくでき、このスペースの発生により光ピックアップアクチュエータ10の設計上の自由度が向上する。また、導電性融着材38を多量に使用してスペースをかせぐ従来の構造に比べ導電性融着材38が減少し、光ピックアップアクチュエータ10が軽量化され、光ピックアップアクチュエータ10の感度が向上する。さらに、コイル26,27,28の端末線は、接続基板30の端面30eで接続されているため、大きく曲がる部分がなくなり断線しづらいものとなる。
また、コイル26,27,28の端末線は、接続基板30の端面30eで接続されるため、コイル26,27,28の端末線の接続に用いられる導電性融着材34が接続基板30の平面部30dに存在しなくなる。よって、当該導電性融着材34が支持ワイヤ35と接触する危険性が大幅に減少する。それにより、接触による動作不良の発生が減少すると共に各コイル26,27,28の端末線と、支持ワイヤ35とがショートする危険性が減少する。また、側面端子31には、凹部が設けられているため、導電性融着材34が他の部位に流れていくことを防止できるとともに、コイル26,27,28の端末線の位置保持が容易となり固定作業が簡単化される。
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下、それについて述べる。
上述の実施の形態では、空芯コイル25を保持する保持部を有しないレンズホルダ12の側面に空芯コイル25を接着固定しているが、このような構成に限ることなく、図8に示すように、レンズホルダ12の左右の側面の上方または下方から当該側面に対して垂直となる方向に、枠状をした位置決め部50を形成するようにしても良い。このような構成とした場合、空芯コイル25の上端面または下端面を位置決め部に当接するように固定させる共に、接続基板30を位置決め部材50の側面50aに固定させることによって、空芯コイル25および接続基板30の高さ方向の位置決めを容易かつ高精度に行うことが可能となる。
図9は、位置決め部材50が形成されたレンズホルダ12を有する光ピックアップアクチュエータ10を基台60に配置した状態を示す斜視図である。図9に示すように、ヨーク40a〜40fは、基台60の底面部となる平板62を折り曲げることによって形成されている。ヨーク40a〜40fは、基台6と一体に形成されており、ヨーク40c〜40fは金属板からなっている。また、光ピックアップアクチュエータ10を基台60に固定するために、固定部64がヨーク40e,40fと支持基板37との間に配置されている。そして、固定部64の両側部近傍に設けられた挿通孔64aの中に支持ワイヤ35が挿通されている。このように挿通孔64aの中に支持ワイヤ35が挿通されることで、光ピックアップアクチュエータ10が基台60から外れるのを防止している。また、図9に示すように、支持基板37の略中央からは一端側に向かって光ピックアップアクチュエータ10を基板と導電可能に接続するためのフレキシブル基板66が延出している。以上のようにして、光ピックアップアクチュエータ10は基台60に固定されている。
また、上述の実施の形態では、対物レンズ19の光軸の上方から見て時計回り方向への巻回を正巻とし、反時計回り方向の巻回を逆巻としたが、これとは反対に時計回り方向への巻回を逆巻とし、反時計回り方向の巻回を正巻とし、各コイル26a,26b,27a,27bのそれぞれの巻き方向を、上述の各実施の形態の場合と逆にするようにしても良い。同様に各コイル28a,28b,28c,28dの巻き方も逆にしても良い。また、上記位置制御の規定を満足する範囲で、永久磁石42のN極とS極の方向とコイル26,27,28の巻回方向を適宜変更しても良い。
また、上述の実施の形態では、レンズホルダ12には、フォーカスコイル26a,26b、チルトコイル27a,27bおよびトラッキングコイル28a,28b,28c,28dの合計8つのコイルが配置されているが、チルト用のコイルを省略したり、フォーカス用のコイルを1つとしたりしても良い。すなわち、コイルを8つに限ることなく7つ以下としても良いし、9つ以上としても良い。また、フォーカスコイル、チルトコイル、トラッキングコイルは、巻線による形成でも、コイルパターンをフィルムに形成するフィルムコイルによるものでも良い。
また、上述の実施の形態に係る光ピックアップアクチュエータ10は、主としてインナーヨークタイプに採用されるが、これに限らず、例えば、永久磁石42のオープン磁束の力のみを利用したオープンマグネットタイプのアクチュエータや、ヨークを対向する2つのマグネットで挟むように配置させた対向マグネットタイプのアクチュエータに採用するようにしても良い。
また、上述の実施の形態では、合計6本の支持ワイヤ35によって可動部11を支持しているが、これに限ることなく、可動部11に配置されるコイルの数に対応させて、支持ワイヤの本数を左右2本ずつの計4本としたり、左右4本ずつの計8本としても良い。また、導電用の支持ワイヤ以外に保持のみを行う支持ワイヤを1本または複数本付加するようにしても良い。このように支持ワイヤの本数は、5本以下としても良いし、7本以上としても良い。また、各支持ワイヤ35は、A−A軸方向に沿って水平に配置されているが、A−A軸方向に対して傾斜するように配置さても良い。この場合、孔37aを適宜ワイヤ35に適応させて設ける必要がある。
また、上述の実施の形態では、各側面端子31は断面が半円形の形状となっているが、これに限らず、斜面型の形状、L字型の形状およびコ字が他の形状、V字型、半楕円形型としても良い。また、接続基板30における側面端子31を、1つや2つ等とし、一部を側面端子31とする構成を適用するようにしても良い。
また、上述の実施の形態では、永久磁石42をA−A軸方向に対向するように配置しているが、A−A軸方向に対して垂直となる方向に永久磁石42を配置するようにしても良い。この場合、永久磁石42が形成する磁気回路に対応させて巻線を巻回する必要がある。
また、上述の実施の形態では、側面端子31は接続基板30の端面30eにのみ3つ形成されているが、これに限らず、例えば、側面端子3を、端面30eに2つ設け、端面30eと対向する端面に1つ設けるように、接続基板30の対向する2つの端面に分散させて設けるようにしても良い。
本発明の光ピックプアップアクチュエータは、レンズ等の光学系を動作させる装置全てに適応でき、特にCDプレ−ヤー、DVDプレーヤー等の各種音響再生装置または影像再生装置において特に好適に利用することができる。
本発明の一実施の形態に係る光ピックアップアクチュエ−タの構成を示す分解斜視図である。 図1の光ピックプアップアクチュエータの構成を示す斜視図である。 図1の光ピックアップアクチュエータの側面を示す図であり、(a)はその左側面図であり、(b)は、その右側面図である。 図1の光ピックアップアクチュエータの平面図である。 図1の光ピックアップアクチュエータの正面図である。 本発明の一実施の形態に係る光ピックアップアクチュエータに使用される空芯コイルの構成を示す図であり、(a)は内側にチルトコイルを、その外側にフォーカスコイルを配置させた場合を示す斜視図であり、(b)は、内側にフォーカスコイルを、その外側にチルトコイルを配置させた場合を示す斜視図であり、(c)は、上方にフォーカスコイルを、下方にチルトコイルを配置させた場合を示す斜視図であり、(d)は、上方にチルトコイルを、その下方にフォーカスコイルを配置させた場合を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る光ピックアップアクチュエータに使用される各コイルの動作を説明するための図であり、(a)はフォーカスコイルの動作を示す概略図であり、(b)は、チルトコイルの動作を示す概略図であり、(c)は、トラッキングコイルの動作を示す概略図である。 本発明の一実施の形態に係る光ピックアップアクチュエータにおける可動部の変形例を示す図であり、(a)は、レンズホルダの上方に位置決め部を設けた場合を示す斜視図であり、(b)は、レンズホルダの下方に位置決め部を設けた場合を示す斜視図である。 本発明の変形例の光ピックアップアクチュエータを基台に配置した状態を示す斜視図である。
符号の説明
10…光ピックアップアクチュエータ
12…レンズホルダ
25…空芯コイル(空芯巻きされたコイルに対応)
26…フォーカスコイル
27…チルトコイル
28…トラッキングコイル
30…接続基板
30c…平面
50…位置決め部

Claims (4)

  1. 光ディスクの記録面にレーザー光を集光するための対物レンズを備えるためのレンズホルダと、
    上記レンズホルダを移動可能に支持する複数の支持ワイヤと、
    空芯巻きされたコイルと、
    上記支持ワイヤの端部および上記コイルの端末が接続される接続基板と、
    を有する光ピックアップアクチュエータにおいて、
    上記レンズホルダにおける光ディスクのトラック方向の両側に、上記コイルを固定する共に、上記各コイルの側方に、上記接続基板が上記コイルに直接接着されることによって固定されることを特徴とする光ピックアップアクチュエータ。
  2. 前記レンズホルダにおける光ディスクのトラック方向の側面から当該側面に対して垂直方向に、前記コイルおよび前記接続基板を固定する位置を決めるための位置決め部を延出していることを特徴とする請求項1記載の光ピックアップアクチュエータ。
  3. 前記コイルは、前記レンズホルダが前記光ディスクの記録面の方向に動作させるフォーカスコイルと、前記レンズホルダを前記光ディスクの記録面に対して傾斜させるチルトコイルとから構成されており、その構造は、上記フォーカスコイルと上記チルトコイルのうちのどちらか一方が上方、残りの他方が下方に配置される構造となっていることを特徴とする請求項1または2記載の光ピックアップアクチュエータ。
  4. 前記コイルは、前記レンズホルダが前記光ディスクの記録面の方向に動作させるフォーカスコイルと、前記レンズホルダを前記光ディスクの記録面に対して傾斜させるチルトコイルとから構成されており、その構造は、上記フォーカスコイルと上記チルトコイルのうちのどちらか一方が内側、残りの他方がその外側に配置される構造となっていることを特徴とする請求項1または2記載の光ピックアップアクチュエータ。
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