JPH08200575A - 回転管継手 - Google Patents
回転管継手Info
- Publication number
- JPH08200575A JPH08200575A JP2865095A JP2865095A JPH08200575A JP H08200575 A JPH08200575 A JP H08200575A JP 2865095 A JP2865095 A JP 2865095A JP 2865095 A JP2865095 A JP 2865095A JP H08200575 A JPH08200575 A JP H08200575A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer peripheral
- peripheral groove
- joint member
- hole
- steel ball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L27/00—Adjustable joints, Joints allowing movement
- F16L27/08—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転管継手において、円滑に回転することが
でき、さらに、容易に分解、組立できるようにする。 【構成】 固定継手部材21の結合部24内に、可動継手部
材22の嵌合部26を嵌合させる。嵌合部26の外周溝27に対
向させて結合部24に設けた貫通孔28に1つの鋼球29を挿
入し、貫通孔28にプラグ30をねじ込んで鋼球29を外周溝
27に当接させて貫通孔28内で保持する。鋼球29と外周溝
27との係合によって、固定継手部材21と可動継手部材22
との軸方向の移動が規制されてこれらが結合する。鋼球
29が外周溝27に沿って転動することによって、固定継手
部材21と可動継手部材22とを円滑に回転させることがで
きる。また、鋼球29は、プラグ30を取り外すことによ
り、貫通孔28に簡単に着脱することができるので、分
解、組立を容易に行うことができる。
でき、さらに、容易に分解、組立できるようにする。 【構成】 固定継手部材21の結合部24内に、可動継手部
材22の嵌合部26を嵌合させる。嵌合部26の外周溝27に対
向させて結合部24に設けた貫通孔28に1つの鋼球29を挿
入し、貫通孔28にプラグ30をねじ込んで鋼球29を外周溝
27に当接させて貫通孔28内で保持する。鋼球29と外周溝
27との係合によって、固定継手部材21と可動継手部材22
との軸方向の移動が規制されてこれらが結合する。鋼球
29が外周溝27に沿って転動することによって、固定継手
部材21と可動継手部材22とを円滑に回転させることがで
きる。また、鋼球29は、プラグ30を取り外すことによ
り、貫通孔28に簡単に着脱することができるので、分
解、組立を容易に行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給油装置本体内の固定
配管、ホース、ノズル等といった給油装置のの管路どう
しを回転可能に接続するために利用される回転管継手に
関するものである。
配管、ホース、ノズル等といった給油装置のの管路どう
しを回転可能に接続するために利用される回転管継手に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両にガソリン等の燃料を供
給するための給油装置では、給油ホースを給油装置本体
内の流量計吐出側の固定配管や給油ホースの先端に装着
される給油ノズルに対して回転管継手によって回転可能
に接続して、給油作業時の給油ノズルの移動による給油
ホースの捩れを防止するようにしている。
給するための給油装置では、給油ホースを給油装置本体
内の流量計吐出側の固定配管や給油ホースの先端に装着
される給油ノズルに対して回転管継手によって回転可能
に接続して、給油作業時の給油ノズルの移動による給油
ホースの捩れを防止するようにしている。
【0003】図3および図4を用いて、給油装置本体内
の固定配管と給油ホースとを接続する回転管継手を例に
従来技術について説明する。
の固定配管と給油ホースとを接続する回転管継手を例に
従来技術について説明する。
【0004】図3に示す従来の回転管継手1は、給油装
置本体側の管路(図示せず)に接続される固定継手部材
2に、給油ホース(図示せず)側に接続される可動継手
部材3が回転可能に挿入、嵌合されている。そして、可
動継手部材3の嵌合部に形成された外周溝4に、固定継
手部材2の嵌合部の側壁に取付けられたピン5の先端部
が挿入されて、固定継手部材2と可動継手部材3とが結
合されている。固定継手部材2と可動継手部材3との嵌
合部は、Oリング6によってシールされている。この構
成により、可動継手部材3は、外周溝4に沿ってピン5
を案内しながら回転させることができる。
置本体側の管路(図示せず)に接続される固定継手部材
2に、給油ホース(図示せず)側に接続される可動継手
部材3が回転可能に挿入、嵌合されている。そして、可
動継手部材3の嵌合部に形成された外周溝4に、固定継
手部材2の嵌合部の側壁に取付けられたピン5の先端部
が挿入されて、固定継手部材2と可動継手部材3とが結
合されている。固定継手部材2と可動継手部材3との嵌
合部は、Oリング6によってシールされている。この構
成により、可動継手部材3は、外周溝4に沿ってピン5
を案内しながら回転させることができる。
【0005】ところが、図3に示す回転管継手1では、
固定継手部材2と可動継手部材3との嵌合部および外周
溝4とピン5との摺動抵抗が大きいため、円滑な回転が
困難であり、回転部分が摩耗しやすいという問題があっ
た。
固定継手部材2と可動継手部材3との嵌合部および外周
溝4とピン5との摺動抵抗が大きいため、円滑な回転が
困難であり、回転部分が摩耗しやすいという問題があっ
た。
【0006】そこで、図4に示す回転管継手7では、固
定継手部材8に可動継手部材9を挿入、嵌合させ、可動
継手部材9に形成した外周溝10に、その溝深さより直径
が僅かに大なる複数(通常二十数個程度)の鋼球11を装
填して固定継手部材8と可動継手部材9とを結合させる
と共に、固定継手部材8の側壁に形成した孔12に取付け
られたピン13の先端を可動継手部材9に形成した外周溝
14に挿入して、可動継手部材9の、固定継手部材8から
の抜けを規制するようにしている。なお、固定継手部材
8の側壁に形成した孔12は鋼球11を装入するための孔と
して利用されるようになっており、始めに前記孔12に可
動継手部材9の外周溝10が整合するように固定継手部材
8に対して途中まで可動継手部材9を嵌入し、該孔12を
通して外周溝10に鋼球11を入れた後、さらに可動継手部
材9を嵌入してピン13にて抜け止めすれば、回転管継手
7の組立は完了する。
定継手部材8に可動継手部材9を挿入、嵌合させ、可動
継手部材9に形成した外周溝10に、その溝深さより直径
が僅かに大なる複数(通常二十数個程度)の鋼球11を装
填して固定継手部材8と可動継手部材9とを結合させる
と共に、固定継手部材8の側壁に形成した孔12に取付け
られたピン13の先端を可動継手部材9に形成した外周溝
14に挿入して、可動継手部材9の、固定継手部材8から
の抜けを規制するようにしている。なお、固定継手部材
8の側壁に形成した孔12は鋼球11を装入するための孔と
して利用されるようになっており、始めに前記孔12に可
動継手部材9の外周溝10が整合するように固定継手部材
8に対して途中まで可動継手部材9を嵌入し、該孔12を
通して外周溝10に鋼球11を入れた後、さらに可動継手部
材9を嵌入してピン13にて抜け止めすれば、回転管継手
7の組立は完了する。
【0007】この構成により、可動継手部材9は、その
外周溝10で鋼球11が案内されて転動することによって回
転させることができ、このとき、鋼球11の転動によっ
て、回転を円滑にするとともに回転部分の摩耗を低減す
ることができる。
外周溝10で鋼球11が案内されて転動することによって回
転させることができ、このとき、鋼球11の転動によっ
て、回転を円滑にするとともに回転部分の摩耗を低減す
ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示す従来の回転管継手7では、分解および組立時には、
ピン13を取り外して孔12によって多数の鋼球11を順次出
し入れする必要があるので、この作業に非常に手間がか
かり、分解および組立作業性が悪いという問題がある。
通常、外周溝10には、鋼球11とともに潤滑剤としてグリ
ースが注入されているので、グリースの粘着性によって
特に分解時の鋼球11の孔12からの取出しが困難となって
いる。
示す従来の回転管継手7では、分解および組立時には、
ピン13を取り外して孔12によって多数の鋼球11を順次出
し入れする必要があるので、この作業に非常に手間がか
かり、分解および組立作業性が悪いという問題がある。
通常、外周溝10には、鋼球11とともに潤滑剤としてグリ
ースが注入されているので、グリースの粘着性によって
特に分解時の鋼球11の孔12からの取出しが困難となって
いる。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、円滑な回転および容易な分解、組立を可能とし
た給油装置の回転管継手を提供することを目的とする。
であり、円滑な回転および容易な分解、組立を可能とし
た給油装置の回転管継手を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の回転管継手は、一端部に円筒状の結合部
を有する管状の第1の継手部材と、一端部に前記結合部
内に回転可能に嵌合される円筒状の嵌合部を有する管状
の第2の管継手部材とを備え、前記嵌合部には外周溝が
設けられると共に、前記結合部の外周壁に、前記結合部
と嵌合部とが嵌合した状態で前記外周溝に対向する貫通
孔が設けられ、該貫通孔内には前記外周溝に沿って転動
可能な該外周溝の溝深さよりも大径なる1つの回転補助
部材が挿入され、該回転補助部材は前記貫通孔内に固着
される保持部材によって前記外周溝に当接され、かつ、
前記貫通孔内に保持されていることを特徴とする。
めに、本発明の回転管継手は、一端部に円筒状の結合部
を有する管状の第1の継手部材と、一端部に前記結合部
内に回転可能に嵌合される円筒状の嵌合部を有する管状
の第2の管継手部材とを備え、前記嵌合部には外周溝が
設けられると共に、前記結合部の外周壁に、前記結合部
と嵌合部とが嵌合した状態で前記外周溝に対向する貫通
孔が設けられ、該貫通孔内には前記外周溝に沿って転動
可能な該外周溝の溝深さよりも大径なる1つの回転補助
部材が挿入され、該回転補助部材は前記貫通孔内に固着
される保持部材によって前記外周溝に当接され、かつ、
前記貫通孔内に保持されていることを特徴とする。
【0011】
【作用】このように構成したことにより、貫通孔に挿入
された回転補助部材と外周溝との係合によって第1の継
手部材と第2の継手部材とが結合され、回転補助部材が
外周溝に沿って転動することによって第1の継手部材と
第2の継手部材とを円滑に回転させることができる。ま
た、保持部材を取り外して、貫通孔内に回転補助部材を
容易に着脱することができる。
された回転補助部材と外周溝との係合によって第1の継
手部材と第2の継手部材とが結合され、回転補助部材が
外周溝に沿って転動することによって第1の継手部材と
第2の継手部材とを円滑に回転させることができる。ま
た、保持部材を取り外して、貫通孔内に回転補助部材を
容易に着脱することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0013】本発明に係る回転管継手を用いた給油装置
を図2に示す。図2に示すように、給油装置16は、ポン
プ、流量計を有する計量ユニットおよびこれらを接続す
る固定配管(図示せず)を内蔵した給油装置本体17を備
え、この給油装置本体17内の流量計流出側に接続された
固定配管には、給油ホース18の基端部が連通されてお
り、給油ホース18の先端部には給油ノズル19が装着され
ている。給油ホース18の基端部は、給油装置本体17壁部
に取付けられた回転管継手20を介して前記固定配管に接
続されており、給油ホース18の折れ曲がりを防止するよ
うになっている。
を図2に示す。図2に示すように、給油装置16は、ポン
プ、流量計を有する計量ユニットおよびこれらを接続す
る固定配管(図示せず)を内蔵した給油装置本体17を備
え、この給油装置本体17内の流量計流出側に接続された
固定配管には、給油ホース18の基端部が連通されてお
り、給油ホース18の先端部には給油ノズル19が装着され
ている。給油ホース18の基端部は、給油装置本体17壁部
に取付けられた回転管継手20を介して前記固定配管に接
続されており、給油ホース18の折れ曲がりを防止するよ
うになっている。
【0014】図1に示すように、回転管継手20は、給油
装置本体17側の流量計流出側の固定管路(図示せず)に
接続されて固定される管状の固定継手部材21(第1の継
手部材)と、給油ホース18の基端部に接続される管状の
可動継手部材22(第2の継手部材)とが回転可能に結合
されている。
装置本体17側の流量計流出側の固定管路(図示せず)に
接続されて固定される管状の固定継手部材21(第1の継
手部材)と、給油ホース18の基端部に接続される管状の
可動継手部材22(第2の継手部材)とが回転可能に結合
されている。
【0015】固定継手部材21には、一端部に給油装置本
体17側の管路と接続可能な接続部23が形成され、他端部
に円筒状の結合部24が形成されている。可動継手部材22
は、一端部に給油ホース18の基端部と接続可能な接続部
25が形成され、他端部に固定継手部材21の結合部24内に
回転可能に嵌合する円筒状の嵌合部26が形成されてい
る。
体17側の管路と接続可能な接続部23が形成され、他端部
に円筒状の結合部24が形成されている。可動継手部材22
は、一端部に給油ホース18の基端部と接続可能な接続部
25が形成され、他端部に固定継手部材21の結合部24内に
回転可能に嵌合する円筒状の嵌合部26が形成されてい
る。
【0016】可動継手部材22の嵌合部26には、断面形状
が例えば半円形の環状の外周溝27が形成されている。な
お、この外周溝27の断面形状はU字状またはV字状等で
あってもよい。固定継手部材21の結合部26の外周壁に
は、外周溝27に対向させて、外周溝の幅とほぼ同寸法の
直径を有する貫通孔28が設けられている。貫通孔28に
は、回転補助部材として、外周溝27の幅とほぼ同寸法の
直径すなわち少なくとも外周溝27の溝深さよりも直径が
大なる鋼球29が挿入されており、また、貫通孔28は、外
側から保持部材としてのプラグ30がねじ込まれて閉塞さ
れている。鋼球29は、貫通孔28内において、外周溝27と
プラグ30との間で保持されており、外周溝27に当接して
結合部24と嵌合部26との軸方向の移動を規制し、これら
を互いに結合させるとともに、外周溝27に沿って転動し
て結合部24と嵌合部26との回転を許容するようになって
いる。外周溝27および貫通孔28内には、潤滑剤としてグ
リースが注入されている。
が例えば半円形の環状の外周溝27が形成されている。な
お、この外周溝27の断面形状はU字状またはV字状等で
あってもよい。固定継手部材21の結合部26の外周壁に
は、外周溝27に対向させて、外周溝の幅とほぼ同寸法の
直径を有する貫通孔28が設けられている。貫通孔28に
は、回転補助部材として、外周溝27の幅とほぼ同寸法の
直径すなわち少なくとも外周溝27の溝深さよりも直径が
大なる鋼球29が挿入されており、また、貫通孔28は、外
側から保持部材としてのプラグ30がねじ込まれて閉塞さ
れている。鋼球29は、貫通孔28内において、外周溝27と
プラグ30との間で保持されており、外周溝27に当接して
結合部24と嵌合部26との軸方向の移動を規制し、これら
を互いに結合させるとともに、外周溝27に沿って転動し
て結合部24と嵌合部26との回転を許容するようになって
いる。外周溝27および貫通孔28内には、潤滑剤としてグ
リースが注入されている。
【0017】可動継手部材22の嵌合部26の先端部の外周
には、環状溝31が形成されており、環状溝31に嵌合され
たOリング32によって結合部24と嵌合部26との間がシー
ルされている。
には、環状溝31が形成されており、環状溝31に嵌合され
たOリング32によって結合部24と嵌合部26との間がシー
ルされている。
【0018】以上のように構成した本実施例の作用につ
いて次に説明する。
いて次に説明する。
【0019】回転管継手20は、貫通孔28内に挿入された
鋼球29と外周溝27との係合よって、固定継手部材21と可
動継手部材22とが回転可能に結合されている。そして、
固定継手部材21に対して可動継手部材22を回転させる
と、鋼球29が外周溝27に沿って転動して回転を補助する
ことにより、回転を円滑に行うことができる。また、鋼
球29と外周溝27との当接量またはクリアランスは、プラ
グ30のねじ込み量によって調節することができる。
鋼球29と外周溝27との係合よって、固定継手部材21と可
動継手部材22とが回転可能に結合されている。そして、
固定継手部材21に対して可動継手部材22を回転させる
と、鋼球29が外周溝27に沿って転動して回転を補助する
ことにより、回転を円滑に行うことができる。また、鋼
球29と外周溝27との当接量またはクリアランスは、プラ
グ30のねじ込み量によって調節することができる。
【0020】回転管継手20は、固定継手部材21と可動継
手部材22とを1つの鋼球29によって結合させているの
で、貫通孔28からプラグ30を取り外して鋼球29を容易に
脱着することができ、容易に組立、分解を行うことがで
きる。また、鋼球29を案内する外周溝27は、一方の嵌合
部26のみに設けられているので、図4に示す内周溝およ
び外周溝を有する従来例に比して、製造工程が簡略化さ
れ製造コストを低減することができる。
手部材22とを1つの鋼球29によって結合させているの
で、貫通孔28からプラグ30を取り外して鋼球29を容易に
脱着することができ、容易に組立、分解を行うことがで
きる。また、鋼球29を案内する外周溝27は、一方の嵌合
部26のみに設けられているので、図4に示す内周溝およ
び外周溝を有する従来例に比して、製造工程が簡略化さ
れ製造コストを低減することができる。
【0021】なお、本実施例では、固定継手部材21と可
動継手部材22との結合および回転補助を行う回転補助部
材として鋼球29を用いているが、これに限らず、回転補
助部材は、外周溝および孔の形状を対応させて外周溝内
を転動できるものであればローラ等の他の部材とするこ
ともできる。また、本実施例では、一例として固定配管
とホースとを接続する回転管継手について説明している
が、このほか、本発明は、ノズルとホースとを接続する
回転管継手にも同様に適用することができる。
動継手部材22との結合および回転補助を行う回転補助部
材として鋼球29を用いているが、これに限らず、回転補
助部材は、外周溝および孔の形状を対応させて外周溝内
を転動できるものであればローラ等の他の部材とするこ
ともできる。また、本実施例では、一例として固定配管
とホースとを接続する回転管継手について説明している
が、このほか、本発明は、ノズルとホースとを接続する
回転管継手にも同様に適用することができる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の回転管継
手は、第1の継手部材の結合部内に、第2の継手部材の
嵌合部を嵌合させ、嵌合部の外周溝に対向させて結合部
の外周壁に設けた貫通孔に、1つの回転補助部材を挿入
して貫通孔内に固着される保持部材で保持するようにし
たので、回転補助部材と外周溝との係合によって第1の
継手部材と第2の継手部材とが結合され、回転補助部材
が外周溝に沿って転動することによって第1の継手部材
と第2の継手部材とを円滑に回転させることができる。
また、保持部材を取り外すことによって、貫通孔に回転
補助部材を容易に着脱することができる。その結果、円
滑に回転させることができ、しかも、容易に組立、分解
することができるという優れた効果を奏する。
手は、第1の継手部材の結合部内に、第2の継手部材の
嵌合部を嵌合させ、嵌合部の外周溝に対向させて結合部
の外周壁に設けた貫通孔に、1つの回転補助部材を挿入
して貫通孔内に固着される保持部材で保持するようにし
たので、回転補助部材と外周溝との係合によって第1の
継手部材と第2の継手部材とが結合され、回転補助部材
が外周溝に沿って転動することによって第1の継手部材
と第2の継手部材とを円滑に回転させることができる。
また、保持部材を取り外すことによって、貫通孔に回転
補助部材を容易に着脱することができる。その結果、円
滑に回転させることができ、しかも、容易に組立、分解
することができるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例の縦断面図である。
【図2】本発明の一実施例の回転管継手を用いた給油装
置の正面図である。
置の正面図である。
【図3】ピンを用いた従来の回転管継手の縦断面図であ
る。
る。
【図4】ピンおよび複数の鋼球を用いた従来の回転管継
手の縦断面図である。
手の縦断面図である。
20 回転管継手 21 固定継手部材(第1の継手部材) 22 可動継手部材(第2の継手部材) 24 結合部 26 嵌合部 27 外周溝 28 貫通孔 29 鋼球(回転補助部材) 30 プラグ(保持部材)
Claims (1)
- 【請求項1】 一端部に円筒状の結合部を有する管状の
第1の継手部材と、一端部に前記結合部内に回転可能に
嵌合される円筒状の嵌合部を有する管状の第2の管継手
部材とを備え、前記嵌合部には外周溝が設けられると共
に、前記結合部の外周壁に、前記結合部と嵌合部とが嵌
合した状態で前記外周溝に対向する貫通孔が設けられ、
該貫通孔内には前記外周溝に沿って転動可能な該外周溝
の溝深さよりも大径なる1つの回転補助部材が挿入さ
れ、該回転補助部材は前記貫通孔内に固着される保持部
材によって前記外周溝に当接され、かつ、前記貫通孔内
に保持されていることを特徴とする回転管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2865095A JPH08200575A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 回転管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2865095A JPH08200575A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 回転管継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08200575A true JPH08200575A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12254392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2865095A Pending JPH08200575A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 回転管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08200575A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104006161A (zh) * | 2013-02-26 | 2014-08-27 | 盐城纺织职业技术学院 | 孔端隐形密封盖结构 |
-
1995
- 1995-01-25 JP JP2865095A patent/JPH08200575A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104006161A (zh) * | 2013-02-26 | 2014-08-27 | 盐城纺织职业技术学院 | 孔端隐形密封盖结构 |
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