JP2001099371A - 簡易スイベル継手 - Google Patents

簡易スイベル継手

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JP2001099371A
JP2001099371A JP28038699A JP28038699A JP2001099371A JP 2001099371 A JP2001099371 A JP 2001099371A JP 28038699 A JP28038699 A JP 28038699A JP 28038699 A JP28038699 A JP 28038699A JP 2001099371 A JP2001099371 A JP 2001099371A
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JP
Japan
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peripheral surface
swivel joint
ring
stopper ring
outer peripheral
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Withdrawn
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JP28038699A
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Takatoshi Sakai
隆敏 酒井
Rikizo Tatsuta
力三 立田
Ken Aoyama
謙 青山
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/08Adjustable joints, Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ホースを相手側機器に接続するに際してホース
に捩れを与えず、また油圧を作用させた状態においても
ホースの回転を許容することのできる構造簡素且つコン
パクトで安価な簡易スイベル継手を提供する。 【解決手段】簡易スイベル継手(ロータリー継手)10
を、軸方向後端側に径方向内向きのフランジ部28を有す
る管状の第一部材12と、軸方向先端側に、第一部材12の
後端開口より内部に挿入される挿入部34を有し、その外
周面の雄嵌合面36を第一部材12の内周面の雌嵌合面26に
相対回転可能に嵌合させる管状の第二部材14と、第二部
材14と第一部材12のスリーブ20との間に形成された環状
凹所42と、環状凹所42内に配設されたリング座44,雌ね
じ部50において挿入部34外周面の雄ねじ部52にねじ込ま
れたストッパリング48及び周方向に沿って複数介装さ
れ、リング座44とストッパリング48とに挟まれて周方向
に転動するボール46とを含むように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は各種機器に油圧ホ
ース等を回転可能に接続するための簡易スイベル継手
(ロータリー継手)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧機器等の各種機器に油圧ホー
ス等を接続する場合、ホース端部にねじ部を有する継手
金具を回転不能に固定しておき、この継手金具のねじ部
を相手側機器の対応するねじ部にねじ込むことでホース
接続を行っていた。しかしながらこの場合、継手金具を
回転操作するとホースが一緒に回転して捩れを生じてし
まったり、或いはホースの他方の端部が他の機器に固定
状態にある場合には一方の端部を相手側機器に良好に接
続することが難しくなるなどの問題があった。
【0003】そこでこの問題を解決するための簡易スイ
ベル継手として図3に示すようなものが提案されている
(特開平2−118297)。同図において、200及
び201は簡易スイベル継手202における金属製のね
じ部材及びニップルである。ニップル201は嵌入部2
04を有しており、この嵌入部204がホース206の
端部内周面に嵌入された状態でホース206の端部外周
面にソケット金具208がかしめ付けられることでホー
ス206端部に固定されている。
【0004】一方、ねじ部材200は筒状をなしていて
前端側外周面に相手側機器との螺合用の雄ねじ部210
が形成され、また内周面には大径の嵌合凹部212が形
成されていて、そこにニップル201の前端部に形成さ
れた大径の環状突部214がOリング216を介して回
転可能に嵌合されている。
【0005】このねじ部材200とニップル201と
は、ねじ部材200の内周面に形成された径方向内向き
の段付部218と止め輪220とにより互いに軸方向に
固定されている。詳しくは、ニップル201はねじ部材
200に対し段付部218と大径の環状突部214との
当接に基づいて図中右方向への抜けが防止され、また止
め輪220によって逆方向の相対移動が阻止されてい
る。
【0006】図4は簡易スイベル継手の他の従来例を示
したもので(特開平9−72473)、この図の簡易ス
イベル継手224もまた、基本的に図3に示す簡易スイ
ベル継手202と同様の構造のものであって、ねじ部材
200とニップル201とを有しており、そのニップル
201の嵌入部204がホース206内部に嵌入された
状態でソケット金具208によりホース206端部に固
定されるようになっている。
【0007】またねじ部材200とニップル201と
は、ニップル201の前端部に形成された大径の環状突
部214と、ねじ部材200に形成された内向きの段付
部218との当接により軸方向に抜止めされるようにな
っている。
【0008】これら簡易スイベル継手202,224の
場合、ねじ部材200がホース206に対して回転可能
であり、従って相手側機器との接続に際してねじ部材2
00を回転操作したときにホース206が一緒に回転し
てしまうといったことがなく、従って円滑にホースの接
続、即ち配管作業を行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれら簡
易スイベル継手202,224の場合、配管接続作業に
際してはホース206に回転力を加えることなくねじ部
材200を単独で回転操作できるものの、配管接続が終
了した段階で油圧機器等に所定の圧力で油圧をかけたと
きにニップル201に対して軸方向に強い抜き力が働
き、この時点でねじ部材200とニップル201との間
に回転方向の大きな摩擦力が働いて、ニップル201、
即ちホース206がねじ部材200に対して回転できな
くなってしまう。従って例えば相手側機器が可動体であ
るような場合、その相手側機器の移動に伴ってホース2
06が捩れた状態となる恐れがある。
【0010】簡易スイベル継手としては、このような油
圧がかかった状態においてもホースを回転可能となし得
るものが望まれる。その解決手段として、簡易スイベル
継手を管状の第一部材と第二部材とを組み付けて構成す
るとともに、内部にスラストベアリングを組み込んで、
そのスラストベアリングにより第一部材と第二部材とを
回転可能となすようにしたものが従来提案されている。
【0011】しかしながら市販のスラストベアリングを
内蔵した従来の簡易スイベル継手は構造が複雑で嵩高
く、しかも市販のスラストベアリングが非常に高価であ
るために全体として価格の高いものとなってしまう欠点
がある。
【0012】そこで本出願人は、先の特許願において図
5に示すような簡易スイベル継手(ロータリー継手)を
提案した(特開平4−300490)。同図において、
228,230は簡易スイベル継手(ロータリー継手)
226における管状の第一部材,第二部材であって、軸
方向に抜止状態で互いに相対回転可能に組み付けられて
いる。
【0013】ここで第一部材228は、内周面に雌ねじ
部232を有する雌ねじ管234と、内向きのフランジ
部236を有する袋ナット238とから成っており、そ
れらが互いにねじ結合されている。尚これら雌ねじ管2
34と袋ナット238との間はOリング240によって
液密(若しくは気密)にシールされている。
【0014】一方第二部材230は軸方向後端部の外周
面に雄ねじ部242を有しており、また前端部近傍には
大径の環状突部244を有していて、その環状突部24
4が第一部材228に形成された環状の凹所内に収容さ
れている。
【0015】この簡易スイベル継手226の場合、環状
突部244とフランジ部236との間に圧力室250が
形成されており、更にその圧力室250と継手内部の流
路とを連通させる連通孔252が、第二部材230を径
方向に貫通する状態で形成され、内部の油圧等がその圧
力室250へと導かれるようになっている。
【0016】ここで圧力室250は一対のOリング24
6と247とによって区画形成されている。これら第二
部材230の外周面と第一部材228の内周面との間に
は、更にこの圧力室250に続いて遮断室254が形成
されている。この遮断室254はOリング247と24
8とによって区画形成されている。
【0017】この簡易スイベル継手226の場合、油圧
機器等にホースを接続した状態で油圧をかけたとき、油
圧が圧力室250に導かれてその圧力が第二部材230
の受圧面256に働き、第二部材230に作用する抜き
方向の力を打ち消すように作用する。従ってこの簡易ス
イベル継手226の場合、油圧を作用させた状態におい
ても、第一部材228又は第二部材230に接続したホ
ースを回転可能な状態に保持することができる。
【0018】しかしながらこの簡易スイベル継手226
の場合、構造の簡素さにおいて未だ不十分であり、また
多数の箇所でOリングによるシールを行わなければなら
ず、Oリングの劣化等によってシール漏れを起こす恐れ
のある箇所が多い問題がある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の簡易スイベル継
手(ロータリー継手)はこのような課題を解決するため
に案出されたものである。而して請求項1のものは、油
等流体を流通させるホースを相手側に回転可能に接続す
るための簡易スイベル継手であって、(イ)軸方向後端
側に径方向内向きのフランジ部を有する管状の第一部材
と(ロ)軸方向前端側に該第一部材の後端開口より内部
に挿入される挿入部を有し、該挿入部の外周面に形成さ
れた雄嵌合面を該第一部材の内周面の雌嵌合面に相対回
転可能に嵌合させる管状の第二部材と(ハ)それら第一
部材と第二部材との間をシールするシール部材と(ニ)
該第二部材における前記挿入部の外周面と前記第一部材
の内周面との間に形成された環状凹所と(ホ)該環状凹
所内に且つ前記フランジ部の内面に当接する状態で配設
されたリング座と(ヘ)前記環状凹所内に配設されたリ
ング状の部材であって内周面に雌ねじ部を有し、該雌ね
じ部において前記挿入部の外周面に形成された雄ねじ部
に該挿入部の前端より後方にねじ込まれたストッパリン
グと(ト)該環状凹所内においてそれらリング座とスト
ッパリングとの間に且つ周方向に沿って複数介装され、
それらリング座とストッパリングとに挟まれて周方向に
転動するボールとを有していることを特徴とする。
【0020】請求項2のものは、請求項1に記載の簡易
スイベル継手において、前記挿入部の外周面には、前記
ストッパリングに当接して該ストッパリングのねじ込量
を規定する段付部が形成されていることを特徴とする。
【0021】請求項3のものは、請求項1,2の何れか
に記載の簡易スイベル継手において、前記雄ねじ部は前
記ストッパリングのねじ込み後において前端部が潰さ
れ、該ストッパリングの抜止めをなしていることを特徴
とする。
【0022】
【作用及び発明の効果】上記のように本例の簡易スイベ
ル継手は、第一部材の内周面と第二部材の外周面との間
に環状凹所を形成して、そこにリング座とストッパリン
グとを、更にそれらの間において転動体としてのボール
を周方向に沿って複数配置したもので、この簡易スイベ
ル継手の場合、第一部材の内向きのフランジ部とストッ
パリングとが、リング座及びボールを介して軸方向に当
接することで軸方向に抜止めされるとともに、リング座
とストッパリングとの間に挟まれた複数のボールの転動
運動に基づいて第一部材と第二部材とが周方向に自由に
回転することができる。従ってこの簡易スイベル継手の
場合、配管接続の際はもとより、配管終了後において相
手側の機器等に油圧等をかけたときにもホースを自由な
回転状態に保持することができる。
【0023】また本発明の簡易スイベル継手は、ボール
の転動運動に基づいて回転を許容するようにしているた
め、図5に示す簡易スイベル継手と異なってシール用の
Oリングを多数の箇所に配置するといった必要がなく、
従ってシール漏れを生じる恐れのある箇所を最小限に止
めることができる。
【0024】また本発明の簡易スイベル継手は、第二部
材における挿入部の外周面にストッパリングをねじ込ん
で簡易的なスラストベアリング機構を構築しているた
め、価格も安価に抑えることができ且つ構造も簡素で、
全体をコンパクトに構成することができる。
【0025】本発明においては、上記挿入部の外周面
に、ストッパリングに当接してそのねじ込量を規定する
段付部を形成しておくことができる(請求項2)。この
ようにしておけば、ストッパリングのねじ込量が過大と
なってボールを強く挟み付け過ぎてしまい、ボールが円
滑に転動し得なくなるといった不都合を確実に防止で
き、第一部材と第二部材との円滑な相対回転を確保する
ことができる。
【0026】本発明ではまた、上記ストッパリングのね
じ込み後において挿入部の外周面の雄ねじ部の前端部を
潰し、ストッパリングの抜止めをなしておくことができ
る(請求項3)。このようにしておけば、ストッパリン
グがリング座とともにボールを挟んで転動運動させる
際、自身に加わる回転力によってねじが緩み、ひいては
ストッパとしての機能を喪失して第二部材が第一部材か
ら抜けてしまうといったことを確実に防止できる。
【0027】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1及び図2において、10は本例の簡易ス
イベル継手(ロータリー継手)であって金属製且つ管状
の第一部材12と、同じく金属製且つ管状の第二部材1
4とを有している。第一部材12は、更にねじ部材とし
ての雄ねじ管18とスリーブ20とから成っている。
【0028】雄ねじ管18は、前端側外周面に雄ねじ部
16を有しており、また内部には油等流体を流通させる
通路22aを有している。この雄ねじ管18は、雄ねじ
部16の後部に大径且つ多角形状の工具係合用の係合部
24を有しており、また後端部内周面には雌嵌合面26
が形成されている。スリーブ20は、後端部(図中右端
部)に内向きのフランジ部28を有しており、そして前
端部において雄ねじ管18にかしめ固定されて雄ねじ管
18と一体化されている。
【0029】一方第二部材14は、上記通路22aと同
径の通路22bを内部に有する雄ねじ管から成るもので
あって、後端部外周面に雄ねじ部30を有し、また雄ね
じ部30に続いてその前部に大径且つ多角形状の工具係
合用の係合部32を有している。更にこの係合部32の
前部に挿入部34を有しており、その挿入部34が第一
部材12の後端開口から内部に挿入されている。
【0030】この挿入部34の前端部外周面には雄嵌合
面36が形成されていて、この雄嵌合面36が上記の雌
嵌合面26に回転可能に嵌合されている。尚これら雄嵌
合面36と雌嵌合面26とは、第二部材14と第一部材
12の雄ねじ管18との間に介装されたOリング38に
よってシールされている。尚、40はバックアップリン
グである。
【0031】挿入部34の外周面とスリーブ20の内周
面との間には環状凹所42が形成されており、その内部
にリング座44と、多数のボール46と、ストッパリン
グ48とが配設されている。尚、これらリング座44,
ボール46及びストッパリング48は何れも金属製とさ
れている。
【0032】リング座44は、フランジ部28の内面に
当接する状態で配設されており、またボール46は、図
2に示しているように挿入部34の外周面に沿って環状
に並んだ状態で配設されている。但し本例において、ボ
ール46は隙間なく環状に並べたときの数をnとしたと
き、n−1の数で配置されている。
【0033】一方ストッパリング48は、図2にも示し
ているように内周面に雌ねじ部50を有しており、この
雌ねじ部50において、挿入部34の外周面に形成され
た雄ねじ部52にその前端から後方にねじ込まれてい
る。ここでストッパリング48は、挿入部34外周面の
雄ねじ部52の後端に形成された段付部54にてねじ込
量が規定されている。
【0034】この段付部54は、ストッパリング48の
過大なねじ込みを防止するためのもので、この段付部5
4のストッパリング48に対するねじ込量規制により、
ストッパリング48がリング座44とともにボール46
を強く締め付け過ぎるのが防止されている。
【0035】尚、雄ねじ部52はストッパリング48の
ねじ込み後においてその前端部、つまり雄ねじ部52の
始端部が工具により圧潰され、その圧潰部分56(図1
参照)により、ねじが緩み、ひいてはストッパリング4
8が挿入部34から外れるのが防止されている。
【0036】本例の簡易スイベル継手10は、例えば第
一部材12及び第二部材14の一方において油圧ホース
等が接続され、また他方において油圧機器等の接続ポー
トに接続される。
【0037】本例の簡易スイベル継手10は、次のよう
にして簡単に組み付けることができる。即ち、スリーブ
20の内側にリング座44,多数のボール46,ストッ
パリング48を配置し、且つそのスリーブ20内部に第
二部材14の挿入部34を挿入した状態で外周面の雄ね
じ部52にストッパリング48をねじ込み、その後にお
いて雄ねじ部52の前端部を潰した上で、且つ挿入部3
4の雄嵌合面36を第一部材12における雄ねじ管18
の雌嵌合面26に嵌合させた状態で、スリーブ20の前
端部を雄ねじ管18にかしめ付け、一体に固定状態とす
ることで簡易スイベル継手10を組み付けることができ
る。
【0038】この状態において第一部材12と第二部材
14とは、ボール46の転動運動に基づいて自由に相対
回転運動でき、従ってホースを相手側機器に接続するに
際して容易にその接続作業、即ち配管作業をすることが
できる。
【0039】またホース接続状態の下で相手側の油圧機
器等に油圧をかけた場合であっても、それら第一部材1
2と第二部材14とはボール46によって自由に相対回
転運動することができ、従って相手側機器が可動体であ
るような場合において、その相手側機器が移動したとき
にも、その移動に伴ってホースが捩れたりするのを良好
に防止できる。
【0040】またこの簡易スイベル継手10は、図5に
示す簡易スイベル継手と異なって、圧力室250や遮断
室254等を形成するために多数のOリング240,2
46,247,248を何箇所にも配設し、シールを行
わなければならないといったことがなく、従ってシール
漏れの恐れのある箇所を最小限に止めることができる。
【0041】またこの簡易スイベル継手10は、第二部
材14の挿入部34外周面にストッパリング48をねじ
込んで簡易的なスラストベアリング機構を構築している
ため、価格も安価に抑えることができ、且つ構造も簡素
で全体をコンパクトに構成することができる。
【0042】また段付部54によってストッパリング4
8の過大なねじ込みを防止できることから、ストッパリ
ング48とリング座44とでボール46を強く締め付け
過ぎてしまい、ボール46が円滑に転動できなくなると
いった不都合を確実に防止でき、第一部材12と第二部
材14との円滑な相対回転を確保できる。
【0043】更にこの例では、ストッパリング48をね
じ込んだ後、雄ねじ部52の前端部を圧潰してねじを殺
しているため、ボール46を転動運動させるのに伴って
自身に加わる回転力によりねじが緩み、ひいてはストッ
パとしての機能が失われて第二部材14が第一部材12
から抜けてしまうのを確実に防止できる。
【0044】以上本発明の実施例を詳述したがこれはあ
くまで一例示であり、本発明は各種の流体を流通させる
ホース類の継手として適用可能であるなど、その主旨を
逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である簡易スイベル継手(ロ
ータリー継手)を組付状態で示す図である。
【図2】図1の簡易スイベル継手を各部材に分解して示
す図である。
【図3】従来の簡易スイベル継手の一例を示す図であ
る。
【図4】従来の簡易スイベル継手の図3とは異なる例を
示す図である。
【図5】従来の簡易スイベル継手の図3及び図4とは異
なる例を示す図である。
【符号の説明】
10 簡易スイベル継手(ロータリー継手) 12 第一部材 14 第二部材 26 雌嵌合面 28 フランジ部 34 挿入部 36 雄嵌合面 38 Oリング 42 環状凹所 44 リング座 46 ボール 48 ストッパリング 50 雌ねじ部 52 雄ねじ部 54 段付部 56 圧潰部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青山 謙 愛知県小牧市大字北外山字哥津3600番地 東海ゴム工業株式会社内 Fターム(参考) 3H104 JA04 JB02 JC10 JD09 LF04 LG02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油等流体を流通させるホースを相手側に
    回転可能に接続するための簡易スイベル継手であって、
    (イ)軸方向後端側に径方向内向きのフランジ部を有す
    る管状の第一部材と(ロ)軸方向前端側に該第一部材の
    後端開口より内部に挿入される挿入部を有し、該挿入部
    の外周面に形成された雄嵌合面を該第一部材の内周面の
    雌嵌合面に相対回転可能に嵌合させる管状の第二部材と
    (ハ)それら第一部材と第二部材との間をシールするシ
    ール部材と(ニ)該第二部材における前記挿入部の外周
    面と前記第一部材の内周面との間に形成された環状凹所
    と(ホ)該環状凹所内に且つ前記フランジ部の内面に当
    接する状態で配設されたリング座と(ヘ)前記環状凹所
    内に配設されたリング状の部材であって内周面に雌ねじ
    部を有し、該雌ねじ部において前記挿入部の外周面に形
    成された雄ねじ部に該挿入部の前端より後方にねじ込ま
    れたストッパリングと(ト)該環状凹所内においてそれ
    らリング座とストッパリングとの間に且つ周方向に沿っ
    て複数介装され、それらリング座とストッパリングとに
    挟まれて周方向に転動するボールとを有していることを
    特徴とする簡易スイベル継手。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の簡易スイベル継手にお
    いて、前記挿入部の外周面には、前記ストッパリングに
    当接して該ストッパリングのねじ込量を規定する段付部
    が形成されていることを特徴とする簡易スイベル継手。
  3. 【請求項3】 請求項1,2の何れかに記載の簡易スイ
    ベル継手において、前記雄ねじ部は前記ストッパリング
    のねじ込み後において前端部が潰され、該ストッパリン
    グの抜止めをなしていることを特徴とする簡易スイベル
    継手。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101466206B1 (ko) 2013-03-29 2014-11-28 주식회사 세광하이테크 회전 커플링
WO2020173108A1 (zh) * 2019-02-28 2020-09-03 南京苏上涂胶技术有限公司 一种高压气密转接装置
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