JPH08199790A - モルタルを縦目地に充填及び塗布する為の補助具 - Google Patents
モルタルを縦目地に充填及び塗布する為の補助具Info
- Publication number
- JPH08199790A JPH08199790A JP4120795A JP4120795A JPH08199790A JP H08199790 A JPH08199790 A JP H08199790A JP 4120795 A JP4120795 A JP 4120795A JP 4120795 A JP4120795 A JP 4120795A JP H08199790 A JPH08199790 A JP H08199790A
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- Japan
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- plate
- guide plate
- mortar
- auxiliary tool
- guide
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- Pending
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な作業により、かつ、確実に充填及び
塗布できる補助具。 【構成】 取手の付いたコテ板状をした底板(1)の
上に固定した案内板(2)と、目地巾を調整可能とした
案内板(3)とから構成され、スリット状モルタル排出
口部(A)を形成する、モルタルを縦目地に充填及び塗
布する為の補助具である。
塗布できる補助具。 【構成】 取手の付いたコテ板状をした底板(1)の
上に固定した案内板(2)と、目地巾を調整可能とした
案内板(3)とから構成され、スリット状モルタル排出
口部(A)を形成する、モルタルを縦目地に充填及び塗
布する為の補助具である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種のブロック、レン
ガ、及び縁石ブロックの組積、構築の時に係わるもので
あり、詳しくは、モルタルを縦目地に充填及び塗布する
為の補助具である。
ガ、及び縁石ブロックの組積、構築の時に係わるもので
あり、詳しくは、モルタルを縦目地に充填及び塗布する
為の補助具である。
【0002】
【従来の技術】従来、組積、構築の時はブロックなどの
側面(小口)にモルタルを予め塗り組積、構築していた
り、又、側面(小口)にモルタルを塗らず予め組積して
後から縦目地にモルタルを充填及び塗布する技術が知ら
れている。
側面(小口)にモルタルを予め塗り組積、構築していた
り、又、側面(小口)にモルタルを塗らず予め組積して
後から縦目地にモルタルを充填及び塗布する技術が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
ののうち前者においては、組積、構築の時、縦目地のモ
ルタルがズリ落ちたり、目地コテにて仕上げの時、必要
以上のモルタルは基礎部にバラバラと、落下して足場を
汚すばかりか、放置して置くと硬嫡してしまう図7の問
題点をゆうしていた。又、後者においては、組積、構築
後に縦目地にモルタルを充填、塗布することは作業がめ
んどうであり、しかも充填、付着しにくく空洞が発生し
たり、又、目地部周辺に、モルタルが付着して、外観を
損ねる結果となり図8の問題点を有していた。又、モル
タルを縦目地に充填するには、従来専用の補助具がな
く、直接、手で充填したり、目地コテで少しずつ充填し
ていたため、作業能率が悪く、本発明は従来の技術の有
するこのような問題点に着目して、特に、初心者でも簡
単に作業でき、かつ確実に充填、塗布できると共に、作
業現場を必要以上に汚すことなく、仕上りが良いという
補助具を提供しようとするものである。
ののうち前者においては、組積、構築の時、縦目地のモ
ルタルがズリ落ちたり、目地コテにて仕上げの時、必要
以上のモルタルは基礎部にバラバラと、落下して足場を
汚すばかりか、放置して置くと硬嫡してしまう図7の問
題点をゆうしていた。又、後者においては、組積、構築
後に縦目地にモルタルを充填、塗布することは作業がめ
んどうであり、しかも充填、付着しにくく空洞が発生し
たり、又、目地部周辺に、モルタルが付着して、外観を
損ねる結果となり図8の問題点を有していた。又、モル
タルを縦目地に充填するには、従来専用の補助具がな
く、直接、手で充填したり、目地コテで少しずつ充填し
ていたため、作業能率が悪く、本発明は従来の技術の有
するこのような問題点に着目して、特に、初心者でも簡
単に作業でき、かつ確実に充填、塗布できると共に、作
業現場を必要以上に汚すことなく、仕上りが良いという
補助具を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における補助具は、取手のついた背板とコテ
板状をした底板の上に固定した案内板と、取付金具に長
穴部と後部取付ネジの付いた案内板とから構成されたモ
ルタルを縦目地に充填及び塗布するための補助具であ
る。
に、本発明における補助具は、取手のついた背板とコテ
板状をした底板の上に固定した案内板と、取付金具に長
穴部と後部取付ネジの付いた案内板とから構成されたモ
ルタルを縦目地に充填及び塗布するための補助具であ
る。
【0005】そして、上記補助具は、図7の問題点
(9)のモルタルのズリ落ち防止と、必要以上のモルタ
ルを使用しなくてもよいように組積、構築後(正確には
1段ずつ組積した後)に縦目地に目地コテにてモルタル
を充填、塗布する。
(9)のモルタルのズリ落ち防止と、必要以上のモルタ
ルを使用しなくてもよいように組積、構築後(正確には
1段ずつ組積した後)に縦目地に目地コテにてモルタル
を充填、塗布する。
【0006】また、確実に充填、塗布できるように縦目
地の巾より案内板(2、3)を少しせまく調整して、図
8の問題点(11)のモルタルがブロックなどの構築物
の縦目地部周辺に付着するのを防止することができる。
地の巾より案内板(2、3)を少しせまく調整して、図
8の問題点(11)のモルタルがブロックなどの構築物
の縦目地部周辺に付着するのを防止することができる。
【0007】また、同様に必要以上のモルタルは補助具
に残るので、図7の問題点(10、12)で示すように
周辺に落下したり、付着したりすることを防止できる。
に残るので、図7の問題点(10、12)で示すように
周辺に落下したり、付着したりすることを防止できる。
【0008】さらにモルタルを充填しやすく空洞が発生
しなくて、作業能率を向上させ又、手で直接充填しなく
てもよいようにするために上記記載の補助具を図9に示
す縦目地に密着させ図10のように目地コテにて、案内
板のモルタル排出口部よりモルタルを縦目地に充填、塗
布できるようにしたことで課題を解決できる。
しなくて、作業能率を向上させ又、手で直接充填しなく
てもよいようにするために上記記載の補助具を図9に示
す縦目地に密着させ図10のように目地コテにて、案内
板のモルタル排出口部よりモルタルを縦目地に充填、塗
布できるようにしたことで課題を解決できる。
【0009】
【作用】 まず、縦目地に充填、塗布する前に作業す
ることは構築部材によって例えばブロックとブロックの
接続部に予め大まかにモルタルを詰め込んでおく作業を
することによって、迅速に組積、構築できる。
ることは構築部材によって例えばブロックとブロックの
接続部に予め大まかにモルタルを詰め込んでおく作業を
することによって、迅速に組積、構築できる。
【0010】又、上記の作業によつて、縦目地充填、塗
布時に構築物が動いたり、ズレたりすることを防止でき
る。
布時に構築物が動いたり、ズレたりすることを防止でき
る。
【0011】そして目地コテは本補助具を使用する時
は、コテ部が下方に向く状態で使用する。
は、コテ部が下方に向く状態で使用する。
【0012】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1において、案内板(2)と案内板(3)及び底板
(1)背板(4)は、板金加工又は、打ち出し成形によ
り形成され、厚みは1.0mm程度の肉厚を有する鋼板
でできている。又、案内板先端部(B)と、底板(1)
の先端部は、焼入れ処理されている。又、図4に示す案
内板(2)と、底板(1)、背板(4)は要所を点溶接
されている。そして、案内板(2)と案内板(3)の先
端部(B)は、両方共、モルタル拝出口部に沿って、面
取り加工され、
1において、案内板(2)と案内板(3)及び底板
(1)背板(4)は、板金加工又は、打ち出し成形によ
り形成され、厚みは1.0mm程度の肉厚を有する鋼板
でできている。又、案内板先端部(B)と、底板(1)
の先端部は、焼入れ処理されている。又、図4に示す案
内板(2)と、底板(1)、背板(4)は要所を点溶接
されている。そして、案内板(2)と案内板(3)の先
端部(B)は、両方共、モルタル拝出口部に沿って、面
取り加工され、
【0013】又、長穴部(C、D)及び、後部取付ネジ
の金具はL字型をし、長穴と取付穴は打ち抜き加工さ
れ、長穴は10・0〜20・0mm程度の長穴径をゆう
する。
の金具はL字型をし、長穴と取付穴は打ち抜き加工さ
れ、長穴は10・0〜20・0mm程度の長穴径をゆう
する。
【0014】又、取手(8)は木材、又はプラスチック
で握りやすい様に丸棒状に成形され、背板(4)後部の
鉄の丸棒に圧入されている。
で握りやすい様に丸棒状に成形され、背板(4)後部の
鉄の丸棒に圧入されている。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上述のとうり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
ので、次に記載する効果を奏する。
【0016】請求項1の補助具においては案内板を設け
たことにより、V字状をした容器で、誰でも簡単な作業
で、確実に、モルタルを充填及び塗布でき、仕上りも優
れている。
たことにより、V字状をした容器で、誰でも簡単な作業
で、確実に、モルタルを充填及び塗布でき、仕上りも優
れている。
【0017】請求項2の案内板の構成においては、先端
部が、V字状で、スリット状の排出口を形成しているの
で、目地部に密着でき、確実に充填及び塗布できるの
で、容易に作業ができる。
部が、V字状で、スリット状の排出口を形成しているの
で、目地部に密着でき、確実に充填及び塗布できるの
で、容易に作業ができる。
【0018】請求項3の案内板においては、構築の部材
の目地巾に応じて、適切な目地巾に設定できるので、便
利である。
の目地巾に応じて、適切な目地巾に設定できるので、便
利である。
【0019】請求項4の案内板と底板の先端の角度は9
0度以内に形成されているので、構築物の角(コーナ
ー)でも、先端部が密着でき、確実に充填及び塗布でき
る。
0度以内に形成されているので、構築物の角(コーナ
ー)でも、先端部が密着でき、確実に充填及び塗布でき
る。
【図1】補助具の斜視図である。
【図2】補助具の立面図である。
【図3】補助具の側面図である。
【図4】補助具の平面図である。
【図5】図1のスリット状のモルタル排出口部の要部斜
視図である。
視図である。
【図6】図1の案内板と長穴部の要部斜視部である。
【図7】従来の技術の問題点指摘の斜視図である。
【図8】従来の技術の問題点指摘の斜視図である。
【図9】補助具でのモルタル充填及び塗布時の平面図で
ある。
ある。
【図10】補助具でのモルタル充填及び塗布時の斜視図
である。
である。
【図11】補助具での角部モルタル充填及び塗布時の平
面図である。
面図である。
A モルタル排出口部 B 案内板先端部 C、D 長穴部 E 案内板先端角度 F 目地コテ G 補助具 H ブロック 1 底板 2、3 案内板 4 背板 5,6 ちょうネジ 7 後部取付ネジ 8 取手 9,10,11,12 問題点
Claims (4)
- 【請求項1】 取手(8)の付いた背板(4)と、コテ
板状をした底板(1)の上に縦に一方に固定した案内板
(2)と、取付金具に長穴部(C、D)と、後部取ネジ
(7)の付いた案内板(3)とから構成された、モルタ
ルを縦目地に充填、及び塗布する為の補助具。 - 【請求項2】 固定した案内板(2)と、可動できる案
内板(3)はV字状に形成され、案内板(2、3)の先
端部(B)がスリット状をしたモルタル排出口部(A)
を形成してなる請求項1記載の補助具。 - 【請求項3】 固定した案内板(2)に対し、案内板
(3)はちょうネジ(5、6)と、後部取付ネジ(7)
を緩めて案内板(2)との案内板先端部(B)は目的に
応じて取付可能範囲だけ可動でき、目的の目地巾に調整
可能とした案内板(3)。 - 【請求項4】 V字状に形成されている案内板(2、
3)の取付角度(E)と、コテ板状をした底板(1)の
先端部の角度は共に90度以内に形成されてなる案内板
(2、3)と、コテ板状をした底板(1)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4120795A JPH08199790A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | モルタルを縦目地に充填及び塗布する為の補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4120795A JPH08199790A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | モルタルを縦目地に充填及び塗布する為の補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08199790A true JPH08199790A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12601971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4120795A Pending JPH08199790A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | モルタルを縦目地に充填及び塗布する為の補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08199790A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2348236A (en) * | 1999-03-02 | 2000-09-27 | Palmer Asplin Michael | Tool for applying mortar to joints |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP4120795A patent/JPH08199790A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2348236A (en) * | 1999-03-02 | 2000-09-27 | Palmer Asplin Michael | Tool for applying mortar to joints |
GB2348236B (en) * | 1999-03-02 | 2003-09-24 | Michael Palmer-Asplin | Hand tools |
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