JP3062931B2 - 目地棒用定規 - Google Patents

目地棒用定規

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JP3062931B2 JP8185356A JP18535696A JP3062931B2 JP 3062931 B2 JP3062931 B2 JP 3062931B2 JP 8185356 A JP8185356 A JP 8185356A JP 18535696 A JP18535696 A JP 18535696A JP 3062931 B2 JP3062931 B2 JP 3062931B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の壁面等に
例えば疑似石材、柄物等の吹付工事を行う際に用いる目
地棒用定規に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、吹付工事の手順として、 壁面等の下地例えばコンクリート又はモルタル表面に
目地の色例えば黒、グレーの防水用塗膜材を全面に塗布
する。 所望のデザインに合わせて防水用塗膜材表面に、目地
の色と異なる色例えば白の墨出し線を引く。 目地棒裏面の剥離紙を剥がし、墨出し線に合わせて逐
次目地棒を手作業により貼合わせる。 疑似石材等の吹付材をガンにより吹付ける。 吹付材が乾燥固化しない内に目地棒表面の剥離紙を剥
がす。 吹付材が乾燥固化した後目地棒を撤去する。 といった作業を行って仕上げていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の技術で
は、に記載の墨出し線に合わせて逐次目地棒を手作業
により貼合わせるが、目地棒は通常例えば中心部の発泡
性ウレタン製棒状体の表裏両面に粘着剤により剥離可能
な剥離紙が貼付けられている三層構成であって、柔軟性
を有し、正確に墨出し線に合わせて効率よく貼付けるの
は困難であった。本発明は、柔軟性を有する目地棒を容
易且つ正確に墨出し線に合わせて貼付けることができ、
吹付工事の作業能率が大巾に向上できる簡易な構造の目
地棒用定規を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、請求項1の発明にあっては、上下に間隔
をおいて並設された一対の左右長手方形の板状体と、
記板状体に上下対向して左右端部付近に穿設された点検
口と、前記板状体上の左右位置に上下に掛け渡された固
定部材とを備え、前記固定部材の上下部の一方は前記板
状体の一方に固着され、前記固定部材の他方は固定具に
より前記板状体の他方を所望の目地棒幅に合わせて固定
可能とされている目地棒用定規により解決した。請求項
2の発明にあっては、請求項1に記載の目地棒用定規に
おいて、固定具として固着具と、板状体の他方に突設さ
れたねじを有する軸と、固定部材の他方に穿設され前記
軸に遊嵌可能な上下長手の調節開口部とを備え、前記軸
への前記固着具の螺合により前記板状体の上下間隔を所
望の目地棒幅に合わせて固定可能とされている目地棒用
定規とするのが好ましい。請求項3の発明にあっては、
請求項2に記載の目地棒用定規において、調節開口部上
下長さを板状体の上下間隔が5mm〜25mmに調節可
能に穿設されている目地棒用定規とすることができる。
請求項の発明にあっては、請求項1〜のいずれかに
記載の目地棒用定規において、板状体中央部に水平器が
装着されている目地棒用定規とするのが好ましい。。請
求項の発明にあっては、請求項1〜のいずれかに記
載の目地棒用定規において、板状体として断面コ字形又
はロ字形の形材を用いる目地棒用定規とすることができ
る。
【0005】本発明の目地棒用定規に用いる板状体、固
定部材の材質は、金属、硬質プラスチック、木質等が用
い得るが、軽量、耐久性、耐薬品性等よりアルミ製が最
も使い勝手がよい。本発明の目地棒用定規の固定具に用
いる固着具としては、通常多角形ナット、丸ナット、蝶
ナット等が用い得るが、操作性よりして蝶ナットが最も
使い勝手がよい。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
き説明する。以下において、本発明の目地棒用定規を正
面より見て、長手水平方向に左右、垂直方向を上下とし
て説明する。図1は、本発明の目地棒用定規の一例で、
(a)目地棒を挟着した全体平面図及び側面図、(b)
下側板状体端部平面図及び側面図、(c)上側板状体端
部平面図及び側面図、(d)断面コ字形形材を用いた端
部斜視図である。目地棒用定規1は、上下に間隔wをお
いて並設された一対の左右長手長さm、厚さtの上側板
状体2a及び下側板状体2bよりなる方形板状体2と、
板状体2上の左右位置で上下に掛け渡された方形の固定
部材4、4とを備えている。固定部材4、4の下部は下
側板状体2bに例えばビス等の固着具4aによって固着
されるが、ここの固着は材料の選定によっては溶接、接
着、一体成形等によってもよい。又、固定部材4、4の
上部には上下長手長さuの調節開口部7が穿設されてい
る。上側板状体2aにはねじを有する軸5が突設され、
軸5は調節開口部7に遊嵌可能とされ、軸5と例えば蝶
ナット等の固着具6の螺合により板状体2の上下間隔w
を所望の目地棒幅に合わせて垂直方向Xに調節して、固
定可能とされ、軸5、固着具6、調節開口部7によって
固定具3を構成する。間隔wは、特に限定はないが、通
常汎用の目地棒幅5mm〜25mmの範囲に調整可能に
調節開口部7の長さuを選択する。上側板状体2a及び
下側板状体2bの長さmは、特に限定はないが、通常汎
用の目地棒の長さnの60cm、100cmより3〜6
cm長めに取られている。厚さtは、目地棒の厚さ以上
であれば特に限定はなく、通常汎用の目地棒厚さ2mm
以上に取られているが、特に後述する連発式とする場合
は挟着する目地棒の本数に合わせてその倍数に厚さtを
選択すればよい。この連発式の場合、厚さtが厚くなり
重量が大となるので、図1(d)に示す上側板状体13
a及び下側板状体13bを断面コ字形形材とするか、断
面ロ字形形材を平面側を表面にして用いることにより軽
量化が計れる。例えば目地棒5本用として厚さtを10
mmとしてある。
【0007】選択的な構成として、板状体2の上下対向
位置の左右端部付近を切欠いて点検口8、8が穿設され
ている。これにより、後述する墨出し線LLを点検口
8、8から目視により確認し芯出し作業が容易に達成で
きる。又、板状体3中央部に水平器10が装着され、例
えば水平垂直の併用式のものを用いるのが好ましい。こ
れにより、後述する水平方向の目地棒と、垂直方向の目
地棒のいずれの配置に於いても水平確認が容易に達成可
能である。
【0008】図2は、本発明の目地棒用定規の他の例
で、目地棒を挟着した(a)全体平面図、(b)全体側
面図、(c)全体裏面図でそれぞれを1部を省略して示
す。図1に示す目地棒用定規1と同一構成要素は同一符
号で示し説明を省略する。目地棒用定規11は、上下に
間隔をおいて並設された一対の左右長手方形の上側板状
体12a及び下側板状体12bよりなる板状体12と、
板状体12上の左右位置で上下に掛け渡された方形の固
定部材4、4と、板状体12底面に沿って等ピッチpに
凸部15と凹部16を交互に有する当板14とを備え、
当板14の右端部の凸部17、17と凹部18は板状体
12底面の右端部に固着され、板状体12にピッチpと
同じ左右長さを有するスライド開口部20、20が穿設
され、当板14の残余部には板状体12表面に突設され
た把手19、19がスライド開口部20、20に沿って
移動することにより当板14の残余部をピッチpだけ水
平方向Yに移動可能とされている。
【0009】図3は、本発明の目地棒用定規の使用箇所
を示す(a)建物側面図、(b)(a)の壁面の一例の
部分拡大図、(c)(a)の壁面の他例の部分拡大図で
ある。図3(a)は、所望のデザインに合わせて建物壁
面Hに仕上げ材21又は24の吹付工事を行った状態の
側面を示している。図3(b)は仕上げ材24の1ブロ
ックを部分的に拡大したもので、塗膜材26上の隣接す
る疑似石材25、25間に十字形の墨出し線LL、LL
に沿って十字形に目地棒9、9が埋設された状態を示し
ている。図3(c)は仕上げ材21の1ブロックを部分
的に拡大したもので、塗膜材26上の隣接する疑似石材
22、22間に十字形の墨出し線LL、LLに沿って十
字形に目地棒9、9が埋設され、目地棒9、9を中心と
して十字形に研出し部23、23がサンダー掛けによっ
て削出された状態を示している。
【0010】次に、目地棒用定規1の使用方法について
説明する。前記した従来の吹付工事についての手順
の後に代えて、 ´予め選択された所定の目地棒9を目地棒用定規1の
上側板状体2a、下側板状体2b間に挟込んで、蝶ナッ
ト6を締めて固定部材4を固定し、目地棒9裏面の剥離
紙を剥がしておく。図3(b)又は(c)に示す水平方
向の墨出し線LLと図1(a)に示す通り目地棒用定規
1の上側板状体2a下縁線とを点検口8、8からの目視
によって合わせた後、目地棒9を指先で押出して目地棒
9裏面の粘着剤により塗膜材26上に貼付け作業を行
う。逐次水平方向の墨出し線LLに合わせて目地棒9を
貼付ける。目地棒9の押出しを指先でなく、目地棒9の
幅に近い先端偏平なへら等の補助具を用いると加圧を平
均迅速に行うことができるので好ましい。次に、垂直方
向の墨出し線LLに目地棒用定規1の上側板状体2a下
縁線を垂直に立て目地棒9が右側となるように点検口
8、8からの目視によって合わせた後、前記水平方向と
同じように目地棒9を指先で押出して貼付け作業を行
う。水平方向と垂直方向の交差部は目地棒の貼付け終了
後に切欠いて修正するか、予め垂直方向の目地棒9の長
さを短くカットしておいてもよい。その後は、前記従来
の吹付工事のと同様の手順を経て仕上げられる。
この場合、目地棒用定規1の厚さtを目地棒の厚さの倍
数に取ることにより、複数本の目地棒9を上側板状体2
a又は13a、下側板状体2b又は13b間に挟込むこ
とができ、連続して貼付け作業の可能な連発式とするこ
とができる。目地棒用定規1の使用により目地棒は柔軟
性を有するにもかかわらず、容易且つ正確に墨出し線に
合わせて貼付けることができ吹付工事の作業能率が大巾
に向上できる。
【0011】次に、目地棒用定規11の使用方法につい
て説明する。先ず、前記した目地棒用定規1の使用によ
って、水平方向の墨出し線LLに合わせて目地棒9を貼
付けた後、垂直方向の墨出し線LLに目地棒用定規11
の上側の板状体12a下縁線を垂直に立て目地棒9が右
側となるように合わせ前記と同じように目地棒9を指先
又はへら等の補助具で押出して貼付け作業を行うが、そ
の際既に貼付けてある水平方向の目地棒9を当板14の
凹部16が跨ぐように把手19をスライド開口部20、
20に沿って移動して調整することにより、垂直方向の
目地棒9の指先での押出及び貼付けを円滑に行うことが
できる。
【0012】
【発明の効果】本発明の目地棒用定規によれば、簡易な
構造にもかかわらず、柔軟性を有する目地棒を容易且つ
正確に墨出し線に合わせて貼付けることができ、吹付工
事の作業能率が大巾に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の目地棒用定規の一例で、(a)目地棒
を挟着した全体平面図及び側面図、(b)下側板状体端
部平面図及び側面図、(c)上側板状体端部平面図及び
側面図、(d)断面コ字形形材を用いた端部斜視図であ
る。
【図2】本発明の目地棒用定規の他の例で、目地棒を挟
着した(a)全体平面図、(b)全体側面図、(c)全
体裏面図でそれぞれを1部を省略して示す。
【図3】本発明の目地棒用定規の使用箇所を示す(a)
建物側面図、(b)(a)の壁面の一例の部分拡大図、
(c)(a)の壁面の他例の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 目地棒用定規 2、12 板状体 2a、12a、13a 上側板状体 2b、12b、13b 下側板状体 3 固定具 4 固定部材 5 軸 6 蝶ナット 7 調節開口部 8 点検口 9 目地棒 10 水平器 14 当板 15、17 凸部 16 、18 凹部 19 把手 20 スライド開口部 21、24 仕上げ材 22、25 疑似石材 23 研出し部 26 塗膜材 H 壁面 LL 墨出し線 X 垂直方向 Y 水平方向 m、n 長さ p ピッチ t 厚さ w 間隔

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に間隔をおいて並設された一対の左
    右長手方形の板状体と、前記板状体に上下対向して左右
    端部付近に穿設された点検口と、前記板状体上の左右位
    置に上下に掛け渡された固定部材とを備え、前記固定部
    材の上下部の一方は前記板状体の一方に固着され、前記
    固定部材の他方は固定具により前記板状体の他方を所望
    の目地棒幅に合わせて固定可能とされていることを特徴
    とする目地棒用定規。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の目地棒用定規におい
    て、固定具として固着具と、板状体の他方に突設された
    ねじを有する軸と、固定部材の他方に穿設され前記軸に
    遊嵌可能な上下長手の調節開口部とを備え、前記軸への
    前記固着具の螺合により前記板状体の上下間隔を所望の
    目地棒幅に合わせて固定可能とされていることを特徴と
    する目地棒用定規。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の目地棒用定規におい
    て、調節開口部上下長さを板状体の上下間隔が5mm〜
    25mmに調節可能に穿設されていることを特徴とする
    目地棒用定規。
  4. 【請求項4】請求項1〜のいずれかに記載の目地棒用
    定規において、板状体中央部に水平器が装着されている
    ことを特徴とする目地棒用定規。
  5. 【請求項5】 請求項1〜のいずれかに記載の目地棒
    用定規において、板状体として断面コ字形又はロ字形の
    形材を用いることを特徴とする目地棒用定規。
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