JPH0819953A - ワイヤーソーのワイヤー巻径検出方法及びその装置 - Google Patents

ワイヤーソーのワイヤー巻径検出方法及びその装置

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JPH0819953A
JPH0819953A JP15602794A JP15602794A JPH0819953A JP H0819953 A JPH0819953 A JP H0819953A JP 15602794 A JP15602794 A JP 15602794A JP 15602794 A JP15602794 A JP 15602794A JP H0819953 A JPH0819953 A JP H0819953A
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  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】溝付ローラ及びワイヤーリールのワイヤー巻径
を自動で測定することにより、作業者の負担を軽減させ
る。 【構成】溝付ローラ22を固定した状態でワイヤーリー
ル12を回転させた時の溝付ローラ22とワイヤーリー
ル12間のワイヤー移動量(L)を測定し、このワイヤ
ー移動量に対するワイヤーリール12の回転量(N)を
測定し、ワイヤー移動量(L)とワイヤーリール12回
転量(N)からワイヤーリールのワイヤー巻径(D)を
次式 D=(L/πN) により算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイヤーソーのワイヤー
巻径検出方法及びその装置に係り、特に円柱状の半導体
インゴット、セラミック、ガラス等の被加工物を走行す
るワイヤーで多数の薄板状のウェーハに切断するワイヤ
ーソーのワイヤー巻径検出方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体インゴット、セラミック、ガラス
等の被加工物を薄板状のウェーハに切断する切断装置の
一つにワイヤーソーがある。このワイヤーソーは、ワイ
ヤーが複数の溝付ローラ間に巻掛けられてワイヤー列が
形成されると共に、ワイヤーの一方端は一方のワイヤー
リールに巻回され、他方端は他方のワイヤーリールに巻
回される。そして、ワイヤーが一方のワイヤーリールと
他方のワイヤーリールとの間を高速で往復走行する際
に、前記ワイヤー列に被加工物を押し当てると共に、ワ
イヤー列に砥粒を含む加工液を供給して砥粒のラッピン
グ作用により被加工物を多数の薄板状のウェーハに切断
するものである。
【0003】このワイヤーソーの駆動は、溝付ローラに
設置したモータの1軸駆動と繰り出し側と巻取り側との
ワイヤーリールに設置したモータの2軸駆動により行っ
ており、前記3つのモータ間では、ワイヤーリールに設
置した2つのモータが、溝付ローラに設置した1つのモ
ータと同期回転するように制御されている。すなわち、
これら3つのモータが同期回転しないと、ワイヤーに過
大な張力が加わり破断する恐れがある。従って、ワイヤ
ーソーの駆動径では、途中でダンサローラを配置し、こ
のダンサローラの上下動でワイヤーの緊張又は緩みを除
去すると共に、ダンサローラの上下変移量に基づいてワ
イヤーリールのモータを適正な回転数にするようにフィ
ードバック制御している。
【0004】しかし、ワイヤーソーの始動時は、ダンサ
ローラのフィードバックが制御できず、前記3つのモー
タの立ち上げ速度を作業者が設定する必要がある。この
モータの立ち上げ速度の設定は溝付ローラ及びワイヤー
リールのワイヤー巻径をモータの駆動制御を行っている
CPUに入力することによりする。また、再始動時にも
ワイヤーリール及び溝付ローラのワイヤー巻径をCPU
に入力する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、被加工
物の大型化に伴いワイヤーリールのワイヤー巻量も増加
するようになり、作業者がスケールで径を測定すること
は困難になってきた。また、スケールで測定する際は読
み取りを目測で行う為、正確な測定値が得られず誤った
径で立ち上げ速度を設定してしまいワイヤーが破断する
という問題があった。
【0006】本発明は、このような事情を鑑みてなされ
たもので、溝付ローラ及びワイヤーリールのワイヤー巻
径を自動で測定することにより、作業者の負担を軽減さ
せるワイヤーソーのワイヤー巻径検出方法及びその装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明は、前記目的を達成
する為に、ワイヤーを一方のワイヤーリールから繰り出
して複数個の溝付ローラに巻掛けワイヤー列を形成して
他方のワイヤーリールに巻き取ると共に、前記ワイヤー
列に被加工物を押し当て、ラッピング作用により前記被
加工物を多数の薄板状のウェーハに切断し、かつ前記ワ
イヤーは前記両ワイヤーリール間を走行するワイヤーソ
ーであって、前記溝付ローラ及び前記ワイヤーリールの
ワイヤー巻径を検出するワイヤーソーのワイヤー巻径検
出方法において、前記溝付ローラ又は前記ワイヤーリー
ルを固定した状態で前記ワイヤーリール又は前記溝付ロ
ーラを回転させた時の前記溝付ローラと前記ワイヤーリ
ール間の前記ワイヤーの移動量(L)を測定し、前記ワ
イヤーの移動量に対する前記ワイヤーリール又は前記溝
付ローラの回転量(N)を測定し、前記ワイヤーの移動
量(L)と前記ワイヤーリール又は前記溝付ローラの回
転量(N)から前記ワイヤーリール又は前記溝付ローラ
の前記ワイヤー巻径(D)を次式 D=(L/πN) により算出することを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明のワイヤーソーのワイヤー巻径検出方法
及びその装置によれば、始動時又は再始動時、溝付ロー
ラ又はワイヤーリールを固定した状態で、ワイヤーリー
ル又は溝付ローラを回転させた時の溝付ローラとワイヤ
ーリールの間のワイヤーの移動量(L)を測定し、この
ワイヤー移動量に対するワイヤーリール又は溝付ローラ
の回転量(N)を測定し、ワイヤー移動量(L)とワイ
ヤーリール又は溝付ローラ回転量(N)の測定値からワ
イヤーリール又は溝付ローラのワイヤー巻径(D)を次
式 D=(L/πN) の演算を実行して検出する。すなわち、ワイヤーの移動
量に対するワイヤーリール又は溝付ローラの回転量を測
定することにより両者間にある上式の関係を利用してワ
イヤーリール又は溝付ローラのワイヤー巻径を検出す
る。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るワイヤー
ソーのワイヤー巻径検出方法及びその装置の好ましい実
施例について詳説する。本発明のワイヤーソーのワイヤ
ー巻径検出装置の第1実施例を説明する前に、先ずワイ
ヤーソー10の全体構成を図1に従って説明する。図1
に示すように、一方のリール12に巻回されたワイヤー
1 4は、ワイヤー案内装置16、複数の固定ガイドロー
ラ18、18、ダンサローラ20を経由して3本の溝付
きローラ22、22、22に順次巻き掛けられてワイヤ
ー列24を形成した後、複数の固定ガイドローラ18、
18、ダンサローラ20、ワイヤー案内装置16を経て
他方のリール26に巻き取られるワイヤー走行路を形成
する。
【0010】前記ダンサローラ20には、所定重量の錘
44が吊設され、錘44の荷重によりワイヤー走行路を
走行するワイヤー14に常に所要の張力が付与される。
また、ワイヤー走行路の途中にはワイヤー洗浄装置46
が設けられ、このワイヤー洗浄装置46によってワイヤ
ー14に付着した加工液40がワイヤー14から除去さ
れる。また、夫々のリール12、26は正逆回転可能な
駆動モータ28、30に連結されると共に、3本のうち
の1本の溝付きローラ22は正逆回転可能な駆動モータ
32に連結される。これにより、一方のリール12から
繰り出されたワイヤー14は、図中実線矢印34方向に
高速走行(600m/分以上)しながら他方のリール2
6に巻き取られる。また、他方のリール26に巻き取ら
れたワイヤー14は図中破線矢印36方向に逆走行して
一方のリール12に巻き取られる。即ち、ワイヤー14
は一方のリール12と他方のリール26の間を往復走行
する。また、ワイヤー列24には、砥液貯留タンク38
に貯留された砥粒(通常、GC♯600〜♯1000程
度のものが使用される)を含む加工液40が砥液供給ノ
ズル42から供給される。2本の砥液供給ノズル42を
設けた理由は、ワイヤー14の往復走行に対応させるた
めである。
【0011】また、前記ワイヤー列24の下方には、ワ
ーク送りテーブル48が設けられ、このワーク送りテー
ブル48はモータ50で回動するネジ桿52により切断
送り方向(図中Y−Y方向)に移動可能に設けられると
共に、ワーク送りテーブル48のワイヤー列24側に
は、被加工物である半導体インゴット54がワークブロ
ック56とスライスベース58を介して支持される。こ
れにより、ワーク送りテーブル48を切断送り方向(ワ
イヤー列24側)に移動させると、半導体インゴット5
4は高速走行するワイヤー列24に押し当てられ、ワイ
ヤー列24に供給される加工液40の砥粒によるラッピ
ング作用により半導体インゴット54を多数の薄板状の
ウェーハに切断する。
【0012】次に、本発明のワイヤーソーのワイヤー巻
径検出装置の第1実施例を図2に従って説明する。前記
ワイヤー巻径検出装置は、変位測定器60、パルスジェ
ネレータ62、64、66、及びCPU68から構成さ
れる。変位測定器60は、ダンサローラ20の近傍に設
置され、ワイヤーソー10の運転時におけるダンサロー
ラ20の変位を検出し、その変位量を示す情報をCPU
68に出力している。
【0013】パルスジェネレータ62、64、66は、
駆動モータ28、30、32に取り付けられ、駆動モー
タ28、30、32の回転量に応じた数のパルスをCP
U68に出力する。CPU68は、駆動モータ28、3
0、32を駆動制御すると共に、変位測定器60から出
力された変位量を示す情報とパルスジェネレータ62、
64、66から出力された情報とに基づいてワイヤー巻
径を検出する。
【0014】次に、前記CPU68によるワイヤーソー
のワイヤー巻径検出方法について説明する。まず、CP
U68は、溝付ローラ22が回転しないように駆動モー
タ32を停止する。そして、CPU68は、変位検出器
60から出力されるダンサローラ20の位置情報に基づ
いてダンサローラ20の位置を確認し、ダンサローラ2
0が、例えば変位測定器60の中央の位置に設定した基
準点Aに位置するように駆動モータ28を駆動して、ワ
イヤー14を繰り出し又は巻き取る。そして、CPU6
8は、ダンサローラ20がAに位置した時に駆動モータ
28を停止する。
【0015】次に、CPU68はダンサローラ20が、
例えば変位測定器60の上限位置近傍B(距離L)に位
置するまで駆動モータ28を駆動させてワイヤー14を
巻き取る。この時、CPU68はパルスジェネレータ6
2から出力されるパルスをカウントしダンサローラ20
がA─Bまで移動した時の総パルス数を算出し、この総
パルス数に基づいて駆動モータ28の回転量、すなわ
ち、ワイヤーリール12の回転量Nを算出する。
【0016】そして、CPU68は下記の式よりワイヤ
ーリール12のワイヤー巻径Dを検出する。 D=(2L/πN) これにより、ワイヤーリール12のワイヤー巻径の検出
をCPU68により自動で行うことができる。
【0017】また、他方のワイヤーリール26のワイヤ
ー巻径の検出についても同様の操作により検出すること
ができる。また、溝付ローラ22のワイヤー巻径につい
ては、上記した操作において、ワイヤーリール12と溝
付ローラ22の操作を逆にすればよい。つまり、ワイヤ
ーリール26を固定した状態で、溝付ローラ22を回転
させてダンサローラ20を移動させる。
【0018】そして、ワイヤーソー10をこの状態から
再始動する場合には、スタート時の回転数を検出したワ
イヤー巻径から決定し、この情報を各駆動モータ28、
30、32に出力させればよい。このように、本実施例
のワイヤーソーのワイヤー巻径検出装置によれば、溝付
ローラ22及びワイヤーリール12、26のワイヤー巻
径を自動で測定することができるので、作業者の負担が
軽減すると共に、始動時のセッティングを迅速に行うこ
とができる。また、本装置を用いることにより、ワイヤ
ー巻径を正確に測定することができ、これにより、安定
したワイヤーソーの始動を行うことができる。
【0019】また、本実施例ではワイヤー14の移動量
を基準にして測定するようにしたので、ダンサローラ2
0は変位測定器60の測定範囲を越えることがない。す
なわち、ワイヤーリール16又は溝付ローラ22の回転
量を基準にして測定すると、変位測定器60の測定範囲
を越えてワイヤーリール16又は溝付ローラ22を回転
させてしまうことがあり、この為に変位検出器60が破
損又はワイヤー14が断線する恐れがある。
【0020】図3には、本発明に係わるワイヤーソーの
ワイヤーリール巻径検出装置の第2実施例が示され、図
1、図2に示した第1実施例と同一、若しくは類似の部
材については同一の符号を付してその説明は省略する。
前記ワイヤー巻径検出装置は、エンコーダ70、パルス
ジェネレータ62、64、66、及びCPU68から構
成される。
【0021】エンコーダ70は、ワイヤー14に係合し
て回転するガイドローラ18Aを有し、このガイドロー
ラ18Aの回転量を検出する。そして、前記回転量を示
すデータはCPU68に出力され、そして、CPU68
は前記データに基づいてワイヤー14の移動量を算出す
る。また、前記パルスジェネレータ62、64、66
は、駆動モータ28、30、32に取り付けられ、駆動
モータ28、30、32の回転量に応じた数のパルスが
CPU68に出力される。CPU68は、前記パルス数
をカウントすることにより駆動モータ28、30、32
の回転量を各モータ毎に算出する。
【0022】CPU68は、駆動モータ18、30、3
2を駆動制御すると共に、エンコーダ70から出力され
た情報に基づいてワイヤー巻径を検出する。次に、ワイ
ヤーソーのワイヤー巻径検出方法の第2実施例について
説明する。まず、CPU68は、溝付ローラ22が回転
しないように駆動モータ28を停止する。そして、駆動
モータ28を駆動してワイヤー14の繰り出し又は巻き
取りを行う。そして、ワイヤー14が走行すると、ガイ
ドローラ18Aはワイヤー14に係合して回転するの
で、この回転をエンコーダ70で検出する。そして、例
えばガイドローラ18が10回転したらCPU68は駆
動モータ28の回転を停止する。この時、CPU68は
パルスジェネレータ62から出力されるパルスをカウン
トしガイドローラ18Aが10回転(ワイヤー14の移
動量L)した時の総パルス数を算出し、この総パルス数
に基づいて駆動モータ28の回転量、すなわち、ワイヤ
ーリール12の回転量Nを算出する。
【0023】そして、CPU68は下記の式よりワイヤ
ーリール12のワイヤー巻径Dを検出する。 D=(L/πN) これにより、ワイヤーリール12のワイヤー巻径の検出
をCPU68により自動で行うことができる。
【0024】また、他方のワイヤーリール26のワイヤ
ー巻径の検出についても同様の操作により検出すること
ができる。また、溝付ローラ22のワイヤー巻径につい
ては、上記した操作において、ワイヤーリール12と溝
付ローラ22の操作を逆にすればよい。つまり、ワイヤ
ーリール26を固定した状態で、溝付ローラ22を回転
させてダンサローラ20を移動させる。
【0025】そして、ワイヤーソー10をこの状態から
再始動する場合には、スタート時の回転数を検出したワ
イヤー巻径から決定し、この情報を各駆動モータ28、
30、32に出力させればよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のワイヤー
ソーのワイヤー巻径検出方法及びその装置によれば、溝
付ローラ及びワイヤーリールのワイヤー巻径を自動で測
定することができるので、作業者の負担を軽減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ワイヤーソーの全体構成図
【図2】図2は、本発明のワイヤーソーのワイヤー巻径
検出装置の第1実施例の構成図
【図3】図3は、本発明のワイヤーソーのワイヤー巻径
検出装置の第2実施例の構成図
【符号の説明】
10…ワイヤーソー 12、26…ワイヤーリール 14…ワイヤー 18、18A…ガイドローラ 20…ダンサローラ 22…溝付ローラ 28、30、32…駆動モータ 60…変位測定器 62、64、66…パルスジェネレータ 68…CPU 70…エンコーダ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤーを一方のワイヤーリールから繰り
    出して複数個の溝付ローラに巻掛けワイヤー列を形成し
    て他方のワイヤーリールに巻き取ると共に、前記ワイヤ
    ー列に被加工物を押し当て、ラッピング作用により前記
    被加工物を多数の薄板状のウェーハに切断し、かつ前記
    ワイヤーは前記両ワイヤーリール間を走行するワイヤー
    ソーであって、前記ワイヤーリールのワイヤー巻径を検
    出するワイヤーソーのワイヤー巻径検出方法において、 前記溝付ローラを固定した状態で前記ワイヤーリールを
    回転させた時の前記溝付ローラと前記ワイヤーリール間
    の前記ワイヤーの移動量(L)を測定し、 前記ワイヤーの移動量に対する前記ワイヤーリールの回
    転量(N)を測定し、 前記ワイヤーの移動量(L)と前記ワイヤーリールの回
    転量(N)から前記ワイヤーリールの前記ワイヤー巻径
    (D)を次式 D=(L/πN) により算出することを特徴とするワイヤーソーのワイヤ
    ー巻径検出方法。
  2. 【請求項2】ワイヤーを一方のワイヤーリールから繰り
    出して複数個の溝付ローラに巻掛けワイヤー列を形成し
    て他方のワイヤーリールに巻き取ると共に、前記ワイヤ
    ー列に被加工物を押し当て、ラッピング作用により前記
    被加工物を多数の薄板状のウェーハに切断し、かつ前記
    ワイヤーは前記両ワイヤーリール間を走行するワイヤー
    ソーであって、前記溝付ローラのワイヤー巻径を検出す
    るワイヤーソーのワイヤー巻径検出方法において、 前記ワイヤーリールを固定した状態で前記溝付ローラを
    回転させた時の前記溝付ローラと前記ワイヤーリール間
    の前記ワイヤーの移動量(L)を測定し、 前記ワイヤーの移動量に対する前記溝付ローラ回転量
    (N)を測定し、 前記ワイヤーの移動量(L)と前記溝付ローラの回転量
    (N)から前記溝付ローラの前記ワイヤー巻径を次式 D=(L/πN) により算出することを特徴とするワイヤーソーのワイヤ
    ー巻径検出方法。
  3. 【請求項3】ワイヤーを一方のワイヤーリールから繰り
    出して複数個の溝付ローラに巻掛けワイヤー列を形成し
    て他方のワイヤーリールに巻き取ると共に、前記ワイヤ
    ー列に被加工物を押し当て、ラッピング作用により前記
    被加工物を多数の薄板状のウェーハに切断し、かつ前記
    ワイヤーは前記両ワイヤーリール間を走行するワイヤー
    ソーであって、前記溝付ローラ及び前記ワイヤーリール
    のワイヤー巻径を検出するワイヤーソーのワイヤー巻径
    検出装置において、 前記溝付ローラ及び前記ワイヤーリールの回転量測定手
    段と、 前記溝付ローラと前記ワイヤーリール間の前記ワイヤー
    の移動量測定手段と、 前記回転量測定手段の測定値(N)と前記移動量測定手
    段の測定値(L)を信号として取り入れ、前記溝付ロー
    ラ又は前記ワイヤーリールの前記ワイヤー巻径(D)を
    算出する次式 D=(L/πN) の演算を実行する演算部と、を備えていることを特徴と
    するワイヤーソーのワイヤー巻径検出装置。
  4. 【請求項4】前記ワイヤーの移動量測定手段は、前記ワ
    イヤー走行路中に設けられたダンサローラの変位を測定
    する変位測定器であることを特徴とする請求項3のワイ
    ヤーソーのワイヤー巻径検出装置。
  5. 【請求項5】前記ワイヤーの移動量測定手段は、前記ワ
    イヤー走行路中に設けられ前記ワイヤーに係合して回転
    するガイドローラの回転量を測定するエンコーダである
    ことを特徴とする請求項3のワイヤーソーのワイヤー巻
    径検出装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103273581A (zh) * 2013-06-25 2013-09-04 南通皋鑫电子股份有限公司 硅叠切断装置
KR101386388B1 (ko) * 2013-09-17 2014-04-17 뉴마테크 주식회사 와이어 쏘 장치의 트래버서

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CN103273581A (zh) * 2013-06-25 2013-09-04 南通皋鑫电子股份有限公司 硅叠切断装置
KR101386388B1 (ko) * 2013-09-17 2014-04-17 뉴마테크 주식회사 와이어 쏘 장치의 트래버서

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