JPH0819951A - ベルトサンダー機の研削装置 - Google Patents

ベルトサンダー機の研削装置

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JPH0819951A
JPH0819951A JP17957694A JP17957694A JPH0819951A JP H0819951 A JPH0819951 A JP H0819951A JP 17957694 A JP17957694 A JP 17957694A JP 17957694 A JP17957694 A JP 17957694A JP H0819951 A JPH0819951 A JP H0819951A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 反り材であっても安定走行を確保し得る構成
を備えたベルトサンダー機の研削装置を提供すること。 【構成】 サンディングフレーム20に、踏圧部材の両
側位置で押圧ロール30a,30bを夫々支持し、さら
に少なくとも加工材の供給側の押圧ロール30aの外側
近傍に倣いロール31aを支持して、その圧接縁が押圧
ロール30aの圧接縁よりも少し退避位置となるように
し、かつサンディングフレーム20を倣いシリンダ25
に連繋して、そのシリンダロッド26の伸縮作動により
加工材wの送材通路側へ、低圧,高圧の二段の圧力切換
可能に付勢し、加工材wの前端が倣いロール31aに当
接した状態では低圧とし、該前端が倣いロール31aを
通過すると高圧となるようにしたから、加工材wの前端
と、倣いロールの圧接縁とに大きな段差があっても、そ
の走行力による当接圧が倣いロール31aの押圧力に負
けることはなく、その走行にともない、サンディングフ
レーム20を退避移動させ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工材表面を研削する
ためのベルトサンダー機の研削装置に関する。
【0002】
【従来技術】送材通路の側傍に配設されたサンディング
フレームに、サンディングロール又は踏圧パッド等の踏
圧部材を備えたベルト駆動機構を装架して、該ベルト駆
動機構に無端研削ベルトを掛渡し、前記踏圧部材により
該無端研削ベルトを加工材表面に圧接させるようにした
サンディングヘッドを備えてなる研削装置は良く知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、加工材に反
りがあるような場合に、該反りに倣って、研削装置の踏
圧部材を加工材面に圧接させるようにするため、サンデ
ィングフレームを送材通路に直交する方向へ移動可能と
し、倣いシリンダにより該サンディングフレームを送材
通路側へ付勢する構成が、実公昭51-33437号等で提案さ
れている。さらには、この種の構成にあって、踏圧部材
の前後に押圧ロールを配設し、加工材を該押圧部材の前
後で保持しながら安定走行させて、該加工材を研削する
ようにした構成も提案され得る。
【0004】ところが、反り等により加工材の厚み変位
が大きい場合には、前記押圧ロールに加工材の前縁が当
接して、その当接圧によっては倣いシリンダの付勢圧に
抗してサンディングフレームを退避させることができな
い場合を生じて、該加工材の移動を不能とする場合があ
る。そこで、サンディングフレームに該押圧ロールのさ
らに外側位置で倣いロールを配設し、かつ倣いロールと
押圧ロールとを該倣いロールの下縁を押圧ロールの下縁
よりも少し退避させて、加工材の幅厚が大きい場合に
は、段階的に各ロールに当接して、これを外側に退避さ
せるようにした構成が提案され得る。この構成にあって
は、単一の押圧ロールを用いる場合に比して無理なく各
ロールを外側へ押し出すことができる。
【0005】ところで、加工材前端の厚み変位がさらに
大きな場合には、かかる構成にあっても、同様に、加工
材の前端が該倣いロールに当接して加工材の走行が不能
となる場合がある。
【0006】本発明は、かかる問題点を解決することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、送材通路の側
傍に配設されたサンディングフレームに、サンディング
ロール又は踏圧パッド等の踏圧部材を備えたベルト駆動
機構を装架して、該ベルト駆動機構に無端研削ベルトを
掛渡し、前記踏圧部材により該無端研削ベルトを加工材
表面に圧接させるようにしたサンディングヘッドを備え
てなる研削装置において、前記サンディングフレーム
に、前記踏圧部材の両側位置で押圧ロールを夫々支持
し、さらに少なくとも加工材の供給側の押圧ロールの外
側近傍に倣いロールを支持して、その圧接縁が押圧ロー
ルの圧接縁よりも少し退避位置となるようにすると共
に、サンディングフレームを前記送材通路と直交する方
向に移動可能として、該サンディングフレームを倣いシ
リンダに連繋し、そのシリンダロッドの伸縮作動により
加工材の送材通路側へ付勢するようにし、かつ前記倣い
シリンダによる付勢圧力を少なくとも二段に変換可能と
なるように内圧制御する圧力制御装置を備え、加工材の
前端が倣いロールに当接した状態では低圧とし、該前端
が倣いロールを通過すると高圧となるようにタイミング
制御手段により前記圧力制御装置を制御指令するように
したことを特徴とするベルトサンダー機の研削装置であ
る。
【0008】この場合に、倣いロールのいずれか一方、
又は両方を偏心軸によりその下縁位置を調整可能とする
ようにしても良い。
【0009】
【作用】加工材の前端が倣いロールに当接した状態では
シリンダロッドの内圧は低圧となっている。従って、加
工材の前端と、倣いロールの圧接縁とに大きな段差があ
っても、その走行力による当接圧が倣いロールの加工材
押圧力に負けることはなく、その走行にともない、サン
ディングフレームをシリンダロッドの付勢圧に抗して退
避移動させ得る。そしてこれに伴う加工材の走行によ
り、該倣いロールは加工材の研削面に圧接することとな
る。
【0010】そして、この位置でシリンダロッドの内圧
は高圧となり、その走行にともない、押圧ロールが加工
材の研削面に乗り上がり、該押圧ロールが高圧で加工材
の研削面に圧接し、該加工材は安定的に走行し、而し
て、サンディングロール又は踏圧パッド等の踏圧部材に
より該無端研削ベルトが加工材表面に圧接し、所要の研
削がなされ、さらにその走行に伴い、踏圧部材の両側位
置で、押圧ロールにより安定的に保持されることとな
る。
【0011】
【実施例】本発明のベルトサンダー機の概略を図1〜3
を用いて説明する。
【0012】下部フレーム1上で送材ガイド板4,4を
備えた固定フレーム2aと可動フレーム2bとが送材通
路3を介して配設さる。前記可動フレーム2bは、幅方
向に差し渡された螺子杆6に螺合し、該螺子杆6を下部
フレーム1上に載架した幅移動モータ5の駆動により回
転制御することにより下部フレーム1上のガイド(図示
せず)に沿って移動し、前記固定フレーム2aとの間で
送材間隔を決定している。またフレーム2a,2bの上
端にはリンク7,7が差し渡されている。
【0013】また前記送材通路3の下部両側で、前記フ
レーム2a,2bには、夫々送材装置S,Sが配設され
る。この送材装置S,Sは、図2で示すように減速機付
きモータ11によって駆動可能な送材駆動ローラ8,8
が設けられ、該ローラ8,8に無端送材キャタピラチェ
ーン10が掛け渡されて構成される。
【0014】さらにまた送材通路3の両側位置で、前記
送材装置S,Sの上方にはフレーム2a,2bに支持さ
れて、送材踏圧装置T,Tが、押え昇降モータ12の駆
動制御により昇降自在に配設されている。この押え昇降
モータ12の駆動により、前記送材踏圧装置T,Tを同
期して昇降させるため、前記リンク7,7内にチェーン
(図示せず)を差渡している。
【0015】送材踏圧装置T,Tのフレーム11内には
その前後で、踏圧フレーム13が取付けられ、該踏圧フ
レーム13の内部には、回転自在の従動ロ−ラ14,1
4に踏圧送材ベルト15を掛渡し、該ベルトの送材通路
側の内面に弾性体を介して複数個の踏圧ロール16を配
設した構成となっている。この構成により、加工材wの
形状に対応して、送材踏圧装置Tの高さ位置を調整する
ことにより、加工材wの走行を自在に行なうことができ
るようにしている。
【0016】而して、前記送材通路3に供給された加工
材wはその両側端を送材装置S,Sと、送材踏圧装置
T,Tとで挟持されて送材装置S,Sの駆動力により前
送されることとなる。
【0017】一方、前記固定フレーム2aには、図3で
示すように、送材ガイド板4,4間で、加工厚規定ロー
ル17と、その両側で複数の案内ロール18,18とが
配設されている。前記加工厚規定ロール17は、後述す
るサンディングロール21と送材通路3を介して対置し
ており、両ロール17,21の間隔により加工幅が決定
される。
【0018】さらに可動フレーム2bには、本発明に係
る研削装置Rが配設されている。この研削装置Rの構成
を図4〜6に従ってさらに詳細に説明する。
【0019】前記研削装置Rのサンディングフレーム2
0は送材通路3の側傍位置で、可動フレーム2b上に設
けた前記送材通路3と直交する方向のガイド19(図6
参照)上に載架され、該送材通路3に直交する方向へ移
動可能となっている。
【0020】このサンディングフレーム20には送材通
路3に対向する位置でサンディングロール21が支持さ
れ、その側方で、駆動兼用のテンションロール22が設
けられ、該ロール21,22に外周面に砥粒面を形成し
た無端研削ベルト23が掛渡される。このロール21,
22はベルト駆動機構を構成するものである。
【0021】また前記サンディングフレーム20には倣
いシリンダ25が取付けられ、そのシリンダロッド26
を、前記可動フレーム2bの上面板に固定している。従
って、前記ロッド26の伸縮作動により、サンディング
フレーム20は送材通路3に直交する方向の移動制御が
なされることとなる。
【0022】一方、前記サンディングフレーム20の両
側には、支持ブラケット28,28が固定されている。
そしてこの支持ブラケット28,28には、前記サンデ
ィングロール21の前後に配置された一対の押圧ロール
30a,30b及び倣いロール31a,31bが支持さ
れている。すなわち、図7で示すように内側に押圧ロー
ル30a,30bが、外側に倣いロール31a,31b
が配設されており、外側の倣いロール31a,31bの
圧接縁を押圧ロール30a,30bの圧接縁よりも少し
退避させて、段差xを生じさせている。この段差xは、
図9で示すように例えば3mm程度としている。
【0023】また前記押圧ロール30a,30bの圧接
縁は前記サンディングロール21の端縁とほぼ等しく
し、加工材wが到来した際に、無端研削ベルト23によ
り所定厚の研削のみを可能とし、加工材wの端縁がサン
ディングロール21によりクワレたりすることのないよ
うにしている。
【0024】そして、倣いシリンダ25により、前記サ
ンディングロール21と共に、各ロール30a,30
b,31a,31bを送材通路3側に付勢している。
【0025】一方、前記倣いシリンダ25は、図7で示
すように、圧力制御装置を構成するレギュレータ40
と、切換え弁41とを介して圧力流体源に接続され、該
レギュレータ40,切換え弁41により圧力が高圧及び
低圧の二段階に切換えられるようにしている。このレギ
ュレータ40,切換え弁41の圧力制御指令は中央制御
装置CPUにより行なわれる。
【0026】すなわち、この構成にあっては、加工材w
が前記倣いロール31aに到来するまでは低圧に維持さ
れる。そして該加工材wの前端が倣いロール31aを通
過すると、高圧に変換される。
【0027】このタイミング制御を行なうために、前記
送材通路3のロール31aよりも前方に、加工材検出子
42が配設される。そしてこの加工材検出子42によっ
て加工材wの前端が検知されると、カウンター43又は
タイマーにより、その検知点からロール31aを越えた
位置までの移送距離に対応するカウント値又は移送時間
を消化開始し、その消化満了に伴って、中央制御装置C
PUにより圧力変化指令が出力されることとなる。そし
て、これにともない、前記押圧ロール30a,30b及
び倣いロール31a,31bが加工材wの研削面に対し
てより強い力で圧接することとなる。このカウンター4
3は減速機付モータ11の駆動軸の回転に伴って出力パ
ルスを発生するエンコーダ44の、その出力パルス数を
カウントするものである。
【0028】また加工材wの後端通過も加工材検出子4
2により検知され、これにより、加工材wの後端が押圧
ロール30bを通過すると、低圧に復帰するようにして
いる。尚、この復帰タイミングは、次の加工材供給時
に、低圧に復帰していおれば良く、種々のタイミングを
設定し得るものである。
【0029】次に前記研削装置Rの作動を図8に従って
説明する。
【0030】待機状態にあっては、前記サンディングロ
ール21及び押圧ロール30a,30bはその圧接縁を
基準線Lに位置させ、かつ倣いロール31a,31bは
押圧ロール30a,30bに対して段差xを生じさせて
いる。
【0031】そして上述したように、切換え弁41を駆
動させることにより、送材通路3に供給された加工材w
はその両側端を送材装置S,Sと、送材踏圧装置T,T
とで挟持されて送材装置S,Sの駆動力により前送され
る。このとき倣いシリンダ25の内圧は低圧状態に維持
されている。
【0032】そして、加工材wの前送にともないその前
端が加工材検出子42で検知される。
【0033】さらに加工材wが走行して前端が倣いロー
ル31aに当接する。このとき、該加工材wの前端縁の
幅が定常状態よりも大きい場合にあって、その研削面
は、図8イで示すようにロール31aの先端縁よりも外
側に位置して、落差hを生じているが、倣いシリンダ2
5の内圧は低圧状態に維持されているため、加工材wの
送材力に基づく当接圧により、ロール31aは外側へ押
し出され、倣いシリンダ25の付勢力に抗してサンディ
ングフレーム20は落差h分だけ退避し、ロール31a
は加工材wの研削面上に乗り上げることとなる。
【0034】そしてこの乗り上げ後に、前記した加工材
検出子42等からなるタイミング制御手段により、レギ
ュレータ40,切換え弁41の制御で倣いシリンダ25
内の圧力が高圧化し、図8ロのように、サンディングフ
レーム20に付与された付勢圧が大きくなり、さらに加
工材wの進行に伴って、前記押圧ロール30aとロール
31aとの段差xに相当する分、加工材wの先端が押圧
ロール30aに当接し、かかる段差分、倣いシリンダ2
5の付勢圧に抗して、サンディングフレーム20が退避
する(図8ハ)。これにより押圧ロール30aは加工材
wの研削面に乗り上がり、該加工材wは押圧ロール30
aから強い力を受けて、安定的に保持されながら進行
し、サンディングロール21位置で無端研削ベルト23
により研削加工を施される。
【0035】このように、上述の種々の態様にあって、
倣いロール31a,31bにより加工材wの表面に湾曲
があっても均一な研削研磨が施されることとなる。
【0036】そして、加工材wの後端が押圧ロール30
bを通過するのと同期して、倣いシリンダ25の内圧は
高圧から低圧へ変化することとなる。
【0037】しかして、かかる構成にあって、加工材w
に反り,湾曲又は厚のバラツキがあった場合にも、ロー
ル31aは加工材wの先端との当接により無理なく退避
し、これにともないサンディングフレーム20が後方へ
退避することとなる。そして、その乗り上げ後に押圧ロ
ール30a,30bにより倣いシリンダ25の両側で加
工材wは強い力で押付けられ、安定的に走行することと
なる。
【0038】上述の構成にあって、前記押圧ロール30
a,30bと、倣いロール31a,31bとの段差xを
調整するために、そのいずれか又は両方を偏心軸により
その圧接縁の位置を調整可能とするようにしても良い。
すなわち、例えば図9で示すように、倣いロール31
a,31bを2mm偏心可能とし、押圧ロール30a,
30bを1mm偏心可能とする。さらには、サンディン
グロール21も2mmの偏心も可能とする。
【0039】この偏心軸構造の一例を図10に示す。
【0040】すなわち、この機構は偏心軸50によりロ
ールrを変位させるものであり、その主軸51にロール
rがベアリングを介して回転可能に嵌装される。そして
この主軸51の両端には該主軸51と偏心して突出する
支軸部52a,52bが連成され、一端の支軸部52a
をフレームfに固定した軸受53に挿通されて支持さ
れ、その前端に操作部54が嵌着される。また主軸51
の他端の支軸部52bは球面軸受56を介してフレーム
fに支持されている。而して、この構成にあって、操作
部54を回動することにより偏心量に対応して、ロール
rの圧接縁が変位することとなる。
【0041】このように、ロールrを前記押圧ロール3
0a,30b,倣いロール31a,31b又はサンディ
ングロール21に適用して偏心可能とし、その圧接縁を
可変とすることにより、加工材wの研削面の反り量や、
肉厚のばらつきの大きい場合に、無理なく倣いシリンダ
25の付勢力によるサンディングロール21の倣い研削
作動を可能としたり、又は加工材w先端と、倣いロール
31a,31b又は押圧ロール30a,30bの圧接縁
とに極端な段差を生じないように調整し得ることとな
る。
【0042】上述の構成にあって、サンディングロール
21の加工材通過位置にも、サンディングロール21か
らの加工材通過直後の安定走行を確保するために、倣い
ロール31bを配設したが、かかる倣いロール31bを
省略しても、加工材前端部の供給確保という本発明の所
要の作用を達成し得るものである。
【0043】さらには、前記実施例では、踏圧部材とし
てサンディングロール21を用いた構成に本発明を適用
したものであるが、踏圧部材として踏圧パッドを用いた
構成に適用することもできる。
【0044】
【発明の効果】本発明は、上述したように、サンディン
グフレーム20に、踏圧部材の両側位置で押圧ロール3
0a,30bを夫々支持し、さらに少なくとも加工材の
供給側の押圧ロール30aの外側近傍に倣いロール31
aを支持して、その圧接縁が押圧ロール30aの圧接縁
よりも少し退避位置となるようにし、かつサンディング
フレーム20を倣いシリンダ25に連繋して、そのシリ
ンダロッド26の伸縮作動により加工材wの送材通路側
へ、低圧,高圧の二段の圧力切換可能に付勢し、加工材
wの前端が倣いロール31aに当接した状態では低圧と
し、該前端が倣いロール31aを通過すると高圧となる
ようにしたから、加工材wの前端と、倣いロールの圧接
縁とに大きな段差があっても、その走行力による当接圧
が倣いロール31aの押圧力に負けることはなく、その
走行にともない、サンディングフレーム20を退避移動
させ得ると共に、押圧ロール30aが加工材wの研削面
に乗り上がった状態では、該押圧ロール30aが高圧で
加工材wの研削面に圧接し得ることとなる。而して、加
工材wは反りや、肉厚のバラツキが大きくても安定的に
走行し、適正な研削がなされ得ることとなる等の優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したベルトサンダー機の正面図で
ある。
【図2】ベルトサンダー機の左側面図である。
【図3】ベルトサンダー機の平面図である。
【図4】研削装置Rを示す一部切欠側面図である。
【図5】研削装置Rの一部切欠平面図である。
【図6】研削装置Rの一部切欠正面図である。
【図7】サンディングフレーム20の制御機構を示す平
面図である。
【図8】サンディングフレーム20の作動を示す説明図
である。
【図9】芯出し図である。
【図10】偏心機構を示す縦断側面図である。
【符合の説明】
S 送材装置 T 送材踏圧装置 R 研削装置 3 送材通路 20 サンディングフレーム 21 サンディングロール 25 倣いシリンダ 30a,30b 押圧ロール 31a,31b 倣いロール 40 レギュレータ 41 切換え弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送材通路の側傍に配設されたサンディング
    フレームに、サンディングロール又は踏圧パッド等の踏
    圧部材を備えたベルト駆動機構を装架して、該ベルト駆
    動機構に無端研削ベルトを掛渡し、前記踏圧部材により
    該無端研削ベルトを加工材表面に圧接させるようにした
    サンディングヘッドを備えてなる研削装置において、 前記サンディングフレームに、前記踏圧部材の両側位置
    で押圧ロールを夫々支持し、さらに少なくとも加工材の
    供給側の押圧ロールの外側近傍に倣いロールを支持し
    て、その圧接縁が押圧ロールの圧接縁よりも少し退避位
    置となるようにすると共に、 サンディングフレームを前記送材通路と直交する方向に
    移動可能として、該サンディングフレームを倣いシリン
    ダに連繋し、そのシリンダロッドの伸縮作動により加工
    材の送材通路側へ付勢するようにし、 かつ前記倣いシリンダによる付勢圧力を二段に変換可能
    となるように内圧制御する圧力制御装置を備え、加工材
    の前端が倣いロールに当接した状態では低圧とし、該前
    端が倣いロールを通過すると高圧となるようにタイミン
    グ制御手段により前記圧力制御装置を制御指令するよう
    にしたことを特徴とするベルトサンダー機の研削装置。
  2. 【請求項2】押圧ロール及び倣いロールのいずれか一
    方、又は両方を偏心軸によりその圧接縁の位置を調整可
    能としたことを特徴とする請求項1記載のベルトサンダ
    ー機の研削装置。
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CN114178951A (zh) * 2021-12-23 2022-03-15 合肥常青机械股份有限公司 一种基于汽车加工的钢材切割面打磨设备
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