JPH0536618Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0536618Y2
JPH0536618Y2 JP14280086U JP14280086U JPH0536618Y2 JP H0536618 Y2 JPH0536618 Y2 JP H0536618Y2 JP 14280086 U JP14280086 U JP 14280086U JP 14280086 U JP14280086 U JP 14280086U JP H0536618 Y2 JPH0536618 Y2 JP H0536618Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
material feeding
roll
sanding
rolls
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14280086U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6347854U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP14280086U priority Critical patent/JPH0536618Y2/ja
Publication of JPS6347854U publication Critical patent/JPS6347854U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0536618Y2 publication Critical patent/JPH0536618Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、薄板の研削研磨加工に最適な木材表
面を研削研磨するベルトサンダー機に関する。
<従来技術> 加工材の厚み不同、そり等とは無関係に一定の
研削量を生じさせ、薄板状の加工材を研削研磨す
るのに最適としたベルトサンダー機は、特公昭44
−2959号に開示されているように公知である。
このものは、サンデイングロールを含む研削ロ
ール群に、無端サンデイングベルトを掛け渡し
て、該無端サンデイングベルトを送材方向と対向
する方向に駆動してなるサンデイング機構を、送
材通路を介して送材テーブルを対設すると共に、
前記サンデイングロールの直前部に、送材テーブ
ルと送材通路を介して対向するように案内板を配
設し、案内板下面の案内面と前記ロールとの段差
により研削厚を決定するとともに、前記送材テー
ブルに、送材駆動ロールを複数個露出して、該駆
動ロールで加工材に送材力を付与し、加工材を案
内面に圧接しながら走行するようにした構成にな
る。またこの従来構成にあつては、各送材駆動ロ
ールは、夫々同一周速となるように設定されてい
る。
<考案が解決しようとする問題点> ところで、送材ベルトで加工材を送材するもの
とは異なり、該送材駆動ロールで送材力を与える
ものは送材力が弱い。このため、無端サンデイン
グベルトを送材方向と対向する方向に循環走行さ
せるアツプサンデイング方式のものにあつては、
サンデイングロールによる研削力が強いため、送
材力が負けて、薄板状の加工材にあつては送材力
と研削力の両者が作用して波状となり、しわが寄
り、良好な送材を施すことができなかつた。この
ため、適用する加工材は、一定以下の厚のものは
適用不能となつていた。
本考案は、上述した欠点のないベルトサンダー
機の提供を目的とするものでる。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、送材テーブルに複数個露出してなる
送材駆動ロールのうち、サンデイングロールと対
向する送材駆動ロールを、その前後の送材駆動ロ
ールとは別異の駆動制御機構と連係して、その周
速を前後の送材駆動ロールに比して高速に設定し
たことを特徴とするものである。
<作用> 最大研削力を受ける位置にある、サンデイング
ロールと対向する送材駆動ロールの、その周速を
前後の送材駆動ロールに比して高速とし、その送
材力を増大させた。このため研削力に負けずに加
工材は送材され、良好な研削処理が施され得るこ
ととなる。
<実施例> 本考案の一実施例を添付図面について説明す
る。
第1,2図について、1は下部フレームであつ
て、その上部にハンドル4と連動回転する昇降螺
子3によつて昇降可能に支持された送材フレーム
5が配設される。前記送材フレーム5には、大径
の送材駆動ロール7と、その前後位置の送材駆動
ロール8a,8bが支持され、その上縁を送材フ
レーム5の送材テーブル6から露出している。そ
して前記送材テーブル6上に供給された加工材w
の下面に送材駆動ロール7と、送材駆動ロール8
a,8bの周面が接触し、該加工材wに送材力を
付与する。前記送材駆動ロール7,8a及び8b
は後記する駆動手段が適用されている。
前記送材フレーム5上には縦フレーム15が支
持されている。
前記縦フレーム15には、その上部にシリンダ
ー、スプリング等によつて上方付勢した舵取り及
びテンシヨン兼用の走行ロール16が昇降可能に
配設される。さらに、走行ロール16の下部には
サンデイングロール17が配設され、図示しない
駆動モータにより駆動ロールとしても機能して、
送材通路sを介して送材テーブル6と対設してい
る。すなわち走行ロール16と、サンデイングロ
ール17とは研削ロール群を構成している。
そして、前記走行ロール16とサンデイングロ
ール17には無端サンデイングベルト18が掛け
渡されて、サンデイング機構が構成され、無端サ
ンデイングベルト18はサンデイングロール17
により第1,2図矢線方向に駆動走行する。
第2図左位置で明瞭に示すように、前記サンデ
イングロール17の両側において、縦フレーム1
5の前後の取付部位19には幅方向に支軸20,
20が差渡され、該支軸20,20に、押圧ロー
ル23,23を遊転可能に支持した押圧部材2
1,21が嵌着されている。そして、スプリング
等の弾機22が、該押圧部材21,21に作用し
て、押圧ロール23,23を送材テーブル6側に
下方付勢し、ストツパー24に係止される最下位
置に保持している。
また第2図右位置で明瞭に示すように、前記サ
ンデイングロール17の両側において、前記取付
部位19のサンデイングロール17側の案内溝面
25には軸子片26が当接している。前記軸子片
26は前記取付部位19に支持された調整螺子2
7に支持され、その回動により微昇降可能となつ
ている。
前記軸子片26には、前記サンデイングロール
17の直前後に沿つて配設される可動案内板28
の、その両端部上面に固定されたL形の支持部材
29が軸30により回動可能に支持される。また
前記軸子片26と、支持部材29の下部背面間に
は発条31が付装され、図中右位置の可動案内板
28にあつては時計方向に付勢され、同左位置の
可動案内板28にあつては反時計方向に付勢され
ている。さらにまた前記支持部材29の上端背部
には、回動シリンダー32が配設され、収縮状態
にあるロツド33の先端に前記発条31の付勢作
用により該支持部材29の頂部が当接している。
そして、この状態で、前記可動案内板28,28
は送材テーブル6と平行となる位置に保持されて
いる。そして前記可動案内板28,28はその水
平状態で、その先端部をサンデイングロール17
の下部周面に近接している。この水平状態にあつ
て、前部側の可動案内板28の案内面と、無端サ
ンデイングベルト18の下縁間の段差は、無端サ
ンデイングベルト18による研削量を規定するも
のであり、この研削量は、前記調整螺子27の回
動により調整され得る。
前記回動シリンダー32が伸出駆動すると、前
記可動案内板28は軸30を中心として発条31
に抗して回動し、可動案内板28の先端部をサン
デイングロール17の周面から、送材テーブル6
側に下降退避し、この位置で、無端サンデイング
ベルト18の脱着が施される。
次に前記送材駆動ロール7と送材駆動ロール8
a,8bとは、夫々別異に送材フレーム5に取付
けられた無段変速モータ9,10により駆動制御
され、その周速を別異に制御し得るようにしてい
る。
かかる構成を詳細に説明する。
前記送材駆動ロール7は、サンデイングロール
17の直下位置で送材フレーム5に支持され、そ
の軸端にスプロケツト40が固着されている。ま
た、前記送材駆動ロール8a,8bは前記送材駆
動ロール7の前後位置で同じく送材フレーム5に
支持され、その軸端には、スプロケツト41a,
41bが固着されている。その他、送材フレーム
5には中間スプロケツト43a,43b,46a
〜46dが支持されている。
また無段変速モータ9の出力軸にはスプロケツ
ト42が固着され、前記スプロケツト42と、中
間スプロケツト43a、前記送材駆動ロール7の
スプロケツト40及び中間スプロケツト43bに
チエーン44が掛け渡されて、無段変速モータ9
の駆動力を前記送材駆動ロール7に作用させてい
る。
また無段変速モータ9の出力軸にはスプロケツ
ト45が固着され、該スプロケツト45、中間ス
プロケツト46a、送材駆動ロール8aのスプロ
ケツト41a、中間スプロケツト46b、前記中
間スプロケツト43bと同軸上の中間スプロケツ
ト46c、送材駆動ロール8bのスプロケツト4
1b及び中間スプロケツト46dにチエーン47
が掛け渡されて、無段変速モータ10の駆動力を
前記送材駆動ロール8a,8bに作用させてい
る。
そしてこの構成により、送材駆動ロール7と、
送材駆動ロール8a,8bは夫々別異に回動制御
される。そして、前記サンデイングロール17の
直下位置にあつては、加工材wはその走行方向と
対向する方向に大きな研削力の作用を受ける。そ
こで、前記無段変速モータ9,10を制御して、
送材駆動ロール7の周速を送材駆動ロール8a,
8bの周速よりも速くしている。
尚、前記送材駆動ロール7はゴムロールででき
ており、かつサンデイングロール17からの圧力
を恒常的に受けるから送材駆動ロール8a,8b
よりも摩耗し易い。そこで、その速度を送材駆動
ロール8a,8bよりは早くするとしても、適正
速度に設定することにより、その摩耗を可及的に
減少させる速度調整が可能となる。
前記実施例の作用を説明する。
前記構成にあつて、加工材wを送材テーブル6
上に供給し、送材駆動ロール7と送材駆動ロール
8a,8bにより送材力を作用させ、その上面を
可動案内板28に接触して送材テーブル6上を走
行させると、無端サンデイングベルト18によ
り、前記可動案内板28との段差分の研削が施さ
れる。この送材工程にあつて、送材駆動ロール7
の周速を駆動ローラ8a,8bよりも速くし、サ
ンデイングロール17の研削力に対向して加工材
wを送材し得るようにしたから、加工材wの送材
を良好に施されることとなる。
前記実施例は、上面研削式のものに本発明を適
用したものであるが、前記送材テーブル6とサン
デイングロール17の上下位置関係を換えて、サ
ンデイングロール17等の研削部が送材通路の下
方となる下面研削式のものに本発明を適用しても
よい。
<考案の効果> 本考案は、上述のように、サンデイングロール
17の直下位置の送材駆動ロール7を他の送材駆
動ロール8a,8bに比して周速を大としたか
ら、薄い加工材wを適用しても、サンデイングロ
ール17の研削力に負けて、波状となつたり、ま
たはしわが発生する等の送材トラブルを可及的に
除去し得ることができ、送材を良好に施すことが
できる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の一実施例を示し、第1図は
ベルトサンダー機の一部切欠側面図、第2図は要
部の拡大縦断側面図である。 5……送材フレーム、6……送材テーブル、
7,8a,8b……送材駆動ロール、9,10…
…無段変速モータ、16……走行ロール、17…
…サンデイングロール、18……無端サンデイン
グベルト、27……調整螺子、28,28……可
動案内板、31……発条、32……回動シリンダ
ー、40,41a,41b,43a,43b,4
6a〜46d……スプロケツト、44,47……
チエーン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 サンデイングロールを含む研削ロール群に、無
    端サンデイングベルトを掛け渡して、該無端サン
    デイングベルトを送材方向と対向する方向に駆動
    してなるサンデイング機構を、送材通路を介して
    送材テーブルを対設すると共に、前記サンデイン
    グロールの直前部に、送材テーブルと送材通路を
    介して対向するように案内板を配設し、さらに前
    記送材テーブルに、送材駆動ロールを複数個露出
    してなるベルトサンダー機において、 前記サンデイングロールと対向する送材駆動ロ
    ールを、その前後の送材駆動ロールとは別異の駆
    動制御機構と連係して、その周速を前後の送材駆
    動ロールに比して高速に設定したことを特徴とす
    るベルトサンダー機。
JP14280086U 1986-09-17 1986-09-17 Expired - Lifetime JPH0536618Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14280086U JPH0536618Y2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14280086U JPH0536618Y2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6347854U JPS6347854U (ja) 1988-03-31
JPH0536618Y2 true JPH0536618Y2 (ja) 1993-09-16

Family

ID=31051872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14280086U Expired - Lifetime JPH0536618Y2 (ja) 1986-09-17 1986-09-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0536618Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6347854U (ja) 1988-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN204603996U (zh) 一种改进型线条双侧边抛光机
US4864775A (en) Cross-belt sanding machine with oscillating platen means
US4651474A (en) Wide belt sanding machine with platen oscillating means
US4038784A (en) Method and apparatus for cross grain abrading to produce a rough-sawn effect
JPH0536618Y2 (ja)
US2421210A (en) Screen stencil machine with traveling orbital inker
US2876600A (en) Sanding machine
US3208187A (en) Apparatus for working on plate-shaped workpieces in conjunction with a machining tool
JPS6310914Y2 (ja)
JPS6374560A (ja) ベルトサンダ−機
JPS6374561A (ja) ベルトサンダ−機
JP2576899Y2 (ja) ベルトサンダー機の研削装置
JP2580420B2 (ja) ベルトサンダ
US2574349A (en) Machine for grinding and smoothing rollers
JPS6128682Y2 (ja)
JPH018285Y2 (ja)
JPH0624686B2 (ja) 側面研削式木工用ベルトサンダー機
JP3044441B2 (ja) 両面研削式ベルトサンダー機
GB2029738A (en) Cutting machine
JP3054222U (ja) 両端ほぞ取り盤等に於ける被加工材の送り装置
JP2992867B2 (ja) ベルトサンダー機の研削装置
JP2670965B2 (ja) ベルトサンダー機の送材装置
JP2507487Y2 (ja) ワイドベルトサンダ―機
JPH0123603Y2 (ja)
JP2555994Y2 (ja) ベルトサンダー