JPH08198010A - 自動車用ドアミラー - Google Patents

自動車用ドアミラー

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JPH08198010A
JPH08198010A JP803995A JP803995A JPH08198010A JP H08198010 A JPH08198010 A JP H08198010A JP 803995 A JP803995 A JP 803995A JP 803995 A JP803995 A JP 803995A JP H08198010 A JPH08198010 A JP H08198010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
patch
door
sub
door mirror
Prior art date
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Pending
Application number
JP803995A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Hazuo
佳和 筈尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP803995A priority Critical patent/JPH08198010A/ja
Publication of JPH08198010A publication Critical patent/JPH08198010A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 常に良好な視認性を発揮し、優れた使い勝手
を有する自動車用ドアミラーを提供する。 【構成】 ドア2の窓枠の角部に設けた三角パッチ部1
0によりドア2外側にて回動可能に支持した主ドアミラ
ー1と、三角パッチ部10内に格納され、主ドアミラー
1の回動作動に連動して三角パッチ部10からドア2内
側に展開構成されるようにしたサブミラー14とを備え
ている。三角パッチ部10は、固定の外パッチ11と支
軸13を介してこの外パッチ11に枢支された内パッチ
12とにより構成される。内パッチ12をワイヤ21を
介して主ドアミラー1と連結し、サブミラー14の一端
側を内パッチ12の端部にて枢支すると共に、サブミラ
ー14の他端側を外パッチ11にてスライド自在に支持
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車等の車両におけ
るドアミラー、特に通常のドアサイドミラーに加えて、
後方確認用のミラーを備えた自動車用ドアミラーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の車両の従来のドアミラーにおい
て、例えば図9に示したように、ドアミラー1は、サイ
ドドア本体2,フロントピラー3及びルーフの端縁部
(図示せず)等によって画成される一点鎖線により示し
た窓枠4の角部(前端部)に設けた三角パッチ部5によ
って、ドア外側に配置されている。このドアミラー1
は、その支軸のまわりに回動可能に支持されており、使
用・不使用に応じて矢印のように回動する。
【0003】例えば不使用時には、ドアミラー1を、図
示のようにサイドドア本体2側に回動させ、側方へ突出
しないように格納される。なお、この場合には当然、ド
アミラー1自体によっては後方を確認することはできな
い。そこで、ドアミラー1の外周の適所に小ミラー6を
付設して、図9のように格納された状態でも、その小ミ
ラー6によって後方を確認し得るようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ドアミラー1では、小ミラー6を介して後方確認を行い
得るようにはなっているものの、ドア外側に配置された
ドアミラー1は極めて汚れ易かった。そのため、図9の
ようにドアミラー1を格納した際、小ミラー6によって
後方を確認したい場合でも小ミラー6の視認性を常に良
好に維持しておくのが困難であった。また、このように
ドアミラー1を格納することにより設定される小ミラー
6は、図9から明らかなように手前側の位置、つまりこ
れを見る者(運転者等)から近すぎる位置に設定される
ため、この点でも適正な視認性を確保することが困難で
あった。
【0005】本発明は上記の点に鑑み、常に良好な視認
性を発揮し、優れた使い勝手を有する自動車用ドアミラ
ーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の自動車
用ドアミラーは、ドア窓枠の角部に設けた三角パッチ部
によりドア外側にて回動可能に支持された主ドアミラー
と、前記三角パッチ部内に格納され、前記主ドアミラー
の回動作動に連動して前記三角パッチ部からドア内側に
展開構成されるようにしたサブミラーと、を備えたもの
である。
【0007】また、請求項2に記載の自動車用ドアミラ
ーは、三角パッチ部が、固定の外パッチと支軸を介して
この外パッチに枢支された内パッチとにより構成され、
内パッチをワイヤを介して主ドアミラーと連結し、サブ
ミラーの一端側を内パッチの端部にて枢支すると共に、
該サブミラーの他端側を外パッチにてスライド自在に支
持したものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、ドア窓枠の三角パッチ部を利
用して、ドア外側の主ドアミラーとは実質的に別個独立
してドア内側にてサブミラーが構成される。このサブミ
ラーは、主ドアミラーの不使用時にドア内側の三角パッ
チ部に構成されるため、汚れ等の心配が全くなく、また
好適な位置に設定されることにより優れた視認性を実現
することができる。
【0009】この場合、主ドアミラーの使用時には、サ
ブミラーは三角パッチ部内に格納されている。また、主
ドアミラーの不使用時には、その主ドアミラーをドア本
体側に回動すると、ワイヤに引っ張られた内パッチが拡
開し、この内パッチとこれを支持する外パッチとの間に
サブミラーが自動的に設定される。このようにサブミラ
ーを主ドアミラーの作動と連動させることにより、簡単
な操作によりサブミラーを的確に設定することができ
る。
【0010】
【実施例】以下、図1乃至図8に基づき、従来例と実質
的に同一部材には同一符号を用いて本発明の自動車用ド
アミラーの好適な実施例を説明する。
【0011】図1及び図2は、ドアミラー1の使用時及
び不使用時のそれぞれの状態を示している。これらの図
において、ドアミラー1は、窓枠4の角部に設けた三角
パッチ部10によって、ドア外側に配置されている。こ
のドアミラー1は、その支軸1a(図3参照)のまわり
に回動可能に支持されており、使用・不使用に応じて回
動するように構成されている。
【0012】三角パッチ部10は、図4に示されるよう
に固定の外パッチ11と、後述する支軸13を介してこ
の外パッチ11に枢支された内パッチ12とにより構成
されている。外パッチ11及び内パッチ12を重合させ
ると三角パッチ部10内に一定の空間が形成され、この
空間内部にサブミラー14が格納されるようになってい
る。内パッチ12を外パッチ11から回動させると、図
示のように両者の間にサブミラー14が設定される。
【0013】サブミラー14は、ミラーベース15によ
って支持されている。サブミラー14の一端側は、支軸
16を介して内パッチ12の端部にて枢支されている。
またサブミラー14の他端側は、外パッチ11にてスラ
イド自在に支持されている。サブミラー14は好適には
平面鏡等を用いて構成されるが、その他端側は一端側よ
りも幅狭に形成されており(図5をも参照)、これによ
り三角パッチ部10内に容易且つ適正に格納されるよう
になっている。
【0014】このサブミラー14の支持構造は、図5に
も示すようにサブミラー14の他端側の適所を、外パッ
チ11の内側に設けたガイドレール17と係合させ、且
つそのガイドレール17に沿ってスライド可能としたも
のである。なお、この例では上下一対のガイドレール1
7が設けられているが、機能上ガイドレール17を1本
のみ設けることも可能である。
【0015】またサブミラー14の他端側と外パッチ1
1の間には、図4及び図6に示したようにスプリング1
8が張架されている。このスプリング18は引張スプリ
ングが用いられるが、サブミラー14の他端側は、その
弾力によって外パッチ11の奥へ引っ張られている。ス
プリング18は、サブミラー14を三角パッチ部10内
に畳み込むように、そして外パッチ11及び内パッチ1
2を相互に重合させるように作用する。
【0016】図7及び図8は、外パッチ11及び内パッ
チ12の支軸13まわりの結合構造例を示している。内
パッチ12は、支軸13を介して外パッチ11に対して
回動可能であるが、この例では蝶番19によって両者が
結合される。この蝶番19には、支軸13のまわりに回
転自在なガイドローラ20が装着されている。このガイ
ドローラ20には、内パッチ12と主ドアミラー1とを
連結するワイヤ21が装架されている。ここで、ワイヤ
21は、図3に示されるようにその一端側が主ドアミラ
ー1の支軸1aに固定され、上記のようにガイドローラ
20に装架されるように三角パッチ部10内部を挿通し
て、その他端側が内パッチ12の端部等の適所に固定さ
れる。
【0017】上記のように構成された自動車用ドアミラ
ーにおいて、主ドアミラー1の使用時には、図1のよう
にサイドドア本体2の外側の所定位置に配置構成される
(図3(a)参照)。これにより主ドアミラー1によっ
て通常通り後方を確実に確認することができる。なおこ
のとき、サブミラー14は、三角パッチ部10内に格納
されており、従って主ドアミラー1の使用上、何ら邪魔
にならず主ドアミラー1の適正機能を確保することがで
きる。
【0018】サブミラー14を使用する場合、主ドアミ
ラー1を図3(b)のようにドア本体2側に回動する。
この回動に伴って、ワイヤ21の一端が主ドアミラー1
の支軸1aに巻き付くため、かかるワイヤ21に引っ張
られた内パッチ12が拡開する。すると、サブミラー1
4の他端側が、スプリング18の弾力に抗してガイドレ
ール17に沿ってスライドし、これにより図3(c)の
ように内パッチ12と外パッチ11との間にサブミラー
14が自動的に設定される。
【0019】このように主ドアミラー1の不使用時に
は、主ドアミラー1の作動と連動して三角パッチ部10
からドア内側にサブミラー14が展開構成され、図2に
示されるように車室内にて、サブミラー14によって後
方を的確に確認することができる。サブミラー14は、
三角パッチ部10にて設定されるため、これを見る運転
者等に対して好適位置に配置され、適正な視認性を確保
すると共に、ドア内側に構成されるため、汚れ等の心配
が全くなく、優れた視認性を有効に維持することができ
る。
【0020】また、主ドアミラー1を再び使用する場
合、主ドアミラー1を上記とは逆に回動させる。する
と、主ドアミラー1の支軸1aに巻き付いていたワイヤ
21がほぐれるため、サブミラー14の他端側が、スプ
リング18の弾力によって引っ張られ、これにより内パ
ッチ12が外パッチ11と重合する。この場合にも主ド
アミラー1の回動作動に連動して、サブミラー14を三
角パッチ部10内に簡単に格納することができる。この
ようにサブミラー14を主ドアミラー1の作動と連動さ
せることにより、簡単な操作によりサブミラー14を的
確に設定・格納することができるため、取扱操作が極め
て容易である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、サ
ブミラーは車室内の好適位置に設定されるため、汚れ難
く優れた視認性を確保することができる。また、サブミ
ラーの視点が主ドアミラーとほぼ同一位置に設定される
ため、優れた後方視認性を発揮することができる。更
に、サブミラーを主ドアミラーの回動作動に連動させた
ことにより、必要時(主ドアミラーの不使用時)以外は
格納されているため、運転中にそのミラー面を介しての
反射等が運転者或いは他の車両等に影響を及ぼす危険が
なく安全性を保証することができる等、優れた効果を有
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用ドアミラーの実施例における
サブミラー格納時の斜視図である。
【図2】上記実施例におけるサブミラー使用時の斜視図
である。
【図3】本発明の自動車用ドアミラーにおける作動例を
示す図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】上記実施例の三角パッチ部の構成例を示す斜視
図である。
【図5】図4のB−B線に沿う断面図である。
【図6】図4のC−C線に沿う断面図である。
【図7】本発明の自動車用ドアミラーに係る三角パッチ
部の結合部の構成例を示す斜視図である。
【図8】図7のD−D線に沿う断面図である。
【図9】従来の自動車用ドアミラーの斜視図である。
【符号の説明】
1 ドアミラー 2 サイドドア本体 3 フロントピラー 10 三角パッチ部 11 外パッチ 12 内パッチ 13 支軸 14 サブミラー 15 ミラーベース 16 支軸 17 ガイドレール 18 スプリング 19 蝶番 20 ガイドローラ 21 ワイヤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア窓枠の角部に設けた三角パッチ部に
    よりドア外側にて回動可能に支持された主ドアミラー
    と、 前記三角パッチ部内に格納され、前記主ドアミラーの回
    動作動に連動して前記三角パッチ部からドア内側に展開
    構成されるようにしたサブミラーと、を備えたことを特
    徴とする自動車用ドアミラー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動車用ドアミラーに
    おいて、 前記三角パッチ部は、固定の外パッチと支軸を介してこ
    の外パッチに枢支された内パッチとにより構成され、前
    記内パッチをワイヤを介して前記主ドアミラーと連結
    し、前記サブミラーの一端側を前記内パッチの端部にて
    枢支すると共に、該サブミラーの他端側を前記外パッチ
    にてスライド自在に支持したことを特徴とする自動車用
    ドアミラー。
JP803995A 1995-01-23 1995-01-23 自動車用ドアミラー Pending JPH08198010A (ja)

Priority Applications (1)

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JP803995A JPH08198010A (ja) 1995-01-23 1995-01-23 自動車用ドアミラー

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JP803995A JPH08198010A (ja) 1995-01-23 1995-01-23 自動車用ドアミラー

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JPH08198010A true JPH08198010A (ja) 1996-08-06

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ID=11682210

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP803995A Pending JPH08198010A (ja) 1995-01-23 1995-01-23 自動車用ドアミラー

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JP (1) JPH08198010A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6984048B2 (en) * 2002-11-01 2006-01-10 Atras Auto Co., Ltd. Door mirror

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6984048B2 (en) * 2002-11-01 2006-01-10 Atras Auto Co., Ltd. Door mirror

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