JPH08197960A - 電池搭載構造 - Google Patents

電池搭載構造

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JPH08197960A
JPH08197960A JP7033053A JP3305395A JPH08197960A JP H08197960 A JPH08197960 A JP H08197960A JP 7033053 A JP7033053 A JP 7033053A JP 3305395 A JP3305395 A JP 3305395A JP H08197960 A JPH08197960 A JP H08197960A
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JP
Japan
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battery
holder
shaped member
vehicle body
vehicle
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JP7033053A
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English (en)
Inventor
Hironori Koga
弘徳 古賀
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/20Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders
    • H01M50/262Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders with fastening means, e.g. locks
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の衝突等に基づく衝撃によって、車両に
搭載されている電池が電池搭載領域から飛び出すのを防
止すること。 【構成】 電池1を搭載する電池トレイ2と、当該電池
1の上面の前方側の端縁部に当接するフロントホルダ3
と、後方側の端縁部に当接するリヤホルダ4と、電池ト
レイ2と前記各ホルダ3,4との間に電池1を固定する
ボルト機構とを備え、フロントホルダ3を、電池1の上
面部に当接するホルダ部材17と、当該ホルダ部材17
に沿って一体的に装備され両端部から下方に向けて突設
されたアーム部16を有するコ字状部材15とにより構
成するとともに、このコ字状部材15のアーム部16の
先端部及び中間部を車体に固定する。また、アーム部1
6をパイプ状部材で構成する。さらには、フロントホル
ダ3とリヤホルダ4とを、ホルダメンバ5で連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池搭載構造に係り、
特に電気自動車の電気駆動用の主電源である電池を搭載
する場合の、その電池搭載構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電気自動車の電池搭載構造と
しては、図6乃至図8に示すものが使用されている。
【0003】この内、図6のものは、箱状の電池箱52
aを電気自動車の車体(図示略)に固定し、これに電池
51を収納するとともに、当該電池1の上部からホルダ
54及びボルト機構(図示略)によって電池51を抑え
て固定するという電池搭載構造のものが使用されてい
る。
【0004】また、図7のものは、電池トレイ52bを
電気自動車の車体に固定し、これに電池51を載置する
とともに、当該電池51の上部からホルダ54及びボル
ト機構によって電池51を抑えて固定するという電池搭
載構造のものが使用されている。
【0005】しかし、上記各従来例では、車両が事故等
により何かの物体に衝突した場合に、電池箱52aまた
は電池トレイ52bと車体との結合部分がその衝突の衝
撃により外れ、電池51が車体前方に飛び出すという現
象が発生する。この場合、電池51は比較的重量が重い
ために、電池箱52a等から飛び出すと、運転者にとっ
て危険なものとなる。
【0006】また、上記各従来例では、図6及び図7に
示すように、板状のホルダ54とボルト機構で電池51
の上面部を抑えて、電池箱52aや電池トレイ52bに
固定するように構成されている。このため、電池51を
確実に固定するためには、各電池51の相互間に間隙を
設け、この間隙にボルト機構を配設する必要が生じてい
た。このことは、結果として、電池51の搭載領域の増
大を招来し、特に、当初より電池51の搭載領域が限ら
れている軽自動車等への電池51の確実な搭載が困難と
なっていた。
【0007】上記不都合を改善し、衝突の際の電池51
の飛出し現象を防止すべく、他の従来例として、図8に
示すように、電池トレイ52bを電気自動車の車体に固
定し、これに電池51を載置し、電池51の上部からホ
ルダ54及びボルト機構によって電池を抑えて固定する
とともに、ホルダ54とは別個に設けられたパイプ状部
材65を電池51の前方側面部に当接させ、このパイプ
状部材65を車体に固定するという電池搭載構造のもの
がが使用されている。この構造では、電池51の車体前
方方向の移動が制限されることとなり、電池51の飛び
出し現象を一定の確実性をもって防止することができ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
8の従来例にあっては、以下のような不都合を生じてい
た。
【0009】即ち、図8に示すような、ホルダと別個に
パイプ状部材を設ける電池搭載構造の場合には、電池の
搭載作業の際に、ホルダとボルト構造による電池の固定
作業の他に、パイプ状部材の車体への固定作業が必要と
なる。このことは、自動車の車体内という狭所での作業
行程を増加させることとなり、車両への電池搭載作業の
作業効率の低下を招来する、という不都合を生じてい
た。
【0010】また、衝突の際に生じる衝撃によって、電
池が車体内を相対移動し、上記したパイプ状部材に当接
する場合、電池によってパイプ状部材に衝撃力が付勢さ
れ、この衝撃は、パイプ状部材の車体取付部に直接作用
するので、この車体取付部を損傷させる場合がある。
【0011】さらに、パイプ状部材を強固に車体に固定
すると、電池自体が破損する場合がある。この電池は、
通常危険な薬品等を含有している場合も多く、破損する
と運転者に危険となる、という不都合を生じていた。
【0012】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に車両の衝突等に基づく衝撃によって、車
両に搭載されている電池が電池搭載領域から飛び出すこ
とを防止することができる電池搭載構造を提供すること
を、その目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明では、電池を搭載する電池
トレイと、当該電池の上面の前方側の端縁部に当接する
フロントホルダと、後方側の端縁部に当接するリヤホル
ダと、前記電池トレイと前記各ホルダとの間に電池を固
定するボルト機構とを備え、フロントホルダを、電池の
上面部に当接するホルダ部材と、当該ホルダ部材に沿っ
て一体的に装備され両端部から下方に向けて突設された
アーム部を有するコ字状部材とにより構成するととも
に、このコ字状部材のアーム部の先端部及び中間部を車
体に固定する、という構成を採っている。
【0014】また、請求項2記載の発明では、アーム部
をパイプ状部材で構成し、その他の構成は請求項1記載
の発明と同様である。
【0015】さらに、請求項3記載の発明では、フロン
トホルダとリヤホルダとを、ホルダメンバで連結すると
いう構成を採り、その他の構成は請求項1または2記載
の発明と同様である。
【0016】
【作用】請求項1記載の発明では、フロントホルダが、
電池の上面部に当接するホルダ部材と、当該ホルダ部材
の両端部から下方に向けて突設されたアーム部を有する
コ字状部材とにより一体的に構成される。そして、電池
を車体に固定する場合には、ホルダ部材が電池の上面の
前方側の端縁部に当接して配設されるともに、コ字状部
材のアーム部の先端部および中間部が車体に固定され
る。
【0017】また、請求項2記載の発明では、アーム部
がパイプ状部材で構成されており、衝突等による電池の
車体内での相対移動に基づく衝撃がフロントホルダに付
勢された場合には、コ字状部材のアーム部が変形し、衝
撃が吸収される。
【0018】さらに、請求項3記載の発明では、フロン
トホルダとリヤホルダがホルダメンバで係合されてお
り、互いのホルダが一体となって電池を電池トレイに固
定するように機能する。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図5に基づいて
説明する。
【0020】最初に、図1は、車両の後部座席に相当す
る位置に電池を搭載した状態を示す。ここで、符号1は
電池を示し、符号3はフロントホルダをそれぞれ示す。
【0021】まず、電池1は、電気自動車の駆動用主電
源として使用されるものであり、直流電流を発生し、電
気自動車に配設された直流モータ(図示略)を駆動す
る。また、電池1は同一形状のものが六個配設され、そ
れぞれが互いに直流に連結され、出力電圧を高めてい
る。尚、電池1は、六個に限られるものではなく、車両
に求められる航続距離等に応じてその個数が決定され
る。
【0022】また、車体の電池1を搭載する領域には、
図1に示すように、略水平な車体フロア9が配設されて
おり、この車体フロア9の上に、電池1を搭載する電池
トレイ2が所定の電池トレイ取付ボルト22によって固
定されている。この電池トレイ2は、六個の電池1を並
べて搭載した場合に、全部を載置できるように十分な幅
及び長さを有している。また、電池トレイ2の外縁部に
は、電池1の水平方向の移動を制限するためのトレイ枠
2aが、略垂直方向に立ち上がって形成されている。
【0023】また、電池トレイ2の各四隅には、所定の
長さを有する四隅ボルト6aが、電池トレイ2のトレイ
枠2aの四隅の各内壁部に溶接され、垂直に突設して配
設されている。また、トレイ枠2aの中間部の外側に
は、後述するJ形ボルト6bを係合させるためのボルト
フック13が、トレイ枠2aから水平に突出するととも
に、鉛直方向に屈曲せられて配設されている。このボル
トフック13は車両の進行方向F側に二つと、その逆側
に二つづつ配設されている。
【0024】つぎに、電池1を電池トレイ2に固定する
ための構造について説明する。
【0025】上述した六個の電池1は、互いにほぼ密着
して電池トレイ2上に載置される。そして、電池1の上
面の前方側の端縁部にフロントホルダ3が当接して配設
されている。一方、電池1の上面の後方側の端縁部には
リヤホルダ4が当接して配設される。また、フロントホ
ルダ3とリヤホルダ4とは、その中間部において、車両
の進行方向Fと平行に配設された三本のホルダメンバ5
によって連結されている。
【0026】ここでフロントホルダ3は、電池1の上面
部に当接するホルダ部材17と、当該ホルダ部材17に
沿って一体的に装備され両端部から下方に向けて突設さ
れるアーム部16を有するコ字状部材15とにより構成
されている。ホルダ部材17とコ字状部材15とは、具
体的には、溶接により、両者が一体的に構成されてい
る。
【0027】また、ホルダ部材17は、板状の部材を直
角に屈曲させたアングル状の形状をしており、六個の電
池1の全てに当接し得るよう、十分な長さが確保されて
いる。尚、本実施例では、電池1を車体の幅のほぼ全長
に渡って搭載するので、車室内の幅より僅かに短いもの
となっている。また、コ字状部材15は、パイプ状部材
で構成され、その両端部が鉛直下方に屈曲してアーム部
16が形成されるとともに、中間部の直線部分が、上述
したホルダ部材17とほぼ等しい長さで構成されてい
る。また、コ字状部材15のアーム部16の先端部は、
平面が形成されており、この平面の先端部近傍に、この
コ字状部材15を車体に固定するためのボルト穴20が
形成されている。
【0028】さらに、フロントホルダ3及びリヤホルダ
4は、前述した四隅ボルト6aとJ形ボルト6bにより
構成されるボルト機構により、電池1の上面部から電池
1を電池トレイ2に押圧し、電池1を電池トレイ2の上
に確実に固定している。より具体的には、四隅ボルト6
aの先端部を、フロントホルダ3のホルダ部材17とリ
ヤホルダ4の両端部に設けられた穴に挿入し、また、前
述したボルトフック13に係合されたJ形ボルト6bの
先端部も同様に各ホルダの中間部に設けられた穴に挿入
する。そして、各ボルトの先端部にナットを係合して、
電池1を固定している。
【0029】また、フロントホルダ3を構成するコ字状
部材15のアーム部16は、車体の左右両側のサイドパ
ネル(センターピラー)10に固定され、電池1の前方
側面部の上部に当接することとなる。これによって、車
両の衝突の際に生じる衝撃によって、電池1が電池トレ
イ2から飛び出すことを防止している。
【0030】つぎに、図2(A)は、フロントホルダ3
を構成するコ字状部材15のアーム部16が、車体のサ
イドパネル10に固定される場合の、その状態を示す図
である。
【0031】まず、サイドパネル10には、コ字状部材
15のアーム部16を固定するためのステイ7が形成さ
れている。このステイ7は、アーム部16を挿入するの
に十分な幅を有するC型形状の部材が、溶接によりサイ
ドパネル10に固定されて形成されている。このため、
サイドパネル10とC型形状の部材とで、閉じた長方形
断面の空間が形成され、この空間に上述したアーム部1
6の先端が挿入され、固定される。また、ステイ7の車
体内側の平面には、コ字状部材15のアーム部16の先
端に設けられたボルト穴20にボルト23を挿入するた
めの長穴が形成されている。この長穴は、フロントホル
ダを車体に固定する場合の位置決めを容易とするための
ものである。ここで、ボルト穴20は、タップ穴として
形成されており、直接ボルト23を係合することで、コ
字状部材15がサイドパネル10に固定される(図2
(B)参照)。尚、アーム部16の先端の厚みtが、ス
テイ7に形成された空間の厚みに比べて薄い場合には、
アーム部16の裏側にナット21を配設して、固定する
ようにしてもよい(図2(C)参照)。
【0032】また、サイドパネル10には、図2(A)
に示すように、上述したステイ7から所定間隔を隔てて
その上方に、略L字形のL字形ストッパ8が溶接により
固定されている。より詳しくは、このL字形ストッパ8
は、その一方の平面が略鉛直で、かつ車両の進行方向F
に対して垂直となるように配設され、さらに他方の平面
が、サイドパネル10の平面に溶接され固定されてい
る。そして、このL字形ストッパ8の、前述した一方の
平面に、コ字状部材15の中間部が当接することとな
り、これによって、コ字状部材15とホルダ部材17に
より構成されるフロントホルダ3の前方への移動が制限
される。また、フロントホルダ3を車体のサイドパネル
10に固定する際には、フロントホルダ3の両アーム部
16の先端をステイ7に差し込み、アーム部16の中間
部をL字形ストッパに当接させるようになっているの
で、組み付けは容易である。
【0033】つぎに、図3は、電池トレイ2,フロント
ホルダ3及びリヤホルダ4を、ホルダメンバ5とボルト
機構で組み立てる状態を説明する図である。
【0034】まず最初に、電池トレイ2に電池(図示
略)を載置する。そして、フロントホルダ3を電池の前
方側の端縁部に当接させ、また、リヤホルダ4も同様に
電池の後方側の端縁部に当接させる。このとき、各ホル
ダ3,4の両端部に設けられたボルト挿入用の穴に、既
に述べた四隅ボルト6aを挿入して、ホルダ固定用ナッ
ト12によって電池を固定する。そして更に、各ホルダ
3,4の中間部も、J形ボルト6bとホルダ固定用ナッ
ト12によって電池を固定する。また、フロントホルダ
3とリヤホルダ4とは、三本のホルダメンバ5によって
互いに連結される。より詳しくは、この各ホルダメンバ
5の両端には、所定の穴が設けられており、ホルダ連結
用スクリュー11がこの穴を貫通し、各ホルダ3,4の
ネジ穴にねじ込まれて連結される。
【0035】つぎに、図4は、電池1を車体Cに搭載し
た状態を示す図である。本実施例では、電池1を、車体
Cの後部座席に相当する位置に搭載している。
【0036】つぎに、本実施例の電池搭載構造を採用し
た車両が、衝突等により衝撃を受けた場合の動作を、図
5に基づいて説明する。
【0037】まず、車両が衝撃を受ける前には、電池ト
レイ2は、図5(A)に示すように、電池トレイ取付ボ
ルト22によって車体フロア9に固定されている。ま
た、フロントホルダ3のコ字状部材15も、アーム部1
6を介して車体の左右のサイドパネル10に固定されて
いる。
【0038】そして、衝突等により車両に衝撃が加わる
と、その衝撃により、電池トレイ取付ボルト22が破損
して、電池トレイ2が車体フロア9から離脱する。この
ため、車両進行方向Fの衝撃力は、電池1の前方側面に
当接して配設されているコ字状部材15が担持すること
となる。これにより、電池1が電池搭載領域から飛び出
すのが防止される。また、本実施例の電池搭載構造によ
れば、衝撃力の作用点25とコ字状部材15の車体への
固定点であるL字形ストッパ8及びステイ7とは離れて
いるので、コ字状部材15のアーム部16が衝撃を適切
に吸収する。これにより、衝撃によって電池1が破損す
るのが防止される。
【0039】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されかつ機
能するので、以下のような優れた効果を生じる。
【0040】即ち、請求項1記載の発明によれば、電池
固定用のホルダ部材と、衝突の際の衝撃による電池の飛
び出しを防止するコ字状部材とを一体的に構成したの
で、それぞれ別個に車体に組み付ける場合と比較して、
組立行程を簡素化することができるという優れた効果を
生じる。特に、車体内という狭所での作業行程を減少さ
せることは、作業効率を向上させる上で有利なものとな
る。
【0041】また、電池飛び出し防止用のコ字状部材
は、そのアーム部の先端部及び中間部が車体に固定さ
れ、衝撃が直接作用する部分は、僅かな移動が許容され
るので、アーム部が衝撃を吸収して、衝撃によってアー
ム部の車体に固定する部分が損傷する事が防止される。
【0042】また、請求項2記載の発明によれば、コ字
状部材のアーム部をパイプ状部材で構成したので、衝撃
によって当該アーム部が変形し、衝撃力を吸収すること
で、車体の取付部の破損が防止されると同時に、衝撃に
よる電池の損傷が防止されるという優れた効果を生じ
る。
【0043】さらに、請求項3記載の発明によれば、フ
ロントホルダとリヤホルダがホルダメンバで連結されて
いるので、ホルダの剛性が向上し、この一体となった互
いのホルダによって電池が電池トレイに確実に固定され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1内に開示したフロントホルダのアーム部を
示す図であり、図2(A)は、アーム部をサイドパネル
に固定した状態を示す斜視図であり、図2(B)はアー
ム部の断面図であり、また図2(C)は他の実施例のア
ーム部を示す断面図である。
【図3】図1内に開示した電池搭載構造の組み立て方法
を説明する斜視図である。
【図4】車体に電池を搭載した状態を示す一部省略した
側面図である。
【図5】図1内に開示した電池搭載構造の機能を説明す
る図であり、図5(A)は衝撃が加わる前の状態を示
し、図5(B)は衝撃が加わった後の状態を側面図であ
る。
【図6】従来例を示す斜視図である。
【図7】他の従来例を示す斜視図である。
【図8】さらに他の従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 電池 2 電池トレイ 3 フロントホルダ 4 リヤホルダ 5 ホルダメンバ 6a 四隅ボルト 6b J形ボルト 15 コ字状部材 16 アーム部 17 ホルダ部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池を載置する電池トレイと、当該電池
    の上面の前方側の端縁部に当接するフロントホルダと、
    後方側の端縁部に当接するリヤホルダと、前記電池トレ
    イと前記各ホルダとの間に電池を固定するボルト機構と
    を備えた電池搭載構造において、 前記フロントホルダを、前記電池の上面部に当接するホ
    ルダ部材と、当該ホルダ部材に沿って一体的に装備され
    両端部から下方に向けて突設されるアーム部を有するコ
    字状部材とにより構成するとともに、コ字状部材のアー
    ム部の先端部及び中間部を車体に固定したことを特徴と
    する電池搭載構造。
  2. 【請求項2】 前記アーム部をパイプ状部材で構成した
    ことを特徴とする、請求項1記載の電池搭載構造。
  3. 【請求項3】 前記フロントホルダと前記リヤホルダと
    を、ホルダメンバで係合したことを特徴とする、請求項
    1または2記載の電池搭載構造。
JP7033053A 1995-01-30 1995-01-30 電池搭載構造 Withdrawn JPH08197960A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10255746A (ja) * 1997-03-12 1998-09-25 Toyota Motor Corp 電気自動車
JP2020179693A (ja) * 2019-04-23 2020-11-05 トヨタ自動車株式会社 車両機器の搭載構造

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