JPH08197523A - セグメント型枠の調整式端枠 - Google Patents

セグメント型枠の調整式端枠

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JPH08197523A
JPH08197523A JP3171695A JP3171695A JPH08197523A JP H08197523 A JPH08197523 A JP H08197523A JP 3171695 A JP3171695 A JP 3171695A JP 3171695 A JP3171695 A JP 3171695A JP H08197523 A JPH08197523 A JP H08197523A
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明 加瀬
Yutaka Fujino
豊 藤野
Masahiro Matsumoto
正弘 松本
Yukinori Tamura
幸徳 田村
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Sato Industry Co Ltd
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Sato Kogyosyo Co Ltd
Geostr Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、端枠の面板と支持体とを分離形成
して、その支持体に面板を押し引き調整する手段を支持
させることにより、この調整手段を操作すると面板が押
し引きされて定盤への取付角度の誤差及び面板の歪みを
簡便に修正されるセグメント型枠の調整式端枠を提供す
る。 【構成】 湾曲する定盤と側枠及び端枠で成形空間を形
成させ、この成形空間へコンクリートを充填してセグメ
ントを成形するセグメント型枠において、前記端枠を面
板と支持体とに分離形成して、両者を面板の外に支持体
が位置するように前記定盤へ取付け、前記支持体には前
記面板を押し引き調整する調整手段を支持させたことを
特徴とするセグメント型枠の調整式端枠。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セグメント型枠の調整
式端枠。詳しくは調整手段を操作すると面板が押し引き
されて、その取付角度の誤差や歪みを簡便に修正される
調整式端枠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のセグメント型枠は、円弧状の定盤
21上に前後(前側は図面には示してない)の側枠22
と、左右の端枠23とにより長方形の成形空間24を形
成させて、この空間24へコンクリートを充填してセグ
メント(図面省略)を成形するもので、その端枠23は
面板25と支持体26とを一体形成したものを前記定盤
21へ溶接により取り付けてある。従って、面板20の
定盤への取付角度に誤差が生じたり、加工や溶接の熱に
よって面板に歪みが生じたりしてもこれらを簡単に修正
することはできない問題点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した従
来の問題点を解決するためになされたもので、端枠の面
板と支持体とを分離形成して、その支持体に面板を押し
引き調整する手段を支持させることにより、この調整手
段を操作すると面板が押し引きされて定盤への取付角度
の誤差及び面板の歪みを簡便に修正されるセグメント型
枠の調整式端枠を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る装置はセグメント型枠の端枠角度設定
装置は、湾曲する定盤と側枠及び端枠により成形空間を
形成させ、この成形空間へコンクリートを充填してセグ
メントを成形するセグメント型枠において、前記端枠を
面板と支持体とに分離形成して、両者を面板の外に支持
体が位置するように前記定盤へ取付け、前記支持体に前
記面板を押し引き調整する調整手段を支持させた構成を
採用したものである。
【0005】
【作用】前記した構成の本発明に係るセグメント型枠の
調整式端枠は、面板の定盤への取付角度に誤差があっ
て、この誤差が基準角度よりも大きいときは、調整手段
の操作により面板の上側を押し出して角度は小さくし、
基準角度よりも小さいときは、調整手段の操作により面
板の上側を引いて角度は大きくして、基準の角度に修正
されたとき面板と支持体とを結合する。又、面板に機械
加工や溶接時の熱によって歪みが生じて、この歪みが基
準面よりも凹む場合は、この部分に対応するか、接近す
る調整手段を操作して凹む部分を押し出し、標準面より
も出っ張る場合は、この部分に対応するか、接近する調
整手段を操作して出っ張る部分を引っ込めて、標準面と
平らに修正されたときこの部分の面板を支持体へ結合す
れば、面板が歪みもなく正しい角度で定盤に取付けられ
た端枠を有するセグメント型枠が容易に構成されるもの
である。
【0006】
【実施例】以下に本発明に係るセグメント型枠の調整式
端枠の実施例を図面に基づいて説明する。
【0007】図1は本発明に係る調整式端枠を採用した
セグメント型枠の実施例を示す縦断正面図、図2は同上
調整式端枠のねじ式調整手段の実施例を示す拡大縦断正
面図、図3は同上の背面図、図4はねじ式調整手段を複
数個並設した実施例を示す拡大縦断正面図、図5a、
b、cは同上調整式端枠のカム式調整手段の実施例を示
す拡大正面図、図6は同上手段の拡大横断平面図、図7
a、b、cは同上調整式端枠の楔式調整手段の実施例を
示す拡大正面図、図8は同上手段の支持体と受面とにあ
けた孔の形状を示す正面図、図9は同上手段の拡大横断
平面図である。尚、前記した図面のうち図5a、b、c
と図7a、b、cは実際には図2及び図4と同様傾斜表
示すべきものであるが、構成を理解し易くするため水平
に図示したものである。
【0008】図1において符号Aはセグメント型枠を示
すもので、円弧状に湾曲する定盤1の上に、前後(前側
のものは図面に示されていない)の側枠2と、左右の端
枠3とにより平面形状が長方形の成形空間4を形成さ
せ、この空間4へコンクリートを充填してセグメント
(図面省略)を形成させる。
【0009】図2〜図3において符号5と符号6は、前
記した端枠2を構成する面板と支持体で、両者は従来の
端枠のように一体化されていず、個々に分離形成されて
いて、面板5と支持体6とは面板5の外側に支持体6が
位置するように定盤1へ取付けるもので、面板5の取付
けは熱歪みを起さず、角度の修正をし易い状態の溶接で
行い、支持体6の取付けは不動の固定ができる溶接によ
り行うことにより、後記する調整手段を操作すると不動
の支持体6に対して面板5が動いて押し引き調整をされ
るようにしたものであり、前記支持体6はその上端に前
記面板5の縁材7を接合するようにしてある。
【0010】図2、図3において符号8は、前記面板5
を押し引き調整する調整手段としてのねじを示すもの
で、前記支持体6の折曲片9にあけた孔10に挿し通し
て、先端を前記面板5へ螺合固定し、後部には前記折曲
片9を挟むように左右一対のナット11を螺合させるこ
とにより、左側のナット11をゆるめて右側のナット1
1を締めると、ねじ10が右側へ進んで面板5を引き、
反対に右側のナット11をゆるめて左側のナット11を
締めると、ねじ10が左側へ進んで面板5を押すため、
この操作により面板5の定盤1に対する取付角度の誤差
や面板の高さ方向及び長さ方向の歪みを簡便に修正する
ことができるものであって、前記折曲片9にあける孔1
0の数を図4に示すように複数個に増やして、各孔10
に先端を前記面板5へ螺合固定したねじ8を挿し通し
て、面板5を挟むように左右一対のナット11を螺合さ
せると、面板5の高さ方向の歪みの修正を一層細かく正
確に行えるものである。尚、この調整手段においてはね
じ8を支持体6の折曲部9に支持させたが、支持体6と
は別個に折曲片9に相当する部材を設け、この部材にね
じ8を支持させるようにしてもよい。
【0011】図5a、b、cにおいて符号12は、前記
面板5を押し引き調整する調整手段としての板カムを示
すもので、前記支持体6へ軸13により取付けて、その
最大半径部が図5aに示すように上か下へ向くように前
記面板5に付設した受板14の孔15へ係合させ、図6
に示すように前記軸13へハンドル16を掛けて板カム
12を図5bのように最大半径部が右側へ向くように回
動させると、受板14が右側へ移動して面板5を引き、
図5cに示すように最大半径部が左側へ向くように回動
させると受板14が左側へ移動して面板5を押すため、
この操作により面板5の取付角度の修正と歪みの修正と
ができるようにしたもので、このカム式の調整手段は、
前記した板カム12の配設方向を垂直から水平に変更す
るとか、前記板カムに変えて正面カム、斜面カム、その
他のカムを使用する等の変化、変形をなし得るもので、
この方式も面板5の高さ方向に複数個を並設すれば、歪
みの修正をねじ式と同様に細かく正確に行える。
【0012】図7a、b、cにおいて符号17は、前記
面板5を押し引き調整する調整手段としての楔を示すも
ので、この楔17を挿すため前記支持体6には上下二つ
の矩形の孔18を図7a、b、cに示すように左右へ位
置をずらしてあけ、面板5に付設した受板14には前記
した上下の孔18よりも狭い巾の孔19をあけて置い
て、面板5と支持体6を定盤1へ取付けたとき、支持体
6の上下の孔18と受体14の孔19とが図7aの関係
位置に保持されるようにして置いて、図7bに示すよう
に前記楔17を支持体6の下の孔18へ打込むと受板1
4が右側へ移動して面板5を引き、図7cに示すように
楔17を上側の孔18へ打込むと、受板14が左側へ移
動して面板5を押すため、この操作により面板5の定盤
1への取付角度の修正と歪みの修正とができるようにし
たもので、この楔式の調整手段は、前記楔の配設方向を
水平から垂直に変更するとか、支持体6と面板5への孔
18と19のあけ方、その他を変化、変形させ得るもの
で、この方式もまた面板5の高さ方向に複数個を並設す
れば、歪みの修正をねじ式と同様に細かく正確に行える
ものである。
【0013】前記した各実施例により面板5の定盤1に
対する取付角度の修正や歪みの修正が終了したら、調整
手段としてのねじ8、カム12、楔17等を溶接によっ
て支持体6へ固定して面板5を安定させることもできる
が、カム式及び楔式においては、支持体6と面板5が重
なる状態にあるから、両者を溶接するか、もしくはねじ
結合することにより一層安定で確実な固定ができる。し
かし、ねじ式の場合は前記面板5に受板14が付設され
ないから、面板5に図2〜図4に示すように支持体6に
重なる結合片20を取付け、この結合片20を支持枠6
と溶接するか、ねじ結合するかして面板5の安定で確実
な固定ができるようにするものである。
【0014】
【発明の効果】前述した通り、本発明に係るセグメント
型枠の調整式端枠は、その面板と支持枠とを分離して定
盤へ取り付け、支持体に面板の押し引き調整手段を支持
させたものであるから、調整手段の操作により面板を押
し出したり、引っ込めたりして定盤への取付角度の誤差
や、加工や溶接等の熱により生じた面板の歪みを簡便確
実に修正することができる特有の効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る調整式端枠を採用したセグ
メント型枠の実施例を示す縦断正面図である。
【図2】同上調整式端枠のねじ式調整手段の実施例を示
す拡大縦断正面図である。
【図3】同上の背面図である。
【図4】ねじ式調整手段を複数個並設した実施例を示す
拡大縦断正面図である。
【図5】同上調整式端枠のカム式調整手段の実施例を示
す拡大正面図である。
【図6】同上手段の拡大横断平面図である。
【図7】同上調整式端枠の楔式調整手段の実施例を示す
拡大正面図である。
【図8】同上手段の支持体と受面とにあけた孔の形状を
示す正面図である。
【図9】同上手段の拡大横断平面図である。
【図10】従来のセグメント型枠の構造を示す縦断正面
図である。
【符号の説明】
A セグメント型枠 1 定盤 2 側枠 3 端枠 5 面板 6 支持体 8、12、17 調整手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 幸徳 静岡県志太郡岡部町三輪685番地の8

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湾曲する定盤と側枠及び端枠で成形空間
    を形成させ、この成形空間へコンクリートを充填してセ
    グメントを成形するセグメント型枠において、前記端枠
    を面板と支持体とに分離形成して、両者を面板の外に支
    持体が位置するように前記定盤へ取付け、前記支持体に
    は前記面板を押し引き調整する調整手段を支持させたこ
    とを特徴とするセグメント型枠の調整式端枠。
JP7031716A 1995-01-27 1995-01-27 セグメント型枠の端枠修正装置 Expired - Fee Related JP2753687B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015168986A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 Jfe建材株式会社 コンクリート中詰鋼製セグメント製造用治具
CN111791347A (zh) * 2020-05-27 2020-10-20 中国一冶集团有限公司 一种曲线预制板制作模具
JP2021049676A (ja) * 2019-09-24 2021-04-01 株式会社佐藤工業所 端部枠

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6258605U (ja) * 1985-09-30 1987-04-11
JPS63141711U (ja) * 1987-03-09 1988-09-19

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