JP2753687B2 - セグメント型枠の端枠修正装置 - Google Patents

セグメント型枠の端枠修正装置

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JP2753687B2 JP7031716A JP3171695A JP2753687B2 JP 2753687 B2 JP2753687 B2 JP 2753687B2 JP 7031716 A JP7031716 A JP 7031716A JP 3171695 A JP3171695 A JP 3171695A JP 2753687 B2 JP2753687 B2 JP 2753687B2
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明 加瀬
豊 藤野
正弘 松本
幸徳 田村
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JIOSUTAA KK
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Sato Kogyosyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セグメント型枠の端枠
修正装置。詳しくは調整手段を操作するだけで、面板の
定盤への取付角度の誤差や面板の歪みを簡便確実に修正
できる端枠修正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のセグメント型枠は、円弧状の定盤
21上に前後(前側は図面には示してない)の側枠22
と、左右の端枠23とにより長方形の成形空間24を形
成させて、この空間24へコンクリートを充填してセグ
メント(図面省略)を成形するもので、その端枠23
面板25と支持体26とが一体形成されるから、こ
の端枠を前記定盤21へ溶接により取り付けた場合、
板25の定盤21への取付角度に誤差が生じたり、加工
や溶接の熱によって面板25に歪みが生じたりしても、
角度の誤差及び面板の歪みを修正することはできない問
題点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した従
来の問題点を解決するためになされたもので、端枠を面
板と支持体とに分離形成して、その面板の下端を定盤へ
の取付角度を修正し易いよう定盤へ溶接するだけで、支
持体に支持させた調整手段により面板の押し引き調整を
すれば、面板の定盤への取付角度の変換と、面板の一部
分の出っ張らせと引っ込めができるから、これらの操作
により面板の定盤への面板取付角度に誤差が生じたり、
面板に加工や溶接の熱による歪みが生じたりした場合、
前記角度の誤差及び面板の歪みを簡便確実に修正するこ
とができるセグメント型枠の端枠修正装置を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係るセグメント型枠の端枠修正装置は、湾
曲する定盤と側枠及び端枠で成形空間を形成させ、この
成形空間へコンクリートを充填してセグメントを形成
せるセグメント型枠において、前記端枠を面板と所要の
間隔で並ぶ複数の支持体とに分離形成して、面板はその
下端を定盤への取付角度の修正をし易いように定盤へ溶
接し、 支持体は不動の固定ができるように定盤へ溶接し
て、前記支持体には前記面板を押し引き調整する調整手
段を支持させた構成を採用することを特徴とする。
【0005】
【作用】前記構成のセグメント型枠の端枠修正装置は、
面板定盤へ取付ける際、取付角度に誤差が生じても、
この誤差が基準角度よりも大きいときは、調整手段の
操作により面板の上側を押し出せば角度は小さくなり、
基準角度よりも小さいときは、調整手段の操作により
面板の上側を引き戻せば角度は大きくなるから、この操
作により面板が基準の取付角度に修正されたとき調整手
段を止めて面板と支持板を結合する。又、面板に機械加
工や溶接時の熱によって歪みが生じて、この歪みが基準
面よりも引っ込む場合は、この引っ込む部分に対応する
か、接近する調整手段を操作して引っ込む部分を押し出
し、標準面よりも出っ張る場合は、この出っ張る部分に
対応するか、接近する調整手段を操作して出っ張る部分
を引っ込めれば、面板は歪みを修正されて基準面と一致
するようになるので、このと き調整手段を止めて面板を
支持体へ結合する。従って、この装置を用いれば、面板
が歪みもなく正しい角度で定盤ヘ取付けられた端枠を有
するセグメント型枠容易に構成することができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明に係るセグメント型枠の端枠修
正装置の実施例を図面に基づいて説明する。
【0007】図1は本発明に係る端枠修正装置を採用し
たセグメント型枠の実施例を示す縦断正面図、図2は同
端枠修正装置に用いたねじ式調整手段の実施例を示す
拡大縦断正面図、図3は同上の背面図、図4はねじ式調
整手段を複数組並設した実施例を示す拡大縦断正面図、
図5a、b、cは同上端枠修正装置に用いたカム式調整
手段の実施例を示す拡大正面図、図6は同上手段の拡大
横断平面図、図7a、b、cは同上端枠修正装置に用い
楔式調整手段の実施例を示す拡大正面図、図8は同上
手段の支持体と受面とにあけた孔の形を示す正面図、図
9は同上手段の拡大横断平面図である。尚、前記した図
面のうち図5a、b、cと、図7a、b、cは、実際に
は図2及び図4と同様に傾斜表示すべきものであるが、
構成を理解し易くするため水平に図示したものである。
【0008】図1において符号Aは、セグメント型枠を
示すもので、円弧状に湾曲する定盤1の上に、前後(前
側のものは図面には示されていない)の側枠2と、左右
の端枠3とにより平面形状が長方形の成形空間4を形成
させ、この空間4へコンクリートを充填してセグメント
(図面省略)を形成させる。
【0009】図2〜図3において符号5と符号6は、前
記した端枠2を構成する面板と支持体で、両者は従来の
端枠のように一体化されていず、面板5と所要の間隔で
並ぶ複数の支持体6とに分離形成されていて、面板5と
支持体6とは面板5の外側に支持体6が位置するように
定盤1へ取付けられる。そして、面板5の取付けは熱歪
みを起さず、定盤1への取付角度を修正し易い状態に
端のみを定盤1へ溶接して行い、支持体6の取付けは不
動の固定ができるように定盤1へ溶接して行ている。
こうすると、後記調整手段を操作したとき、面板5は固
定の下端に対してその上側を押し出し又は引っ込め調整
されるから、調整後、前記面板5の上端を縁材7へ溶接
して支持体6へ確実に固定する。
【0010】図2、図3において符号8は、下端を定盤
1へ溶接した前記面板5を押し引き調整する調整手段と
してのねじを示すもので、前記支持体6の折曲片9に
あけた孔10に挿し通して、先端を前記面板5へ螺合固
定し、後部には前記折曲片9を挟むように左右一対のナ
ット11を螺合させることにより、左側のナット11を
ゆるめて右側のナット11を締めると、ねじ10が右側
へ進んで面板5を引っ込め、反対に右側のナット11を
ゆるめて左側のナット11を締めると、ねじ10が左側
へ進んで面板5を押し出すこのため、下端を定盤1へ
溶接した面板5は押し引きによって定盤に対する角度を
変換されたり、面板の一部分を引っ込められたり、出っ
張らされりして、取付角度の誤差の修正や面板の高さ方
向及び長さ方向の歪みの修正を簡便確実に行われるもの
であって、前記折曲片9にあける孔10の数を図4に示
すように複数個に増やして、各孔10に先端を前記面板
5へ螺合固定したねじ8を挿し通して、面板5を挟むよ
うに左右一対のナット11を螺合させると、面板5の高
さ方向の歪みの修正を各調整手段が個々に行って、一層
細かくかつ正確な修正を可能にする。尚、この調整手段
においてはねじ8を支持体6の折曲片9に支持させた
が、支持体6とは別個に折曲片に相当する部材を設け、
この部材にねじ8を支持させるようにしてもよい。
【0011】図5a、b、cにおいて符号12は、前記
面板5を押し引き調整する調整手段としての板カムを示
すもので、前記支持体6へ軸13により取付けて、そ
の最大半径部が図5aに示すように上か下へ向くように
前記面板5へ付設した受板14の孔15へ係合させ、図
6に示すように前記軸13へバンドル16を掛けて板カ
ム12を図5bのように最大半径部が右側へ向くように
回動させると、受板14が右側へ移動して面板5を引
込め、図5cに示すように最大半径部が左側へ向くよう
に回動させると、受板14が左側へ移動して面板5を押
出すため、面板5は固定の下端に対してその上側を押
し引きされて、定盤1に対する取付角度 の変換及び板面
の一部分の引っ込め、出っ張らせを行われて、面板5の
取付角度の修正と面板5の歪みの修正とを行われるよう
にしたもので、このカム式の調整手段は、前記した板カ
ム12の配設方向を垂直から水平に変更するとか、前記
板カムに変えて正面カム、斜面カム、その他のカムを使
用する等の変化、変形をなし得るもので、この方式も面
板5の高さ方向に複数個を並列すれば、歪みの修正をね
じ式と同様に細かく正確に行える。
【0012】図7a、b、cにおいて符号17は、前記
面板5を押し引き調整する調整手段としての楔を示すも
ので、この楔17を挿すため前記支持体6には上下二
つの矩形の孔18を図7a、b、cに示すように左右へ
位置をずらしてあけ、面板5に付設した受板14には前
記した上下の孔18よりも狭い巾の孔18をあけて置い
て、面板5と支持体6を定盤1へ取付けたとき、支持体
6の上下の孔18と受体14の孔19とが図7aの関係
位置に保持されるようにして置いて、図7bに示すよう
に前記楔17を支持体6の下の孔18へ打込むと受体1
4が右側へ移動して面板5は固定の下端に対して上側を
っ込め、図7cに示すように楔17を上側の孔18へ
打込むと、受板14が左側へ移動して面板5の上部を押
出すため、面板5は固定の下端に対して上部を押し引
きされて、定盤1に対する取付角度の変換及び板面の一
部の引っ込め、出っ張らせを行われて、面板5の定盤1
への取付角度の修正と面板5の歪みの修正とを簡便確実
に行われるようにしたもので、この楔式の調整手段は、
前記楔の配設方向を水平から垂直に変更するとか、支持
体6と面板5への孔18と19のあけ方、その他を変
化、変形させ得るもので、この方式もまた面板5の高さ
方向に複数個を並設すれば、歪みの修正をねじ式と同様
に細かく正確に行えるものである。
【0013】前記した各実施例により面板5の定盤1に
対する取付角度の修正や歪みの修正が終了したら、調整
手段としてのねじ8、カム12、楔17等を溶接によっ
て支持体6へ固定して面板5を安定させることもできる
が、カム式及び楔式においては、支持体6と面板5が重
なる状態にあるから、両者を溶接するか、もしくはねじ
結合することにより一層安定で確実な固定ができる。し
かし、ねじ式の場合は前記面板5に受板14が付設され
ないから、面板5に図2〜図4に示すように支持体6に
重なる結合片20を取付け、この結合片20を支持枠6
へ溶接するか、ねじ結合するかして面板5の安定で確実
な固定ができるようにするものである。
【0014】
【発明の効果】前述した通り、本発明に係るセグメント
型枠の端枠修正装置は、端枠を面板と所要の間隔で並ぶ
複数の支持体とに分離形成して、面板の下端を定盤への
取付角度を修正し易いよう定盤へ溶接したから、複数の
支持体に支持される各調整手段又は一部の調整手段によ
って面板を押し引きすれば、面板の定盤への取付角度の
変更と、面板の一部分の押し出し、引っ込めとが行われ
るから、定盤への面板の取付角度に誤差が生じたり、面
に加工や溶接等の熱による歪みが生じたりした場合、
前記調整操作を行うだけで取付角度の誤差の修正や、面
板の歪みの修正を簡便確実に行うことができるもので、
しかも、この装置は、押し引き調整手段としてねじ以外
のカム、楔等を利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端枠修正装置を採用したセグメン
ト型枠の実施例を示す縦断正面図である。
【図2】図2は同上端枠修正装置に用いたねじ式調整手
段の実施例を示す拡大縦断正面図である。
【図3】同上の背面図である。
【図4】ねじ式調整手段を複数組並設した実施例を示す
拡大縦断正面図である。
【図5】a、b、cは同上端枠修正装置に用いたカム式
調整手段の実施例を示す拡大正面図である。
【図6】同上の拡大横断平面図である。
【図7】a、b、cは同上端枠修正装置に用いた楔式調
整手段の実施例を示す拡大正面図である。
【図8】同上手段の支持体と受面とにあけた孔の形を示
す正面図である。
【図9】同上手段の拡大横断平面図である。
【図10】従来のセグメント型枠の構造を示す縦断正面
図である。
【符号の説明】
A セグメント型枠 1 定盤 2 側枠 3 端枠 5 面板 6 支持体 8、12、17 調整手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−141711(JP,U) 実開 昭62−58605(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湾曲する定盤と側枠及び端枠で成形空間
    を形成させ、この成形空間へコンクリートを充填してセ
    グメントを形成させるセグメント型枠において、 前記端枠を面板と所要の間隔で並ぶ複数の支持体とに分
    離形成して、面板はその下端を定盤への取付角度を修正し易いように
    定盤へ溶接し、 支持体は不動の固定ができるように定盤へ溶接して、 前記支持体に前記面板を押し引き調整する調整手段を支
    持させたことを特徴とするセグメント型枠の端枠修正装
    置。
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